JPH08156336A - 文字情報処理装置 - Google Patents
文字情報処理装置Info
- Publication number
- JPH08156336A JPH08156336A JP6303669A JP30366994A JPH08156336A JP H08156336 A JPH08156336 A JP H08156336A JP 6303669 A JP6303669 A JP 6303669A JP 30366994 A JP30366994 A JP 30366994A JP H08156336 A JPH08156336 A JP H08156336A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- option
- level
- character
- tape
- options
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Record Information Processing For Printing (AREA)
- Printers Characterized By Their Purpose (AREA)
- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
Abstract
との双方に容易に対応できる使い勝手の良好な文字情報
処理装置を提供する。 【構成】 第1〜第Nの選択肢レベルから、指定された
第iの選択肢レベルを取込んで格納する選択肢レベル取
込手段と、所定の各設定項目のそれぞれの選択肢を、そ
の選択肢に予め付与されている第1〜第Nのいずれかの
種類情報と共に記憶する選択肢記憶手段とを設ける。ま
た、選択肢レベル取込手段に第iの選択肢レベルが格納
されているとき、設定が要求された設定項目の選択肢と
して、第1〜第iの種類情報が付与されている選択肢を
選択肢記憶手段から読出して表示させる選択肢表示制御
手段を設ける。
Description
文字列を印刷又は転写処理する文字情報処理装置に関
し、例えば、印刷媒体がテープであるテープ印刷装置や
転写媒体が印章の刻印面である印章作成装置等に適用し
得るものである。
キー等が設けられており、ユーザはこれら文字入力用の
キーを操作して所望の文字列を予め入力できるようにな
されている。また、テープ印刷装置は、テープ送り機構
を駆動することにより、テープ排出口からテープを送り
出すことができるように形成され、このテープの通路
に、サーマルヘッドでなる印刷機構、テープカット機構
が順次配置されるようになされている。テープ印刷装置
の制御手段は、印刷キーが操作されると、テープ送り機
構を制御してテープを所定速度で送り出させると共に、
印刷機構を制御してこの送り出されたテープに予め入力
された文字列を印刷させる。さらに、テープ印刷装置の
制御手段は、文字列の印刷を終了したときにも、テープ
送り機構を連続制御して、印刷されたテープ部分が装置
外部にでるまでテープを送り出させた後、テープの走行
を停止させる。そして、ユーザが、テープ走行の停止
後、テープカット機構を操作することにより、所望の文
字列を印刷してなるユーザオリジナルのラベルが得られ
る。
印刷装置はラベルを形成するものであるので、テープ印
刷装置は、いわゆるA4サイズやB5サイズ等の所定用
紙に文字列を印刷する他の文字情報処理装置に比べて、
文字の配置方法や大きさ等の属性について多くの印刷効
果を発揮できるようになされており、ユーザが任意の印
刷効果を設定することができるようになされている。
のや、行の集まり(以下、段落と呼ぶ)を単位に指定す
るものや、印刷対象の文字列全体(以下、文章と呼ぶ)
に対して指定するものがある。
字の装飾、書体、文字間/ピッチ、罫線・網掛け等があ
り、以下ではこれらの印刷効果をまとめて文字のモード
と呼ぶ。また、段落を単位に指定する印刷効果として
は、各行の文字サイズの組み合わせ、縦書き/横書き、
外枠、段落内の文字の割付け等があり、以下ではこれら
の印刷効果をまとめて段落のスタイルと呼ぶ。文章単位
に指定する印刷効果としては、ラベル全体における文字
列の位置に関するもの、ラベルでの前後余白長さ、鏡像
文字/正像文字等があり、以下ではこれらの印刷効果を
まとめて文章の書式と呼ぶ。以上のように、印刷効果を
発揮させるための多くの設定項目があり、各設定項目に
ついては当然に複数の選択肢がある。
く用意されているテープ印刷装置であれば、ユーザが作
成できるラベルの自由度はかなり高いが、選択肢が多い
ため操作性が低いものとなる。例えば、ユーザが簡単な
ラベルを作成する場合には選択操作に煩雑感を抱く恐れ
がある。逆に、各設定項目についての選択肢数を抑えた
テープ印刷装置であれば、操作性は高いが、ユーザが作
成できるラベルの自由度は低くなる。例えば、ユーザが
凝ったラベルを作成しようとした場合に対応できない恐
れもある。
を複数有する設定項目(例えば、ファイル編集機能)が
あるが、操作性と自由度との二律背反的な課題が同様に
存在する。
背反的な課題は、テープ印刷装置だけでなく、文字ピッ
チや文字サイズや余白等の属性の自由度がかなり高い印
刷対象物や転写対象物に係る文字情報処理装置に同様に
生じている。例えば、紫外線の受光部が硬化し所定流体
との作用により硬化部分以外が除去される樹脂を印章刻
印面として用い、この刻印面に入力文字列に応じた光線
を照射(転写動作であり、この明細書における印刷の用
語は場合によってはこの転写概念を含むものとする)す
る印章作成装置においても、同様な課題が生じている。
のであり、ユーザの操作性要求と印刷内容の自由度要求
との双方に容易に対応できる使い勝手の良好な文字情報
処理装置を提供しようとするものである。
め、本発明は、入力された1行以上の文字列を印刷媒体
に印刷する文字情報処理装置において、第1〜第Nの選
択肢レベルから、指定された第iの選択肢レベルを取込
んで格納する選択肢レベル取込手段と、所定の各設定項
目のそれぞれの選択肢を、その選択肢に予め付与されて
いる第1〜第Nのいずれかの種類情報と共に記憶する選
択肢記憶手段と、選択肢レベル取込手段に第iの選択肢
レベルが格納されているとき、設定が要求された設定項
目の選択肢として、第1〜第iの種類情報が付与されて
いる選択肢を選択肢記憶手段から読出して表示させる選
択肢表示制御手段とを有することを特徴とする。
も印刷効果を変え得る設定項目が含まれていることが好
ましい。
たパスワードの正解を選択肢レベルの取込み条件として
いることが好ましい。
ベル取込手段は、第1〜第Nの選択肢レベルから、指定
された第iの選択肢レベルを取込んで格納し、選択肢記
憶手段は、所定の各設定項目のそれぞれの選択肢を、そ
の選択肢に予め付与されている第1〜第Nのいずれかの
種類情報と共に記憶する。そして、選択肢表示制御手段
は、選択肢レベル取込手段に第iの選択肢レベルが格納
されているとき、設定が要求された設定項目の選択肢と
して、第1〜第iの種類情報が付与されている選択肢を
選択肢記憶手段から読出して表示させる。
には、選択肢数が少ない側の選択肢レベルを指示すれば
良い。このとき、少ない数の選択肢から設定項目の内容
を設定でき、全体としての操作性が高まる。一方、ユー
ザは、印刷内容や印刷効果の充実を考慮した場合には、
選択肢数が多い側の選択肢レベルを指示すれば良い。こ
のとき、多い選択肢から設定項目の内容を設定でき、ユ
ーザは思い通りの印刷内容を得易くなる。
多数あるが、一般的に、印刷効果に係る設定項目は選択
肢数が多く、また、選択肢が固定されて用いられるか又
は選択肢が頻繁に切り替えられて用られいるかのいずれ
かになり易く、そのため、選択肢レベルを適用する設定
項目として、少なくとも印刷効果を変え得る設定項目が
含まれていることは好ましい。
て実行されないように、選択肢レベル取込手段が、入力
されたパスワードの正解を他の選択肢レベルの取込み条
件としていることは好ましい。
電気的な全体構成を、図2の機能ブロック図を用いて説
明する。
の文字情報処理装置と同様に、大きくは、入力部10、
制御部20及び出力部30から構成されており、制御部
20が、入力部10からの情報やその時点の処理段階等
に応じた処理を実行し、その処理結果等を出力部30に
よって表示出力又は印刷出力させるようになされてい
る。
下キーやダイヤルキー等を備えたキー入力部11と、テ
ープ幅検出センサ12から構成されている。キー入力部
11は、制御部20に与える文字コードデータや各種の
制御データを発生するものである。この実施例の場合、
後述する選択肢レベルの切替処理を起動させるキーも設
けられている。テープ幅検出センサ12は、装填されて
いるテープの幅を検出してテープ幅情報を制御部20に
与えるものである。実際上、テープはテープカートリッ
ジに収納されており、テープカートリッジにはテープ幅
を規定する孔等の物理的な識別要素が設けられており、
テープ幅検出センサ12はこの物理的な識別要素を読み
取ってテープ幅情報を出力する。
る。例えばステッピングモータでなるテープ・リボン送
りモータ31は、装填されている図示しないテープやイ
ンクリボンを所定の印刷位置や装置外部まで送り出すも
のである。サーマルヘッド32は、走行するテープに対
して熱転写によって印刷を行なうものであり、例えば、
最大128ドットを同時に印刷できるものである。これ
らテープ・リボン送りモータ31及びサーマルヘッド3
2はそれぞれ、制御部20の制御下で、モータ駆動回路
33やヘッド駆動回路34によって駆動される。印刷さ
れたテープの切断は、例えば、ユーザからの外力又は図
示しないモータによって駆動される図示しないカッタに
