JP3228149B2 - フィルタプレスのろ過装置ユニット - Google Patents

フィルタプレスのろ過装置ユニット

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JP3228149B2
JP3228149B2 JP26103396A JP26103396A JP3228149B2 JP 3228149 B2 JP3228149 B2 JP 3228149B2 JP 26103396 A JP26103396 A JP 26103396A JP 26103396 A JP26103396 A JP 26103396A JP 3228149 B2 JP3228149 B2 JP 3228149B2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B01D25/34Removal of the filter cakes by moving, e.g. rotating, the filter elements
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    • B01D25/386Nozzles

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Filtration Of Liquid (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フィルタプレス
に用いるろ過装置の改良に関し、フィルタプレスの本機
体外でユニットとして組立てて本機体に取付けることで
簡単にろ過部を構成することができ、また、メンテナン
スや点検が容易なろ過装置ユニットを提供せんとするも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、この発明に類似するフィルタプレ
スのろ過装置として、実公昭59−31291号、特開
平8−24518号等が知られている。実公昭59−3
1291号は、本機体とは別体に設けた洗浄機をろ板列
に沿って移動させて、各ろ板に張設したろ布を順次洗浄
するものであり、特開平8−24518号は、各ろ板に
設けたろ布毎に洗浄管を設けて各ろ板間のろ布を一勢に
洗浄するようにしたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、上記実公
昭59−31291号の洗浄装置では、逐一ろ板を開板
して各ろ板間に設けたろ布を洗浄するので、この洗浄の
ために雑時間(この種回分式ろ過機で固液分離をしてい
ない時間)が長くなり、ろ過機としての稼働効率が悪い
難点がある。また、特開平8−24518号装置では、
ろ布全体を一挙に洗浄できて上述の難点は解消される
が、ろ板に張設したろ布の上方に洗浄管があり、ろ布の
点検や交換等のメンテナンスがしずらい難点がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、上述のよう
な難点を解決した上で、さらに、フィルタプレスのろ過
装置の主要部をろ過装置ユニットとしてまとめて、フィ
ルタプレスの組立およびメンテナンス等を簡便容易にし
たものである。すなわち、この発明の要旨とするところ
は、本機体に設けられた水平状の一対の案内レールに移
動自在に複数並列され、且つ同時に開閉するように相互
に連結されたろ板と、前記ろ板の表裏に設けられ、前記
ろ板の平板時に隣接するろ板との間でろ過室を区画形成
するろ過床面と、前記ろ板の表裏のろ過床面上に張設さ
れたろ布と、前記ろ布の上部を支持する上部支持バー
と、前記各ろ板の上方両肩部に立設された支柱と、前記
ろ板の上方で前記ろ過床面方向に沿って延設され、前記
上部支持バーが係止される支持バー係止部を有し、前記
支柱に挿通支持される洗浄管と、前記洗浄管に設けら
れ、前記ろ布に向かって洗浄水を噴射するノズルと、前
記ろ板の列方向に沿って延設された洗浄水供給用の主供
給管と前記洗浄管とを解離自在に連結し、連結状態で前
記主供給管から洗浄管へ洗浄水を供給する可撓管とを備
えたことを特徴とするものである。
【0005】この発明に係るろ過装置ユニットをフィル
タプレスの本機体に搭載してフィルタプレスを構成する
には、まず、ろ過装置ユニットを本機体の案内レール上
に配列して各ろ板を互に連結し、各洗浄管を可撓管を介
して本機体に設けた洗浄水の主供給管に連結する。本機
体に装着されたろ過装置ユニットの各ろ板を閉板する
と、各ろ板間にろ過室が区画形成される。各ろ過室で
は、ろ過床面を一対のろ布が覆った状態となる。従っ
て、これらのろ過室にろ過すべき原液を圧入すれば、上
記ろ布によってろ過処理がなされ、ケーキをろ布間に形
成されたろ過室内に残留させることができる。そして、
係るケーキのうち比較的剥離し易いものは、各ろ板を開
板してろ過室を開放することによって、自重によって落
下するので、簡単に機外へ取出すことができる。
【0006】また、このようなろ過運転を継続してろ布
が目詰りしたとき、あるいはケーキの剥離性が悪く、ろ
板を開板してもケーキがろ布の表面に残留する場合に
は、洗浄管のノズルから洗浄水を噴射することによって
ろ布を洗浄する。ろ布の洗浄は、ろ板を開板することに
よって、各ろ過室を一挙に開放して行う。このとき、洗
浄管及びノズルが各ろ過室毎に設けられているので、効
率よく洗浄できる。さらにろ布と洗浄管とを一体的に構
成しているので、ろ板の開閉によって両者の相対位置が
変わることがなく、洗浄水を常にろ布の表面に向って的
確に噴射することができ、十分且つ的確な洗浄を行うこ
とができる。
【0007】これに加えて、洗浄管等は、ろ板の上部に
ろ板と一体的に設けられており、開板時の開放されたろ
過室の上方には位置しないので、ろ布の交換やノズルの
調整等のメンテナンスを、係る洗浄管等に妨げられるこ
となく容易に行うことができる。
【0008】また、前記洗浄管に、前記支柱にスプリン
グを介して弾圧的に支持されると共に、該支柱よりも外
側に延設され、前記本機体に設けられた加振ロッドが下
方から当接離間する両端部を設けることもできる。
【0009】係る構成によれば、剥離し難いケーキが残
存した場合、加振ロッドによって洗浄管及び上部支持バ
ーを介してろ布を効率よく振動させることができ、特に
洗浄水を用いることなくろ布を再生することができる。
【0010】また、前記ろ布の上端縁部に前記上部支持
バーが挿通される袋部を、下端縁部に重錘をそれぞれ設
け、前記支持バー係止部を、前記ろ布を前記ろ板の表裏
のろ過床面上に垂下させた状態で前記袋部に挿通された
上部支持バーを係止するように、前記洗浄管の側面に相
対向して立設され、上縁部にクリップ挿通孔を有するス
トッパーとし、前記相対向するストッパーのクリップ挿
通孔に、該両ストッパーを跨るように形成された略U字
状のクリップの両端部を着脱自在に挿入することもでき
る。
【0011】係る構成によれば、ろ布を洗浄管に取付け
るに当たり、上部支持バーを洗浄管の側面に相対向させ
て立設したストッパーに係止させてろ布をろ板の表裏に
垂下させ、その下端縁部に重錘を付設するとともに、ス
トッパーの上縁の巻孔にU字状のクリップを挿入すれば
よいので、ろ布を簡単確実に係止でき、且つクリップに
よって加振時の脱落を完全に防止することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいてこの発明を
具体的に説明する。
【0013】図1はこの発明の一実施の形態に係るろ過
装置ユニットを載架したフィルタプレスの概略の側面
図、図2は図1の左側面図、図3は図1の右側面図であ
る。
【0014】フィルタプレスの本機体は、図1中の左右
に位置する左フレーム1及び右フレーム2と、左右のフ
レーム1,2間に橋架され図2中の左右位置に相対向し
て水平状に延びる一対の案内レール3と、原液供給管路
23と、ろ液排出管路24と、特に図示しない開閉締付
機構とを備えている。
【0015】案内レール3には、後述するように、表裏
にろ過床面4aを有するろ板4と、ろ過床面4a上に張
設されたろ布13と、ろ板4の上部にろ板4と一体的に
設けられ複数のノズル8aを有する洗浄管8等から構成
されたろ過装置ユニットが、複数装着されている。ろ板
4は、案内レール3上に移動自在に複数並設されてい
る。ろ板4同士は、等間隔に同時に開閉するように、チ
ェーンのような可撓材(図示外)によって相互に連結さ
れている(図4および図5参照)。なお、ろ板の開閉
は、例えば最外側のろ板4を油圧シリンダー等からなる
開閉締付機構(図示外)により平行移動させることによ
って行う。
【0016】また、図2および図3に示すように、左右
のフレーム1,2の一側上部には、それぞれステー5,
6が立設され、両ステージ5、6に主洗浄水管7が橋架
してある。
【0017】次に、ろ過装置ユニットについて、図4〜
図11に基づいて説明する。
【0018】図4に示すように、各ろ板4の表裏には、
凹状のろ過床面4aが形成されている。ろ過床面4a
は、ろ板4の平板時(図5参照)に隣接するろ板4の相
対向するろ過床面4aとの間でろ過室を区画形成する。
ろ板4の表裏のろ過床面4a上にはろ布13が張設さ
れ、ろ布13の上部は、上部支持バー14によって支持
されている。図7に示すように、ろ布13の上端部と下
端部とには、それぞれ袋部13a,13cが設けられ、
上側の袋部13aには上部支持バー14が、下側の袋部
13cにはろ布13を緊張させるための重錘15がそれ
ぞれ挿通されている。
【0019】図6に示すように、ろ板4の図中左右の上
方の両肩部には、支柱10,10が立設され、両支柱1
0,10によって角管状の洗浄管8が挿通支持されてい
る。支柱10の下部の外周には、スプリング11が介装
されており、スプリング11によって洗浄管8が支柱1
0に弾性的に支持されている。各洗浄管8と前記主洗浄
水管7とは、可撓管9によって解離自在に連結されてい
る(図2参照)。可撓管9は、ろ板4の一方の肩の外側
上方に位置しており、連結状態で、主洗浄管7と各洗浄
管8とを連通状態とし、主洗浄管7から各洗浄管8へ洗
浄水を送水する。
【0020】洗浄管8の前後面には、支持バー係止部と
してのストッパー12が固着されている。ストッパー1
2は、図7に示すように、ろ布13をろ板4の表裏のろ
過床面4a上を覆うように垂下させた状態で袋部13a
に挿通された上部支持バー14を係止するように、洗浄
管8の側面に相対向して立設されている(図9参照)。
【0021】ろ布13の袋部13aのストッパー12に
当接する部分と、洗浄管8に設けたノズルに当接する部
分には、それぞれ切欠窓13d,13bが設けられてい
る。
【0022】図4および図5に示すように、ノズル8a
は二又状に構成してあり、ろ板4の両側(表裏)のろ布
13の表面に向けて設けられている。
【0023】図6に示すように、ろ板4の上部には、閉
板状態で前記原液供給管路23と連通する原液供給孔4
bが設けられ、ろ板4の図中左右の下部には、閉板状態
で前記ろ液排出管路24と連通するろ液排出孔4cが設
けられている。図7に示すように、ろ布13の上部中央
には、ろ板4の原液の供給孔4bに対応して給液板22
が取付けられ、原液は、原液供給管路23から原液供給
孔4b及び給液板22を介してろ過室に供給される。ま
た、ろ過液は、ろ過室からろ板4内部の廃液路(図示
外)及びろ液排出孔4cを介してろ液排出管路24へ排
出される。
【0024】図7及び図12に示すように、洗浄管は、
支柱よりも外側に延設された両端部を有している。両端
部には、本機体に設けられた加振棒17(加振ロッド)
が下方から当接離間し、これにより、ろ布13が主に上
下方向に振動する。加振棒17は、フィルタプレスの本
機体に一対設けられ、上下動して洗浄管8の下面に当接
離間する。
【0025】図12〜図15は、ろ布13の洗浄管8へ
の取付部の詳細を示すものである。洗浄管8の前後面に
設けるストッパー12の上端部には、クリップ挿通孔と
しての止孔12aが設けられている。止孔12aは、ス
トッパー12の上端を円筒状に巻き込むことによって形
成されている。相対するストッパー12の止孔12aに
は、U字状のクリップ16が先端16aから挿入されて
いる。クリップ16は、ろ布13を振動させたとき、ス
トッパー12に係止したろ布13の支持バー14が上方
に撥ねる等して外れるのを防止するためのものである。
【0026】また、ろ布13を洗浄管8に取り付ける場
合、図15〜図18に示すような治具20を用いること
ができる。治具20は、一辺がろ布13の幅とほぼ等し
い四辺形状に形成された吊状枠18と、吊状枠18の対
辺に対をなすように設けられた錨状の複数のフック19
とを備えている。 本実施の形態の治具20は、10対
のろ布13を同時に吊り上げ可能なように、一辺側に1
0個(対辺で計20個)のフック19を備えている。
【0027】図17(a)及び図18に示すように、吊
状枠18は、クレーン等によって上下移動自在に吊ら
れ、各フック19にろ布13の上部支持バー14の両端
に形成された係止孔21を引掛けることにより、複数対
のろ布13が吊状枠18に吊り下げられている。そし
て、図17(b)及び(c)に示すように、所定の開板
ピッチ毎に立設された各ろ板4上方の洗浄管8上方にお
いて、各対のろ布13が各ろ板4の表裏に跨るように吊
