JPH0510885Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510885Y2 JPH0510885Y2 JP1988068416U JP6841688U JPH0510885Y2 JP H0510885 Y2 JPH0510885 Y2 JP H0510885Y2 JP 1988068416 U JP1988068416 U JP 1988068416U JP 6841688 U JP6841688 U JP 6841688U JP H0510885 Y2 JPH0510885 Y2 JP H0510885Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cloth
- plates
- cleaning
- pipe
- washing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 claims description 48
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 43
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 19
- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 6
- 239000011295 pitch Substances 0.000 description 3
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 2
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000010865 sewage Substances 0.000 description 1
- 239000002893 slag Substances 0.000 description 1
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
「産業上の利用分野」
この考案は、全室同時開板型のフイルタプレス
における布の洗浄装置に関し、特に、洗浄装置
を昇降させて布を洗浄する装置に関する。
における布の洗浄装置に関し、特に、洗浄装置
を昇降させて布を洗浄する装置に関する。
「従来技術」
フイルタプレスの布は、板間を走行するも
のと、板に固定したものとがある。従来、布
を洗浄する場合、布が走行するものにあつて
は、実公昭59−33445号公報のように、板間の
下方に洗浄装置を設け、布を下方に走行させな
がら洗浄水を噴射させていた。また、布が固定
されたものにあつては、特公昭54−6089号公報の
ように、開板された板間に、洗浄装置を昇降さ
せながら洗浄水を噴射させていた。
のと、板に固定したものとがある。従来、布
を洗浄する場合、布が走行するものにあつて
は、実公昭59−33445号公報のように、板間の
下方に洗浄装置を設け、布を下方に走行させな
がら洗浄水を噴射させていた。また、布が固定
されたものにあつては、特公昭54−6089号公報の
ように、開板された板間に、洗浄装置を昇降さ
せながら洗浄水を噴射させていた。
「発明が解決しようとする問題点」
然しながら、上記従来技術のうち、布を走行
させながら洗浄するものにあつては、洗浄装置を
板の下方に設けてあるので、上方より汚水が落
下してきて、汚泥や繊維質が洗浄管に付着して、
目詰りや敗腐の原因となる恐れがあつた。
させながら洗浄するものにあつては、洗浄装置を
板の下方に設けてあるので、上方より汚水が落
下してきて、汚泥や繊維質が洗浄管に付着して、
目詰りや敗腐の原因となる恐れがあつた。
また、洗浄装置を上方に設け、板間を昇降さ
せるものにあつては、布洗浄管が長尺のため、
洗浄開始時に洗浄管の揺動により、あるいは、清
掃、部品交換時に洗浄管の曲りが生じる恐れがあ
つた。また、時間の経過とともに、板のわずか
な開板ピツチのずれや、摺動抵抗の蓄積により、
全体的に左右の板の片寄りが生じていた。その
ため、長尺の洗浄管が板間隔の中央部に平行と
ならず、均一に布の洗浄ができない恐れがあつ
た。しかも、従来の装置においては、洗浄管の清
掃や交換のために、狭いスペースで、不自然な姿
勢で作業をするか、あるいは、その都度、洗浄管
を取り外し、清掃、交換を行う必要があつた。
せるものにあつては、布洗浄管が長尺のため、
洗浄開始時に洗浄管の揺動により、あるいは、清
掃、部品交換時に洗浄管の曲りが生じる恐れがあ
つた。また、時間の経過とともに、板のわずか
な開板ピツチのずれや、摺動抵抗の蓄積により、
全体的に左右の板の片寄りが生じていた。その
ため、長尺の洗浄管が板間隔の中央部に平行と
ならず、均一に布の洗浄ができない恐れがあつ
た。しかも、従来の装置においては、洗浄管の清
掃や交換のために、狭いスペースで、不自然な姿
勢で作業をするか、あるいは、その都度、洗浄管
を取り外し、清掃、交換を行う必要があつた。
「問題点を解決するための手段」
この考案は、洗浄装置を板間で昇降させて、
布を洗浄する装置に関するものであるが、常
に、板間隔の中央部に位置して昇降し、しか
も、メンテナンスをしやすくしたものである。
布を洗浄する装置に関するものであるが、常
に、板間隔の中央部に位置して昇降し、しか
も、メンテナンスをしやすくしたものである。
これを、添付図面に基づき詳述すると、前後の
フレーム１，１間に支架したレール２上に多数の
板３……を配列し、これらの板３を同時に開
板し、その板３……の開板ピツチに合せて布