よって行なわれる。
表示部として液晶ディスプレイ35が設けられており、
この液晶ディスプレイ35は、制御部20の制御下でデ
ィスプレイ駆動回路36によって駆動され、入力文字列
や各種の属性情報等を直接表示したり、装置本体の液晶
ディスプレイ35周囲に記載されている属性を示す文字
列に対応する属性のオンオフを示すインジケータを点灯
したりする。
タによって構成されており、CPU21、ROM22、
RAM23、キャラクタジェネレータROM(CG−R
OM)24、入力インタフェース25及び出力インタフ
ェース26がシステムバス27を介して接続されて構成
されている。
や、かな漢字変換用辞書データ等の固定データが格納さ
れている。RAM23はワーキングメモリとして用いら
れるものであり、また、ユーザ入力に係る固定データを
格納するものである。RAM23は、電源オフ時にもバ
ックアップされている。
ムや固定データ、RAM23に格納されているデータ等
については、後述の説明で詳述する。なお、ROM22
には、後述する電源オン時用の処理プログラム22aや
各種の設定項目の設定選択肢の切替え用の処理プログラ
ムが格納されており、また、これらプログラムの実行時
にはRAM23にそのための作業エリアが適宜形成さ
れ、利用される。この実施例の場合、RAM23には、
後述する設定選択肢レベルを格納するバッファが形成さ
れている。
に用意されている文字や記号のフォント情報を格納して
いるものであり、文字や記号を特定するコードデータが
与えられたときに対応するフォント情報を出力するもの
である。ここで、CG−ROM24に格納されているフ
ォント情報は、アウトラインフォントであってもビット
マップフォントであっても良い。
び制御部20間のインタフェースを行なうものであり、
出力インタフェース26は、出力部30及び制御部20
間のインタフェースを行なうものである。
やそのときの処理段階に応じて定まるROM22内の処
理プログラムを、RAM23をワーキングエリアとして
利用しながら、また、必要ならばROM22やRAM2
3に格納されている固定データを適宜用いて処理するも
のであり、その処理状況や処理結果等を液晶ディスプレ
イ35に表示させたり図示しないテープに印刷させたり
するものである。
ザに提示して選択操作させる選択肢の数をユーザからの
指令に応じて、段階的に切り替えられるようになされて
いる。ここで、ユーザに提示する選択肢群の段階を選択
肢レベルと呼ぶことにする。この実施例の場合、選択肢
レベルとしては、選択肢数が少ない「レベル1」と選択
肢数が多い「レベル2」とが用意されている。そのた
め、ROM22内に用意されている各選択肢について、
どの選択肢レベルが指定されているときに、選択候補と
してユーザに提示するか否かを規定する選択肢の種類情
報が付与されている。なお、ユーザが指定した選択肢レ
ベルの情報は、RAM23に格納されるようになされて
いる。
モード、段落のスタイル、文章の書式等の印刷効果につ
いての設定項目に選択肢レベルの概念が導入されてお
り、その他、ファイル編集機能やバーコード規格指定機
能や連続番号付与機能等の設定項目にも選択肢レベルの
概念が導入されている。
ルについてより具体的に説明する。図3は、文章の書式
のメニュー階層構造(ROM22にテーブル化されて格
納されている)を示すものである。なお、文章の書式の
メニューは3層構造であるが、図3ではそのうちの第2
階層までを示している。なお、第3階層は、テープ長さ
を取り込むものであってレベルが無関係(見方をかえれ
ば「レベル2」)にされている。
3(A)に示す第1階層の各メニュー項目「定長」、
「余白」、「鏡文字」、「復元」が選択肢を構成してお
り、これら各選択肢には「1」、「1」、「2」、
「1」の選択肢の種類を示す記号が付与されている。
「種類1」が付与されている選択肢は、ユーザが指定し
た選択肢レベルが「レベル1」及び「レベル2」のとき
に選択候補として提示可能なものであり、「種類2」が
付与されている選択肢は、ユーザが指定した選択肢レベ
ルが「レベル2」のときにのみ選択候補として提示可能
なものである。
文章位置に関するものである。また、「余白」は、ラベ
ルでの前後余白の長さに関するものである。さらに、
「復元」は書式の全ての値をデフォルト値に戻すもので
ある。このように必要性が相対的に高い選択肢には「種
類1」が付与されている。一方、「鏡文字」は、鏡像文
字で印刷するか正像文字で印刷するかを指定するもので
ある。鏡像文字が指定されることはごく希なことと考え
られる。このような必要性が相対的に低い選択肢には
「種類2」が付与されている。
ト又は16ビット単位に処理するCPU21を適用して
おり、そのため例えば、選択肢の種類の表現も図3
(E)に示すように、8ビットが適用されている。そし
て、最下位ビット(LSB)が「レベル1」に対応して
いるか(論理「1」)対応していないか(論理「0」)
を表し、下位2ビット目が「レベル2」に対応している
か(論理「1」)対応していないか(論理「0」)を表
しており、上位6ビットは無関係なものとなされてい
る。従って、「種類1」の選択肢には種類情報として下
位2ビットが「11」であるデータが付与されており、
「種類2」の選択肢には種類情報として下位2ビットが
「10」であるデータが付与されている。
指定された選択肢レベルが「レベル1」であれば、最下
位ビットが「1」の種類情報が付与されている選択肢を
検索して行なわれ、ユーザによって指定された選択肢レ
ベルが「レベル2」であれば、下位2ビット目が「1」
の種類情報が付与されているの選択肢を検索して行なわ
れる。
在する「定長」及び「余白」(それぞれが設定項目であ
る)についても、それぞれ図3(B)及び(C)に示す
ように、第2階層の各選択肢に必要性の高低等に応じて
種類を表わす記号が設定されている。一方、「種類2」
が付与されていて第2階層が存在する「鏡文字」につい
ては、図3(D)に示すように、第2階層の各選択肢の
種類として、上位階層と同じ「種類2」に設定されてい
る。この種類の設定は、「種類2」の「鏡文字」が第1
階層で選択されない以上、その下位階層に進まないので
第2階層の選択肢に対する当然の設定である。
ベルに対応する種類を表わす記号の設定例を示したが、
1階層の他の設定項目や、2階層以上の他の設定項目に
ついても、同様な形で各選択肢レベルに対応する種類を
表わす記号が予め設定されている。
ャートを参照しながら詳述する。
更は、電源オフ時に、その変更キーを押した状態で電源
キーを押下して電源をオンすることで可能となされてい
る。電源がオンされ、CPU21に安定した電源電圧が
供給されるようになると、CPU21は、図1(A)に
示す処理プログラムを開始する。
0において、レベル変更を指示するキーが押下されてい
るか否かを判別する。押下されていないならば、CPU
21は、ステップ110以降の通常の電源オン時の立ち
上げ処理に進む。例えば、当該装置の名称と現時点で採
用されている文字の入力方法(ローマ字入力やひらがな
入力等)や現時点の指定選択肢レベルを所定時間表示し
た後、文字入力画面を表示させる。
ると、CPU21は、ステップ101において、オフ時
にもバックアップされていたRAM23のテキストエリ
アに文字列(文章)が残っているか否かを判別する。残
っている場合には、CPU21は、ステップ110以降
の通常の電源オン時の立ち上げ処理に進む。
ている文字列に、変更前のレベルの適用をユーザが望ん
でいるのか、変更後のレベルの適用をユーザが望んでい
るのかが明らかではないので、また、テキストエリアに
残っている文字列に変更後のレベルの適用を認めた場合
に既に選択されていた選択肢の調整が必要となることも
あるので、テキストエリアに文字列が存在しない場合に
のみレベルの変更を認めることとした。従って、ユーザ
がレベル変更を希望する場合には、文字列の全消去を行
なって一旦電源をオフにし、その後、指定選択肢レベル
の変更キーの操作を伴う電源オン操作を行なうことを要
する。
CPU21は、ステップ102において、パスワードを
入力することを求めるメッセージを液晶ディスプレイ3
5に表示させ、ステップ103において、キー入力部1
1から入力されたパスワードを取り込む。そして、CP
U21は、ステップ104において、入力されたパスワ
ードと、例えばROM22に格納されているパスワード
とを比較して入力されたパスワードが正解であるか否か
を判別する。
PU21は、ステップ105において、電源をオフさせ
る。すなわち、指定選択肢レベルの変更操作を当初より
やり直す状況に戻す。入力されたパスワードが正しくな
いときに、既存レベルを維持したまま通常処理に進むこ
とも考えられるが、ユーザが一度変更操作を開始したこ
とに鑑みて電源をオフすることとし、ユーザが再度変更
操作を実行し得るようにした。
解であると、CPU21は、ステップ106において、
今までの指定選択肢レベルを他のレベルに切り替えて当
該他のレベルを後述する保存バッファに格納し直し、ス
テップ107において、レベル変更が終了した旨のメッ
セージを液晶ディスプレイ35に所定時間だけ表示さ
せ、その後、ステップ110以降の通常の電源オン時の
立ち上げ処理に進む。
レベルは、「レベル1」及び「レベル2」間で変化す
る。
に、変更キーと電源キーとをほぼ同時に押下させたり、
パスワードを入力させたりするようにしたのは、ユーザ
が指定選択肢レベルの変更を明確に意図したときだけ受
け付け、誤ってレベルが変更されてユーザが各種操作に
対して混乱することを防止しようとしたものである。な
お、工場出荷時においては、選択肢数が少ない「レベル
1」が指定選択肢レベルに選定されている。
