JPH0616716B2 - 酵母におけるヒトpstiの製造法 - Google Patents

酵母におけるヒトpstiの製造法

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JPH0616716B2
JPH0616716B2 JP61245049A JP24504986A JPH0616716B2 JP H0616716 B2 JPH0616716 B2 JP H0616716B2 JP 61245049 A JP61245049 A JP 61245049A JP 24504986 A JP24504986 A JP 24504986A JP H0616716 B2 JPH0616716 B2 JP H0616716B2
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human psti
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヒトPSTIの製造方法に関する。更に詳し
くは、ヒトPSTIをコードする遺伝子を有するベクタ
ーにより酵母を形質転換し、酵母にヒトPSTIを産生
させヒトPSTIを得る、ヒトPSTIの製造方法に関
する。
従来の技術 膵臓に由来するトリプシン・インヒビタには、膵分泌性
トリプシン・インヒビター(pancreatic secretory try
psin inhibitor、以下PSTIと略記)と塩基性膵トリ
プシン・インヒビター(basic pancreatic trypsin inh
ibitor)の2種類がある。前者は哺乳動物に存在し、膵
臓の他、腎臓、肺臓、脾臓、肝臓、脳などの臓器にも分
布する。後者は反芻動物の膵臓の他、各種臓器に分布す
るがヒトをはじめとする他の哺乳動物には存在しない。
Pubolsら(J.Biol.Chem.249,2235,1974)およびFeinstein
ら(Eur.J.Biochem.43,569,1974)はそれぞれヒト膵液中
からヒトPSTIを分離精製し、Greeneら(Meth.Enzymo
l.45,813,1976)によりその構造が明らかにされた。ヒト
PSTIは第1図に示すとおり56個のアミノ酸からな
るペプチドで、分子量は6242である。またCysのSH
基はアミノ酸配列9と38番目、16と35番目、24
と56番目で、それぞれS−S結合をしており、遊離S
H基は存在しない。但し、Greeneらによるアミノ酸配列
が、21番目Asn、29番目Aspであるのに対し
て、本発明者らが決定した配列は21番目Asp、29
番目Asnである点で異なっている。Eddelandら(Hoppe
-Seyler's Z.physiol.Chem.359,671,1978)および北原ら
(Biomed.J.3,1119,1979)はそれぞれ膵液中から得たヒト
PSTIを抗原としたラジオイムノアッセイ系を確立
し、血中PSTIの測定を可能にした。山本ら(Bioche
m.Biophys.Res.Commun.132,605,1985)はヒトPSTIの
DNA配列を明らかにした(第2図参照)。
急性膵炎の自己消化は蛋白分解酵素によって惹起され
る。何らかの原因で活性化した少量のトリプシンがトリ
プシノーゲンをはじめ他のzymogenの連鎖反応的活性化
を行なうためと言われている。膵腺房細胞に存在するP
STIは、膵酵素とともに膵液中に分泌されて、膵管内
で起こったトリプシンの活性化を阻止する。更に、PS
TIの一部は逸脱インヒビターとして血中に移行してfr
eeな状態で存在する(胆と膵、,231,1981).血中P
STIは膵疾患、特に急性膵疾患で大きな変動を示し、
高値維持期間もアミラーゼに比し長期間である。またプ
ロテアーゼインヒビターとは無関係に、血中PSTIの
変動は膵侵襲を鋭敏に反映する(胆と膵、,383,198
2)。従って、血中PSTIを測定することにより、膵
疾患の診断と経過観察が可能になる。
近年の遺伝子工学の発展により、目的のペプチドをコー
ドする遺伝子をベクターに組込み、大腸菌などの細菌に
導入して該ペプチドを大量に得ることは容易な技術とな
りつつある。しかし一般に発現したペプチドは細胞内に
蓄積されるため、生成された蛋白質が細胞の成育増殖を
阻害したり、過剰に生成されると負のフィードバックに
よって生産性が抑制されることがある。また、短鎖のペ
プチドを細菌内に産生させると、細菌中のペプチターゼ
によって分解されることがある。目的の蛋白質を採集す
るためには、まず細胞を採集破壊し、該細胞破壊物から
目的の蛋白質を精製しなければならない。この細胞破壊
物中には多くの不純物が含まれ、その一部は人体に有害
であり、そこから純粋な目的の蛋白質を得ることは必ず
しも容易なことではない。
細胞膜を構成する蛋白質や分泌蛋白質などは、その一端
に細胞内外の膜を通過するために必要なアミノ酸配列シ
グナルペプチドを持つ前駆体ポリペプチドとして合成さ
れ、膜通過の際に膜に存在するペプチダーゼによりシグ
ナルペプチド部分は切断され、本来の蛋白質分子となり
その活性および機能を発揮する。上記のような遺伝子組
換技術における欠点を克服するために、この分泌機構を
利用して、菌体外へ目的のペプチドを分泌させる試みが
なされている。特に分泌生産においては、宿主として酵
母が好適であり、酵母を宿主として様々なペプチドが分
泌生産されている(例えば、特開昭58−17439
6、特開昭60−70079、特開昭59−19609
3、特開昭59−205997、特開昭59−1989
80、特開昭60−41487など)。
発明が解決しようとする問題点 現在、膵疾患の診断および経過観察の為に、RIAによ
るPSTIの測定が広く採用されている。この測定に際
しては、標準試薬等としてヒトPSTIが必須がある
が、これはヒト膵液中から分離精製されているため、量
が限られ、大量に得ることは不可能であった。
また、ヒトPSTIが遺伝子工学を利用して産生された
例は全く無かった。
問題点を解決する為の手段 本発明は、ヒトPSTIをコードする遺伝子を有するベ
クターにより酵母を形質転換し、該酵母にヒトPSTI
を産生させ、ヒトPSTIを得ることを特徴とするヒト
PSTIの製造方法を提供する。
ヒトPSTIをコードする遺伝子は、山本ら(前述)に
よりヒト組織細胞mRNAからクローニングされ、その
配列も明らかになっている。従って、ヒトPSTIをコ
ードする遺伝子は山本らの方法に従ってヒト組織細胞か
ら調製することも、合成することも可能である。該遺伝
子は第1図に示すDNA配列のみならず、第1図に示す
アミノ酸配列をコードするものであればよい。なお、本
明細書中でヒトPSTI遺伝子とは、ヒトPSTIをコ
ードする構造遺伝子のみならず、プロモーター領域、シ
グナルペプチドをコードする領域、転写終結シグナルお
よびポリアデニル化シグナルなど発現に関与する領域を
含んで意味する場合がある。
ヒトPSTIをコードする遺伝子を運搬するベクターと
しては、一般に酵母の形質転換に用いられるベクターを
使用することができる。例えば、YIp5、YIp32
などのYIp、pJDB219、YEp13などのYE
p、YRp7、YRp16などのYPp、YCp19な
どのYCp、pYc1、pYc2などのコスミド、2μ
mDNAなどから構築されるベクターなどが挙げるれ
る。また、公知の発現ベクター、PpAM82、pAT
77、YEp52、AH5、AH9、AH10、AH2
1、pGPD−2なども利用可能である。しかし、これ
らに限定されるものではなく、ヒトPSTI遺伝子を運
搬し酵母に導入し、発現させることが可能なものであれ
ば良い。
ヒトPSTIをコードする遺伝子をベクターに導入する
際には、適当なプロモーターの下流に該ヒトPSTIを
コードする構造遺伝子を配し、さらに必要があればその
下流に転写終結シグナルおよびポリアデニル化シグナル
を配すればよい。該プロモーター、および転写終結シグ
ナルおよびポリアデニル化シグナルとしては、エノラー
ゼ、グリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナー
ゼ、ヘキソキナーゼ、ピルビン酸脱炭酸酵素、ホスホフ
ルクトキナーゼ、アルコールデヒドロゲナーゼI、酸性
ホスファターゼ、ガラクトース利用に関する酵素、イソ
・チトクロームcなどの発現に関与するものが、単独で
または組み合わせて用いる事ができる。もちろん上記の
配列以外でも、ヒトPSTIを発現できる配列であれ
ば、いかなるものでもよい。さらに、ヒトPSTIを分
泌生産されるためには、適当なシグナルペプチドをコー
ドする遺伝子の直後に該ヒトPSTI構造遺伝子を接続
すればよい。該シグナルペプチドをコードする遺伝子と
しては、α−ファクター、a−ファクター、酸性ホスフ
ァクターゼ、インベルターゼなどの遺伝子を使用でき
る。これらに限らず、通常分泌される蛋白質のシグナル
ペプチドをコードする遺伝子であれば使用可能であろ
う。ヒト組織細胞からヒトPSTIをコードする遺伝子
を調製した場合には、ヒトPSTI構造遺伝子と共に、
シグナルペプチドをコードする遺伝子、および転写終結
シグナルおよびポリアニデニル化シグナルがクローニン
グされるため(第2図参照)、適当なプロモーターの下
流に接続して使用することが有利である。ただし、ポリ
アニデニル化シグナルは必須ではない。もちろん、ヒト
PSTI遺伝子は公知であり比較的短縮であるため、化
学合成してもよい。
宿主としては、ヒトPSTIを分泌させるためには、酵
母を用いるのが好ましい。使用可能な酵母として、サッ
カロマイセス・セレビジェ(Saccharomyces cerevisiae)
の菌株、KM−46(ATCC26923)、H−42
(ATCC26922)、BH−64−1A(ATCC
28339)などが挙げるれるが、これらに限らず一般
的に宿主として用いられる酵母は、すべて本発明に適用
できる。もちろん、酵母に限らず、常法に従って、枯草
菌や大腸菌のベクターにヒトPSTIをコードする遺伝
子を挿入し、枯草菌や大腸菌を形質転換してヒトPST
Iを得ることも可能である。
発現されたヒトPSTIは、常法通り、クロマトグラフ
ィー、アフィティークロマトグラフィー、遠心分離操作
などを適当に組み合わせて精製できる。特に、分泌生産
された場合には、培養培地から、クロマトグラフィーな
どにより容易に精製できる。
実施例 ヒトPSTIcDNAのクローニング 外科手術により除去されたヒト膵臓、唾液腺、胃、肝臓
を直ちに液体窒素中で凍結し、−70℃で保存する。全
細胞RNAはグアニジン・フェノール/クロロホルム法
(Gene 28,263-270,1984)によって分離した。オリゴ
(dT)セルロースカラムクロマトグラフィーを繰り返
して、全RNAからポリ(A)RNAを精製し、Schibl
erらの方法(Cell 15、1495-1509(1978))に従って二重鎖
cDNAの合成を行なった。得られたcDNAは、Royc
houdhuryらの方法(Methods in Enzymology 65、43-62)の
通り、S1ヌクレアーゼで処理し、末端転移酵素を用い
てdC末満を付加し、PstI消化されdG末端を付加され
たpBR322とアニーリングする。このアニーリング混合物
を用い、Dagertらの方法(Gene 6、23-28(1979))により、
大腸菌K12HB101株を形質転換する。形質転換細
菌は、テトラサイクリン含有平板寒天上で選択し、cD
NAライブラリーとして用いる。
ホスホトリエステル法(Nucleic Acid Research 10、4467
-4482)によって、公知のヒトPSTIアミノ酸配列(Met
hods in Enzymology 45、813-825)から予想されるオリゴ
ヌクレオチドプローブ(14塩基長)を合成した。ヒト
におけるコード利用頻度を参考にして(Nucl Acids Res.
9、43、1981)下図に示すような16個の可能なオリゴヌク
レオチドを合成した。
これらのオリゴヌクレオチドはHPLCで精製した後、
5′末端へT4オリゴヌクレオチドキナーゼで32Pを付
加してからプローブとしてハイブリダイゼーションに用
いる。
前述のcDNAライブラリー約1800コロニーをGrun
steinらの方法(Proc.Natl.Acad.Sci.U.S.A.72、3961-396
5(1975))に従い、ナイロンフィルターに写し取り、この
プローブでハイブリダイゼーションを行なったところ、
9個のポジティブクローンを得た。その中から制限酵素
分析により、PSTIcDNAの一部をインサートして
いると考えられるクローンpHT19を選び出し、その
cDNAインサートを精製してプローブとし、再度cD
NAライブラリーをスクリーニングしたところ、431
bpのcDNAインサートをもつpHTI112を得る
ことができた。さらにM13法(Proc.Natl.Acad.Sci.U.
S.A.74、560-564(1977))によりPSTI遺伝子の全塩基
配列を決定した。
発現ベクターの構築 クローニングによって得られたヒトPSTIcDNAを
含有するプラスミドpHTI112(Yamamoto et al.Bi
ochem.Biophys.Res.Commun.605-612,132,1985)を制限酵
素Stu Iで切断した。20μgのプラスミドDNAを、
400μlのStu I緩衝液(10mMトリス塩酸(pH
8.0)、7mM塩化マグネシウム、100mM塩化ナ
トリウム、7mM2−メメルカプトエタノール、0.0
1%ウシ血清アルブミン)中で、20単位のStu Iを用
いて37℃で60分間処理を行なった。反応終了後、フ
ェノール・クロロホルム抽出をして、10分の1量の3
M酢酸ナトリウム(pH5.3)、2.5倍量のエタノ
ールを加えてエタノール沈澱を行ない、軽く減圧乾燥し
て水に溶かし、次の反応に用いた。このフェノールクロ
ロホルム抽出、エタノール沈澱の操作は、以後各酵素処
理後に毎回行なって先に進めている。
次に、Sal Iリンカー(pdGGTCGACCという配
列の自己相補オリゴヌクレオチドからなる)を結合させ
て、pUC9のSal I部位に挿入するためのSal I切断部
位を作る。2μgのStu I切断pHTI112を、32
pmolesの5′−リン酸化合成オリゴヌクレオチド
pdGGTCGACCの存在下40μlのT4DNAリ
ガーゼ緩衝液(66mMトリス−塩酸(pH7.4)、
1.0mMATP、66mM塩化マグネシウム、10m
Mジチオスレイトール、0.01%ウシ血清アルブミン
中で350単位T4DNAリガーゼを用いて18℃で1
2時間処理した。溶液を70℃で10分間加熱してリガ
ーゼ反応を停止させ、大腸菌K12株HB101にトラ
ンスフォームし、目的の形質転換体を得る。次ぎに調製
したプラスミド20μgをSal Iで切断する。反応液
に、次の成分を指定の濃度に成るように加え、Sal I緩
衝液とする。
10mMトリス−塩酸(pH7.5) 7mM塩化マグネシウム 175mM塩化ナトリウム 0.2mMEDTA 7mM2−メルカプトエタノール 0.01%ウシ血清アルブミン 10単位のSal Iを用いて37℃60分間処理した。
リンカーをSal I切断したDNAをさらにPst Iで二重切
断し、Pst I、Sal I端を持つPSTI構造遺伝子を含む
DNA断片を単離する。20μgのSal I切断したDN
Aを200μlPst I緩衝液(10mMトリス−塩酸
(pH7.5)、10mM塩化マグネシウム、50mM
硫酸アンモニウム、0.01%ウシ血清アルブミン)中
で32単位のPst Iを用いて37℃で60分間処理を行
なった。この反応物を5%ポリアクリルアミド電気泳動
で分離し、エチジウムブロマイドで染色し、紫外線で断
片の位置を定め所望の断片を含むゲルを切り取った。ゲ
ル片は、10mMトリス−塩酸(pH8.0)、1mM
EDTA内で粉砕し、上清を集めエタノール沈澱の操作
を行ない、所望のDNA断片を回収する。
プラスミドpUC9をPst I、Sal Iで二重切断し、単離
したPSTI構造遺伝子を含むPst I Sal I断片をT4
DNAリガーゼで挿入する。0.1μgのPst I Sal I
切断pUC9と、0.5μgのPSTI構造遺伝子を含
むPst I Sal I断片を、30μlのT4DNAリガーゼ
緩衝液中で350単位T4DNAリガーゼを用いて18
℃で12時間処理した反応液を用いて、MandelとHigaの
方法(J.Mol.Biol.53、154(1970))に従って、大腸菌HB
101を形質転換させた。形質転換菌は、アンビシリン
含有平板寒天上で選択し、得られたアンピシリン耐性コ
ロニーより数個のコロニーを選び、プラスミドDNAを
単離し所望の断片の存在を制限酵素切断パターンの分析
により確認した。得られたプラスミドをpYIと名づけ
た。
プラスミドpYIをPst Iで切断した後、BAL31ヌクレ
アーゼでPSTIcDNAの5′非翻訳領域を削った
後、Xho Iリンカー(pdCCTCGAGGという配列
の自己相補オリゴヌクレオチドからなる)を結合させて
pAM82のXho I部位に挿入するためのXho I切断部
位を作る。
3μgのPst I切断pYIを、75μlのBAL31ヌクレア
ーゼ緩衝液(20mMトリス−塩酸(pH8.0)、1
2mM塩化カルシウム、12mM塩化マグネシウム、1
mMEDTA、0.6M塩化ナトリウム)中で、2.6
単位のBAL31ヌクレアーゼを用いて、30℃1〜10分
間処理する。次ぎに、先と同様に、T4DNAリガーゼ
でBAL31切断pY1にXho Iリンカーを結合させる。この
リガーゼ反応液を用いてMandelとHigaの方法に従って大
腸菌HB101を形質転換させた。形質転換菌はアンピ
シリン含有平板寒天上で選択し、得られたアンピシリン
耐性コロニーより数個のコロニーを選び、プラスミドD
NAを単離し、BAL31ヌクレアーゼで、どこまで削れて
いるかをSangerらの方法(J.Mol.Biol.143,161-178,198
0)に従ってM13DNAシークエンシグプライマーを使ったジ
デオキシ法で塩基配列を調べることにより確かめた。得
られたプラスミドDNAより、PSTIcDNAの5′
非翻訳領域を、ATGの25bp上流まで削ったものを
選び、これより先の構築に用いることにした。
この選び出したプラスミドDNAを、Xho I、Sal Iで
二重切断し、Xho I、Sal I端を持つPSTI構造遺伝子
を含むDNA断片を単離する。10μgのプラスミドD
NAを100μlのXho I緩衝液(10mMトリス−塩
酸(pH7.5)、7mM塩化マグネシウム、100m
M塩化ナトリウム、7mM2−メルカプトエタノール)
中で24単位のXho Iを用いて37℃60分間処理を行
なった。さらに、Xho I切断したDNAをSal Iで切断
し、先と同様に5%ポリアクリルアミドゲル電気泳動を
行ない所望のDNA断片を回収する。
酵母の発現ベクターであるpAM82(Miyanohara et a
l Proc.Natl.Acad.Sci.,U.S.A.80,1-5,1983、微工研条寄
第313号(FERM−BP 313)、微工研菌寄第
6668号より移管)をXho Iで切断し、PSTI構造
遺伝子を含むXho I Sal I断片をリガーゼで挿入する。
0.5μgのXho I切断pAM82と2μgをPSTI
構造遺伝子を含むXho I Sal I断片を30μlのT4D
NAリガーゼ緩衝液中で350単位のT4DNAリガー
ゼを用いて18℃12時間処理する。反応液を用いて、
MandelとHigaの方法に従い、大腸菌HB101を形質転
換させた。形質転換菌はアンピシリン含有平板寒天上で
選択し、得られたアンピシリン耐性コロニーより数個の
コロニーを選び、プラスミドDNAを単離し、所望の断
片の存在と、挿入断片がPH05プロモーターに対して
正方向あるいは逆方向に導入されていることを制限酵素
切断パターンの分析により確認した。
ヒトPSTIの発現および精製 単離したプラスミドDNAを用いてHinnenらの方法(Pro
c.Natl.Acad.Sci.U.S.A.75,1929-1933,1978)に従って酵
母AH22株を形質転換させた。形質転換菌は、ヒスチ
ジン含有重層寒天中で選択し、得られたロイシン非要求
性の酵母(pYIAM82/AH22)を、以後PST
Iの発現実験に使用した。
目的とする発現プラスミドを持つことが確認された酵母
のクローン(pYIAM82/AH22)は、PH05
プロモーターを有するので、培地中で無機リン酸の有無
によって簡単に発現のON−OFFのスイツチが行なえ
る(Nakao et al,Molec.Cell.Biol.6,2613-2623,1986)。
すなわち、リン酸欠乏条件下で誘導されるので、以下の
方法に従ってPSTIの発現実験を行なった。
以下の方法は主に、Miyanoharaらの方法(Proc.Natl.Ac
ad.Sci.U.S.A.80,1-5,1983)に従う。
1)培地の調製 Burkholder minimal mediumのリン酸添加培地(1.5
gリン酸二水素カリウム/L)と無添加培地(1.5g
塩化カリウム/L)を使用した。
リン酸添加培地(P+培地)あるいは無添加培地(P−
培地)の4倍濃縮stock溶液(表1)250ml、ビタ
ミンstock溶液(表2)1ml、グルコース20g、ア
スパラギン2gに水を加え1Lとする。
撹拌後、50mgのヒスチジン塩酸塩を添加し0.2N
水酸化ナトリウムでP+培地をpH6.0およびP−培
地をpH7.5に調整する。
p+培地は120℃で10分間、P−培地は110℃で
10分間それぞれオートクレーブして滅菌操作を行な
う。
表1 Metal elementのstock溶液の調製法 ホウ酸 30mg 硫酸マンガン7水和物 50mg 硫酸亜鉛7水和物 150mg 硫酸銅5水和物 20mg 以上を滅菌水に溶かして50mlとする モリブデン酸ナトリウム2水和物 100mg 滅菌水に溶かして50mlとする 塩化鉄6水和物 125mg 滅菌水に溶かして50mlとする 以上全てオートクレーブ操作は行なわない 表2 ビタミンのstock溶液の調製法 ビタミンB 20mg ピリドキシン 20mg ニコチン酸 20mg パントテン酸カルシウム 20mg ビオチン 0.2mgイノシトール 1g 以上を水に溶かして100mlとする。ミリポアフィル
ターに通してフィルター滅菌を行なう。
2)PSTI発現の誘導 プレート上に成育したコロニーをP+培地10mlに植
菌し、30℃で2昼夜振盪培養し、その一部(0.2m
l)をP−培地での培養に使用し、残りはP+培地のサ
ンプルとして後述の方法に従って、分画分析した。一
方、上述のP+培地での培養液0.2mlを2Mトリス
−塩酸(pH7.0)0.05mlを添加したP−培地
10mlに加えて、30℃で2昼夜振盪培養し、これを
P−培地のサンプルとした。
3)培養液の分画とPSTIの測定 P+培地およびP−培地の培養液について、下図の方法
に従って分画した。すなわち、P+およびP−の各培養
液を2500×g、5分間遠心し、酵母菌体を沈殿とし
て回収する。上清は分泌画分として保存する。
次いで、沈殿(菌体)に1mMPMSF(phenylmethyls
ulfonyl fluoride:protease阻害剤)を含むスフェロプ
ラスティングバッファー(1.2Mソルビトール、50
mMリン酸塩緩衝液(pH7.2)、300〜500μ
g/mlザイモリエイス(生化学工業、60000Units/m
g)、14mM2−ルカプトエタノール)1mlを加
え、Vortex(Scientific Industries Inc.)で撹拌
後、30℃で1時間インキュベートする。次いでこれを
2500×gで5分間遠心し、上清にペリプラズム層
を、沈殿にスフェロプラストを得る。
このようにして得た沈殿(スフェロプラスト)に1ml
の融解緩衝液(0.2%トライトン、10mMリン酸緩
衝液(pH7.2)、150mM塩化ナトリウム、1m
MPMSF)を加え、Vortexで撹拌後1時間氷中
で反応させることにより、スフェロプラストを溶解させ
る。
次ぎに、得られた溶解物を15000×gで20分間遠
心し、その上清を細胞抽出物として得ることができる。
上述の方法で得た酵母菌の分泌画分、ペリプラズム画分
および細胞抽出画分について、イムノアッセイ法でPS
TIの産生量を測定できる。結果を表3に示す。
表3の結果より、産生されたPSTIは酵母の菌体外に
多く分泌されることが判明したので、大量培養実験(3
L)を行ない、PSTIの分離・精製を目的とした。
4)大量培養実験 プレート上のコロニーをP+培地10mlに植菌し、3
0℃で2昼夜振とう培養する。得られた培養液の5ml
を再びP+培地100mlに添加し、30℃で2昼夜振
とう培養する。次いでこの培養液60mlをP−培地3
Lに添加して、30℃で2昼夜振とう培養後、7000
×gで10分間遠心して、その上清(分泌画分)を次の
精製実験に使用した。
5)精製 酵母培養液770mlを1N水酸化ナトリウムでpH
8.0とした後、牛トリプシン−CH−セファロース4
Bのカラム(1×3.2cm)に吸着させた。0.05
Mトリス塩酸(pH8.0、0.5M食塩を含む)、蒸
留水で順次カラムを洗浄した後10mM塩酸でPSTI
を溶出させ凍結乾燥し精製品0.69mgを得た。
得られたヒトPSTI(12μg)を試験管(10×9
0mm)にとり、4Mメタンスルホン酸(0.2%3−
(2−アミノエチル)インドール含有)50μlを加
え、減圧下、110℃、24時間加水分解した。アミノ
酸分析は日立835型アミノ酸分析計により行なった。
得られたPSTIのアミノ酸組成は表4の様になり天然
のヒトPSTIと完全に一致した。
またN末端から3残基のアミノ酸配列をEdman法(Iwana
gaの変法、Eur.J.Biochem.8,189-199,1969)で調べたと
ころ、Asp-Ser-Leuとなり天然のヒトPSTIに一致し
た。さらに得られたヒトPSTIは牛トリプシンを1:
1のモル比で化学量論的に阻害し、天然ヒトPSTIの
抗体(ウサギ抗血清ポリクローナル)との免疫反応性
も、その希釈曲線が天然ヒトPSTIの挙動に一致し
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はヒトPSTIをコードするcDNAおよびヒト
PSTIのアミノ酸配列を示す。第2図はヒト膵臓mR
NAよりクローニングされたヒトPSTIcDNAおよ
びそのcDNAから推定されるアミノ酸配列を示す。第
3図はpYIAM82構築の概略図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】下記のアミノ酸配列の第24位〜第79位
    のアミノ酸配列で示されるヒトPSTIの製造方法であ
    って、下記の全アミノ酸配列をコードする遺伝子を含有
    しているベクターで酵母を形質転換し、該酵母を培養す
    ることにより、該酵母にヒトPSTIを分泌生産させる
    ことからなるヒトPSTIの製造方法:
  2. 【請求項2】該遺伝子が下記のDNA配列で示されるも
    のである第1項に記載の製造方法:
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