JPS6347820A - ワ−ドプロセツサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ワードプロセッサに係り、特に、複数文書を
記憶可能な記憶装置を持たなくとも、いわゆる差し込み
印刷を簡便な手順で実行するのに好適なワードプロセッ
サに関する。

〔従来の技術〕

従来のワードプロセッサには、キーボードに印刷中断符
号キーを設け、文書中に他の文字符号等と同様に印刷中
断符号を入力できるものがある。

印刷中にこの印刷中断符号を検出すると、印刷を一旦中
断し、ヘッドを所定の個所に自動的に移動させ、インク
リボンを交換して印刷を再開できるようにしたものや、
印刷中断符号を検出したら改行のみを行い印刷を中断し
、用紙の交換等の後に再開できるものなどがある。

なお、固定データをメモリに入れておき、可変データの
みを入力するデータ作成装置を開示したものには、特開
昭５７−１５３３２６号公報がある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術には、印刷中断符号を検出し、一旦印刷を
中断して、新たに文字列を作成したり、作成した文字列
を印刷できるような配慮がなかった。特に、複数文書を
記憶するフロッピーディスク装置等の記憶装置を持たな
いポータプルワードプロセッサにおいては、文書の一部
の文字列を変えて印刷するなどの差し込み印刷ができず
、文書中の文字列を訂正して印字する一括印字方式を必
要回数繰り返して印刷しなければならない問題があった
。

本発明の目的は、複数文書を記憶する装置を標準では持
たなくとも差し込み印刷が簡単迅速にできるワードプロ
セッサを提供することである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、上記目的を達成するために、文字符号等およ
び一般の制御符号とともに文字符号等の印刷を中断させ
る制御符号も文書情報として記憶する一時記憶手段と、
この一時記憶手段から文字符号等を印刷手段に送り印刷
させ印刷中断符号検出時に印刷を一時中断させる手順を
含み装置全体を制御するプログラムを格納する制御手順
記憶手段と、入力手段からの指示に応じて制御手順記憶
手段から必要な手順を順次取り出して実行し装置全体を
制御する中央処理装置とを有し、前記制御手順記憶手段
に、印刷中断時に文字符号等を入力し、中断時に入力し
た文字等を表示手段に表示し、印刷手段で印刷し、一時
記憶手段に記憶する制御手順を格納したワードプロセッ
サを提案するものである。

〔作用〕

ワードプロセッサは、文字を入力編集し、それらを表示
する機能を備えている。また、一般の文字符号と同様に
、実際の文章には打たれないが例えばプリンタにおいて
改行や改頁などをするための制御符号も用いられている
。

本発明においては、制御符号に印刷中断符号を付は加え
、印刷モード時に印刷中断符号を検出したら、入力モー
ドに制御を移す、そこで、文字列作成完了後、実行キー
などの印字を再開するキー人力により作成文字列を印刷
し、印字中断符号以降の文字列を印刷し、記憶できるよ
うにしである。

この処理方式によれば、文書中に印刷中断符号を挿入し
ておき、例えば宛名などを新たに入力して印字でき１文
字訂正することなく１文書の一部のみを変えた差し込み
文書の作成が可能となる。

［実施例〕 以下、本発明の一実施例を図面により説明する。

第１＠は１本発明によるワードプロセッサの一実施例に
ブロック図である。

このワードプロセッサは、全体を制御する中央処理装置
（ＣＰＵ）１０と、文字の字体を格納するキャラクタジ
ェネレータ１１と、文書作成用単語等の辞＠ＲＯＭ１２
と、制御手順を格納するプログラムＲＯＭ１３と１文書
や情報等の随時読み出し書き込み可能なメモリであるＲ
　Ａ　Ｍ　１４と。

キーボード１の入力をＣＰＵｌ０に接続するインターフ
ェイス回路であるキーボードＣＥ１５と。

プリンタの動作を指示するインターフェイス回路である
プリンタＣＥ１６と、液晶表示ユニット２の各液晶単位
ドツトに対応するメモリであるビデオＲＡＭ１８と、ビ
デオＲＡＭ１８の内容に基づき液晶表示ユニット２の液
晶単位ドツトを駆動する液晶コントローラ１７とからな
る。

第２図に本発明の一実施例により印刷した文書例２０を
示す。ここで、２１は差し込み印刷部分である。

第３図は、第２図の文書例２０を作成するために編集さ
れ、液晶表示ユニット２に表示される文書の一部である
。なお、液晶表示が数行の場合は、第３図会体を見るた
めに、スクロールすることになる。

さて、第３図において、印刷中断符号３０は、印刷制御
プログラムにより、ＣＰＵｌ０が印刷中断符号を検出し
たとき、すなわち本マークが印刷すべきタイミングに達
したとき、印刷を一時中断することを示す制御符号を可
視化したものである。

