JPH061688U - 自動ドア - Google Patents
自動ドアInfo
- Publication number
- JPH061688U JPH061688U JP041228U JP4122892U JPH061688U JP H061688 U JPH061688 U JP H061688U JP 041228 U JP041228 U JP 041228U JP 4122892 U JP4122892 U JP 4122892U JP H061688 U JPH061688 U JP H061688U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- rails
- rail
- drive belt
- plane
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Landscapes
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 所定位置を走行する駆動ベルトに対して相対
位置が変動するドアとの連結を,駆動ベルト側とドア側
との双方で揺動自在に連結してドアの走行駆動をスムー
ズに行わせることのできる自動ドアを提供する。 【構成】 ドア取付け用開口の上縁に沿って直列に2本
の直線状レール3が敷設され,両レール3の同じ側の端
部が同形状に屈曲され,両レール3に沿って走行する条
体11に前記両レール3で走行自在に支持されたドア1
が連結され,条体11の走行に従ってドア1が直進走行
すると共に,レール3の屈曲部でドア平面に直角の方向
へ移動する自動ドアにおいて,前記条体11及びドア1
に対して揺動自在の接続金具16を介してドア3を条体
11に連結して構成される。よって、直進走行すると共
にドア平面に直角の方向に移動するドアの走行位置にか
かわらずスムーズに駆動力を伝達することができる。
位置が変動するドアとの連結を,駆動ベルト側とドア側
との双方で揺動自在に連結してドアの走行駆動をスムー
ズに行わせることのできる自動ドアを提供する。 【構成】 ドア取付け用開口の上縁に沿って直列に2本
の直線状レール3が敷設され,両レール3の同じ側の端
部が同形状に屈曲され,両レール3に沿って走行する条
体11に前記両レール3で走行自在に支持されたドア1
が連結され,条体11の走行に従ってドア1が直進走行
すると共に,レール3の屈曲部でドア平面に直角の方向
へ移動する自動ドアにおいて,前記条体11及びドア1
に対して揺動自在の接続金具16を介してドア3を条体
11に連結して構成される。よって、直進走行すると共
にドア平面に直角の方向に移動するドアの走行位置にか
かわらずスムーズに駆動力を伝達することができる。
Description
【0001】
本考案は,スライド開閉すると共にドア閉方向の終端位置でドア平面に直角の 方向に移動する開閉構造を有する自動ドアに関する。
【0002】
ドア取付け用開口部の上縁に沿って直列に敷設された2本のレールに沿ってド アを直進走行させると共に,ドア閉方向の終端位置でドアをドア平面に直角の方 向に屈曲移動させるよう構成されたスライドドアを,レールに沿って走行する駆 動ベルト(条体の一種)に連結して往復駆動させる場合,屈曲移動させるドアと 直線状の駆動ベルトとの相対距離が変化するため,これに対応させるべく,ドア 位置の変化にかかわらず駆動ベルトの駆動力がドアに作用するような連結構造を 用いなければならない。 上記連結構造の従来例として,図9に示すように駆動ベルト22とドア21と を垂直面内で揺動自在の連結アーム23により連結し,ドア21との接続点を揺 動自在に構成して,ドア21の水平方向の移動に対応させるようにした例がある 。 また,図10に示すように,ドア21と駆動ベルト22とを連結する連結アー ム24のドア21との接続点を長穴25に形成して,この長穴25の長さ分でド ア21の移動に対応させたものがある。
【0003】
しかしながら,図9に示す従来例構造では,ドア21の横移動に伴ってその高 さ位置が変動し,また駆動ベルト22に曲げを加えるため駆動ベルト22に負担 を与える問題点があった。 また,図10に示す従来例構造では,長穴25による移動可能距離には限度が あり,大きな移動量には対応できない。更に,長穴25と固定部との摺動摩擦が 大きいため,スムーズな移動が困難となる問題点もあった。 本考案は,上記問題点に鑑みて創案されたもので,所定位置を走行する駆動ベ ルトに対して相対位置が変動するドアとの連結を,駆動ベルト側とドア側との双 方で揺動自在に連結してドアの走行駆動をスムーズに行わせることのできる自動 ドアを提供することを目的とする。
【0004】
上記目的を達成するために本考案が採用する手段は,ドア取付け用開口の上縁 に沿って直列に2本の直線状レールが敷設され,前記両レールの同じ側の端部が 同形状に屈曲され,前記両レールに沿って走行する条体に前記両レールで走行自 在に支持されたドアが連結され,前記条体の走行に従って前記ドアが直進走行す ると共に,前記レールの屈曲部でドア平面に直角の方向へ移動する自動ドアにお いて,前記条体及びドアに対して水平面内で揺動自在の接続金具を介して前記ド アを前記条体に連結したことを特徴とする自動ドアとして構成される。
【0005】
本考案によれば,ドアを走行駆動させるための条体とドアとの間を水平面内で 揺動自在の接続金具で連結することにより,ドアがドア平面に直角の方向に移動 するとき,条体に不要な力がかからず,またドアが上下動することがなく,スム ーズに駆動力を伝達することができる。
【0006】
以下,添付図面を参照して本考案を具体化した実施例につき説明し,本考案の 理解に供する。尚,以下の実施例は本考案を具体化した一例であって,本考案の 技術的範囲を限定するものではない。 ここに,図1は本実施例に係る自動ドアの構成を示す正面図,図2はドア開閉 ユニット内のレールとドアと駆動ベルトとの位置関係を示す平面図,図3はドア 駆動装置とレールとの側面位置関係を示す側面図,図4はドア駆動金具と駆動ベ ルトとの連結部分を拡大図示する正面図(a)と側面図(b),図5は同上の平 面図,図6はドアと駆動ベルトとの連結の別実施態様を示す正面図である。 図1において,ドア1の取り付け位置の上部には,ドア1をスライド開閉させ るためのドア走行用のレール3とドア開閉駆動装置2を収容したドア開閉ユニッ ト5が設けられている。ドア1の上部左右にはドアハンガー6,7が取り付けら れており,この各ドアハンガー6,7に装着された走行輪6a,7aによってド ア1はレール3に懸架されて走行する。 レール3は図2(a)(b)に示すように,2本の直線状のレール3a,3b が直列に敷設され,各レール3a,3bの一方端はそれぞれ同一形状に屈曲形成 されている。ドア1は各レール3a,3bのそれぞれにドアハンガー6,7で懸 架されているので,図2(a)に示す開位置から直線走行して,図2(b)に示 す閉位置でドア1平面と直交する方向に屈曲移動する。 上記ドア1及びドアハンガー6,7とレール3とのドア開閉駆動ユニット5内 における側面方向の配置関係は図3に示すように構成されており,実線で示す各 構成要素の状態はドア1を開いた状態,点線で示す状態はドア1を閉じた状態を 示している。ドア1はレール3の屈曲部により本実施例の場合50mm直進状態か ら引き寄せられる。同図に示すように,レール3a,3bには案内レール18a ,18bが設けられており,各ドアハンガー6,7に装着された各案内輪6b, 7bが走行方向に案内されるため,各走行輪6a,7aは各レール3a,3b上 の所定位置をスムーズに走行することができる。
【0007】 上記のようにレール3a,3bに懸架されているドア1を自動開閉させるため に,ドア1の上部略中央位置に取り付けられた駆動用金具4をドア開閉駆動装置 2に連結してスライド駆動させる。ドア開閉駆動装置2は,図1に示すように駆 動用モータ8により回転する駆動プーリ9と,従動プーリ10との間に条体の一 種である駆動ベルト11を架設して構成されている。駆動ベルト11は図2に示 すように,各レール3a,3bに沿って走行するように配置されている。この駆 動ベルト11と前記駆動用金具4との間の連結構造を図3(a)(b)及び図4 に拡大して示す。 ドア1は図2に示したように直進走行すると共にドア平面に直交する方向にも 移動する。そのため,このドア1の走行に対応させて駆動ベルト11の懸架方向 も図2に示すようにドア開閉ユニット5内に斜め方向に設置される。従って,ド ア1を駆動する駆動ベルト11と駆動用金具4との間の水平距離・方向はドア1 の移動とともに変化するので,これに対応する連結構造で構成されている。 図4,図5に示すように駆動用金具4に固定された第1回動軸12に回動自在 に装着された第1回動リング13と,駆動ベルト11に固定された第2回動軸1 4に回動自在に装着された第2回動リング15とは,水平面内で揺動自在の連結 アーム16で連結されており,駆動ベルト11とドア1との水平距離の変化に応 じて連結アーム16が揺動し,駆動ベルト11の駆動力はスムーズに連結アーム 16からドア1に伝達される。 また,ドア1の開閉駆動スタート時に駆動ベルト11を動作させたとき,静止 状態にあるドア1に対し駆動ベルト11から駆動力を加えると,両端を第1及び 第2の回動軸12,14で支持された連結アーム16は第2の回動軸14側で駆 動ベルト11の撓みを伴う振れを生じるが,駆動用金具4に上方への延長部4a が設けられており,連結アーム16に駆動ベルト11の大きな撓みによる振れが 発生したときには連結アーム16の振れを止める振れ止めとして作用する。また ,この延長部4aと連結アーム16との間をワイヤー17で接続することにより ,連結アーム16の振れ方向が延長部4aから遠ざかる方向に移動しないよう規 制している。 また,上記振れ止め構造は,図6,7に示すように,駆動用金具4に取り付け たコの字形状の振れ止め金具19によって,連結アーム16の振れ幅を規制する こともできる。 図3に示すように,駆動用金具4はレール3bの屈曲部との接触を避けるため ,同図に示すようにコの字形に形成されているが,この駆動用金具4の形状は図 8に示すようにドア1の上部両端に跨がる台状に形成した駆動用金具4bとして ,レール3との接触を避けるように形成することもできる。
