JPH06167354A - スケールの内挿処理装置 - Google Patents
スケールの内挿処理装置Info
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- JPH06167354A JPH06167354A JP4318181A JP31818192A JPH06167354A JP H06167354 A JPH06167354 A JP H06167354A JP 4318181 A JP4318181 A JP 4318181A JP 31818192 A JP31818192 A JP 31818192A JP H06167354 A JPH06167354 A JP H06167354A
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- signal
- processing device
- interpolation processing
- circuit
- wave signal
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/244—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
- G01D5/24471—Error correction
- G01D5/24476—Signal processing
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- G01D5/00—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable
- G01D5/12—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means
- G01D5/244—Mechanical means for transferring the output of a sensing member; Means for converting the output of a sensing member to another variable where the form or nature of the sensing member does not constrain the means for converting; Transducers not specially adapted for a specific variable using electric or magnetic means influencing characteristics of pulses or pulse trains; generating pulses or pulse trains
- G01D5/24471—Error correction
- G01D5/2448—Correction of gain, threshold, offset or phase control
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- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 A/D変換器を用いて角度を算出する位置検
出装置のためのスケール内挿処理装置において、スケー
ル移動時のメカ的なずれによって生じるDCオフセッ
ト、ゲインレベル及びゲインバランスの誤差、及び位相
ずれを電気回路によって自動的に補正すること。 【構成】 スケール、センサで検出した正弦波信号と余
弦波信号から、DCオフセット値、振巾係数及び位相ず
れ量を計算し、それを使って、DCオフセット、ゲイン
レベル誤差、ゲインアンバランス及び位相ずれを除去し
た角度信号を出力するようにする。
出装置のためのスケール内挿処理装置において、スケー
ル移動時のメカ的なずれによって生じるDCオフセッ
ト、ゲインレベル及びゲインバランスの誤差、及び位相
ずれを電気回路によって自動的に補正すること。 【構成】 スケール、センサで検出した正弦波信号と余
弦波信号から、DCオフセット値、振巾係数及び位相ず
れ量を計算し、それを使って、DCオフセット、ゲイン
レベル誤差、ゲインアンバランス及び位相ずれを除去し
た角度信号を出力するようにする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はモータの回転位置や工作
機械のテーブルの移動位置を検出する測尺装置に適用し
て好適なスケール内挿処理装置に関する。
機械のテーブルの移動位置を検出する測尺装置に適用し
て好適なスケール内挿処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、モータの回転位置や工作機械のテ
ーブルの移動等の移動位置を検出するエンコーダとし
て、磁気感応素子等のセンサを使って、スケールを読み
取り、これを正弦波信号、余弦波信号の電気信号として
検出し、これら2つの信号を使って移動方向や移動位置
を求めていた。
ーブルの移動等の移動位置を検出するエンコーダとし
て、磁気感応素子等のセンサを使って、スケールを読み
取り、これを正弦波信号、余弦波信号の電気信号として
検出し、これら2つの信号を使って移動方向や移動位置
