JPH06168238A - 文書作成装置のフォーマット情報表示方法 - Google Patents

文書作成装置のフォーマット情報表示方法

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JPH06168238A
JPH06168238A JP5114271A JP11427193A JPH06168238A JP H06168238 A JPH06168238 A JP H06168238A JP 5114271 A JP5114271 A JP 5114271A JP 11427193 A JP11427193 A JP 11427193A JP H06168238 A JPH06168238 A JP H06168238A
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JP5114271A
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Inventor
Hiroyuki Aoki
宏之 青木
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、表示装置上で、文書内任意行にお
けるフォーマット情報を文書イメージに影響を与えるこ
となく、的確にオペレータに通知する手段を具備した文
書作成装置の提供を目的とする。 【構成】 文書情報を表示装置画面上に表示し、入力装
置からの指示により文書の作成、又は校正編集を行う文
書作成方法であって、文書情報を記憶する領域と文書を
構成する各行に対応したフォーマット情報を記憶する領
域を持つ記憶部に記憶された文書情報とフォーマット情
報を同一表示画面上の別々の表示領域に表示するフォー
マット表示方法において、表示されている文書情報の文
書内位置情報を管理する手段が、文書の任意の位置指定
手段で指定された行のフォーマット情報を、前記記憶手
段のフォーマット記憶領域から読み出し、前記フォーマ
ット情報の内容をフォーマットガイド情報と共に、前記
文書情報の表示領域とは別の表示領域に表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書作成装置におけ
る、各行に指定されたフォーマット情報の表示方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】文書作成装置は急速に世の中に普及しつ
つあるが、その理由の1つとして、美しい文書がオペレ
ータの入力により自在に作成できるということがあげら
れる。文書作成装置で美しい文書を作成する際に重要な
要素となるのは、文字と文字との間隔(文字間間隔)や
行と行との間隔(行間間隔)という印刷書式の設定、及
び、インデントやタブの設定(総称して文書フォーマッ
ト情報と呼ぶ)である。そして、これらの文書フォーマ
ット情報がオペレータの意図に応じて、自由に設定でき
なければならない。
【0003】さて、従来の文書作成装置において、文字
間間隔や行間間隔の設定値は1つの文書を通じて一律で
あり、文書の途中でこれらの設定値を変えられるものは
少ない。このため、これらの値の設定は、文書を印刷す
る時点で行えばよい。従って、文書作成装置は、文書の
作成、又は、校正編集の段階でオペレータに対し文字間
間隔や行間間隔の設定値を知らせる手段を具備する必要
はなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、最近の文書作
成装置では、操作性の向上から、オペレータによる文字
間間隔や行間間隔の自由な設定が考慮されつつあり、文
書の途中から文字間間隔や行間間隔の値を変えることの
できるものが開発されている。この際、先に述べた如
く、従来の文書作成装置では文書の作成、又は、校正編
集の段階で設定値をオペレータに通知する技術がないた
め、文書中のある行にどの値が設定されているかのオペ
レータに対する通知方法が技術的な課題となっていた。
【0005】一方、インデントやタブの設定において
も、設定値を文書の途中から変更することは頻繁に行わ
れる。オペレータに対して、任意の行に如何なるフォー
マット情報が設定されているかを通知する手段として、
オペレータがインデント/タブ設定を指示する毎に、文
書中にフォーマットラインを引いて(フォーマットライ
ンは文書印刷の際には無視される)、そのライン上にイ
ンデントやタブのマークを表示する事が行われていた。
しかし、この方法では、 (1)文書中にフォーマットラインが引かれるため、表
示装置上での文書イメージと、実際に印刷するイメージ
とのくいちがいが生ずる。これは、インデント/タブの
設定回数が増加すれば一層顕著なものとなる。
【0006】(2)表示装置上での文書をスクロールす
ると、フォーマットラインも文書とともに移動するた
め、フォーマットラインが表示装置上に存在しないこと
があり、オペレータがフォーマットの情報を把握しにく
い。という欠点がある。このため、任意行のインデント
/タブ指定情報を文書表示イメージに影響を与えること
なく、的確にオペレータに通知する手段が必要になる。
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、表
示装置上で、文書内任意行におけるフォーマット情報を
文書イメージに影響を与えることなく、的確にオペレー
タに通知する手段を具備した文書作成装置の提供を目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、文書情報を表
示装置画面上に表示し、入力装置からの指示により文書
の作成、又は校正編集を行う文書作成方法であって、文
書情報を記憶する領域と文書を構成する各行に対応した
フォーマット情報を記憶する領域を持つ記憶部に記憶さ
れた文書情報とフォーマット情報を同一表示画面上の別
々の表示領域に表示するフォーマット表示方法におい
て、表示されている文書情報の文書内位置情報を管理す
る手段が、文書の任意の位置指定手段で指定された行の
フォーマット情報を、前記記憶手段のフォーマット記憶
領域から読み出し、前記フォーマット情報の内容をフォ
ーマットガイド情報と共に、前記文書情報の表示領域と
は別の表示領域に表示することを特徴とした文書作成装
置のフォーマット情報表示方法である。
【0008】
【作用】これにより、1つの文書中に複数種の文字間間
隔や文字間隔及びインデント/タブなどのフォーマット
情報を、インデント/タブの位置指定作業を補助するフ
ォーマットガイド情報と共に、文書情報とは別の表示画
面上の表示領域に表示されるので、オペレータは、文書
イメージに影響を受けずに指定された行のフォーマット
情報をの認識、変更でき、文書作成の効率を図れるもの
である。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して、本発明の日本語ワー
ドプロセッサ(単に、ワードプロセッサと記す)に使用
した場合の実施例を詳細に説明する。
【0010】図1は実施例のワードプロセッサのブロッ
ク図である。11は中央処理装置(CPU)であり、1
チップのマイクロプロセッサで構成される。CPU11
は主記憶装置(MMEM)12内に保持されたプログラ
ムから送られる命令に従って特定の機能を実行する。M
MEM12には前述のプログラムの他に、このプログラ
ムが使用する各種のデータ、パラメータが記憶される領
域、作成中、又は、校正編集中の文書情報が記憶される
領域、この文書情報に対する制御情報が記憶される領域
等が設けられている。13はフロッピーディスクドライ
バ(FDD)であり、文書保存用のフロッピーディス
ク、かな漢字変換用辞書等のMMEM12にローディン
グされるプログラム、外字パターン等が記載されたフロ
ッピーディスクが挿入され、FDC14の制御のもとに
MMEM12との間で情報の転送がおこなわれる。
【0011】15は漢字パターンメモリコントローラ
(KPMC)であり、MMEM12からCPU11によ
り読み出され、送られてくる文字コードデータ(文字へ
の制御情報も含む)、及び、各種コマンドにより表示出
力、印刷出力の制御を司る。16は漢字パターンメモリ
(KPM)であり、漢字パターンメモリバス(KPM
B)17を介してKPMC15と接続される。KPM1
6には文字(記号も含む)フォントのパターンデータが
格納されており、KPMC15は受けとった文字コード
データにもとづきKPM16をアクセスし、所望のパタ
ーンデータを読み出して表示制御装置(CRTC)1
8、又は、プリンタ制御装置(PRTC)19に出力す
る。CRTC18は表示装置(CRT)20への表示信
号の出力制御を行う。CRTC18は表示ドットパター
ンを記憶するビデオRAM(図示せず)が具備されてい
る。前述したKPM16から読み出された表示用文字パ
ターンデータはこのビデオRAMに書き込まれる。ビデ
オRAMその他CRTC18の内部構成については既存
の技術が適用されるので説明を省略する。PRTC19
には1行文のバッファが具備されており、KPM16か
ら読み出された印字用文字パターンデータはこのバッフ
ァ中に格納される。22はCPU11のデータバス(D
BUS)であり、MMEM12、KPMC15が接続さ
れる。DBUS22には更にキーボードコントローラ
(KBC)23が接続され、KBC23の制御下にはデ
ータ入力装置としてキーボード(KB)24が接続され
ている。
【0012】図2はMMEM12の文書格納領域の概念
図である。この図では、文書の第n頁に関する情報を抽
出して表現してある。
【0013】25は第n頁の文字コードが格納されてい
る領域(文書情報記憶領域)である。文書情報記憶領域
25を構成する各記憶位置251には2バイト文字コー
ドとこの文字への下線付け、ブリンク表示等のアトリビ
ュート情報が記憶される。n頁を構成する各記憶位置2
51は、文書作成時に予め設定された1行を構成する文
