JPH06168504A - ビデオカセットレコーダのテープ速度制御装置及びその方法 - Google Patents
ビデオカセットレコーダのテープ速度制御装置及びその方法Info
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- JPH06168504A JPH06168504A JP4002425A JP242592A JPH06168504A JP H06168504 A JPH06168504 A JP H06168504A JP 4002425 A JP4002425 A JP 4002425A JP 242592 A JP242592 A JP 242592A JP H06168504 A JPH06168504 A JP H06168504A
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- G11B15/02—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
- G11B15/05—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container
- G11B15/087—Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing by sensing features present on or derived from record carrier or container by sensing recorded signals
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- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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- G11B15/18—Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
- G11B15/46—Controlling, regulating, or indicating speed
- G11B15/467—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven
- G11B15/4673—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating
- G11B15/4675—Controlling, regulating, or indicating speed in arrangements for recording or reproducing wherein both record carriers and heads are driven by controlling the speed of the tape while the head is rotating with provision for information tracking
Abstract
(57)【要約】
【目的】 VCRのスロー再生時テープの再生速度制御
装置及びその方法を提供する。 【構成】 制御ヘッドと、キャプスタンモータと、キャ
プスタン周波数発生器と、制御パルスと設定値と互いに
比較してテープの録画速度と再生速度が一致しない場
合、その再生速度を変更する指令を前記キャプスタンモ
ータ駆動器で指令する指令手段とを備える。また、現在
の再生速度モードを判断する過程と、パルス数をカウン
ティングする過程と、キャプスタン周波数パルス数を現
在の再生速度モードに対する設定値と比較する過程と、
前記キャプスタン周波数パルス数が前記再生モードの設
定値と等しい時現在の再生モードを維持し、異なる時は
再生速度を変更する過程とを備える。 【効果】 スロー再生中にもテープの速度を容易に判別
し、再生速度をテープの録画速度に合わせて変更できて
常に鮮明な画面が視聴できる。
装置及びその方法を提供する。 【構成】 制御ヘッドと、キャプスタンモータと、キャ
プスタン周波数発生器と、制御パルスと設定値と互いに
比較してテープの録画速度と再生速度が一致しない場
合、その再生速度を変更する指令を前記キャプスタンモ
ータ駆動器で指令する指令手段とを備える。また、現在
の再生速度モードを判断する過程と、パルス数をカウン
ティングする過程と、キャプスタン周波数パルス数を現
在の再生速度モードに対する設定値と比較する過程と、
前記キャプスタン周波数パルス数が前記再生モードの設
定値と等しい時現在の再生モードを維持し、異なる時は
再生速度を変更する過程とを備える。 【効果】 スロー再生中にもテープの速度を容易に判別
し、再生速度をテープの録画速度に合わせて変更できて
常に鮮明な画面が視聴できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はビデオカセットレコーダ
のテープ速度制御装置及びその方法に係り、特に複数の
再生速度モードを有し、間差スロー再生が可能なビデオ
カセットレコーダのテープ速度制御装置及びその方法に
関するものである。
のテープ速度制御装置及びその方法に係り、特に複数の
再生速度モードを有し、間差スロー再生が可能なビデオ
カセットレコーダのテープ速度制御装置及びその方法に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、間差スロー方式を採用したビデ
オカセットレコーダ(以下、VCRと称する)のスロー
再生中、録画時のテープ速度と異なる速度で再生される
場合に、再生されるビデオ信号の崩れ現象が発生する。
これは録画時のテープ速度に応じた再生がなされず異な
る速度で再生される場合には、同期がとれないため発生
する問題点であり、従来はテープ速度が変わる場合に再
生速度の判別が不可能だったからである。
オカセットレコーダ(以下、VCRと称する)のスロー
再生中、録画時のテープ速度と異なる速度で再生される
場合に、再生されるビデオ信号の崩れ現象が発生する。
これは録画時のテープ速度に応じた再生がなされず異な
る速度で再生される場合には、同期がとれないため発生
する問題点であり、従来はテープ速度が変わる場合に再
生速度の判別が不可能だったからである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述した問
題点を解決するために提案されたもので、本発明の目的
はスロー再生時にVCRのテープ再生速度を判別し、録
画時のテープ速度の変化に応じてテープ再生速度を変更
するビデオカセットレコーダのテープ速度制御装置及び
その方法を提供することである。
題点を解決するために提案されたもので、本発明の目的
はスロー再生時にVCRのテープ再生速度を判別し、録
画時のテープ速度の変化に応じてテープ再生速度を変更
するビデオカセットレコーダのテープ速度制御装置及び
その方法を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のビデオカセットレコーダのテープ速度
制御装置は、複数の再生速度モードを有し、間差スロー
再生が可能なビデオカセットレコーダのテープ速度制御
装置であって、ビデオテープのコントロールトラックか
ら制御パルスを再生する制御ヘッドと、キャプスタンモ
ータ駆動器の駆動信号に応じて前記ビデオテープを移送
するキャプスタンモータと、前記キャプスタンモータの
回転時に、テープの走行速度に対応して周波数パルスを
発生するキャプスタン周波数発生器と、前記制御パルス
と前記キャプスタン周波数パルスとを受けて設定値と比
較し、テープの録画速度と再生速度とが一致しない場合
に再生速度の変更を前記キャプスタンモータ駆動器に指
令する指令手段とを備える。
ために、本発明のビデオカセットレコーダのテープ速度
制御装置は、複数の再生速度モードを有し、間差スロー
再生が可能なビデオカセットレコーダのテープ速度制御
装置であって、ビデオテープのコントロールトラックか
ら制御パルスを再生する制御ヘッドと、キャプスタンモ
ータ駆動器の駆動信号に応じて前記ビデオテープを移送
するキャプスタンモータと、前記キャプスタンモータの
回転時に、テープの走行速度に対応して周波数パルスを
発生するキャプスタン周波数発生器と、前記制御パルス
と前記キャプスタン周波数パルスとを受けて設定値と比
較し、テープの録画速度と再生速度とが一致しない場合
に再生速度の変更を前記キャプスタンモータ駆動器に指
令する指令手段とを備える。
【0005】ここで、前記指令手段は、再生速度とテー
プの録画モードとを比較し、テープの録画モードに一致
するテープの再生速度データ及び制御信号を生成するマ
イクロコンピュータと、前記制御パルスと前記キャプス
タン周波数パルスをマイクロコンピュータに供給し、前
記マイクロコンピュータからテープの再生速度データを
受けて前記キャプスタンモータ駆動器に速度指令信号を
供給するサーボ機構とを備える。
プの録画モードとを比較し、テープの録画モードに一致
するテープの再生速度データ及び制御信号を生成するマ
イクロコンピュータと、前記制御パルスと前記キャプス
タン周波数パルスをマイクロコンピュータに供給し、前
記マイクロコンピュータからテープの再生速度データを
受けて前記キャプスタンモータ駆動器に速度指令信号を
供給するサーボ機構とを備える。
【0006】又、本発明のビデオカセットレコーダのテ
ープ速度制御方法は、複数の再生速度モードを有し、間
差スロー再生が可能なビデオカセットレコーダのテープ
速度制御方法であって、制御パルスとキャプスタン周波
数パルスとを受けてビデオテープの現在の再生速度モー
ドを判断する過程と、キャプスタン周波数パルスの数を
カウンティングする過程と、カウンティングされたキャ
プスタン周波数パルス数を現在の再生速度モードに対す
る設定値と比較する過程と、前記キャプスタン周波数パ
ルス数が前記再生モードの設定値と等しい時現在の再生
モードを維持し、異なる時には再生速度を変更する過程
とを備える。
ープ速度制御方法は、複数の再生速度モードを有し、間
差スロー再生が可能なビデオカセットレコーダのテープ
速度制御方法であって、制御パルスとキャプスタン周波
数パルスとを受けてビデオテープの現在の再生速度モー
ドを判断する過程と、キャプスタン周波数パルスの数を
カウンティングする過程と、カウンティングされたキャ
プスタン周波数パルス数を現在の再生速度モードに対す
る設定値と比較する過程と、前記キャプスタン周波数パ
ルス数が前記再生モードの設定値と等しい時現在の再生
モードを維持し、異なる時には再生速度を変更する過程
とを備える。
【0007】ここで、前記再生速度のモードはSP,E
P,SLPのうちいずれか1つである。また、前記ビデ
オテープの録画モードがSP,LP,SLPの時そのキ
ャプスタン周波数パルス数はそれぞれ36,18,12
個である。
P,SLPのうちいずれか1つである。また、前記ビデ
オテープの録画モードがSP,LP,SLPの時そのキ
ャプスタン周波数パルス数はそれぞれ36,18,12
個である。
【0008】
【実施例】まず、本発明によるテープ速度制御装置及び
方法に対して詳述する前に、本発明が適用されるVCR
の間差スロー再生動作について添付した図面に基づいて
説明する。VCRの間差スロー再生というのは“再生→
静止→再生→静止→”の動作を連続的に行うことにより
正常再生速度より遅い速度で再生することを言う。
方法に対して詳述する前に、本発明が適用されるVCR
の間差スロー再生動作について添付した図面に基づいて
説明する。VCRの間差スロー再生というのは“再生→
静止→再生→静止→”の動作を連続的に行うことにより
正常再生速度より遅い速度で再生することを言う。
【0009】図3によれば、(a)はヘッドスイッチン
グ信号の波形図、(b)は制御パルスの波形図、(c)
はキャプスタンモータ駆動信号の波形図、(d)はキャ
プスタンモータの回転方向(順方向/逆方向)を示す波
形図、(e)は実際のキャプスタンモータの回転方向を
示した図面、及び(f)は間差スロー再生の動作区分を
示した図面である。ヘッドスイッチング信号のA区間で
再生モードを行い、B区間で静止モードを行い、C区間
で再び再生モードを行い、D区間で静止モードを行う等
のように“再生モード”と“静止モード”とを連続的に
行っている。ヘッドスイッチング信号(a)の1周期に
1フレーム(TV上の画面1枚)の画面が構成されるの
で、本実施例においては1枚の再生画面と4枚の静止画
面を連続ディスプレイしてノーマル再生速度の1/5速
度でスローが再生がなされる。
グ信号の波形図、(b)は制御パルスの波形図、(c)
はキャプスタンモータ駆動信号の波形図、(d)はキャ
プスタンモータの回転方向(順方向/逆方向)を示す波
形図、(e)は実際のキャプスタンモータの回転方向を
示した図面、及び(f)は間差スロー再生の動作区分を
示した図面である。ヘッドスイッチング信号のA区間で
再生モードを行い、B区間で静止モードを行い、C区間
で再び再生モードを行い、D区間で静止モードを行う等
のように“再生モード”と“静止モード”とを連続的に
行っている。ヘッドスイッチング信号(a)の1周期に
1フレーム(TV上の画面1枚)の画面が構成されるの
で、本実施例においては1枚の再生画面と4枚の静止画
面を連続ディスプレイしてノーマル再生速度の1/5速
度でスローが再生がなされる。
【0010】図4は図3に示したA区間での(a)
(b)(c)及び(d)波形を拡大して示したタイミン
グ図である。図4において、ヘッドスイッチング信号
(a)の上昇エッジR1は再生動作の開始を示し、次の
上昇エッジR2は静止動作の開始を示している。キャプ
スタンモータ駆動信号(c)のC1区間(モータ加速区
間)はキャプスタンモータの加速区間を示し、これによ
り実際のテープの進行はヘッドスイッチング信号(a)
のR1地点で行われる。C2区間(再生区間)は再生中
の制御区間を示し、C3区間(モータブレーキ区間)は
キャプスタンモータの強制停止区間を示し、実際のテー
プの停止はヘッドスイッチング信号(a)のR2地点で
行われる。このC1,C2及びC3区間によりキャプス
タンモータを制御駆動することにより、ヘッドスイッチ