3内の指定選択肢レベルの保存バッファと、RAM23
内のテキストエリアの文章属性格納領域である。保存バ
ッファに格納された指定選択肢レベルは、新たに入力さ
れた各文章に共通に適用されるものであり、文章属性格
納領域に格納された指定選択肢レベルは、その文章に対
応するものであり、一般的には両者のレベルは等しい。
外部記憶装置にファイルを保存し、その後、外部記憶装
置からファイルを読出したときに異なることもあるが、
この場合には、両者のうち、選択肢数が多いレベルを優
先させる。
く指定された選択肢レベルでの選択肢の選択処理を、図
1(B)に示すフローチャートを参照しながら詳述す
る。図1(B)は、2層構造のメニューの場合を示して
いる。
に示す処理プログラムを開始すると、CPU21は、ス
テップ120において、そのときの指定選択肢レベルに
応じた第1階層の優先選択肢(例えば、今まで設定され
ている選択肢)を候補として液晶ディスプレイ35に表
示させ、その後、ステップ121において、選択キー又
は候補変更キーのいずれが操作されたかを判別する。候
補変更キーが操作されたときには、CPU21は、ステ
ップ122において、そのときの指定選択肢レベルに応
じた第1階層の他の選択肢を候補として液晶ディスプレ
イ35に表示させ、上述したキー判別ステップ121に
戻る。
選択肢が確定すると、CPU21は、ステップ123に
おいて、確定された第1階層の選択肢が第2階層の選択
を要するものか否かを判別する。第2階層が存在し、そ
の選択肢の設定が必要なものであると、CPU21は、
ステップ124において、そのときの指定選択肢レベル
に応じた第2階層の優先選択肢(例えば、今まで設定さ
れている選択肢)を候補として液晶ディスプレイ35に
表示させ、その後、ステップ125において、選択キー
又は候補変更キーのいずれが操作されたかを判別する。
候補変更キーが操作されたときには、CPU21は、ス
テップ126において、そのときの指定選択肢レベルに
応じた第2階層の他の選択肢を候補として液晶ディスプ
レイ35に表示させ、上述したキー判別ステップ124
に戻る。
の設定が不要なものであると、又は、第2階層の選択肢
の設定も終了すると、CPU21は、ステップ127に
おいて、当該処理プログラムの作業エリアに格納されて
いる、選択された選択肢の情報を、テキストエリアの文
章に付随させて格納させて一連の処理を終了する。
も、図1(B)に示す処理とほぼ同様な処理が実行さ
れ、指定選択肢レベルに応じた各階層についての選択肢
の設定がなされる。
ーザによって指定された選択肢レベルに合致する選択肢
だけを選択候補とするようにしたので、ユーザの操作性
要求と作成ラベルの内容自由度要求との高い方の要求に
応じられる使い勝手が良好なテープ印刷装置を実現でき
る。
成しようとするときには「レベル1」を指定すれば、各
種属性の指定操作を容易に行なってそのようなラベルを
作成することができる。一方、凝った構成のラベルを作
成しようとするときには「レベル2」を指定すれば、そ
のようなラベルを属性選択の制約を受けずに自由に作成
することができる。
らに以下のような他の実施例を挙げることができる。
ものを示したが、3個以上あっても良い。この場合に
は、各種レベル毎にパスワードを設ければ良い。
レベルの変更を電源オンの直後にのみ実行できるものを
示したが、このタイミング以外でも実行できるようにし
ても良い。
全消去した状態で指定選択肢レベルの変更を認めるもの
を示したが、文字列がテキストエリアに残っている状態
でも認めるようにしても良い。この場合には、その変更
時に、「レベル1」の選択肢と「レベル2」の選択肢間
の変更テーブルを持たせて、新たな指定選択肢レベルに
合わせて既存の文字列に対する各種選択肢を自動的に変
更するようにすることが好ましい。例えば、「レベル
2」から「レベル1」に変更された場合、「鏡文字」に
ついて「鏡像文字」の選択を取消したりする。
ベルに認められている選択肢を装置が固定的にもってい
るものを示したが、レベルとそのレベルにおける選択肢
との対応関係をユーザが任意に設定したり、修正したり
できるようにしても良い。すなわち、図3に示したよう
な内容の種類部分をユーザが書き換えられるようにして
も良い。例えば、選択肢の個別レベル修正処理プログラ
ムを用意して、全ての選択肢をそのときの種類情報と共
に1個ずつ順に表示させて種類情報を修正させ、その修
正値に応じて、図3に示したような内容の種類部分を書
き換えることを実行するようにすれば良い。
1」から「レベル2」への指定選択肢レベルの変更手順
と、「レベル2」から「レベル1」への指定選択肢レベ
ルの変更手順とが同一のものを示したが、異なる手順で
あっても良い。例えば、選択肢数を少なくする「レベル
2」から「レベル1」への指定選択肢レベルの変更を、
復帰キーの押下等の単純な手順で実行させるようにして
も良い。
可能な選択肢数を変更する設定項目は、上記実施例で例
示したものに限定されるものではない。例えば、記号入
力時に表示させる記号種類等もレベル化しておくように
しても良い。
刷装置に適用したものを示したが、印刷効果を発揮させ
る属性の選択肢が多いような他の文字情報処理装置にも
適用することができる。例えば、印章作成装置にも適用
できる。
第Nの選択肢レベルから、指定された第iの選択肢レベ
ルを取込んで格納する選択肢レベル取込手段と、所定の
各設定項目のそれぞれの選択肢を、その選択肢に予め付
与されている第1〜第Nのいずれかの種類情報と共に記
憶する選択肢記憶手段と、選択肢レベル取込手段に第i
の選択肢レベルが格納されているとき、設定が要求され
た設定項目の選択肢として、第1〜第iの種類情報が付
与されている選択肢を上記選択肢記憶手段から読出して
表示させる選択肢表示制御手段とを設けたので、ユーザ
の操作性要求と印刷内容の自由度要求との双方に容易に
対応できる使い勝手の良好な文字情報処理装置を実現で
きる。
る。
との関係を説明する図である。
センサ、20…制御部、21…CPU、22…ROM、
23…RAM、30…出力部、31…テープ・リボン送
りモータ、32…サーマルヘッド、35…液晶ディスプ
レイ。
Claims (3)
- 【請求項1】 入力された1行以上の文字列を印刷媒体
に印刷する文字情報処理装置において、 第1〜第Nの選択肢レベルから、指定された第iの選択
肢レベルを取込んで格納する選択肢レベル取込手段と、 所定の各設定項目のそれぞれの選択肢を、その選択肢に
予め付与されている第1〜第Nのいずれかの種類情報と
共に記憶する選択肢記憶手段と、 上記選択肢レベル取込手段に第iの選択肢レベルが格納
されているとき、設定が要求された設定項目の選択肢と
して、第1〜第iの種類情報が付与されている選択肢を
上記選択肢記憶手段から読出して表示させる選択肢表示
制御手段とを有することを特徴とする文字情報処理装
置。 - 【請求項2】 上記所定の設定項目として、少なくとも
印刷効果を変え得る設定項目を含むことを特徴とする請
求項1に記載の文字情報処理装置。 - 【請求項3】 上記選択肢レベル取込手段は、入力され
たパスワードの正解を他の選択肢レベルの取込み条件と
していることを特徴とする請求項1又は2に記載の文字
情報処理装置。
Priority Applications (22)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30366994A JP3475532B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 文字情報処理装置 |
DE69526411T DE69526411T2 (de) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Zeichenprozessor zum Drucken von Zeichen |
EP00115491A EP1045311B1 (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character information processor for printing characters |
EP00115477A EP1045310B1 (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character information processor for printing characters |
CA002164537A CA2164537C (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character information processor for printing characters |
DE69530135T DE69530135T2 (de) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Zeicheninformationsprozessor zum Drucken von Zeichen |
EP95119220A EP0716381B1 (en) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Character processor for printing characters |
DE69530134T DE69530134T2 (de) | 1994-12-07 | 1995-12-06 | Zeicheninformationsprozessor zum Drucken von Zeichen |
