JPH0616673A - 7−オキソ−7H−ピリド[1,2,3−de[1,4ベンゾキサジン−6−カルボン酸類およびエステル類 - Google Patents

7−オキソ−7H−ピリド[1,2,3−de[1,4ベンゾキサジン−6−カルボン酸類およびエステル類

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JPH0616673A
JPH0616673A JP5098864A JP9886493A JPH0616673A JP H0616673 A JPH0616673 A JP H0616673A JP 5098864 A JP5098864 A JP 5098864A JP 9886493 A JP9886493 A JP 9886493A JP H0616673 A JPH0616673 A JP H0616673A
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oxo
pyrido
benzoxazine
carbon atoms
phenyl
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JP5098864A
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English (en)
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Stephan Schneider
シユテフアン・シユナイダー
Stephan Bartel
シユテフアン・バルテル
Martin Dr Ruppelt
マルテイン・ルペルト
Michael Dr Schriewer
ミヒヤエル・シユリーバー
Thomas J Dr Schulze
トーマス・ジエイ・シユルツエ
Rainer Dipl Chem Dr Neumann
ライナー・ノイマン
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Bayer AG
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    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
    • C07D498/02Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms in which the condensed system contains two hetero rings
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    • C07D498/00Heterocyclic compounds containing in the condensed system at least one hetero ring having nitrogen and oxygen atoms as the only ring hetero atoms
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    • A61K31/33Heterocyclic compounds
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    • A61K31/535Heterocyclic compounds having nitrogen as a ring hetero atom, e.g. guanethidine or rifamycins having six-membered rings with at least one nitrogen and one oxygen as the ring hetero atoms, e.g. 1,2-oxazines

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Abstract

(57)【要約】 【構成】 式 【化1】 〔式中、R1はハロゲン、1−ピペリジニルまたは式 【化2】 の基を表す〕で示される。7−オキソ−7H−ピリド
〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カ
ルボン酸類およびエステル類。 【効果】 薬剤、特にウィルス性疾患の防除のために有
用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、7−オキソ−7H−ピリド
〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カ
ルボン酸類およびエステル類、それらの製造方法、並び
に薬品としての、特に抗ウィルス活性薬としてのそれら
の使用に関する。
【0002】抗バクテリア活性を有する1,8−架橋結
合された4−キノロンカルボン酸類はヨーロッパ特許出
願(EP−A)253,235中に開示されている。
【0003】本発明は、9−フルオロ−3−メチル−1
0−(1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド
〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カ
ルボン酸並びにそれの3−および4−メチル−1−ピペ
ラジニル誘導体類、9−フルオロ−10−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,
2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン
酸およびそれの2−メチル誘導体以外の、一般式(I)
【0004】
【化3】
【0005】〔式中、R1はハロゲン、1−ピペリジニ
ルまたは式
【0006】
【化4】
【0007】の基を表し、ここでAは式−NR7の基、
酸素原子または−CH2−基を示し、ここでR7は水素ま
たは場合によりヒドロキシルもしくはフェニルにより置
換されていてもよい炭素数が6までの直鎖もしくは分枝
鎖状のアルキルを示し、R5およびR6は同一もしくは相
異なり、そして水素、シクロヘキシル、フェニルまたは
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを示
し、R2は水素を表すか、或いは炭素数が4までの直鎖
もしくは分枝鎖状のペルフルオロアルキルを表すか、或
いは場合によりフェニル、ヒドロキシル、ハロゲン、ま
たはそれぞれ炭素数が3までの直鎖もしくは分枝鎖状の
アルコキシもしくはアルキルチオにより置換されていて
もよい炭素数が6までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキ
ルを表すか、或いはそれぞれが場合によりハロゲンによ
りまたはそれぞれ炭素数が3までの直鎖もしくは分枝鎖
状のアルキルもしくはアルコキシによりモノ置換されて
いてもよいフェニル、ピリジル、フリルまたはチエニル
を表し、R3は水素、フェニル、トリフルオロメチル、
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル、フ
ルオロメチルまたはヒドロキシメチルを表し、R4は水
素または炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアル
キルを表す〕の、適宜異性体形の、7−オキソ−7H−
ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−
6−カルボン酸誘導体類、並びにそれらの水和物類およ
び塩類。
【0008】ただし、9−フルオロ−3−メチル−10
−(1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド
〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カ
ルボン酸並びにそれの3−および4−メチル−1−ピペ
ラジニル誘導体類、9−フルオロ−10−(4−メチル
−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,
2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン
酸およびそれの2−メチル誘導体を除く、に関する。
【0009】本発明に従う化合物の生理学的に許容可能
な塩類は、本発明に従う物質と鉱酸類、カルボン酸類ま
たはスルホン酸類との塩類であることができる。特に好
適な塩類は、例えば、塩酸、臭化水素酸、硫酸、燐酸、
メタンスルホン酸、エタンスルホン酸、トルエンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、ナフタレンジスルホン酸、
酢酸、プロピオン酸、乳酸、酒石酸、クエン酸、フマル
酸、マレイン酸または安息香酸との塩類である。
【0010】生理学的に許容可能な塩類は、本発明に従
う化合物のアルカリ金属、アルカリ土類金属、銀および