字数(a)、1頁を構成する行数(b)で管理されてい
る。これはa、bの値によって、CPU11がMMEM
12のアドレスを管理することによりなされる。図2で
は、各記憶位置251を横にa個、縦にb個並べた構成
として示してある。26は第n頁の各行に対するインデ
ント/タブの情報、文字間間隔、行間間隔の情報(フォ
ーマット情報)が記憶される領域(フォーマット情報記
憶領域)である。フォーマット情報記憶領域26を構成
する各記憶位置261の構成は後述する。27はインデ
ント/タブ情報の記憶領域である。
【0014】図3はフォーマット情報記憶位置261の
内部構成、及び、領域27に記憶されたタブ情報の記憶
フォーマット271、272、273………を示す図で
ある。
【0015】フォーマット情報記憶位置261の第0ビ
ット第1ビットは後述する文字間間隔情報の記憶位置と
して使用される。同じく、第2ビットと第3ビットは後
述する行間間隔情報の記憶位置として使用される。同じ
く、第4ビットから第7ビットにはインデント/タブ情
報の記憶位置ポインタが格納される。このポインタ情報
により特定のインデント/タブ情報がアクセスされる。
各インデント/タブ情報271、272……は先頭の数
値がインデント位置を示し、以降の数値がタブ位置を示
す。例えば、インデント/タブ情報272において、先
頭の記憶位置に記憶された数値“3”がインデント桁位
置を示し、以降の記憶位置に記憶された数値“14”、
“20”、“30”、“40”がタブ桁位置を示す。ま
た、インデント/タブ情報271は初期値(デフォルト
値)として設定されるもので、定数として領域27に格
納されている。インデント/タブ情報の指定がない行に
対応したフォーマット情報記憶位置261の第4ビット
から第7ビットにはインデント/タブ情報271の先頭
位置を指定するポインタ情報が定数として設定されてい
る。
【0016】図4は、KB24上に配置されたキーのう
ち、本発明に直接関係するキーを図示したものである。
40から43はカーソル移動キーである。カーソル移動
キー40から43の押下により、KBC23を介してC
PU11が対応するキーコードを受け取ると、CPU1
1はDBUS22を介してカーソル移動情報をCRTC
18に送り、CRTC18に具備されたカーソルアドレ
スレジスタの値をカーソル移動方向に更新する。この結
果、CRT20画面上表示されたカーソルは前述のカー
ソル移動キー40から43により指示された方向に移動
する。44はフォーマットキー、45は次候補キー、4
6は選択実行キーである。47はインデントキー、48
はタブキー、49はスペースキーである。これらのキー
が押下されたときの動作は以下で述べる。
【0017】図5は文書の作成、または、校正編集時の
CRT20における表示画面上のフォーマットを示す図
である。図の左側に付した数字は表示画面の行数を示し
ている。表示画面内、第3行から第(m−1)行が文書
表示領域として使用される。そして、第1行と第2行が
フォーマット情報の表示領域として使用される。特に、
第1行には、カーソル51が位置する行の文字間間隔、
及び、その次の行との行間間隔の値が表示される。また
第2行にはインデント/タブ位置が指定されたフォーマ
ットライン52が表示される。図5に示すAのマークが
インデント位置を示し、図5に示すBのマークがタブ位
置を示す。又、Cは桁位置を示す。第m行には画面上に
表示された文書情報が実際の文書のどの位置に相当する
かを示す情報、システムからオペレータへのメッセージ
等が表示される。画面上の領域管理はMMEM12に記
憶された表示制御プログラムにより行われている。
【0018】以下、実施例のワードプロセッサの動作を
説明する。
【0019】本発明の特徴として、カーソルが表示され
た行のフォーマット情報がCRT20画面上のフォーマ
ット情報表示領域に表示される。カーソル表示位置はC
PU11がCRT18に具備されたカーソルアドレスレ
ジスタの値を読み取ることにより検出される。このカー
ソルの位置情報と現在文書表示領域に表示されている先
頭行情報(MMEM12に保持されている)からカーソ
ル表示位置の文書内行番号が算出される。更に、前記フ
ォーマット情報記憶領域26とアドレス対応関係から、
算出された行番号から対応する記憶位置261のアドレ
スが算出される。算出されたアドレスに従い、CPU1
1は領域26をアクセスし、フォーマット情報を読み出
す。次に、CPU11はフォーマット情報の第0ビット
と第1ビットを参照する。第0ビットと第1ビットの情
報は予め表1に示すように定義されている。
【0020】
【表1】 CPU11は表1に示した定義に従い、対応する行間間
隔値を示す文字列と表示位置情報(本実施例では1行目
18桁)をKPMC15に送る。KPMC15は、CR
TC18に具備されたビデオRAMの表示位置対応アド
レスに当該文字列のパターンを展開する。同様に、CP
U11はフォーマット情報の第2ビット、第3ビットを
参照する。そして、この値に対応して文字間間隔値を示