CN95121841A CN1101576C (zh) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 打印字符的字符信息处理装置 |
US08/568,448 US5680520A (en) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | Character information processor for printing characters |
CNB011195096A CN1183465C (zh) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 打印字符的字符信息处理装置及处理方法 |
KR1019950048174A KR100421129B1 (ko) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 인쇄를이행하기위한문자정보처리장치 |
CNB011195088A CN1177276C (zh) | 1994-12-07 | 1995-12-07 | 打印字符的字符信息处理装置 |
US08/831,217 US5778161A (en) | 1994-12-07 | 1997-04-02 | Character information processor for printing characters |
US08/942,126 US5926618A (en) | 1994-12-07 | 1997-10-01 | Character information processor for printing characters |
US08/942,125 US5854884A (en) | 1994-12-07 | 1997-10-01 | Character information processor for printing characters |
US09/179,449 US6064802A (en) | 1994-07-12 | 1998-10-27 | Character information processor for printing characters |
HK01101967A HK1031264A1 (en) | 1994-12-07 | 1998-12-24 | Character information processor for printing characters |
HK01101972A HK1031265A1 (en) | 1994-12-07 | 1998-12-24 | Character information processor for printing characters |
HK98115518A HK1014218A1 (en) | 1994-12-07 | 1998-12-24 | Character processor for printing characters |
KR1020030058065A KR100453355B1 (ko) | 1994-12-07 | 2003-08-21 | 인쇄를 이행하기 위한 문자정보처리장치 |
KR1020030058066A KR100420971B1 (ko) | 1994-12-07 | 2003-08-21 | 인쇄를 이행하기 위한 문자정보처리장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30366994A JP3475532B2 (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 文字情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156336A true JPH08156336A (ja) | 1996-06-18 |
JP3475532B2 JP3475532B2 (ja) | 2003-12-08 |
Family
ID=17923806
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30366994A Expired - Lifetime JP3475532B2 (ja) | 1994-07-12 | 1994-12-07 | 文字情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3475532B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6593948B1 (en) | 1998-10-13 | 2003-07-15 | King Jim Co., Ltd. | Character information processor |
