JPH0830613A - ラベル作成装置 - Google Patents

ラベル作成装置

Info

Publication number
JPH0830613A
JPH0830613A JP6166978A JP16697894A JPH0830613A JP H0830613 A JPH0830613 A JP H0830613A JP 6166978 A JP6166978 A JP 6166978A JP 16697894 A JP16697894 A JP 16697894A JP H0830613 A JPH0830613 A JP H0830613A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
character
line
line feed
block
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP6166978A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3248812B2 (ja
Inventor
Mika Ooshige
美香 大重
Seiji Mori
政治 森
Akihiro Sawada
昭広 澤田
Yasushi Kawakami
泰 川上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP16697894A priority Critical patent/JP3248812B2/ja
Publication of JPH0830613A publication Critical patent/JPH0830613A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3248812B2 publication Critical patent/JP3248812B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 改行・改ブロックをして所望のレイアウトに
し、また行毎に個別に書式を設定して見易いラベルを作
成可能なラベル作成装置において、使い勝手を向上させ
る。 【構成】 削除キーを操作した際、カーソル上にキャラ
クタがあった場合には(S220:YES)、該当する
キャラクタデータを削除する(S240)と共に、キャ
ラクタを消去して以降の表示をスクロールする(S27
0)。改行表示があった場合には(S250:YE
S)、該当する改行データを削除する(S260)と共
に、改行表示を消去して以降の表示をスクロールする
(S270)。改ブロック表示があった場合には(S2
80:YES)、該当する改ブロックデータを改行デー
タに置換し(S290)、カーソル上の改ブロック表示
を改行表示に置換する(S300)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば所定幅で長尺状
の被印刷媒体に比較的簡単な文字列等を印刷してラベル
を作成するためのラベル作成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば紙やプラスチックフィルム
製の、所定幅で長尺状のテープ上へ、文字・記号等のキ
ャラクタを所定行数以内で印刷可能であると共に、所定
行数以内のキャラクタを1個のブロックとした複数個の
ブロックを上記テープの長手方向に並べて印刷可能なラ
ベル作成装置が知られている。
【0003】このような装置では、文字・記号等のキャ
ラクタを入力するためのキャラクタキーや各種機能キー
等を備えたキーボード、液晶ディスプレイからなる表示
部、上記テープ等の被印刷媒体をその長手方向に送りな
がら印刷ヘッドによる印刷を行なう印刷部等を備えてい
た。そして、使用者がキーボードを操作して所望のキャ
ラクタデータを入力し、やはりキーボードの機能キーに
よって印刷動作の実行を指示すると、被印刷媒体に所望
のキャラクタの印刷されたラベルが作成されることとな
る。
【0004】また、このようなラベル作成装置にあって
は、被印刷媒体にキャラクタを1行だけでなく、被印刷
媒体の幅寸法に応じて所定行数以内(例えば最高5行ま
で)で印刷可能であると共に、その所定行数以内のキャ
ラクタを1個のブロックとして、複数個のブロックを例
えば左から順番に被印刷媒体の長手方向に並べて印刷す
ることができるようにもされている。この場合、キーボ
ードには改行位置を指定する改行データを入力するため
の改行キーや、ブロックの区切り位置を指定する改ブロ
ックデータを入力するための改ブロックキーが備えられ
ており、使用者が、キャラクタデータを入力していくと
共に、所定の位置にて改行データや改ブロックデータを
入力することにより、所望の編集形態で印刷できるよう
にされているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種のラ
ベル作成装置においては、キャラクタデータや改行デー
タ、改ブロックデータの修正・加入・削除・移動・コピ
ーといった各種編集機能も備え、使用者による機能キー
の操作に応じた編集を行なうことができるようにされて
いる。
【0006】そしてまた、被印刷媒体に複数の行や複数
のブロックに分けて印刷する場合、全て同じ書式で印刷
したのでは各行に印刷した名称等の区別が付き難く、ラ
ベルとして用いる場合の効果が薄くなるので、例えば文
字サイズや文字種類や文字修飾等の書式を変えたりする
ことが好ましい。そのため、行単位でその書式を個別に
設定可能とし、例えば映画のタイトル等をラベルに印刷
する場合には、図6(C)に示すように、映画のタイト
ルを大きな文字にして、主演俳優を通常文字にし、所要
時間を白抜き文字にするといったような書式設定が考え
られる。
【0007】このように、改行及び改ブロックによる編
集形態と行単位の書式(以下、行書式と言う)設定によ
り、所望のレイアウトで見やすいラベルを作成すること
がでできるようにされているのである。しかしながら、
従来のラベル作成装置においては、キャラクタデータ、
改行データ及び改ブロックデータの加入・削除が自由に
でき、例えばキャラクタデータの削除が指令された場合
には指令されたキャラクタデータ自体を削除し、改行デ
ータあるいは改ブロックデータの削除が指令された場合
には指令された改行データ自体あるいは改ブロックデー
タ自体を削除して、後の行を前の行につなげていた。
【0008】そのため、例えば上述の映画用ラベルの場
合(図6(C)参照)に、大きなサイズの文字の映画の
タイトルと通常サイズの文字の主演俳優は同じ第1ブロ
ックとし、次の第2ブロックに白抜き文字にした所要時
間(ここでは123分の文字)を配置した場合、その編
集段階で、両ブロック間の改ブロックデータを誤って削
除してしまうと、図6(D)に示すように所要時間の文
字が第1ブロックにある前の行の主演俳優の文字につな
がってしまう。そして、白抜き文字であった所要時間の
文字も、主演俳優のあった行の書式、すなわち通常文字
の行書式に設定されてしまうのである。
【0009】そのため、誤って改ブロックデータを削除
した後で再度改ブロックデータを加入して第2ブロック
を形成したとしても図6(C)に示した元の状態には戻
らない。つまり、ブロックとしては元のように第2ブロ
ックが形成されるが、その中の所要時間の文字は通常文
字に変わったままである。そのため、その点を気付かず
に印刷してしまうと、所要時間の文字が所望の白抜き文
字になっていないということになるのである。また、気
付いたとしても、再度白抜き文字にするため、行書式を
再設定しなくてはならないので面倒であり、使い勝手が
悪いのである。さらには、前の行の文字につながってし
まうので、従来どこで区切りであったかが一目では判断
できない場合も生じ、再度改ブロック等を設定するにし
てもその区切りを見つけるために文字列の内容を再度検
討しなくてはならず、やはり使い勝手はよくないのであ
る。
【0010】そこで、本発明においては、改行・改ブロ
ックをして所望のレイアウトにし、また行毎に個別に書
式を設定して、見易いラベルを作成可能なものにおい
て、使い勝手を向上させたラベル作成装置を提供するこ
とを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段及び作用】この目的を達成
するためになされた本発明のラベル作成装置は、被印刷
媒体に文字・記号等のキャラクタを所定行数以内で印刷
可能であると共に、上記所定行数以内のキャラクタを1
個のブロックとした複数個のブロックを上記被印刷媒体
の長手方向に並べて印刷可能であって、上記キャラクタ
のデータを入力するためのキャラクタデータ入力手段
と、改行位置を指定する改行データを入力するための改
行データ入力手段と、上記ブロックの区切り位置を指定
する改ブロックデータを入力するための改ブロックデー
タ入力手段と、上記キャラクタデータに対する書式を上
記行単位で指定するための書式指定手段と、上記キャラ
クタデータを、上記書式指定手段で指定された書式に基
づき、かつ上記改行データ及び改ブロックデータに基づ
く編集形態で上記被印刷媒体に印刷する印刷手段と、を
備えたラベル作成装置において、上記キャラクタデー
タ、改行データ及び改ブロックデータを削除する指令を
入力するための削除指令入力手段と、該削除指令入力手
段によってキャラクタデータの削除が指令された場合に
は指令されたキャラクタデータ自体を削除し、改行デー
タの削除が指令された場合には指令された改行データ自
体を削除して後の行を前の行につなげ、改ブロックデー
タの削除が指令された場合には指令された改ブロックデ
ータを改行データに置換することによって改ブロックデ
ータの削除とする削除実行手段と、を備えたことを特徴