ング信号(a)のR1とR2との間の区間で再生がなさ
れる。
(b)(c)及び(d)波形を拡大して示したタイミン
グ図である。図4において、ヘッドスイッチング信号
(a)の上昇エッジR1は再生動作の開始を示し、次の
上昇エッジR2は静止動作の開始を示している。キャプ
スタンモータ駆動信号(c)のC1区間(モータ加速区
間)はキャプスタンモータの加速区間を示し、これによ
り実際のテープの進行はヘッドスイッチング信号(a)
のR1地点で行われる。C2区間(再生区間)は再生中
の制御区間を示し、C3区間(モータブレーキ区間)は
キャプスタンモータの強制停止区間を示し、実際のテー
プの停止はヘッドスイッチング信号(a)のR2地点で
行われる。このC1,C2及びC3区間によりキャプス
タンモータを制御駆動することにより、ヘッドスイッチ
ング信号(a)のR1とR2との間の区間で再生がなさ
れる。
【0011】一方、図4で制御パルス(b)のB2区間
は、制御パルスが入力された後テープが停止する時まで
の時間を指し、テープの速度によりこの区間B2の間隔
が変わる。なぜならば、一定時間の間テープの信号量
は、テープの記録モード(SP;通常記録,LP;長時
間記録,SLP;超長時間記録)別の録画速度に応じて
SP>LP>SLPの関係を有すからである。これによ
り、現在テープの再生速度がSPに該当する速度である
反面で、テープに録画された録画速度がSLPに該当す
る速度であれば、図4のB2に該当する時間が互いに一
致しなくなるので同期が崩れることになる。ここで、前
記B2区間は設計条件によりテープ録画速度別に異なる
ことになる。図4の(a)に示したA区間の間に発生す
るキャプスタン周波数パルス数は、テープの録画速度と
再生速度とが同一な場合は下記の表1のようにテープの
録画モードに応じて一定に発生する。
は、制御パルスが入力された後テープが停止する時まで
の時間を指し、テープの速度によりこの区間B2の間隔
が変わる。なぜならば、一定時間の間テープの信号量
は、テープの記録モード(SP;通常記録,LP;長時
間記録,SLP;超長時間記録)別の録画速度に応じて
SP>LP>SLPの関係を有すからである。これによ
り、現在テープの再生速度がSPに該当する速度である
反面で、テープに録画された録画速度がSLPに該当す
る速度であれば、図4のB2に該当する時間が互いに一
致しなくなるので同期が崩れることになる。ここで、前
記B2区間は設計条件によりテープ録画速度別に異なる
ことになる。図4の(a)に示したA区間の間に発生す
るキャプスタン周波数パルス数は、テープの録画速度と
再生速度とが同一な場合は下記の表1のようにテープの
録画モードに応じて一定に発生する。
【0012】
【表1】
【0013】ところで、再生速度とテープの録画速度と
が異なる場合としては、下記の表2と表3に示したよう
に再生速度とテープの録画速度とをモード別に組み合せ
ることができる。まず、再生速度がテープの録画速度よ
り速い場合には、下記の表2のようなテープ再生速度と
録画速度との組み合わせがなされる。
が異なる場合としては、下記の表2と表3に示したよう
に再生速度とテープの録画速度とをモード別に組み合せ
ることができる。まず、再生速度がテープの録画速度よ
り速い場合には、下記の表2のようなテープ再生速度と
録画速度との組み合わせがなされる。
【0014】
【表2】
【0015】表2から分かるように、テープの再生速度
が録画速度より速いので、再生時にかかる図4(b)の
B2時間はテープの録画速度に相応して実際に要求され
る時間より長くかかるので、再生区間で図4(a)のA
と表示された1区間より多くのテープの進行がなされ
る。従って、キャプスタン周波数パルス数が不定になっ
て同期が崩れることになる。
が録画速度より速いので、再生時にかかる図4(b)の
B2時間はテープの録画速度に相応して実際に要求され
る時間より長くかかるので、再生区間で図4(a)のA
と表示された1区間より多くのテープの進行がなされ
る。従って、キャプスタン周波数パルス数が不定になっ
て同期が崩れることになる。
【0016】次いで、再生速度がテープの録画速度より
遅い場合は、下記の表3のようなテープ再生速度と録画
速度との組み合わせがなされる。
遅い場合は、下記の表3のようなテープ再生速度と録画
速度との組み合わせがなされる。
【0017】
【表3】
【0018】表3から分かるように、テープの再生速度
が録画速度より遅いので、再生時にかかる図4(b)の
B2時間はテープの録画速度に応じて実際に要求される
時間より短くなるので、次の過程の再生モード信号時図
4(b)のB1区間が長くかかることによって、図4
(b)のB1区間+B2区間は一定になる。これによ
り、キャプスタン周波数パルス数は表1に示した通り得