グアニジニウム塩類であることもできる。
【0011】本発明に従う一般式(I)の好適な化合物
は、適宜異性体形の、R1が1−ピペリジニルまたは式
【0012】
【化5】
【0013】の基を表し、ここでAが式−NR7の基、
酸素原子または−CH2−基を示し、ここでR7が水素ま
たは場合によりヒドロキシルもしくはフェニルにより置
換されていてもよい炭素数が4までの直鎖もしくは分枝
鎖状のアルキルを示し、R5およびR6が同一もしくは相
異なり、そして水素、シクロヘキシル、フェニルまたは
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを示
し、R2が水素を表すか、或いは炭素数が4までの直鎖
もしくは分枝鎖状のペルフルオロアルキルを表すか、或
いは場合によりフェニル、ヒドロキシル、弗素、塩素、
またはそれぞれ炭素数が2までの直鎖もしくは分枝鎖状
のアルコキシもしくはアルキルチオにより置換されてい
てもよい炭素数が5までの直鎖もしくは分枝鎖状のアル
キルを表すか、或いはそれぞれが場合により弗素、塩
素、臭素またはそれぞれ炭素数が3までの直鎖もしくは
分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシによりモノ置換
されていてもよいフェニル、ピリジル、フリルまたはチ
エニルを表し、R3が水素、フェニル、トリフルオロメ
チル、炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキ
ル、フルオロメチルまたはヒドロキシメチルを表し、R
4が水素または炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状
のアルキルを表すもの、並びにそれらの水和物類および
塩類である。
【0014】本発明に従う一般式(I)の特に好適な化
合物は、適宜異性体形の、R1が1−ピペリジニルを表
すか、或いは式
【0015】
【化6】
【0016】の基を表し、ここでAが式−NR7の基、
酸素原子または−CH2−基を示し、ここでR7が水素ま
たは場合によりヒドロキシルもしくはフェニルにより置
換されていてもよい炭素数が4までの直鎖もしくは分枝
鎖状のアルキルを示し、R5およびR6が同一もしくは相
異なり、そして水素、シクロヘキシル、フェニルまたは
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを示
し、R2が水素を表すか、或いは炭素数が4までの直鎖
もしくは分枝鎖状のペルフルオロアルキルを表すか、或
いは場合によりフェニル、ヒドロキシル、弗素、塩素、
メトキシ、エトキシまたはメチルチオにより置換されて
いてもよい炭素数が5までの直鎖もしくは分枝鎖状のア
ルキルを表すか、或いはそれぞれが場合により弗素、塩
素、臭素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシに
よりモノ置換されていてもよいフェニル、ピリジルまた
はフリルを表し、R3が水素、フェニル、トリフルオロ
メチル、炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアル
キル、フルオロメチルまたはヒドロキシメチルを表し、
4が水素または炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖
状のアルキルを表すもの、並びにそれらの水和物類およ
び塩類である。
【0017】〔A〕一般式(II)
【0018】
【化7】
【0019】〔式中、R2およびR3は上記の意味を有
し、R4は上記の意味を有するが、好適には水素を表
し、そしてTはハロゲン、好適には弗素を表す〕の化合
物を、不活性溶媒中で、塩基の存在下で、保護気体雰囲
気下で、一般式(III)
【0020】
【化8】R1−H (III) 〔式中、R1は上記の意味を有する〕の化合物と反応さ
せるか、或いは 〔B〕R2およびR3が水素を表す場合には、一般式(I
V)
【0021】
【化9】
【0022】〔式中、R4は上記の意味を有するが、好
適には水素を表す〕のアルデヒド類を、不活性溶媒中
で、塩基の存在下で、同時に環化しながら、一般式(II
I)または(IIIa)、好適には(IIIa)、
【0023】
【化10】 R1−H (III) W−H (IIIa) 〔式中、R1は上記の意味を有し、そしてWはR1の上記
の意味を有するが、ここでは環式アミンの1個が保護基
により、好適にはメトキシカルボニル、エトキシカルボ
ニルまたはtert-ブトキシカルボニルにより保護されて
いる〕の化合物と反応させ、保護基を一般的方法に従っ
て除去し、そして次にR4の希望する意味に従いエステ
ル化または加水分解を一般的方法に従い実施することを
特徴とする、本発明に従う一般式(I)の化合物の製造
方法も見いだされた。
【0024】本発明に従う方法は例えば下記の反応式に
より示すことができる:
【0025】
【化11】
【0026】本発明の概念における保護基は、ペプチド
化学から知られている基、例えばベンジルオキシカルボ
ニル、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロ
ポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、ブトキ
シカルボニルおよびイソブトキシカルボニル、である。
メトキシ−およびエトキシカルボニルが好適である。全
ての工程段階用に適している溶媒は、反応条件下で変化
しない一般的な不活性溶媒である。これらには好適に
は、有機溶媒、例えばエーテル類、例えばジエチルエー
テル、グリコールモノメチルエーテルもしくはグリコー
ルジメチルエーテル、ジオキサンまたはテトラヒドロフ
ラン、或いは炭化水素類、例えばベンゼン、トルエン、
キシレン、シクロヘキサンまたは鉱油留分類、或いはハ
ロゲノ炭化水素類、例えば塩化メチレン、クロロホル
ム、四塩化炭素、またはジメチルスルホキシド、N,N
−ジメチルホルムアミド、ヘキサメチルホスホロアミ
ド、スルホラン、酢酸エチル、ピリジン、トリエチルア
ミン、N−メチルピロリジン、アニソールまたはピコリ
ン、が包含される。上記の溶媒類の混合物を使用するこ
ともできる。ジメチルスルホキシドおよびN,N−ジメ
チルホルムアミドが好適である。
【0027】適している塩基は、一般的な塩基性化合物
である。これらには好適には、アルカリ金属もしくはア
ルカリ土類金属水酸化物類、ピリジン、トリエチルアミ
ン、ジイソプロピルエチルアミンまたはN−メチルピペ
リジン、或いは二環式アミジン類、例えば1,5−ジア
ザビシクロ〔3.4.0〕−ノネ−5−ン(DBN)、
1,5−ジアザビシクロ〔3.4.0〕ウンデセ−5−ン
(DBU)またはDABCO、が包含される。トリエチ
ルアミン、ジイソプロピルエチルアミンおよびDABC
Oが好適である。
【0028】塩基は一般的には、1モルの対応するカル
ボン酸に関して1−3モルの、好適には1−1.5モル
の、量で使用される。
【0029】方法〔A〕および〔B〕は一般的には、+
0℃〜+150℃の、好適には+0℃〜+120℃の、
温度範囲において実施される。
【0030】一般的には、該方法は常圧において実施さ
れる。しかしながら、該方法を減圧または加圧(例えば
0.5−5バールの範囲)において実施することもでき
る。
【0031】加水分解用に適している溶媒は、水または
一般的有機溶媒と組み合わされた水である。これらには
好適には、アルコール類、例えばメタノール、エタノー
ル、プロパノール、イソプロパノールもしくはブタノー
ル、またはエーテル類、例えばテトラヒドロフランもし
くはジオキサン、またはジメチルホルムアミド、または
ジメチルスルホキシド、または酢酸が包含される。アル
コール類、例えばメタノール、エタノール、プロパノー
ルまたはイソプロパノール、が特に好適に使用される。
【0032】加水分解は、酸類、例えば塩酸、酢酸、臭
化水素酸、メタンスルホン酸、硫酸または過塩素酸、を
用いて実施される。
【0033】加水分解は一般的には0℃〜130℃の、
好適には20℃〜110℃の、温度範囲で実施される。
【0034】一般的には、加水分解は常圧において実施
される。しかしながら、減圧または加圧(例えば0.5
−5バールの範囲)において実施することもできる。
【0035】加水分解を行う時には、酸は一般的には1
モルのエステルに関して1−3モルの、好適には1−
1.5モルの、量で使用される。モル量の反応物類が特
に好適に使用される。
【0036】ターシャリー−ブチルエステル類の加水分
解は一般的には、酸類、例えば塩酸またはトリフルオロ
酢酸、を用いて、上記の溶媒類の1種および/もしくは
水またはそれらの混合物の存在下で、好適にはジオキサ
ンまたはテトラヒドロフランを用いて、実施される。
【0037】酸類のエステル化は一般的方法に従い、酸
類を適宜上記溶媒の1種中で触媒の存在下で反応させる
ことにより、行われる。対応するアルコールは好適には
次に溶媒としても使用される。
【0038】使用できる触媒は、無機酸類、例えば硫
酸、または無機酸塩化物類、例えば塩化チオニル、であ
る。
【0039】一般的には、1モルの反応物に関して0.
01−1モルの、好適には0.05−0.5モルの、触媒
が使用される。
【0040】アミノ保護基は文献から既知の方法〔ホウ
ベンーウエイル(Houben-Weyl)、メソデン・デル・オル
ガニッシェン・ヘミイ(Methoden der Organischen Chem
ie)、ペプチド合成(Peptide synthesis)、II、4版、1
5/1、15/2巻、ジョージ・チエメ・フェルラグ参
照〕により、好適にはトリフルオロ酢酸を用いてアニソ
ール中で、除去される。
【0041】一般式(II)の化合物はある場合には既知
であり〔これに関してはヨーロッパ特許253,235
A、ザ・ジャーナル・オブ・ヘテロサイクリック・ケミ
ストリー(J. Heterocycl. J. Chem.)、1067(19
91)参照〕、または新規であり、そして例えば一般式
(V)
【0042】
【化12】
【0043】〔式中、R8はC1−C4-アルキル基を表
す〕の化合物を、上記の溶媒および塩基の1種中で、好
適にはジメチルホルムアミドおよび炭酸カリウム中で、
一般式(VI)
【0044】
【化13】 〔式中、R2およびR3は上記の意味を有しており、そし
てBはハロゲン、好適には臭素、を表す〕のα−ハロゲ
ノカルボニル化合物と反応させることにより、或いは一
般式(VII)
【0045】
【化14】
【0046】〔式中、R8は上記の意味を有しており、
そしてR9はC1−C4-アルコキシを表す〕の化合物を、
上記の溶媒の1種中で、好適にはエタノール中で、そし
て適宜これもここで以上で挙げられているアミン塩基の
存在下で、一般式(VIII)
【0047】
【化15】
【0048】〔式中、R3は上記の意味を有しており、
そしてR10は水素またはC1−C4-アルキルを表す〕の
化合物と反応させ、そして次にジメトキシエタンおよび
水素化ナトリウムを用いて一般式(IX)
【0049】
【化16】
【0050】〔式中、R8、R3およびR10は上記の意味
を有する〕の化合物に転化させ、次に一般的方法に従い
オゾン分解により二重結合を分解させてカルボニル官能
基とし、そして最後の段階で上記の環化を行い、そして
2およびR3が以上で挙げられている他の置換基の場合
には、これらを一般的方法に従い変えることにより、製
造することができる。
【0051】一般式(VIII)の化合物との反応は−20
℃〜+30℃の、好適には0℃〜室温の、温度および常
圧において行われる。
【0052】オゾン分解は一般的には−78℃において
メタノール/塩化メチレンの溶媒混合物中でそして保護
気体雰囲気下で実施される。
【0053】一般式(VII)および(VIII)の化合物類
はある場合には既知であるかまたは一般的方法に従い製
造することができる。
【0054】一般式(IX)の化合物は主として新規であ
り、そして上記の方法に従い製造することができる。
【0055】一般式(V)および(VI)の化合物類はそ
れ自体既知であるか〔ヨーロッパ特許出願253,23
5参照〕または既知の方法に従い製造することができ
る。
【0056】一般式(III)および(IIIa)の化合物類
も既知であるか、ある場合には商業的に入手可能であ
り、または一般的方法に従い製造することができる。
【0057】一般式(IV)のアルデヒド類はそれ自体既
知であるか、または公告された方法に従い製造すること
ができる〔ヨーロッパ特許出願253,235参照〕。
【0058】本発明に従う化合物は別の予期できない有
用な分野の薬学的活性を示す。驚くべきことに、それら
はウィルスで誘発される疾病の治療用に適している。
【0059】一般式(II)の中間生成物もこの分野の活
性を示す。
【0060】活性の検出はB型肝炎ウィルスDNAがト
ランスフェクションされているヘパトーム細胞(HEP
G 2.2.15)中で行われた。以下に挙げられている
実施例からの結果は下記の参考文献中に記されているH
BV試験システムに関して測定された〔セルス(Sells),
M.A.、チェン(Chen),M.L.、アクス(Acs),G.、プロ
シーディングス・オブ・ザ・ナショナル・アカデミー・
オブ・サイエンセス・オブ・ザ・ユナイテッド・ステー
ツ・オブ・アメリカ(Proc. Natl. Acad. Sci.USA)、1
005−1009頁、84巻(1987)〕。
【0061】トランスフェクションされたヘパトーム細
胞(HEPG 2.2.15)を種々の濃度の各化合物と
共に培養した。本発明に従う化合物を用いるトランスフ
ェクションされたヘパトーム細胞線HEPG 2.2.1
5の処理により、上澄み液中のウィルス−特異性HBV
DNAの減少並びにHBsAgの水準における減少が
示された。さらに、本発明に従う化合物が肝炎ウィルス
の複製的中間生成物の減少をもたらすことも見いだされ
た。細胞培養物の上澄み液中のHBV DNA含有量は
PEGでの沈澱後に測定された。これは放射活性標識付
けされていていないHBV DNAの試料を用いて行わ
れた〔ポウリー(Pauly),P.、1982、博士論文、ゲ
ッチンゲン大学、F.R.G.、ケッヘル(Koechel)他、
990、EMBL、受け入れ番号X51790〕。同時
に、HBsAg生成に対する効果も商業的に利用可能な
エリサ試験を用いて測定された。示されているIC50
は、上記の試験条件下で上澄み液中のHBV DNA濃
度の50%抑制を生じる基質濃度を示している。
【0062】
【表1】 同時に、存在しているかもしれない本発明に従う化合物
の細胞毒性影響の測定はクリスタルバイオレットを用い
る染色によりまたは細胞DNA中への放射活性標識の付
いたチミジンの加入により行われた。
【0063】他の細胞に対する本発明に従う化合物の影
響はHEL細胞およびMEF細胞を用いる培養により試
験された。これらの細胞の生命力に対する影響は250
μMの濃度までは観察されなかった。
【0064】本発明に従い使用できる化合物に関する指
定分野の例として下記のものが挙げられる:肝炎を引き
起こす可能性のある急性および慢性のウィルス性感染
症、例えば肝炎ウィルスでの感染症、1および2型ヘル
ペスウィルス、サイトメガロウィルス、水痘−帯状ヘル
ペスウィルス並びにHIVでの感染症、の治療。
【0065】慢性肝炎Bウィルス性感染症の治療および
急性肝炎Bウィルス性感染症の治療が特に好適である。
【0066】非−毒性の不活性な薬学的に適している賦
形薬の他に1種以上の式(I)および/または(II)の
化合物類を含有しているかまたは1種以上の式(I)お
よび/または(II)の活性化合物類からなっている薬学
的調合物並びにこれらの調合物の製造方法も本発明に包
含される。
【0067】式(I)および(II)の化合物類は上記の
薬学的調合物中に全混合物の約0.1−99.5、好適に
は約0.5−95、重量%の濃度で存在すべきである。
【0068】上記の薬学的調合物は式(I)および(I
I)の化合物類の他に別の薬学的に活性な化合物を含有
することもできる。
【0069】上記の薬学的調合物の製造は一般的方法で
既知の方法により、例えば活性化合物または化合物類を
賦形薬または賦形薬類と混合することにより、行われ
る。
【0070】一般的には、希望する結果を得るために
は、人間および動物用薬品の両者において活性化合物ま
たは化合物類を24時間当たり約0.5−約500、好
適には1−100、mg/kgの体重の合計量で、任意
に数回の個別投与の形状で、投与することが有利である