CN100430877C (zh) * | 1998-10-22 | 2008-11-05 | 株式会社吉姆帝王 | 文字输入装置 |
JP2010012676A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Seiko Epson Corp | 印刷装置およびテープ印刷装置 |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP30366994A patent/JP3475532B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6593948B1 (en) | 1998-10-13 | 2003-07-15 | King Jim Co., Ltd. | Character information processor |
CN100430877C (zh) * | 1998-10-22 | 2008-11-05 | 株式会社吉姆帝王 | 文字输入装置 |
JP2010012676A (ja) * | 2008-07-03 | 2010-01-21 | Seiko Epson Corp | 印刷装置およびテープ印刷装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3475532B2 (ja) | 2003-12-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1045310B1 (en) | Character information processor for printing characters | |
JP3207860B2 (ja) | テープ印刷装置及び方法 | |
US6104381A (en) | Character input apparatus | |
US6226094B1 (en) | Apparatus and method for processing character information | |
JP3211834B2 (ja) | テープ印字装置およびその文字処理方法 | |
JPH10166667A (ja) | 文字印刷装置 | |
JP3475532B2 (ja) | 文字情報処理装置 | |
JP3850057B2 (ja) | 文字情報処理装置 | |
JP4491220B2 (ja) | 小印刷物作成装置、小印刷物作成方法及び小印刷物作成プログラム | |
US5413420A (en) | Wordprocessing device | |
JP4490009B2 (ja) | ラベル作成方法およびラベル作成装置 | |
JPH08156334A (ja) | 文字情報処理装置 | |
JPH05177901A (ja) | 印字装置 | |
JPH07276715A (ja) | 任意行数のブロックを複数印字可能なテープ印字装置 | |
JP2001301238A (ja) | テープ印刷装置 | |
JP3439274B2 (ja) | テープ印刷装置 | |
JPH07125373A (ja) | 印刷装置 | |
JPH05324641A (ja) | テープ印字装置 | |
JPH05307455A (ja) | 文書処理装置 | |
JPH0830613A (ja) | ラベル作成装置 | |
JP2002318796A (ja) | テキスト管理方法およびテキスト管理装置 | |
JPH08314902A (ja) | 文書処理装置 | |
JPH01286869A (ja) | 文字処理装置 | |
JPH05177900A (ja) | 印字装置 | |
JPH05185662A (ja) | 文書処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20030826 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080926 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090926 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100926 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110926 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120926 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130926 Year of fee payment: 10 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |