JPH06167280A - スクイーズポンプの駆動制御方法 - Google Patents

スクイーズポンプの駆動制御方法

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JPH06167280A
JPH06167280A JP34562092A JP34562092A JPH06167280A JP H06167280 A JPH06167280 A JP H06167280A JP 34562092 A JP34562092 A JP 34562092A JP 34562092 A JP34562092 A JP 34562092A JP H06167280 A JPH06167280 A JP H06167280A
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discharge
squeeze pump
rotor
decrease
time
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Yasukatsu Inouchi
康克 井野内
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポンピングチューブの復元力が減少しても1
回の吐出量を一定に保つことができるスクイーズポンプ
の駆動制御方法の提供にある。 【構成】 スクイーズポンプ1のポンピングチューブ7
の復元力が減少することによる吐出量の減少経時変化
を、予め計測する。この吐出量の減少経時変化を補償す
るように、スクイーズポンプ1のロータの1回吐出当り
の回転角度を、経時的に変化させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスクイーズポンプの駆動
制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ロータが回転してポンピングチューブ内
の被圧送体を圧送する従来のスクイーズポンプでは、1
回のロータの回転角度を一定として、間欠的に圧送して
いた。
【0003】また、従来のポンピングチューブは、一般
には、四ふっ化樹脂(テフロン:デュポン社の商品名)
等が使用される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、ポンピングチ
ューブは使用により、その復元力が減少する。
【0005】そのため、従来では、使用するにしたがっ
て1回吐出当りの吐出量が変化(減少)していた。特
に、1回の吐出量が超微量(0.1mg 以下)の場合、復元
力の減少により全く吐出しなくなることがあった。
【0006】そこで、本発明では、ポンピングチューブ
が使用によりその復元力を減少させても1回吐出当りの
吐出量を一定に保持することができるスクイーズポンプ
の駆動制御方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るスクイーズポンプの駆動制御方法
は、ロータが回転してポンピングチューブ内の被圧送体
を圧送するスクイーズポンプの該ポンピングチューブの
復元力が減少することによる吐出量の減少経時変化を、
予め計測しておき、この吐出量の減少経時変化を補償す
るように、上記ロータの1回吐出当りの回転角度を経時
的に変化させるものである。
【0008】
【作用】ポンピングチューブの復元力が減少することに
よる吐出量の減少経時変化を、補償するように、ロータ
の1回吐出当りの回転角度を経時的に変化させるので、
1回当りの被圧送体の吐出量は常に設定した一定量とな
る。
【0009】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0010】図1は、本発明に係るスクイーズポンプの
駆動制御方法に使用される被圧送体吐出装置を示し、こ
の装置は、スクイーズポンプ1と、該スクイーズポンプ
1のロータ2を回転させるモータ3と、該モータ3の回
転を制御する制御手段4と、制御手段4へ設定値を入力
する設定手段5と、を備える。
【0011】しかして、スクイーズポンプ1は、図3に
示すように、上述のロータ2と、ロータ2を回転自在と
して保持する保持枠6と、ロータ2の回転によりしごか
れるポンピングチューブ7と、を備える。
【0012】また、ロータ2は、本体2aと、該本体2
aの外周側に円周方向に沿って所定ピッチに配設される
ローラ2b…と、からなり、該ローラ2b…にてポンピ
ングチューブ7をしごく。
【0013】ポンピングチューブ7は、図1に示すよう
に、一端に吸込チューブ8が接続され、他端に吐出チュ
ーブ9が接続される。
【0014】そして、吸込チューブ8には、図示省略の
加圧手段等が連結され、この加圧手段にて被圧送体が吸
込チューブ8を介してポンピングチューブ7に押出され
る。
【0015】この被圧送体としては、接着剤、薬品、磁
性流体、ハンダペースト、グリース等である。
【0016】また、吐出チューブ9の先端には図示省略
の吹出ノズルが接続される。
【0017】従って、スクイーズポンプ1のロータ2が
矢印の如く回転すれば、加圧手段にてポンピングチュー
ブ7に押し出された被圧送体が吐出チューブ9に圧送さ
れ、これにより該吐出チューブ9の先端に接続された吐
出ノズルから被圧送体が吐出される。
【0018】しかして、ポンピングチューブ7は、四ふ
っ化樹脂(テフロン:デュポン社の商品名)等からなる
ので、使用により、その復元力が減少する。
【0019】即ち、1回目の吐出量を100 %としたとき
の吐出量は、図2のグラフ(イ)で示すように、経時的
に変化している。
【0020】具体的には、1時間経過時には、初回吐出
量に対して10%減少し、4時間経過時には、初回吐出量
に対して17%減少し、6時間経過時には、初回吐出量に
対して20%減少する。
【0021】また、550 時間経過時には、初回吐出量に
対して23%減少する。即ち、6時間以降は吐出量の変化
があまりない。
【0022】なお、この場合のポンピングチューブ7
は、四ふっ化樹脂製であり、その外径寸法が1.6mm であ
り、内径寸法が1mmであり、モータ回転数が40rpm であ
った。
【0023】しかして、本発明の駆動制御方法では、ポ
ンピングチューブ7の復元力が減少することによる図2
のグラフ(イ)で示すような吐出量の減少経時変化を、
予め計測しておき、この計測値を、設定手段5に入力す
る。
【0024】そして、制御手段4では、設定手段5に入
力された計測値に基づいて、モータ3によるロータ2の
回転角度θ(図3参照)を経時的に変化させる。
【0025】即ち、従来では、1回吐出量当りの回転角
度は、図4のグラフ(イ)で示すように、常に一定であ
るが、本発明では、図2のグラフ(イ)の吐出量の減少
経時変化を補償すべく、図4のグラフ(ロ)に示すよう
に、ロータ2の1回吐出当りの回転角度θを経時的に変
化させる。
【0026】従って、吐出ノズルから吐出される被圧送
体の吐出量は補償されて図2のグラフ(ロ)で示すよう
に一定(初回吐出量と同一量)となる。
【0027】このように、ポンピングチューブ7に押し
出された被圧送体は、ロータ2の回転により吐出ノズル
から吐出され、その吐出は、多数回間欠的に行なうこと
ができ、各回の吐出量も一定となる。
【0028】なお、本発明は上述の実施例に限定され
ず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であ
り、例えば、ポンピングチューブ7の減少経時変化は、
該チューブ7の材質、内外径寸法、モータ回転数等によ
り相違するので、図2のグラフ(イ)のものに限らず、
従って、1回吐出当りの回転角度θの経時変化も図4の
グラフ(ロ)のものに限らない。
【0029】即ち、使用するポンピングチューブ7と同
一のものの減少経時変化を予め計測しておき、この減少
経時変化を補償するように、ロータ2の1回吐出当りの
回転角度を経時的に変化させればよい。
【0030】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されるので、次
に記載する効果を奏する。
【0031】吐出量の減少経時変化を補償するように、
ロータ2の1回吐出当りの回転角度θを経時的に変化さ
せているので、ポンピングチューブ7がその復元力を減
少させても、吐出ノズルからの1回の吐出量は常に所望
の一定量とすることができる。
【0032】また、従来のように、1回吐出当りの回転
角度が一定のものであれば、1回の吐出量が超微量(0.
1mg 以下)の場合、復元力の減少により全く吐出しなく
なることがあるが、本発明では、吐出量が0.1mg 以下の
超微量であっても長期にわたって一定の吐出量を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクイーズポンプの駆動制御方法
に使用する吐出装置の簡略図である。
【図2】吐出量の変化を示すグラフ図である。
【図3】スクイーズポンプの要部簡略図である。
【図4】1回吐出当りの回転角度の変化を示すグラフ図
である。
【符号の説明】
1 スクイーズポンプ 2 ロータ 7 ポンピングチューブ θ 回転角度

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータ2が回転してポンピングチューブ
    7内の被圧送体を圧送するスクイーズポンプ1の該ポン
    ピングチューブ7の復元力が減少することによる吐出量
    の減少経時変化を、予め計測しておき、この吐出量の減
    少経時変化を補償するように、上記ロータ2の1回吐出
    当りの回転角度θを経時的に変化させることを特徴とす
    るスクイーズポンプの駆動制御方法。
JP4345620A 1992-11-30 1992-11-30 被圧送体吐出装置 Expired - Fee Related JP2545023B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015222041A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 チューブポンプ及び流体送出方法

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62122181U (ja) * 1986-01-24 1987-08-03
JPH0274584U (ja) * 1988-11-24 1990-06-07
JPH02227629A (ja) * 1989-02-28 1990-09-10 Shimadzu Corp ペリスタポンプによる試料吸入量の再現性向上方法

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JP2015222041A (ja) * 2014-05-23 2015-12-10 パナソニックIpマネジメント株式会社 チューブポンプ及び流体送出方法

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