す文字列を所定位置(本実施例では1行目9桁)に表示
せしめる。フォーマット情報の第2ビット、第3ビット
は表2に示すように定義されている。
【0021】
【表2】 次に、CPU11はフォーマット情報の第4ビットから
第7ビットを参照し、ここに記憶されたポインタの値に
従いインデント/タブ情報271……をアクセスする。
この結果得られたインデント/タブ情報に従い、フォー
マットラインの表示位置と、対応するフォーマットライ
ンの表示情報とをCPU11はKPMC15に送出す
る。KPMC15はこの表示情報を受け、CRTC18
に具備されたビデオRAMの表示第2行目に対応する記
憶位置にフォーマットラインのドットパターンを展開す
る。
【0022】以上の動作により、カーソル51が存在す
る行のフォーマット情報がフォーマット情報表示領域
(第1行、第2行)に表示される。
【0023】次に、フォーマット情報設定時の本実施例
の動作を説明する。まず、オペレータはカーソル移動キ
ー40から43を押下してフォーマット情報設定を行う
行にカーソル51を移動せしめる。次に、オペレータは
フォーマットキー44を押下する。フォーマットキー4
4の押下により、CPU11がKBC23を介して対応
するキーコードを受けとると、CPU11は、現在のカ
ーソル位置情報から、前述した方法により当該行に対応
するフォーマット情報記憶位置261のアドレス(開始
行アドレス)を算出する。そして、このアドレスからフ
ォーマット情報を読み出し、MMEM12内の作業領域
に一旦記憶せしめる。次に、CPU11はKPMC15
に文字列と表示位置情報を送り、CRT20上画面の第
m行に「フォーマット指定どこまで?」のメッセージを
表示する。オペレータはこのメッセージに対応して、同
一のフォーマット設定が複数行にわたる場合は、更にフ
ォーマット設定終了行までカーソル51を移動せしめフ
ォーマットキー44を押下する。画面上に相当する行が
存在しない場合はスクロール機能を用いて画面上文書を
移動せしめればよい。
【0024】CPU11は再度フォーマットキー44の
キーコードを受けとると、現在のカーソル51の位置情
報からフォーマット設定の最終行に対応したフォーマッ
ト情報記憶位置261のアドレス(終了行アドレスと呼
ぶ)を算出する。続いて、CPU11はCRTC18の
カーソルアドレスレジスタに値を設定し、カーソル51
を図5に示す「文字間間隔;0文字」の「0」の位置に
移動せしめる。オペレータは、文字間間隔を変更したい
場合に次候補キー45を押下する。内部のプログラムに
より、次候補キー45が押下される都度に、現在の表示
から「0文字」−−>「1/8文字」−−>「1/4文
字」−−>「1/2文字」の順序で表示が更新され、内
部的には2ビットの文字間間隔情報が現在の値から「0
0」−−>「01」−−>「10」−−>「11」の順
序で変化するように設定されている。表示が所望の文字
間間隔となったところで、オペレータは選択/実行キー
46を押下すればよい。CPU11は選択/実行キー4
6のキー入力信号を、KBC23を介して受けとると、
その時点の文字間間隔情報を作業領域に保持されている
フォーマット情報の第2ビット、第3ビットに書き込
む。次にCPU11はカーソル51を図5における「行
間間隔;6/24インチ」の「6」のところへ移動せし
める。オペレータは文字間間隔の場合と同様にして、所
望の行間間隔を選択する。行間間隔の場合は、次候補キ
ー45が押下される都度に表示上、現在の表示から「4
/24インチ」−−>「6/24インチ」−−>「8/
24インチ」−−>「12/24インチ」の順序で、内
部的には2ビットの行間間隔情報が現在の値から「0
0」−−>「01」−−>「10」−−>「11」の順
序で更新される。CPU11は選択/実行キー46の押
下をキーコード入力により検知すると、その時点で行間
間隔情報をMMEM12の作業領域に保持されているフ
ォーマット情報の第0ビット、第1ビットに書き込む。
次に、CPU11はカーソル51をフォーマットライン
52の先頭位置に表示せしめる。そして、戦記作業領域
に保持されているフォーマット情報の第4ビットから第
7ビットのポインタを参照して指定されているインデン
ト/タブ情報271、…を読み出し、これもMMEM1
2の作業領域に格納する。ここで、何の更新もなくオペ
レーターにより選択/実行キー46が押下された場合
は、前記ポインタの値を更新せずに、この時点にフォー
マット情報記憶領域261に書き込む。インデント位
置、タブ位置を変更する場合には、オペレータはフォー
マットライン52上を、カーソル51を移動せしめ、イ
ンデントキー47、タブキー48、または、スペースキ
ー49を押下する。インデントキー47の押下をCPU
11が検出した場合、CPU11はカーソル51の位置
情報からインデント桁位置を算出し、作業領域に格納さ
れているインデント/タブ情報を先頭に位置するインデ
ント桁値を変更する。そして、フォーマットラインの5