とするラベル作成装置である。
【0012】このラベル作成装置によれば、キャラクタ
データ入力手段によってキャラクタのデータを入力し、
改行データ入力手段によって改行位置を指定する改行デ
ータを入力したり、改ブロックデータ入力手段によって
ブロックの区切り位置を指定する改ブロックデータを入
力したりして、所定の編集形態とし、また、書式指定手
段によってキャラクタデータに対する書式を行単位で指
定することができる。そして、印刷手段によって、キャ
ラクタデータを、書式指定手段で指定された書式に基づ
き、かつ改行データ及び改ブロックデータに基づく編集
形態で被印刷媒体に印刷することができる。
【0013】また、削除指令入力手段によって、キャラ
クタデータ、改行データ及び改ブロックデータを削除す
る指令を入力することができるのであるが、この際、削
除実行手段は、キャラクタデータの削除が指令された場
合には指令されたキャラクタデータ自体を削除し、改行
データの削除が指令された場合には指令された改行デー
タ自体を削除して後の行を前の行につなげる。そして、
改ブロックデータの削除が指令された場合には、指令さ
れた改ブロックデータを改行データに置換することによ
って改ブロックデータの削除とするのである。
【0014】このため、改ブロックデータの削除をして
も、いきなり前のブロックにある直前の行の末尾につな
がってしまうのではなく、ブロックの区切りだけなくな
るだけで改行された状態に編集される。直前の行の末尾
につながってしまうのではないため、行書式は保ったま
まである。
【0015】従来は、誤って改ブロックを削除した後で
再度改ブロックを加入したような場合、あるいは一度改
ブロックを削除してレイアウトを変えてみたがやはり元
のレイアウトの方が良くて再度改ブロックを加入したよ
うな場合でも、元の状態には戻らなかった。つまり、ブ
ロックのレイアウトとしては元のものが形成されるが、
その中の所要時間の文字の書式は変更されたままであ
り、つまり通常文字に変わったままである。そのため、
気付かずに印刷してしまうと、所要時間の文字が所望の
白抜き文字になっていないということになるのである。
また、気付いたとしても、再度白抜き文字にするため、
行書式を再度指定しなくてはならないので面倒である。
【0016】したがって、本発明のように、ブロックの
区切りだけがなくなるだけで改行された状態にすれば、
行書式は保ったままなので、再度改ブロックを加入すれ
ば直ちに元の状態にもどる。そして前の行の末尾につな
がってしまうのではなく改行された状態なので、改ブロ
ックを加入すべき位置が即座にわかることとなり、非常
に使い勝手がよいのである。
【0017】また、請求項2に記載したように、改ブロ
ックデータによって区切られた前後のブロックにおける
行総数が印刷可能な所定行数に対応する個数以上である
ときには、削除指令入力手段によって改ブロックデータ
の削除が指令された場合であっても、削除実行手段によ
る改ブロックデータの削除を禁止する削除禁止手段を備
えるようにすることは現実上においては好ましい。
【0018】例えば1個のブロックを構成するデータ群
の途中に改ブロックデータを加入することによって2個
のブロックに分割したり、逆に2個のブロックにわたる
テキストが入力されている場合に、それら両ブロックを
区切っている改ブロックデータを削除することによっ
て、上記2個のブロックを1個のブロックにまとめると
いった編集ができる。しかし、改ブロックデータの加入
・削除が自由にできると、1個のブロックを構成する行
の総数が、被印刷媒体の幅寸法に応じて決められている
所定行数(例えば5行)を超えてしまう場合もあり、そ
の場合には所定行数を超えた行の文字は印刷されないと
いった不都合が起きてしまう。そして、使用者にとっ
て、その印刷されないということが実際に印刷されるま
で判らないということも多いのである。
【0019】そこで、改ブロックデータによって区切ら
れた前後のブロックにおける行総数が所定行数に対応す
る個数以上であるときには、改ブロックデータの削除が
指令された場合であっても改ブロックデータの削除を禁
止することで、1個のブロックの行数が、印刷可能な最
大行数を超えてしまうことが未然に防止され、印刷実行
時には、必ず所定行数以内の印刷が行われるようになる
のである。
【0020】
【実施例】次に、以上説明した本発明のラベル作成装置
の好適な実施例について図を参照しながら説明する。本
実施例は、漢字・平仮名・片仮名・アルファベット文字
や記号などの多数のキャラクタを印刷用テープ(被印刷
媒体)5に印刷可能なラベル作成装置1に本発明を適用
した場合のものである。
【0021】図1に示すように、ラベル作成装置1の本
体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キー
ボード3の後方で本体フレーム2内には、印刷手段とし
ての印刷機構PMが配設され、キーボード3の後方には
文字や記号を表示可能な液晶ディスプレイ(LCD)2
2が設けられている。また、本体フレーム2の右側面に
は、外部装置からの送信データを受信するためのインタ
ーフェイス(RS232C)の端子4が設けられてい
る。
【0022】キーボード3には、アルファベットや数字
や記号等のキャラクタを入力するためのキャラクタ入力
キー、カーソル移動キー50、改行もしくは決定のため
のリターンキー51、改ブロックをさせるための改ブロ
ックキー52及び電源をON・OFFするための電源キ
ー54、後述する書式を設定するための書式設定キー5
5、削除するための削除キー56等が設けられている。
なお、例えばアルファベットで入力したものを変換キー
によって漢字・平仮名・片仮名に変換することが可能で
ある。また、本実施例では、キーボード3が、本発明の
キャラクタデータ入力手段、改行データ入力手段、改ブ
ロックデータ入力手段、書式指定手段、削除指令入力手
段に対応する。
【0023】次に、図2に基いて印刷機構PMについて
簡単に説明すると、印刷機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印刷用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印刷用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印刷用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。
【0024】印刷用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置には、サーマルヘッド13が立設され、これら印
刷用テープ5とインクリボン7とをサーマルヘッド13
に押圧するプラテンローラ14と、印刷用テープ5と両
面テープ10とを接合ローラ12に押圧する送りローラ
15とは支持体16に回転可能に枢支されている。この
サーマルヘッド13には、約24mmの印刷用テープ5
の幅に対応して上下方向に列設された128個の発熱素
子からなる発熱素子群が設けられている。
【0025】従って、テープ送りモータ24(図3参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら128個の発熱素子群に通電されたとき、その
印刷用テープ5上にはテープ幅に略一杯に複数のドット
列(最大128ドット)により文字やビットイメージが
印刷され、しかも印刷用テープ5は両面テープ10を接
合した状態でテープ送り方向Aにテープ送りされる。
【0026】前記テープ収納カセットCSの底部壁には
テープ収納カセットCSの種類つまり収納された印刷用
テープ5のテープ幅を設定するためのカセット判別部材
17が取付けられており、カセット判別部材17に設け
られた突出片(図示略)を検出するためのフォトインタ
ラプタからなるカセット判別センサ18(図3参照)が
本体フレーム2に取付けられている。従って、カセット
判別センサ18からの判別信号に基いてテープ幅を検出
できるようになっている。また、テープ幅を「6m
m」、「9mm」、「12mm」、「18mm」とする
印刷用テープ5が巻装された各種のテープ収納カセット
CSが別途準備されている。
【0027】これらの24mm幅以外の幅の印刷用テー
プ5を収納したテープ収納カセットCSは、24mm幅
の印刷用テープ5を収納したテープ収納カセットCSと
同様に本ラベル作成装置1に装着される。そして、各印
刷用テープ5の幅に応じて上記発熱素子群の内のどの発
熱素子を発熱させるかを規定することにより、装着され
た印刷用テープ5上には、そのテープ幅に略一杯に印刷
が行われる。
【0028】次に、ラベル作成装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。キーボード
3と、カセット判別センサ18と、液晶ディスプレイ
(LCD)22に表示データを出力するための表示用R
AMを有するディスプレイコントローラ(LCDC)2
3と、外部装置から送信されるデータを受信するための
通信用インターフェイス19と、サーマルヘッド13を
駆動するための駆動回路25と、テープ送りモータ24
を駆動するための駆動回路26とは、制御装置Cの入出
力インターフェイス27に夫々接続されている。制御装
置Cは、CPU29と、このCPU29にデータバスな
どのバス28を介して接続された入出力インターフェイ
ス27、CGROM30、ROM31,32及びRAM
40とから構成されている。
【0029】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示のための
ドットパターンデータがコードデータに対応させて格納
されている。ROM(アウトラインデータメモリ)31
には、キャラクタを印刷するために多数のキャラクタの
各々に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線デ
ータ(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、
明朝系書体など)毎に分類されコードデータに対応させ
て格納されている。なお、これら多数のアウトラインデ
ータの各々には、印刷イメージの縦方向の寸法と横方向
の寸法とが夫々格納されている。
【0030】ROM32には、ラベル作成装置1を動作
させるためのプログラムが格納されている。RAM40
のテキストメモリ領域41には、キーボード3から入力
されたキャラクタデータが記憶される。印刷バッファ領
域47には、イメージ展開された印刷ドットパターンの
データが記憶される。また、RAM40には、CPU2
9で演算した演算結果を一時的に格納するワークエリア
やバッファやカウンタやポインタ等のための領域が設け
られている。
【0031】次に、ラベル作成装置1の動作について、
図4のフローチャートを参照して説明する。ここで、ラ
ベル作成装置1には、24mm幅の印刷用テープを収納
したテープ収納カセットCSが装着されているものとす
る。この状態で、電源キー54の操作により電源が投入
されるとラベル作成装置1は動作を開始する。
【0032】動作が開始されると、まず、ROM32の
プログラムに従って、RAM40内の各データを初期化
する(ステップ10。以下ステップを単にSと記
す。)。本実施例では液晶ディスプレイ22に2行まで
表示できるようにされており、初期化されると、液晶デ
ィスプレイ22には行頭マークとカーソルが表示され
る。行頭マークはブロック番号と行番号とから構成され
ており、例えば第1ブロックの第1行は「11」、第1
ブロックの第2行は「12」、第2ブロックの第1行は
「21」のように表示される。
【0033】そして、キーボード3からキー入力がなさ
れたか否かを判別する(S20)。何等かのキー入力が
あるとS20を抜け、検知したキー入力がキャラクタキ
ーによる入力ならば(S30:YES)、キャラクタデ
ータをRAM40のテキストメモリ領域41へ記憶し
(S40)、液晶ディスプレイ22の画面には、その入
力された文字を挿入表示する(S50)。
【0034】一方、キャラクタキー入力でない場合(S
30:NO)には、改行のためのキーすなわち改行のた
めにリターンキー51が操作された否かを判別し(S6
0)、改行キーの操作である場合(S60:YES)に
は、テキストメモリ領域41の現在位置へ改行データを
記憶する(S70)。そして、液晶ディスプレイ22に
おいては、現在の入力行を上段にスクロールし(S8
0)、次行に行頭マークとカーソルを表示する(S9
0)。
【0035】また、改ブロックキー52の操作である場
合(S100:YES)には、テキストメモリ領域41
の現在位置へ改ブロックデータを記憶する(S11
0)。そして、液晶ディスプレイ22においては、現在
の入力行を上段にスクロールし(S120)、次行に行
頭マークとカーソルを表示する(S130)。この場合
はブロックが更新されたので、行頭マークのブロック番
号が1加算され、行番号は「1」とされる。
【0036】一方、削除キー56の操作である場合には
(S140:YES)、削除処理(S150)を行な
う。この削除処理については、後述する。また、カーソ
ルキー50の操作である場合には(S160:YE
S)、カーソルの移動処理を行い(S170)、カーソ
ルキー50の操作でもない場合には(S160:N
O)、例えば印刷キー等その他の処理のためのキー操作
か否かを判別しつつキー操作に応じた各種処理を実行す
る(S180)。
【0037】次に、上記S150の削除処理の詳しい処
理内容を図5のフローチャートに基づいて説明する。削
除処理では、削除キー56が操作されたときのカーソル
の位置によって何に対する削除が指令されているのかを
判断して、削除対象に応じた削除処理を実行する。
【0038】まず、カーソル上に何等かのコード(キャ
ラクタ、改行、改ブロックを含む)があるか否かを判断
する(S210)。そして、何等かのコードがあれば、
そのコードの種類に応じて以下の処理を行なう。まず、
カーソル上にキャラクタがあった場合には(S220:
YES)、テキストメモリ領域41から該当するキャラ
クタデータを削除し(S230)、液晶ディスプレイ2
2においては、カーソル上のキャラクタ表示を消去して
カーソル以降の表示をスクロールして(S240)、本
削除処理を一旦終了して、図4の処理に戻る。
【0039】一方、カーソル上に改行表示があった場合
には(S250:YES)、テキストメモリ領域41か
ら改行データを削除し(S260)、液晶ディスプレイ
22においては、カーソル上の改行表示を消去してカー
ソル以降の表示をスクロールする(S270)。したが