改行符号３１はこの符号が印刷されるべきタイミングに
達したときに、用紙を所定量送ることを意味する制御符
号を可視化したものである。同様に空白符号３２は、こ
の文字位置には何も印刷しないことを示す一種の文字符
号を可視化したものである。縦横倍角符号３３は、この
符号の前の表示文字が縦横ともに、第１図キャラクタジ
ェネレータ１１に格納された字体を通常の大きさの２倍
で印刷することを示す文字符号を可視化したものである
。

第４図は、本実施例の外観を示す図である。キーボード
１のキー中には、印刷キー１ａ、印刷中断符号キー１ｂ
、カーソルキー１０、また印刷中断状態から印刷を再開
させるキーの一つとしての実行キー１ｄなどが配置され
ている。

プリンタ３は１例えば熱転写プリンタである。

用紙は、用紙セットレバ−３ａをリリースした状態で用
紙挿入口から挿入し、用紙セットレバ−３ａをセット状
態にした後、用紙送り、用紙戻し各キー（図示せず）を
押して、所定位置にセットされる。この状態で、ＣＰＵ
１０から送られる制御信号により、紙送りや印字ヘッド
の移動およびヘッドへの通電制御を行い、文字を記録す
る。

次に、キーボード１を使用して液晶表示ユニット２上に
文書を表示する手順について説明する。

オペレータは、キーボード１から処理作業コードおよび
かな文字符号、英字符号、数字符号などをＣＰＵｌ０に
入力する。かな文字が入力されたとき、ＣＰＵｌ０は、
入力されたかな文字に対応する漢字まじり文字列を辞１
１ＦＲＯＭ１２から探し出す。かな文字に対応する漢字
まじり文字列が複数個存在する場合、オペレータはキー
ボード１からその選択を指示する。

印刷の途中で、プリンタ３の印刷は停止させる印刷中断
の制御符号を表示させるには、停止したい文書中の文字
位置で印刷中断符号キー１ｂを押す。しかし、文書作成
中は印刷中断符号キー１ｂが押されても、その文書の一
部として扱うだけで、特別な動作はしない。

こうして作成されてかなと漢字と印刷中断符号などを含
んだ日本語文書の文字制御符号は、ＡＲＭ１４に記憶さ
れる。記憶された文書の一部を液晶表示ユニット２に表
示するために、キャラクタジェネレータ１１から字体が
引き出され、ビデオＲＡＭ１８に格納する。

印刷に当たっては、キーボード１の印刷キー１ａを押し
、ＣＰＵｌ０の印刷プログラムを起動する。ＣＰＵ１０
は、ＲＡＭ１４に収納された文書の文字符号をキャラク
タジェネレータ１１を用いて文字形に変換しプリンタ３
に送る。印刷中断制御符号３０を検出したとき、印刷を
中断し、入力２ｇｉ集校正ができるモードに入り、液晶
表示ユニット２は、印刷中断符号３ｏを先頭として当該
行を表示する。第５図に、第３図文書印刷時に文頭にあ
る印刷中断符号３０を検知し、液晶表示ユニット２に文
頭行を表示した例を示す。

ＲＡＭ１４には、印刷中断中に入力２ｇＡ集校正される
文字符号等を記憶できるエリアが設けてあり、中断中に
作成した文字符号等を格納する。

第６図は、第５図の変更すべき範囲に対して、印刷中断
中に文字符号等を変更し入力している途中の液晶表示ユ
ニット２の画面、すなわち差し込みデータ作成中の画面
を表したものである。

本実施例では、印刷中断符号３ｏを、新たな文字符号等
を入力する範囲を示す文字列と兼用している。第６図に
おいては、印刷中断符号で示した文字入力範囲内におい
て置き換えをしている。しかし、ＲＡＭ１４の置き換え
文字記憶容量内であれば、印字中断符号以降の空白符号
も変更できる。

文字符号等の入力が完了し、実行キー１ｄを押すと、印
刷が再開され、印刷中断中に作成した文字符号等の列す
なわち差し込みデータも含めて印刷が実行され、先頭行
の印刷を完了する。

同様に、第２行目に制御が移ったときも１行先頭に印刷
中断の符号３０を検出して印刷を中断する。この時、Ｒ
ＡＭ１Ａ中に設けられた印刷中断中に入力可能な文字符
号記憶部には、前回入力した文字符号等が記憶されてい
る。第２行目も同様に第７図に示す差し込みデータを作
成し、ＲＡＭ１４の一部に記憶しておく、以下、同様に
して。