【0008】
以上の説明の通り本考案によれば,ドアを走行駆動させるための条体とドアと の間を揺動自在の接続金具で連結することにより,直進走行すると共にドア平面 に直角の方向に移動するドアの走行位置にかかわらずスムーズに駆動力を伝達す ることができるので,上下方向や平面方向に振れのない安定したドア開閉がなさ れる。
【図1】 本考案の一実施例に係る自動ドアの構成を示
す正面図。
す正面図。
【図2】 実施例に係るドアとレールと駆動ベルトとの
配置関係を示す平面図。
配置関係を示す平面図。
【図3】 実施例に係るドア開閉駆動ユニット内の構成
を示す側面図。
を示す側面図。
【図4】 実施例に係るドアと駆動ベルトとの連結部の
構成を拡大図示する正面図(a)と側面図(b)。
構成を拡大図示する正面図(a)と側面図(b)。
【図5】 実施例に係るドアと駆動ベルトとの連結部の
構成を拡大図示する平面図。
構成を拡大図示する平面図。
【図6】 振れ止め構造の実施態様を示す正面図(a)
と側面図(b)。
と側面図(b)。
【図7】 振れ止め構造の実施態様を示す平面図。
【図8】 ドアと駆動ベルトとの連結の別実施態様を示
す正面図。
す正面図。
【図9】 第1の従来例に係るドアと駆動ベルトとの連
結態様を示す模式図。
結態様を示す模式図。
【図10】 第2の従来例に係るドアと駆動ベルトとの
連結態様を示す模式図。
連結態様を示す模式図。
1──ドア 2──ドア駆動装置 3──レール 11──駆動ベルト(条体) 16──連結アーム(接続金具)
Claims (1)
- 【請求項1】 ドア取付け用開口の上縁に沿って直列に
2本の直線状レールが敷設され,前記両レールの同じ側
の端部が同形状に屈曲され,前記両レールに沿って走行
する条体に前記両レールで走行自在に支持されたドアが
連結され,前記条体の走行に従って前記ドアが直進走行
すると共に,前記レールの屈曲部でドア平面に直角の方
向へ移動する自動ドアにおいて, 前記条体及びドアに対して水平面内で揺動自在の接続金
具を介して前記ドアを前記条体に連結したことを特徴と
する自動ドア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP041228U JPH061688U (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動ドア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP041228U JPH061688U (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動ドア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH061688U true JPH061688U (ja) | 1994-01-14 |
Family
ID=12602558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP041228U Pending JPH061688U (ja) | 1992-06-16 | 1992-06-16 | 自動ドア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH061688U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951972B2 (ja) * | 1976-12-25 | 1984-12-17 | 住友電気工業株式会社 | 植物根部の観測方法 |
JPS6016683A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | 極東マツク・グレゴ−株式会社 | 隔壁扉 |
JPH02269286A (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-02 | Nippon Air Brake Co Ltd | 防音・気密自動ドア |
-
1992
- 1992-06-16 JP JP041228U patent/JPH061688U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5951972B2 (ja) * | 1976-12-25 | 1984-12-17 | 住友電気工業株式会社 | 植物根部の観測方法 |
JPS6016683A (ja) * | 1983-07-07 | 1985-01-28 | 極東マツク・グレゴ−株式会社 | 隔壁扉 |
JPH02269286A (ja) * | 1989-04-11 | 1990-11-02 | Nippon Air Brake Co Ltd | 防音・気密自動ドア |
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