JPH0616874U - 交差コイル式計器 - Google Patents

交差コイル式計器

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JPH0616874U
JPH0616874U JP5501592U JP5501592U JPH0616874U JP H0616874 U JPH0616874 U JP H0616874U JP 5501592 U JP5501592 U JP 5501592U JP 5501592 U JP5501592 U JP 5501592U JP H0616874 U JPH0616874 U JP H0616874U
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shield case
coil
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circuit
ground pattern
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孝明 新井
健司 高橋
彰雄 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 シールドケースに収納されたコイルが制御回
路が形成された回路基板と接続されてなる交差コイル式
計器に関し、シールドケースとグランドパターンとの接
続をシールドケースの磁気回路歪なしに可能とし、シー
ルドを指示誤差なしに確実に行うことを目的とする。 【構成】 指針11aが固定されたロータを内包し、外
部にコイル11cが巻回されたコイルボビン11bを収
納したシールドケース12をコイル11cに信号を供給
する回路が形成された回路基板13に取付けた際、回路
基板13のグランドパターン13bをシールドケース1
2の底面と接続する構成とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は交差コイル式計器に係り、特にシールドケースに収納されたコイルが 制御回路が形成された回路基板と接続されてなる交差コイル式計器に関する。
【0002】
【従来の技術】
交差コイル式計器は供給される信号電流に対応した磁界をコイルにより発生し 、発生磁界により指針が取付けられた永久磁石よりなる回転子を回転させて指標 を行なう構成とされている。
【0003】 図4は従来の一例の分解斜視図を示す。
【0004】 交差コイル式計器は、指針2aをロータマグネットに固定し、ロータマグネッ トの周囲にロータマグネットが回転自在となるようコイル2bが交差状に巻回さ れた計器部2を磁気シールドケース3内に収納した構成とされている。
【0005】 4は回路基板を示す。回路基板4上にはコイル2bに供給する制御回路が形成 されていて、回路基板4は接続線材2cを介してコイル2bと接続されている。
【0006】 シールドケース3は本体3aと有底円筒状をなし、その底面近傍の側面に対向 して溶接された導電性の接続片3bとよりなる。接続片3bは本体3a底面より 下方に突出していて、シールドケース3を回路基板4に組付けた際、回路基板4 に形成された穴部4aを通して、回路基板4の裏面に貫通する。シールドケース 3は回路基板4の裏面よりネジ5を穴部4cに貫通させ、コイルボビン2dと一 体に形成されたコイルボビン脚部2d−1に螺入することによりコイルボビン2 dと回路基板4とで挟持され、固定される。
【0007】 シールドケース3を接地レベルとするグランドパターン4bとシールドケース 3との接続方法を図5と共に説明する。裏面の穴部4a周囲にはグランドパター ン4bが形成されていて、穴部4aを貫通させた接続片3bの先端を折り曲げグ ランドパターン4bと半田付けすることによりシールドケース3とグランドパタ ーン4bとが接続されていた。
【0008】 図6は従来の他の一例の分解斜視図を示す。図6ではシールドケース6の本体 6aの底面を切りおこすことにより接続片6bを形成した構成とされている。回 路基板7にはこの接続片6bに対応して穴部7aが形成され、回路基板7の裏面 の穴部7aの周囲にグランドパターン7bが形成されている。
【0009】 次にグランドパターン7bと接続片6bとの接続方法について図7と共に説明 する。
【0010】 まず、ネジ5を回路基板7の裏面から穴部7cを介してシールドケース6内に 収納されたコイルボビンに螺入することにより回路基板7とシールドケース6と を固定させる。このとき、接続片6bは穴部7aを貫通して裏面より突出する。 次に接続片6bを図7に示すように折り曲げグランドパターン7bと接触させた 後、半田付けしていた。
【0011】
【考案が解決しようとする課題】
しかるに、従来の交差コイル式計器のうち、シールドケースとグランドパター ンとの接続を別部品を溶接して行なう方法ではシールドケースに別部品を溶接す る際や別部品の折り曲げの際にシールドケースにストレスが加わわり、シールド ケースが変形すると共にグランドパターンとの接合を確実とする為、ハンダ付け をする際シールドケースに熱が加わりシールドケースの材質が変化するため、シ ールドケースの磁気回路に歪みが生じ、指示誤差を生じさせていた。
【0012】 同様にシールドケースを切りおこす方法も折り曲げの際のストレスによるケー ス変形及びグランドパターンとのハンダ付けの際の熱によるシールドケースの材 質変化により磁気回路に歪みが生じ、この磁気回路の歪みにより指示誤差が生じ る等の問題点があった。
【0013】 本考案は上記の点に鑑みてなされたもので、シールドケースとグランドパター ンとの接続をシールドケースの磁気回路歪なしに可能とし、シールドを指示誤差 なしに確実に行なえる交差コイル式計器を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本考案は計器部を収納し、磁気的にシールドする有底筒状のシールドケースを 計器部に供給する駆動信号を生成する回路が形成された回路基板にシールドケー スの底面と回路基板とを対面させて、固定してなる交差コイル式計器において、 回路基板のシールドケースの底面が当接する部分に形成され、シールドケースが 圧着され、該シールドケースを接地レベルとする接地パターンを具備してなる。
【0015】
【作用】
本考案によれば回路基板のシールドケースの底面が当接する部分に接地パター ンを形成するため、シールドケースは回路基板に当接させるだけでよく、回路基 板を貫通する接続片が不要となり、溶接、折り曲げ、半田付け等の作業が不要と なる。
【0016】
【実施例】
図1は本考案の一実施例の分解斜視図を示す。
【0017】 本実施例になる交差コイル式計器は指針11aが固定された永久磁石よりなる ロータ(図示せず)を回転自在に保持するコイルボビン11b,コイルボビン1 1bに巻回されたコイル11c,コイル接続線材11d及び磁気シールドケース 12,駆動制御用回路基板13より構成されている。
【0018】 コイルボビン11bは、樹脂(例えばアセール・コポリマ)で構成され、内部 にロータ(図示せず)が収納され外部よりコイル11cが巻回される。またコイ ルボビン11bには、コイル接続線材11dが一列に保持されている。
【0019】 コイル11cは相互に交差するようコイルボビン11bに巻回され、コイル1 1cの各端部はコイル接続線材11dまで延長されその上端近傍部分に半田付け される。
【0020】 磁気シールドケース12は、高透磁率金属よりなる有底円筒状をなし、ネジ1 4を回路基板13裏面より穴部13aを介してシールドケース12内部に収納さ れたコイルボビン11bと一体に形成された脚部11eに螺入することによりコ イルボビン11bと回路基板13とで挟持され、固定される。この磁気シールド ケース12は、コイル11cにより形成される磁気回路を囲繞するよう構成され ており、外部磁界の影響を受けないよう磁気的にこの磁気回路を遮蔽する機能を 奏する。
【0021】 制御駆動回路基板13は各コイル11cに印加される電流の制御を行なう制御 駆動回路が形成されている。制御駆動回路基板13上にはコイル接続線材11d を制御駆動回路に接続するためのコネクタ15が搭載されている。コネクタ15 はコイル接続線材11dの下端部と係合して回路基板13とコイル11cとを接 続する。また、回路基板13の磁気シールドケース12との当接面にはシールド ケース12の底面に対応した円形状のグランドパターン13bが形成されていて 、図2に示すようにグランドパターン13bは回路基板13とシールドケース1 2との固定時にシールドケース12と接触してシールドケース12をグランドレ ベルとする。
【0022】 シールドケース12をグランドレベルとすることによりノイズ特性を図3(a )に示すように図3(b)のグランドレベルとしない場合に比べて小さくするこ とができる。
【0023】 このように本実施例によれば、シールドケース12を回路基板13にネジ14 を用いて取り付けるだけでシールドケース12とグランドパターン13bとを接 触させグランドレベルとすることができるため、シールドケース12に熱や折り 曲げ等の加工が不要となり、シールドケース12に変形や熱による材質変化が生 じにくく、従って、シールドケース12による磁気回路に歪みが生じなくなるた め、シールドケース12の磁気回路の歪による指示誤差の発生を防止できる。 また、シールドケース12に溶接、折り曲げ、ハンダ付け等の作業が不要となり 作業性を向上させることができる。
【0024】
【考案の効果】
上述の如く、本考案によれば、シールドケースに溶接、折り曲げ等を行なわず にグランドパターン13bとの接続が可能となり溶接、折り曲げの際のケース変 形による磁気回路の歪み、及び熱による材質変化での磁気回路の歪みを解消する ことが出来るため、ラジオノイズの侵入を確実に防止できると共に磁気回路の歪 みによる指示誤差を低減できる。また、別部品のシールドケースへの溶接や折り 曲げ、シールドケースとグランドパターンとのハンダ付け作業等が不要となるた め、作業性を向上させることができる等の特長を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例の分解斜視図である。
【図2】本考案の一実施例の要部断面図である。
【図3】本考案の一実施例のラジオノイズの特性図であ
る。
【図4】従来の一例の分解斜視図である。
【図5】従来の一例の要部断面図である。
【図6】従来の他の一例の分解斜視図である。
【図7】従来の他の一例の要部断面図である。
【符号の説明】
11a 指針 11b コイルボビン 11c コイル 11d 接続線材 11e 脚部 12 シールドケース 13 回路基板 13a 穴部 13b グランドパターン 14 ネジ 15 コネクタ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計器部を収納し磁気的にシールドする有
    底筒状のシールドケースを該計器部に供給する駆動信号
    を生成する回路が形成された回路基板に該シールドケー
    スの底面と該回路基板とを対面させて、固定してなる交
    差コイル式計器において、 該回路基板の該シールドケースの底面が当接する部分に
    形成され、該シールドケースと接して該シールドケース
    を接地レベルとする接地パターンを具備してなる交差コ
    イル式計器。
JP1992055015U 1992-08-05 1992-08-05 交差コイル式計器 Expired - Fee Related JP2567082Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012168016A (ja) * 2011-02-14 2012-09-06 Nidec Sankyo Corp 磁気センサユニットおよびエンコーダ付きモータ

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0418492U (ja) * 1990-06-06 1992-02-17

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JPH0418492U (ja) * 1990-06-06 1992-02-17

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JP2567082Y2 (ja) 1998-03-30

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