JP4490009B2 - ラベル作成方法およびラベル作成装置 - Google Patents

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  • Document Processing Apparatus (AREA)
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表裏2面に見出しが印刷された見出し山用ラベルを作成するラベル作成方法およびラベル作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
仮想中心線に沿って折り曲げて書類ファイル等の見出しとして貼付する見出し山用ラベルを作成する場合、例えば、通称ラベルライタ等とも言われるテープ印刷装置を使用し、表裏2面の見出しとなるキャラクタ列を、ラベルとなる印刷対象物(テープ)の所定の仮想中心線の両側に配置して印刷し、それを見出し山用のサイズに切断して作成する。この場合、基本的には、表裏2面の見出し(用のキャラクタ列)をユーザがそれぞれ入力して印刷すれば良いが、表裏2面が同じ見出しの場合、例えば図13(a)に示すように、表側のみ(図示の文字列「売上高」)を入力することにより、入力の手間を省略して見出し山用のラベルG100(同図(b)参照)を作成できるラベル作成装置(テープ印刷装置)が知られている(例えば特開平10−818号参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述の従来のラベル作成方法およびその装置では、あくまでも表裏2面の見出しの構成が全く同一の場合にのみ対応しているため、一部が異なる場合等には対応できず、そのような場合、結局、2行の文書として表裏2面の各面用に個別に入力して、見出し山用として工夫して編集する必要があり、作業が面倒であった。
【0004】
本発明は、表裏2面の見出しの一部が相互に異なる見出し山用ラベルを容易に作成できるラベル作成方法およびラベル作成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のラベル作成方法は、仮想中心線の両側にそれぞれ表側キャラクタ列および裏側キャラクタ列が印刷され、前記仮想中心線に沿った折曲げ貼付により見出し山を形成可能な見出し山用ラベルを作成するラベル作成方法であって、前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を、それぞれ第1行および第2行として編集するための編集画面を表示する表示工程と、前記第1行に前記表側キャラクタ列を入力する表側キャラクタ列入力工程と、前記第1行における改行キーの押下により、前記表側キャラクタ列を確定すると共に前記表側キャラクタ列を前記第2行にコピーして前記裏側キャラクタ列の原稿とする確定・コピー工程と、前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を並べて、前記見出し山用ラベルを作成可能なように印刷対象物に印刷する印刷工程と、を備えたことを特徴とする。
上記のラベル作成方法において、前記表側キャラクタ列入力工程による入力に並行して、前記裏側キャラクタ列を表示するための裏側用テキストバッファに、前記表側キャラクタ列を格納する裏側用テキストバッファ格納工程をさらに備え、前記表示工程では、前記表側キャラクタ列入力工程による入力時において、前記裏側用テキストバッファ内のデータを非表示とし、前記第1行における改行キーの押下により、前記裏側用テキストバッファ内のデータを表示することが好ましい。
本発明のラベル作成装置は、仮想中心線の両側にそれぞれ表側キャラクタ列および裏側キャラクタ列が印刷され、前記仮想中心線に沿った折曲げ貼付により見出し山を形成可能な見出し山用ラベルを作成するラベル作成装置であって、前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を、それぞれ第1行および第2行として編集するための編集画面を表示する表示手段と、前記第1行に前記表側キャラクタ列を入力する表側キャラクタ列入力手段と、前記第1行における改行キーの押下により、前記表側キャラクタ列を確定すると共に前記表側キャラクタ列を前記第2行にコピーして前記裏側キャラクタ列の原稿とする確定・コピー手段と、前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を並べて、前記見出し山用ラベルを作成可能なように印刷対象物に印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
なお、以下の構成としても良い。
本発明のラベル作成方法は、仮想中心線の両側に表裏2面の見出しとなるキャラクタ列が印刷され前記仮想中心線に沿った折曲げ貼付により見出し山を形成可能な見出し山用ラベルを作成するラベル作成方法であって、前記表裏2面のうちの表面に印刷される見出しを構成する表側キャラクタ列を入力して編集する表側キャラクタ列入力工程と、前記表側キャラクタ列をコピーして、前記表裏2面のうちの裏面に印刷される見出しを構成する裏側キャラクタ列の原稿とする裏側キャラクタ列原稿作成工程と、前記原稿として作成された裏側キャラクタ列を編集する裏側キャラクタ列編集工程と、前記表側キャラクタ列および編集された前記裏側キャラクタ列を並べて、前記見出し山用ラベルを作成可能なように印刷対象物に印刷する印刷工程と、を備えたことを特徴とする。
【0006】
また、本発明のラベル作成装置は、仮想中心線の両側に表裏2面の見出しとなるキャラクタ列が印刷され前記仮想中心線に沿った折曲げ貼付により見出し山を形成可能な見出し山用ラベルを作成するラベル作成装置であって、前記表裏2面のうちの表面に印刷される見出しを構成する表側キャラクタ列を入力して編集する表側キャラクタ列入力手段と、前記表側キャラクタ列をコピーして、前記表裏2面のうちの裏面に印刷される見出しを構成する裏側キャラクタ列の原稿とする裏側キャラクタ列原稿作成手段と、前記原稿として作成された裏側キャラクタ列を編集する裏側キャラクタ列編集手段と、前記表側キャラクタ列および編集された前記裏側キャラクタ列を並べて、前記見出し山用ラベルを作成可能なように印刷対象物に印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とする。
【0007】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、仮想中心線の両側に表裏2面の見出しとなるキャラクタ列が印刷され、仮想中心線に沿った折曲げ貼付されて見出し山となる見出し山用ラベルを作成する。ここでは、まず、表側キャラクタ列を入力・編集し、それをコピーして裏側キャラクタ列の原稿として編集し、表側キャラクタ列と編集された裏側キャラクタ列を並べて、印刷対象物に印刷することにより、見出し山用ラベルを作成できる。この場合、表側キャラクタ列をコピーして裏側キャラクタ列の原稿とするので、裏面の見出しが表面に対して一部のみ異なるような場合に、全てを最初から入力することなく、異なる部分のみ編集すればよいので、入力の手間を節約できる。また、その反面、全く同一の見出しで無くても良いので、一部が相互に異なる見出し山用ラベルを容易に作成できる。
【0008】