られる。
が録画速度より遅いので、再生時にかかる図4(b)の
B2時間はテープの録画速度に応じて実際に要求される
時間より短くなるので、次の過程の再生モード信号時図
4(b)のB1区間が長くかかることによって、図4
(b)のB1区間+B2区間は一定になる。これによ
り、キャプスタン周波数パルス数は表1に示した通り得
られる。
【0019】結局、テープの再生速度が録画速度より速
い場合は必ず周期が崩れることになる。以上VCRの間
差スロー再生動作に対して説明して来たが、以下本発明
を図1及び図2に基づいて詳細に説明する。図1は本発
明によるVCRの間差スロー再生時のテープ速度制御装
置を示したブロック図である。
い場合は必ず周期が崩れることになる。以上VCRの間
差スロー再生動作に対して説明して来たが、以下本発明
を図1及び図2に基づいて詳細に説明する。図1は本発
明によるVCRの間差スロー再生時のテープ速度制御装
置を示したブロック図である。
【0020】図1によれば、制御ヘッド1によりビデオ
テープ(図示せず)から得られた制御パルスはサーボ機
構2に供給される。また、キャプスタンモータ3の回転
時にキャプスタン周波数発生器4により発生されたキャ
プスタン周波数信号はサーボ機構2に供給される。この
際、サーボ機構2は、キャプスタンモータ駆動器5に駆
動信号を供給すると共に、制御パルスとキャプスタン周
波数信号をマイクロコンピュータ6に伝達する。ここ
で、マイクロコンピュータ6は、キャプスタンモータ駆
動器5を作動させキャプスタンモータ3にしてテープを
進行せしめ、図2のような制御フローチャートに従って
本発明によるVCRのテープ速度制御方法を行う。
テープ(図示せず)から得られた制御パルスはサーボ機
構2に供給される。また、キャプスタンモータ3の回転
時にキャプスタン周波数発生器4により発生されたキャ
プスタン周波数信号はサーボ機構2に供給される。この
際、サーボ機構2は、キャプスタンモータ駆動器5に駆
動信号を供給すると共に、制御パルスとキャプスタン周
波数信号をマイクロコンピュータ6に伝達する。ここ
で、マイクロコンピュータ6は、キャプスタンモータ駆
動器5を作動させキャプスタンモータ3にしてテープを
進行せしめ、図2のような制御フローチャートに従って
本発明によるVCRのテープ速度制御方法を行う。
【0021】図2によれば、ステップ101でテープを
再生する途中などにスロー再生が始まる場合、マイクロ
コンピュータ6は現在の再生速度とテープの録画速度と
が一致するか否かを前述した表1に示したように、キャ
プスタン周波数パルス数で判断する。ステップ102
で、制御パルスから判断した現在のテープの録画速度が
SPモードの場合、マイクロコンピュータ6はステップ
103でキャプスタン周波数パルス数が36個であるか
を判断して、その周波数パルス数が36個の場合はテー
プ再生速度をSPモードに維持する。また、ステップ1
03でキャプスタン周波数パルス数が36個でない場
合、マイクロコンピュータ6はステップ104でテープ
の再生速度をSLPモードに変更させる。即ち、ステッ
プ104で、マイクロコンピュータ6はテープの再生速
度をSLPモードに変更させるためにデータ信号をサー
ボ機構2に供給し、このサーボ機構2はキャプスタンモ
ータ駆動器5に制御信号を送り出してキャプスタンモー
タ3を駆動させる。
再生する途中などにスロー再生が始まる場合、マイクロ
コンピュータ6は現在の再生速度とテープの録画速度と
が一致するか否かを前述した表1に示したように、キャ
プスタン周波数パルス数で判断する。ステップ102
で、制御パルスから判断した現在のテープの録画速度が
SPモードの場合、マイクロコンピュータ6はステップ
103でキャプスタン周波数パルス数が36個であるか
を判断して、その周波数パルス数が36個の場合はテー
プ再生速度をSPモードに維持する。また、ステップ1
03でキャプスタン周波数パルス数が36個でない場
合、マイクロコンピュータ6はステップ104でテープ
の再生速度をSLPモードに変更させる。即ち、ステッ
プ104で、マイクロコンピュータ6はテープの再生速
度をSLPモードに変更させるためにデータ信号をサー
ボ機構2に供給し、このサーボ機構2はキャプスタンモ
ータ駆動器5に制御信号を送り出してキャプスタンモー
タ3を駆動させる。
【0022】一方、現在の録画速度がSPモードでない
場合、マイクロコンピュータ6はステップ102からス
テップ105へ進んで録画速度がLPモードであるか否
かを判別する。ステップ105で録画速度がLPモード
であれば、マイクロコンピュータ6はステップ106で
キャプスタン周波数パルス数をカウントして、その個数
が18個であればテープの再生速度をLPモードに維持
する。ステップ106でキャプスタン周波数パルス数が