と一般的に証されている。個別投与量は活性化合物また
は化合物類を好適には約1−約80mg/kg、特に1
−30mg/kg、の体重の量で含有している。しかし
ながら、治療しようとする患者の性質および体重、疾病
の性質および重さ、調合物の型および薬品の投与方式、
並びに投与を行う時間的期間または間隔により、示され
ている投与量から逸脱する必要があるかもしれない。
【0071】
【実施例】出発化合物 実施例I 9,10−ジフルオロ−2−(2−メトキシ−フェニル)
−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0072】
【化17】
【0073】0.7g(2.58ミリモル)の6,7,8−
トリフルオロ−4−ヒドロキシ−3−キノリンカルボン
酸エチル、0.892g(6.45ミリモル)のK2CO3
および1.183g(5.16ミリモル)の2−ブロモ−
2′−メトキシ−アセトフェノンを40mlの無水DM
F中で6時間にわたりアルゴン下で90℃に加熱した。
【0074】溶媒を真空中で除去した。残渣をCH2
2中に加え、そして50mlの1NHClと共に3回
振った。一緒にした有機相を水で2回洗浄し、硫酸ナト
リウム上で乾燥し、そして真空中で濃縮した。粗製生成
物をシリカゲル上で精製し(溶離剤CH2Cl2:MeO
H=100:1)、そしてトルエンから再結晶化させ
た。
【0075】収量:300mg(理論値の29%)。
【0076】融点:>230℃。
【0077】実施例II 9,10−ジフルオロ−7−オキソ−2−(2−プロピ
ル)−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベン
ゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0078】
【化18】
【0079】2g(7.38ミリモル)の6,7,8−ト
リフルオロ−4−ヒドロキシ−3−キノリンカルボン酸
エチルを50mlの無水DMF中にアルゴン下で懸濁さ
せた。10mlの無水DMF中の2.55g(18.44
ミリモル)のK2CO3および2.43g(14.75ミリ
モル)の1−ブロモ−3−メチル−2−ブタノンを加
え、そして混合物を8時間にわたり90℃に加熱した。
それを冷却し、そして氷水中に注いだ。沈澱した生成物
を吸引濾別し、そして水で洗浄した。それを石油エーテ
ルで洗浄し、そして真空中で乾燥した。粗製生成物をカ
ラムクロマトグラフィーによりシリカゲル上で精製し
(溶離剤CH2Cl2:MeOH=100:1.5)、そ
して1.5g(理論値の61%)の標記化合物が得られ
た。
【0080】融点:170℃。
【0081】実施例III 2−ターシャリー−ブチル−9,10−ジフルオロ−7
−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0082】
【化19】
【0083】2.55g(18.44ミリモル)のK2
3および2.64g(14.75ミリモル)の1−ブロ
モ−3,3−ジメチル−2−ブタノンをアルゴン下で1
00mlの無水DMF中の2g(7.38ミリモル)の
6,7,8−トリフルオロ−4−ヒドロキシ−3−キノリ
ンカルボン酸エチルに加え、そして混合物を4時間にわ
たり90℃に加熱した。溶媒を真空中で除去し、固体を
水と共に撹拌し、そして濾別した。水相をCH2Cl2
抽出し、抽出物をNa2SO4上で乾燥し、そして溶媒を
真空中で除去した。一緒にした粗製生成物をシリカゲル
上で精製した(溶離剤CH2Cl2:MeOH=100:
1.5)。それをCHCl3から再結晶化させた。
【0084】収量:1.24g(理論値の48%)。
【0085】融点:185℃。
【0086】実施例IV 2−(4−クロロフェニル)−9,10−ジフルオロ−7
−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0087】
【化20】
【0088】実施例Iと同様にして標記化合物が得られ
た。
【0089】融点:213℃。
【0090】実施例V 9,10−ジフルオロ−2−(4−メトキシ−フェニル)
−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0091】
【化21】
【0092】1.9g(7ミリモル)の6,7,8−トリ
フルオロ−4−ヒドロキシ−3−キノリン−カルボン酸
エチル、3.2g(14ミリモル)の2−ブロモ−4′
−メトキシアセトフェノンおよび2.43g(18ミリ
モル)のK2CO3を6時間にわたり14mlのDMF中
で90℃に加熱した。溶媒を真空中で蒸留除去し、そし
て残渣を水と共に撹拌した。粗製生成物をカラムクロマ
トグラフィーにより精製した。
【0093】収量:2.48g(理論値の89%)。
【0094】融点:214℃。
【0095】実施例VI 2−(ターシャリー−ブチル)−9,10−ジフルオロ−
7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0096】
【化22】
【0097】2mlの酢酸、1.3mlの水および0.1
7mlのH2SO4を393mg(1.12ミリモル)の
実施例IIIからの化合物に加え、そして混合物を還流下
で2時間にわたり沸騰させた。冷却後に、それを水で処
理し、そして固体を濾別した。それを水で洗浄した。生
成物を乾燥し、そしてクロロホルムから再結晶化させ
た。
【0098】収量:230mg(理論値の64%)。
【0099】融点:>230℃。
【0100】実施例VII 9,10−ジフルオロ−2−(2−メトキシ−フェニル)
−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0101】
【化23】
【0102】9mlの酢酸、6mlの水および0.8m
lのH2SO4を500mg(1.25ミリモル)の実施
例Iからの化合物に加え、そして混合物を還流下で3時
間にわたり沸騰させた。冷却後に、固体を濾別しそして
水で洗浄した。生成物を高真空中で乾燥した。
【0103】収量:450mg(理論値の97%)。
【0104】融点:>230℃。
【0105】実施例VIおよびVIIの工程と同様にして、
表Iに挙げられている化合物類が製造された。
【0106】
【表2】
【0107】実施例XI 10−(4−ブトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−
9−フルオロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−
d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0108】
【化24】
【0109】500mg(1.75ミリモル)の6,7,
8−トリフルオロ−1−ホルミルメチル−4−オキソ−
4H−キノリン−カルボン酸および652mg(3.5
0ミリモル)の1−ブトキシカルボニル−ピペラジンを
還流下で4時間にわたり3.0mlのジイソプロピルエ
チルアミンおよび2.5mlのDMSOの混合物中で加
熱した。冷却後に、混合物をエーテルで処理し、溶媒を
傾斜させ、そして残渣を酢酸エチルおよびエタノールと
共に粉砕した。
【0110】収量:282mg(理論値の37%)。
【0111】1H−NMR(DMSO−d6):δ=6.