状枠18を位置させた後、吊状枠18を下方へ移動させ
る。これにより、複数のろ布13が、ろ板4表裏の所望
の位置に同時に移動するので、ろ布13を洗浄管8に取
り付ける作業を容易に行うことができる。なお、係る治
具20は、フィルタプレス製造時のろ布13の取り付け
や、取り外したろ布13の再取り付けは勿論、ろ布13
の取り外し作業においても使用することができ、特に、
ろ布13の交換等のメンテナンス作業に有効である。
【0028】係るろ過装置ユニットをフィルタプレスの
本機体に搭載してフィルタプレスを構成するには、ま
ず、ろ過装置ユニットを案内レール3上に配列して各ろ
板4を互に連結し、各洗浄管8を可撓管9を介して主供
給管7に連結する。すなわち、従来のこの種フィルタプ
レスを組立てるにおいては、本機体に対してろ板4、ろ
布13、ろ布13の洗浄装置等を各別に組付けていた
が、この実施の形態では、これら主要な部分をユニット
化して一挙に装着できるので、迅速且つ容易に組立て作
業を行うことができる。また、係るろ過装置ユニットを
所要数だけ本機体に搭載することによって、簡単にフィ
ルタプレスのろ過機構部分を構成することができる。
【0029】そして、本機体に装着された各ろ板4を閉
板すると、各ろ板4間にろ過室が区画形成される。各ろ
過室では、ろ過床面4aを一対のろ布13が覆った状態
となる。従って、これらのろ過室にろ過すべき原液を圧
入すれば、ろ布13によってろ過処理がなされ、ケーキ
をろ布13間に形成されたろ過室内に残留させることが
できる。そして、係るケーキのうち比較的剥離し易いも
のは、各ろ板4を開板してろ過室を開放することによっ
て、自重によって落下するので、簡単に機外へ取出し
て、フィルタの再生処理を行うことができる。さらに、
全ろ板4が同時に開板されるので、係る再生処理を迅速
に行うことができる。なお、ケーキは、ろ板4にダイヤ
フラムを設けておくことによってさらに圧搾することも
可能である。
【0030】また、このようなろ過運転を継続してろ布
13が目詰りしたとき、あるいはケーキの剥離性が悪
く、ろ板4を開板してもケーキがろ布13の表面に残留
する場合には、洗浄管8のノズル8aから洗浄水を噴射
することによってろ布13を洗浄する。ろ布13の洗浄
は、ろ板4を開板することによって、各ろ過室を一挙に
開放して行う。このとき、洗浄管及びノズルが各ろ過室
毎に設けられているので、効率よく洗浄できる。さらに
ろ布13と洗浄管8とを一体的に構成しているので、ろ
板4の開閉によって両者の相対位置が変わることがな
く、洗浄水を常にろ布13の表面に向って的確に噴射す
ることができ、十分且つ的確な洗浄を行うことができ
る。
【0031】これに加えて、洗浄管8やノズル8a等
は、ろ板4の上部にろ板4と一体的に設けられており、
開板時の開放されたろ過室の上方には位置しないので、
ろ布13の交換やノズル8aの調整等のメンテナンス
を、係る洗浄管8等に妨げられることなく容易に行うこ
とができる。
【0032】また、剥離し難いケーキが残存した場合、
加振棒17によって洗浄管8及び上部支持バー14を介
してろ布13を効率よく振動させることができ、特に洗
浄水を用いることなくろ布13を再生することができ
る。
【0033】さらに、ろ布13を洗浄管8に取付けるに
当たり、上部支持バー14を洗浄管8の側面に相対向さ
せて立設したストッパー12に係止させてろ布13をろ
板4の表裏に垂下させ、その下端縁部に重錘15を付設
するとともに、ストッパー12の上縁の止孔12aにU
字状のクリップ16を挿入すればよいので、ろ布13を
簡単確実に係止でき、且つクリップ16によって加振時
の脱落を完全に防止することができる。
【0034】
【発明の効果】このように、請求項1に記載の発明で
は、ろ過装置ユニットを本機体に装着するのみでフィル
タプレスを構成することができ、組立て及び点検やメン
テナンスを容易に行うことができる。また、ろ布とろ布
の再生装置が一体に構成され、且つ、全ろ布を一挙に再
生可能としてあるので、ろ布の再生を的確迅速にでき、
この種、回分式フィルタプレスの稼働効率を向上させる
ことができる。
【0035】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、加振ロッドによって洗浄
管及び上部支持バーを介してろ布を効率よく振動させる
ことができ、特に洗浄水を用いることなくろ布を再生す
ることができる。
【0036】請求項3に記載の発明によれば、ろ布を洗
