JPH0616780A - 含フッ素エポキシ重合体及びその製造方法 - Google Patents
含フッ素エポキシ重合体及びその製造方法Info
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- JPH0616780A JPH0616780A JP17703792A JP17703792A JPH0616780A JP H0616780 A JPH0616780 A JP H0616780A JP 17703792 A JP17703792 A JP 17703792A JP 17703792 A JP17703792 A JP 17703792A JP H0616780 A JPH0616780 A JP H0616780A
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- polymer
- formula
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【構成】 次式の含フッ素エポキシ重合体及びその製造
方法。 【効果】 上記重合体は、低表面張力、低屈折性、耐熱
性、耐寒性、耐油性、電気絶縁性、撥水性、撥油性、耐
薬品性等の特性を有する。撥水撥油性及び防汚染性等の
付与のための表面処理剤、繊維処理剤、光学レンズ、眼
鏡用レンズ、ガラス器具、生体材料等の表面における材
料等に利用できる。 〔式中RFは を示す(XはF、Cl、H、を示し、n1は1〜10の整
数、n2は0〜8の整数を示す。)。R1は、H、アル
キル基を示し、R2は、H、ハロゲン原子、CN、CO
OH、ホルミルオキシ基、OH、アルキルエステル基、
アルキルカルボニルオキシ基あるいはアルコキシル基を
示し、R3は、アルキレン基、−(CH2CH2O)p
CH2−を示す(pは1〜10の整数を示す。)。R4及
びR5は、H、アルキル基を示す。さらに、m1は0〜
1000の数、m2は1〜3000の数を示す。〕
方法。 【効果】 上記重合体は、低表面張力、低屈折性、耐熱
性、耐寒性、耐油性、電気絶縁性、撥水性、撥油性、耐
薬品性等の特性を有する。撥水撥油性及び防汚染性等の
付与のための表面処理剤、繊維処理剤、光学レンズ、眼
鏡用レンズ、ガラス器具、生体材料等の表面における材
料等に利用できる。 〔式中RFは を示す(XはF、Cl、H、を示し、n1は1〜10の整
数、n2は0〜8の整数を示す。)。R1は、H、アル
キル基を示し、R2は、H、ハロゲン原子、CN、CO
OH、ホルミルオキシ基、OH、アルキルエステル基、
アルキルカルボニルオキシ基あるいはアルコキシル基を
示し、R3は、アルキレン基、−(CH2CH2O)p
CH2−を示す(pは1〜10の整数を示す。)。R4及
びR5は、H、アルキル基を示す。さらに、m1は0〜
1000の数、m2は1〜3000の数を示す。〕
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、新規な含フッ素エポキ
シ重合体及びその製造方法に関する。
シ重合体及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】有機化合物中にフルオロアルキル基を含
有する化合物は、耐光性、撥水撥油性、更には生理活性
等の有用な性質を示す化合物として注目を集めている。
特にフルオロアルキル基含有エポキシ重合体は、低表面
張力、低屈折性、耐熱性、耐寒性、耐油性、電気絶縁
性、撥水性、離型性、耐薬品性等の優れた特性を有して
いるため種々の分野において、例えば、光学レンズ、眼
鏡用レンズ、ガラス器具、塗料等の表面における撥水撥
油性及び防汚染性等の付与のための表面処理剤、更には
離型性を付与する材料等の分野において有用である。し
かしながら従来のフルオロアルキル基含有エポキシ重合
体は、フルオロアルキル基がアクリル酸若しくはメタク
リル酸にエステル結合を介して導入されているため、耐
候性に劣るという欠点がある。そのため、フルオロアル
キル基が直接炭素−炭素結合により導入されたフルオロ
アルキル基含有エポキシ重合体の開発が強く望まれてい
るのが現状である。
有する化合物は、耐光性、撥水撥油性、更には生理活性
等の有用な性質を示す化合物として注目を集めている。
特にフルオロアルキル基含有エポキシ重合体は、低表面
張力、低屈折性、耐熱性、耐寒性、耐油性、電気絶縁
性、撥水性、離型性、耐薬品性等の優れた特性を有して
いるため種々の分野において、例えば、光学レンズ、眼
鏡用レンズ、ガラス器具、塗料等の表面における撥水撥
油性及び防汚染性等の付与のための表面処理剤、更には
離型性を付与する材料等の分野において有用である。し
かしながら従来のフルオロアルキル基含有エポキシ重合
体は、フルオロアルキル基がアクリル酸若しくはメタク
