JPH0334963B2 - - Google Patents
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- JPH0334963B2 JPH0334963B2 JP62056197A JP5619787A JPH0334963B2 JP H0334963 B2 JPH0334963 B2 JP H0334963B2 JP 62056197 A JP62056197 A JP 62056197A JP 5619787 A JP5619787 A JP 5619787A JP H0334963 B2 JPH0334963 B2 JP H0334963B2
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Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、フイルタープレスの濾板に関す
る。
る。
従来の技術
従来、濾板本体の額縁状凸部の下縁部に下方張
出部が設けられ、この下方張出部に原液導入口が
設けられたフイルタープレスの濾板は既に公知で
ある。本出願人は先に、このような濾板について
下方張出部に設けられた嵌込み孔に、原液導入口
とこれに連なる原液流出用分岐路とを有する前後
一対の口金部材(原液導入口周縁部構成嵌合部
材)を両側から嵌め込んで、ボルト・ナツトによ
り相互に連結した構造を提案した(特願昭60−
203885号参照)。しかしながら、この先提案によ
る濾板によれば、嵌込み孔に口金部材の取付壁が
設けられているため、濾板本体の加工が容易でな
く、ひいては濾板の製造コストがアツプするとと
もに、前後一対の口金部材を嵌込み孔に嵌め込ん
で相互に重ね合わせる作業が容易でなく、かつ同
時に濾布の対応部分をこれらの口金部材と嵌込み
孔の周壁との間に挟み込む必要があるため、さら
に作業が困難となり、濾布の対応部分の口金部材
によつて濾板本体にしつかりと押え止めることが
できず、濾布が止められていない〓間から原液の
一部がそのまま流出して濾液に混ざるおそれがあ
るという問題があつた。
出部が設けられ、この下方張出部に原液導入口が
設けられたフイルタープレスの濾板は既に公知で
ある。本出願人は先に、このような濾板について
下方張出部に設けられた嵌込み孔に、原液導入口
とこれに連なる原液流出用分岐路とを有する前後
一対の口金部材(原液導入口周縁部構成嵌合部
材)を両側から嵌め込んで、ボルト・ナツトによ
り相互に連結した構造を提案した(特願昭60−
203885号参照)。しかしながら、この先提案によ
る濾板によれば、嵌込み孔に口金部材の取付壁が
設けられているため、濾板本体の加工が容易でな
く、ひいては濾板の製造コストがアツプするとと
もに、前後一対の口金部材を嵌込み孔に嵌め込ん
で相互に重ね合わせる作業が容易でなく、かつ同
時に濾布の対応部分をこれらの口金部材と嵌込み
孔の周壁との間に挟み込む必要があるため、さら
に作業が困難となり、濾布の対応部分の口金部材
によつて濾板本体にしつかりと押え止めることが
できず、濾布が止められていない〓間から原液の
一部がそのまま流出して濾液に混ざるおそれがあ
るという問題があつた。
発明の目的
この発明の目的は、上記の問題を解決し、濾板
本体への原液導入口周縁部構成嵌合部材の取付作
業が非常に簡単であり、しかも濾布の対応部分を
原液導入口の周辺部において濾板本体にしつかり
と確実に押え止めることができて、原液の濾過処
理を円滑に行なうことができ、また嵌合部材の嵌
込み孔の形状が簡単で、加工費が安くつき、ひい
ては濾板の製造コストが安くつく、フイルタープ
レスの濾板を提供しようとするにある。
本体への原液導入口周縁部構成嵌合部材の取付作
業が非常に簡単であり、しかも濾布の対応部分を
原液導入口の周辺部において濾板本体にしつかり
と確実に押え止めることができて、原液の濾過処
理を円滑に行なうことができ、また嵌合部材の嵌
込み孔の形状が簡単で、加工費が安くつき、ひい
ては濾板の製造コストが安くつく、フイルタープ
レスの濾板を提供しようとするにある。
発明の構成
この発明は、上記の目的を達成するために、濾
板本体の額縁状凸部に外方張出部が設けられ、こ
の外方張出部およびこれに連なる濾過面部分に、
前後に開口した嵌込み孔があけられ、この嵌込み
孔に、前後に開口した原液導入口と、これの一端
部に連なりかつ前後両濾過面側に開口した原液流
出孔とを有する原液導入口周縁部構成嵌合部材が
嵌込まれ、この嵌合部材の一端部の前後両側に、
原液流出孔の開口部に連なる原液通過孔をそれぞ
れ有する前後一対の挟持部材がそれらの一部を濾
板本体側に張り出した状態にかつ濾板本体両側の
濾布の対応部分を押えるように配せられて、連結
部材により両挟持部材が相互に結合されているフ
イルータプレスの濾板を要旨としている。
板本体の額縁状凸部に外方張出部が設けられ、こ
の外方張出部およびこれに連なる濾過面部分に、
前後に開口した嵌込み孔があけられ、この嵌込み
孔に、前後に開口した原液導入口と、これの一端
部に連なりかつ前後両濾過面側に開口した原液流
出孔とを有する原液導入口周縁部構成嵌合部材が
嵌込まれ、この嵌合部材の一端部の前後両側に、
原液流出孔の開口部に連なる原液通過孔をそれぞ
れ有する前後一対の挟持部材がそれらの一部を濾
板本体側に張り出した状態にかつ濾板本体両側の
濾布の対応部分を押えるように配せられて、連結
部材により両挟持部材が相互に結合されているフ
イルータプレスの濾板を要旨としている。
実施例
つぎに、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
この明細書において、前後、左右は第1図を基
準とし、前とは第1図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいい、左とは同図左側、右とは同右側をい
うものとする。
準とし、前とは第1図図面紙葉の表側、後とは同
裏側をいい、左とは同図左側、右とは同右側をい
うものとする。
図面において、1はフイルタープレスの普通濾
板、2は圧搾濾板で、これらの濾板1,2は交互
に配置されている。
板、2は圧搾濾板で、これらの濾板1,2は交互
に配置されている。
普通濾板1は、これの濾板本体3の額縁状凸部
4の下縁左側部分に外方張出部5が設けられ、こ
の張出部5およびこれに連なる濾過面部分に前後
に開口した嵌込み孔6が貫通状にあけられてい
る。そしてこの嵌込み孔6に、前後に開口した原
液導入口11と、これの上端部に連なりかつ前後
両濾過面9側に開口した原液流出孔12とを有す
る原液導入口周縁部構成嵌合部材10が嵌込ま
れ、この嵌合部材10の上端部の前後両側に、原
液流出孔12の開口部に連なる原液通過孔14を
それぞれ有する前後一対の挟持部材13,13が
それらの一部を濾板本体3側に張り出した状態に
かつ濾板本体3両側の濾布7,7の対応部分を押
えるように配せられて、4組のボルト18および
ナツト(図示略)により両挟持部材13,13が
相互に結合されている。
4の下縁左側部分に外方張出部5が設けられ、こ
の張出部5およびこれに連なる濾過面部分に前後
に開口した嵌込み孔6が貫通状にあけられてい
る。そしてこの嵌込み孔6に、前後に開口した原
液導入口11と、これの上端部に連なりかつ前後
両濾過面9側に開口した原液流出孔12とを有す
る原液導入口周縁部構成嵌合部材10が嵌込ま
れ、この嵌合部材10の上端部の前後両側に、原
液流出孔12の開口部に連なる原液通過孔14を
それぞれ有する前後一対の挟持部材13,13が
それらの一部を濾板本体3側に張り出した状態に
かつ濾板本体3両側の濾布7,7の対応部分を押
えるように配せられて、4組のボルト18および
ナツト(図示略)により両挟持部材13,13が
相互に結合されている。
上記原液導入口周縁部構成嵌合部材10は、鉄
または合成樹脂等の硬質芯材15にゴム製被覆材
16が被せられてなるものである。嵌合部材10
の原液導入口11周縁部の前後両側に横断面略三
角形のシール用弾性環状凸部17がゴム製被覆材
16と一体に設けられている。また各挟持部材1
3は、同様に鉄または合成樹脂等の硬質芯材20
にゴム製被覆材21が被せられてなるものであ
り、かつ嵌合部材10の原液流出孔12の開口部
に連なる原液通過孔14を有するとともに、濾室
側表面に原液通過孔14と連なる凹溝22を有し
ている。
または合成樹脂等の硬質芯材15にゴム製被覆材
16が被せられてなるものである。嵌合部材10
の原液導入口11周縁部の前後両側に横断面略三
角形のシール用弾性環状凸部17がゴム製被覆材
16と一体に設けられている。また各挟持部材1
3は、同様に鉄または合成樹脂等の硬質芯材20
にゴム製被覆材21が被せられてなるものであ
り、かつ嵌合部材10の原液流出孔12の開口部
に連なる原液通過孔14を有するとともに、濾室
側表面に原液通過孔14と連なる凹溝22を有し
ている。
とくにこの実施例では、原液導入口周縁部構成
嵌合部材10の下端部左右両側に、先端に蟻形凸
部24を有する一対の取付用突片23,23がゴ
ム製被覆材16と一体に設けられ、これに対応し
て濾板本体3の嵌込み孔6下端部の左右両側に、
一対の蟻形凹部25,25が設けられている。そ
してこれらの蟻形凹凸部25,24が嵌め合わせ
られることにより、嵌合部材10の下端部が濾板
本体3にしつかりと止められている。なお、この
ような蟻形凸部24を有する取付用突片23およ
び蟻形凸部25は省略してもよく、嵌合部材10
は前後一対の挟持部材13,13によつて濾板本
体3に十分強固に固定し得るものである。
嵌合部材10の下端部左右両側に、先端に蟻形凸
部24を有する一対の取付用突片23,23がゴ
ム製被覆材16と一体に設けられ、これに対応し
て濾板本体3の嵌込み孔6下端部の左右両側に、
一対の蟻形凹部25,25が設けられている。そ
してこれらの蟻形凹凸部25,24が嵌め合わせ
られることにより、嵌合部材10の下端部が濾板
本体3にしつかりと止められている。なお、この
ような蟻形凸部24を有する取付用突片23およ
び蟻形凸部25は省略してもよく、嵌合部材10
は前後一対の挟持部材13,13によつて濾板本
体3に十分強固に固定し得るものである。
また嵌合部材10の中央部の左右両側に、リツ
プ状のシール用凸部26,26が上下一対ずつ相
互に所定間隔をあけて対向状にかつゴム製被覆部
材16と一体に設けられているとともに、これに
対応して濾板本体3の嵌込み孔6の左右両側縁部
に嵌込み孔6に連なる略コ形の凹部27がそれぞ
れ設けられており、一対のリツプ状シール用凸部
26,26がそれらの先端部を互いに近づけるよ
うに変形せしめられて凹部27内に圧入されるこ
とにより、これらのシール用凸部26,26の外
側面が凹部27の内面に密着せしめられ、これに
よつて嵌合部材10と濾板本体3とのシールが確
実に行なわれるものである。従つて濾液が嵌込み
孔6の内面と嵌合部材10との間の〓間を通つて
下方に流出するようなことは全くない。
プ状のシール用凸部26,26が上下一対ずつ相
互に所定間隔をあけて対向状にかつゴム製被覆部
材16と一体に設けられているとともに、これに
対応して濾板本体3の嵌込み孔6の左右両側縁部
に嵌込み孔6に連なる略コ形の凹部27がそれぞ
れ設けられており、一対のリツプ状シール用凸部
26,26がそれらの先端部を互いに近づけるよ
うに変形せしめられて凹部27内に圧入されるこ
とにより、これらのシール用凸部26,26の外
側面が凹部27の内面に密着せしめられ、これに
よつて嵌合部材10と濾板本体3とのシールが確
実に行なわれるものである。従つて濾液が嵌込み
孔6の内面と嵌合部材10との間の〓間を通つて
下方に流出するようなことは全くない。
一方、圧搾濾板2は、基板30と、基板30の
前後両面に被せられかつ濾過面32に濾液溝を有
するゴム板31を備えている。そして基板32の
額縁状凸部34の下縁左側部分に普通濾板1の外
方張出部5に対向する外方張出部35が設けら
れ、この外方張出部35に前後に開口した原液導
入口36があけられている。
前後両面に被せられかつ濾過面32に濾液溝を有
するゴム板31を備えている。そして基板32の
額縁状凸部34の下縁左側部分に普通濾板1の外
方張出部5に対向する外方張出部35が設けら
れ、この外方張出部35に前後に開口した原液導
入口36があけられている。
上記普通濾板1に対して圧搾濾板2を締め付け
ると、普通濾板1の現役導入口周縁部構成嵌合部
材10のシール用弾性環状凸部17の先端部が隣
接圧搾濾板2の原液導入口36の周縁部外面に密
接せしめられる。
ると、普通濾板1の現役導入口周縁部構成嵌合部
材10のシール用弾性環状凸部17の先端部が隣
接圧搾濾板2の原液導入口36の周縁部外面に密
接せしめられる。
このような状態で各普通濾板1の嵌合部材10
の原液導入口11に導かれた原液は、そこから原
液流出孔12さらには挟持部材13,13の原液
通過孔14,14を経て隣接濾板1,2同志の間
の濾室内に流入せられるものである。
の原液導入口11に導かれた原液は、そこから原
液流出孔12さらには挟持部材13,13の原液
通過孔14,14を経て隣接濾板1,2同志の間
の濾室内に流入せられるものである。
なお、一対の挟持部材13,13を締結ボルト
18およびナツトをねじ外すことによつて、嵌合
部材10を嵌込み孔6からいつでも簡単に取り出
すことができるため、嵌合部材10の原液導入口
11および原液流出孔12が詰まつた場合には、
これらの掃除を簡単に行なうことができ、ひいて
はフイルタープレスによる濾過作業を能率よく実
施することができるものである。
18およびナツトをねじ外すことによつて、嵌合
部材10を嵌込み孔6からいつでも簡単に取り出
すことができるため、嵌合部材10の原液導入口
11および原液流出孔12が詰まつた場合には、
これらの掃除を簡単に行なうことができ、ひいて
はフイルタープレスによる濾過作業を能率よく実
施することができるものである。
また上記濾板1,2には、これらの濾過面9,
22より外側の外方張出部5,35に原液導入口
11,26が設けられているため、濾過面9,2
2内に濾布7の固定部分がなく、したがつて濾板
1,2の開板工程のさい、濾布7を濾過面9,2
2全体にわたつて上から下まで傾斜させることが
できるから、濾布振動機による振動が濾布7全体
に確実に伝わり、濾布7に付着したケーキの落下
効果がすぐれているものである。
22より外側の外方張出部5,35に原液導入口
11,26が設けられているため、濾過面9,2
2内に濾布7の固定部分がなく、したがつて濾板
1,2の開板工程のさい、濾布7を濾過面9,2
2全体にわたつて上から下まで傾斜させることが
できるから、濾布振動機による振動が濾布7全体
に確実に伝わり、濾布7に付着したケーキの落下
効果がすぐれているものである。
なお上記各実施例においては、原液導入口周縁
部構成嵌合部材10がゴム製被覆材16とこれと
は異種素材よりなる硬質芯材15とによつてつく
られているが、このような硬質芯材15を用いる
ことなく、嵌合部材10を、そのシール用弾性環
状凸部17を除いて硬質ゴムにより一体に成形し
ても勿論よい。
部構成嵌合部材10がゴム製被覆材16とこれと
は異種素材よりなる硬質芯材15とによつてつく
られているが、このような硬質芯材15を用いる
ことなく、嵌合部材10を、そのシール用弾性環
状凸部17を除いて硬質ゴムにより一体に成形し
ても勿論よい。
上記実施例のフイルタープレスでは、この発明
による普通濾板1と圧搾濾板2とが交互に配置さ
れているが、この発明による普通濾板1のみが多
数並べられて使用されても勿論よい。
による普通濾板1と圧搾濾板2とが交互に配置さ
れているが、この発明による普通濾板1のみが多
数並べられて使用されても勿論よい。
また濾板1,2の外方張出部5,35は、濾板
本体3あるいは濾板基板30の下縁のいずれの箇
所に設けられていてもよいが、上記実施例のよう
に、これらを濾板本体3あるいは濾板基板30の
下縁の中央より左側もしくは右側寄りに設けられ
るのが好ましく、これによつて濾布7の取付けお
よび取外し作業を作業者が両濾板1,2の間に入
り込むことなく、濾板1,2の外側から行なうこ
とができ、濾布7の取付けおよび取外しに要する
時間を短縮することができるという利点がある。
本体3あるいは濾板基板30の下縁のいずれの箇
所に設けられていてもよいが、上記実施例のよう
に、これらを濾板本体3あるいは濾板基板30の
下縁の中央より左側もしくは右側寄りに設けられ
るのが好ましく、これによつて濾布7の取付けお
よび取外し作業を作業者が両濾板1,2の間に入
り込むことなく、濾板1,2の外側から行なうこ
とができ、濾布7の取付けおよび取外しに要する
時間を短縮することができるという利点がある。
また上記実施例においては、この発明による濾
板1の外方張出部5が濾板本体3の額縁状凸部4
の下縁部に設けられているが、場合によつてはこ
れらの外方張出部5は額縁状凸部4の上縁部ある
いは左右側縁部のいずれかに設けられていてもよ
い。
板1の外方張出部5が濾板本体3の額縁状凸部4
の下縁部に設けられているが、場合によつてはこ
れらの外方張出部5は額縁状凸部4の上縁部ある
いは左右側縁部のいずれかに設けられていてもよ
い。
発明の効果
この発明によるフイルタープレスの濾板は、上
述のように、濾板本体3の額縁状凸部4に外方張
出部5が設けられ、この外方張出部5およびこれ
に連なる濾過面部分に、前後に開口した嵌込み孔
6があけられ、この嵌込み孔6に、前後に開口し
た原液導入口11と、これの一端部に連なりかつ
前後両濾過面9側に開口した原液流出孔12とを
有する原液導入口周縁部構成嵌合部材10が嵌込
まれ、この嵌合部材10の一端部の前後両側に、
原液流出孔12の開口部に連なる原液通過孔14
をそれぞれ有する前後一対の挟持部材13,13
がそれらの一部を濾板本体3側に張り出した状態
にかつ濾板本体3両側の濾布7,7の対応部分を
押えるように配せられて、連結部材18により両
挟持部材13,13が相互に結合されているもの
で、嵌合部材10を濾板本体3の嵌込み孔6に嵌
め込んだのち、嵌合部材10の前後両面に開口部
を除いて濾布7を被せ、前後一対の挟持部材1
3,13により濾布7の対応部分を嵌合部材10
および濾板本体3の表面に押えるとともに、両挟
持部材13,13の一部を濾板本体3側に張り出
した状態で両者をボルト18およびナツト等の連
結部材によつて結合するだけでよいので、嵌合部
材10および濾布7を非常に作業性よくかつ確実
に濾板本体3に止めることができて、原液の濾過
処理を円滑に行なうことができるという効果を奏
する。
述のように、濾板本体3の額縁状凸部4に外方張
出部5が設けられ、この外方張出部5およびこれ
に連なる濾過面部分に、前後に開口した嵌込み孔
6があけられ、この嵌込み孔6に、前後に開口し
た原液導入口11と、これの一端部に連なりかつ
前後両濾過面9側に開口した原液流出孔12とを
有する原液導入口周縁部構成嵌合部材10が嵌込
まれ、この嵌合部材10の一端部の前後両側に、
原液流出孔12の開口部に連なる原液通過孔14
をそれぞれ有する前後一対の挟持部材13,13
がそれらの一部を濾板本体3側に張り出した状態
にかつ濾板本体3両側の濾布7,7の対応部分を
押えるように配せられて、連結部材18により両
挟持部材13,13が相互に結合されているもの
で、嵌合部材10を濾板本体3の嵌込み孔6に嵌
め込んだのち、嵌合部材10の前後両面に開口部
を除いて濾布7を被せ、前後一対の挟持部材1
3,13により濾布7の対応部分を嵌合部材10
および濾板本体3の表面に押えるとともに、両挟
持部材13,13の一部を濾板本体3側に張り出
した状態で両者をボルト18およびナツト等の連
結部材によつて結合するだけでよいので、嵌合部
材10および濾布7を非常に作業性よくかつ確実
に濾板本体3に止めることができて、原液の濾過
処理を円滑に行なうことができるという効果を奏
する。
図面はこの発明の実施例を示すもので、第1図
はこの発明による普通濾板と圧搾濾板を同時に示
す概略部分正面図、第2図は第1図の普通濾板の
要部拡大正面図、第3図は第2図―線に沿う
拡大断面図で、普通濾板と共に圧搾濾板も図示さ
れている。 1……普通濾板、2……圧搾濾板、3……濾板
本体、4……額縁状凸部、5……外方張出部、6
……嵌込み孔、7……濾布、9……濾過面、10
……原液導入口周縁部構成嵌合部材、11……原
液導入口、12……原液流出孔、13……挟持部
材、14……原液通過孔、18……ボルト(連結
部材)。
はこの発明による普通濾板と圧搾濾板を同時に示
す概略部分正面図、第2図は第1図の普通濾板の
要部拡大正面図、第3図は第2図―線に沿う
拡大断面図で、普通濾板と共に圧搾濾板も図示さ
れている。 1……普通濾板、2……圧搾濾板、3……濾板
本体、4……額縁状凸部、5……外方張出部、6
……嵌込み孔、7……濾布、9……濾過面、10
……原液導入口周縁部構成嵌合部材、11……原
液導入口、12……原液流出孔、13……挟持部
材、14……原液通過孔、18……ボルト(連結
部材)。
Claims (1)
- 1 濾板本体3の額縁状凸部4に外方張出部5が
設けられ、この外方張出部5およびこれに連なる
濾過面部分に、前後に開口した嵌込み孔6があけ
られ、この嵌込み孔6に、前後に開口した原液導
入口11と、これの一端部に連なりかつ前後両濾
過面9側に開口した原液流出孔12とを有する原
液導入口周縁部構成嵌合部材10が嵌込まれ、こ
の嵌合部材10の一端部の前後両側に、原液流出
孔12の開口部に連なる原液通過孔14をそれぞ
れ有する前後一対の挟持部材13,13がそれら
の一部を濾板本体3側に張り出した状態にかつ濾
板本体3両側の濾布7,7の対応部分を押えるよ
うに配せられて、連結部材18により両挟持部材
13,13が相互に結合されているフイルータプ
レスの濾板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62056197A JPS63221814A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | フイルタ−プレスの濾板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62056197A JPS63221814A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | フイルタ−プレスの濾板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63221814A JPS63221814A (ja) | 1988-09-14 |
JPH0334963B2 true JPH0334963B2 (ja) | 1991-05-24 |
Family
ID=13020391
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62056197A Granted JPS63221814A (ja) | 1987-03-11 | 1987-03-11 | フイルタ−プレスの濾板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS63221814A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01156707U (ja) * | 1988-04-18 | 1989-10-27 | ||
DE19956617A1 (de) * | 1999-11-25 | 2001-06-07 | Hoesch & Soehne Eberhard | Filterplatte einer Filterpresse |
-
1987
- 1987-03-11 JP JP62056197A patent/JPS63221814A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63221814A (ja) | 1988-09-14 |
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