を求めていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、センサSが
スケールT上を移動するとき、図5に示す如く、うねり
を生じたり、図6に示す如く、行きと帰りでセンサSの
傾き角に変化が生じたり、図7に示す如く、構造上、ス
ケールTとセンサSが同一線上になく、非接触の場合、
アッペ誤差により位置がずれてきたりする。
スケールT上を移動するとき、図5に示す如く、うねり
を生じたり、図6に示す如く、行きと帰りでセンサSの
傾き角に変化が生じたり、図7に示す如く、構造上、ス
ケールTとセンサSが同一線上になく、非接触の場合、
アッペ誤差により位置がずれてきたりする。
【0004】このため、センサSから読み出される信号
には、図8に示す如く、直流オフセット電圧OA ,OB
が含まれていたり、図9に示す如く、ゲインレベルの変
動があったり、図10に示す如く、正弦波信号のゲイン
と余弦波信号のゲイン間にアンバランスが生じたり、図
11に示す如く、正弦波信号と余弦波信号との間に位相
のずれがあったりすると云う問題があった。
には、図8に示す如く、直流オフセット電圧OA ,OB
が含まれていたり、図9に示す如く、ゲインレベルの変
動があったり、図10に示す如く、正弦波信号のゲイン
と余弦波信号のゲイン間にアンバランスが生じたり、図
11に示す如く、正弦波信号と余弦波信号との間に位相
のずれがあったりすると云う問題があった。
【0005】分解能が粗い時は、上述の原因による誤差
は十分に無視することができたが、現在では、0.5μ
m、0.1μm,0.05μm等の高い分解能が要求さ
れるようになってきており、これらの誤差が無視できな
くなっている。また、高分解能で長いスケールの場合に
は、特に誤差が大きくなる。
は十分に無視することができたが、現在では、0.5μ
m、0.1μm,0.05μm等の高い分解能が要求さ
れるようになってきており、これらの誤差が無視できな
くなっている。また、高分解能で長いスケールの場合に
は、特に誤差が大きくなる。
【0006】従来は、この移動時の誤差をメカ的機構に
よっておさえていたが、それでは構造の加工精度を著し
く高める必要があり、量産に不向きであり、コスト的に
も大変高いものとなっていた。本発明は上述の点に鑑
み、上述の直流(DC)オフセット、ゲインバランス、
ゲインレベル、位相ずれ等の測定誤差を電気回路によっ
て自動的に補正するようにしたスケールの内挿処理装置
を提供することを目的とする。
よっておさえていたが、それでは構造の加工精度を著し
く高める必要があり、量産に不向きであり、コスト的に
も大変高いものとなっていた。本発明は上述の点に鑑
み、上述の直流(DC)オフセット、ゲインバランス、
ゲインレベル、位相ずれ等の測定誤差を電気回路によっ
て自動的に補正するようにしたスケールの内挿処理装置
を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明スケール内挿処理
装置は例えば図1に示す如く、センサで検出した正弦波
信号と余弦波信号のそれぞれに対して別個に設けられ
た、DCオフセット値と振巾係数値を計算してオフセッ
トを除き所定の振巾係数値の信号を出力する手段と、こ
れらの手段から出力される正弦波信号と余弦波信号の相
対的な位相ずれを算出して位相ずれのない角度信号を出
力する位相補正手段と、周期的測定が1周したことを判
定して上記各手段に同期信号を与える判定器とを有する
スケール内挿処理装置を提供する。本発明スケール内挿
処理装置は、上述において、DCオフセット値と振巾係
数値の計算が、検出した信号の最大値と最小値を使って
計算されるようにする。
装置は例えば図1に示す如く、センサで検出した正弦波
信号と余弦波信号のそれぞれに対して別個に設けられ
た、DCオフセット値と振巾係数値を計算してオフセッ
トを除き所定の振巾係数値の信号を出力する手段と、こ
れらの手段から出力される正弦波信号と余弦波信号の相
対的な位相ずれを算出して位相ずれのない角度信号を出
力する位相補正手段と、周期的測定が1周したことを判
定して上記各手段に同期信号を与える判定器とを有する
スケール内挿処理装置を提供する。本発明スケール内挿
処理装置は、上述において、DCオフセット値と振巾係
数値の計算が、検出した信号の最大値と最小値を使って
計算されるようにする。
【0008】本発明スケール内挿処理装置は、上述にお
いて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号のう
ち、基準となる方の信号が最大値をとる時の他方の信号
の振巾値から位相ずれを算出して補正するように構成す
る。
いて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号のう
ち、基準となる方の信号が最大値をとる時の他方の信号
の振巾値から位相ずれを算出して補正するように構成す
る。
【0009】本発明スケール内挿処理装置は、上述にお
いて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号の相対
的位相ずれ量の半分の位相ずれを持つ進相信号と遅相信
号を計算し、これらの逆関数の和をとることにより位相
ずれ分を相殺するように構成する。
いて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号の相対
的位相ずれ量の半分の位相ずれを持つ進相信号と遅相信
号を計算し、これらの逆関数の和をとることにより位相
ずれ分を相殺するように構成する。
【0010】本発明スケール内挿処理装置は、上述にお
いて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号から位
相ずれ量を表す信号と測定角度信号との積信号を作ると
ともに位相ずれ量を表わす信号と測定角度信号との積信
号を作るとともに位相ずれ量を表わす信号を別途計算
し、除算により位相ずれ分を除去するように構成する。
いて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号から位
相ずれ量を表す信号と測定角度信号との積信号を作ると
ともに位相ずれ量を表わす信号と測定角度信号との積信
号を作るとともに位相ずれ量を表わす信号を別途計算
し、除算により位相ずれ分を除去するように構成する。
【0011】
【作用】本発明のスケール内挿処理装置は、DCオフセ
ット、ゲインバランス、ゲインレベル、位相ずれ等の誤
差を無くするために、従来装置のようにメカ的機構の加
工精度を高くするのではなく、電気回路により上記誤差
を自動的に補正するようにしたので、メカ部の高い加工
精度を要せず、従って、量産に向いており、安価にでき
る。
ット、ゲインバランス、ゲインレベル、位相ずれ等の誤
差を無くするために、従来装置のようにメカ的機構の加
工精度を高くするのではなく、電気回路により上記誤差
を自動的に補正するようにしたので、メカ部の高い加工
精度を要せず、従って、量産に向いており、安価にでき
る。
【0012】
【実施例】図1によって、本発明スケール内挿処理装置
の1実施例の説明をする。図示の如く、センサ1及び2
で読み取った本処理装置の入力は
の1実施例の説明をする。図示の如く、センサ1及び2
で読み取った本処理装置の入力は
【0013】
【数1】A=KA sin(θ+x)+OA
【0014】
【数2】B=KB cosθ+OB で与えられるものとする。
【0015】但し、KA ,KB はA相,B相の振巾係数
であり、OA ,OB はA相,B相のオフセット値、xは
位相差である。
であり、OA ,OB はA相,B相のオフセット値、xは
位相差である。
【0016】信号BはA/D変換器1によってディジタ
ル信号に変換され、加算器3の一の入力端子に印加され
る。この加算器3の他の入力端子には、平均回路5か
ら、前回の信号振巾の平均値(オフセット値)が印加さ
れており、加算の結果、オフセットの取り除かれたディ
ジタル信号が出力される。
ル信号に変換され、加算器3の一の入力端子に印加され
る。この加算器3の他の入力端子には、平均回路5か
ら、前回の信号振巾の平均値(オフセット値)が印加さ
れており、加算の結果、オフセットの取り除かれたディ
ジタル信号が出力される。
【0017】すなわち、オフセット値は、図8から明ら
かなとおり、最大振巾Bmax と最小振巾Bmin の平均値
で与えられるから、
かなとおり、最大振巾Bmax と最小振巾Bmin の平均値
で与えられるから、
【0018】
【数3】OB =(Bmax +Bmin )/2 で与えられる。数3のOB を数2から減算、すなわち、
極性を反転して加算すれば、
極性を反転して加算すれば、
【0019】
【数4】B1=B−OB =KB cosθ が得られる。
【0020】こうして得られたオフセットの取り除かれ
た信号B1はピークホールド回路7、ピークホールド回
路9および除算器13に加えられる。
た信号B1はピークホールド回路7、ピークホールド回
路9および除算器13に加えられる。
【0021】ピークホールド回路7では、後述する判定
器15からの信号によりBの最大値Bmax がホールドさ
れる、ピークホールド回路9では判定器5からの信号に
よってBの最小値Bmin がホールドされる。ピークホー
ルド回路7、9の出力は平均回路5に印加され、そこで
前述の数3で示した平均値を計算し、極性を反転して保
持する。
器15からの信号によりBの最大値Bmax がホールドさ
れる、ピークホールド回路9では判定器5からの信号に
よってBの最小値Bmin がホールドされる。ピークホー
ルド回路7、9の出力は平均回路5に印加され、そこで
前述の数3で示した平均値を計算し、極性を反転して保
持する。
【0022】平均回路5の出力は加算器11に印加さ
れ、ピークホールド回路7からの最大値Bmax と加算し
て、
れ、ピークホールド回路7からの最大値Bmax と加算し
て、
【0023】
【数5】KB =Bmax −(Bmax +Bmin )/2 =(Bmax −Bmin )/2 を導く。
【0024】この信号は信号Bの振巾係数KB を表して
いる。数4を数5で除算すると
いる。数4を数5で除算すると
【0025】
【数6】 であるから、除算器13の出力には正規化された余弦波
信号cosθの出力が得られる。
信号cosθの出力が得られる。
【0026】以上は、信号Bについての説明であるが、
信号Aについても同様の計算をする。すなわち、信号A
はA/D変換器2でディジタル信号に変換された後、加
算器4でオフセット値OA が除かれ、除算器14で振巾
が正規化される。これを式で表わすと、
信号Aについても同様の計算をする。すなわち、信号A
はA/D変換器2でディジタル信号に変換された後、加
算器4でオフセット値OA が除かれ、除算器14で振巾
が正規化される。これを式で表わすと、
【0027】
【数7】OA =(Amax +Amin )/2 数1と数7から
【0028】
【数8】A1=A−OA =KA sin(θ+x) 加算器12により
【0029】
【数9】KA =Amax −(Amax +Amin )/2 =(Amax −Amin )/2 数8から
【0030】
【数10】 このようにして、除算器14の出力には、正規化された
正弦波信号sin(θ+x)が出力される。
正弦波信号sin(θ+x)が出力される。
【0031】ラッチ回路17は、ピークホールド回路7
に最大値Bmax が入るごとにsin(θ+x)のデータ
がラッチされるようになっている。ここで、信号Bが最
大になるのはθ=2nπ(nは正の整数)の時であるか
ら、
に最大値Bmax が入るごとにsin(θ+x)のデータ
がラッチされるようになっている。ここで、信号Bが最
大になるのはθ=2nπ(nは正の整数)の時であるか
ら、
【0032】
【数11】 A3=sin(θ+x)=sin(2nπ+x)=sinx がラッチ回路17にラッチされる。
【0033】逆関数発生器20で数11の逆関数x=s
in-1A3を求めて、加算器19、21に与える。他
方、逆関数発生器16はθ=cos-1B2を出力し、加
算器19でxと加算される。
in-1A3を求めて、加算器19、21に与える。他
方、逆関数発生器16はθ=cos-1B2を出力し、加
算器19でxと加算される。
【0034】この時、θが第1、第3象限にあればθ+
x、θが第2、第4象限にあればθ−xとなる。このた
めの極性が除算器14から加算器19に印加されてい
る。加算器19からの出力θ±xに基いて関数発生器2
2はcos(θ±x)を発生する。
x、θが第2、第4象限にあればθ−xとなる。このた
めの極性が除算器14から加算器19に印加されてい
る。加算器19からの出力θ±xに基いて関数発生器2
2はcos(θ±x)を発生する。
【0035】逆関数発生器18はθ+x=sin-1A2
を発生し、加算器21に印加し、逆関数発生器20から
の信号xと加算されるが、この時も、θが第1、第3象
限にあれば(θ+x)−x、θが第2、第4象限にあれ
ば(θ+x)+xとなり、加算器21の出力はθ+x±
xとなる。この時のxの極性は関数発生器22のcos
(θ+x)の符号によって決められる。
を発生し、加算器21に印加し、逆関数発生器20から
の信号xと加算されるが、この時も、θが第1、第3象
限にあれば(θ+x)−x、θが第2、第4象限にあれ
ば(θ+x)+xとなり、加算器21の出力はθ+x±
xとなる。この時のxの極性は関数発生器22のcos
(θ+x)の符号によって決められる。
【0036】加算器21からはθ+x−x=θが取り出
され、関数発生器23で位相ずれの除かれた正しい正弦
波信号sinθが作られる。逆関数発生器24は、関数
発生器23からのsinθと除算器13からのcosθ
に基いてtanθを計算し、その逆関数であるθを出力
する。かくして、センサの位相ずれが取り除かれた正し
い測定出力θが得られる。さて次に、説明を保留してお
いた判定器15について図2によって説明する。
され、関数発生器23で位相ずれの除かれた正しい正弦
波信号sinθが作られる。逆関数発生器24は、関数
発生器23からのsinθと除算器13からのcosθ
に基いてtanθを計算し、その逆関数であるθを出力
する。かくして、センサの位相ずれが取り除かれた正し
い測定出力θが得られる。さて次に、説明を保留してお
いた判定器15について図2によって説明する。
【0037】スケール上の目盛の読み取りは、周期関数
として与えられるが、この1周期をλとし、λ=200
とした場合を例にして説明する。図12に示す如く、1
周期がディジタル信号の「0」〜「199」に対応づけ
られているので、センサが順方向に移動しているときは
「199」の次が「0」になるが、逆方向に移動してい
るときは「0」の次が「199」になる。
として与えられるが、この1周期をλとし、λ=200
とした場合を例にして説明する。図12に示す如く、1
周期がディジタル信号の「0」〜「199」に対応づけ
られているので、センサが順方向に移動しているときは
「199」の次が「0」になるが、逆方向に移動してい
るときは「0」の次が「199」になる。
【0038】従って、まず、センサの移動方向を検出し
なければならない。図2ではラッチ回路67に前回に測
定された角度信号が保持されており、この角度信号は比
較器69,70で、あらかじめ設定された値「20」,
「180」と比較される。比較器69は前回の角度信号
(ディジタル値)が「180」よりも大きい時に出力論
理“1”を出す。比較器68は今回の角度信号が20よ
り小さいとき出力論理“1”を出す。両出力によりAN
D回路75,OR回路83を介してAND回路81の一
の入力端子が論理“1”になり、クロックCKによっ
て、ラッチ回路79に今回の角度信号をセットする。こ
のとき、比較器69の出力でDフリップフロップ77が
セットされ順方向のみが有効とされる。同様して、比較
器70は前回の角度信号が「20」よりも小さい時に出
力“1”を出し、比較器71は今回の角度信号が「18
0」より大きい時に出力“1”を出力する。これらの出
力によりAND回路73、OR回路84を介してAND
回路82の一の入力端子を“1”にし、クロックCKに
よってデータがラッチ回路80にセットされる。このと
き、比較器70の出力でDフリップフロップ78をセッ
トし、逆方向のみを有効とする。
なければならない。図2ではラッチ回路67に前回に測
定された角度信号が保持されており、この角度信号は比
較器69,70で、あらかじめ設定された値「20」,
「180」と比較される。比較器69は前回の角度信号
(ディジタル値)が「180」よりも大きい時に出力論
理“1”を出す。比較器68は今回の角度信号が20よ
り小さいとき出力論理“1”を出す。両出力によりAN
D回路75,OR回路83を介してAND回路81の一
の入力端子が論理“1”になり、クロックCKによっ
て、ラッチ回路79に今回の角度信号をセットする。こ
のとき、比較器69の出力でDフリップフロップ77が
セットされ順方向のみが有効とされる。同様して、比較
器70は前回の角度信号が「20」よりも小さい時に出
力“1”を出し、比較器71は今回の角度信号が「18
0」より大きい時に出力“1”を出力する。これらの出
力によりAND回路73、OR回路84を介してAND
回路82の一の入力端子を“1”にし、クロックCKに
よってデータがラッチ回路80にセットされる。このと
き、比較器70の出力でDフリップフロップ78をセッ
トし、逆方向のみを有効とする。
【0039】上記いずれの場合にも、比較器89の出力
論理は“0”であるから、Dフリップフロップ91のク
ロック入力はローレベル(論理“0”)になっている。
論理は“0”であるから、Dフリップフロップ91のク
ロック入力はローレベル(論理“0”)になっている。
【0040】例えば、センサが順方向に移動している場
合には、Aは増加し、遂にA≧Bの条件が成り立つよう
になる。この時、Dフリップフロップ91のCK入力は
ハイレベル(論理“1”)になり、同フリップフロップ
をセットし、次いでDフリップフロップ92がセットさ
れ、その出力でDフリップフロップ93がセットされ
る。これにより、Dフリップフロップ93から1周した
ことを表わす判定器出力を出す。
合には、Aは増加し、遂にA≧Bの条件が成り立つよう
になる。この時、Dフリップフロップ91のCK入力は
ハイレベル(論理“1”)になり、同フリップフロップ
をセットし、次いでDフリップフロップ92がセットさ
れ、その出力でDフリップフロップ93がセットされ
る。これにより、Dフリップフロップ93から1周した
ことを表わす判定器出力を出す。
【0041】フリップフロップ92がオンになると、フ
リップフロップ77がオンになり、次のクロックでDフ
リップフロップ92がオフになったときフリップフロッ
プ78がオンになる。従って、両方向有効となり、次1
周するまで動作が繰り返される。本発明の上述の実施例
によれば、スケール上をセンサが移動する時のメカ的な
ずれによって生ずる誤差を電気的に補正できるので、メ
カ構造を簡単なものとすることができる。
リップフロップ77がオンになり、次のクロックでDフ
リップフロップ92がオフになったときフリップフロッ
プ78がオンになる。従って、両方向有効となり、次1
周するまで動作が繰り返される。本発明の上述の実施例
によれば、スケール上をセンサが移動する時のメカ的な
ずれによって生ずる誤差を電気的に補正できるので、メ
カ構造を簡単なものとすることができる。
【0042】次に、本発明スケール内挿処理装置の他の
実施例について、図3によって説明する。同図におい
て、図1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。
実施例について、図3によって説明する。同図におい
て、図1と同じ部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。
【0043】加算器11の出力KA と加算器12からの
出力KB は除算器25で除算されて、その出力端子にK
B /KA を出す。乗算器26においては前記数8で与え
られる加算器4からの信号に除算器25からの信号KB
/KA を乗算して、
出力KB は除算器25で除算されて、その出力端子にK
B /KA を出す。乗算器26においては前記数8で与え
られる加算器4からの信号に除算器25からの信号KB
/KA を乗算して、
【0044】
【数12】 を得る。この演算により正弦波信号の振巾係数が余弦波
信号の振巾係数と等しくなる。この乗算器26の出力
に、符号反転回路49で符号反転した加算器3の出力を
加算器28で加算して、
信号の振巾係数と等しくなる。この乗算器26の出力
に、符号反転回路49で符号反転した加算器3の出力を
加算器28で加算して、
【0045】
【数13】A3=KB {sin(θ+x)−cosθ} を作る。数13を変形すると
【0046】
【数14】 ここで
【0047】
【数15】 とすればKA ′は振巾を表しているから、これをピーク
ホールド回路30にホールドする。
ホールド回路30にホールドする。
【0048】同様にして、加算器27で、乗算器26か
らの信号と加算器3からの信号を加算して、
らの信号と加算器3からの信号を加算して、
【0049】
【数16】 B3=KB {sin(θ+x)+cosθ} を作る。数16を変形すると
