JP3114508B2 - フイルタプレスのろ布の洗浄装置 - Google Patents
フイルタプレスのろ布の洗浄装置Info
- Publication number
- JP3114508B2 JP3114508B2 JP06186291A JP18629194A JP3114508B2 JP 3114508 B2 JP3114508 B2 JP 3114508B2 JP 06186291 A JP06186291 A JP 06186291A JP 18629194 A JP18629194 A JP 18629194A JP 3114508 B2 JP3114508 B2 JP 3114508B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- filter
- filter plate
- upper support
- filter press
- support bar
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
Description
布の洗浄装置の改良に関し、この発明におけるフイルタ
プレスは、ガイドレール上に多数並列したろ板を同時に
開閉する方式のものであり、開板した状態のろ板に張設
した全ろ布を一挙に洗浄することができる装置を提供せ
んとするものである。
浄装置は、ろ板と別体に設けた洗浄管を移動し乍ら洗浄
するもの、ろ板列に沿って設けた洗浄水の供給主管に、
ろ板毎に洗浄ノズルを設けて、洗浄に当たってこれを回
動するようにしたもの等がある。特開昭54−5106
9号は、上述後者の例である。
動し乍ら洗浄するものでは、移動のために時間がかかり
効率が悪く、上述後者の場合、全ろ板のろ布を一挙に洗
浄できて効率がよいが、洗浄管を回動させなければなら
ず、特に、フイルタプレスでは、ろ板を開閉することに
よって、ろ板すなわち、ろ布の位置ずれ等の問題があ
り、全ろ布を均一に洗浄するには、開放したろ板の位置
の調整が必要である。
な難点を解決したものであって、各ろ板に洗浄管を設け
ることによって全ろ布を一挙に洗浄できるようにすると
ともに、上記の位置の問題を完全に解消したものであ
り、その要旨とするところは、フイルタプレスの各ろ板
の上方に横架したろ布の上部支持バーを中空パイプで構
成し、該上部支持バーはろ板の両肩部に立設した一対の
支柱によって支持され、さらに、この上部支持バーの左
右および中央部にろ板の前後のろ布面に向けて対をなす
洗浄ノズルを設け、この洗浄ノズルを設けた上部支持バ
ーを可撓チューブを介して洗浄水の供給主管に接続した
ものである。
板を開板した状態で中空パイプに洗浄水を供給すれば、
その左右および中央部に設けた洗浄ノズルから洗浄水が
噴出し、全ろ板に張設したろ布を一挙に洗浄することが
できる。このとき、洗浄ノズルは、ろ板すなわちろ布と
一体に設けてあるので、噴射水が適確にろ布面に噴射さ
れ、全ろ布を均一に洗浄することができる。以下、図面
に随って、この発明を具体的に説明する。
洗浄装置の一部を取出して示す斜面図であり、ろ板1の
両肩部には、一対の支柱3を立設し、この支柱3によっ
て、ろ布2を吊設するための中空状の上部支持バー4を
支持している。そして、この上部支持バー4には、その
左右および中央部に前後に対をなす洗浄ノズル4aを設
けるとともに、上部支持バー4を、ろ板列に沿って設け
た洗浄水の供給主管5に可撓チューブ5aを介して連結
している。
aおよびシール面1bを覆うように設けてあり、その上
端縁部が前述の上部支持バー4に係止してある。すなわ
ち、ろ布2の上端縁部には、袋部が形成してあり、この
袋部に挿通した支持バー2aを、上部支持バー4に設け
た掛金4bに係合させている。尚、図1では、ろ板1の
手前側のろ布2を省略して示している。
を備えたろ板1は、図2に示すように、その左右のアー
ム1cが一対のガイドレール6に係合して移動自在に設
けてあり、これらを密着させたとき(閉板)には、各ろ
板間にろ過室を形成することができ、各ろ板を開いたと
き、ろ過室を開放できるようにしてある。尚、図におい
て、符号7は、原液の供給口を示し、各ろ板1を閉板し
たとき、これらは接続されて原液の供給路を形成するよ
うにしてある。8はろ液の取出管、9は可動へッドであ
る。
ように構成してあり、ろ過運転して目詰まり等したろ布
2を洗浄再生するには、各ろ板1を開板した上で、洗浄
ノズル4aから洗浄水を噴出させればよい。すなわち、
この発明では、各ろ板1のろ過床1aを覆うろ布2に向
けて、それぞれ、洗浄ノズル4aが設けてあるので、全
ろ板1のろ布2を一挙に洗浄再生できるのである。
は、ろ板1と一体に設けた上部支持バー4に設けてある
ので、ろ板1を開閉しても、ろ板1に一体に設けたろ布
2との相対位置は全く変わらず、所定の噴射角度を維持
して適確な洗浄再生をすることができる。すなわち、従
来、フイルタプレスでは、各ろ板1を開閉する毎に、特
に開板したときには、チェーン等で連結した各ろ板の間
隔が変わって洗浄水の噴射角度の調整を必要としたので
あるが、このような弊害は全くないものである。
上下に可働する洗浄装置等がないので、洗浄ノズル4a
の点検や交換作業が容易で、メンテナンス面でも従来の
難点を解消したものである。
タプレスのろ布の洗浄装置の難点を解決したもので、特
に、ろ布を洗浄するに当たって、洗浄ノズルとろ布の汚
れ面との相対位が全く変わらないので、適確な洗浄再生
が可能であり、また、周囲に障害物がなく、洗浄ノズル
の交換や角度調整が従来装置に比較して格段に容易であ
る等、従来の難点を悉く解消したものである。
ある。
側面図であり、各ろ板を開板した状態で示している。
Claims (1)
- 【請求項1】 フイルタプレスのろ板(1)の上方に横
架したろ布(2)の上部支持バー(4)を中空パイプで
構成し、該上部支持バー(4)はろ板(1)の両肩部に
立設した一対の支柱(3)によって支持され、さらに、
この上部支持バー(4)の左右および中央部にろ板
(1)の前後のろ布面に向けて対をなす洗浄ノズル(4
a)を設け、この洗浄ノズル(4a)を設けた上部支持
バー(4)を可撓チューブ(5a)を介して洗浄水の供
給主管(5)に接続したことを特徴とするフイルタプレ
スのろ布の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06186291A JP3114508B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | フイルタプレスのろ布の洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06186291A JP3114508B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | フイルタプレスのろ布の洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0824519A JPH0824519A (ja) | 1996-01-30 |
JP3114508B2 true JP3114508B2 (ja) | 2000-12-04 |
Family
ID=16185750
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06186291A Expired - Lifetime JP3114508B2 (ja) | 1994-07-15 | 1994-07-15 | フイルタプレスのろ布の洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3114508B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100620353B1 (ko) * | 2005-02-21 | 2006-09-14 | (주)에어로 | 공기정화용 필터의 살균장치 |
-
1994
- 1994-07-15 JP JP06186291A patent/JP3114508B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0824519A (ja) | 1996-01-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5855778A (en) | Filter press | |
JPS608843B2 (ja) | プレ−トフイルタ−プレス用の洗浄装置 | |
JPH1099606A (ja) | フィルタプレスのろ布の再生装置 | |
AU2019375159B2 (en) | Method for cleansing filtration cloth of filter press | |
JP3114508B2 (ja) | フイルタプレスのろ布の洗浄装置 | |
US5843310A (en) | Filter unit for filter press | |
JPH0398604A (ja) | フイルタプレス | |
CN216757417U (zh) | 一种有机膜清洗装置 | |
JP3132709B2 (ja) | フイルタプレスのろ布の洗浄装置 | |
JP3161358B2 (ja) | フィルタプレスのろ布洗浄装置 | |
JP2545173B2 (ja) | フィルタプレスにおける濾布洗浄装置 | |
JP2570009B2 (ja) | フィルタープレスにおけるろ板シール面の洗浄装置 | |
JPH052705U (ja) | フイルタープレスにおけるろ板シール面の洗浄装置 | |
JP2629667B2 (ja) | 平膜状のろ材を用いたろ過装置 | |
CN109825980A (zh) | 一种纺织品线头去除装置 | |
JPS5854174Y2 (ja) | フイルタプレスの洗浄装置 | |
JPH0576522U (ja) | 膜を用いたろ過装置 | |
CN220090598U (zh) | 一种稳定型清洗装置 | |
JPH0450291A (ja) | コークス炉の均し口および均し口小蓋のクリーニング装置 | |
JPH0719524Y2 (ja) | フイルタプレスにおける▲ろ▼布の洗浄装置 | |
KR101921869B1 (ko) | 스크러버용 필터세정장치, 이를 포함하는 스크러버 세정시스템 및 세정방법 | |
JPH0451841Y2 (ja) | ||
JPH0510885Y2 (ja) | ||
KR950001938Y1 (ko) | 슬러지필터(Sludge Filter)의 여지(濾紙) 세척장치 | |
JP2629668B2 (ja) | 膜濃縮機における膜の洗浄方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20070929 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080929 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090929 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100929 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110929 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120929 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130929 Year of fee payment: 13 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |