JPH0616806B2 - 圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾板 - Google Patents

圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾板

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JPH0616806B2
JPH0616806B2 JP2021526A JP2152690A JPH0616806B2 JP H0616806 B2 JPH0616806 B2 JP H0616806B2 JP 2021526 A JP2021526 A JP 2021526A JP 2152690 A JP2152690 A JP 2152690A JP H0616806 B2 JPH0616806 B2 JP H0616806B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、圧搾濾過用ダイヤフラムを圧搾濾板に固定す
る圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾板に関する。
従来の技術 従来、圧搾式フィルタプレス濾過時、通常濾板と圧搾濾
板との間の一対の濾布間に保持されたケーキを圧搾濾板
のダイヤフラムを膨張させることにより圧搾濾過するよ
うにしたものが種々知られている。上記ダイヤフラムを
圧搾濾板に取り付ける場合には、円形挾持金物をダイヤ
フラムの中央に配置し、これをボルトで圧搾濾板本体に
固定するようにしたものがある(特公昭56−1192
8号公報)。
発明の解決すべき課題 上記構造のものでは、上記円形挾持金物のみでダイヤフ
ラムを芯板に固定しているため、あたかも大きなゴム膜
を小さなピンで固定しているかのような状態となってい
る。従って、このような状態においてゴム膜が膨張する
と、ピンの周囲において負荷が集中することになる。す
なわち、上記ダイヤフラムが膨張する場合には、上記円
柱状金物の全周囲の領域のダイヤフラムが大略同時に種
々の方向に膨張しようとして、円柱状金物の周囲のダイ
ヤフラムに負荷が集中し、その結果、上記金物の周囲の
ダイヤフラムが破損しやすくなり、ひび割れが生じるこ
とがあった。
そこで、本発明者は、円柱状のものでは、その全周囲の
ダイヤフラムが大略同時に膨張しようとするため過負荷
がダイヤフラムに作用しやすくなると考え、複数の柱部
を配置し、かつ、これらを長尺連結板部で連結してダイ
ヤフラムの膨張を規制するようにすれば、各柱部におい
ては、その周りの総ての領域ではなくその一部の領域の
みダイヤフラムが膨張し、上記長尺連結板により残りの
領域のダイヤフラムは膨張しえないようにすればダイヤ
フラムに対する負荷が軽減されると考え、本発明を創作
するに至ったものである。
従って、本発明の目的は、上記問題を解決することにあ
って、ダイヤフラムのひび割れを効果的に防止すること
ができる圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾板を提供
することにある。
課題を解決するための手段 上記目的を達成するために、本発明は、複数の柱部を長
尺連結板部で連結して突子を大略構成し、上記柱部でダ
イヤフラムに連結させるとともに、ダイヤフラムの膨張
を連結板部で規制するようにしてダイヤフラムを圧搾濾
板本体に固定するように構成した。すなわち、圧搾濾板
本体の表面を覆うダイヤフラムを該圧搾濾板本体に突子
で固定する圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾板にし
て、上記突子は、上記ダイヤフラムの貫通穴内に嵌合さ
れて上記圧搾濾板本体の表面に接触する複数の柱部と、
該各柱部を貫通する取付穴と、上記ダイヤフラムに上記
貫通穴を囲むように形成された係合部分に密着係合可能
な係合部と、上記柱部を互いに連結するとともに上記柱
部の周囲に嵌め込まれる上記ダイヤフラムの膨張を規制
する長尺連結板部とを備えるとともに、上記突子の上記
取付穴に突子固定部材を挿入して上記突子を上記圧搾濾
板本体に固定するように構成した。
また、上記構成においては、上記圧搾濾板本体の濾過面
の大略中央部に原液供給口を備えるとともに、上記突子
は上記原液供給口の周囲に該原液供給口に対して放射状
に配置するように構成することもできる。
また、上記構成においては、上記係合部は、上記柱部の
周囲に形成され、かつ、上記ダイヤフラムの上記貫通穴
の周囲に形成された上記係合部分と密着係合可能である
ように構成することもできる。
発明の作用・効果 上記構成によれば、上記突子は、複数の上記柱部を上記
長尺連結板部で連結して大略構成し、この突子でダイヤ
フラムを圧搾濾板本体に固定するようにしたので、各柱
部においては、その周りの総ての領域ではなくその一部
の領域のみダイヤフラムが膨張し、上記長尺連結板によ
り残りの領域のダイヤフラムは膨張しえないように規制
することができる。従って、ダイヤフラムの膨張時に突
子付近のダイヤフラムに対する負荷が軽減され、ダイヤ
フラムのひび割れを効果的に防止することができる。
実施例 以下に、本発明にかかる実施例を第1〜12図に基づい
て詳細に説明する。
本実施例にかかる圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾
板2を備えたフィルタプレスは第1,2図に示すよう
に、前後スタンド14,15間に圧搾濾板2と通常濾板
4とを交互に前後方向に一対のガイドレール18,18
に対して摺動可能に配列し、後スタンド15の駆動装置
16の駆動により可動板17を前スタンド側に締め付け
たのち、原液を各濾板2,4間に配置した一対の濾布
8,8間に供給して濾過を行うとともに、同時にあるい
はその後、圧縮流体を圧搾濾板2に供給してダイヤフラ
ム1を膨張させて圧搾濾過を行うように大略構成する。
上記圧搾濾板2は、正方形板状の濾板本体3と、該本体
3の前後両面の表面を覆いかつ突締6,…,6で上記本
体3に固定された一対のダイヤフラム1,1とから構成
される。
上記本体3は、正方形状外枠3aの内側に傾斜面3nを
形成し、さらにその内側に正方形状に凹んだ濾過面3b
を形成する。この本体3の各角部には横方向に突出した
耳部3d,…,3dを一体的に形成し、各耳部3dには
貫通した穴3e,3e,3h,3hを形成する。第2図
において、上記本体3の左側上部及び右側下部の各耳部
3dの各貫通穴3hは上記本体3の傾斜面3nの各開口
3jと連通路3iで連結させて、後記する圧縮流体供給
室26に連通する圧縮流体の供給路を構成する。また、
上記本体3の左側下部及び右側上部の各耳部3dの各貫
通穴3eは上記本体3の外枠3aの各開口3gと連結路
3fで連結させて、路液回路を構成する。また、上記本
体3の各側部には横方向に突出した把手3lを形成し
て、該各把手3lがフィルタプレスの前後方向に並設さ
れた各ガイドレール18上に摺動可能に載置されて、各
圧搾路板2を一対のガイドレール18,18に吊り支持
する。上記本体3の濾過面3bの中央部には原液供給口
3kが形成され、この原液供給口3kの周囲の濾過面3
bに所定距離離れて濾過面3bの各対角線上に一対の突
出部3c,3cを形成する。各突出部3cは大略長方形
板状でかつその両端部が湾曲したものである。この突出
部3cは、ダイヤフラム1の裏面と濾過面3bの突出部
3cの無い表面との間に、圧縮流体供給室26(第6図
参照)に連通する隙間19を形成させて、圧縮流体をダ
イヤフラム1と圧搾濾板本体3との間に供給しやすくす
るとともに、濾板締付時において突子6及び後記する通
常濾板4の突出部4cと共働して両濾過面3a,4aを
支持して濾過面3a,4aの破損を防止する。なお、第
4図において、3mは突子取付用ボルトねじ込み穴であ
る。
一方、上記一対のダイヤフラム1,1は、ゴム製などの
弾性材料により形成され、上記本体3の前後両側の濾過
面3a,3a及び傾斜面3n,3nを覆うように配置さ
れ、その上下端部ボルト22,…,22により互いに連
結される。各ダイヤフラム1の中央部には、リング21
をダイヤフラム1を介して本体3の原液供給口3kの周
囲縁部に嵌合することにより、上記本体3の原液供給口
3kに連通する原液供給穴1kが形成されている。この
原液供給穴1kの周囲に所定距離離れてかつ上記本3の
各突出部3cに対応する位置に上記突子6,…,6を配
置する。第3〜5図に示すように、各突子6を配置する
部分には、合計5個の小さな貫通穴1a,…,1aを形
成するとともに、各貫通穴1aの周囲に環状突部1cを
形成する。ダイヤフラム1の左側下部及び右側上部の角
部には、上記本体3の外枠3aの各開口3gに連通する
濾液回収口1gを形成する。
上記各突子6は、ステンレスまたはナイロン合板などの
硬いものが好ましく、第3〜5図に示すように大略長方
形状板の両端部が湾曲に形成されたものである。その厚
さは、突子6を上記本体3の突出部3cに固定した状態
で突子6の表面が圧搾濾板本体3の外枠3aの表面と大
略同一であるのが好ましい。各突子6は、5個の注部6
a,…,6aと、各注部6aの中心に貫通した取付穴6
bと、各注部6aの周囲に形成された係合凹部6cと、
上記注部6a,…,6aを連結する長尺連結板部6dと
を備える。上記各注部6aは、上記ダイヤフラム1の各
貫通穴1a内に嵌合されて上記圧搾濾板本体3の表面に
接触する。上記各係合凹部6cは、上記ダイヤフラム1
の上記各貫通穴1aの周囲に形成された係合部分として
の環状突部1cを密着嵌合してダイヤフラム1と突子6
とを密着させ、ダイヤフラム1の膨張時に圧縮空気の漏
れを防止する。上記突子6は、その上記各取付穴6bに
ボルト7を挿入して該ボルト7を上記本体3の突出部3
cにねじ込むことにより、上記圧搾濾板本体3に固定さ
れる。このとき、突子6の本体3との間にダイヤフラム
1が挟まれているが、ボルト7で直接上記本体3に締め
付けられる部分、すなわち柱部6aと本体3との間には
ダイヤフラム1が存在しないので、ボルト7の締め付け
により、ダイヤフラム1が損傷することがない。上記突
子6が固定される上記本体3の突出部3cは、突子6の
形状より若干大きくすれば、安定して突子6を突子部3
cに固定することができる。本実施例では、5本のボル
ト7,…,7で突子6を本体3に固定したが、これに限
らず、上下2本のボルト7,7のみで固定するようにし
てもよい。上記突子6は本体3の濾過面3bにおいて原
液供給口3kの周囲にバランス良く配置されるのが好ま
しい。
一方、上記通常濾板4は、正方形板状外枠4aの内側に
傾斜面を形成し、さらにその内側に正方形状に凹んだ濾
過面4bを形成する。この通常濾板4の各角部には、上
記圧搾濾板本体3と同様に、横方向に突出した耳部(図
示せず)を一体的に形成し、各耳部には貫通した穴を形
成する。上記通常濾板4の左側上部及び右側下部の各耳
部の貫通穴は上記通常濾板の傾斜面の開口と連通路で連
結させて、上記圧搾路板2の圧縮流体供給路に連通する
圧縮流体供給路を構成する。また、上記通常濾板4の左
側下部及び右側上部の各耳部の貫通穴は上記通常濾板4
の外枠4aの開口と連結路で連結させて、上記圧搾路板
2の濾液回収路に連通する濾液回収路を構成する。ま
た、上記通常濾板4の各側部には横方向に突出した把手
4lを形成して、該各把手4lがフィルタプレスの前後
方向に並設された各ガイドレール18上に摺動可能に載
置されて、各通常濾板4を一対のガイドレール18,1
8に吊り支持する。上記通常濾板4の濾過面4bの中央
部には原液供給口4kが形成され、この原液供給口4k
の周囲に所定距離離れて濾過面4bの各対角線上に一対
の突出部4c,4cを形成する。各突出部4cは、上記
各突子6に対向して大略長方形板状でかつその両端部が
湾曲したものであって濾板2,4を締め付けたとき、各
突子6が上記濾布8,8を介して上記通常濾板4の突出
部4cに当接して、隣接する濾板2,4の両濾過面2
b,4b間に所定の間隙を保持するとともに、濾板締付
時または圧縮流体供給時に濾過面2b,4bが破損しな
いように支持するようにしている。
上記構成によれば、圧搾濾板2と通常濾板4とを上記駆
動装置16の駆動により可動板17を前スタンド側に移
動させて締め付けを行う。この締付状態では、圧搾濾板
本体3の突出部3cに固定された突子6が一対の濾布
8,8を介して通常濾板の突出部4cに突き当たって接
触する。上記第2図では、各濾過面3bの対角線上に突
子6がバランス良く配置され、かつ、本体3の前後両側
において同じ位置に位置させることにより、隣接濾板
2,4を締め付けたとき、大略均一な締付力が濾過面3
a,4aに作用するようになっている。上記締付状態に
おいて、各濾板2,4間に挟み込まれた一対の濾布8,
8間に、前スタンド14の原液供給管27から各濾板
2,4の原液供給口3k,4kなどを介して、原液を供
給して濾過を行う。所定時間原液供給作業が行なわれた
のち、又は、所定量の原液が供給されると、圧縮流体例
えば圧縮空気を供給管29から圧縮流体の供給路を介し
て圧搾濾板2に供給され、各ダイヤフラム1が膨張され
る。すなわち、第6図に示すように各ダイヤフラム1と
圧搾濾板本体3との間の圧縮流体供給室26に圧縮流体
が供給され、ダイヤフラム1において突子6,…,6で
固定されている部分を除く他の部分が膨張し、両濾布
8,8間に保持されたケーキが圧搾濾過される。上記濾
過及び圧搾濾過において排出される濾液は上記濾液回収
路に回収され、路液回収管28から排出される。所定の
濾過作業が終了すると、上記駆動装置16の駆動により
可動板17が後スタンド側に移動させられたのち、濾板
2,4間を個別に開き、濾布8,8間に保持されたケー
キを下方に落下させて回収する。各濾布8は、第1図に
示すように、下端が各濾板2,4の各把手3l,4lに
枢着されたアーム9の上端を連結したピン10よりバネ
11で吊り支持された濾布吊棒23によって支持されて
いる。従って、濾板2,4の開枠時の振動や図示しない
振動付与装置の移動などにより、濾布8,8が振動して
濾布8,8からケーキ剥離して落下する。上記ケーキを
回収したのち、レール20に沿って前後動する洗浄装置
12の洗浄管13を、その下端を支点として第2図にお
いて一転鎖線で示された位置まで回動させつつ濾布8,
8の洗浄を行う。洗浄作業が終了すると、次の濾過作業
のために再び濾板2,4の締め付けを行う。
上記実施例によれば、上記突子6は、複数の上記柱部6
a,…,6aを上記長尺連結板部6dで連結して大略構
成し、この突子6でダイヤフラム1を圧搾濾板本体3に
固定するようにしたので、各柱部6aにおいては、その
周りの総ての領域ではなくその一部の領域のみのダイヤ
フラム1が膨張し、上記長尺連結板6dにより残りの領
域のダイヤフラム1は膨張しえないように規制すること
ができる。従って、ダイヤフラム1の膨張時に突子付近
のダイヤフラム1に対する負荷が軽減され、ダイヤフラ
ム1のひび割れを効果的に防止することができる。ま
た、小さな円形の部材でダイヤフラム1を圧搾濾板本体
3に固定するのではなく、長尺な突子6でダイヤフラム
1を上記本体3に固定するので、濾過面積をあまり減少
させずに、ダイヤフラム1との接触面積を大きくするこ
とができて、ダイヤフラム1のひび割れをさらに効果的
に防止することができる。また、各突出部3c,4c並
びに突子6は、原液供給口3k,4kに対して濾過面3
b,4bの隅部に向かうように放射状に配置されている
ので、原液が円滑に濾過面3b,4bの隅部まで供給す
ることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
その他種々の態様で実施できる。例えば、各突子6は形
状は上記実施例に限定されるものではなく、長尺なもの
ならばその他種々の形状でもよい。また、突子6の個数
は任意である。また、各突子6において圧搾濾板本体3
に固定するためボルト7の個数も任意である。また、上
記柱部6aの個数も任意であるとともに、その形状も円
形に限らず、四角形、六角形などの多角形など任意でよ
い。また、各突子6の厚さを大きくすることにより、上
記圧搾濾板本体3の突出部3c又は通常濾板4の突出部
4c又はその両方の突出部3c,4cが不要とすること
ができる。また、各濾板2,4の原液供給口は濾過面の
大略中央部に形成するものに限らず、濾過面の任意の部
分に形成したり、又は、濾過面に連通させるように外枠
に形成したりするようにしてもよい。また、上記圧搾濾
板2と通常濾板4を交互に配列したものに限らず圧搾濾
板2のみを配列したものにも適用できる。
また、突子6の濾過面における位置は任意である。例え
ば第7図に示すように、圧搾濾板本体3においてその突
出部3cを外枠3aと一体的に形成してもよい。すなわ
ち、原液供給口31kに対して放射状にすなわち外枠3
aから上下左右に向かって延びるように突出部3cを夫
々形成して、各突出部3cに突出6を固定して、ダイヤ
フラム31,31を本体3に固定するようにしてもよ
い。なお、第7図中、31gはダイヤフラム1の開口1
gに相当するものである。また、第8図に示すように、
原液供給口41kに対してその上側と下側に3個ずつ突
出部3cを形成して、各突出部3cに突子6を固定して
ダイヤフラム41を本体3に固定するようにしてもよ
い。
また、各突子において、係合凹部6cは各柱部6aの周
囲に形成するものに限らず、任意の個数の柱部を一まと
めにし、その周囲に係合凹部を形成するようにしてもよ
い。すなわち、例えば、6個の柱部36a,…,36a
を1つの係合凹部36cで囲んだ例を第9〜12図に示
す。この突子36では、柱部36aと取付穴36bと連
結板部36dは上記突子6の柱部6aと取付穴6bと連
結板部6dに夫々相当する。上記係合凹部36cは、突
子36の裏面外周部分に第9図で上下両端部が湾曲した
大略長方形枠状の凹部として形成され、各柱部36aの
外周部に位置する。一方、上記係合凹部36cに対応し
て、上記ダイヤフラム1の5個の貫通穴1a,…,1a
を囲むように、大略長方形枠状でかつ第9図の上下両端
部が湾曲した係合突部1dを形成する。よって、上記突
子36の係合凹部36cにダイヤフラム1に形成された
係合突部1dが密着係合する。
また、上記突子6,36の係合凹部6c,36cとダイ
ヤフラム1の係合部分1c,1dとは、凹凸関係が逆に
なってもよい。すなわち、上記係合凹部6c,36cを
係合凸部として形成する一方、ダイヤフラム1の係合部
分1c,1dを係合凹部として形成するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は夫々本発明の一実施例にかかる圧搾式フィ
ルタプレスにおける圧搾濾板を有するフィルタプレスの
側面図及び第1図のII−II線断面図、第3,4,5図は
夫々ダイヤフラムに取り付けられた突子の正面図、該突
子を有する濾板を締め付けた状態での要部断面側面図及
び要部断面平面図、第6図は濾板締付状態でのフィルタ
プレスの要部断面側面図、第7図は他の実施例にかかる
圧搾濾板の正面図、第8図はさらに他の実施例にかかる
ダイヤフラムであって点線で圧搾濾板との関係を示した
ダイヤフラムの正面図、第9,10,11,12図は夫
々突子の変形例を示し、上記突子をダイヤフラムに取り
付けた状態の正面図、該突子を有する濾板を締め付けた
状態での要部断面側面図、上記突子を有する圧搾濾板の
要部断面平面図及び上記突子の要部背面図である。 1,31,41……ダイヤフラム、1a……貫通穴、1
c……環状突部、1d……係合突部、2……圧搾濾板、
3……圧搾濾板本体、4……通常濾板、6,36……突
子、6a,36a……柱部、6b,36b……取付穴、
6c,36c……係合凹部、6d,36d……長尺連結
板部、7……ボルト、8……濾布、9……アーム、10
……ピン、11……バネ、12……洗浄装置、13……
洗浄管、14……前スタンド、15……後スタンド、1
6……駆動装置、17……可動板、18……ガイドレー
ル、19……隙間、20……レール、21……リング、
22……ボルト、23……濾布吊棒、25……ケーキ、
26……圧縮流体供給室。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧搾濾板本体(3)の表面を覆うダイヤフラ
    ム(1)を該圧搾濾板本体(3)に突子(6,36)で固定する圧搾
    式フィルタプレスにおける圧搾濾板にして、 上記突子(6,36)は、上記ダイヤフラム(1)の貫通穴(1c)
    内に嵌合されて上記圧搾濾板本体(3)の表面に接触する
    複数の柱部(6a,36a)と、該各柱部(6a,36a)を貫通する取
    付穴(6b,36b)と、上記ダイヤフラム(1)に上記貫通穴(1
    a)を囲むように形成された係合部分(1c,1d)に密着係合
    可能な係合部(6c,36c)と、上記柱部(6a,36a)を互いに連
    結するとともに上記柱部(6a,36a)の周囲に嵌め込まれる
    上記ダイヤフラム(1)の膨張を規制する長尺連結板部(6
    d,36d)とを備えるとともに、上記突子(6,36)の上記取付
    穴(6b,36b)に突子固定部材(7)を挿入して上記突子(6,3
    6)を上記圧搾濾板本体(3)に固定するようにしたことを
    特徴とする圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾板。
  2. 【請求項2】上記圧搾濾板本体(3)の濾過面(3b)の大略
    中央部に原液供給口(3k)を備えるとともに、上記突子
    (6,36)は上記原液供給口(3k)の周囲に該原液供給口(3k)
    に対して放射状に配置された請求項1記載の圧搾式フィ
    ルタプレスにおける圧搾濾板。
  3. 【請求項3】上記係合部(6c)は、上記柱部(6a)の周囲に
    形成され、かつ、上記ダイヤフラム(1)の上記貫通穴(1
    a)の周囲に形成された上記係合部分(1c)と密着係合可能
    である請求項1又は2に記載の圧搾式フィルタプレスに
    おける圧搾濾板。
JP2021526A 1990-01-30 1990-01-30 圧搾式フィルタプレスにおける圧搾濾板 Expired - Lifetime JPH0616806B2 (ja)

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