JPH06167227A - 作業車輛のエンジン制御機構 - Google Patents

作業車輛のエンジン制御機構

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JPH06167227A
JPH06167227A JP32058492A JP32058492A JPH06167227A JP H06167227 A JPH06167227 A JP H06167227A JP 32058492 A JP32058492 A JP 32058492A JP 32058492 A JP32058492 A JP 32058492A JP H06167227 A JPH06167227 A JP H06167227A
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fuel
manual accelerator
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Takashi Uno
隆 宇野
Yoshitake Hisada
義武 久田
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Yanmar Co Ltd
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Yanmar Diesel Engine Co Ltd
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  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
  • Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 標準装備として装着されている手動アクセル
レバーとエンジンレギュレータアーム2を変更すること
なく、その間に介装するだけで構成出来るようにした作
業車両のエンジンのデセル機構の提供。作業車輛が坂道
を上昇中エンストとなり、次に逆方向に下降を開始する
際エンジンが燃焼を伴って逆回転するのを防止する制御
機構の提供。 【構成】 デセルブラケット4にソレノイド6と、手動
アクセルレバー15と手動ワイヤ12により連結された
手動アクセルアーム3を枢支し、更に手動アクセルアー
ム3に、エンジンレギュレータアーム2とアクセルワイ
ヤ11により連結されたデセルアーム1bを枢支し、デ
セルアームと手動アクセルアームの間に引付けバネ5を
介装した。また、不測のエンストの場合に、燃料停止ソ
レノイド又は燃料停止モータを作動させて、燃料の供給
を停止すべく電気回路を構成した。また、エンジンの排
気管の終端部に空気の逆流を阻止する逆止弁を配置し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エンジンを搭載し運搬
や掘削等の作業を行う作業車輛のエンジン制御機構に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来から、作業の停止と連動してスイッ
チ操作により、エンジンの回転数をアイドリング回転数
まで低下したり、また作業の開始と同時に逆に元の回転
数に戻すデセル機構は公知とされているのである。しか
し従来の技術においては、該デセル機構を装着するか、
しないかにより、通常の手動アクセル機構を変更する必
要があり、通常のエンジンに簡単にデセル機構を付設す
ることが出来なかったのである。またソレノイドをエン
ジンの側面に付設する必要がある為に、エンジンの周囲
に大きなスペースが必要であるという不具合があったの
である。
【0003】また、従来の技術において、キースイッチ
のON−OFFの操作にのみ連動して、燃料供給の停止
を行う機構を具備した技術は公知とされているのであ
る。しかし、エンストに連動して燃料の供給停止する機
構を併設した技術はなかったのである。
【0004】また、従来から、排気管の先端部分に雨水
の侵入を阻止する為のレインガードを設ける技術は公知
とされているが、該排気管からの空気の逆流を防止する
為に逆止弁を設ける技術は無かったのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来からエ
ンジンに設けられていたデセル機構の不具合を解消し、
従来から標準装備として装着されるいる手動アクセルレ
バー15とエンジンレギュレータアーム2を変更するこ
となく、その間に介装するだけでデセル機構付きエンジ
ンが構成出来るように簡潔な機構としたデセル機構を提
供するものである。
【0006】また、作業車輛が坂道を上昇中に過負荷状
態が発生し、エンストとなり、次に逆方向に下降を開始
する際において、エンジンが逆回転となり、該エンジン
に接続された、高価なHST変速装置等の油圧機器が逆
回転して潤滑不良状態となり、故障するという可能性を
減少させるものである。
【0007】また、該作業車輛が坂道を上昇中にエンス
トを発生し、次に燃焼を伴った逆回転状態を発生しよう
とすると、排気管の側から逆に空気を吸引するので、こ
の吸引力を利用して、逆止弁を閉塞させて、吸気の不足
により燃焼を伴ったエンジンの逆回転を停止するもので
ある。本発明は上記の如く、従来技術において発生して
いた、作業車輛のエンジンの不具合を解消するものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】発明が解決しようとする
課題は以上の如くであり、次に該課題を解決する為の手
段を説明する。即ち、デセルブラケット4にソレノイド
6と手動アクセルアーム3を枢支し、更に手動アクセル
アーム3にデセルアーム1を枢支し、該デセルアーム1
とエンジンレギュレータアーム2の間をアクセルワイヤ
11により連結し、デセルアーム1と手動アクセルアー
ム3の間に引付けバネ5を介装し、手動アクセルアーム
3は手動操作ワイヤー12により手動アクセルレバー1
5と連結したものである。
【0009】また、作業車輛に搭載したエンジンに、燃
料停止ソレノイドS又は燃料停止モータMを装備した構
成において、不測のエンストの場合に、燃料停止ソレノ
イドS又は燃料停止モータMを作動させて、燃料の供給
を停止すべく電気回路を構成したものである。
【0010】また、作業車輛に搭載したエンジンにおい
て、排気管17の終端部に空気の逆流を阻止する逆止弁
16を配置したものである。
【0011】
【作用】次に作用を説明する。即ち、請求項1の如く構
成したので、手動アクセルレバー15とエンジンレギュ
レータアーム2とはデセル機構の有無に関わらず、同じ
状態で維持することが出来るので、デセル機構のみの脱
着により仕様の変更が可能となる。また、デセルアーム
1と手動アクセルアーム3の間に引付けバネ5を介装し
た構成としたので、手動アクセルレバー15の操作力
は、高回転から低回転の場合には軽く、低回転から高回
転の場合には重くすることが出来る。また、手動操作ワ
イヤー12の引き方向と、デセル操作ワイヤー11の引
き方向が、或る程度自由に設定出来るので、エンジン廻
りの空いたスペースを利用することが出来る。
【0012】請求項2の如く構成したので、作業車輛が
急傾斜を昇る際にエンストし、次に下降する際にエンジ
ンが燃焼を伴った逆回転する可能性があるが、本発明に
おいては、エンストと共に、燃料停止モータMや燃料停
止ソレノイドSにより燃料供給を停止するので、逆回転
が不可能となるのである。これにより、エンジンに付設
されたHST変速装置等の油圧装置が損傷することが無
くなる。
【0013】請求項3の如く構成したので、急傾斜で過
負荷により停止した後に、作業車輛が下降する際におい
て、逆回転が開始されようとする場合にも、吸気口とな
る排気管17が閉鎖されるので、吸気不足により燃焼を
伴った逆回転は直ぐに停止する。
【0014】
【実施例】次に実施例を説明する。図1はエンジンのデ
セル機構を示す正面図、図2は同じくエンジンのデセル
機構を示す側面図、図3はエンジンのデセル機構の作用
状態を示す図面である。
【0015】図1・図2・図3において、請求項1のデ
セル機構について説明する。デセルブラケット4はエン
ジンのシリンダブロックの側面にボルトにより固定され
ている。そしてエンジンのレギュレータの部分にエンジ
ンレギュレータアーム2が配置されている。従来のデセ
ル機構の無いエンジンの場合には、手動アクセルレバー
15とエンジンレギュレータアーム2との間がワイヤー
により直接に連結されており、手動アクセルレバー15
の操作によりエンジンレギュレータアーム2が回動しエ
ンジンの回転数が変更されていた。
【0016】これに対し、手動アクセルレバー15とエ
ンジンレギュレータアーム2の間に、デセル機構を介装
することにより、作業機操作レバーを非作業側に回動す
ると同時に、スイッチを操作して、エンジンの回転をア
イドリング回転とすることが可能となったのである。逆
に、作業機操作レバーが作業側に操作されると、直ぐに
元の回転数に戻すことも出来るのである。
【0017】本発明のデセル機構は、該デセルブラケッ
ト4をシリンダブロックの側面に固定し、該デセルブラ
ケット4にソレノイド6を固定している。該ソレノイド
6から操作杆6aが突出されており、該操作杆6aはス
イッチのON−OFFにより突出収納される。そして該
操作杆6aの先端に、連結リンク19が連結されてお
り、該連結リンク19の他端にデセルアーム1と一体化
された回動アーム7が枢結されている。
【0018】該デセルアーム1は手動アクセルアーム3
に設けた枢支軸8に枢支されており、該枢支軸8は手動
アクセルアーム3の回動と共に位置を変更する。該枢支
軸8に枢支されたデセルアーム1のバネアーム10と手
動アクセルアーム3より突出したバネアーム14との間
に、引付けバネ5が介装されている。該引付けバネ5を
介装していることにより、ソレノイド6が励磁されてい
ない場合には、デセルアーム1と手動アクセルアーム3
は密着状態となっている。
【0019】そして手動アクセルアーム3の連結ピン2
0と、手動アクセルレバー15との間に、手動操作ワイ
ヤー12が介装されており、デセルアーム1の連結ピン
21とエンジンレギュレータアーム2との間にはデセル
操作ワイヤー11が介装されている。該連結ピン21
は、デセルアーム1に設けた長孔1b内に嵌入されてお
り、デセルアーム1と手動アクセルアーム3の間が、引
付けバネ5に抗して開拡可能とされている。
【0020】次に図3において、本発明のデセル機構に
よる、通常状態とデセル状態との作用を説明する。図3
において上部に図示した通常状態の2図面においては、
ソレノイド6がOFF状態であり、該ソレノイド6と連
結されているデセルアーム1は自由に回動可能である。
この通常状態においては、デセルアーム1は引付けバネ
5により手動アクセルアーム3に引き寄せられており、
デセルアーム1と手動アクセルアーム3が一体的に枢支
軸9を中心に回動する。故にこの状態では、枢支軸8を
中心とするデセルアーム1の回動は行われないので、手
動アクセルレバー15の回動操作がそのまま手動アクセ
ルアーム3からデセルアーム1を介して、デセル操作ワ
イヤー11からエンジンレギュレータアーム2に伝達さ
れている。故に手動アクセルレバー15の操作によりそ
のまま、低回転と高回転に切換えられる。
【0021】図3の下部の2図面においては、デセル状
態を示している。この場合には、ソレノイド6がONの
状態となっており、デセルアーム1が操作杆6aと連結
リンク19を介して、枢支軸8を中心に回動し、デセル
操作ワイヤー11によりエンジンレギュレータアーム2
を低回転状態に固定する。この状態で、オペレーターが
手動アクセルレバー15を高回転側に操作しても、ソレ
ノイド6の操作力の方が大であるので、引付けバネ5が
伸長するだけで、デセルアーム1の位置は変化せず、エ
ンジンは低回転の状態を維持するのである。
【0022】該デセル状態で、手動アクセルレバー15
が高回転に回動操作されている際に、作業が開始され
て、ソレノイド6がOFFに切換られると、ソレノイド
6による引付け力が無くなるので、引付けバネ5の力に
よりデセルアーム1が手動アクセルアーム3に引き寄せ
られて、デセル操作ワイヤー11によりエンジンレギュ
レータアーム2を高回転側に自動的に操作するのであ
る。
【0023】図4は本発明の燃料停止ソレノイドSによ
るエンスト時燃料停止機構の回路図、図5は燃料停止モ
ータMによりエンスト時燃料停止機構の回路図、図6は
エンスト検出機構の実施例を示す回路図、図7は従来の
燃料停止ソレノイドSによる燃料停止機構の回路図、図
8は燃料停止モータMによる燃料停止機構の回路図であ
る。
【0024】図7において、従来の始動キーの操作によ
りのみ、燃料停止ソレノイドSにより燃料停止する機構
を説明する。キースイッチ24をONにすると、タイマ
ー22を介してリレー23の一次側に通電され、リレー
23の二次回路を閉じて、燃料停止ソレノイドSの吸引
コイル26に通電する。燃料停止ソレノイドSはスプー
ルを操作し、燃料停止レバー25は供給位置となる。タ
イマー22は、1秒間でリレー23の一次側をOFFと
する為にリレー23の二次側回路は開かれ、燃料停止ソ
レノイドSの吸引コイルへの通電も停止するが、キース
イッチ24のAC回路により、保持コイル27が励磁さ
れるのでスプールは動かず、燃料停止レバー25は供給
位置のままである。キースイッチ24をOFFに戻す
と、保持コイル27への通電状態が断たれて、リターン
バネ28により燃料停止レバー25が停止位置に戻る。
【0025】図8において、従来の始動キーの操作によ
りのみ、燃料停止モータMが燃料を停止する機構を説明
する。即ち、キースイッチ24をONにするとリレー2
9の一次回路に通電されて、リレー29は接点1と接点
2が接続される。リレー29の接点2はバッテリーの+
側と繋がっているので、リレー29の接点1も+とな
る。他方燃料停止モータMの接点は1と3が繋がってお
り、接点3はアースされている。よって燃料停止モータ
Mを左から右へ電流が流れ回転する。該回転をリンク等
で燃料停止レバー25へ伝達し、燃料停止レバー25を
供給位置に回動する。また同時に、燃料停止モータMの
接点は1と2が繋がる状態に変化し、接点1がバッテリ
ーとつながり、燃料停止モータMの回転は停止する。キ
ースイッチ24をOFFにすると、燃料停止モータMは
逆の回転をして、燃料停止レバー25を停止位置に戻す
のである。
【0026】本発明はこのような、従来技術のキースイ
ッチ24の操作によりのみ、燃料停止レバー25を停止
位置に操作していた回路に、エンスト検出装置により作
動されるリレー30を介装したものである。図4の燃料
停止ソレノイドSの実施例の場合には、エンストにより
操作されるリレー30は、30の位置でも30 'の位置
でも良い。
【0027】次に図6において、エンスト検出回路の実
施例を説明する。該実施例においては、エンジンに付設
されたオイルプレッシャスイッチ31とオルタネータ3
2が同時に、ONとなった場合をエンストしたものと見
なしている。どちらか片側のみONの場合には、エンス
トと見做さない。キースイッチ24をON位置にした段
階で、グループ2のR3とR4はONとなる。R3とR
4に0.1秒遅れて、グループ1のRXがONとなり、
RYを励磁しようとするが、その時点ではR3とR4に
より回路は開放されているので、グループ3においてR
YはOFFのままとなる。
【0028】キースイッチ24を始動の位置に操作し、
エンジンを始動すると、グループ3のR3とR4が閉じ
てRYが励磁される。エンジン始動後に、オイルプレッ
シャスイッチ31とオルタネータ32が同時にONする
とエンスト状態となり、グループ4の回路が全て閉じら
れて、R2であるリレー30はONとなるのである。該
R2であるリレー30が図4と図5の回路に介装されて
いることにより、エンストの状態で、燃料供給が停止さ
れる。
【0029】次に請求項3の技術について、図9から図
12において説明する。図9は作業車輛が急傾斜を上昇
中にエンストし、次に下降する際にエンジンが逆回転を
する状態を示している。図10は排気管17の先端に逆
止弁16を取り付けた状態を示す側面図、図11は同じ
く逆止弁16の拡大図、図12は排気管17より吸引が
開始されて、逆止弁16が排気管17を閉塞した状態を
示す図面である。
【0030】図9において説明する。重量Wの作業車輛
が角度θの傾斜を昇る際に、過負荷により停止すると、
機体を後退する方向に下降方向の力Fが掛かるのであ
る。エンストと共に機体を制動すればよいが、制動のタ
イミングを外すと、機体は下降を開始し、この下降方向
の力Fによりエンジンが燃焼を伴った逆回転を開始す
る。
【0031】逆回転を開始すると、それまで吸気弁だっ
た弁が排気弁となり、また排気弁が吸気弁に変わるの
で、排気管17から吸気が侵入しようとするのである。
本発明においては、この排気管17が吸気管になった場
合に、排気管17を閉鎖する逆止弁16を設けたもので
ある。該逆止弁16は、弾性板により構成されており、
図12に示す如く、排気管17の先端に密着して該部分
からの吸気を閉鎖する。
【0032】
【発明の効果】本発明は以上の如く構成したので、次の
ような効果を奏するのである。即ち、請求項1の如く構
成したので、手動アクセルレバー15とエンジンレギュ
レータアーム2とはデセル機構の有無に関わらず、同じ
状態で維持することが出来るので、デセル機構のみの脱
着により仕様の変更が可能となったのである。また、デ
セルアーム1と手動アクセルアーム3の間に引付けバネ
5を介装した構成としたので、手動アクセルレバー15
の操作力は、高回転から低回転の場合には軽く、低回転
から高回転の場合には重くすることが出来たのである。
また、手動操作ワイヤー12の引き方向と、デセル操作
ワイヤー11の引き方向が、或る程度自由に設定出来る
ので、エンジン廻りの空いたスペースを利用することが
出来るのである。
【0033】請求項2の如く構成したので、作業車輛が
急傾斜を昇る際にエンストし、次に下降する際にエンジ
ンが燃焼を伴った逆回転する可能性があるが、本発明に
おいては、エンストと共に、燃料停止モータMや燃料停
止ソレノイドSにより燃料供給を停止するので、逆回転
が不可能となるのである。これにより、エンジンに付設
されたHST変速装置等の油圧装置が損傷することが無
くなったのである。
【0034】請求項3の如く構成したので、急傾斜で過
負荷により停止した後に、作業車輛が下降する際におい
て、逆回転が開始されようとする場合にも、吸気口とな
る排気管17が閉鎖されるので、吸気不足により燃焼を
伴った逆回転は直ぐに停止するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】エンジンのデセル機構を示す正面図。
【図2】同じくエンジンのデセル機構を示す側面図。
【図3】エンジンのデセル機構の作用状態を示す図面。
【図4】本発明の燃料停止ソレノイドSによるエンスト
時燃料停止機構の回路図。
【図5】燃料停止モータMによりエンスト時燃料停止機
構の回路図。
【図6】エンスト検出機構の実施例を示す回路図。
【図7】従来の燃料停止ソレノイドSによる燃料停止機
構の回路図。
【図8】燃料停止モータMによる燃料停止機構の回路図
である。
【図9】作業車輛が急傾斜を上昇中にエンストし、次に
下降する際にエンジンが逆回転をする状態を示す図面。
【図10】排気管17の先端に逆止弁16を取り付けた
状態を示す側面図。
【図11】同じく逆止弁16の拡大図。
【図12】排気管17より吸引が開始されて、逆止弁1
6が排気管17を閉塞した状態を示す図面である。
【符号の説明】
1 デセルアーム 2 エンジンレギュレータアーム 3 手動アクセルアーム 4 デセルブラケット 5 引付けバネ 6 ソレノイド 8,9 枢支軸 15 手動アクセルレバー 16 逆止弁 17 排気管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02D 17/04 Q 7049−3G R 7049−3G 29/04 G 9248−3G F02M 37/00 311 D 7049−3G

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 デセルブラケット4にソレノイド6と手
    動アクセルアーム3を枢支し、更に手動アクセルアーム
    3にデセルアーム1を枢支し、該デセルアーム1とエン
    ジンレギュレータアーム2の間をアクセルワイヤ11に
    より連結し、デセルアーム1と手動アクセルアーム3の
    間に引付けバネ5を介装し、手動アクセルアーム3は手
    動操作ワイヤー12により手動アクセルレバー15と連
    結したことを特徴とする作業車輛のエンジン制御機構。
  2. 【請求項2】 作業車輛に搭載したエンジンに、燃料停
    止ソレノイドS又は燃料停止モータMを装備した構成に
    おいて、不測のエンストの場合に、燃料停止ソレノイド
    S又は燃料停止モータMを作動させて、燃料の供給を停
    止すべく電気回路を構成したことを特徴とする作業車輛
    のエンジン制御機構。
  3. 【請求項3】 作業車輛に搭載したエンジンにおいて、
    排気管17の終端部に空気の逆流を阻止する逆止弁16
    を配置したことを特徴とする作業車輛のエンジン制御機
    構。
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