JPH0616862A - ポリエチレン微多孔膜 - Google Patents

ポリエチレン微多孔膜

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JPH0616862A
JPH0616862A JP12476892A JP12476892A JPH0616862A JP H0616862 A JPH0616862 A JP H0616862A JP 12476892 A JP12476892 A JP 12476892A JP 12476892 A JP12476892 A JP 12476892A JP H0616862 A JPH0616862 A JP H0616862A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 極薄及び高強度の超高分子量ポリエチレン微
多孔膜を提供する。 【構成】 重量平均分子量が5×105 以上のポリエチ
レンからなり、厚さが10μm以下、破断強度が200
kg/cm2 以上、空孔率が30%以上であるポリエチ
レン微多孔膜。従来の方法では得ることができなかった
優れた特性を有するポリエチレン微多孔膜を特定の製造
法により初めて提供することができた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、極薄および高強度の超
高分子量ポリエチレン微多孔膜に関するものである。
【0002】
【従来の技術】多孔性物は、電池用セパレーター、電解
コンデンサー用隔膜、各種フィルター、透湿防水衣料の
各種用途に用いられているが、最近、機器の小型軽量化
および性能向上をはかるために、より薄く強度の大きい
ものが要求されている。
【0003】従来、ポリオレフィン多孔性物の製造方法
としては、例えば異種ポリマーまたは微粉体からなる成
形剤をポリオレフィンに混合してミクロ分散させた後、
孔形成剤を抽出する混合抽出法、ポリオレフィンを溶媒
でミクロ相分離することにより多孔構造とする相分離
法、異種固体がミクロ分散しているポリオレフィン成形
体に延伸などの歪を与えることにより異種固体間を界面
破壊して空孔を生じさせ多孔化する延伸法などがある。
しかし、これらの方法では通常分子量が50万未満のポ
リオレフィンが用いられているため延伸による極薄膜化
およびその高強度化には限界があった。また、フィルム
の高強度および高弾性が期待される超高分子量ポリオレ
フィンは、通常の分子量を有するポリオレフィンに比べ
て分子鎖のからみが著しくフィルムへの延伸加工が不良
であった。この加工性を改良するものとして、例えば超
高分子量のポリエチレンを非揮発性溶剤に溶解し、この
溶液から繊維またはフィルムなどのゲルを成形し、この
溶剤を含むゲルまたは溶剤を揮発性溶剤で抽出した乾燥
ゲルを加熱延伸する方法(特開昭58−5228号公
報)が知られている。しかしながら、非揮発性溶剤で高
度に膨潤した多孔性網状組織を有するゲルは、2方向に
延伸すると高配向の延伸ができず網状組織の拡大により
破断し易く、得られるフィルムは強度が小さくまた形成
される孔径が大きくなるという欠点がある。一方、非揮
発性溶媒を揮発性溶剤で抽出した後に乾燥したゲルは網
状組織が収縮緻密化するが、揮発性溶剤の不均一な蒸発
によりフィルム原反にたわみが発生し易く、また収縮緻
密化により高倍率の延伸ができないという欠点がある。
【0004】本発明は、従来知られているポリエチレン
微多孔性膜およびその製造方法におけるこのような欠点
を改良する目的でなされたものであって、本発明のポリ
エチレン微多孔膜は、重量平均分子量が5×105 以上
のポリエチレンからなり、厚さが0.1〜10μm、好
ましくは0.3〜6μm、破断強度が200kg/cm
2 以上、空孔率が30〜95%、好ましくは50〜90
%であるポリエチレン微多孔膜である。
【0005】次に、本発明のポリエチレン微多孔膜を製
造する方法について説明する。本発明において用いられ
るポリエチレンは、超高分子量の結晶性ポリエチレンで
あって、エチレンの単独重合体またはエクレンと10モ
ル%以下のα−オレフィンとの共重合体であってもよい
が、重量平均分子量が5×105 〜15×10 6 である
ことが必要で、好ましくは7×105 〜15×106
特に1×106〜10×106 が好ましい。重量平均分
子量が5×105 未満のポリエチレンでは、本発明の方
法においても極薄で高強度の微多孔膜が得られない。
【0006】本発明において原料となるポリエチレン溶
液は、上記の重量平均分子量5×105 以上のポリエチ
レンを溶媒中で加熱溶解して調製する。この溶媒として
は、該ポリエチレンを十分に溶解できるものであれば特
に限定されない。例えば、ノナン、デカン、ウンデカ
ン、ドデカン、デカリン、パラフィン油などの脂肪族ま
たは環式の炭化水素あるいは沸点がこれらに対応する鉱
油留分などがあげられるが、残留溶媒量が安定なゲル状
シートを得るためにはパラフィン油のような不揮発性の
溶媒が好ましい。加熱溶解は、該ポリエチレンが溶媒中
で完全に溶解する温度で攪拌しながら行う。その温度は
使用される溶媒により異なるが一般には140〜250
℃の範囲である。また、ポリエチレン溶液の濃度は1〜
10重量%が好ましい。なお、加熱溶解にあたってはポ
リエチレンの酸化劣化を防止するために酸化防止剤を添
加することが好ましい。
【0007】次に、このポリエチレン加熱溶液を適宜選
択されたダイスからシート状に押出し、あるいは支持体
上に流延し、水浴、空気浴、溶剤などでゲル化温度以
下、好ましくは15〜25℃の温度に少くとも50℃/
分の速度で冷却してゲル状化する。ゲル状シートの厚さ
は通常0.1〜5mm程度に成形される。このゲル状シ
ートは、ポリエチレン溶解時の溶媒で膨潤されたもので
脱溶媒処理が必要である。
【0008】脱溶媒処理は、ゲル状シートを易揮発性溶
剤に浸漬し抽出して乾燥する方法、圧縮する方法、加熱
する方法またはこれらの組合せによる方法などがあげら
れるが、ゲル状シートの構造を著しく変化させることな
く溶媒を除去できる易揮発性溶剤による抽出除去が好ま
しい。この易揮発性溶剤としては、ペンタン、ヘキサ
ン、ヘプタン、などの炭化水素、塩化メチレン、四塩化
炭素などの塩素炭化水素、三フッ化エタンなどのフッ化
炭化水素、ジエチルエーテル、ジオキサンなどのエーテ
ル類、その他メタノール、エタノール、プロパノールな
どのアルコール類などがあげられる。これらの溶剤はポ
リエチレンの溶解に用いた溶媒により適宜選択し、単独
もしくは混合して用いられる。
【0009】また、ゲル状シートからの脱溶媒量は、ゲ
ル状シート中の溶媒量を10〜80重量%、好ましくは
40〜80重量%にすることが必要である。ゲル状シー
ト中の溶媒量が10重量%未満ではゲル状シート中の網
状組織が縮少して緻密化が進み過ぎて高倍率の延伸がで
きず極薄高強度の膜が得られない。一方、溶媒量が80
重量%を越えるとゲル状シートは高度に膨潤されるため
高配向の延伸ができず破断が起きやすく得られる微多孔
膜の強度が小さく平均孔径も大きくなるために好ましく
ない。なお、ゲル状シート中の溶媒量は、ゲル状シート
に対する易揮発性抽出溶剤の接触量や圧縮時の圧力など
によって調節することができる。
【0010】また、ゲル状シートの易揮発性溶剤による
脱溶媒処理では、ゲル状シート中に置換された易揮発性
溶剤の蒸発に伴ないゲル状シートが3軸方向への収縮や
たわみを生ずるために、これを防止し、均一で高倍率の
延伸を可能とする平滑で二軸(縦,横)方向に収縮の小
さい原反を得るため、ゲル状シートを厚さ方向に選択的
に収縮することが好ましい。その収縮率は、厚さ方向に
50%以上、好ましくは70%以上で、また2軸方向に
は20%以下であることが好ましい。ゲル状シートの厚
さ方向への選択的な収縮は、例えばゲル状シートを平滑
な支持体へ密着、2軸方向からの把持あるいは多孔質板
で挟むなどの状態で易揮発性溶剤を蒸発させる方法があ
げられる。
【0011】延伸は、脱溶媒処理されたゲル状シートの
原反を加熱し、通常のテンター法、ロール法、圧延法も
しくはこれらの方法の組合せによって所定の倍率で2軸
延伸する。2軸延伸は、同時または逐次のどちらであっ
てもよい。
【0012】加熱温度は、原反のポリエチレン結晶分散
温度から結晶融点までの範囲が好ましい。具体的には9
0〜140℃の範囲で、さらには110〜130℃の範
囲が好ましい。加熱温度が結晶分散温度未満では、樹脂
の軟化が不十分で延伸において破膜し易く高倍率の延伸
ができない。一方結晶融点を越える場合には、樹脂の過
度の溶融により延伸ができない。また、延伸倍率は、原
反の厚さによって異なるが、1軸方向で少くとも2倍以
上、好ましくは5倍以上、面倍率で10倍以上、好まし
くは25倍以上である。面倍率が10倍未満では高強度
で空孔率の大きい薄膜が得られないために好ましくな
い。
【0013】延伸後の微多孔膜は、前記の易揮発性溶剤
に浸漬して残留する溶媒を抽出除去した後溶剤を蒸発し
て乾燥する。溶媒の抽出は、微多孔膜中の溶媒を1重量
%未満に迄除去することが必要である。
【0014】本発明は、以上のように構成したもので、
得られるポリエチレン微多孔膜は、厚さが0.1〜10
μm、破断強度が200kg/cm2 以上、水銀ポロシ
メーターにより測定した空孔率が30〜95%、平均孔
径が0.1〜4μm、粒子透過法により測定した貫通孔
径が0.001〜0.5μm、好ましくは0.005〜
0.1μmのものであり、従来の方法では得ることので
きなかった極薄高強度の微多孔孔を有するものである。
【0015】
【実施例】以下に、本発明の実施例を示す。なお、実施
例における試験方法は次の通りである。 (1)フィルムの厚さ:膜断面を走査型電子顕微鏡によ
り測定。 (2)破断強度:ASTM D882準拠。 (3)破断伸度:ASTM D882準拠。 (4)空孔率、平均孔径:水銀ポロシメーターにより測
定。 (5)引張弾性率:ASTM D882準拠。 (6)平均貫通孔径(粒子透過法): 大きさの均一な径が既知のポリスチレンラテックス微粒
子の水分散液を用いて圧力1kg/cm2 で膜透過試験
を行いろ液への微粒子の漏れを検査することに孔径を求
めた。ろ液の検査は、微粒子を捕捉できるチェック用膜
でろ液を再ろ過し、この膜の表面を走査型電子顕微鏡で
観察し、微粒子の漏れを判定した。
【0016】ポリスチレンラテックス微粒子が透過し得
ないほど微細な貫通孔の孔径は、分子量既知の水溶性線
状高分子デキストランおよびポリエチレングリコールの
0.3重量%水溶液を用いて圧力1kg/cm2 で膜透
過試験を行い、50%の透過率を示す分子量の値から換
算した。すなわち、溶液状態にある線状高分子は球状の
糸まり状でその直径dは分子鎖の両末端2乗平均距離<
2 >に対して、近似的に(d/2)2 =<r2 >の関
係にあると考えてよい。高分子溶液における粘性と分子
鎖の広がりに関する Floryの理論によると、高分子の種
類に無関係に 〔η〕M=2.1×1021<r2 3/2 が成立するので固有粘度〔η〕の測定値と公称分子量M
からdを算出することができる。
【0017】実施例1 重量平均分子量(Mw)2×106 のポリエチレン4.
0重量%を含む流動パラフィン(64cst/40℃)
混合液100重量部に2,6−ジ−t−ブチル−p−ク
レゾール0.125重量部とテトラキス〔メチレン−3
−(3,5−ジ−t−ブチル−4−ヒドロキシフェニ
ル)−プロピオネート〕メタン0.25重量部との酸化
防止剤を加えて混合した。この混合液を攪拌機付のオー
トクレーブに充填し、200℃迄加熱して90分間攪拌
して均一な溶液を得た。この溶液を加熱した金型に充填
し、15℃迄急冷して厚さ2mmのゲル状シートを成形
した。このゲル状シートを塩化メチレン250ml中に
60分間浸漬した後、平滑板にはり付けた状態で塩化メ
チレンを蒸発乾燥し、流動パラフィン量が62.2重量
%、厚さ方向への収縮率が81.2%の原反シートを得
た。得られた原反シートを9×9cmに切断し、2軸延
伸機にセットし、温度125℃、速度30cm/分、倍
率10×10の条件で同時2軸延伸を行った。得られた
延伸膜を塩化メチレンで洗浄して残留する流動パラフィ
ンを抽出除去した後、乾燥してポリエチレン微多孔膜を
得た。その特性を表−1に示した。
【0018】実施例2〜6 実施例1において成形したゲル状シートを表−1に示す
各条件で製膜した以外は実施例1と同様にしてポリエチ
レン微多孔膜を得た。この特性を表−1に併記した。
【0019】実施例7 実施例1において、厚さ1mmの成形金型を用いて厚さ
1mmのゲル状シートを成形した以外は実施例1と同様
にしてポリエチレン微多孔膜を得た。この特性を表−1
に併記した。
【0020】実施例8,9 実施例1において成形したゲル状シートをロール圧延し
て流動パラフィンを部分的に除去した後、さらに塩化メ
チレンに浸漬して脱溶媒処理を行い、表−1の条件で延
伸した以外は実施例1と同様にしてポリエチレン微多孔
膜を得た。この特性を表−1に併記した。
【0021】実施例10 実施例1において、ポリエチレン溶液の濃度を2.0重
量%とし、表−1の条件で製膜を行った以外は実施例1
と同様にしてポリエチレン微多孔膜を得た。この特性を
表−1に併記した。
【0022】実施例11,12 実施例1において成形したゲル状シートを表−1に示す
各条件で逐次延伸した以外は実施例1と同様にしてポリ
エチレン微多孔膜を得た。この特性を表−1に併記し
た。
【0023】比較例1,2 実施例1において成形したゲル状シート中の流動パラフ
ィン量を、それぞれ8.1重量%および87.0重量%
とし、表−1の条件で製膜した以外は実施例1と同様に
してポリエチレン微多孔膜を得た。この特性を表−1に
併記した。
【0024】比較例3 実施例1において用いた超高分子量ポリエチレンに代
り、通常分子量(MW13.5×104 )のポリエチレ
ンの濃度16重量%流動パラフィン溶液を用いて実施例
1と同様にゲル状シートを成形し、表−1に示す条件で
製膜を行ったが、高倍率の延伸では破膜するため極薄微
多孔膜を得ることができなかった。
【0025】実施例13,14 実施例1で用いた重量平均分子量(Mw)2×106
ポリエチレン4.0重量%の代りに、重量平均分子量
(Mw)7.8×105 のポリエチレン9.0重量%
(実施例13)及び重量平均分子量(Mw)1.2×
106 のポリエチレン6.0重量%(実施例14)を用
いた以外は実施例1と同様にして流動パラフィン量が
60.8重量%及び58.0重量%で厚さ方向への収
縮率が83.5%及び86.2%の原反シートを得
た。得られた原反シートを、倍率10×10を倍率5
×5及び倍率7×7とした以外は実施例1と同様に処
理してポリエチレン微多孔膜を得た。その特性を下記の
表1に示した。
【0026】
【表1】
【0027】
【表2】
【0028】
【発明の効果】本発明の微多孔膜は、従来の方法では得
ることのできなかった極薄高強度の微多孔を有するもの
であり、その極薄高強度の微多孔性により各種の用途、
例えば電池セパレーター、電解コンデンサー用隔膜、各
種フィルター、透湿防水衣料用多孔質膜などに好適で、
その小型軽量化や性能向上をはかるものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田渕 丈一 埼玉県入間郡大井町大字亀久保1902番地の 5

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 重量平均分子量が5×105 以上のポリ
    エチレンからなり、厚さが10μm以下、破断強度が2
    00kg/cm2 以上、空孔率が30%以上であるポリ
    エチレン微多孔膜。
JP4124768A 1992-05-18 1992-05-18 ポリエチレン微多孔膜 Expired - Lifetime JPH0653826B2 (ja)

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