【0050】
【数17】 となるから
【0051】
【数18】 とすれば、KB ′は振巾を表しているので、これをピー
クホールド回路29にホールドする。除算器31でピー
クホールド回路30にホールドされた値をピークホール
ド回路29にホールドされた値で除すと、
クホールド回路29にホールドする。除算器31でピー
クホールド回路30にホールドされた値をピークホール
ド回路29にホールドされた値で除すと、
【0052】
【数19】 が得られる。
【0053】次に、逆関数発生器33で除算器31の出
力の逆関数を作る。
力の逆関数を作る。
【0054】
【数20】 前記数15は次のように変形することができる。
【0055】
【数21】 同様に数18も次のように変形することができる。
【0056】
【数22】 従って、除算器32にて、ピークホールド回路29の出
力をピークホールド回路30の出力で除すれば、
力をピークホールド回路30の出力で除すれば、
【0057】
【数23】 が得られる。
【0058】加算器28の出力は数14で与えられてい
るので、この式を数21を使って書きなおすと、
るので、この式を数21を使って書きなおすと、
【0059】
【数24】 と書ける。従って、乗算器35で、数24で与えられる
加算器28の出力に数23で与えられる除算器32から
の出力を乗ずると、
加算器28の出力に数23で与えられる除算器32から
の出力を乗ずると、
【0060】
【数25】 が得られる。この時、加算器27の出力は数17で与え
られるから、数22の関係より、同出力は、
られるから、数22の関係より、同出力は、
【0061】
【数26】 である。数25と数26を比較すると、振巾が一致して
いることがわかる。従って、数26を数25で除算する
ことによって、
いることがわかる。従って、数26を数25で除算する
ことによって、
【0062】
【数27】 が得られるので、逆関数発生器24で数27の演算を
し、その逆関数
し、その逆関数
【0063】
【数28】 を発生する。逆関数発生器33は数19の逆関数
【0064】
【数29】 を発生しているので、加算器36で、数28で与えられ
る逆関数発生器24の出力と、数29で与えられる逆関
数発生器33の出力とを加算して、 信号を得る。この信号は位相ずれxのない正確な信号で
あり、測定出力として使われる。この信号は前述と同様
に判定器15に印加され、前述したように、同期信号の
発生のために使われる。本実施例も前述の実施例と同
様、スケール上をセンサが移動する時のメカ的なずれに
よって生ずる誤差を電気的に補正できるので、メカ構造
に要求される精度が低くてすむから簡単な構造にするこ
とができる。
る逆関数発生器24の出力と、数29で与えられる逆関
数発生器33の出力とを加算して、 信号を得る。この信号は位相ずれxのない正確な信号で
あり、測定出力として使われる。この信号は前述と同様
に判定器15に印加され、前述したように、同期信号の
発生のために使われる。本実施例も前述の実施例と同
様、スケール上をセンサが移動する時のメカ的なずれに
よって生ずる誤差を電気的に補正できるので、メカ構造
に要求される精度が低くてすむから簡単な構造にするこ
とができる。
【0065】次に、図4によって本発明スケール内挿処
理装置の他の実施例の説明をする。この図4において図
3と対応する部分には同じ符号を付し、その説明を省略
する。前記図3によって説明したとおり、除算器32は
数23で与えられる を出力する。この出力を使って、逆関数発生器37で逆
関数
理装置の他の実施例の説明をする。この図4において図
3と対応する部分には同じ符号を付し、その説明を省略
する。前記図3によって説明したとおり、除算器32は
数23で与えられる を出力する。この出力を使って、逆関数発生器37で逆
関数
【0066】
【数30】 を発生する。この値に、加算器34で を加え、乗算器38で2倍してxを得る。この値xを使
って関数発生器39,40でそれぞれsinx,cos
xを発生する。sinxについては、符号反転回路41
で符号反転した後、加算器43で「1」を加えて
って関数発生器39,40でそれぞれsinx,cos
xを発生する。sinxについては、符号反転回路41
で符号反転した後、加算器43で「1」を加えて
【0067】
【数31】C=1−sinx 信号を作る。乗算器44は、数4で与える加算器3の出
力と上記数31で与えられる値を乗算して、
力と上記数31で与えられる値を乗算して、
【0068】
【数32】B5=KB cosθ・(1−sinx) を作り、加算器45において、符号反転回路49で符号
反転された加算器3からの出力と加算して、
反転された加算器3からの出力と加算して、
【0069】
【数33】 B6=KB cosθ・(1−sinx)−KB cosθ =−KB cosθsinx を作る。この信号B6は加算器46において、数12で
与えられる乗算器26の出力と加算して、
与えられる乗算器26の出力と加算して、
【0070】
【数34】 B7=−KB cosθsinx+KB sin(θ+x) =KB sinθcosx を作る。次に乗算器47で、この信号と、除算器42で
作った前記cosxの逆数とを乗算して、
作った前記cosxの逆数とを乗算して、
【0071】
【数35】 を作る。逆関数発生器24は、この信号と、加算器3か
らの出力に基いて を作り、その逆関数 を出力する。このθは位相ずれのない正しい値であり、
測定結果として使われる。本実施例においても、前述の
実施例と同様、正しいθの値を使って判定器15で1周
したことを判定し、同期信号を発生する。本実施例も前
述の実施例と同様、スケール上をセンサが移動する時の
メカ的なずれによって生ずる誤差を電気的に補正できる
ので、メカ構造に要求される精度が低くてすむから簡単
な構造にすることができる。
らの出力に基いて を作り、その逆関数 を出力する。このθは位相ずれのない正しい値であり、
測定結果として使われる。本実施例においても、前述の
実施例と同様、正しいθの値を使って判定器15で1周
したことを判定し、同期信号を発生する。本実施例も前
述の実施例と同様、スケール上をセンサが移動する時の
メカ的なずれによって生ずる誤差を電気的に補正できる
ので、メカ構造に要求される精度が低くてすむから簡単
な構造にすることができる。
【0072】
【発明の効果】本発明スケール内挿処理装置によれば、
検出信号が電気的に処理され、誤差信号が補正されるか
ら、スケールの機械的構造が簡単になり、かつ、スケー
ル信号の変動に強くなる。従って、量産に適している。
検出信号が電気的に処理され、誤差信号が補正されるか
ら、スケールの機械的構造が簡単になり、かつ、スケー
ル信号の変動に強くなる。従って、量産に適している。
【図1】本発明スケール内挿処理装置の一実施例のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】本発明スケール内挿処理装置の実施例における
判定器の一例を示すブロック図である。
判定器の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明スケール内挿処理装置の他の実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図4】本発明スケール内挿処理装置の他の実施例のブ
ロック図である。
ロック図である。
【図5】スケール読み取り特性を示す図である。
【図6】センサの傾きを示す図である。
【図7】スケール読み取り特性を示す図である。
【図8】オフセットを示す図である。
【図9】ゲインレベル変動を示す図である。
【図10】ゲインのアンバランスを示す図である。
【図11】位相ずれを示す図である。
【図12】検出信号とディジタル値の関係を示す図であ
る。
る。
【図13】正弦波、余弦波の振巾と角度の関係を示す図
である。
である。
1,2 A/D変換器 3,4,11,12,27,28,36,45,46
加算器 5,6 平均回路 7,8,9,10,29,30 ピークホールド回路 13,14,25,31,32,42 除算回路 15 判定器 16,18,20,24,33 逆関数発生器 26,38,44,47 乗算器
加算器 5,6 平均回路 7,8,9,10,29,30 ピークホールド回路 13,14,25,31,32,42 除算回路 15 判定器 16,18,20,24,33 逆関数発生器 26,38,44,47 乗算器
Claims (6)
- 【請求項1】 オフセット値を計算する回路と、振巾係
数を計算する回路とを含み、センサで検出された正弦波
信号から、オフセット値が除かれ、所定の振巾係数を有
する正弦波信号を出力する正弦波出力手段と、 オフセット値を計算する回路と、振巾係数を計算する回
路とを含み、センサで検出された余弦波信号から、オフ
セット値が除かれ、所定の振巾係数を有する余弦波信号
を出力する余弦波出力手段と、 前記余弦波信号と正弦波信号の間の測定誤差に因る位相
ずれを補正し、正しい測定角度信号を出力する位相補正
手段と、 前記正しい測定角度信号に基いて、測定周期が1周した
ことを判定し、前記各手段に同期信号を出力する判定器
を有することを特徴とするスケールの内挿処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載のスケール内挿処理装置に
おいて、オフセット値を計算する回路が、入力信号の振
巾の最大値を保持する回路と最小値を保持する回路とに
それぞれ保持された最大値と最小値の平均を演算する演
算回路から成ることを特徴とするスケール内挿処理装
置。 - 【請求項3】 請求項1記載のスケール内挿処理装置に
おいて、振巾値を計算する回路が、入力信号振巾の最大
値と最小値の間の距離の半分として演算する演算回路か
ら成ることを特徴とするスケール内挿処理装置。 - 【請求項4】 請求項1記載のスケール内挿処理装置に
おいて、位相補正手段が、センサで検出された正弦波信
号と余弦波信号のうち一方を基準とし、該基準信号が最
大値をとる時の他方の信号の振巾値に基いて位相ずれを
算出して、その位相ずれを除去するようになされたスケ
ール内挿処理装置。 - 【請求項5】 請求項1記載のスケール内挿処理装置に
おいて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号の相
対的位相ずれ量の半分の位相ずれを持つ進相信号と遅相
信号を計算し、これらの信号の逆関数の和をとることに
より位相ずれを相殺するようになされたスケール内挿処
理装置。 - 【請求項6】 請求項1記載のスケール内挿処理装置に
おいて、位相補正手段が、正弦波信号と余弦波信号から
位相ずれ信号と測定角度信号との積信号を作るととも
に、位相ずれ信号を別途計算し、除算により前記積信号
から位相ずれ分を除去するようになされたスケール内挿
処理装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4318181A JPH06167354A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | スケールの内挿処理装置 |
EP93118447A EP0599175B1 (en) | 1992-11-27 | 1993-11-15 | Interpolation device for scale arrangement |
DE69316845T DE69316845T2 (de) | 1992-11-27 | 1993-11-15 | Interpolationsgerät für Skalenanordnung |
US08/152,390 US5485407A (en) | 1992-11-27 | 1993-11-16 | Interpolation device for scale arrangement |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4318181A JPH06167354A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | スケールの内挿処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06167354A true JPH06167354A (ja) | 1994-06-14 |
Family
ID=18096365
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4318181A Pending JPH06167354A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | スケールの内挿処理装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5485407A (ja) |
EP (1) | EP0599175B1 (ja) |
JP (1) | JPH06167354A (ja) |
DE (1) | DE69316845T2 (ja) |
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JP2008185486A (ja) * | 2007-01-30 | 2008-08-14 | Toshiba Mach Co Ltd | 振幅検出装置 |
DE102017110049A1 (de) | 2016-06-02 | 2017-12-07 | Dmg Mori Co., Ltd. | Verschiebungserkennungsvorrichtung |
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JPH08145719A (ja) * | 1994-09-22 | 1996-06-07 | Canon Inc | 位置または角度の検出方法 |
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DE19544948C2 (de) * | 1995-12-01 | 2002-09-26 | Gemac Ges Fuer Mikroelektronik | Digitale Interpolationseinrichtung mit Amplituden- und Nullageregelung der Eingangssignale |
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- 1992-11-27 JP JP4318181A patent/JPH06167354A/ja active Pending
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1993
- 1993-11-15 EP EP93118447A patent/EP0599175B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-11-15 DE DE69316845T patent/DE69316845T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-11-16 US US08/152,390 patent/US5485407A/en not_active Expired - Fee Related
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EP0599175B1 (en) | 1998-02-04 |
EP0599175A1 (en) | 1994-06-01 |
DE69316845D1 (de) | 1998-03-12 |
US5485407A (en) | 1996-01-16 |
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