2上のインデントマーク(図5に示すAのマーク)を指
定された桁まで表示せしめる。CPU11がタブキー4
1の押下を検知すると、その桁位置をカーソル51の位
置より計算し、計算された桁位置を作業領域中のタブ情
報に付加する。この際、タブ桁位置は常にソートされて
昇順に記憶される。また、フォーマットライン52上で
は、桁マーク(図5に示すCのマーク)・の表示がタブ
マーク(図5に示すBのマーク)の表示に変更される。
カーソル51が現在タブマーク(図5に示すBのマー
ク)の表示されている位置に移動され、スペースキー4
9が押下された場合には、CPU11はその桁位置の値
を作業領域中のタブ情報から削除する。そして、フォー
マットライン52上の、タブマーク(図5に示すBのマ
ーク)の表示を桁マーク(図5に示すCのマーク)・の
表示に変更する。以下の作業の後、オペレータにより選
択/実行キー46が押下されると、CPU11はインデ
ント/タブ情報記憶領域27の空き領域を探し、そこに
作業領域中のインデント/タブ情報を記憶せしめる。そ
して、記憶させた先頭アドレスを指定するポインタ値を
作業領域中のフォーマット情報の第4ビットから第7ビ
ットに書き込む。そして、CPU11は作成されたフォ
ーマット情報を前記開始行アドレスから終了行アドレス
の間に入るフォーマット情報記憶位置261に書き込
む。最後に、CPU11はカーソル51を文書表示領域
にもどして、フォーマット設定の動作を終了する。
【0025】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
1つの文書中で複数種の文字間間隔や行間間隔及びイン
デント/タブなどのフォーマット情報を使用するとき
に、表示装置上に、前記フォーマット情報を表示し、カ
ーソルを移動させるだけで、文書の任意行における前記
情報をオペレータに対してわかりやすく表示することが
できるため、文字間間隔や行間間隔の値をかえて文書作
成の仕上げをする際のオペレータ操作の負担を軽減で
き、また、フォーマット設定を行って文書を作成すると
きの効率アップをはかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるワードプロセッサのブ
ロック図。
【図2】文書記憶領域の概念図。
【図3】フォーマット情報記憶位置の内部構成及びイン
デント/タブ情報の記憶フォーマットを示し図。
【図4】キーボード入力装置上のキー配置を示す図。
【図5】表示装置における表示画面のフォーマットを示
す図。
【符号の説明】
11…中央処理装置 12…主記憶装置 20…表示装置 24…キーボード入力装置 25…文書情報記憶領域 26…フォーマット情報記憶領域
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年5月19日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書情報を表示装置画面上に表示し、入力
    装置からの指示により文書の作成、又は校正編集を行う
    文書作成方法であって、文書情報を記憶する領域と文書
    を構成する各行に対応したフォーマット情報を記憶する
    領域を持つ記憶部に記憶された文書情報とフォーマット
    情報を同一表示画面上の別々の表示領域に表示するフォ
    ーマット表示方法において、表示されている文書情報の
    文書内位置情報を管理する手段が、文書の任意の位置指
    定手段で指定された行のフォーマット情報を、前記記憶
    手段のフォーマット記憶領域から読み出し、前記フォー
    マット情報の内容をフォーマットガイド情報と共に、前
    記文書情報の表示領域とは別の表示領域に表示すること
    を特徴とした文書作成装置のフォーマット情報表示方
    法。
JP5114271A 1993-04-19 1993-04-19 文書作成装置のフォーマット情報表示方法 Pending JPH06168238A (ja)

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JP5114271A JPH06168238A (ja) 1993-04-19 1993-04-19 文書作成装置のフォーマット情報表示方法

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178563A (en) * 1981-04-28 1982-11-02 Sharp Corp Document processor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57178563A (en) * 1981-04-28 1982-11-02 Sharp Corp Document processor

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