リル酸にエステル結合を介して導入されているため、耐
候性に劣るという欠点がある。そのため、フルオロアル
キル基が直接炭素−炭素結合により導入されたフルオロ
アルキル基含有エポキシ重合体の開発が強く望まれてい
るのが現状である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、低表
面張力、低屈折性、耐熱性、耐寒性、耐油性、電気絶縁
性、撥水性、離型性に優れ、かつ、光学レンズ、眼鏡用
レンズ、ガラス器具、塗料等の表面における撥水撥油
性、防汚染性及び耐薬品性等の優れた特性を有し、特に
耐候性に優れる新規な含フッ素エポキシ重合体及びその
製造方法を提供することにある。
面張力、低屈折性、耐熱性、耐寒性、耐油性、電気絶縁
性、撥水性、離型性に優れ、かつ、光学レンズ、眼鏡用
レンズ、ガラス器具、塗料等の表面における撥水撥油
性、防汚染性及び耐薬品性等の優れた特性を有し、特に
耐候性に優れる新規な含フッ素エポキシ重合体及びその
製造方法を提供することにある。
【0004】本発明の別の目的は、反応触媒及び特殊な
装置を用いず、高収率且つ容易に含フッ素エポキシ重合
体を得ることができる製造方法を提供することにある。
装置を用いず、高収率且つ容易に含フッ素エポキシ重合
体を得ることができる製造方法を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下記一
般式化5で表わされる含フッ素エポキシ重合体(以下重
合体1と称す)が提供される。
般式化5で表わされる含フッ素エポキシ重合体(以下重
合体1と称す)が提供される。
【0006】
【化5】
【0007】更に本発明によれば下記一般式化6で表わ
される過酸化ジフルオロアルカノイル(以下ジフルオロ
アルカノイル2と称す)と、下記一般式化7で表わされ
るエポキシ基含有モノマー(以下エポキシ基含有モノマ
ー3と称す)若しくは該エポキシ基含有モノマー及び下
記一般式化8で表わされるエチレン性モノマ−(以下エ
チレン性モノマー4と称す)とを、反応させることを特
徴とする前記含フッ素エポキシ重合体の製造方法が提供
される。
される過酸化ジフルオロアルカノイル(以下ジフルオロ
アルカノイル2と称す)と、下記一般式化7で表わされ
るエポキシ基含有モノマー(以下エポキシ基含有モノマ
ー3と称す)若しくは該エポキシ基含有モノマー及び下
記一般式化8で表わされるエチレン性モノマ−(以下エ
チレン性モノマー4と称す)とを、反応させることを特
徴とする前記含フッ素エポキシ重合体の製造方法が提供
される。
【0008】
【化6】
【0009】
【化7】
【0010】
【化8】
【0011】以下本発明を更に詳細に説明する。
【0012】本発明の含フッ素エポキシ重合体は、前記
一般式化5で表わされる重合体1である。前記重合体1
において、R1の炭素数が6以上の場合、R2、R4若し
くはR5の炭素数が19以上の場合、R3が炭素数11以
上のアルキレン基の場合又はpが11以上の整数の場合
には、製造が困難であり、またn1が10を超える場合
又はn2が8を超える場合には、溶媒に対する溶解性が
低下するので使用できない。更に前記重合体1におい
て、m1は0〜1000の整数を示し、m2は1〜300
0の整数を示す。前記m1が1000を超える場合、ま
たはm2が3000を超える場合には、製造が困難であ
る。更にまた前記重合体1の平均分子量は、500〜1
000000であり、特にフルオロアルキル基の特性を
より顕著に発現させるために、700〜20000とす
るのが好ましい。前記平均分子量が、500未満の場合
には製造が困難であり、1000000を超えると、製
造が困難である。
一般式化5で表わされる重合体1である。前記重合体1
において、R1の炭素数が6以上の場合、R2、R4若し
くはR5の炭素数が19以上の場合、R3が炭素数11以
上のアルキレン基の場合又はpが11以上の整数の場合
には、製造が困難であり、またn1が10を超える場合
又はn2が8を超える場合には、溶媒に対する溶解性が
低下するので使用できない。更に前記重合体1におい
て、m1は0〜1000の整数を示し、m2は1〜300
0の整数を示す。前記m1が1000を超える場合、ま
たはm2が3000を超える場合には、製造が困難であ
る。更にまた前記重合体1の平均分子量は、500〜1
000000であり、特にフルオロアルキル基の特性を
より顕著に発現させるために、700〜20000とす
るのが好ましい。前記平均分子量が、500未満の場合
には製造が困難であり、1000000を超えると、製
造が困難である。
【0013】また前記重合体1において、適用可能なR
F、すなわち−(CF2)n1Xまたは下記一般式化9を具体
的に列挙すると、F3C−,F(CF2)2−,F(C
F2)3−,F(CF2)4−,F(CF2)5−,F(CF
2)6−,F(CF2)7−,F(CF2)8−,F(C
F2)9−,F(CF2)10−,HCF2−,H(CF2)2
−,H(CF2)3−,H(CF2)4−,H(CF2)
5−,H(CF2)6−,H(CF2)7−,H(CF2)8
−,H(CF2)9−,H(CF2)10−,ClCF2−,
Cl(CF2)2−,Cl(CF2)3−,Cl(CF2)4
−,Cl(CF2)5−,Cl(CF2)6−,Cl(CF
2)7−,Cl(CF2)8−,Cl(CF2)9−,Cl
(CF2)10−,下記化学式化10〜18である。
F、すなわち−(CF2)n1Xまたは下記一般式化9を具体
的に列挙すると、F3C−,F(CF2)2−,F(C
F2)3−,F(CF2)4−,F(CF2)5−,F(CF
2)6−,F(CF2)7−,F(CF2)8−,F(C
F2)9−,F(CF2)10−,HCF2−,H(CF2)2
−,H(CF2)3−,H(CF2)4−,H(CF2)
5−,H(CF2)6−,H(CF2)7−,H(CF2)8
−,H(CF2)9−,H(CF2)10−,ClCF2−,
Cl(CF2)2−,Cl(CF2)3−,Cl(CF2)4
−,Cl(CF2)5−,Cl(CF2)6−,Cl(CF
2)7−,Cl(CF2)8−,Cl(CF2)9−,Cl
(CF2)10−,下記化学式化10〜18である。
【0014】
【化9】
【0015】
【化10】
【0016】
【化11】
【0017】
【化12】
【0018】
【化13】
【0019】
【化14】
【0020】
【化15】
【0021】
【化16】
【0022】
【化17】
【0023】
【化18】
【0024】前記重合体1としては、具体的には例え
ば、下記一般式化19〜29等を好ましく挙げることが
できる(尚、式中m1は0〜1000の整数を示し、m2
は1〜3000の整数を示す)。
ば、下記一般式化19〜29等を好ましく挙げることが
できる(尚、式中m1は0〜1000の整数を示し、m2
は1〜3000の整数を示す)。
【0025】
【化19】
【0026】
【化20】
【0027】
【化21】
【0028】
【化22】
【0029】
【化23】
【0030】
【化24】
【0031】
【化25】
【0032】
【化26】
【0033】
【化27】
【0034】
【化28】
【0035】
【化29】
【0036】本発明の含フッ素エポキシ重合体の製造方
法は、特定の過酸化ジフルオロアルカノイルと、特定の
エポキシ基含有モノマー又は該特定のエポキシ基含有モ
ノマー並びに特定のエチレン性モノマー(以下、総称し
て原料モノマー5と称す)とを反応させることを特徴と
する。
法は、特定の過酸化ジフルオロアルカノイルと、特定の
エポキシ基含有モノマー又は該特定のエポキシ基含有モ
ノマー並びに特定のエチレン性モノマー(以下、総称し
て原料モノマー5と称す)とを反応させることを特徴と
する。
【0037】本発明に用いる過酸化ジフルオロアルカノ
イルは、前記一般式化6で表わされるジフルオロアルカ
ノイル2である。前記ジフルオロアルカノイル2におい
て、n1が11以上の場合又はn2が9以上の場合には、
溶媒の存在下において反応させる際に前記ジフルオロア
ルカノイル2の溶解性が低下するので使用できない。
イルは、前記一般式化6で表わされるジフルオロアルカ
ノイル2である。前記ジフルオロアルカノイル2におい
て、n1が11以上の場合又はn2が9以上の場合には、
溶媒の存在下において反応させる際に前記ジフルオロア
ルカノイル2の溶解性が低下するので使用できない。
【0038】また前記ジフルオロアルカノイル2中のR
Fは、前記重合体1において具体的に列挙したRFと同様
であり、前記ジフルオロアルカノイル2としては、具体
的には例えば過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3−
オキサヘキサノイル、過酸化ジペルフルオロ−2,5−
ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル、過酸化ジペル
フルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリ
オキサドデカノイル、過酸化ジペルフルオロブチリル、
過酸化ジペルフルオロヘプタノイル等を好ましく挙げる
ことができる。
Fは、前記重合体1において具体的に列挙したRFと同様
であり、前記ジフルオロアルカノイル2としては、具体
的には例えば過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3−
オキサヘキサノイル、過酸化ジペルフルオロ−2,5−
ジメチル−3,6−ジオキサノナノイル、過酸化ジペル
フルオロ−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリ
オキサドデカノイル、過酸化ジペルフルオロブチリル、
過酸化ジペルフルオロヘプタノイル等を好ましく挙げる
ことができる。
【0039】本発明に用いる前記特定のエポキシ基含有
モノマ−は、前記一般式化7で表わされるエポキシ基含
有モノマー3である。前記エポキシ基含有モノマー3に
おいて、R3が炭素数11以上のアルキレン基の場合1、
R4若しくはR5の炭素数が19以上の場合又はpが11
以上の場合には製造が困難である。
モノマ−は、前記一般式化7で表わされるエポキシ基含
有モノマー3である。前記エポキシ基含有モノマー3に
おいて、R3が炭素数11以上のアルキレン基の場合1、
R4若しくはR5の炭素数が19以上の場合又はpが11
以上の場合には製造が困難である。
【0040】前記エポキシ基含有モノマー3としては、
具体的には例えば、下記化学式化30〜41で表わされ
る化合物等を好ましく用いることができる。
具体的には例えば、下記化学式化30〜41で表わされ
る化合物等を好ましく用いることができる。
【0041】
【化30】
【0042】
【化31】
【0043】
【化32】
【0044】
【化33】
【0045】
【化34】
【0046】
【化35】
【0047】
【化36】
【0048】
【化37】
【0049】
【化38】
【0050】
【化39】
【0051】
【化40】
【0052】
【化41】
【0053】本発明において用いる前記特定のエチレン
性モノマーは、前記一般式化8で表わされるエチレン性
モノマー4である。該エチレン性モノマー4において、
R1が炭素数5以上のアルキル基の場合又はR2の炭素数
が19以上の場合には製造が困難である。
性モノマーは、前記一般式化8で表わされるエチレン性
モノマー4である。該エチレン性モノマー4において、
R1が炭素数5以上のアルキル基の場合又はR2の炭素数
が19以上の場合には製造が困難である。
【0054】前記エチレン性モノマー4としては、具体
的には例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビ
ニル、フッ化ビニリデン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸−t−ブチル、(メタ)アクリル酸−n
−ブチル、(メタ)アクリル酸メチル、2−エチルヘキ
シルアクリレート等を好ましく挙げることができる。該
エチレン性モノマー4を用いた場合には、前記一般式化
5中のm1≠0の重合体を得ることができる。この際、
前記エポキシ基含有モノマー3とエチレン性モノマー4
との仕込みモル比は、特に限定されるものではないが、
1:0.01〜100の範囲とするのが望ましい。
的には例えば、塩化ビニル、塩化ビニリデン、フッ化ビ
ニル、フッ化ビニリデン、アクリロニトリル、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、(メタ)アクリル酸、(メ
タ)アクリル酸−t−ブチル、(メタ)アクリル酸−n
−ブチル、(メタ)アクリル酸メチル、2−エチルヘキ
シルアクリレート等を好ましく挙げることができる。該
エチレン性モノマー4を用いた場合には、前記一般式化
5中のm1≠0の重合体を得ることができる。この際、
前記エポキシ基含有モノマー3とエチレン性モノマー4
との仕込みモル比は、特に限定されるものではないが、
1:0.01〜100の範囲とするのが望ましい。
【0055】本発明において、前記ジフルオロアルカノ
イル2と前記原料モノマー5とを反応させる際におけ
る、仕込みモル比は、1:0.1〜5000の範囲であ
るのが好ましく、特に、1:0.5〜1000の範囲と
するのが好ましい。前記原料モノマー5の仕込みモル比
が0.1未満の場合には、過酸化物の自己分解に起因す
る生成物が多量に生成し、また5000を超える場合に
は、目的とする含フッ素エポキシ重合体の分子量が高く
なり、フルオロアルキル基に起因する優れた性質が発現
しないので好ましくない。また、前記ジフルオロアルカ
ノイル2の仕込みモル比を調節することにより得られる
重合体分子量を調節することができる。即ち、前記ジフ
ルオロアルカノイル2の仕込みモル比を高くすれば、分
子量の低い重合体が得られ、低くすれば、分子量の高い
重合体を得ることができる。更に前記反応は常圧で行な
うことが可能であり、且つ反応温度は好ましくは−20
〜+150℃、特に好ましくは0〜100℃の範囲であ
る。前記反応温度が−20℃未満の場合には反応に長時
間を要し、+150℃を超える場合には反応時の圧力が
高くなり、反応操作が困難となるので好ましくない。更
にまた反応時間は30分〜20時間の範囲が好ましく、
工業的には1〜10時間の範囲にて行なうことが特に好
ましい。
イル2と前記原料モノマー5とを反応させる際におけ
る、仕込みモル比は、1:0.1〜5000の範囲であ
るのが好ましく、特に、1:0.5〜1000の範囲と
するのが好ましい。前記原料モノマー5の仕込みモル比
が0.1未満の場合には、過酸化物の自己分解に起因す
る生成物が多量に生成し、また5000を超える場合に
は、目的とする含フッ素エポキシ重合体の分子量が高く
なり、フルオロアルキル基に起因する優れた性質が発現
しないので好ましくない。また、前記ジフルオロアルカ
ノイル2の仕込みモル比を調節することにより得られる
重合体分子量を調節することができる。即ち、前記ジフ
ルオロアルカノイル2の仕込みモル比を高くすれば、分
子量の低い重合体が得られ、低くすれば、分子量の高い
重合体を得ることができる。更に前記反応は常圧で行な
うことが可能であり、且つ反応温度は好ましくは−20
〜+150℃、特に好ましくは0〜100℃の範囲であ
る。前記反応温度が−20℃未満の場合には反応に長時
間を要し、+150℃を超える場合には反応時の圧力が
高くなり、反応操作が困難となるので好ましくない。更
にまた反応時間は30分〜20時間の範囲が好ましく、
工業的には1〜10時間の範囲にて行なうことが特に好
ましい。
【0056】本発明の製造方法では前記種々の反応条件
下において、前記ジフルオロアルカノイル2と前記原料
モノマー5とを反応させることにより、目的とする重合
体1を直接1段階反応により得ることができるが、前記
ジフルオロアルカノイル2の取扱い及び反応を、より円
滑に行なうために溶媒を用いることが好ましい。前記溶
媒としてはハロゲン化脂肪族溶媒が特に好ましく、具体
的には例えば、塩化メチレン、クロロホルム、2−クロ
ロ−1,2−ジブロモ−1,1,2−トリフルオロエタ
ン、1,2−ジブロモヘキサフルオロプロパン、1,2
−ジブロモテトラフルオロエタン、1,1−ジフルオロ
テトラクロロエタン、1,2−ジフルオロテトラクロロ
エタン、フルオロトリクロロメタン、ヘプタフルオロ−
2,3,3−トリクロロブタン、1,1,1,3−テト
ラクロロテトラフルオロプロパン、1,1,1−トリク
ロロペンタフルオロプロパン、1,1,2−トリクロロ
トリフルオロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフル
オロ−3,3−ジクロロプロパン、1,1,2,2,3
−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパン等を用い
ることができ、特に工業的には、1,1,1,2,2−
ペンタフルオロ−3,3−ジクロロプロパン、1,1,
2,2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパ
ン等を好ましく挙げることができる。前記溶媒を使用す
る場合、溶媒中の前記ジフルオロアルカノイル2の濃度
は溶液全体に対して0.1〜30重量%であるのが望ま
しい。
下において、前記ジフルオロアルカノイル2と前記原料
モノマー5とを反応させることにより、目的とする重合
体1を直接1段階反応により得ることができるが、前記
ジフルオロアルカノイル2の取扱い及び反応を、より円
滑に行なうために溶媒を用いることが好ましい。前記溶
媒としてはハロゲン化脂肪族溶媒が特に好ましく、具体
的には例えば、塩化メチレン、クロロホルム、2−クロ
ロ−1,2−ジブロモ−1,1,2−トリフルオロエタ
ン、1,2−ジブロモヘキサフルオロプロパン、1,2
−ジブロモテトラフルオロエタン、1,1−ジフルオロ
テトラクロロエタン、1,2−ジフルオロテトラクロロ
エタン、フルオロトリクロロメタン、ヘプタフルオロ−
2,3,3−トリクロロブタン、1,1,1,3−テト
ラクロロテトラフルオロプロパン、1,1,1−トリク
ロロペンタフルオロプロパン、1,1,2−トリクロロ
トリフルオロエタン、1,1,1,2,2−ペンタフル
オロ−3,3−ジクロロプロパン、1,1,2,2,3
−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパン等を用い
ることができ、特に工業的には、1,1,1,2,2−
ペンタフルオロ−3,3−ジクロロプロパン、1,1,
2,2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパ
ン等を好ましく挙げることができる。前記溶媒を使用す
る場合、溶媒中の前記ジフルオロアルカノイル2の濃度
は溶液全体に対して0.1〜30重量%であるのが望ま
しい。
【0057】本発明の製造方法により得られる反応生成
物は、再沈澱法等の公知の方法で精製することが可能で
ある。
物は、再沈澱法等の公知の方法で精製することが可能で
ある。
【0058】
【発明の効果】本発明の含フッ素エポキシ重合体は、新
規な化合物であり、フルオロアルキル基が直接、炭素−
炭素間結合により導入されているので、フルオロアルキ
ル基の特性を長期間維持することができ、耐侯性に優
れ、更にはトルエン、キシレン、クロロホルム、ジメチ
ルスルホキシド等の汎用有機溶媒に対して良好な溶解性
を示す。従って、低表面張力性、低屈折性、耐熱性、耐
寒性、耐油性、電気絶縁性、撥水性、撥油性、耐薬品性
等の特性を有する化合物として、撥水撥油性及び防汚染
性等の付与のための表面処理剤、更には塗料、光学レン
ズ、眼鏡用レンズ、ガラス器具、生体材料等の表面にお
ける材料等に利用することができる。また、エポキシ基
を含有するので、硬化性残基を有する重合体として、更
には、基材に対する密着性の高い材料として有用であ
る。また本発明の製造方法により含フッ素エポキシ重合
体を、短時間で収率良く且つ容易に、しかも反応触媒及
び特殊な装置を使用せずに1段階反応により製造するこ
とができる。
規な化合物であり、フルオロアルキル基が直接、炭素−
炭素間結合により導入されているので、フルオロアルキ
ル基の特性を長期間維持することができ、耐侯性に優
れ、更にはトルエン、キシレン、クロロホルム、ジメチ
ルスルホキシド等の汎用有機溶媒に対して良好な溶解性
を示す。従って、低表面張力性、低屈折性、耐熱性、耐
寒性、耐油性、電気絶縁性、撥水性、撥油性、耐薬品性
等の特性を有する化合物として、撥水撥油性及び防汚染
性等の付与のための表面処理剤、更には塗料、光学レン
ズ、眼鏡用レンズ、ガラス器具、生体材料等の表面にお
ける材料等に利用することができる。また、エポキシ基
を含有するので、硬化性残基を有する重合体として、更
には、基材に対する密着性の高い材料として有用であ
る。また本発明の製造方法により含フッ素エポキシ重合
体を、短時間で収率良く且つ容易に、しかも反応触媒及
び特殊な装置を使用せずに1段階反応により製造するこ
とができる。
【0059】
【実施例】以下本発明を実施例及び比較例により更に詳
細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものでは
ない。
【0060】
【実施例1】グリシジルメタクリレート85.2g(6
00mmol)に、過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイル(19.8g,20mmo
l)を含む1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン
溶液150gを加え、窒素雰囲気下、40℃にて3時間
反応を行なった。反応終了後、生成した白色粉末を濾過
した後、真空下にて乾燥を行なって、88.4gの生成
物を得た。得られた生成物のゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー,IR,19F−NMRを行なった結果、
下記構造式化42で表わされる含フッ素エポキシ重合体
であった。分析結果を以下に示す。
00mmol)に、過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチ
ル−3,6−ジオキサノナノイル(19.8g,20mmo
l)を含む1,1,2−トリクロロトリフルオロエタン
溶液150gを加え、窒素雰囲気下、40℃にて3時間
反応を行なった。反応終了後、生成した白色粉末を濾過
した後、真空下にて乾燥を行なって、88.4gの生成
物を得た。得られた生成物のゲルパーミエーションクロ
マトグラフィー,IR,19F−NMRを行なった結果、
下記構造式化42で表わされる含フッ素エポキシ重合体
であった。分析結果を以下に示す。
【0061】
【化42】
【0062】
【実施例2】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイルとした以外は、
実施例1と同様にして反応を行ない、下記構造式化43
で表わされる重合体を収量53.0gで得た。分析結果
を以下に示す。
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2−メチル−3−オキサヘキサノイルとした以外は、
実施例1と同様にして反応を行ない、下記構造式化43
で表わされる重合体を収量53.0gで得た。分析結果
を以下に示す。
【0063】
【化43】
【0064】
【実施例3】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサド
デカノイルとした以外は、実施例1と同様にして反応を
行ない、下記構造式化44で表わされる重合体を収量9
1.4g得た。分析結果を以下に示す。
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
−2,5,8−トリメチル−3,6,9−トリオキサド
デカノイルとした以外は、実施例1と同様にして反応を
行ない、下記構造式化44で表わされる重合体を収量9
1.4g得た。分析結果を以下に示す。
【0065】
【化44】
【0066】
【実施例4】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
ヘプタノイルとした以外は、実施例1と同様にして反応
を行ない、下記構造式化45で表わされる重合体を収量
80.2g得た。分析結果を以下に示す。
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
ヘプタノイルとした以外は、実施例1と同様にして反応
を行ない、下記構造式化45で表わされる重合体を収量
80.2g得た。分析結果を以下に示す。
【0067】
【化45】
【0068】
【実施例5】過酸化ジペルフルオロ−2,5−ジメチル
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
ブチリルとした以外は、実施例1と同様にして反応を行
ない、下記構造式化46で表わされる重合体を収量7
8.8g得た。分析結果を以下に示す。
−3,6−ジオキサノナノイルを過酸化ジペルフルオロ
ブチリルとした以外は、実施例1と同様にして反応を行
ない、下記構造式化46で表わされる重合体を収量7
8.8g得た。分析結果を以下に示す。
【0069】
【化46】
【0070】
【実施例6】グリシジルメタクリレートを2−(グリシ
ジルオキシ)エチルメタクリレート111.6g(60
0mmol)とした以外は、実施例1と同様にして反応を行
ない、下記構造式化47で表わされる重合体を90.3
g得た。分析結果を以下に示す。
ジルオキシ)エチルメタクリレート111.6g(60
0mmol)とした以外は、実施例1と同様にして反応を行
ない、下記構造式化47で表わされる重合体を90.3
g得た。分析結果を以下に示す。
【0071】
【化47】
【0072】
【実施例7】グリシジルメタクリレートを2−(グリシ
ジルオキシ)エチルメタクリレートとし、過酸化ジペル
フルオロ−2,5−ジメチル−3,6−ジオキサノナノ
イルを過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3−オキサ
ヘキサノイルとした以外は、実施例1と同様にして反応
を行ない、下記構造式化48で表わされる重合体を8
4.1g得た。分析結果を以下に示す。
ジルオキシ)エチルメタクリレートとし、過酸化ジペル
フルオロ−2,5−ジメチル−3,6−ジオキサノナノ
イルを過酸化ジペルフルオロ−2−メチル−3−オキサ
ヘキサノイルとした以外は、実施例1と同様にして反応
を行ない、下記構造式化48で表わされる重合体を8
4.1g得た。分析結果を以下に示す。
【0073】
【化48】
【0074】
【実施例8】グリシジルメタクリレートをグリシジルメ
タクリレート42.6g(300mmol)及びメチル
メタクリレート(30g,300mmol)の混合物と
した以外は、実施例1と同様にして反応を行ない、下記
構造式化49で表わされる重合体を78.4g得た。分
析結果を以下に示す。
タクリレート42.6g(300mmol)及びメチル
メタクリレート(30g,300mmol)の混合物と
した以外は、実施例1と同様にして反応を行ない、下記
構造式化49で表わされる重合体を78.4g得た。分
析結果を以下に示す。
【0075】
【化49】
【0076】
【実施例9】グリシジルメタクリレートをグリシジルメ
タクリレート42.6g(300mmol)及びブチルメタ
クリレート(42.6g,300mmol)の混合物と
した以外は、実施例1と同様にして反応を行ない、下記
構造式化50で表わされる重合体を無色透明な液状物質
として73.0g得た。分析結果を以下に示す。
タクリレート42.6g(300mmol)及びブチルメタ
クリレート(42.6g,300mmol)の混合物と
した以外は、実施例1と同様にして反応を行ない、下記
構造式化50で表わされる重合体を無色透明な液状物質
として73.0g得た。分析結果を以下に示す。
【0077】
【化50】
【0078】
【実施例10】グリシジルメタクリレートをグリシジル
メタクリレート42.6g(300mmol)及び2−エチ
ルヘキシルメタクリレート(59.4g,300mmo
l)の混合物とした以外は、実施例1と同様にして反応
を行ない、下記構造式化51で表わされる重合体を無色
な液状物質として107.4g得た。分析結果を以下に
示す。
メタクリレート42.6g(300mmol)及び2−エチ
ルヘキシルメタクリレート(59.4g,300mmo
l)の混合物とした以外は、実施例1と同様にして反応
を行ない、下記構造式化51で表わされる重合体を無色
な液状物質として107.4g得た。分析結果を以下に
示す。
【0079】
【化51】
【0080】
【実施例11】用いる溶剤を1,1,2−トリクロロト
リフルオロエタンから、1,1,1,2,2−ペンタフ
ルオロ−3,3−ジクロロプロパン及び1,1,2,
2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパンの
混合溶液(重量比50:50)とした以外は、実施例1
と同様にして反応を行ない、下記構造式化52で表わさ
れる重合体を90.4g得た。分析結果を以下に示す。
リフルオロエタンから、1,1,1,2,2−ペンタフ
ルオロ−3,3−ジクロロプロパン及び1,1,2,
2,3−ペンタフルオロ−1,3−ジクロロプロパンの
混合溶液(重量比50:50)とした以外は、実施例1
と同様にして反応を行ない、下記構造式化52で表わさ
れる重合体を90.4g得た。分析結果を以下に示す。
【0081】
【化52】
Claims (2)
- 【請求項1】 下記一般式化1で表わされる分子量50
0〜1000000の含フッ素エポキシ重合体。 【化1】 - 【請求項2】 下記一般式化2で表わされる過酸化ジフ
ルオロアルカノイルと、下記一般式化3で表わされるエ
ポキシ基含有モノマー若しくは該エポキシ基含有モノマ
ー及び下記一般式化4で表わされるエチレン性モノマ−
とを、反応させることを特徴とする請求項1記載の含フ
ッ素エポキシ重合体の製造方法。 【化2】 【化3】 【化4】
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17703792A JPH0616780A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 含フッ素エポキシ重合体及びその製造方法 |
US07/959,372 US5324803A (en) | 1991-10-14 | 1992-10-13 | Polymer comprising fluoroalkl group, a method of preparation thereof, a surface active agent, a surface treatment agent and a coating composition |
EP92117435A EP0537669A1 (en) | 1991-10-14 | 1992-10-13 | A polymer comprising fluoroalkyl group, a method of preparation thereof, a surface active agent, a surface treatment agent and a coating composition |
CA002080499A CA2080499A1 (en) | 1991-10-14 | 1992-10-14 | Polymer comprising fluoroalkyl group, a method of preparation thereof, a surface active agent, a surface treatment agent and a coating composition |
US08/262,981 US5414065A (en) | 1991-10-14 | 1994-06-21 | Polymer comprising fluoroalkyl group, a method of preparation thereof, a surface active agent, a surface treatment agent and a coating composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17703792A JPH0616780A (ja) | 1992-07-03 | 1992-07-03 | 含フッ素エポキシ重合体及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616780A true JPH0616780A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16024046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17703792A Pending JPH0616780A (ja) | 1991-10-14 | 1992-07-03 | 含フッ素エポキシ重合体及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0616780A (ja) |
-
1992
- 1992-07-03 JP JP17703792A patent/JPH0616780A/ja active Pending
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