浄管に簡単確実に係止でき、且つクリップによって加振
時の脱落を完全に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態に係るろ過装置ユニッ
トを備えたフィルタプレスの概略の側面図である。
【図2】図1の左側面図である。
【図3】図1の右側面図である。
【図4】一部ろ板の並列状態を示す縦断面図であり、ろ
板を開板した状態を示している。
【図5】一部のろ板の並列状態を示す正面図であり、ろ
板を閉板した状態を示している。
【図6】図1のろ過装置ユニットの正面図である。
【図7】図6のろ布の正面図である。
【図8】ろ布の懸架状態を解説的に示す図7の左側面図
である。
【図9】ろ布の上縁部の係止状態を拡大して示す図7の
一部の側面図である。
【図10】ろ布への重錘の装着状態を示すろ布の下縁部
の一部の拡大正面図である。
【図11】ろ布の上部バーの係止状態を示すストッパー
部分の平面図である。
【図12】図12の正面図である。
【図13】図12の右側面図である。
【図14】ろ布の上部バー脱落防止用のクリップの平面
図である。
【図15】ろ板へのろ布の取り付け用の治具を示す平面
図である。
【図16】図15の側面図である。
【図17】図15の治具を用いてろ布をろ板に取り付け
る状態を示す側面図であり、(a)は取り付け前、
(b)は取付中、(c)は取り付け後の状態を示してい
る。
【図18】図15の治具によってろ布を吊り下げた状態
を示す正面図である。
【符号の説明】
3 案内レール 4 ろ板 4a ろ過床面 7 主供給管 8 洗浄管 9 可撓管 10 支柱 12 ストッパー(支持バー係止部) 13 ろ布 14 支持バー 15 重錘 16 クリップ 17 加振ロッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本機体に設けられた水平状の一対の案内
    レールに移動自在に複数並列され、且つ同時に開閉する
    ように相互に連結されたろ板と、 前記ろ板の表裏に設けられ、前記ろ板の平板時に隣接す
    るろ板との間でろ過室を区画形成するろ過床面と、 前記ろ板の表裏のろ過床面上に張設されたろ布と、 前記ろ布の上部を支持する上部支持バーと、 前記各ろ板の上方両肩部に立設された支柱と、 前記ろ板の上方で前記ろ過床面方向に沿って延設され、
    前記上部支持バーが係止される支持バー係止部を有し、
    前記支柱に挿通支持される洗浄管と、 前記洗浄管に設けられ、前記ろ布に向かって洗浄水を噴
    射するノズルと、 前記ろ板の列方向に沿って延設された洗浄水供給用の主
    供給管と前記洗浄管とを解離自在に連結し、連結状態で
    前記主供給管から洗浄管へ洗浄水を供給する可撓管とを
    備えたことを特徴とするフィルタプレスのろ過装置ユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のフィルタプレスのろ過
    装置ユニットであって、 前記洗浄管は、前記支柱にスプリングを介して弾圧的に
    支持されると共に、該支柱よりも外側に延設され、前記
    本機体に設けられた加振ロッドが下方から当接離間する
    両端部を有することを特徴とするフィルタプレスのろ過
    装置ユニット。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載のフィルタプレスのろ過
    装置ユニットであって、 前記ろ布は、上端縁部に前記上部支持バーが挿通される
    袋部を、下端縁部に重錘をそれぞれ有し、 前記支持バー係止部は、前記ろ布を前記ろ板の表裏のろ
    過床面上に垂下させた状態で前記袋部に挿通された上部
    支持バーを係止するように、前記洗浄管の側面に相対向
    して立設され、上縁部にクリップ挿通孔を有するストッ
    パーであり、 前記相対向するストッパーのクリップ挿通孔に、該両ス
    トッパーを跨るように形成された略U字状のクリップの
    両端部が着脱自在に挿入されていることを特徴とするフ
    ィルタプレスのろ過装置ユニット。
JP26103396A 1996-01-10 1996-10-01 フィルタプレスのろ過装置ユニット Expired - Fee Related JP3228149B2 (ja)

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