JP3156350B2 - 電動ポンプ式動力舵取装置 - Google Patents
電動ポンプ式動力舵取装置Info
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- JP3156350B2 JP3156350B2 JP06827992A JP6827992A JP3156350B2 JP 3156350 B2 JP3156350 B2 JP 3156350B2 JP 06827992 A JP06827992 A JP 06827992A JP 6827992 A JP6827992 A JP 6827992A JP 3156350 B2 JP3156350 B2 JP 3156350B2
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- pump
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電動ポンプを使用した流
体式の動力舵取装置、特にベーン式のポンプを駆動する
電気モータの回転速度を車速などの走行状態に応じて変
化させることにより、操舵アシスト力を走行状態に応じ
て制御するようにした流体式の動力舵取装置に関する。
体式の動力舵取装置、特にベーン式のポンプを駆動する
電気モータの回転速度を車速などの走行状態に応じて変
化させることにより、操舵アシスト力を走行状態に応じ
て制御するようにした流体式の動力舵取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】流体式の動力舵取装置は、操舵のための
アシスト力を発生するパワーシリンダに対するポンプか
らの作動流体の給排の制御は、操舵ハンドルに加わる手
動トルクに応じて作動するサーボ弁により行っている。
このポンプは自動車のエンジンにより駆動されかつバイ
パス弁により吐出量を一定としたベーン式のものが通常
は使用されており、これに車速等に応じて開度が制御さ
れる電磁弁を組み合わせて、操舵アシスト力が低速時に
は大となり高速時には小となるようにしている。また、
ミッドシップエンジン車等でエンジンと動力舵取装置の
距離が離れるものにおいては、作動流体のための配管が
長くなるのを避けるため電動ポンプを使用したものがあ
る。この場合においても通常は吐出量が一定の電動ポン
プを使用し、前述と同様、車速等に応じて制御される電
磁弁により操舵アシスト力を制御している。
アシスト力を発生するパワーシリンダに対するポンプか
らの作動流体の給排の制御は、操舵ハンドルに加わる手
動トルクに応じて作動するサーボ弁により行っている。
このポンプは自動車のエンジンにより駆動されかつバイ
パス弁により吐出量を一定としたベーン式のものが通常
は使用されており、これに車速等に応じて開度が制御さ
れる電磁弁を組み合わせて、操舵アシスト力が低速時に
は大となり高速時には小となるようにしている。また、
ミッドシップエンジン車等でエンジンと動力舵取装置の
距離が離れるものにおいては、作動流体のための配管が
長くなるのを避けるため電動ポンプを使用したものがあ
る。この場合においても通常は吐出量が一定の電動ポン
プを使用し、前述と同様、車速等に応じて制御される電
磁弁により操舵アシスト力を制御している。
【0003】これに対し、電子制御装置により車速等に
応じた電圧(例えば図6に示す車速感応電圧E)を演算
し、ポンプを駆動する電気モータに印加することにより
ポンプの回転速度を変化させて、操舵アシスト力を走行
状態に応じて制御するものもあり、これによれば車速等
に応じて制御される電磁弁を省略することができる。
応じた電圧(例えば図6に示す車速感応電圧E)を演算
し、ポンプを駆動する電気モータに印加することにより
ポンプの回転速度を変化させて、操舵アシスト力を走行
状態に応じて制御するものもあり、これによれば車速等
に応じて制御される電磁弁を省略することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した最後の従来技
術において、ポンプを駆動する直流電気モータは、例え
ば図7に示すように、印加電圧の増大に応じてほぼ比例
的に回転速度が増大する。これに対し、例えば図2及び
図3に示すようなベーン式のポンプ20は、回転の初期
でロータ25の回転速度が低いときはスリット25a内
に摺動可能に保持されたベーン26の先端が必ずしも常
にカムリング23の内周面に当接されず、従って作動流
体の吐出がなされず、回転速度が上昇し遠心力によりベ
ーン26が半径方向に飛び出して常にカムリング23に
当接するようになってから吐出が開始される。一旦吐出
が開始されれば吐出室34内に圧力が生じ、連通孔37
及び背圧溝36を介してスリット25aの根元側に導入
されたこの圧力によりベーン26の先端がカムリング2
3の内周面に押圧されるので、回転速度がある程度低下
してもポンプ20からの吐出は続行される。
術において、ポンプを駆動する直流電気モータは、例え
ば図7に示すように、印加電圧の増大に応じてほぼ比例
的に回転速度が増大する。これに対し、例えば図2及び
図3に示すようなベーン式のポンプ20は、回転の初期
でロータ25の回転速度が低いときはスリット25a内
に摺動可能に保持されたベーン26の先端が必ずしも常
にカムリング23の内周面に当接されず、従って作動流
体の吐出がなされず、回転速度が上昇し遠心力によりベ
ーン26が半径方向に飛び出して常にカムリング23に
当接するようになってから吐出が開始される。一旦吐出
が開始されれば吐出室34内に圧力が生じ、連通孔37
及び背圧溝36を介してスリット25aの根元側に導入
されたこの圧力によりベーン26の先端がカムリング2
3の内周面に押圧されるので、回転速度がある程度低下
してもポンプ20からの吐出は続行される。
【0005】しかしながら遠心力によりベーン26が半
径方向に飛び出してカムリング23に当接するときのロ
ータ25の回転速度は、スリット25aとベーン26の
間の摩擦力や作動流体の粘度の影響を受けるので一定の
値とはならず、個々の製品毎にあるいは温度等の作動環
境により異なった値となる。このため、車速等に応じて
演算した電圧を電気モータ40に印加してロータ25の
回転速度を制御しても、操舵アシストが開始される車速
がばらつき、操舵フィーリングにばらつきを生じるとい
う問題がある。本発明はこのような問題を解決すること
を目的とする。
径方向に飛び出してカムリング23に当接するときのロ
ータ25の回転速度は、スリット25aとベーン26の
間の摩擦力や作動流体の粘度の影響を受けるので一定の
値とはならず、個々の製品毎にあるいは温度等の作動環
境により異なった値となる。このため、車速等に応じて
演算した電圧を電気モータ40に印加してロータ25の
回転速度を制御しても、操舵アシストが開始される車速
がばらつき、操舵フィーリングにばらつきを生じるとい
う問題がある。本発明はこのような問題を解決すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、本発明によ
る電動ポンプ式動力舵取装置は、図1〜図7に例示する
ように、アシスト力を発生するパワーシリンダ15と、
印加される電圧の増大に応じて回転速度が増大する電気
モータ40により駆動されて前記パワーシリンダ15に
作動流体を供給するポンプ20と、前記パワーシリンダ
15とポンプ20の間に設けられ操舵ハンドル11に加
わる手動トルクに応じて作動して前記パワーシリンダ1
5の作動室15bへの作動流体の給排を制御するサーボ
弁12と、車速等の走行状態に応じた電圧を演算して前
記電気モータ40に印加する電子制御装置45を備え、
前記ポンプ20は、放射状に形成した多数のスリット2
5a内に半径外方に突出するベーン26をそれぞれ摺動
可能に保持したロータ25をハウジング21により回転
可能に軸支し、前記ハウジング21に設けたカムリング
23の内周面と前記ロータ25の間に前記ベーン26に
より区画された複数のポンプ室32を形成してロータ2
5の回転に伴う同ポンプ室の容積の変化により吸入室3
0内の作動流体を吐出室34に送り込むと共にこの吐出
室内の圧力を前記各スリット25a内の根元側に導入し
てなる電動ポンプ式動力舵取装置において、前記電子制
御装置45は、前記ベーン26の先端が前記カムリング
23の内周面に確実に当接する前記ロータ25の回転速
度が得られる以上の電圧まで所定の短時間前記電気モー
タ40に印加する電圧を増大させる電圧制御手段45a
を備えたことを特徴とするものである。
る電動ポンプ式動力舵取装置は、図1〜図7に例示する
ように、アシスト力を発生するパワーシリンダ15と、
印加される電圧の増大に応じて回転速度が増大する電気
モータ40により駆動されて前記パワーシリンダ15に
作動流体を供給するポンプ20と、前記パワーシリンダ
15とポンプ20の間に設けられ操舵ハンドル11に加
わる手動トルクに応じて作動して前記パワーシリンダ1
5の作動室15bへの作動流体の給排を制御するサーボ
弁12と、車速等の走行状態に応じた電圧を演算して前
記電気モータ40に印加する電子制御装置45を備え、
前記ポンプ20は、放射状に形成した多数のスリット2
5a内に半径外方に突出するベーン26をそれぞれ摺動
可能に保持したロータ25をハウジング21により回転
可能に軸支し、前記ハウジング21に設けたカムリング
23の内周面と前記ロータ25の間に前記ベーン26に
より区画された複数のポンプ室32を形成してロータ2
5の回転に伴う同ポンプ室の容積の変化により吸入室3
0内の作動流体を吐出室34に送り込むと共にこの吐出
室内の圧力を前記各スリット25a内の根元側に導入し
てなる電動ポンプ式動力舵取装置において、前記電子制
御装置45は、前記ベーン26の先端が前記カムリング
23の内周面に確実に当接する前記ロータ25の回転速
度が得られる以上の電圧まで所定の短時間前記電気モー
タ40に印加する電圧を増大させる電圧制御手段45a
を備えたことを特徴とするものである。
【0007】
【作用】電子制御装置45は車速等の走行状態に応じて
電圧を演算してこれを電気モータ40に印加し、電圧制
御手段45aは電気モータ40に印加する電圧を所定の
短時間増大させる。これによりロータ25の回転速度が
一時的に増大してベーン26の先端はカムリング23の
内周面に当接し、ポンプ20からの作動流体の吐出が直
ちに開始される。その後電気モータ40への印加電圧は
車速等の走行状態に応じて演算した電圧に戻されるが、
ベーン26の先端はスリット25aの根元側に導入され
た吐出室34内に圧力によりカムリング23の内周面に
常に押圧されるのでポンプ20からの作動流体の吐出は
続行される。
電圧を演算してこれを電気モータ40に印加し、電圧制
御手段45aは電気モータ40に印加する電圧を所定の
短時間増大させる。これによりロータ25の回転速度が
一時的に増大してベーン26の先端はカムリング23の
内周面に当接し、ポンプ20からの作動流体の吐出が直
ちに開始される。その後電気モータ40への印加電圧は
車速等の走行状態に応じて演算した電圧に戻されるが、
ベーン26の先端はスリット25aの根元側に導入され
た吐出室34内に圧力によりカムリング23の内周面に
常に押圧されるのでポンプ20からの作動流体の吐出は
続行される。
【0008】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、車速等
の走行状態に応じて電子制御装置により演算された電圧
が増大してポンプの吐出を開始させる回転速度に対応す
る比較的小さい所定の値を越えれば、確実にポンプから
の作動流体の吐出が開始されるので、個々の製品毎の摩
擦力のばらつきや温度による作動流体の粘度の変化など
の作動環境の変化に係わらず、車速等の走行状態が所定
の状態となったところで確実にアシストが開始され、従
って操舵フィーリングにばらつきを生じることがなくな
る。
の走行状態に応じて電子制御装置により演算された電圧
が増大してポンプの吐出を開始させる回転速度に対応す
る比較的小さい所定の値を越えれば、確実にポンプから
の作動流体の吐出が開始されるので、個々の製品毎の摩
擦力のばらつきや温度による作動流体の粘度の変化など
の作動環境の変化に係わらず、車速等の走行状態が所定
の状態となったところで確実にアシストが開始され、従
って操舵フィーリングにばらつきを生じることがなくな
る。
【0009】
【実施例】先ず図1により本発明を実施した前輪動力舵
取装置10の全体構造の説明をする。前輪動力舵取装置
10は、操舵ハンドル11の回動を作動ロッド14の往
復動に変換するラックピニオン機構13に伝達する途中
に設けたサーボ弁12と、作動ロッド14に設けられた
パワーシリンダ15を主要な構成部材としている。電気
モータ40により回転駆動されるポンプ20から吐出さ
れる作動流体はサーボ弁12に供給される。サーボ弁1
2は公知のロータリータイプのものであり、操舵ハンド
ル11から入力軸12aを経て与えられる手動トルクに
応じて作動して、ポンプ20からパワーシリンダ15の
ピストン15a両側の両作動室15bに対し供給される
作動流体の給排を制御する。これにより作動ロッド14
にはアシスト力が与えられ、その両端に設けたタイロッ
ド16及びナックルアーム17を介して両前輪18は操
舵され、使用後の作動流体はリザーバ38に戻される。
取装置10の全体構造の説明をする。前輪動力舵取装置
10は、操舵ハンドル11の回動を作動ロッド14の往
復動に変換するラックピニオン機構13に伝達する途中
に設けたサーボ弁12と、作動ロッド14に設けられた
パワーシリンダ15を主要な構成部材としている。電気
モータ40により回転駆動されるポンプ20から吐出さ
れる作動流体はサーボ弁12に供給される。サーボ弁1
2は公知のロータリータイプのものであり、操舵ハンド
ル11から入力軸12aを経て与えられる手動トルクに
応じて作動して、ポンプ20からパワーシリンダ15の
ピストン15a両側の両作動室15bに対し供給される
作動流体の給排を制御する。これにより作動ロッド14
にはアシスト力が与えられ、その両端に設けたタイロッ
ド16及びナックルアーム17を介して両前輪18は操
舵され、使用後の作動流体はリザーバ38に戻される。
【0010】図2及び図3に示すように、ポンプ20は
ベーンポンプであり、ハウジング21内には、カムリン
グ23とその両側を挟むサイドプレート22,24が2
本のガイドピン27により回り止めされてばね28によ
り互いに押圧されている。カムリング23には略楕円形
状の内周面が形成されており、その内部にはカムリング
23とほゞ同一幅のロータ25が、ポンプ20を回転駆
動する電気モータ40の出力軸41先端にスプライン結
合されて、回転自在に支持されている。主として図3に
示すように、ロータ25には等角度間隔で放射状に延び
て外周に達する10個のスリット25aが全幅にわたり
形成され、各スリット25aにはそれぞれ板状のベーン
26がほゞ液密に半径外方に突出して摺動可能に保持さ
れている。電気モータ40は、図7に示すように、印加
電圧に応じて回転速度がほゞ比例的に増加する特性の直
流モータである。
ベーンポンプであり、ハウジング21内には、カムリン
グ23とその両側を挟むサイドプレート22,24が2
本のガイドピン27により回り止めされてばね28によ
り互いに押圧されている。カムリング23には略楕円形
状の内周面が形成されており、その内部にはカムリング
23とほゞ同一幅のロータ25が、ポンプ20を回転駆
動する電気モータ40の出力軸41先端にスプライン結
合されて、回転自在に支持されている。主として図3に
示すように、ロータ25には等角度間隔で放射状に延び
て外周に達する10個のスリット25aが全幅にわたり
形成され、各スリット25aにはそれぞれ板状のベーン
26がほゞ液密に半径外方に突出して摺動可能に保持さ
れている。電気モータ40は、図7に示すように、印加
電圧に応じて回転速度がほゞ比例的に増加する特性の直
流モータである。
【0011】作動状態では、各ベーン26は先端がカム
リング23の内周面に当接されて、この内周面とロータ
25の外周面の間に区画された10個のポンプ室32を
形成している。各ポンプ室32の容積は矢印で示すロー
タ25の回転に伴い増減するが、各サイドプレート2
2,23には、この容積が増加する位置に1対の吸入ポ
ート31が形成され、容積が減少する位置に1対の吐出
ポート33が形成されている。吸入ポート31はハウジ
ング21内に形成されて吸入口29が設けられた吸入室
30に連通され、吐出ポート33はハウジング21内に
形成されて吐出口35が設けられた吐出室34に連通さ
れている。従ってロータ25の回転に伴う各ポンプ室3
2の容積の変化により、吸入室30内の作動流体はポン
プ室32内に吸入されて吐出室34内に送り出される。
各サイドプレート22,24のロータ25と当接する面
には、各スリット25aの根元部に連通される各4個の
背圧溝36が形成されており、この背圧溝36にはサイ
ドプレート24に形成した連通孔37を介して吐出室3
4内の圧力が導入されている。
リング23の内周面に当接されて、この内周面とロータ
25の外周面の間に区画された10個のポンプ室32を
形成している。各ポンプ室32の容積は矢印で示すロー
タ25の回転に伴い増減するが、各サイドプレート2
2,23には、この容積が増加する位置に1対の吸入ポ
ート31が形成され、容積が減少する位置に1対の吐出
ポート33が形成されている。吸入ポート31はハウジ
ング21内に形成されて吸入口29が設けられた吸入室
30に連通され、吐出ポート33はハウジング21内に
形成されて吐出口35が設けられた吐出室34に連通さ
れている。従ってロータ25の回転に伴う各ポンプ室3
2の容積の変化により、吸入室30内の作動流体はポン
プ室32内に吸入されて吐出室34内に送り出される。
各サイドプレート22,24のロータ25と当接する面
には、各スリット25aの根元部に連通される各4個の
背圧溝36が形成されており、この背圧溝36にはサイ
ドプレート24に形成した連通孔37を介して吐出室3
4内の圧力が導入されている。
【0012】図1に示すように、電気モータ40は電子
制御装置45に接続されて回転速度が制御される。本実
施例では、電子制御装置45は車速センサ46により検
出される車速vに基づいて、図6に示すような車速感応
電圧Eを演算し、これを電気モータ40に印加してポン
プ20のロータ25の回転速度を制御するものである。
電子制御装置45はこの演算した車速感応電圧Eを常に
電気モータ40に印加するのではなく、次に述べるよう
に、演算された車速感応電圧Eが増大して比較的小さい
所定の値に達すれば、所定の短時間に相当大きい電圧を
電気モータ40に印加し、その後は再び演算された車速
感応電圧Eを電気モータ40に印加するものである。
制御装置45に接続されて回転速度が制御される。本実
施例では、電子制御装置45は車速センサ46により検
出される車速vに基づいて、図6に示すような車速感応
電圧Eを演算し、これを電気モータ40に印加してポン
プ20のロータ25の回転速度を制御するものである。
電子制御装置45はこの演算した車速感応電圧Eを常に
電気モータ40に印加するのではなく、次に述べるよう
に、演算された車速感応電圧Eが増大して比較的小さい
所定の値に達すれば、所定の短時間に相当大きい電圧を
電気モータ40に印加し、その後は再び演算された車速
感応電圧Eを電気モータ40に印加するものである。
【0013】次に上記実施例の作動の詳細を、図4に示
すフローチャートにより説明する。自動車のメインスイ
ッチがオンとなれば、電子制御装置45の中央処理装置
(単にCPUという)は先ず各変数を所定の初期値(フ
ラグFの初期値は1)にセットし、所定の小時間毎に割
込み信号が入力される都度、図4のフローチャートに示
す制御動作を繰り返して実行する。CPUは先ずステッ
プ100において、車速センサ46から入力されて車速
vに基づき内蔵するマップまたは演算式を用いて図6に
示す車速感応電圧Eを演算する。走行開始直後の低速走
行状態では車速感応電圧Eは大(E≧a,E≧b)であ
り、F=1であるので、CPUは制御動作をステップ1
01からステップ102,103を経てステップ108
に進め、電気モータ40にステップ100で演算した車
速感応電圧Eを印加する。
すフローチャートにより説明する。自動車のメインスイ
ッチがオンとなれば、電子制御装置45の中央処理装置
(単にCPUという)は先ず各変数を所定の初期値(フ
ラグFの初期値は1)にセットし、所定の小時間毎に割
込み信号が入力される都度、図4のフローチャートに示
す制御動作を繰り返して実行する。CPUは先ずステッ
プ100において、車速センサ46から入力されて車速
vに基づき内蔵するマップまたは演算式を用いて図6に
示す車速感応電圧Eを演算する。走行開始直後の低速走
行状態では車速感応電圧Eは大(E≧a,E≧b)であ
り、F=1であるので、CPUは制御動作をステップ1
01からステップ102,103を経てステップ108
に進め、電気モータ40にステップ100で演算した車
速感応電圧Eを印加する。
【0014】車速感応電圧Eは車速の増大に応じて図6
に示すように減少し、これに応じて電気モータ40の回
転速度及びポンプ20の吐出量もほゞ同様に減少する。
従って前輪動力舵取装置10により与えられるアシスト
力も次第に減少し、車速感応電圧Eが0になる車速v1の
直前で電気モータ40及びポンプ20は停止し、それ以
上の高速走行では前輪動力舵取装置10はアシスト力を
生じなくなる。車速の増大に伴い車速感応電圧Eが減少
するこの過程において、E<bとなればCPUは制御動
作をステップ102からステップ108に進め、更に車
速感応電圧Eが減少してE<aとなれば制御動作をステ
ップ101からステップ107に進め、F=0としてか
らステップ108に進めるが、上記作動に変わりはな
い。
に示すように減少し、これに応じて電気モータ40の回
転速度及びポンプ20の吐出量もほゞ同様に減少する。
従って前輪動力舵取装置10により与えられるアシスト
力も次第に減少し、車速感応電圧Eが0になる車速v1の
直前で電気モータ40及びポンプ20は停止し、それ以
上の高速走行では前輪動力舵取装置10はアシスト力を
生じなくなる。車速の増大に伴い車速感応電圧Eが減少
するこの過程において、E<bとなればCPUは制御動
作をステップ102からステップ108に進め、更に車
速感応電圧Eが減少してE<aとなれば制御動作をステ
ップ101からステップ107に進め、F=0としてか
らステップ108に進めるが、上記作動に変わりはな
い。
【0015】次に車速v1以上の高速で電気モータ40へ
の印加電圧が0(図5において時間t1の位置)、または
それ以下の車速でも印加電圧が次に述べるきわめて小さ
い所定値a以下の状態から、車速の減少に伴って印加電
流が次第に増大した場合の説明をする。車速感応電圧E
が電圧a未満のとき(時間t1とt2の間)は、CPUは制
御動作をステップ101からステップ107,108に
進めて車速感応電圧Eを電気モータ40に印加するが、
電気モータ40は作動しないかまたは回転速度が低くて
ベーン26の先端がカムリング23の内周面に当接しな
いので、ポンプ20からの作動流体の吐出は行われな
い。車速感応電圧Eが電圧aを越えたが次に述べる比較
的小さい所定値b未満のとき(時間t2とt3の間)は、C
PUは制御動作をステップ102からステップ108に
進めて多少高い車速感応電圧Eを印加して電気モータ4
0を低速で回転させるが、ベーン26がカムリング23
の内周面に当接する回転速度以下であるのでポンプ20
からの作動流体の吐出は行われない。
の印加電圧が0(図5において時間t1の位置)、または
それ以下の車速でも印加電圧が次に述べるきわめて小さ
い所定値a以下の状態から、車速の減少に伴って印加電
流が次第に増大した場合の説明をする。車速感応電圧E
が電圧a未満のとき(時間t1とt2の間)は、CPUは制
御動作をステップ101からステップ107,108に
進めて車速感応電圧Eを電気モータ40に印加するが、
電気モータ40は作動しないかまたは回転速度が低くて
ベーン26の先端がカムリング23の内周面に当接しな
いので、ポンプ20からの作動流体の吐出は行われな
い。車速感応電圧Eが電圧aを越えたが次に述べる比較
的小さい所定値b未満のとき(時間t2とt3の間)は、C
PUは制御動作をステップ102からステップ108に
進めて多少高い車速感応電圧Eを印加して電気モータ4
0を低速で回転させるが、ベーン26がカムリング23
の内周面に当接する回転速度以下であるのでポンプ20
からの作動流体の吐出は行われない。
【0016】電圧bは、車速感応電圧Eが増加した場合
にベーン26がカムリング23の内周面に当接してポン
プ20からの吐出が開始される電圧(製品毎等によるば
らつきの最小値)と、車速感応電圧Eが減少した場合に
ベーン26がカムリング23の内周面から離れてポンプ
20からの吐出が停止される電圧(ばらつきの最大値)
の間であって、ポンプ20からの吐出開始が要望される
電圧である。なお電圧aは、車速感応電圧Eが減少した
場合にベーン26がカムリング23の内周面から離れて
ポンプ20からの吐出が停止される電圧(ばらつきの最
小値)より多少小さい電圧である。
にベーン26がカムリング23の内周面に当接してポン
プ20からの吐出が開始される電圧(製品毎等によるば
らつきの最小値)と、車速感応電圧Eが減少した場合に
ベーン26がカムリング23の内周面から離れてポンプ
20からの吐出が停止される電圧(ばらつきの最大値)
の間であって、ポンプ20からの吐出開始が要望される
電圧である。なお電圧aは、車速感応電圧Eが減少した
場合にベーン26がカムリング23の内周面から離れて
ポンプ20からの吐出が停止される電圧(ばらつきの最
小値)より多少小さい電圧である。
【0017】車速が更に減少して車速感応電圧Eがb以
上となれば(図5において時間t2を越えた位置)、CP
Uは制御動作をステップ10にからステップ103に進
め、この状態ではF=0であるので制御動作をステップ
104に進め、電気モータ40に所定の高い電圧cを加
える。この電圧cはベーン26の先端がカムリング23
の内周面に確実に当接するロータ25の回転速度が得ら
れる以上の電圧である。CPUはステップ104と10
5を所定の短時間T1繰り返してこの電圧cをポンプ20
に印加する。なお、このステップ104と105にて電
圧制御手段を構成している。このステップ104と10
5によりポンプ20は回転速度が一時的に増大し、ベー
ン26がカムリング23の内周面と当接して吐出が開始
される。時間T1が経過すればCPUは制御動作をステッ
プ106に進め、F=1として図4のフローチャートに
よる制御動作を一旦終了する。この時間T1は、ポンプ2
0の回転速度が一時的に増大し、ベーン26がカムリン
グ23の内周面と当接して吐出が確実に開始されるのに
充分であるが、吐出時間が増大しすぎて操舵フィーリン
グに影響を与えることがない程度の時間とする。
上となれば(図5において時間t2を越えた位置)、CP
Uは制御動作をステップ10にからステップ103に進
め、この状態ではF=0であるので制御動作をステップ
104に進め、電気モータ40に所定の高い電圧cを加
える。この電圧cはベーン26の先端がカムリング23
の内周面に確実に当接するロータ25の回転速度が得ら
れる以上の電圧である。CPUはステップ104と10
5を所定の短時間T1繰り返してこの電圧cをポンプ20
に印加する。なお、このステップ104と105にて電
圧制御手段を構成している。このステップ104と10
5によりポンプ20は回転速度が一時的に増大し、ベー
ン26がカムリング23の内周面と当接して吐出が開始
される。時間T1が経過すればCPUは制御動作をステッ
プ106に進め、F=1として図4のフローチャートに
よる制御動作を一旦終了する。この時間T1は、ポンプ2
0の回転速度が一時的に増大し、ベーン26がカムリン
グ23の内周面と当接して吐出が確実に開始されるのに
充分であるが、吐出時間が増大しすぎて操舵フィーリン
グに影響を与えることがない程度の時間とする。
【0018】その後は再び所定の小時間毎に割込み信号
が入力される都度、CPUは図4のフローチャートの制
御動作を繰り返す。この状態ではE≧bであるがF=1
であるので、CPUは制御動作をステップ103からス
テップ108に進め、その都度ステップ100で演算し
た車速感応電圧Eを電気モータ40に印加する。これに
より電気モータ40への印加電圧は、図5に示すよう
に、時間と共に変化する車速に応じて変化し、ポンプ2
0から前輪動力舵取装置10に供給される作動流体の量
も同様に変化するので、車速に応じた操舵力制御がなさ
れる。
が入力される都度、CPUは図4のフローチャートの制
御動作を繰り返す。この状態ではE≧bであるがF=1
であるので、CPUは制御動作をステップ103からス
テップ108に進め、その都度ステップ100で演算し
た車速感応電圧Eを電気モータ40に印加する。これに
より電気モータ40への印加電圧は、図5に示すよう
に、時間と共に変化する車速に応じて変化し、ポンプ2
0から前輪動力舵取装置10に供給される作動流体の量
も同様に変化するので、車速に応じた操舵力制御がなさ
れる。
【0019】車速v1が増大し車速感応電圧Eが減少し
て、図5の時間t4の位置のように比較的小さい所定の電
圧b未満となれば、CPUは制御動作をステップ102
からステップ108に進めてポンプ20に車速感応電圧
Eを印加する。このときの車速感応電圧Eは電圧b未満
ではあるが、ベーン26がカムリング23の内周面から
離れる電圧よりは大であるのでポンプ20は前輪動力舵
取装置10に対する作動流体の吐出を続行している。こ
の状態から再び車速感応電圧Eが増大して電圧bを越え
れば(時間t5の位置)CPUは制御動作をステップ10
2からステップ103に進めるが、F=1のままである
のでステップ103からステップ108に制御動作を進
める。従ってこの場合には一時的に高い電圧cが電気モ
ータ40に印加されることはない。車速感応電圧Eが電
圧bから更に低下して電圧a未満となれば、ベーン26
がカムリング23の内周面から離れてポンプ20は作動
流体の吐出を停止する。この状態になればCPUは制御
動作をステップ101からステップ107に進めてF=
0としてからステップ108で電気モータ40に車速感
応電圧Eを印加する。この状態から車速感応電圧Eが増
加すれば、前述と同様に電圧bを越えたところで一時的
に高い電圧cを印加し、ベーン26をカムリング23の
内周面に当接してポンプ20の吐出を開始させる。
て、図5の時間t4の位置のように比較的小さい所定の電
圧b未満となれば、CPUは制御動作をステップ102
からステップ108に進めてポンプ20に車速感応電圧
Eを印加する。このときの車速感応電圧Eは電圧b未満
ではあるが、ベーン26がカムリング23の内周面から
離れる電圧よりは大であるのでポンプ20は前輪動力舵
取装置10に対する作動流体の吐出を続行している。こ
の状態から再び車速感応電圧Eが増大して電圧bを越え
れば(時間t5の位置)CPUは制御動作をステップ10
2からステップ103に進めるが、F=1のままである
のでステップ103からステップ108に制御動作を進
める。従ってこの場合には一時的に高い電圧cが電気モ
ータ40に印加されることはない。車速感応電圧Eが電
圧bから更に低下して電圧a未満となれば、ベーン26
がカムリング23の内周面から離れてポンプ20は作動
流体の吐出を停止する。この状態になればCPUは制御
動作をステップ101からステップ107に進めてF=
0としてからステップ108で電気モータ40に車速感
応電圧Eを印加する。この状態から車速感応電圧Eが増
加すれば、前述と同様に電圧bを越えたところで一時的
に高い電圧cを印加し、ベーン26をカムリング23の
内周面に当接してポンプ20の吐出を開始させる。
【0020】上述した実施例によれば、車速に応じて電
子制御装置45により演算される車速感応電圧Eがポン
プ20からの吐出開始が要望される電圧bを越えれば、
個々の製品毎の摩擦力のばらつきや温度による作動流体
の粘度の変化などの作動環境の変化に係わらず、ポンプ
20からの作動流体の吐出が確実に開始されるので、所
定の車速となったところで確実にアシストが開始され、
操舵フィーリングにばらつきを生じることがなくなる。
子制御装置45により演算される車速感応電圧Eがポン
プ20からの吐出開始が要望される電圧bを越えれば、
個々の製品毎の摩擦力のばらつきや温度による作動流体
の粘度の変化などの作動環境の変化に係わらず、ポンプ
20からの作動流体の吐出が確実に開始されるので、所
定の車速となったところで確実にアシストが開始され、
操舵フィーリングにばらつきを生じることがなくなる。
【0021】上記実施例では、電子制御装置45は車速
センサ46により検出される車速に基づいて車速感応電
圧Eを演算しているが、本発明は操舵角などその他の走
行状態に応じた電圧を演算し、これを電気モータ40に
印加するようにして実施してもよい。また上記実施例で
はきわめて小さい所定の電圧aを設定し、車速感応電圧
Eがこれ以下から増大して比較的小さい所定の電圧bを
越えたときに、電気モータ40に一時的に高い電圧を印
加するようにしたが、本発明は電圧aの設定を取りや
め、車速感応電圧Eが増大して電圧bを越えれば常に電
気モータ40に一時的に高い電圧を印加するようにして
実施してもよい。
センサ46により検出される車速に基づいて車速感応電
圧Eを演算しているが、本発明は操舵角などその他の走
行状態に応じた電圧を演算し、これを電気モータ40に
印加するようにして実施してもよい。また上記実施例で
はきわめて小さい所定の電圧aを設定し、車速感応電圧
Eがこれ以下から増大して比較的小さい所定の電圧bを
越えたときに、電気モータ40に一時的に高い電圧を印
加するようにしたが、本発明は電圧aの設定を取りや
め、車速感応電圧Eが増大して電圧bを越えれば常に電
気モータ40に一時的に高い電圧を印加するようにして
実施してもよい。
【図1】 本発明による電動ポンプ式動力舵取装置の一
実施例の全体構造を示す図である。
実施例の全体構造を示す図である。
【図2】 図1の実施例に使用するポンプの縦断面図で
ある。
ある。
【図3】 図2の3−3断面のカムリングより内側の部
分を示す図である。
分を示す図である。
【図4】 本発明の作動を説明するフローチャートであ
る。
る。
【図5】 車速感応電圧Eの特性を示す図である。
【図6】 電気モータに対する印加電圧の時間的変化状
態を示す図である。
態を示す図である。
【図7】 電気モータの印加電圧に対する回転速度の特
性を示す図である。
性を示す図である。
11…操舵ハンドル、12…サーボ弁、15…パワーシ
リンダ、15b…作動室、20…ポンプ、21…ハウジ
ング、23…カムリング、25…ロータ、25a…スリ
ット、26…ベーン、30…吸入室、32…ポンプ室、
34…吐出室、40…電気モータ、45…電子制御装
置、45a…電圧制御手段。
リンダ、15b…作動室、20…ポンプ、21…ハウジ
ング、23…カムリング、25…ロータ、25a…スリ
ット、26…ベーン、30…吸入室、32…ポンプ室、
34…吐出室、40…電気モータ、45…電子制御装
置、45a…電圧制御手段。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B62D 6/02 B62D 5/07 F04C 2/30 - 2/352
Claims (1)
- 【請求項1】 アシスト力を発生するパワーシリンダ
と、印加される電圧の増大に応じて回転速度が増大する
電気モータにより駆動されて前記パワーシリンダに作動
流体を供給するポンプと、前記パワーシリンダとポンプ
の間に設けられ操舵ハンドルに加わる手動トルクに応じ
て作動して前記パワーシリンダの作動室への作動流体の
給排を制御するサーボ弁と、車速等の走行状態に応じた
電圧を演算して前記電気モータに印加する電子制御装置
を備え、前記ポンプは、放射状に形成した多数のスリッ
ト内に半径外方に突出するベーンをそれぞれ摺動可能に
保持したロータをハウジングにより回転可能に軸支し、
前記ハウジングに設けたカムリングの内周面と前記ロー
タの間に前記ベーンにより区画された複数のポンプ室を
形成してロータの回転に伴う同ポンプ室の容積の変化に
より吸入室内の作動流体を吐出室に送り込むと共にこの
吐出室内の圧力を前記各スリット内の根元側に導入して
なる電動ポンプ式動力舵取装置において、前記電子制御
装置は、前記ベーンの先端が前記カムリングの内周面に
確実に当接する前記ロータの回転速度が得られる以上の
電圧まで所定の短時間前記電気モータに印加する電圧を
増大させる電圧制御手段を備えたことを特徴とする電動
ポンプ式動力舵取装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06827992A JP3156350B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 電動ポンプ式動力舵取装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06827992A JP3156350B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 電動ポンプ式動力舵取装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05270427A JPH05270427A (ja) | 1993-10-19 |
JP3156350B2 true JP3156350B2 (ja) | 2001-04-16 |
Family
ID=13369168
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06827992A Expired - Fee Related JP3156350B2 (ja) | 1992-03-26 | 1992-03-26 | 電動ポンプ式動力舵取装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3156350B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102018435B1 (ko) * | 2017-11-15 | 2019-11-20 | (주)새온 | 인터렉티브 비디오 게임 시스템 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3547558B2 (ja) * | 1995-10-25 | 2004-07-28 | 光洋精工株式会社 | パワーステアリング装置 |
FR2761329B1 (fr) * | 1997-03-28 | 1999-05-21 | Renault | Procede de commande d'une direction assistee electrohydraulique |
KR20030084320A (ko) * | 2002-04-26 | 2003-11-01 | 현대자동차주식회사 | 연료 전지 차량의 보기류 시스템 |
-
1992
- 1992-03-26 JP JP06827992A patent/JP3156350B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR102018435B1 (ko) * | 2017-11-15 | 2019-11-20 | (주)새온 | 인터렉티브 비디오 게임 시스템 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05270427A (ja) | 1993-10-19 |
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