JPH08314902A - 文書処理装置 - Google Patents

文書処理装置

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Publication number
JPH08314902A
JPH08314902A JP7119923A JP11992395A JPH08314902A JP H08314902 A JPH08314902 A JP H08314902A JP 7119923 A JP7119923 A JP 7119923A JP 11992395 A JP11992395 A JP 11992395A JP H08314902 A JPH08314902 A JP H08314902A
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JP
Japan
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range
character
cursor
key
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Application number
JP7119923A
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English (en)
Inventor
Shiro Yamada
史朗 山田
Shoji Sakuragi
章二 桜木
Sachiko Nakagawa
幸子 中川
Kengo Omura
賢吾 大村
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 文書の任意の部分に印字フォーマットを設定
するための設定範囲の操作を簡単化する。 【構成】 文字列「ABCDEFGHIJ」を入力した
直後の状態ではカーソルKの位置は、その文末位置(文
字「J」の直後)に存在する。このように、カーソルK
が文末位置に存在するときに、範囲指定キーを押下する
と、カーソルKの位置が文末位置にあることから、カー
ソルKは文字「J」上に移り文字「J」が反転表示とな
る。この後、カーソル左移動キーを例えば2回操作する
と、カーソルKが文字「H」の位置に移動すると共に、
文字「H」、文字「I」が反転表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、文書処理装置に関し、
特に文書の任意の部分に対して印字フォーマットを設定
する際の範囲の設定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、ディスプレイやドット印
字方式による印字機構を備えたワードプロセッサ等にお
いては、その制御装置内にテキストメモリを設け、キー
ボード等から入力した複数の文書のデータをこのテキス
トメモリに記憶している。
【0003】ところで、上記ワードプロセッサでは、文
書データの入力中に、文書の任意の部分に対してアンダ
ーラインやボールド等の文字修飾や書体や文字サイズの
設定等を含む印字フォーマットを設定できるようになっ
ている。印字フォーマットの設定に於いては、設定した
い範囲を指定すると共に、設定したい印字フォーマット
を指示するキーを操作する。
【0004】即ち、例えば、文書データ「ABC12
3」のうち文字列「123」にボールドの装飾を施す場
合には、先ず文字「3」にカーソルを移動させて範囲指
定キーを操作してボールドを施す範囲の開始点を設定
し、次にカーソル移動キーを操作してカーソルを文字
「1」に移動させ、文字修飾キーを操作して、ボールド
を施す範囲の終了点を設定する。次に、文字修飾の種類
としてボールドを指定した後に実行キーを操作すると、
テキストメモリに記憶されている「1」、「2」、
「3」の各文字データに対して、ボールドの修飾が施さ
れた状態でディスプレイに表示される。また、印字キー
を操作すれば、文字列「123」がボールドの修飾が施
された状態で印字される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のワードプロセッサ等においては、入力した文書の任意
の範囲に前記印字フォーマットを自由に設定することが
可能であるが、この設定する場合には、カーソル移動キ
ーを操作してカーソルを移動させ、範囲設定キーの操作
にて設定したい範囲を指示する。この範囲指定キー操作
時にカーソルが文字上にない場合、エラーとなりカーソ
ル移動キーを操作して、範囲指定開始位置を再設定する
必要がある。
【0006】ところで、ワードプロセッサに於いて通常
の文字入力状態では、カーソルが最新に入力した文字の
直後、つまり文末に位置している。そして、文末部分に
対して印字フォーマットを設定するために、文字入力直
後に範囲指定キーを押下すると、上述したようにエラー
となるため、その後にカーソル移動キーを操作する等の
煩わしい操作が必要となる。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、文書の任意の部分に印字フォー
マットを設定するための設定範囲の操作を簡単化できる
文書処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の請求項1に係る文書処理装置は、文字や記号
等のキャラクタ及び種々の指令を入力する為の入力手段
と、入力手段から入力された複数のキャラクタのデータ
を記憶するテキストメモリと、テキストメモリに記憶さ
れたデータに基づいて複数のキャラクタをディスプレイ
に表示する表示手段とを備えた文書処理装置であって、
テキストメモリに記憶されたデータの任意の範囲を指定
する範囲指定手段と、その範囲指定手段により指定した
範囲の一端が文末か否かを判別する判別手段と、判別手
段により指定された範囲の一端が文末であると判別され
たとき、その一端を文末よりも前に位置するキャラクタ
コードの位置に変更する範囲変更手段とを備えている。
【0009】請求項2に係る文書処理装置は、ディスプ
レイに表示された文字入力位置を示すカーソルを備え、
前記文末は最新に入力したキャラクタの直後に表示され
ているカーソルの表示位置であり、範囲変更手段は指定
された範囲の一端を文末直前のキャラクタコードの位置
に変更する。
【0010】請求項3に係る文書処理装置は、範囲指定
手段が、カーソルを移動させるカーソル移動手段と、カ
ーソルの表示位置を指定範囲の一端または他端に決定す
る決定手段とを備えている。
【0011】請求項4に係る文書処理装置は、範囲指定
手段が、文字修飾等を含む印字フォーマット設定の対象
となる範囲を指定する。
【0012】
【作用】上記の構成を有する本発明の文書処理装置は、
範囲指定手段により任意の範囲を設定するが、判別手段
により指定された範囲の一端が文末であると判別される
と、範囲変更手段がその一端を文末よりも前に位置する
キャラクタコードの位置に変更する。
【0013】請求項2に係る文書処理装置は、請求項1
の文書処理装置と同様の作用を有するが、ディスプレイ
に表示されたカーソルにより文字入力位置が示され、指
定された範囲の一端が、最新に入力したキャラクタの直
後に表示されているカーソルの表示位置である文末であ
ると判別手段が判別すると、範囲変更手段が指定された
範囲の一端を文末直前のキャラクタコードの位置に変更
する。
【0014】請求項3に係る文書処理装置は、請求項2
の文書処理装置と同様の作用を有するが、カーソル移動
手段によりカーソルが移動され、決定手段によりカーソ
ルの表示位置が指定範囲の一端または他端に決定され
る。
【0015】請求項4に係る文書処理装置は、請求項1
の文書処理装置と同様の作用を有するが、範囲指定手段
により、文字修飾等、例えば、ボールド修飾、アンダー
ライン等の印字フォーマット設定の対象となる範囲を設
定する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0017】本実施例は、アルファベット文字や記号等
の多数のキャラクタを印字用テープに印字可能なテープ
印字装置に本発明を適用した場合のものである。
【0018】図1に示すように、テープ印字装置1の本
体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キー
ボード3の後方で本体フレーム2内には印字機構PMが
配設され、またキーボード3の後方には文字や記号を表
示可能な液晶ディスプレイ22が設けられている。
【0019】キーボード3には、アルファベットや数字
や記号を入力する為の文字キー、スペースキー、リター
ンキー、文書を作成する文書作成キー、文書作成を終了
する終了キー、カーソルKを右方或いは左方に移動させ
るカーソル移動キー3a、カーソル表示位置の1桁左側
の文字や記号を消去するバックスペースキー、範囲を指
定するための範囲指定キー3b、書体を選択する書体キ
ー、アンダーライン修飾を施す為のアンダーラインキ
ー、ボールド修飾を施す為のボールドキー3c、白抜き
の修飾を施す為の白抜きキー、影文字の修飾を施す為の
影文字キー、各種の文字修飾範囲を設定する設定キー、
印字を指令する印字キー、種々の設定・指令等を取消す
取消しキー、電源をON・OFFする為の電源キー等が
設けられている。
【0020】次に、図2に基いて印字機構PMについて
簡単に説明すると、印字機構PMに着脱自在に矩形状の
テープ収納カセットCSが装着されており、このテープ
収納カセットCSには、透明なフィルムからなる幅約2
4mmの印字用テープ5が巻装されたテープスプール6
と、インクリボン7が巻装されたリボン供給スプール8
と、このインクリボン7を巻取る巻取りスプール9と、
印字用テープ5と同一幅を有する両面テープ10が剥離
紙を外側にして巻装された供給スプール11と、これら
印字用テープ5と両面テープ10とを接合させる接合ロ
ーラ12とが回転自在に設けられている。
【0021】印字用テープ5とインクリボン7とが重な
る位置には、サーマルヘッド13が立設され、これら印
字用テープ5とインクリボン7とをサーマルヘッド13
に押圧するプラテンローラ14と、印字用テープ5と両
面テープ10とを接合ローラ12に押圧する送りローラ
15とは支持体16に回転可能に枢支されている。この
サーマルヘッド13には、128個の発熱素子からなる
発熱素子群が上下方向に列設されている。
【0022】従って、テープ送りモータ24(図3参
照)の所定回転方向への駆動により接合ローラ12と巻
取りスプール9とが所定回転方向に夫々同期して駆動さ
れながら発熱素子群に通電されたとき、印字用テープ5
上には複数のドット列により文字やバーコードが印字さ
れ、しかも印字用テープ5は両面テープ10を接合した
状態でテープ送り方向Aにテープ送りされる。尚、印字
機構PMの詳細については、特開平2−106555号
公報を参照。
【0023】次に、テープ印字装置1の制御系は、図3
のブロック図に示すように構成されている。
【0024】キーボード3と、液晶ディスプレイ(LC
D)22に表示データを出力する為の表示用RAMを有
するディスプレイコントローラ(LCDC)23と、サ
ーマルヘッド13を駆動する為の駆動回路25と、テー
プ送りモータ24を駆動する為の駆動回路26と、警告
用ブザー20の為の駆動回路21とは制御装置Cの入出
力インターフェース27に夫々接続されている。
【0025】制御装置Cは、CPU29と、このCPU
29にデータバス等のバス28を介して接続された入出
力インターフェース27、CGROM30、ROM31
・32及びRAM40とから構成されている。
【0026】CGROM(パターンデータメモリ)30
には、多数のキャラクタの各々に関して、表示の為のド
ットパターンデータがコードデータに対応させて格納さ
れている。
【0027】ROM(アウトラインデータメモリ)31
には、キャラクタを印字する為に多数のキャラクタの各
々に関して、キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線デー
タ(アウトラインデータ)が書体(ゴシック系書体、明
朝系書体等)毎に分類されコードデータに対応させて格
納されている。
【0028】ROM32には、キーボード3から入力さ
れた文字や数字や記号等のキャラクタのコードデータに
対応させてディスプレイコントローラ23を制御する表
示駆動制御プログラム、テキストメモリ41の各コード
データに対応するアウトラインデータからドットデータ
に変換処理して印字バッファ45に展開するイメージ展
開処理制御プログラム、印字バッファ45のデータを順
次読出してサーマルヘッド13やテープ送りモータ24
を駆動する印字駆動制御プログラム、本願特有の後述の
テープ印字制御の制御プログラム等が格納されている。
尚、前記イメージ展開処理制御プログラムには、キャラ
クタにボールドやアンダーラインや白抜き等の文字修飾
処理制御の為の各種のサブルーチンが含まれている。
【0029】RAM40のラインバッファ41には、キ
ーボード3から入力された複数の文字や記号のコードデ
ータからなる文書データが一時的に格納される。テキス
トメモリ42には、ラインバッファ41からの文書デー
タが格納される。印字バッファ43には、イメージ展開
された文字や記号の印字データが格納される。
【0030】次に、テープ印字装置1の制御装置Cで行
なわれるテープ印字制御のルーチンについて、図4〜図
5のフローチャートに基いて説明する。この制御におい
ては、アンダーライン、ボールド、影付き、白抜き等の
各種文字修飾は、文書の任意の部分に対して設定可能で
あるが、これらを設定する為の設定制御は何れの文字修
飾においても同様なので、特にボールド修飾を設定する
場合について説明するものとする。尚、図中符号Si
(i=10、11、12・・・・)は各ステップであ
る。
【0031】電源キー操作により電源が投入されるとこ
の制御が開始され、先ず各メモリ41〜43をクリアす
る等の初期設定が実行され(S10)、文書データを作
成する為に文書作成キーが操作されたときには(S11
・S12:Yes)、その後の文字キー等の操作により
入力された複数のコードデータからなる文書データをラ
インバッファ41に格納すると共に、そのコードデータ
をディスプレイ22に表示する一方、終了キーの操作に
よりラインバッファ41の文書データをテキストメモリ
42に格納する文書作成処理が実行され(S13)、S
11に戻る。
【0032】例えば、図6に示すように文字列「ABC
DEFHIJ」が入力されたときには、ラインバッファ
41とテキストメモリ42とにこれら文字列のコードデ
ータが順次格納され、図8に示すように、上記文字列が
ディスプレイ22に表示される。
【0033】次に、カーソル右移動キー又はカーソル左
移動キーが操作されたときには(S11:Yes、S1
2:No、S14:Yes)、カーソル表示位置とカー
ソル移動キー3aの種類に基いてカーソルKが移動可能
なときには(S15:Yes)、カーソル表示位置がカ
ーソル移動キー3aの種類に基いて1桁右側或いは1桁
左側に移動され(S16)、S11に戻る。
【0034】しかし、カーソル表示位置が文字列の先頭
のときにカーソル左移動キー3aが操作されたとき、或
いはカーソル表示位置が文字列の末尾のときにカーソル
右移動キー3aが操作されたときには(S15:N
o)、カーソルKは移動できないので、警告の為にブザ
ー20が鳴動され(S17)、その後、S11に戻る。
【0035】次に、文書データ中のある文字列を範囲指
定しボールド修飾を施す為に範囲指定キー3bが操作さ
れたときには(S11:Yes、S12・S14:N
o、S18:Yes)、範囲設定処理制御(図5参照)
が実行される(S19)。
【0036】この制御が開始されたときに、まずカーソ
ル位置が文末、即ち、文字入力位置どうか判定し、文末
にある場合には(S30:Yes)、文末の直前に位置
する文字列の末尾の文字へカーソルKを移動し(S4
0)、新しいカーソル位置の文字を反転表示する(S3
2)。
【0037】例えば、図8(a)に示すように、文字列
を入力した直後の状態では、カーソルKの位置は、その
文末位置(文字「J」の直後)に存在する。このよう
に、カーソルKが文末位置に存在するときに、範囲指定
キー3bを押下すると、図8(b)に示すように、カー
ソルKは文字「J」上に移り文字「J」は反転表示とな
る。
【0038】一方、カーソルKが文末位置以外にある場
合には(S30:No)、範囲設定が可能か否かつまり
カーソルKの表示位置に文字コードがあるか否かが判定
され、文字コードがあるときには(S31:Yes)、
先ず、カーソルKの表示位置の文字が反転表示される。
【0039】例えば、図9(a)に示すように、カーソ
ル移動キー3aの操作で文字「D」上にカーソルKを移
動させた後、範囲指定キー3bが操作されたときには、
図9(b)に示すように、この文字「D」が反転表示さ
れる。
【0040】尚、カーソルKの表示装置に文字コードが
なければ(S31:No)、ブザー12が鳴動され(S
48)、この制御を終了する。
【0041】次に、カーソル移動キー3aが操作された
ときに(S33:Yes S34:No S36:Ye
s)、カーソルKの移動が可能なときには(S37:Y
es)、カーソルKの表示位置がカーソル移動キー3a
の種類に基いて1桁右側或いは1桁左側に移動され、且
つ移動先の文字が通常表示ならば(S38:Yes)、
その文字が反転表示され(S39)、S33に戻る。即
ち、これら文字列の反転表示によりボールド修飾を施す
範囲が指定される。
【0042】例えば、図10(a)に示すように、カー
ソルKが文字Jに位置し、その文字Jが反転表示されて
いる状態で、カーソル左移動キーを2回操作したときに
は、図10(b)に示すように、カーソルKが文字I、
文字Hと移動するに連れて文字I、文字Hが反転表示さ
れ、結果として文字「HIJ」が反転表示される。
【0043】尚、カーソル移動キー3aが操作され(S
33:Yes S34:No S36:Yes)、且つ
カーソルKの移動可能なときに(S37:Yes)、移
動先の文字が反転表示されていたならば(S38:N
o)、その文字の反転表示が中止されて通常に表示され
(S41)、S33へ戻る。
【0044】また、カーソル移動キー3aが操作された
ときに(S33:Yes S34:No S36:Ye
s)、カーソルKの移動が不可能なときには(S37:
No)、ブザー12が鳴動され(S42)、S33へ戻
る。
【0045】次に、ボールドキー3cが操作されたとき
には(S33:Yes、S34:Yes)、ラインバッ
ファ41の文書データにおいて、ボールド設定範囲、即
ち反転表示されている文字列の先頭に開始コードSCが
挿入格納されると共に、この設定範囲の末尾に終了コー
ドECが挿入格納され、ラインバッファ41の文書デー
タがテキストメモリ42に格納される(S35)。
【0046】次に、設定キーが押されると(S33:Y
es、S34:No、S36:No、S43:Ye
s)、ラインバッファ41及びテキストメモリ42にお
いて開始コードSCと範囲の先頭に位置する文字コード
との間にボールド修飾を設定する為の設定データSDが
格納される(S45)。
【0047】ここで、この設定データSDについて説明
すると、この設定データSDは、図11に示すように、
例えば、1バイトからなり、ビット「0」〜ビット
「7」の各々に対応させて、アンダーライン修飾の為の
設定フラグ、ボールド修飾の為の設定フラグ、イタリッ
ク書体の為の設定フラグ・・・・等が各文字修飾が夫々
特定のビットに割当てられており、設定されたときには
「1」のフラグデータが格納されるようになっている。
【0048】例えば、図12に示すように、文字列「H
IJ」をボールド修飾設定範囲すると、その設定範囲の
先頭位置である文字「H」に対応する文字コードの直前
に開始コードSCが挿入格納されると共に、設定範囲の
末尾位置である文字「J」に対応する文字コードの直後
に終了コードECが挿入格納される。さらに、ボールド
修飾設定を含む設定データSDが開始コードSCと文字
「H」に対応する文字コードとの間に挿入格納される。
【0049】次に、これら設定範囲を指示する文字列の
反転表示が中止され(S46)、ラインバッファ41の
文書データがディスプレイ22に表示され(S47)、
この制御を終了して図4のS11に戻る。例えば、図1
3に示すように、文字列「ABCDEFHIJ」が表示
されると共に、ボールド修飾設定範囲の先頭に設定開始
マークSMである「>」が表示されると共に、その範囲
の末尾に設定終了マークEMである「<」が表示され
る。この時、図13に示すように、文字列「HIJ」を
他の文字列「ABCDEF」よりも太い文字にて表示
し、ボールド修飾が施されているを視覚的に報知するよ
うにしてもよい。
【0050】尚、範囲指定処理において、取消しキーが
操作されたときには(S33:Yes、S34・S36
・S43:No、S44:Yes)、前記S46、S4
7が実行された後、この制御を終了して図4のS11に
戻る。また、カーソル移動キー3a、設定キー及び取消
しキー以外のキーが操作されたときには(S33:Ye
s、S34・S36・S43・S44:No)、ブザー
12が鳴動され(S42)、S33へ戻る。
【0051】次に、文書作成キー、カーソル移動キー3
a、ボールドキー3c以外のキーが操作されたときには
(S11:Yes、S12・S14・S18:No)、
操作されたキーに対応する処理制御が実行される(S2
0)。例えば、印字キーが操作されたときには、テキス
トメモリ42の文書データに基いて印字処理が実行され
る。ここで、この印字処理については本発明と直接関係
しないので簡単に説明すると、テキストメモリ42から
順次読出したコードデータに対応するアウトラインデー
タが読出されると共に、印字文字の拡大率が求められ、
この拡大率を用いてアウトラインデータを拡大処理する
と共に、設定データに基づいて文字修飾処理が行なわ
れ、更に、この処理後のアウトラインデータからドット
データである印字データが作成され、印字機構PMにて
作成された印字データをサーマルヘッド13にて印字用
テープ5に印字する印字処理が行われる。
【0052】以上説明したように、文書の任意の部分に
対して文字修飾を設定する範囲において、カーソルKが
文末の文字入力位置に位置する状態でも範囲指定を行う
ことができるので、従来装置に必要であったカーソルK
を文末から移動させる操作が不要となるので、設定範囲
の操作が大幅に簡単化する。
【0053】ここで、本発明と実施例との対応を簡単に
説明すると、キーボード3が本発明の入力手段を構成
し、液晶ディスプレイ22が本発明のディスプレイを構
成し、液晶ディスプレイコントローラが本発明の表示手
段を構成する。また、範囲指定キー3b、ボールドキー
3c、カーソル移動キー3aの操作が本発明の範囲指定
手段を構成し、制御装置CによるS30の処理が本発明
の判別手段を構成し、制御装置CによるS40の処理が
範囲変更手段を構成する。さらに、上記カーソル移動キ
ー3aが請求項3に係るカーソル移動手段を構成し、範
囲指定キー3b、ボールドキー3cが請求項3に係る決
定手段を構成する。
【0054】尚、前記テープ印字制御においては、ボー
ルドを設定する設定制御について説明したが、これ以外
にアンダーライン修飾や影付き修飾、白抜き修飾や文字
サイズの設定、縦書き・横書きの設定等の所謂印字フォ
ーマットを設定するように制御することやナンバリング
の範囲指定等にも本発明を適応可能である。
【0055】また、本実施例のようなテープ印字装置以
外にも、種々の印字フォーマットで印字可能な欧文ワー
ドプロセッサや日本語ワードプロセッサ等の文書処理装
置に本発明を適用し得ることは勿論である。
【0056】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の文書処理装置によれば、文書の任意の部分に印字
フォーマットを設定するための設定範囲の操作を簡単化
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テープ印字装置の平面図である。
【図2】印字機構の概略平面図である。
【図3】テープ印字装置の制御系のブロック図である。
【図4】テープ印字装置制御のルーチンの概略フローチ
ャートである。
【図5】設定指定処理制御のサブルーチンの概略フロー
チャートである。
【図6】ラインバッファ内のデータ構成を説明する説明
図である。
【図7】入力した文字列を表示した表示例を示す図であ
る。
【図8】カーソル位置が文末にある場合での文字修飾の
設定開始時における文字列を表示した表示例を示す図で
ある。
【図9】カーソル位置が文書途中にある場合での文字修
飾の設定開始時における文字列を表示した表示例を示す
図である。
【図10】文字修飾の設定終了時における文字列を表示
した表示例を示す図である。
【図11】文字修飾の設定終了時における文字列を表示
した表示例を示す図である。
【図12】開始コードと終了コード及び設定データを含
む文書データを格納した図である。
【図13】文字修飾を施した文字列を表示した表示例を
示す図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 3 キーボード 22 液晶ディスプレイ 29 CPU 31 ROM 32 ROM 40 RAM 42 テキストメモリ C 制御装置 EC 終了コード SC 開始コード
フロントページの続き (72)発明者 大村 賢吾 名古屋市中区大須3丁目46番15号ブラザー システムズ株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や記号等のキャラクタ及び種々の指
    令を入力する為の入力手段と、入力手段から入力された
    複数のキャラクタのデータを記憶するテキストメモリ
    と、テキストメモリに記憶されたデータに基づいて複数
    のキャラクタをディスプレイに表示する表示手段とを備
    えた文書処理装置において、 前記テキストメモリに記憶されたデータの任意の範囲を
    指定する範囲指定手段と、 その範囲指定手段により指定した範囲の一端が文末か否
    かを判別する判別手段と、 判別手段により指定された範囲の一端が文末であると判
    別されたとき、その一端を文末よりも前に位置するキャ
    ラクタコードの位置に変更する範囲変更手段とを備えた
    ことを特徴とする文書処理装置。
  2. 【請求項2】 ディスプレイに表示された文字入力位置
    を示すカーソルを備え、前記文末は最新に入力したキャ
    ラクタの直後に表示されているカーソルの表示位置であ
    り、範囲変更手段は指定された範囲の一端を文末直前の
    キャラクタコードの位置に変更することを特徴とする請
    求項1に記載の文書処理装置。
  3. 【請求項3】 前記範囲指定手段は、前記カーソルを移
    動させるカーソル移動手段と、カーソルの表示位置を指
    定範囲の一端または他端に決定する決定手段とを備える
    ことを特徴とする請求項2に記載の文書処理装置。
  4. 【請求項4】 前記範囲指定手段は、文字修飾等を含む
    印字フォーマットの設定の対象範囲を指定することを特
    徴とする請求項1に記載の文書処理装置。
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