って、改行表示の次の行の文字が前の行の末尾につなが
って表示されることとなる。
【0040】また、カーソル上に改ブロック表示があっ
た場合には(S280:YES)、テキストメモリ領域
41の該当する改ブロックデータを改行データに置換し
(S290)、液晶ディスプレイ22においては、カー
ソル上の改ブロック表示を改行表示に置換する(S30
0)。したがって、例えば第1ブロック第3行の後に改
ブロック表示があり、第2ブロックには2行あった場合
には、改ブロック表示を削除すると改行表示に置換され
るので、第2ブロックの第1,2行がそれぞれ第1ブロ
ックの第4,5行とされることとなる。
【0041】なお、改ブロックでもない場合には(S2
80:NO)、その他の処理をし(S310)、またS
210でカーソル上に文字コードがない場合には、アラ
ーム処理をする(S320)。これは、何も削除されて
いないのにも関わらず使用者が何等かを削除したと誤認
するのを防止するため、その注意を喚起するために行な
うもので、警報音を発する。
【0042】上述したように、本実施例では、キャラク
タデータを入力し、改行データを入力したり、改ブロッ
クデータを入力したりして、所定の編集形態とし、ま
た、キャラクタデータに対する書式を行単位で設定する
ことができる。そして、キャラクタデータを、その設定
された書式に基づき、かつ改行データ及び改ブロックデ
ータに基づく編集形態で印刷用テープ5に印刷すること
ができる。
【0043】また、キャラクタデータ、改行データ及び
改ブロックデータを削除する指令を入力することができ
るのであるが、この際、キャラクタデータの削除が指令
された場合には指令されたキャラクタデータ自体を削除
し(S230,S240)、改行データの削除が指令さ
れた場合には指令された改行データ自体を削除して後の
行を前の行につなげる(S260,S270)。そし
て、改ブロックデータの削除が指令された場合には、指
令された改ブロックデータを改行データに置換する(S
290,S300)ことによって改ブロックデータの削
除とする。
【0044】このため、改ブロックデータの削除をして
も、いきなり前のブロックにある直前の行の末尾につな
がってしまうのではなく、ブロックの区切りだけなくな
るだけで改行された状態に編集される。直前の行の末尾
につながってしまうのではないため、行書式は保ったま
まである。そのため、誤って改ブロックを削除した後で
再度改ブロックを加入したような場合、あるいは一度改
ブロックを削除してレイアウトを変えてみたがやはり元
のレイアウトの方が良くて再度改ブロックを加入したよ
うな場合、従来の装置では、直前の行の末尾につながっ
てしまうので書式が前の行のものに変更されてしまって
いたので元の状態には戻らなかったが、本実施例の場合
には、行書式は保ったままなので、再度改ブロックを加
入すれば、直ちに元の状態にもどる。そして前の行の末
尾につながってしまうのではなく改行された状態なの
で、改ブロックを加入すべき位置が即座にわかることと
なり、使い勝手がよい。
【0045】以上本発明の実施例について説明したが、
本発明はこうした実施例に何等限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる
態様で実施し得ることは勿論である。例えば、上記改ブ
ロックの削除に関して、さらに以下のような制御を加え
てもよい。つまり、改ブロックデータによって区切られ
た前後のブロックにおける行総数が印刷可能な所定行数
に対応する個数以上であるときには、改ブロックデータ
の削除が指令された場合であっても改ブロックデータの
削除(つまり改行データに置換すること)を禁止するよ
うにしてもよい。
【0046】これは、次のような事態を想定したもので
ある。つまり、1個のブロックを構成するデータ群の途
中に改ブロックデータを加入することによって2個のブ
ロックに分割したり、逆に2個のブロックにわたるテキ
ストが入力されている場合に、それら両ブロックを区切
っている改ブロックデータを削除することによって、上
記2個のブロックを1個のブロックにまとめるといった
編集ができる。しかし、改ブロックデータの加入・削除
が自由にできると、1個のブロックを構成する行の総数
が、被印刷媒体の幅寸法に応じて決められている所定行
数(例えば5行)を超えてしまう場合もあり、その場合
には所定行数を超えた行の文字は印刷されないといった
不都合が起きてしまう。そして、使用者にとって、その
印刷されないということが実際に印刷されるまで判らな
いということも多いのである。
【0047】そこで、改ブロックデータによって区切ら
れた前後のブロックにおける行総数が所定行数に対応す
る個数以上であるときには、改ブロックデータの削除が
指令された場合であっても改ブロックデータの削除を禁
止することで、1個のブロックの行数が、印刷可能な最
大行数を超えてしまうことが未然に防止され、印刷実行
時には、必ず所定行数以内の印刷が行われるようになる
のである。
【0048】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明のラベル作
成装置によれば、改行・改ブロックをして所望のレイア
ウトにし、また行毎に個別に書式を設定して、見易いラ
ベルを作成可能なものおいて、特に削除した後で再度元
に戻そうとするような場合に使い勝手が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例としてのラベル作成装置の全体構成を
示す斜視図である。
【図2】 実施例としてのラベル作成装置の印刷機構の
概略平面図である。
【図3】 実施例としてのラベル作成装置の制御系のブ
ロック図である。
【図4】 実施例におけるメインルーチンのフローチャ
ートである。
【図5】 実施例における削除処理ルーチンのフローチ
ャートである。
【図6】 印刷結果の一例を示すもので、(A),
(B)は本実施例のラベル作成装置による場合の説明
図、(C),(D)は従来装置による場合の説明図であ
る。
【符号の説明】
1…ラベル作成装置 2…本体フレーム 3…キーボード 5…印刷用テープ 7…インクリボン 10…両面テープ 12…接合ローラ 13…サーマルヘッド 14…プラテンローラ 15…送りローラ 22…液晶ディスプレイ 41…テキストメモリ
領域 47…印刷バッファ領域 50…カーソル移動キ
ー 51…リターンキー 52…改ブロックキー 55…書式設定キー 56…削除キー C…制御装置 PM…印刷機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 泰 愛知県名古屋市瑞穂区苗代町15番1号 ブ ラザー工業株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被印刷媒体に文字・記号等のキャラクタ
    を所定行数以内で印刷可能であると共に、上記所定行数
    以内のキャラクタを1個のブロックとした複数個のブロ
    ックを上記被印刷媒体の長手方向に並べて印刷可能であ
    って、 上記キャラクタのデータを入力するためのキャラクタデ
    ータ入力手段と、 改行位置を指定する改行データを入力するための改行デ
    ータ入力手段と、 上記ブロックの区切り位置を指定する改ブロックデータ
    を入力するための改ブロックデータ入力手段と、 上記キャラクタデータに対する書式を上記行単位で指定
    するための書式指定手段と、 上記キャラクタデータを、上記書式指定手段で指定され
    た書式に基づき、かつ上記改行データ及び改ブロックデ
    ータに基づく編集形態で上記被印刷媒体に印刷する印刷
    手段と、 を備えたラベル作成装置において、 上記キャラクタデータ、改行データ及び改ブロックデー
    タを削除する指令を入力するための削除指令入力手段
    と、 該削除指令入力手段によってキャラクタデータの削除が
    指令された場合には指令されたキャラクタデータ自体を
    削除し、改行データの削除が指令された場合には指令さ
    れた改行データ自体を削除して後の行を前の行につな
    げ、改ブロックデータの削除が指令された場合には指令
    された改ブロックデータを改行データに置換することに
    よって改ブロックデータの削除とする削除実行手段と、 を備えたことを特徴とするラベル作成装置。
  2. 【請求項2】 上記改ブロックデータによって区切られ
    た前後のブロックにおける行総数が上記印刷可能な所定
    行数に対応する個数以上であるときには、上記削除指令
    入力手段によって改ブロックデータの削除が指令された
    場合であっても、上記削除実行手段による上記改ブロッ
    クデータの削除を禁止する削除禁止手段を備えた上記請
    求項1に記載のラベル作成装置。
JP16697894A 1994-07-19 1994-07-19 ラベル作成装置 Expired - Fee Related JP3248812B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16697894A JP3248812B2 (ja) 1994-07-19 1994-07-19 ラベル作成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16697894A JP3248812B2 (ja) 1994-07-19 1994-07-19 ラベル作成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0830613A true JPH0830613A (ja) 1996-02-02
JP3248812B2 JP3248812B2 (ja) 2002-01-21

Family

ID=15841140

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16697894A Expired - Fee Related JP3248812B2 (ja) 1994-07-19 1994-07-19 ラベル作成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3248812B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100793202B1 (ko) * 2004-09-03 2008-01-10 무라타 기카이 가부시키가이샤 자동 창고

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100793202B1 (ko) * 2004-09-03 2008-01-10 무라타 기카이 가부시키가이샤 자동 창고

Also Published As

Publication number Publication date
JP3248812B2 (ja) 2002-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0577247B1 (en) Tape print device
JP2940404B2 (ja) ラベル作成装置
WO1996016812A1 (fr) Imprimante a bande
JP2629516B2 (ja) テープ印字装置
JPH0473188B2 (ja)
JPH10157255A (ja) 画像作成装置
JP3377277B2 (ja) 文書処理装置
EP0573262B1 (en) Wordprocessing device
JP3248812B2 (ja) ラベル作成装置
JP3064810B2 (ja) ラベル作成装置
JP3249687B2 (ja) テープ状ラベル作成装置
US5924106A (en) Tape printing device and method
JP3050469B2 (ja) テープ印字装置
JPH07276715A (ja) 任意行数のブロックを複数印字可能なテープ印字装置
JPH07214860A (ja) 文書処理装置
JP3139514B2 (ja) テープ印字装置
JPH08106370A (ja) 文書処理装置
JPH06110891A (ja) 文書作成装置
JPH08314924A (ja) 文書処理装置
JP3417686B2 (ja) 文書処理装置
JPH07205482A (ja) テープ印刷装置
JPH06115176A (ja) 電子制御ナンバリング印字装置
JPH0689355A (ja) バーコード印刷装置
JP2001301238A (ja) テープ印刷装置
JPH10114112A (ja) ラベル作成装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071109

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081109

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091109

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101109

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111109

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121109

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131109

Year of fee payment: 12

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees