JPH0679223A - 定量吐出方法 - Google Patents

定量吐出方法

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JPH0679223A
JPH0679223A JP25910392A JP25910392A JPH0679223A JP H0679223 A JPH0679223 A JP H0679223A JP 25910392 A JP25910392 A JP 25910392A JP 25910392 A JP25910392 A JP 25910392A JP H0679223 A JPH0679223 A JP H0679223A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 スクイーズポンプの1回転当たりの圧送量が
変化しても、この圧送量の経時変化に係わらず長期間一
定の吐出量が得られる定量吐出方法を提供する。 【構成】 微量吐出ノズル5の先端部に被圧送体7が到
達したことをセンサーSにて検出すると、スクイープポ
ンプ1のロータ9の回転を停止又は一時的に逆回転させ
る。次に、吹飛ばしチューブ10から気体Rを供給して、
分岐部13から最先端部までの被圧送体7を吹飛ばして吐
出させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接着剤,薬品,磁性流
体,ハンダペースト,銀ペースト,グリース等の被圧送
体を微量吐出させる定量吐出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被圧送体を定量吐出させるには、
例えば、吐出チューブの先端に接続された微量吹出ノズ
ル内にスクイーズポンプにて被圧送体を圧送し、その微
量吹出ノズルに分岐接続された吹飛ばしチューブにて空
気を間欠的に供給して、微量吹出ノズル内の一定量の被
圧送体を外部に吐出させていた。
【0003】そして、この場合、スクイーズポンプの圧
送量をロータの回転数等から算出し、あるいは、テスト
によってロータの回転数と圧送量との関係を調べ、それ
らのデータに基いて微量吹出ノズル内に一定量の被圧送
体が圧送されるようにロータの回転数の調整、又は回転
作動と休止のタイミング調整をしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、スクイーズポ
ンプのポンピングチューブは長期間の使用により復元し
難くなり、被圧送体を圧送する能力は徐々に変化(低
下)する。
【0005】このため、圧送能力の変化に対応してロー
タの回転数の調整や回転作動と休止のタイミングの調整
を頻繁に行う必要があった。
【0006】さらに、その調整は難しく、被圧送体の吐
出量を高精度に保持させることができなかった。また、
調整には時間がかかるため、吐出作業を迅速に行うこと
ができなかった。
【0007】そこで、本発明は、上述の問題を解決し、
ポンピングチューブの復元力が低下してスクイーズポン
プの1回転当たりの圧送量が変化しても調整の必要がな
く、吐出作業を容易かつ迅速に行うことができ、さら
に、長期間一定の吐出量が得られる定量吐出方法を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、被圧送体を圧
送するスクイーズポンプの吐出チューブの先端に微量吹
出ノズルを接続すると共に、該微量吹出ノズルに気体を
間欠的に供給する吹飛ばしチューブを分岐接続し、さら
に、上記微量吹出ノズルが先端部に上記被圧送体の到達
したことをセンサーにて検出すると、上記スクイーズポ
ンプのロータ回転を停止又は一時的に逆回転させ、次
に、上記吹飛ばしチューブから気体を供給して、分岐部
から最先端部までの被圧送体を吹飛ばして吐出させる方
法である。
【0009】
【作用】被圧送体が微量吹出ノズルの先端部に到達した
ことをセンサーが検出すると、スクイーズポンプのロー
タ回転が停止又は一時的に逆回転させられるため、被圧
送体はセンサーの検出位置まで圧送されて停止する。
【0010】これにより、スクイーズポンプの圧送能力
に関係なく微量吹出ノズル内に一定量の被圧送体を収納
できる。
【0011】吹飛ばしチューブから気体を供給して、分
岐部から最先端部までの被圧送体を吹飛ばして吐出させ
れば、微量吐出ノズル内の被圧送体を高精度微量に吐出
させることができる。
【0012】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づき本発明を詳
説する。
【0013】図1は本発明の定量吐出方法に使用する定
量吐出装置の一例を示す。この装置は、吸込チューブ3
の基端と吐出チューブ4の基端が接続されたスクイーズ
ポンプ1と、吸込チューブ3の先端に接続された加圧手
段2と、吐出チューブ4の先端に接続された微量吹出ノ
ズル5と、を備えている。なお、本発明に於て、この加
圧手段2を省略することも可能であって、単に非圧送体
7を収納した容器であっても良い。
【0014】スクイーズポンプ1は、一端が吸込チュー
ブ3の基端に接続されると共に他端が吐出チューブ4の
基端に接続されたポンピングチューブ8と、図示省略の
モータにて回転駆動されるロータ9と、を備えている。
【0015】加圧手段2は、被圧送体7を内部に収納し
たシリンダ6と、圧力調整機構16と、を備えている。
【0016】この被圧送体7の材質としては、接着剤,
薬品,磁性流体,ハンダペースト,銀ペースト,グリー
ス等があげられる。
【0017】シリンダ6内の被圧送体7は、圧力調整機
構16にて調整された空気圧Pによって押し出され、吸込
チューブ3を通ってスクイーズポンプ1のポンピングチ
ューブ8に到る。
【0018】微量吹出ノズル5には分岐管12が突設さ
れ、この分岐管12に空気あるいは不活性ガス等の気体R
を間欠的に供給する吹飛ばしチューブ10の先端が接続さ
れている。
【0019】吹飛ばしチューブ10の基端には、ポンプ、
あるいは、圧縮エアー収納容器と電磁弁等の弁を備えた
気体供給手段17が、接続されている。
【0020】微量吹出ノズル5の先端部には、被圧送体
1の到達したことを検出するセンサーSが付設されてい
る。このセンサーSは、例えば、レーザー発光器等の発
光器とその光を受ける光電管等をもって構成される。
【0021】また、センサーSは、スクイーズポンプ1
のモータの回転を制御する制御手段11と、気体供給手段
17と、に接続される。
【0022】しかして、先ず、スクイーズポンプ1のロ
ータ9を正回転させ、ポンピングチューブ8内の被圧送
体7を吐出チューブ4を通して微量吹出ノズル5へ圧送
させる。
【0023】その後、微量吹出ノズル5の先端部に被圧
送体7が到達したことをセンサーSにて検出させる。
【0024】そして、この検出によりスクイーズポンプ
1のロータ9の回転を停止又は一時的に逆回転させる。
即ち、センサーSからの信号iにより制御手段11がスク
イーズポンプ1のモータを停止又は一時的に逆回転させ
る。
【0025】これにより、図2に示すように、被圧送体
7はセンサーSの検出点Yにて停止し、微量吹出ノズル
5に被圧送体7が一定量収納される。
【0026】このように、被圧送体7の到達をセンサー
Sにて検出することにより被圧送体7の圧送を停止させ
るため、スクイーズポンプ1のポンピングチューブ8が
長期間の使用により復元し難くなり1回転当たりの圧送
量が変化した場合でも、その様な経時変化に係わらず微
量吹出ノズル5内に一定量の被圧送体7を収納できる。
【0027】また、ロータ9を一時的に逆回転させた場
合は、被圧送体7の垂れを防止でき、かつ、被圧送体7
をセンサーSの検出点Yにて正確に停止させることがで
きる。
【0028】次に、吹飛ばしチューブ10から気体Rを供
給し、微量吹出ノズル5の分岐部13から最先端部までの
被圧送体7を吹飛ばして図3に示す如く吐出させる。
【0029】実際には、センサーSからの信号iが、図
外の気体供給手段17にも伝えられ、この信号iにより気
体供給手段17が作動して気体Rが供給される。
【0030】これにより、微量吹出ノズル5に被圧送体
7が収納された後の気体Rの供給を正確かつ迅速に行い
得る。
【0031】この気体Rの供給により、微量吹出ノズル
5の分岐部13からセンサーSの検出点Yまでの長さ寸法
Lの間の被圧送体7が吐出される(図2参照)。
【0032】この長さ寸法Lの間の被圧送体7の量は一
定であるため、吐出量を高精度かつ微量とすることがで
きる。
【0033】上述の如く被圧送体7を吐出させることに
より、被圧送体7を1回(1ショット)吐出させること
ができる。
【0034】また、上述の工程を繰り返すことにより、
被圧送体7の一定量(高精度微量)の吐出を多数回間欠
的に行うことができる。
【0035】そして、この多数回の吐出を行う場合、被
圧送体7の圧送と気体Rの供給をセンサーSからの信号
iにより制御しているため、単位時間当たりの被圧送体
7の吐出回数を多くすることができ、かつ、吐出量のば
らつきを防止できる。
【0036】図4と図5は、他の実施例の要部を示し、
この場合は、微量吹出ノズル5の先端からの距離を相違
させた複数の分岐管12…を突設し、この複数の分岐管12
…の何れか1つに選択的にかつ着脱自在に吹飛ばしチュ
ーブ10を接続できるようにしている。
【0037】吹飛ばしチューブ10が接続されていない分
岐管12…の開口部は止蓋14…にて施蓋される。
【0038】この実施例によれば、吹飛ばしチューブ10
を接続する分岐管12…を変更することにより、被圧送体
7の吐出量を段階的に変化させることができる。なお、
図例では、最下端の分岐管12に吹飛ばしチューブ10が接
続されており、吐出される1ショットの量が最も少ない
場合を示している。
【0039】図6は、別の実施例の要部を示し、微量吹
出ノズル5に摺動ノズル15を取付け、この摺動ノズル15
を長手方向へスライドさせることにより、長さ寸法Lを
無段階に変えることができるようにしている。これによ
り、吐出量を無段階に変化させることができる。
【0040】図7は、さらに別の実施例を示し、センサ
ーSを微量吹出ノズル5の長手方向に沿って移動可能と
したものである。この場合も、図6の実施例と同様に長
さ寸法Lを変えることができ、吐出量を無段階に変化さ
せ得る。
【0041】
【発明の効果】本発明は、上述の如く構成されるので、
次に記載する効果を奏する。
【0042】スクイーズポンプ1のポンピングチューブ
8が長期間の使用により復元力を失って、ロータ9の1
回転当たりの圧送量が変化しても、このような圧送量の
経時変化に係わらず、長期間一定の被圧送体7の吐出量
が得られる。
【0043】また、スクイーズポンプ1のロータ9の回
転数等を調整する必要はなく、容易かつ迅速に定量吐出
を行うことができる。さらに、スクイーズポンプ1等の
メンテナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す簡略図である。
【図2】使用状態を示す要部拡大図である。
【図3】使用状態を示す要部拡大図である。
【図4】他の実施例の要部拡大図である。
【図5】他の実施例の要部拡大図である。
【図6】別の実施例の要部拡大図である。
【図7】さらに別の実施例の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 スクイーズポンプ 4 吐出チューブ 5 微量吹出ノズル 7 被圧送体 9 ロータ 10 吹飛ばしチューブ 13 分岐部 R 気体 S センサー

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被圧送体7を圧送するスクイーズポンプ
    1の吐出チューブ4の先端に微量吹出ノズル5を接続す
    ると共に、該微量吹出ノズル5に気体Rを間欠的に供給
    する吹飛ばしチューブ10を分岐接続し、さらに、上記微
    量吹出ノズル5の先端部に上記被圧送体7が到達したこ
    とをセンサーSにて検出すると、上記スクイーズポンプ
    1のロータ9の回転を停止又は一時的に逆回転させ、次
    に、上記吹飛ばしチューブ10から気体Rを供給して、分
    岐部13から最先端部までの被圧送体7を吹飛ばして吐出
    させることを特徴とする定量吐出方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113025A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Ind Technol Res Inst 高粘度液体用液滴吐出装置
WO2020059825A1 (ja) * 2018-09-19 2020-03-26 高砂電気工業株式会社 分注システム及び分注システムの制御方法

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JP2009113025A (ja) * 2007-11-01 2009-05-28 Ind Technol Res Inst 高粘度液体用液滴吐出装置
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