JPH0719524Y2 - フイルタプレスにおける▲ろ▼布の洗浄装置 - Google Patents

フイルタプレスにおける▲ろ▼布の洗浄装置

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JPH0719524Y2
JPH0719524Y2 JP14248189U JP14248189U JPH0719524Y2 JP H0719524 Y2 JPH0719524 Y2 JP H0719524Y2 JP 14248189 U JP14248189 U JP 14248189U JP 14248189 U JP14248189 U JP 14248189U JP H0719524 Y2 JPH0719524 Y2 JP H0719524Y2
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正明 前田
淳雄 馬場
国彦 土田
光雄 冨田
幸利 三谷
隆文 大前
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石垣機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本願考案は、フイルタプレスにおける布の洗浄装置に
関し、特に、板間を同時に開板して多数の布を一斉
に洗浄する装置に関する。
「従来の技術」 従来布を洗浄する装置としては、多数の板を同時に
開板して、布を下方に走行させて滓を剥離した後、
退避させていた布の洗浄装置を板間の下方に移動さ
せ、布を一斉に走行させながら洗浄水を噴射する装置
(例えば実公昭57−27532号)や、板間を1枚づつ開
板し、開板した板間上方に、布の洗浄装置を移動さ
せ、洗浄管を板間に回動させて布を洗浄する装置
(例えば特公昭60−15364号)はよく知られている。
「考案が解決しようとする課題」 しかしながら、上記従来装置の多数の板を同時に開板
する装置においては、布を走行させながら布を洗浄
するので、布に付着した粘着性の高い残滓を洗い流す
ためには有効であり、しかも、過時には布の洗浄装
置を板下方から退避させるので、洗浄装置が汚損され
る度合が少ないといった利点があった。しかしながら、
上記の従来装置においては洗浄装置が複雑となり、しか
も、価格が高くなるといった欠点があった。そして、剥
離性のよい原液においては布を走行させなくても簡単
な装置で滓は剥離でき過剰設備となっていた。また、
従来の一枚づつ板を開板し、開板した板間に布の
洗浄装置を移動させて布を洗浄するものにあっては、
一枚づつ板を開板させながら布を洗浄するために雑
時間が長くなり、しかも洗浄装置の位置決めが困難であ
った。
本願考案は、従来装置の多数の板を同時に開板するフ
イルタプレスに関するものであるが、通常布の損傷は
滓が下方に落下するため、下部シール部にケーキを噛
み込んで発生するのがほとんどであり、この提案はこの
下部シール部を簡単に効率良く洗浄することができて、
しかも雑時間の短縮を可能とすると共に、構造簡単な
布の洗浄装置を提供するものである。
「課題を解決するための手段」 本願考案は、上記の従来の課題を解決するものであっ
て、前後のフレーム間に一対のレールを支架し、このレ
ール上に多数の板を並列し、これらの板をルーズな
手段で連結して、板を同時に開閉するようにしたフイ
ルタプレスにおいて、上記板の下方側部に、前後方向
に回動自在なブラケットを垂下し、このブラケットに
布の洗浄管を板の幅方向に支架すると共に、各ブラケ
ットに紐状体を止着し、この紐状体の一端に引張装置を
連結したものである。また、上記ブラケットに連結した
紐状体の両端に揺動装置を連結してブラケットを揺動す
れば、より効果的な布の洗浄が行なえる。
「作用」 フイルタプレスの過・脱水が完了すると、多数の板
を同時に開板して滓を排出する。そして、引張装置で
紐状体を引張すると各板に垂下されたブラケットが開
板した板下方に回動してくる。次に、洗浄管から洗浄
水を噴射させると、布に付着した滓を洗い流すこと
ができる。なお、剥離性の悪い滓にあっては紐状体の
両端に揺動装置を設け、ブラケットを揺動させてやると
洗浄管が回動し布の洗浄方向がかわるため、布に付
着した剥離しにくい滓も洗い流すことができる。布
の洗浄が終了すると、引張装置の引張りを解除してブラ
ケットを板に垂下させれば、板の閉板に邪魔となる
こともなく、板を閉板して次の原液供給を行なうこと
ができる。
「実施例」 本願考案の実施例について詳述すると、第1図におい
て、符号1・2は前後に配設したフレーム。符号3はフ
レーム1・2間に架け渡した一対のレールであって、こ
の一対のレール3・3に多数の板4…が並列されてい
る。そして、これらの板4…は移行リンク5…で連結
されており、一方のフレーム2に設けた油圧シリンダー
6のピストンを伸縮させれば多数の板4…を開閉する
ことが出来るようになっている。また、第2図に示すよ
うに、板4の下方側部の両側には、前後方向に回動で
きるようにブラケット7・7が垂下されており、このブ
ラケット7・7に布8の洗浄管9が架け渡してある。
このブラケット7…の下部にはチェーン10が連結されて
おり、板4…を開板した時にチェーン10が緊張するよ
うにしてある。チェーン10の一端は、フレーム1に回動
自在に枢着した揺動シリンダー11のピストン12に連結さ
れており、ピストン12を収縮させるとブラケット7…は
チェーン10に引張られて板4の枢止点を中心に回動
し、洗浄管9は開板した板4・4の間に移動してく
る。そして、第3図に示すように、この洗浄管9には多
数のノズル13…が設けてあり、ブラケット7が板4・
4間に回動してきた時に、ノズル13が板4に張設した
布8に向って開口するようになっており、圧力水を洗
浄管9に供給してやると、布8に洗浄水を噴射するこ
とができる。更に、布8に付着した残滓が剥離性の悪
いものにあっては、揺動シリンダー11を前側のフレーム
1と後側のフレーム2又はムーバブルヘッド13に枢着
し、この一対の揺動シリンダー11・11のピストン12・12
をチェーン10の両端に連結し、前後のピストン12・12を
交互に伸縮させ、ブラケット7…を揺動させれば布8
…をくまなく洗浄することができる。また、ブラケット
7の揺動方向としては開板した板間で揺動させてもよ
く、あるいは板4の前後にブラケットを回動させて
布8を洗浄してもよいものである。
なお、符号13は後端の板4と油圧シリンダー6の間に
設けたムーバブルヘッド、符号14は板4の上部に設け
た布8の振動装置である。
「考案の効果」 本願考案は上記のように構成してあり、板に垂下させ
たブラケットを開板した板間に回動してやれば板4
に張設した布を洗浄することができる。即ち、従来装
置においては並列した板下方から退避させてある洗浄
装置を開板した板間に移動させて布を洗浄していた
ものであるが、本願考案においては、板に垂下させた
ブラケットをシリンダーに連結したチェーンで引張する
ことにより開板した板間に洗浄管を移動すれば布に
洗浄水を噴射することが出来る。特に、落下してくる
滓の噛み込みにより、布の損傷が発生しやすい板の
下部シール部を、近傍から高圧水を噴射させるので、こ
の下部シール部を効率よく洗浄することが出来るもので
ある。また、チェーンを弛緩させてブラケットを板に
垂下させれば閉板時に邪魔となることもないものであっ
て、布の損傷が防止でき、構造簡単で製作費も安くす
み、しかも雑時間も短くすむものである。なお、布に
付着している残滓が剥離性の悪いものにあっては、ノズ
ルを前後に揺動させることにより、布をくまなく洗浄
することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本願考案のフイルタプレスにおける布の洗浄
装置の概略側面図、第2図は洗浄装置の要部の側面図、
第3図は洗浄装置の要部の正面図である。 符号説明 1・2……フレーム、3……レール、4……板、5…
…移行リンク、7……ブラケット、8……布、9……
洗浄管、10……チェーン、11……揺動シリンダー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】前後のフレーム1・2間に一対のレール3
    ・3を支架し、このレール3・3上に多数の板4…を
    並列し、これらの板4をルーズな手段5で連結して、
    4…を同時に開閉するようにしたフイルタプレスにお
    いて、上記板4の下方側部に、前後方向に回動自在な
    ブラケット7を垂下し、このブラケット7に布8の洗
    浄管9を板4の幅方向に支架すると共に、各ブラケッ
    ト7に紐状体10を止着し、この紐状体10の一端に引張装
    置11を連結したことを特徴とするフイルタプレスにおけ
    る布の洗浄装置。
  2. 【請求項2】請求項(1)記載の洗浄装置において、上
    記ブラケット7に連結した紐状帯10の両端に揺動装置11
    ・11を連結したことを特徴とするフイルタプレスにおけ
    る布の洗浄装置。
JP14248189U 1989-12-09 1989-12-09 フイルタプレスにおける▲ろ▼布の洗浄装置 Expired - Fee Related JPH0719524Y2 (ja)

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