また、上記のラベル作成方法において、前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列は、それぞれを各行とする合計2行の構成の文書の各行として扱われ、前記表側キャラクタ列は、それを構成する全キャラクタ入力後の改行指示により確定入力されることが好ましい。
【0009】
また、上記のラベル作成装置において、前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列は、それぞれを各行とする合計2行の構成の文書の各行として扱われ、前記表側キャラクタ列は、それを構成する全キャラクタ入力後の改行指示により確定入力されることが好ましい。
【0010】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列は、それぞれを各行とする合計2行の構成の文書の各行として扱われ、表側キャラクタ列は、それを構成する全キャラクタ入力後の改行指示により確定入力される。このため、一般的な2行文書の編集において、第1行の入力・編集から第2行の入力・編集に移行するのと同様に、改行指示により表側キャラクタ列の入力・編集から裏側キャラクタ列の編集に容易に移行でき、編集しやすい。
【0011】
また、上記のラベル作成方法において、前記表側キャラクタ列の行および前記裏側キャラクタ列の行のそれぞれを、前記文書の各行として表示する表示工程をさらに備えたことが好ましい。
【0012】
また、上記のラベル作成装置において、前記表側キャラクタ列の行および前記裏側キャラクタ列の行のそれぞれを、前記文書の各行として表示する表示手段をさらに備えたことが好ましい。
【0013】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、表側キャラクタ列の行および裏側キャラクタ列の行のそれぞれを、文書の各行として表示するので、その表示結果を参考にして容易に入力・編集できる。
【0014】
また、上記のラベル作成方法において、前記裏側キャラクタ列原稿作成工程は、前記改行指示をトリガとして処理を開始することが好ましい。
【0015】
また、上記のラベル作成装置において、前記裏側キャラクタ列原稿作成手段は、前記改行指示をトリガとして処理を開始することが好ましい。
【0016】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、改行指示をトリガとして処理を開始するので、表側キャラクタ列の入力・編集から裏側キャラクタ列の編集に移行するタイミングを、改行指示により明確に規制(制御)でき、操作しやすく編集しやすい。
【0017】
また、上記のラベル作成方法において、前記裏側キャラクタ列原稿作成工程は、前記表側キャラクタ列を自動コピーして前記裏側キャラクタ列の原稿とする自動コピー工程を有することが好ましい。
【0018】
また、上記のラベル作成装置において、前記裏側キャラクタ列原稿作成手段は、前記表側キャラクタ列を自動コピーして前記裏側キャラクタ列の原稿とする自動コピー手段を有することが好ましい。
【0019】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、表側キャラクタ列を自動コピーして裏側キャラクタ列の原稿とするので、改めてコピー指示をするなどの手間が省ける。
【0020】
また、上記のラベル作成方法において、前記自動コピーされた表側キャラクタ列は、仮確定の裏側キャラクタ列原稿として扱われ、前記裏側キャラクタ列編集工程は、前記仮確定の裏側キャラクタ列原稿を確定させる裏側キャラクタ列原稿確定工程を有することが好ましい。
【0021】
また、上記のラベル作成装置において、前記自動コピーされた表側キャラクタ列は、仮確定の裏側キャラクタ列原稿として扱われ、前記裏側キャラクタ列編集手段は、前記仮確定の裏側キャラクタ列原稿を確定させる裏側キャラクタ列原稿確定手段を有することが好ましい。
【0022】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、自動コピーされた表側キャラクタ列は、仮確定の裏側キャラクタ列原稿として扱われ、編集時にそれを確定させる。すなわち、途中で仮確定の状態を経由するので、裏側キャラクタ列の編集に、仮確定状態でのみ可能な処理を適用できる。
【0023】
また、上記のラベル作成方法において、前記裏側キャラクタ列編集工程は、前記仮確定の状態における消去指示により前記裏側キャラクタ列原稿を消去可能な仮確定裏側キャラクタ列消去工程を有することが好ましい。
【0024】
また、上記のラベル作成装置において、前記裏側キャラクタ列編集手段は、前記仮確定の状態における消去指示により前記裏側キャラクタ列原稿を消去可能な仮確定裏側キャラクタ列消去手段を有することが好ましい。
【0025】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、仮確定の状態における消去指示により裏側キャラクタ列原稿を消去することができるので、単純に表側キャラクタ列をコピーする方法以外をも採用しやすくなり、編集の自由度が高まる。
【0026】
また、上記のラベル作成方法において、前記仮確定の状態における消去指示は、確定状態における1文字削除指示と同一の操作により指示されることが好ましい。
【0027】
また、上記のラベル作成装置において、前記仮確定の状態における消去指示は、確定状態における1文字削除指示と同一の操作により指示されることが好ましい。
【0028】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、仮確定の状態における消去指示は、確定状態における1文字削除指示と同一の操作により指示される。すなわち、裏側キャラクタ列が仮確定の状態か確定状態かにより、同一の操作を行っても処理が異なる。逆に言えば、同一の操作によりその時の状態に応じた異なる処理を指示でき、編集の操作性の幅が広がる。
【0029】
また、上記のラベル作成方法において、前記裏側キャラクタ列原稿作成工程は、前記表側キャラクタ列のコピーの実行の有無を確認するコピー実行確認工程と、前記コピーの実行が確認されたときに、前記表側キャラクタ列のコピーを実行するコピー実行工程と、を有することが好ましい。
【0030】
また、上記のラベル作成装置において、前記裏側キャラクタ列原稿作成手段は、前記表側キャラクタ列のコピーの実行の有無を確認するコピー実行確認手段と、前記コピーの実行が確認されたときに、前記表側キャラクタ列のコピーを実行するコピー実行手段と、を有することが好ましい。
【0031】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、表側キャラクタ列のコピーの実行の有無を確認し、コピーの実行が確認されたときに、表側キャラクタ列のコピーを実行する。すなわち、コピーの実行の有無を確認する状態を経由するので、無条件でコピーするばかりでなく、ここで、コピー前にのみ可能な処理を行ったり、コピーをしない旨を選択したりする自由度が付加され、さらに編集しやすくなる。
【0032】
また、上記のラベル作成方法において、前記裏側キャラクタ列原稿作成工程は、前記表側キャラクタ列のコピーの実行を否認することにより、前記コピーの実行を中止可能なコピー実行中止工程をさらに有することが好ましい。
【0033】
また、上記のラベル作成装置において、前記裏側キャラクタ列原稿作成手段は、前記表側キャラクタ列のコピーの実行を否認することにより、前記コピーの実行を中止可能なコピー実行中止手段をさらに有することが好ましい。
【0034】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、表側キャラクタ列のコピーの実行を否認することにより、コピーの実行を中止できるので、単純に表側キャラクタ列をコピーする方法以外をも採用しやすくなり、編集の自由度が高まる。
【0035】
また、上記のラベル作成方法において、前記裏側キャラクタ列原稿作成工程は、前記表側キャラクタ列のコピーの実行を指示可能なコピー実行指示工程と、前記コピーの実行が指示されたときに、前記表側キャラクタ列のコピーを実行するコピー実行工程と、を有することが好ましい。
【0036】
また、上記のラベル作成装置において、前記裏側キャラクタ列原稿作成手段は、前記表側キャラクタ列のコピーの実行を指示可能なコピー実行指示手段と、前記コピーの実行が指示されたときに、前記表側キャラクタ列のコピーを実行するコピー実行手段と、を有することが好ましい。
【0037】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、表側キャラクタ列のコピーの実行を指示可能であり、コピーの実行が指示されたときに、表側キャラクタ列のコピーを実行する。すなわち、コピーの実行の可否(あるいは有無)を指示でき、その(指示)状態を経由するので、無条件でコピーするばかりでなく、ここで、コピー前にのみ可能な処理を行ったり、コピーをしない旨を選択したりする自由度が付加され、さらに編集しやすくなる。
【0038】
また、上記のラベル作成方法において、前記裏側キャラクタ列原稿作成工程は、前記表側キャラクタ列のコピーを実行しないで、空白を前記裏側キャラクタ列の原稿とする空白原稿作成工程を有することが好ましい。
【0039】
また、上記のラベル作成装置において、前記裏側キャラクタ列原稿作成手段は、前記表側キャラクタ列のコピーを実行しないで、空白を前記裏側キャラクタ列の原稿とする空白原稿作成手段を有することが好ましい。
【0040】
このラベル作成方法およびラベル作成装置では、表側キャラクタ列のコピーを実行しないで、空白を裏側キャラクタ列の原稿とすることにより、空白を原稿として編集(すなわち新たな新規入力を行うように)して、裏側キャラクタ列を作成(編集)でき、単純に表側キャラクタ列をコピーする方法以外をも採用しやすくなり、編集の自由度が高まる。
【0041】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置について、添付図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、テープ印刷装置の制御系のブロック図である。このテープ印刷装置1は、キー入力した所望の文字などに基づいて作成した印刷画像を、テープTにサーマル方式でカラー印刷すると共に、このテープTの印刷部分を切断してラベルを作成するものである。
【0042】
テープTは、基材テープとその裏面に塗着した粘着層と粘着層に貼着した剥離紙テープとで構成され、基材テープは、紙やコート層を有する紙、あるいはコート層を有するフィルム等のインクを十分吸収できる素材で構成される。粘着層は、ラベルとしての印刷テープをファイルなどの貼付対象物に貼り付けるためのものであり、また剥離紙テープは、この粘着層にゴミなどが付着するのを防止するためのものである。テープTには、テープ幅4.5mm〜48mm程度の各種のものが用意され、それぞれテープカートリッジCに収容された状態で提供され、テープ幅に応じて幅方向24ドット〜1024ドット程度の解像度の印刷画像が印刷される。なお、これらのテープTには、材質の異なるものや、地色が白色以外のものなども用意されており、将来採用されるものも含めれば、少なくとも数十種類のものが使用可能となっている。
【0043】
図1に示すように、テープ印刷装置1は、基本的な構成として、キーボード3やディスプレイ4を有してユーザとのインタフェースを行う操作部11、サーマル方式の印刷ヘッド7によりテープカートリッジCのテープTに印刷を行う印刷部12、印刷後のテープTの切断を行う切断部13、各種センサを有して各種検出を行う検出部14、各種ドライバを有して各部回路を駆動する駆動部270、外部メモリ(ファイルパック)を着脱可能な外部メモリ装着部280、電源部290、および、テープ印刷装置1内の各部を制御する制御部200を備えている。このため、装置内部には、印刷部12、切断部13、検出部14、外部メモリ装着部280などの他、図外の回路基板が収納されている。この回路基板には、電源部290の他、駆動部270や制御部200の各回路などが搭載されている。電源部290の電源ユニットは、ACアダプタ接続口や外部から着脱可能なニッカド電池等の電池に接続され、テープ印刷装置1内の各部に電力を供給する。
【0044】
詳細な図示はしないが、まず、印刷部12では、テープカートリッジCは、カートリッジケースの内部にテープTとインクリボンRとを収容して構成されており、印刷部12のポケットに配設されたヘッドユニットに差し込むための貫通孔が形成され、ポケットの位置決めピンに差し込まれるテープリールおよびポケットの巻取り駆動軸に差し込まれるリボン巻取りリールが収納され、また、テープTとインクリボンRとが重なる部分には、ヘッドユニットに内蔵された印刷ヘッド(サーマルヘッド)7に対応してポケットのプラテン駆動軸に差し込まれるプラテンローラが収納されている。
【0045】
テープカートリッジCには、内蔵するテープTの相異なる幅等の種別を識別できるように、裏面に小さな複数の孔が設けられ、上記のポケットには、この孔の有無を検出するマイクロスイッチなどのテープ識別センサが設けられていて、これにより、テープTの種別を検出できるようになっている。また、ポケットには、環境(周囲)温度を検出して報告するサーミスタなどの周囲温度センサが設けられていて、周囲温度を検出して制御部200に報告する。また、印刷ヘッド7の表面に密着してサーミスタなどのヘッド表面温度センサが設けられていて、サーマルヘッド7の表面温度を検出して制御部200に報告する。装置ケースには、ポケットと装置外部とを連通するテープ排出口が形成され、テープ排出口には、送りだしたテープTを切断するテープカッタが臨んでいる。
【0046】
テープカートリッジCがポケットに装着されると、ヘッドユニットにテープカートリッジCの貫通孔が、位置決めピンにテープリールが、プラテン駆動軸にプラテンローラが、巻取り駆動軸にリボン巻取りリールが、それぞれ差し込まれ、テープTおよびインクリボンRの送りが可能になる。また、この状態でテープTおよびインクリボンRを挟み込んで印刷ヘッド7がプラテンローラに当接して、印刷が可能になる。テープTはテープリールから繰り出され、インクリボンRはリボンリールから繰り出され、テープTと重なって併走した後、リボン巻取りリールに巻き取られる。すなわち、プラテンローラとリボン巻取りリールとが同期して回転することにより、テープTとインクリボンRとが同時に送られ、かつこれらに同期して印刷ヘッド7が駆動することで、印刷が行われる。
【0047】
テープ印刷装置1では、ユーザは、印刷部12のポケットにテープカートリッジCを装着した後、キーボード3により所望のキャラクタ(文字、数字、記号、図形等)などの印刷画像の情報を入力し、同時にディスプレイ4により入力結果を確認すると共に編集を行う。その後、キーボード3を介して印刷を指示すると、印刷部12のテープ送り部が駆動され、テープカートリッジCからテープTを繰り出すと同時に、印刷ヘッド7が駆動して、テープTに所望の印刷を行う。そして、テープTの印刷済み部分は、印刷動作に並行してテープ排出口から随時外部に送り出される。このようにして、所望の印刷が完了すると、プラテンローラの回転(リボン巻取りリールも同期回転する)を所定時間続行することでテープTの送りが続行され、余白分を含むテープ長さに適合した所定の切断位置がテープカッタの位置まで送られる。
【0048】
印刷部12のテープ送り部は、上記のポケットの側方に配設したテープフィードモータ(TFモータ)を動力(駆動)源として、上記のプラテン駆動軸および巻取り駆動軸を回転させるものであり、ポケットの側方から下方に亘る空間に配設されている。テープ送り部は、TFモータ、プラテン駆動軸、巻取り駆動軸、TFモータの動力を各駆動軸に伝達する減速歯車列、およびこれらを支持するシャーシとを備えている。
【0049】
なお、本実施形態におけるTFモータは、DCモータで構成され、印刷部12のテープ送り部は、TFモータ(DCモータ)の回転数を検出するためのエンコーダをさらに備え、エンコーダは、円盤状の周方向の4箇所に検出開口が形成され、DCモータの主軸の先端に固着されている。この回転速度センサは、上述のエンコーダの検出開口に臨むフォトセンサと、フォトセンサを支持すると共にその間で光電変換を行うセンサ回路基板とを備えている。フォトセンサには、発光素子と受光素子とが対向配置され、発光素子の光が回転するエンコーダ(の円盤周方向)の検出開口を通過して受光素子に受光されることにより、DCモータの回転数(パルス数)が検出される。すなわち、受光素子で受光された光の明滅が、センサ回路基板により光電変換され、パルス信号として制御部200に出力される。もちろん、パルス制御信号により所定のステップ(パルス)数だけステップ送りしやすいように、上記のTFモータをステッピングモータ(パルスモータ)で構成して、上記のエンコーダや回転速度センサを省略した構成にすることもできる。
【0050】
図1では、制御系の説明の便宜上、検出部14が、上述したテープ識別センサ、周囲温度センサ、ヘッド表面温度センサ、および回転速度センサを備えているものとしている。ここで、検出部14は、これらのセンサにより検出した各種検出信号を制御部200に報告する。なお、実状に合わせて、テープ印刷装置1の各部に電力を供給する電源部290の電源ユニットに接続されてその電位変動を検出する電圧センサ等の他のセンサを設けることもできるし、また、上記TFモータがパルスモータの場合には回転速度センサを省略するなど、一部を省略した構成とすることもできる。
【0051】
次に、切断部13は、テープカッタとそれを切断動作させるカッタモータとを備えている。このため、定長印刷時等における自動カットの場合、印刷が終了して余白分だけテープ送りされ、それが停止すると同時に、カッタモータが駆動され、テープTの切断が行われる。なお、テープ印刷装置1では、このカッタによる切断動作を手動でも行えるように、カットキーを設け、モード設定によって、自動/手動を切り替えられるようにしている。このため、任意長印刷時等における手動カットの場合、印刷が完了した時点で、ユーザが、カットキーを押すことで、テープカッタが作動し、テープTが所望の長さに切断される。
【0052】
駆動部270は、ディスプレイドライバ、ヘッドドライバ、モータドライバを備え、ディスプレイドライバは、制御部200から出力される制御信号に基づき、その指示に従って、操作部11のディスプレイ4を駆動する。同様に、ヘッドドライバは、制御部200の指示に従って、印刷部12の印刷ヘッド7を駆動する。また、モータドライバは、印刷部12のTFモータを駆動するTFモータドライバと、切断部13のカッタモータを駆動するカッタモータドライバとを有し、制御部200の指示に従って、各モータを駆動する。
【0053】
次に、テープ印刷装置1では、ユーザは、RAM240の補助記憶として、文書ファイル等を多数記憶可能な外部メモリ(以下「ファイルパック」)281を着脱自在に装着できるようになっている。このファイルパック281は、SRAMを1つまたは複数(例えば2個)搭載して構成され、テープ印刷装置1から外しても記憶したデータを保持しておくように電池等によりバックアップされている。また、外部メモリ装着部280のポケットにファイルパック281を装着すると、ユーザからはRAM240の記憶領域の一部(例えば1つのディレクトリ等)に見えるように機能し、制御処理の作業領域として使用される。
【0054】
また、操作部11は、キーボード3とディスプレイ4とを備えている。ディスプレイ4は、横方向(X方向)約8cm×縦方向(Y方向)4cmの長方形の形状の内側に、例えば198ドット×64ドットの表示画像データを表示可能な表示画面41を有し、ユーザがキーボード3からデータを入力して、文字、数字、記号、簡易図形等のキャラクタ(以下、これらを代表して「文字」といい、キャラクタの意味で使用)を配置した文字列画像やそれを含む印刷画像を表現するマトリクスデータを作成・編集したり、その結果等を視認したり、キーボード3から各種指令・選択指示等を入力したりする際などに用いられる。
【0055】
キーボード3には、(いずれも図示しない)アルファベットキー群、記号キー群、数字キー群、平仮名や片仮名等の仮名キー群、および外字を呼び出して選択するための外字キー群等を含む文字キー群31の他、各種の動作モードなどを指定するための機能キー群32などが配列されている。
【0056】
機能キー群32には、図外の電源キー、印刷動作を指示するための印刷キー322、テキスト入力時のデータ確定や改行および選択画面における各種モードの選択指示のための選択キー323、印刷画像データの印刷色やその中間色(混色)を指定するための色指定キー、文字色や背景色を設定するための色設定キー、並びに、それぞれ上(「↑」)、下(「↓」)、左(「←」)、右(「→」)方向へのカーソル移動や表示画面41の表示範囲を移動させるための4個のカーソルキー330(330U、330D、330L、330R:以下「カーソル「↑」キー330U」などという。ただし、代表して表現するときは「カーソルキー330」という。)が含まれる。
【0057】
機能キー群32には、さらに、未確定文字や確定済みの1文字を削除でき且つ全文消去を指示可能な削除キー324、各種指示を取り消すための取消キー326、各キーの役割を変更したり、描画登録画像データや外字登録画像データの修正等に用いられるシフトキー、テキスト入力画面や選択画面と印刷画像データの表示画面(イメージ画面)とを相互に切り換えるためのイメージキー、印刷画像データとイメージ画面に表示する表示画像データとの大きさの比率を変更するための比率変更(ズーム)キー、各種スタイルを設定するためのスタイルキー、ファイル操作のためのファイルキー332、背景画選択のためのイラストキー、テープTを手動でカットするためのカットキー、外字登録操作のための外字キー、かな漢字変換等の各種変換操作のための変換キー、ファイルパック281を初期化したりその設定を変更するためのパックキー、地紋印刷や定長印刷などの書式設定のための書式キー、並びに、基礎となる印刷画像を任意の拡大率で拡大して印刷する拡大印刷を指示する拡大印刷キーなどが含まれる。
【0058】
なお、当然ながら、一般的なキーボードと同様に、これらのキー入力は、各キー入力毎に個別にキーを設けて入力しても良いし、シフトキー等と組み合わせてより少ない数のキーを用いて入力しても良い。ここでは、理解を容易にするために上記の分だけキーがあるものとして説明する。
【0059】
図1に示すように、キーボード3は、上述のような種々の指令およびデータを制御部200に入力する。制御部200は、CPU210、ROM220、キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)230、RAM240、入出力制御回路(IOC)250を備え、互いに内部バス260により接続されている。
【0060】
ROM220は、CPU210で処理する制御プログラムを記憶する制御プログラム領域221の他、仮名漢字変換テーブル(辞書)、色変換テーブル、文字修飾テーブルなどを含む制御データを記憶する制御データ領域222を有している。CG−ROM230は、テープ印刷装置1に用意されている文字等のフォントデータを記憶していて、文字等を特定するコードデータが与えられたときに、対応するフォントデータを出力する。
【0061】
RAM240は、電源キーの操作により電源がオフにされても、記憶したデータを保持しておくようにバックアップされていて、各種フラグ等として使用される各種レジスタ群241、ユーザがキーボード3から入力した文字等のテキストデータを記憶するテキストデータ領域242、ディスプレイ4の表示画面の表示画像データを記憶する表示画像データ領域243、印刷画像データを記憶する印刷画像データ領域244、描画登録画像データを記憶する描画登録画像データ領域245、外字登録画像データを記憶する外字登録画像データ領域246、背景画の候補となる背景画像データや対応する文字色データを記憶する背景画像データ領域247、文字展開バッファ、色変換バッファ、基本色別配置バッファ、印刷バッファなどの各種バッファ領域248などの領域を有し、制御処理のための作業領域として使用される。
【0062】
IOC250には、CPU21の機能を補うとともに各種周辺回路とのインタフェース信号を取り扱うための論理回路が、ゲートアレイやカスタムLSIなどにより構成されて組み込まれている。例えば、種々の計時を行うタイマなどもIOC250内の機能として組み込まれている。このため、IOC250は、検出部14の各種センサやキーボード3と接続され、検出部14からの各種検出信号およびキーボード3からの各種指令や入力データなどをそのままあるいは加工して内部バス260に取り込むとともに、CPU210と連動して、CPU210等から内部バス260に出力されたデータや制御信号を、そのままあるいは加工して駆動部270に出力する。
【0063】
また、IOC250は、外部メモリ装着部280と接続され、RAM240に対するアクセスのうち、実際にはファイルパック281に対するアクセスとなるデータの入出力を制御し、これにより、ファイルパック281を装着したときに、ユーザからは外見上(ファイル等の扱い上)、RAM240を増設した(RA240のメモリ容量を増加させた)ように見えるように制御する。そこで、以下、特に断らない限り、RAM240にはファイルパック281分のメモリ容量を含み、RAM240内にファイルパック281に記憶したデータがあるものとして説明する(理解しやすいように、ファイルパック領域249として図示するが、実際には上記の各領域の一部または全部を分担させることもできる)。
【0064】
そして、CPU210は、上記の構成により、ROM220内の制御プログラムに従って、IOC250を介してテープ印刷装置1内の各部から各種信号・データ等を入力し、CG−ROM230からのフォントデータ、RAM240(上述のように、ファイルパック領域249(ファイルパック281分)を含む)内の各種データ等を処理し、IOC250を介してテープ印刷装置1内の各部に各種信号・データ等を出力することにより、印刷の位置制御、表示画面41の表示制御等を行うとともに、印刷ヘッド7を制御して所定の印刷条件でテープTに印刷するなど、テープ印刷装置1全体を制御している。
【0065】
次に、テープ印刷装置1の制御全体の処理フローについて、図2を参照して説明する。電源キーを押すこと(電源オン)により処理が開始すると、同図に示すように、まず、テープ印刷装置1を、前回の電源オフ時の状態に戻すために、退避していた各制御フラグを復旧するなどの初期設定を行い(S1)、次に、前回の表示画面を初期画面として表示する(S2)。図2のその後の処理、すなわちキー入力か否かの判断分岐(S3)および各種割込処理(S4)は、概念的に示した処理である。実際には、テープ印刷装置1では、初期画面表示(S2)が終了すると、キー入力割込を許可し、キー入力割込が発生するまでは、そのままの状態を維持し(S3:No)、何らかのキー入力割込が発生すると(S3:Yes)、それぞれの割込処理に移行して(S4)、その割込処理が終了すると、再度、その状態を維持する(S3:No)。
【0066】
上述のように、テープ印刷装置1では、主な処理を割込処理により行うので、印刷画像作成などの準備ができていれば、ユーザが任意の時点で印刷キー322を押すことにより、印刷処理割込が発生して、印刷処理が起動され、印刷画像データに基づいて印刷画像の印刷ができる。すなわち、印刷に至るまでの操作手順は、ユーザが任意に選択できる。
【0067】
例えば図3に示すように、1行目の文字(キャラクタ)列「ABCDE」を入力後のテキスト編集画面表示の状態で(画面T10:以下、ディスプレイ4の表示画面41の表示状態を画面T××で表現し、参照番号としてはT××のみで示す。また、カーソル位置はカーソルKで図示する。)、ユーザにより印刷キー322が押されると、「印刷中」のメッセージの表示とともに文字列「ABCDE」の文字列画像を印刷画像として印刷し(T11)、印刷が終了すると、元のテキスト編集画面に戻る(T12:T10と同じ)。この種の処理は従来と同様なので、詳細な説明は省略する。
【0068】
なお、正確には、表示画像や印刷画像は、表示された画像自体または印刷された画像自体を指し、装置内では、表示画像を表現する表示画像データや印刷画像を表現する印刷画像データを扱う。すなわち、装置内で作成・修正・登録等の処理の対象となるのは画像データであり、画像自体ではないが、以下では説明を簡略化して、「〜画像を表現する〜画像データ」をその画像自体と同様に「〜画像」という。
【0069】
ところで、テープ印刷装置1では、表裏2面の見出しの一部が相互に異なる見出し山用ラベルを容易に作成できるラベル作成方法を採用しているので、以下、その点について説明する。
【0070】
まず、図4に示すように、図3で上述と同様のテキスト編集画面を表示した状態で(T10)、ユーザによりファイルキー344が押されると(操作されると)、同図に示すように、各種の書式を選択して設定するための「書式」の第1階層の選択画面を表示する(T20)。なお、テープ印刷装置1では、ユーザは、キー入力による各種指示を取消キー326により取り消すことができ、この第1階層の状態(T20)から取消キー326を押すことにより、元のテキスト編集画面表示(T10)に戻すことができる(以下、特に断らないかぎり取消キー326による作用は同様なので、説明は省略する)。
【0071】
この選択画面(T20)では、「ファイル」の選択肢として、例えば「特殊フォーム」、「ファイル登録」、「ファイル呼出」、「ファイル消去」、・・・「終わり?」などの選択肢を表示する。ユーザはこれらの選択肢のうちのいずれかを、カーソルキー330を操作して反転表示または点滅表示(点網掛けで図示)させ、選択キー323を押すことにより、反転表示または点滅表示された選択肢を選択・指定できる。各選択画面に遷移した直後には、直近に選択(アクセス)された選択肢(それがない場合は初期設定によりデフォルトで選択される選択肢)が反転表示され、ユーザがカーソルキー330を操作して他の選択肢を表示させたときには、直近に選択された選択肢ではないので、点滅表示される。
【0072】
なお、テープ印刷装置1の選択画面における反転表示または点滅表示された選択肢は、その状態での選択キー323の操作で選択される選択肢なので、以下「選択表示」という。また、以下の説明では、直近に選択されたか否かは関係しないので、全て点滅表示(点網掛けで図示)とする。また、以下、効率的に記載(説明)するため、カーソル「↓」キー330Dまたはカーソル「→」キー330Rをカーソルキー330DRといい、同図に示すように右下向きの黒三角表示のキーで図示する。また、同様に、カーソル「↑」キー330Uまたはカーソル「←」キー330Lをカーソルキー330ULといい、左上向きの黒三角表示のキーで図示する。
【0073】
例えば上述の状態から(T20)、ユーザによりカーソル「↓」キー330Dまたはカーソル「→」キー330R(カーソル330DR)が押されると、「ファイル呼出」が選択表示された状態となり、その後、カーソルキー330DRが操作される毎に、「ファイル消去」、・・・「終わり?」などの選択肢を表示する。また逆にカーソル「↑」キー330Uまたはカーソル「←」キー330L(330UL)が押されると、カーソルキー330ULが操作されるのに従って、「フォーム」、「特殊フォーム」を選択表示する(T20〜T22)。
【0074】
ただし、ここでは、「特殊フォーム」を設定するため、「選択フォーム」が選択表示された状態で(T22)、選択キー323が押された(操作された)ことにする。この場合、ユーザの選択キー323の押下により、「特殊フォーム」が選択され、その第2階層の選択画面に画面遷移する(T23:図5と共通)。
【0075】
この第2階層の「特殊フォーム」の選択画面では、図5および図6に示すように、「特殊フォーム」の選択肢として、例えば「見出し/縦」、「見出し/横」、「縦型よこ書」、「横型たて書」などの選択肢を表示するので(T23〜T26:ここでT24は図8と共通)、ユーザはこれらのいずれかを、カーソルキー330を操作して選択表示させ、選択キー323を押すことにより、選択・指定できる。
【0076】
そして、これらの選択肢のうち、「見出し/縦」および「見出し/横」は、図7に示すように、表裏2面の見出しが並べて印刷され、仮想中心線(図示一点鎖線)に沿って折り曲げて貼付されることにより、(表裏2面に見出しが印刷された)見出し山を形成できるラベル(見出し山用ラベル)を作成するための「特殊印刷フォーム」を示している。すなわち、ここでは、例えば見出し山用ラベルG1またはG2を作成するため、「見出し/縦」または「見出し/横」を選択する。
【0077】
なお、本説明が横書きであり、キャラクタ(文字)の入力形態も図示(図8参照)のように横書きを主体とするので、対比して説明する上で便利なように、以下の説明では「見出し/横」を選択する。もちろん、「見出し/縦」においても同様に適用できることは言うまでもない。
【0078】
図8に示すように、「特殊フォーム」のうち「見出し/横」が選択表示された状態で(T24:図5と共通)、ユーザにより選択キー323が押されると、「見出し/横」が選択され、その下位(第3)階層として、「見出し/横」用のテキスト編集画面、すなわち見出し用のキャラクタ列(文字列)を入力・編集できる編集画面を表示する(T30)。
【0079】
この編集画面では、図示のように、まず、「おもて」の後の文字入力開始位置”[”がカーソル指定されている。ここで、見出し山ラベルの表裏2面のうちの一方の面を表(おもて)面とし、その表面側の見出しとなる文字列を「表(おもて)側キャラクタ列」(表側文字列)とすると、この状態から(T30)、表側文字列を入力・編集できる。例えば図示のように、ユーザは文字キー群31を操作して、文字列「売上高」と入力できる(T31)。
【0080】
表側文字列の入力・編集が終了した時点で、ユーザは選択キー(前述のように改行キーを兼ねる)323を押すことにより、入力された表側文字列を確定入力できる(T32)。ここで、本実施形態では、表側文字列を第1行とする2行構成の文書として、改行指示により第1行を確定入力すると同時に、その第1行の文字列(表側文字列)を自動コピーして、次の行(第2行)、すなわち裏(うら)側の文字列の原稿とする(T32)。なお、選択キー押下(改行指示)後に改めて自動コピーするのでなく、例えば表側文字列を(テキストバッファに)入力中に、並行して、第2行の裏側用のテキストバッファにも、同じ文字列を(自動的にコピーして)格納していって、第1行目確定の選択キー押下の際には、第1行の確定と同時にそれまでバッファ内に用意してあった第2行を「表示する」だけとしても良い。
【0081】
表側文字列をコピーして裏側文字列の原稿とするため、ユーザは、この状態から(T32)印刷キー322を操作して印刷することにより、表裏2面に同じ文字列「売上高」が印刷された見出し山用ラベルG10を作成できる。すなわち、ユーザにより印刷キー322が押されると、図3と同様の「印刷中」のメッセージの表示とともに、見出し山用ラベルG10を作成可能なように、表側文字列「売上高」および裏側文字列「売上高」を仮想中心線の両側に並べてテープTに印刷し(T33)、印刷が終了すると、元の編集画面に戻る(T34:T32と同じ)。
【0082】
なお、印刷時の操作や表示等(T32〜T34)は、図3等とも同様なので、以下では図示および説明を省略して、図8右側に図示のように印刷キー322とその印刷結果のラベル等のみを図示および説明する。
【0083】
上述のように、本実施形態のテープ印刷装置1における見出し山ラベル作成方法では、表側文字列(表側キャラクタ列)および裏側文字列(裏側キャラクタ列)は、それぞれを各行とする合計2行の構成の文書の各行として扱われ、表側文字列は、それを構成する全文字入力後の選択キー323の押下(改行指示)により確定入力され、それと同時に、裏側文字列の原稿となるように自動コピーされる(T31→T32)。
【0084】
このため、一般的な2行文書の編集において、第1行の入力・編集から第2行の入力・編集に移行するのと同様に、改行指示により表側文字列(第1行)の入力・編集から裏側文字列(第2行)の編集に容易に移行でき、編集しやすい。また、この場合、それぞれを、文書の各行として表示するので、その表示結果を参考にして容易に入力・編集できる。また、裏側文字列の作成では、選択キー323の押下(改行指示)をトリガとして、まず、表側文字列を自動コピーするので、入力の手間が省ける(T31→T32)。また、改行指示をトリガとして処理を開始するので、表側文字列の入力・編集から裏側文字列の編集に移行するタイミングを明確に規制(制御)でき、操作しやすく編集しやすい。
【0085】
ところで、図8で上述の例では、表裏2面の見出しが全く同一の文字列「売上高」であったが、基本的には同じ文書内の別の行として扱えるので、表裏2面の見出しを別の文字列とすることができる。この場合、特に文字列の一部のみが異なる場合に便利である。
【0086】