18個でなければ、マイクロコンピュータ6はステップ
104でテープの再生速度をSLPモードに変更させ
る。
場合、マイクロコンピュータ6はステップ102からス
テップ105へ進んで録画速度がLPモードであるか否
かを判別する。ステップ105で録画速度がLPモード
であれば、マイクロコンピュータ6はステップ106で
キャプスタン周波数パルス数をカウントして、その個数
が18個であればテープの再生速度をLPモードに維持
する。ステップ106でキャプスタン周波数パルス数が
18個でなければ、マイクロコンピュータ6はステップ
104でテープの再生速度をSLPモードに変更させ
る。
【0023】次いで、ステップ107で現在の録画速度
がSLPモードの場合、マイクロコンピュータ6はステ
ップ108に進む。ステップ107とステップ104か
らはテープの再生速度がSLPモードになって、マイク
ロコンピュータ6はステップ108に進む。ステップ1
08でマイクロコンピュータ6はキャプスタン周波数パ
ルス数が12個であるか否かを判断して、12個の場合
は現在のテープの録画速度をSLPモードと判別して、
再生速度をSLPモードに維持する。ステップ108で
そのパルス数が12個でない場合はステップ109に進
む。ステップ109でキャプスタン周波数パルス数が1
8個と判断される場合、マイクロコンピュータ6は録画
速度をLPモードとみなしてステップ110で再生速度
をLPモードに変更させる。ステップ109でキャプス
タン周波数パルス数が18個でない場合は、ステップ1
11に進んでマイクロコンピュータ6は再びキャプスタ
ン周波数パルス数が36個であるかを判断する。ステッ
プ111で周波数パルス数が36個であればステップ1
12に進み、マイクロコンピュータ6は録画速度をSP
モードとみなして再生速度をSPモードに変更させる。
しかし、ステップ111で周波数パルス数が36個でな
い場合、再び周波数パルス数をカウンティングするよう
ステップ111からステップ108へ戻って、前述した
過程を繰り返す。
がSLPモードの場合、マイクロコンピュータ6はステ
ップ108に進む。ステップ107とステップ104か
らはテープの再生速度がSLPモードになって、マイク
ロコンピュータ6はステップ108に進む。ステップ1
08でマイクロコンピュータ6はキャプスタン周波数パ
ルス数が12個であるか否かを判断して、12個の場合
は現在のテープの録画速度をSLPモードと判別して、
再生速度をSLPモードに維持する。ステップ108で
そのパルス数が12個でない場合はステップ109に進
む。ステップ109でキャプスタン周波数パルス数が1
8個と判断される場合、マイクロコンピュータ6は録画
速度をLPモードとみなしてステップ110で再生速度
をLPモードに変更させる。ステップ109でキャプス
タン周波数パルス数が18個でない場合は、ステップ1
11に進んでマイクロコンピュータ6は再びキャプスタ
ン周波数パルス数が36個であるかを判断する。ステッ
プ111で周波数パルス数が36個であればステップ1
12に進み、マイクロコンピュータ6は録画速度をSP
モードとみなして再生速度をSPモードに変更させる。
しかし、ステップ111で周波数パルス数が36個でな
い場合、再び周波数パルス数をカウンティングするよう
ステップ111からステップ108へ戻って、前述した
過程を繰り返す。
【0024】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によるVCR
のテープ速度制御装置及びその方法は、間差スロー再生
中にテープ走行中発生されるキャプスタン周波数パルス
数を設定値と比較することによりスロー再生中にもテー
プの速度を容易に判別し、再生速度をテープの録画速度
に合わせて変更できるので、常に鮮明な画面を視聴する
ことのできる特徴を有するものである。即ち、本発明は
VCRを用いてビデオテープ内に録画されたプログラム
がそれぞれ異なる録画モードに記録されている時にも、
間差スロー再生中にこの相違する録画モードプログラム
を正確に再生制御する機能を提供する。
のテープ速度制御装置及びその方法は、間差スロー再生
中にテープ走行中発生されるキャプスタン周波数パルス
数を設定値と比較することによりスロー再生中にもテー
プの速度を容易に判別し、再生速度をテープの録画速度
に合わせて変更できるので、常に鮮明な画面を視聴する
ことのできる特徴を有するものである。即ち、本発明は
VCRを用いてビデオテープ内に録画されたプログラム
がそれぞれ異なる録画モードに記録されている時にも、
間差スロー再生中にこの相違する録画モードプログラム
を正確に再生制御する機能を提供する。
【図1】本実施例のVCRのテープ速度制御装置を示し
たブロック図である。
たブロック図である。