洗浄管１０……を設けた洗浄主管９を、昇降自在
に配設した布の洗浄装置において、上記前後の
フレーム１，１の側部に立設したガイドポスト６
にブラケツト７を摺動自在に係合し、このブラケ
ツト７に上記洗浄主管９を回動自在に支架し、更
にガイドポスト６の上部に設けたプーリー１３に
紐状体１２を掛け回し、その一端をブラケツト７
に止着し、その他端をシリンダー１４のスピンド
ル１５に止着して、スピンドル１５の伸縮により
洗浄主管９を昇降させると共に、上記布洗浄管
１０にバネ状の板３の摺接案内部材１１を設け
たものである。
フレーム１，１間に支架したレール２上に多数の
板３……を配列し、これらの板３を同時に開
板し、その板３……の開板ピツチに合せて布
洗浄管１０……を設けた洗浄主管９を、昇降自在
に配設した布の洗浄装置において、上記前後の
フレーム１，１の側部に立設したガイドポスト６
にブラケツト７を摺動自在に係合し、このブラケ
ツト７に上記洗浄主管９を回動自在に支架し、更
にガイドポスト６の上部に設けたプーリー１３に
紐状体１２を掛け回し、その一端をブラケツト７
に止着し、その他端をシリンダー１４のスピンド
ル１５に止着して、スピンドル１５の伸縮により
洗浄主管９を昇降させると共に、上記布洗浄管
１０にバネ状の板３の摺接案内部材１１を設け
たものである。
「作用」
この考案に係る装置は、洗浄水管に案内部材を
設けてあるので、布を洗浄する時には、ガイド
ポストに沿つて洗浄主管を昇降させれば、布洗
浄管の案内部材が前後の板面に摺接し、洗浄水
管を板間の中央部において、板面と平行に上
下するので、均一に布を洗浄することができ
る。更に、布洗浄管の清掃、ノズルの交換が必
要となつた時には、洗浄主管を回動させて、洗浄
主管の下方に布洗浄管を垂下させれば、並列さ
れた板の外方で、容易に布洗浄管の清掃ある
いはノズルの交換を行うことができる。
設けてあるので、布を洗浄する時には、ガイド
ポストに沿つて洗浄主管を昇降させれば、布洗
浄管の案内部材が前後の板面に摺接し、洗浄水
管を板間の中央部において、板面と平行に上
下するので、均一に布を洗浄することができ
る。更に、布洗浄管の清掃、ノズルの交換が必
要となつた時には、洗浄主管を回動させて、洗浄
主管の下方に布洗浄管を垂下させれば、並列さ
れた板の外方で、容易に布洗浄管の清掃ある
いはノズルの交換を行うことができる。
「実施例」
この考案に係る実施例を第１図に基づいて詳述
すると、符号１，１は前後のフレームであつて、
このフレーム１，１間に、一対のレール２，２が
支架され、多数の板３……がその腕杆４でもつ
て、レール２上に配列されている。そして、それ
ぞれの板３，３間には、同時に開板できるよう
にチエーン５が連結されている。また、前後のフ
レーム１，１の側部には、ガイドポスト６，６が
立設されており、このガイドポスト６，６には、
ブラケツト７に設けたガイドローラー８，８が昇
降自在に係合されている。符号９は洗浄主管であ
つて、前記ブラケツト７に回動自在に支架されて
おり、洗浄主管９の板３側には、板３の開板
ピツチに合せて、布洗浄管１０が連結されてお
り、洗浄主管９を回動すれば、布洗浄管１０を
垂下できるようにしてある。次に、符号１１は、
板３の摺接案内部材であつて、第２図に示すよ
うに、この実施例においては、弾力性を有するバ
ネ材で構成されており、その中央部を布洗浄管
９に巻回してＶ字状とし、その先端部を内側に折
曲げてある。即ち、布洗浄管１０が板３，３
間を昇降する時には、摺接案内部材１１が、前後
の板３，３に摺接するものであつて、布洗浄
管１０は、板３，３の中央部において、板３
と平行に上下するようにしてある。また、符号１
２は、チエーンであつて、その一端を前記ブラケ
ツト７に連結し、その中央部をガイドポスト６の
上部に設けたプーリー１３に掛け回した後に、そ
の他端をガイドポスト６の下部に設けたシリンダ
ー１４のスピンドル１５に止着してあり、スピン
ドル１５を伸長させると、布洗浄管１０が、
板３の上方から板３，３間に下降し、スピンド
ル１５を収縮させると、布洗浄管１０が板
３，３間の下方から上昇するようにしてある。な
お、符号１６は、布である。
すると、符号１，１は前後のフレームであつて、
このフレーム１，１間に、一対のレール２，２が
支架され、多数の板３……がその腕杆４でもつ
て、レール２上に配列されている。そして、それ
ぞれの板３，３間には、同時に開板できるよう
にチエーン５が連結されている。また、前後のフ
レーム１，１の側部には、ガイドポスト６，６が
立設されており、このガイドポスト６，６には、
ブラケツト７に設けたガイドローラー８，８が昇
降自在に係合されている。符号９は洗浄主管であ
つて、前記ブラケツト７に回動自在に支架されて
おり、洗浄主管９の板３側には、板３の開板
ピツチに合せて、布洗浄管１０が連結されてお
り、洗浄主管９を回動すれば、布洗浄管１０を
垂下できるようにしてある。次に、符号１１は、
板３の摺接案内部材であつて、第２図に示すよ
うに、この実施例においては、弾力性を有するバ
ネ材で構成されており、その中央部を布洗浄管
９に巻回してＶ字状とし、その先端部を内側に折
曲げてある。即ち、布洗浄管１０が板３，３
間を昇降する時には、摺接案内部材１１が、前後
の板３，３に摺接するものであつて、布洗浄
管１０は、板３，３の中央部において、板３
と平行に上下するようにしてある。また、符号１
２は、チエーンであつて、その一端を前記ブラケ
ツト７に連結し、その中央部をガイドポスト６の
上部に設けたプーリー１３に掛け回した後に、そ
の他端をガイドポスト６の下部に設けたシリンダ
ー１４のスピンドル１５に止着してあり、スピン
ドル１５を伸長させると、布洗浄管１０が、
板３の上方から板３，３間に下降し、スピンド
ル１５を収縮させると、布洗浄管１０が板
３，３間の下方から上昇するようにしてある。な
お、符号１６は、布である。
「効果」
本願考案は上記のように構成してあり、ケーキの
剥離後、開板間隙の上方より布洗浄管を昇降さ
せながら、洗浄水を布に噴射すれば、布に付
着した滓を洗い流すことができる。バネ状の
板の摺接案内部材が前後の板に摺接するので、
布洗浄管は板間の中央部において板と平行
に昇降するので、布を均一に洗浄することがで
きる。
剥離後、開板間隙の上方より布洗浄管を昇降さ
せながら、洗浄水を布に噴射すれば、布に付
着した滓を洗い流すことができる。バネ状の
板の摺接案内部材が前後の板に摺接するので、
布洗浄管は板間の中央部において板と平行
に昇降するので、布を均一に洗浄することがで
きる。
また、布洗浄管の清掃やノズル交換が必要と
なつた時には、従来装置においては、板列下方
の狭いスペースで不自然な姿勢で作業を行うか、
または、布洗浄管を取り外して清掃やノズル交
換を行つていたものであるが、本願考案において
は、洗浄主管を回動して布洗浄水管を垂下させ
れば、スペースの広い場所で安全な姿勢で、清掃
や部品交換当の作業を行うことができるものであ
つて、本願考案は、従来装置と比較して、きれい
に布が洗浄でき、メンテナンスの作業性もよ
く、しかも、所要時間も少なくてすむものであ
る。
なつた時には、従来装置においては、板列下方
の狭いスペースで不自然な姿勢で作業を行うか、
または、布洗浄管を取り外して清掃やノズル交
換を行つていたものであるが、本願考案において
は、洗浄主管を回動して布洗浄水管を垂下させ
れば、スペースの広い場所で安全な姿勢で、清掃
や部品交換当の作業を行うことができるものであ
つて、本願考案は、従来装置と比較して、きれい
に布が洗浄でき、メンテナンスの作業性もよ
く、しかも、所要時間も少なくてすむものであ
る。
第１図は、この考案に係る布の洗浄装置を示
す斜視図、第２図は、この考案の要部を取り出し
て示す斜視図である。 符号説明、１……フレーム、２……レール、３
……板、６……ガイドポスト、７……ブラケツ
ト、９……洗浄主管、１０……布洗浄管、１１
……摺接案内部材。
す斜視図、第２図は、この考案の要部を取り出し
て示す斜視図である。 符号説明、１……フレーム、２……レール、３
……板、６……ガイドポスト、７……ブラケツ
ト、９……洗浄主管、１０……布洗浄管、１１
……摺接案内部材。
Claims (1)
- 前後のフレーム１，１間に支架したレール２上
に多数の板３……を配列し、これらの板３を
同時に開板し、その板３……の開板ピツチに合
せて布洗浄管１０……を設けた洗浄主管９を、
昇降自在に配設した布の洗浄装置において、上
記前後のフレーム１，１の側部に立設したガイド
ポスト６のブラケツト７を摺動自在に係合し、こ
のブラケツト７に上記洗浄主管９を回動自在に支
架し、更に、ガイドポスト６の上部に設けたプー
リー１３に紐状体１２を掛け回し、その一端をブ
ラケツト７に止着し、その他端をシリンダー１４
のスピンドル１５に止着して、スピンドル１５の
伸縮により洗浄主管９を昇降させると共に、上記
布洗浄管１０にバネ状の板３の摺接案内部材
１１を設けたことを特徴とするフイルタプレスに
おける布の洗浄装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988068416U JPH0510885Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988068416U JPH0510885Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01170406U JPH01170406U (ja) | 1989-12-01 |
| JPH0510885Y2 true JPH0510885Y2 (ja) | 1993-03-17 |
Family
ID=31293737
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988068416U Expired - Lifetime JPH0510885Y2 (ja) | 1988-05-24 | 1988-05-24 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510885Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170566A (en) * | 1974-12-16 | 1976-06-18 | Kenichiro Kurita | Fuirutaapuresuno senjosochi |
-
1988
- 1988-05-24 JP JP1988068416U patent/JPH0510885Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5170566A (en) * | 1974-12-16 | 1976-06-18 | Kenichiro Kurita | Fuirutaapuresuno senjosochi |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01170406U (ja) | 1989-12-01 |
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