差し込みデータを作成しながら印刷していき、第２図に
示す文書例を得る。

差し込み印刷では、複数部数印刷する場合が多い０本実
施例においては、同一文書を複数枚印字した後、次の部
数印刷時も差し込みデータ入力部を明示し、入力がより
速くできるように、第３図に示す初期入力画面に復帰し
１次の部数を印刷するときも前述と同様な操作で差し込
みデータを作成し１文書を作成していく、ここでは、初
期画面に戻るとしたが、印刷部数と連動した値を印刷中
断中に入力する文字符号等の列のどれかに挿入して復帰
することが可能であるなど、必ずしも初期画面とする必
要がないことは、明らかである。

第８図は、上記印刷モードでの制御の流れを示すフロー
チャートである。

本実施例によれば、Ｐ！！数の文書を記憶する装置を持
たない安価なワードプロセッサにおいても、差し込み印
刷の機能を簡便に実行できる。更に、印刷中断中にイン
クリボンの交換も可能であるので、中断中に入力した差
し込みデータ部の色を変えて印刷できるワードプロセッ
サが得られる。本実施例は、液晶表示ユニットを採用し
であるが。

例えばＣＲＴ等の他の表示装置でも良いことは。

勿論である。また、フロッピーディスク装置等の記憶装
置を標準で持っていたとしても、本発明の実現には障害
とはならない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、文書中に印刷中断の制御符号を組み込
んでおき９文書印刷中に印刷中断制御符号を検出して、
一旦印刷を中断し、この状態で新たに文字符号等を作成
し、印刷再開時には、この新たに作成した文字符号等も
印刷し、記憶できるので、例えばフロッピーディスク装
置等の複数文書を記憶できる装置を持たない場合でも、
差し込み印刷が簡単迅速にできるほか、前記新たに作成
した任意の文字列の色を変更できるなどの記憶を持つ安
価なワードプロセッサが得られる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるワードプロセッサの一実施例の構
成を示すブロック図、第２図は第１図実施例による印刷
文書例を示す図、第３図は第２図文書を作成するために
入力された初期画面の一部を示す図、第４図は本発明実
施例の外観の一例を示す図、第５図は第２図文書を作成
するために先頭行で印刷を中断したときの表示を示す図
、第６図は第５図面面に文字入力中の状態を示す図、第
７図は第３図第２行目の印刷中断後入力終了した時点の
状態を示す図、第８図は本実施例の印刷制御関係のフロ
ーチャートである。 １・・・キーボード、１ａ・・・印刷キー、１ｂ・・・
印刷中断符号キー、１ｃ・・・カーソルキー、１ｄ・・
・実行キー、２・・・液晶表示ユニット、３・・・プリ
ンタ、２０・・・印刷文書、２１・・・差し込み印刷文
字列、３０・・・茅１　目 ｌＯ 茅２　目 呼 ２θ・・・卵看ｌ史蚤 ２ノ・・・影ぬ々丈す列 第３　目 ３θ・・・師石゛１中断片号 Ｊｌ−改１手持号 ３２・・・空白符号 ３３・陵項優角符号 茅４０

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、文字符号等を入力する入力手段と、入力された文字
   符号等を表示する表示手段と、文字符号および一般の制
   御符号とともに文字符号等の印刷を中断させる制御符号
   も文書情報として記憶する一時記憶手段と、前記一時記
   憶手段から文字符号等を前記印刷手段に送り印刷させ前
   記印刷中断制御符号検出時に印刷を一時中断させる手順
   を含み装置全体を制御するプログラムを格納する制御手
   順記憶手段と、前記入力手段から入力された指示に応じ
   て前記制御手順記憶手段から必要な手順を順次取り出し
   て実行し装置全体を制御する中央処理装置とを含むワー
   ドプロセッサにおいて、前記制御手順記憶手段が、前記
   印刷中断時に文字符号等を入力し、中断時に入力した文
   字等を前記表示手段に表示し、前記印刷手段で印刷し、
   前記一時記憶手段に記憶する制御手順をも格納する記憶
   手段であることを特徴とするワードプロセッサ。 ２、特許請求の範囲第１項において、前記表示手段が、
   印刷中断制御符号を示す表示記号を少なくとも１個用い
   、印刷中断中に入力する文字符号等の入力範囲を表示す
   る表示手段であることを特徴とするワードプロセッサ。 ３、特許請求の範囲第２項において、前記表示手段が、
   前記印刷中断制御符号を示す表示記号を前記印刷中断中
   に入力する文字符号等に順次置き換え表示する表示手段
   であることを特徴とするワードプロセッサ。 ４、特許請求の範囲第３項において、前記制御手順記憶
   手段が、前記印刷中断中に入力した文字符号等で作成し
   た文書を入力手段から指示した所定部数を印刷させる手
   順と、前記印刷中断中に入力した文字符号等を所定部数
   印刷後に削除し前記印刷中断制御符号を示す表示記号を
   少なくとも１個用い印刷中断中に入力する文字等の入力
   範囲を示す表示に戻す手順とを含む制御手順の記憶手段
   であることを特徴とするワードプロセッサ。