【図2】本実施例のVCRのテープ速度制御方法を示し
たフローチャートである。
たフローチャートである。
【図3】VCRの間差スロー動作を説明するためのタイ
ミング図である。
ミング図である。
【図4】図3に示したタイミング図の部分拡大図であ
る。
る。
1…制御ヘッド、2…サーボ機構、3…キャプスタンモ
ータ、4…キャプスタン周波数発生器、5…キャプスタ
ンモータ駆動器、6…マイクロコンピュータ
ータ、4…キャプスタン周波数発生器、5…キャプスタ
ンモータ駆動器、6…マイクロコンピュータ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の再生速度モードを有し、間差スロ
ー再生が可能なビデオカセットレコーダのテープ速度制
御装置であって、 ビデオテープのコントロールトラックから制御パルスを
再生する制御ヘッドと、 キャプスタンモータ駆動器の駆動信号に応じて前記ビデ
オテープを移送するキャプスタンモータと、 前記キャプスタンモータの回転時に、テープの走行速度
に対応して周波数パルスを発生するキャプスタン周波数
発生器と、 前記制御パルスと前記キャプスタン周波数パルスとを受
けて設定値と比較し、テープの録画速度と再生速度とが
一致しない場合に、再生速度の変更を前記キャプスタン
モータ駆動器に指令する指令手段とを備えることを特徴
とするビデオカセットレコーダのテープ速度制御装置。 - 【請求項2】 前記指令手段は、 再生速度とテープの録画モードとを比較し、テープの録
画モードに一致するテープの再生速度データ及び制御信
号を生成するマイクロコンピュータと、 前記制御パルスと前記キャプスタン周波数パルスをマイ
クロコンピュータに供給し、前記マイクロコンピュータ
からテープの再生速度データを受けて前記キャプスタン
モータ駆動器に速度指令信号を供給するサーボ機構とを
備えることを特徴とする請求項1記載のビデオカセット
レコーダのテープ速度制御装置。 - 【請求項3】 複数の再生速度モードを有し、間差スロ
ー再生が可能なビデオカセットレコーダのテープ速度制
御方法であって、 制御パルスとキャプスタン周波数パルスとを受けてビデ
オテープの現在の再生速度モードを判断する過程と、 キャプスタン周波数パルスの数をカウンティングする過
程と、 カウンティングされたキャプスタン周波数パルス数を現
在の再生速度モードに対する設定値と比較する過程と、 前記キャプスタン周波数パルス数が前記再生モードの設
定値と等しい時現在の再生モードを維持し、異なる時に
は再生速度を変更する過程とを備えることを特徴とする
ビデオカセットレコーダのテープ速度制御方法。 - 【請求項4】 前記再生速度のモードはSP,EP,S
LPのうちいずれか1つであることを特徴とする請求項
3記載のビデオカセットレコーダのテープ速度制御方
法。 - 【請求項5】 前記ビデオテープの録画モードがSP,
LP,SLPの時そのキャプスタン周波数パルス数はそ
れぞれ36,18,12個であることを特徴とする請求
項4記載のビデオカセットレコーダのテープ速度制御方
法。
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CA1270946A (en) * | 1985-07-23 | 1990-06-26 | Mitsugu Yoshihiro | Capstan servo circuit |
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-
1992
- 1992-01-09 JP JP4002425A patent/JP2655775B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1992-01-09 DE DE4200359A patent/DE4200359A1/de not_active Withdrawn
- 1992-01-09 GB GB9200372A patent/GB2252864B/en not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (3)
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GB9200372D0 (en) | 1992-02-26 |
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GB2252864B (en) | 1994-11-30 |
KR930007793B1 (ko) | 1993-08-19 |
GB2252864A (en) | 1992-08-19 |
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