例えば図9に示すように、表側文字列(第1行)の入力・編集が終了し(T31:図8と共通)、選択キー323の押下(改行指示)により確定入力すると同時に自動コピーした状態で(T32)、印刷キー322の押下(印刷指示)があれば、図8で前述の表裏同一見出しの見出し山ラベルG10を作成できるが、ここでさらに少し編集し、例えば図示のように、文字列「01年度」を付加した後に(T35)、印刷指示があれば、表側には「売上高」、裏側には「売上高01年度」と印刷された見出し山ラベルG11を作成できる。
【0087】
上述のように、テープ印刷装置1では、表裏2面の見出しが並べて印刷され、仮想中心線に沿って折り曲げて貼付されて見出し山となる見出し山用ラベルを作成できる。そのためには、まず、表側文字列(表側キャラクタ列)を入力・編集し、それをコピーして裏側文字列(裏側キャラクタ列)の原稿として編集し、表側文字列と編集された裏側文字列を並べて、テープ(印刷対象物)Tに印刷することにより、見出し山用ラベルG10、G11を作成できる。
【0088】
この場合、表側文字列をコピーして裏側文字列の原稿とするので、裏面の見出しが表面に対して一部のみ異なるような場合に、全てを最初から入力することなく、異なる部分のみ編集すればよいので、入力の手間を節約できる。また、その反面、全く同一の見出しで無くても良いので、一部が相互に異なる見出し山用ラベルを容易に作成できる。また、前述のように、「見出し/縦」においても同様に適用できることは言うまでもない(図9(b)の縦書きの見出し山ラベルG12、G13参照)。
【0089】
なお、上述の例では、表側文字列(第1行)の入力・編集後(T31)、選択キー323の押下(改行指示)により確定入力すると同時に、表側文字列に自動コピーしたが、実行前に確認するようにしても良い。
【0090】
例えば図10に示すように、表側文字列(第1行)の入力・編集が終了し(T31:図8および図9と共通)、選択キー323の押下(改行指示)により確定入力するとともに、裏側文字列の原稿として表側文字列のコピーをするか否かを確認する(T40)。すなわち、「おもての文字をうらにコピーしますか?」の確認メッセージを表示する(T40)。
【0091】
この状態で(T40)、ユーザにより削除キー324が押されると(コピーが否認されると:「否認」が指示されると)、コピーしないまま、裏側文字列の入力待ちの状態とする(T41)。このため、この状態で(T41)、印刷キー322の押下(印刷指示)があれば、表側文字列「売上高」のみが印刷された見出し山ラベルG20を作成できる。
【0092】
なお、この状態から(T41)、カーソル操作により、すなわち通常の2行文書において第2行から第1行にカーソル指定を移行するように、表側文字列(第1行)の編集状態に戻すことができる(T42)。この状態(T42)は、カーソル位置が異なるだけで、図示の最初の状態(T31)と同様の表側文字列の編集状態であり、この状態から(T42)、ユーザにより選択キー323の押下(改行指示)があると、表側文字列を確定入力するとともに、裏側文字列の原稿として表側文字列のコピーをするか否かを確認する(T43:T40と同じ)。
【0093】
そして、この状態で(T43)、ユーザにより選択キー323が押されると(「確認」が指示されると)、表側文字列をコピーして裏側文字列の原稿とする(T44:図8のT32、T34、図9のT32と同じ)。このため、この状態で(T44)、印刷キー322の押下(印刷指示)があれば、表裏同一見出し「売上高」の見出し山ラベルG10を作成できる。また、この状態からさらに少し編集し、文字列「01年度」を付加してから(T45:図9のT35と同じ)、印刷指示があれば、表側には「売上高」、裏側には「売上高01年度」と印刷された見出し山ラベルG11を作成できる。
【0094】
上述の例のラベル作成方法では、表側文字列(表側キャラクタ列)のコピーの実行の有無を確認し、コピーの実行が確認されたときに、表側文字列のコピーを実行する。ここで、表側文字列のコピーの実行を否認することにより、コピーの実行を中止できるので、単純に表側文字列をコピーする方法以外をも採用しやすくなり、編集の自由度が高まる。すなわち、コピーの実行の有無を確認する状態を経由するので、無条件でコピーするばかりでなく、ここで、コピー前にのみ可能な処理を行ったり、コピーをしない旨を選択したりする自由度が付加され、さらに編集しやすくなる。
【0095】
なお、上述の例の「コピーの確認」の代わりに、コピーされた状態を未確定状態とすることにより、同様の操作(処理)を行うこともできる。
【0096】
例えば図11に示すように、表側文字列(第1行)の入力・編集後(T31:図8〜図10と共通)、ユーザの選択キー323の押下(改行指示)により、表側文字列を確定入力すると同時に、裏側文字列の原稿として表側文字列をコピーするが、この図11の例では、これを仮確定(点網掛けで図示)の原稿とする(T50)。この状態で(T40)、ユーザにより削除キー324が押されると(仮確定に対する「消去」が指示されると)、仮確定部分(裏側文字列の仮確定原稿)を消去して、裏側文字列の入力待ちの状態とする(T51:図10のT41と同じ状態)。このため、この状態で(T51)、印刷キー322の押下(印刷指示)があれば、表側文字列「売上高」のみが印刷された見出し山ラベルG20を作成できる。
【0097】
なお、図10の操作(T41〜T42)と同様にして、最初(T31)と同様の表側文字列の編集状態に戻し(T51〜T52)、ユーザにより選択キー323の押下(改行指示)があると、表側文字列を確定入力すると同時に、コピーを裏側文字列の仮確定の原稿とするので(T53:T50と同じ)、この状態で(T53)、ユーザにより選択キー323が押されると(「確定」が指示されると)、その仮確定原稿を確定原稿とする(T54:図10のT44と同様)。
【0098】
このため、この状態から(T54)、印刷キー322の押下(印刷指示)があれば、表裏同一見出し「売上高」の見出し山ラベルG10を作成でき、少し編集して文字列「01年度」を付加してから(T55:図9のT35および図10のT45と同じ)、印刷指示があれば、表側には「売上高」、裏側には「売上高01年度」と印刷された見出し山ラベルG11を作成できる。
【0099】
上述の例のラベル作成方法では、自動コピーされた表側文字列(表側キャラクタ列)は、仮確定の裏側文字列(裏側キャラクタ列)原稿として扱われ、編集時にそれを確定させる。このため、仮確定の状態における消去指示により裏側文字列原稿を消去することができるので、単純に表側文字列をコピーする方法以外をも採用しやすくなり、編集の自由度が高まる。すなわち、途中で仮確定の状態を経由するので、裏側文字列の編集に、仮確定状態でのみ可能な処理を適用できるとともに、コピーをしない旨の自由度が付加され、さらに編集しやすくなる。
【0100】
また、上述の例では、仮確定の状態における消去指示は、削除キー324の押下であり、確定状態に対して1文字削除を指示する操作である。すなわち、確定状態における1文字削除指示と同一の操作により指示されるので、裏側文字列が仮確定の状態か確定状態かにより、同一の操作を行っても処理が異なる。逆に言えば、同一の操作によりその時の状態に応じた異なる処理を指示でき、編集の操作性の幅が広がる。
【0101】
なお、上述の各例では、一般的な2行文書の編集において、第1行の入力・編集から第2行の入力・編集に移行するのと同様に、選択キー323の押下(改行指示)をトリガとして、自動コピーを行ったり(図8〜図9の例、および図11の例)、コピーの実行(意思)確認を行ったが(図10の例)、自動コピーを伴わない改行指示と、自動コピーを伴う改行指示との操作方法を分けることもできる。
【0102】
例えば選択キー323の押下を「自動コピーを伴わない改行指示」の操作とし、その他に、特別に所定のコピー用のキーを設けて(キー割り付けして)、これをコピーキー340とし、このコピーキー340の押下を「自動コピーを伴なう改行指示」の操作とする。
【0103】
この場合、図12に示すように、表側文字列(第1行)の入力・編集後(T31:図8〜図11と共通)、ユーザの選択キー323の押下(自動コピーを伴わない改行指示)により、表側文字列を確定入力すると同時に(自動コピーは行わずに)裏側文字列の入力待ちの状態とする(T60:図10のT41や図11のT51と同じ状態)。このため、この状態で(T60)、印刷キー322の押下(印刷指示)があれば、表側文字列「売上高」のみが印刷された見出し山ラベルG20を作成できる。
【0104】
また、同様の状態から(T61:図10のT42や図11のT52と同じ)、ユーザのコピーキー340の押下(自動コピーを伴う改行指示)により、表側文字列を確定入力すると同時に自動コピーした状態で(T62:T32等と同じ)、印刷キー322の押下(印刷指示)があれば、表裏同一見出しの見出し山ラベルG10を作成でき、さらに少し編集し文字列「01年度」を付加した後に(T63:T35等と同じ)、印刷指示があれば、表側には「売上高」、裏側には「売上高01年度」と印刷された見出し山ラベルG11を作成できる。
【0105】
上述の例のラベル作成方法では、「自動コピーを伴わない改行指示」と「自動コピーを伴なう改行指示」とを指示可能であり、(自動)コピーの実行が指示されたときに、表側文字列(表側キャラクタ列)のコピーを実行する。また、表側文字列のコピーを実行しないで、空白を裏側文字列(裏側キャラクタ列)の原稿とすることにより、空白を原稿として編集(すなわち新たな新規入力を行うように)して、裏側文字列を作成(編集)でき、単純に表側文字列をコピーする方法以外をも採用しやすくなり、編集の自由度が高まる。
【0106】
すなわち、(自動)コピーの実行の可否(あるいは有無)を指示でき、その(指示)状態を経由するので、無条件でコピーするばかりでなく、ここで、コピー前にのみ可能な処理を行ったり、コピーをしない旨を選択したりする自由度が付加され、さらに編集しやすくなる。
【0107】
なお、上述の実施形態では、サーマル方式のテープ印刷装置の例を挙げたが、他の方式においても、見出し山用ラベルを作成するテープ印刷装置であれば、同様に適用できる。また、切断や剥がすことなどにより見出し山用として使用できる物であれば、印刷対象物としてもテープばかりでなく、任意の印刷対象物を選択できるので、テープ印刷装置ばかりでなく、他の印刷対象物に印刷する任意の印刷装置にも同様に適用できる。もちろん、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更も可能である。
【0108】
【発明の効果】
上述のように、本発明のラベル作成方法およびラベル作成装置によれば、表裏2面の見出しの一部が相互に異なる見出し山用ラベルを容易に作成できる、などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るテープ印刷装置の制御系のブロック図である。
【図2】図1のテープ印刷装置の制御全体の概念的処理を示すフローチャートである。
【図3】印刷をするときの一例を示す、表示画面およびその表示画面上での典型的な操作の説明図である。
【図4】特殊フォームを設定するときの一例を示す、図3と同様の説明図である。
【図5】図4に続く、図3と同様の説明図である。
【図6】特殊フォームの各名称、キャラクタ入力の例、およびそれによる印刷画像のラベルとなる部分の例を示す説明図である。
【図7】見出し山および見出し山用ラベルの貼付イメージの一例を示す説明図である。
【図8】特殊フォームの「見出し/横」のフォームにおける編集状態の一例を示す、図3と同様の説明図である。
【図9】図8に続く、図8と同様の説明図である。
【図10】別の一例を示す、図8と同様の説明図である。
【図11】さらに別の一例を示す、図8と同様の説明図である。
【図12】さらに別の一例を示す、図8と同様の説明図である。
【図13】従来の一例を示す、図8と同様の説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印刷装置
3 キーボード
4 ディスプレイ
7 印刷ヘッド
11 操作部
12 印刷部
13 切断部
14 検出部
41 表示画面
200 制御部
210 CPU
220 ROM
230 キャラクタジェネレータROM(CG−ROM)
240 RAM
250 入出力制御回路(IOC)
260 内部バス
270 駆動部
280 外部メモリ装着部
290 電源部
C テープカートリッジ
T テープ

Claims (3)

  1. 仮想中心線の両側にそれぞれ表側キャラクタ列および裏側キャラクタ列が印刷され、前記仮想中心線に沿った折曲げ貼付により見出し山を形成可能な見出し山用ラベルを作成するラベル作成方法であって、
    前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を、それぞれ第1行および第2行として編集するための編集画面を表示する表示工程と、
    前記第1行に前記表側キャラクタ列を入力する表側キャラクタ列入力工程と、
    前記第1行における改行キーの押下により、前記表側キャラクタ列を確定すると共に前記表側キャラクタ列を前記第2行にコピーして前記裏側キャラクタ列の原稿とする確定・コピー工程と、
    前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を並べて、前記見出し山用ラベルを作成可能なように印刷対象物に印刷する印刷工程と、を備えたことを特徴とするラベル作成方法。
  2. 前記表側キャラクタ列入力工程による入力に並行して、前記裏側キャラクタ列を表示するための裏側用テキストバッファに、前記表側キャラクタ列を格納する裏側用テキストバッファ格納工程をさらに備え、
    前記表示工程では、前記表側キャラクタ列入力工程による入力時において、前記裏側用テキストバッファ内のデータを非表示とし、前記第1行における改行キーの押下により、前記裏側用テキストバッファ内のデータを表示することを特徴とする請求項1に記載のラベル作成方法。
  3. 仮想中心線の両側にそれぞれ表側キャラクタ列および裏側キャラクタ列が印刷され、前記仮想中心線に沿った折曲げ貼付により見出し山を形成可能な見出し山用ラベルを作成するラベル作成装置であって、
    前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を、それぞれ第1行および第2行として編集するための編集画面を表示する表示手段と、
    前記第1行に前記表側キャラクタ列を入力する表側キャラクタ列入力手段と、
    前記第1行における改行キーの押下により、前記表側キャラクタ列を確定すると共に前記表側キャラクタ列を前記第2行にコピーして前記裏側キャラクタ列の原稿とする確定・コピー手段と、
    前記表側キャラクタ列および前記裏側キャラクタ列を並べて、前記見出し山用ラベルを作成可能なように印刷対象物に印刷する印刷手段と、を備えたことを特徴とするラベル作成装置。
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