93および7.10(2d,J=5Hz;それぞれ1H,
2−Hおよび3−H);7.45(d,J=12.5H
z;1H,8−H);8.75(s,1H,5−H)。
【0112】実施例XII 6,7,8−トリフルオロ−(1−(1′−メチル−エチ
ル)−2−プロペニル)−4−オキソ−4H−キノリン−
3−カルボン酸エチル
【0113】
【化25】
【0114】20mlのエタノール中の1.41g(1
4.2ミリモル)の3−アミノ−4−1−ペンテンを0
℃において4.55g(14.2ミリモル)の3−エトキ
シ−2−(2,3,4,5−テトラフルオロ−ベンゾイル)
アクリル酸エチルおよび4.95ml(28.4ミリモ
ル)のジイソプロピルエチルアミンの20mlのエタノ
ール中溶液に滴々添加した。室温における1.5時間後
に、混合物を真空中で濃縮し、残渣を水および塩化メチ
レンの間に分配させ、有機相を硫酸ナトリウムを用いて
乾燥し、そして再び濃縮した。
【0115】残渣を20mlの無水ジメトキシエタン中
に溶解させ、そして0℃において552mg(18.3
ミリモル)の水素化ナトリウム(80%強度)の45m
lの無水ジメトキシエタン中懸濁液に滴々添加した。0
℃における1時間後に、4mlの氷酢酸を加え、混合物
を濃縮し、そして残渣を塩化メチレンおよび水の間に分
配させた。有機相を硫酸ナトリウムを用いて乾燥し、濃
縮し、そしてシリカゲル上でトルエン/酢酸エチルを用
いてクロマトグラフィーにかけた。
【0116】収量:3.35g(67%)。
【0117】融点:65−67℃。
【0118】実施例XIII 6,7,8−トリフルオロ−4−オキソ−1−(1−フェ
ニル−3−プロペニル)−4H−キノリン−3−カルボ
ン酸エチル
【0119】
【化26】
【0120】実施例XIIの工程と同様にして、標記化合
物が3−アミノ−3−フェニル−1−プロペンから製造
された。
【0121】収率:36%。
【0122】融点:120℃。
【0123】実施例XIV 1−(1−エチル−2−プロペニル)−6,7,8−トリフ
ルオロ−4−オキソ−4H−キノリン−3−カルボン酸
エチル
【0124】
【化27】
【0125】実施例XIIの工程と同様にして、標記化合
物が3−アミノ−1−ペンテンから製造された。
【0126】収率:50%。
【0127】融点:99℃。
【0128】実施例XV 9,10−ジフルオロ−3−(1−メチル−エチル)−7
−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0129】
【化28】
【0130】オゾンを−78℃の3.35g(9.5ミリ
モル)の実施例XIIからの化合物の85mlのメタノー
ルおよび21mlの塩化メチレン中溶液の中に、それが
青色に着色されるまで通した。過剰のオゾンを窒素で追
い出した。7.5mlの硫化ジメチルを加え、混合物を
自然に室温にし、そして約5時間後に真空中で濃縮し
た。残渣を50mlの無水DMF中に溶解させ、1.3
1g(9.5ミリモル)のK2CO3で処理し、そして室
温で1時間撹拌した。5mlの氷酢酸および500ml
の水を加え、沈澱した沈澱を吸引濾別し、水で洗浄し、
そして真空中で乾燥した。
【0131】収量:2.50g(79%)。
【0132】1H−NMR(DMSO−d6):1.19
(d,J=7Hz;3′−CH3)、1.28(t,J=7
Hz;3H,6′−CH3)、2.99(h,J=7Hz;
1H,3′−H);4.24(q,J=7Hz;2H,6′
−CH2)、6.77(s;1H,2−H)、7.56(d
d,J=8Hz,J=11Hz;1H,8−H)、8.36
(s;1H,5−H)。
【0133】実施例XVI 3−エチル−9,10−ジフルオロ−7−オキソ−7H
−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン
−6−カルボン酸エチル
【0134】
【化29】
【0135】実施例XVの工程と同様にして、標記化合物
が実施例XIVの化合物から製造された。
【0136】収率:69%。
【0137】1H−NMR(DMSO−d6):1.14
および1.28(2t,J=7Hz;それぞれ3H,3′
−CH3および6′−CH3)、4.24(q,J=7H
z;2H,6′−CH3)、6.79(s;1H,2−
H)、7.55(dd,J=8Hz,J=11Hz;1H,
8−H)、8.28(s;1H,5−H)。
【0138】実施例XVII 9,10−ジフルオロ−7−オキソ−3−(1−メチル−
エチル)−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0139】
【化30】
【0140】2.50g(7.5ミリモル)の実施例XVか
らの化合物を還流下で4時間にわたり100mlの水、
110mlの氷酢酸および10mlの硫酸の混合物中で
加熱した。冷却後に、混合物を水で処理した。沈澱した
沈澱を吸引濾別し、そして真空中で乾燥した。
【0141】収量:1.76g(77%)。
【0142】融点:253−255℃。
【0143】実施例XVIII 3−エチル−9,10−ジフルオロ−7−オキソ−7H
−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン
−6−カルボン酸
【0144】
【化31】
【0145】実施例XVIIの工程と同様にして、標記化合
物が実施例XVIの化合物から製造された。
【0146】収率:68%。
【0147】融点:246℃。
【0148】実施例XIX 9,10−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−7H
−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン
−6−カルボン酸
【0149】
【化32】
【0150】11.0gの6,7,8−トリフルオロ−1,
4−ジヒドロ−4−オキソ−1−(1−メチル−2−オ
キソ−エチル)−3−キノリンカルボン酸を110ml
のターシャリー−ブタノール中で4.62gのKOtB
uと共に3時間にわたり加熱沸騰させた。室温に冷却し
た後に、混合物を水に加え、酸性化し、そして沈澱した
固体を単離した。
【0151】収量:8.5g。
【0152】融点:258−260℃。
【0153】実施例XX 10−(4−エトキシカルボニル−1−ピペラジニル)−
9−フルオロ−3−メチル−7−オキソ−7H−ピリド
〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カ
ルボン酸
【0154】
【化33】
【0155】0.21gの9,10−ジフルオロ−3−メ
チル−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕
〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸および0.3
6gのエトキシカルボニルピペラジンを7.5mlのD
MSO中で3時間にわたり120℃に加熱した。全ての
揮発性成分類を高真空中で蒸留除去し、そして残渣をエ
タノールと共に撹拌した。
【0156】収量:0.22g。
【0157】融点:290−292℃。
【0158】実施例XXI 9,10−ジフルオロ−2−(4−メチル−フェニル)−
7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0159】
【化34】
【0160】実施例IIIと同様にして、0.52g(理論
値の52%)の標記化合物が2−ブロモ−4′−メチル
−アセトフェノンを用いて得られた。
【0161】融点:237℃。
【0162】実施例XXII 2−エチル−9,10−ジフルオロ−7−オキソ−7H
−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン
−6−カルボン酸エチル
【0163】
【化35】
【0164】実施例IIと同様にして、0.9g(理論値
の38%)の標記化合物が1−ブロモ−2−ブタノンを
用いて得られた。
【0165】融点:210℃。
【0166】実施例VIおよびVIIの工程と同様にして、
表IIに挙げられている化合物類が製造された。
【0167】
【表3】表II:
【0168】
【化36】
【0169】実施例番号 2 融点℃ XXIII −C25 >230 XXIV −C64−p−CH3 >230実施例XXV 2−〔1,1−ビス(フルオロメチル)−エチル〕−9,1
0−ジフルオロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3
−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸エ
チル
【0170】
【化37】
【0171】実施例IIIの工程と同様にして、標記化合
物が理論値の23%で得られた。
【0172】融点:225℃。
【0173】実施例XXVI 2−〔1,1−ビス(フルオロメチル)−エチル〕−9,1
0−ジフルオロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3
−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0174】
【化38】
【0175】実施例VIの工程と同様にして、標記化合物
が理論値の85%で得られた。
【0176】融点:>230℃。
【0177】実施例XXVII 9,10−ジフルオロ−7−オキソ−3−フェニル−7
H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジ
ン−6−カルボン酸エチル
【0178】
【化39】
【0179】実施例XVの工程と同様にして、標記化合物
が実施例XIIIの化合物から製造された。
【0180】実施例XXVIII 9,10−ジフルオロ−7−オキソ−3−フェニル−7
H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジ
ン−6−カルボン酸
【0181】
【化40】
【0182】実施例XVIIの工程と同様にして、標記化合
物が実施例XVIIの化合物から製造された。
【0183】実施例XXIX 1−(2−エチル−1−プロピル−2−プロペニル)−
6,7,8−トリフルオロ−4−オキソ−4H−キノリン
−3−カルボン酸エチル
【0184】
【化41】
【0185】実施例XIIの工程と同様にして、標記化合
物が3−アミノ−2−エチル−1−ヘキセンから製造さ
れた。
【0186】実施例XXX 2−エチル−9,10−ジフルオロ−7−オキソ−3−
フェニル−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0187】
【化42】
【0188】実施例XVの工程と同様にして、標記化合物
が実施例XXIXの化合物から製造された。
【0189】実施例XXXI 1−(1,2−ジメチル−2−プロペニル)−6,7,8−
トリフルオロ−7−オキソ−4H−キノリン−3−カル
ボン酸エチル
【0190】
【化43】
【0191】実施例XIIの工程と同様にして、標記化合
物が3−アミノ−2−メチル−1−ブテンから製造され
た。
【0192】融点℃:122。
【0193】実施例XXXII 2−エチル−9,10−ジフルオロ−7−オキソ−3−
プロピル−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0194】
【化44】
【0195】実施例XVIIの工程と同様にして、標記化合
物が実施例XXXの化合物から製造された。
【0196】融点℃:170。
【0197】実施例XXXIII 9,10−ジフルオロ−2,3−ジメチル−7−オキソ−
7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサ
ジン−6−カルボン酸エチル
【0198】
【化45】
【0199】実施例XVの工程と同様にして、標記化合物
が実施例XXXIの化合物から製造された。
【0200】融点℃:186。
【0201】実施例XXXIV 9,10−ジフルオロ−2,3−ジメチル−7−オキソ−
7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサ
ジン−6−カルボン酸
【0202】
【化46】
【0203】実施例XVIIの工程と同様にして、標記化合
物が実施例XXXIIIの化合物から製造された。
【0204】実施例XXXV 1−(1−(1′,1′−ジメチルエチル)−2−プロペニ
ル)−6,7,8−トリフルオロ−7−オキソ−4H−キ
ノリン−3−カルボン酸エチル
【0205】
【化47】
【0206】実施例XIIの工程と同様にして、標記化合
物が3−アミノ−4,4−ジメチル−1−ペンテンから
製造された。
【0207】実施例XXXVI 3−(1,1−ジメチル−1−エチル)−9,10−ジフル
オロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕
〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸エチル
【0208】
【化48】
【0209】実施例XVの工程と同様にして、標記化合物
が実施例XXXVの化合物から製造された。
【0210】実施例XXXVII 3−(1,1−ジメチル−1−エチル)−9,10−ジフル
オロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕
〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0211】
【化49】
【0212】実施例XVIIの工程と同様にして、標記化合
物が実施例XXXVIの化合物から製造された。
【0213】製造実施例 実施例1 2−ターシャリー−ブチル−9−フルオロ−10−(4
−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピ
リド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6
−カルボン酸
【0214】
【化50】
【0215】100mg(0.31ミリモル)の実施例V
Iからの化合物、80mg(0.62ミリモル)のジイソ
プロピル−エチルアミンおよび93mg(0.93ミリ
モル)のN−メチルピペラジンを3時間にわたりアルゴ
ン下で2mlの無水DMSO中で140℃に加熱した。
冷却後に、混合物を水で処理し、固体を撹拌し、そして
次に濾過した。粗製生成物を水で洗浄し、そして高真空
中で乾燥した。
【0216】収量:88mg(理論値の70%)。
【0217】融点:>230℃。
【0218】実施例2 9−フルオロ−7−オキソ−10−(1−ピペラジニル)
−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキ
サジン−6−カルボン酸
【0219】
【化51】
【0220】130mg(0.30ミリモル)の実施例X
Iからの化合物を室温で1時間にわたり1mlのアニソ
ールおよび10mlのトリフルオロ酢酸の混合物で処理
した。混合物を真空中で濃縮し、残渣をエーテルで処理
し、そして吸引濾別した。固体を水中に溶解させ、溶液
を酢酸ナトリウムを用いてpH5に調節し、そしてRP
−18上で水/アセトニトリル/酢酸を用いてクロマト
グラフィーにかけた。収量:35mg(理論値の35
%)。
【0221】1H−NMR(CF3CO2D):δ=7.0
2(s,2H,2−Hおよび3−H);7.88(d,J=
11Hz;1H,8−H);8.37(s,1H,5−
H)。
【0222】実施例3 9−フルオロ−10−(3−メチル−1−ピペラジニル)
−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0223】
【化52】
【0224】1.0g(3.5ミリモル)の6,7,8−ト
リフルオロ−1−ホルミルメチル−4−オキソ−4H−
キノリン−3−カルボン酸および0.7g(7.0ミリモ
ル)の2−メチルピペラジンを還流下で4時間にわたり
5mlのDMSOおよび6mlのジイソプロピルエチル
アミンの混合物中で加熱した。冷却後に、混合物をエー
テルで処理し、溶媒を傾斜させ、そして残渣を酢酸エチ
ルおよびエタノールと共に粉砕した。精製するために、
残渣を水中に溶解させ、そしてRP−18上で水/アセ
トニトリル/酢酸を用いてクロマトグラフィーにかけ
た。
【0225】収量:25mg(理論値の2%)。
【0226】1H−NMR(DMSO−d6):δ=0.
96(d,J=6Hz;3H,CH3);6.94および
7.08(2d,J=5Hz;それぞれ1H,2−Hおよ
び3−H);7.42(d,J=12.5Hz;1H,8−
H);8.72(s,1H,5−H)。
【0227】実施例4 10−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−9−フ
ルオロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,
e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0228】
【化53】
【0229】実施例3と同様にして、標記化合物が製造
された。
【0230】収率:15%。
【0231】1H−NMR(DMSO−d6):δ=1.
30(d,J=6Hz;3H,CH3);6.98および
7.13(2d,J=5Hz;それぞれ1H,2−Hおよ
び3−H);7.48(d,J=13Hz;1H,8−
H);8.76(s,1H,5−H)。
【0232】実施例5 10−(4−エチル−1−ピペラジニル)−9−フルオロ
−3−メチル−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−
d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0233】
【化54】
【0234】300mg(1.075ミリモル)の9,1
0−ジフルオロ−3−メチル−7−オキソ−7H−ピリ
ド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−
カルボン酸を8mlのDMSO中に懸濁させ、139.
8mg(1.075ミリモル)の1−エチル−ピペラジ
ンおよび240.8mg(2.15ミリモル)のDABC
Oで処理し、そして1時間にわたり100℃に加熱し
た。反応が完了した後に、溶媒を高真空中で蒸留除去
し、残渣をイソプロパノールを用いて懸濁させ、固体を
吸引濾別し、そして乾燥した。
【0235】収量:固体状の354mg(理論値の85
%)。
【0236】表1、2、3、4、5および6に挙げられ
ている化合物類は実施例1−5の工程と同様にして製造
され、エステル類(R4≠H)の場合には対応する先駆
体のエステル類を直接反応させた。
【0237】
【表4】
【0238】
【表5】
【0239】
【表6】
【0240】
【表7】
【0241】
【表8】
【0242】
【表9】
【0243】実施例34 2−ターシャリー−ブチル−10−(3,5−ジメチル−
1−ピペラジニル)−9−フルオロ−7−オキソ−7H
−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン
−6−カルボン酸
【0244】
【化55】
【0245】実施例1と同様にして、96mg(理論値
の54%)の標記化合物が2,6−ジメチルピペラジン
を用いて得られた。
【0246】融点:>230℃。
【0247】実施例35 2−ターシャリー−ブチル−9−フルオロ−10−(3
−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピ
リド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6
−カルボン酸
【0248】
【化56】
【0249】実施例1と同様にして、72mg(理論値
の58%)の標記化合物が2−メチルピペラジンを用い
て得られた。
【0250】融点:>230℃。
【0251】実施例36 2−ターシャリー−ブチル−10−(1−ピペラジニル)
−9−フルオロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3
−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0252】
【化57】
【0253】実施例1と同様にして、90mg(理論値
の37%)の標記化合物がピペラジンを用いて得られ
た。
【0254】融点:>230℃。
【0255】実施例37 10−(3−メチル−1−ピロリジニル)−2−(4−ク
ロロフェニル)−9−フルオロ−7−オキソ−7H−ピ
リド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6
−カルボン酸エチル塩酸塩
【0256】
【化58】
【0257】0.4g(1ミリモル)の2−(4−クロロ
フェニル)−9,10−ジフルオロ−7−オキソ−7H−
ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−
6−カルボン酸エチル、0.31g(1.6ミリモル)の
3−ターシャリー−ブトキシカルボニルアミノピロリジ
ンおよび0.22g(2ミリモル)の1,4−ジアザビシ
クロ〔2.2.2〕オクタンを10mlのN−メチルピロ
リドン中で2時間にわたり140℃に加熱した。混合物
を水で処理し、そして粗製生成物を単離した。それをカ
ラムクロマトグラフィーにより精製した。0.4gの生
成物を次に3.7mlのメタノールおよび3.7mlの濃
塩酸の混合物の中で2時間撹拌した。溶媒を真空中で蒸
留除去し、そして残渣をイソプロパノールと共に撹拌し
た。
【0258】収量:0.23g。
【0259】融点:271℃(分解)。
【0260】実施例38 10−(3−アミノ−1−ピロリジニル)−9−フルオロ
−2−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−7H−ピ
リド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6
−カルボン酸エチル塩酸塩
【0261】
【化59】
【0262】実施例37と同様にして、9,10−ジフ
ルオロ−2−(4−メトキシフェニル)−7−オキソ−7
H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジ
ン−6−カルボン酸エチルから標記化合物が得られた。
【0263】融点:250℃(分解)。
【0264】表7に挙げられている化合物類が実施例
5、37および38の工程と同様にして製造された。
【0265】
【表10】
【0266】表8に挙げられている化合物類がここに示
されている実施例と同様にして製造された。
【0267】
【表11】
【0268】実施例45 9−フルオロ−3−(1−メチル−エチル)−7−オキソ
−10−(1−ピペラジニル)−7H−ピリド〔1,2,3
−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0269】
【化60】
【0270】307mg(1.0ミリモル)の実施例XVI
Iからの化合物、5mlのDMSO、1.7mlのジイソ
プロピルエチルアミンおよび172mg(2.0ミリモ
ル)のピペラジンを還流下で4時間にわたり加熱した。
冷却後に、50mlのエーテルを加え、沈澱を吸引濾別
し、エーテルで洗浄し、そして真空中で乾燥した。
【0271】収量:298mg;(80%)。
【0272】実施例46 3−エチル−9−フルオロ−10−(4−メチル−1−
ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3
−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0273】
【化61】
【0274】実施例45の工程と同様にして、標記化合
物が製造された。
【0275】収率:理論値の23%。
【0276】実施例47 3−エチル−9−フルオロ−10−(N−モルホリノ)−
7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0277】
【化62】
【0278】実施例45の工程と同様にして、標記化合
物が製造された。
【0279】収率:理論値の25%。
【0280】表9に挙げられている化合物類が実施例4
5の工程に従い製造された。
【0281】
【表12】
【0282】該化合物類に関して1H−NMRデータが
入手できた。
【0283】表10に挙げられている化合物類が実施例
1の工程に従い製造された。
【0284】
【表13】
【0285】実施例53 2−〔1,1−ビス(フルオロメチル)−1−エチル〕−
10−(3,5−ジメチル−1−ピペラジニル)−9−フ
ルオロ−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,
e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸塩酸塩
【0286】
【化63】
【0287】200mg(0.56ミリモル)の実施例X
XVIからの化合物、145mg(1.12ミリモル)のジ
イソプロピルエチルアミンおよび192mg(1.68
ミリモル)の2,6−ジメチルピペラジンをアルゴン下
で4時間にわたり2mlの無水DMSO中で140℃に
加熱した。混合物を自然に冷却し、そして15mlのエ
ーテルで処理した。固体を1.5mlの濃HCl中に溶
解させ、75mlのエタノールを加え、そして混合物を
一夜撹拌した。生成物を吸引濾別し、そして高真空中で
乾燥した。51mg(理論値の19%)の標記化合物が
得られた。
【0288】融点:>230℃。
【0289】実施例54 2−〔1,1−ビス(フルオロメチル)−1−エチル〕−
9−フルオロ−10−(4−メチル−1−ピペラジニル)
−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−d,e〕〔1,
4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸塩酸塩
【0290】
【化64】
【0291】89mg(理論値の34%)の標記化合物
が実施例53の工程と同様にして得られた。
【0292】融点:>230℃。
【0293】実施例55 9−フルオロ−2−メチル−10−(3−メチル−1−
ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3
−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸
【0294】
【化65】
【0295】200mg(0.72ミリモル)のヨーロ
ッパ特許253,235の実施例13と同様にして製造
された出発物質を6mlのDMSO中に174mg
(1.43ミリモル)のジイソプロピルエチルアミンお
よび215mg(2.15ミリモル)の2−メチルピペ
ラジンと共に懸濁させ、そして混合物をアルゴン下で5
時間にわたり140℃に加熱した。冷却後に、DMSO
を真空中で除去した。残渣を少量の水で処理し、そして
pH3に調節した。沈澱した固体を吸引濾別し、そして
真空中で乾燥した。97mg(理論値の38%)の標記
化合物が得られた。
【0296】融点:>230℃。
【0297】表11に挙げられている化合物類が実施例
1の工程と同様にして得られた。
【0298】
【表14】
【0299】表12に挙げられている化合物類が実施例
45の工程と同様にして得られた。
【0300】
【表15】
【0301】
【表16】
【0302】表13に挙げられている化合物類が実施例
5の工程と同様にして得られた。
【0303】
【表17】
【0304】実施例78 2−ターシャリー−ブチル−9−フルオロ−10−(4
−メチル−1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピ
リド〔1,2,3−d,e〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6
−カルボン酸塩酸塩
【0305】
【化66】
【0306】5.5g(13.71ミリモル)の実施例1
からの化合物を57mlの濃HCl中に溶解させた。
1.6リットルのエタノールを加え、そして混合物を一
夜撹拌した。沈澱した生成物を吸引濾別し、そして高真
空中で乾燥した。
【0307】収量:4.2g(理論値の70%)。
【0308】融点:>230℃。
【0309】本発明の主なる特徴および態様は以下のと
おりである。
【0310】1.9−フルオロ−3−メチル−10−
(1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,
2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン
酸並びにそれの3−および4−メチル−1−ピペラジニ
ル誘導体類、9−フルオロ−10−(4−メチル−1−
ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3
−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸お
よびそれの2−メチル誘導体以外の、一般式
【0311】
【化67】
【0312】〔式中、R1はハロゲン、1−ピペリジニ
ルまたは式
【0313】
【化68】
【0314】の基を表し、ここでAは式−NR7の基、
酸素原子または−CH2−基を示し、ここでR7は水素ま
たは場合によりヒドロキシルもしくはフェニルにより置
換されていてもよい炭素数が6までの直鎖もしくは分枝
鎖状のアルキルを示し、R5およびR6は同一もしくは相
異なり、そして水素、シクロヘキシル、フェニルまたは
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを示
し、R2は水素を表すか、或いは炭素数が4までの直鎖
もしくは分枝鎖状のペルフルオロアルキルを表すか、或
いは場合によりフェニル、ヒドロキシル、ハロゲン、ま
たはそれぞれ炭素数が3までの直鎖もしくは分枝鎖状の
アルコキシもしくはアルキルチオにより置換されていて
もよい炭素数が6までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキ
ルを表すか、或いはそれぞれが場合によりハロゲンによ
りまたはそれぞれ炭素数が3までの直鎖もしくは分枝鎖
状のアルキルもしくはアルコキシによりモノ置換されて
いてもよいフェニル、ピリジル、フリルまたはチエニル
を表し、R3は水素、フェニル、トリフルオロメチル、
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル、フ
ルオロメチルまたはヒドロキシメチルを表し、R4は水
素または炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアル
キルを表す〕のラセミ形または光学的異性体状の7−オ
キソ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベン
ゾキサジン−6−カルボン酸誘導体類、並びにそれらの
水和物類および塩類。
【0315】2.R1が弗素、1−ピペリジニルまたは
【0316】
【化69】
【0317】の基を表し、ここでAが式−NR7の基、
酸素原子または−CH2−基を示し、ここでR7が水素ま
たは場合によりヒドロキシルもしくはフェニルにより置
換されていてもよい炭素数が4までの直鎖もしくは分枝
鎖状のアルキルを示し、R5およびR6が同一もしくは相
異なり、そして水素、シクロヘキシル、フェニルまたは
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを示
し、R2が水素を表すか、或いは炭素数が4までの直鎖
もしくは分枝鎖状のペルフルオロアルキルを表すか、或
いは場合によりフェニル、ヒドロキシル、弗素、塩素、
またはそれぞれ炭素数が2までの直鎖もしくは分枝鎖状
のアルコキシもしくはアルキルチオにより置換されてい
てもよい炭素数が5までの直鎖もしくは分枝鎖状のアル
キルを表すか、或いはそれぞれが場合により弗素、塩
素、臭素またはそれぞれ炭素数が3までの直鎖もしくは
分枝鎖状のアルキルもしくはアルコキシによりモノ置換
されていてもよいフェニル、ピリジル、フリルまたはチ
エニルを表し、R3が水素、フェニル、トリフルオロメ
チル、炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキ
ル、フルオロメチルまたはヒドロキシメチルを表し、R
4が水素または炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状
のアルキルを表す、上記1の7−オキソ−7H−ピリド
〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カ
ルボン酸誘導体類。
【0318】3.R1が1−ピペリジニルを表すか、或
いは式
【0319】
【化70】
【0320】の基を表し、ここでAが式−NR7の基、
酸素原子または−CH2−基を示し、ここでR7が水素ま
たは場合によりヒドロキシルもしくはフェニルにより置
換されていてもよい炭素数が4までの直鎖もしくは分枝
鎖状のアルキルを示し、R5およびR6が同一もしくは相
異なり、そして水素、シクロヘキシル、フェニルまたは
炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを示
し、R2が水素を表すか、或いは炭素数が4までの直鎖
もしくは分枝鎖状のペルフルオロアルキルを表すか、或
いは場合によりフェニル、ヒドロキシル、弗素、塩素、
メトキシ、エトキシまたはメチルチオにより置換されて
いてもよい炭素数が5までの直鎖もしくは分枝鎖状のア
ルキルを表すか、或いはそれぞれが場合により弗素、塩
素、臭素、メチル、エチル、メトキシまたはエトキシに
よりモノ置換されていてもよいフェニル、ピリジルまた
はフリルを表し、R3が水素、フェニル、トリフルオロ
メチル、炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアル
キル、フルオロメチルまたはヒドロキシメチルを表し、
4が水素または炭素数が4までの直鎖もしくは分枝鎖
状のアルキルを表す、上記1の7−オキソ−7H−ピリ
ド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−
カルボン酸誘導体類。
【0321】4.〔A〕一般式(II)
【0322】
【化71】
【0323】〔式中、R2、R3およびR4は上記の意味
を有し、そしてTはハロゲンを表す〕の化合物を、不活
性溶媒中で、塩基の存在下で、保護気体雰囲気下で、一
般式(III)
【0324】
【化72】R1−H (III) 〔式中、R1は上記の意味を有する〕の化合物と反応さ
せるか、或いは 〔B〕R2およびR3が水素を表す場合には、一般式(I
V)
【0325】
【化73】
【0326】〔式中、R4は上記の意味を有する〕のア
ルデヒド類を、不活性溶媒中で、塩基の存在下で、同時
に環化しながら、一般式(III)または(IIIa)
【0327】
【化74】 R1−H (III) W−H (IIIa) 〔式中、R1は上記の意味を有し、そしてWはR1の上記
の意味を有するが、ここではアミン官能基が保護基によ
り保護されている〕の化合物と反応させ、保護基を一般
的方法に従って除去し、そして次にR4の希望する意味
に従いエステル化または加水分解を一般的方法に従い実
施することを特徴とする、上記1の7−オキソ−7H−
ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−
6−カルボン酸誘導体類の製造方法。
【0328】5.疾病を防除するための上記1−3の7
−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸誘導体類。
【0329】6.ウィルス性疾患を防除するための上記
1−3の7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕
〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸誘導体類。
【0330】7.肝炎を防除するための上記1−3の7
−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸誘導体類。
【0331】8.上記1−3の7−オキソ−7H−ピリ
ド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−
カルボン酸誘導体類を含有する薬剤。
【0332】9.上記1−3の7−オキソ−7H−ピリ
ド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−
カルボン酸誘導体類を含有する抗ウィルス剤。
【0333】10.薬品の製造における上記1−3の7
−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕
ベンゾキサジン−6−カルボン酸誘導体類の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルテイン・ルペルト ドイツ連邦共和国デー5600ブツペルタール 1・リユツツエンベルガーシユトラーセ 351 (72)発明者 ミヒヤエル・シユリーバー ドイツ連邦共和国デー5068オーデンター ル・アムテレンジーフエン1アー (72)発明者 トーマス・ジエイ・シユルツエ ドイツ連邦共和国デー5000ケルン80・ヤコ ブ−ベーメ−シユトラーセ11 (72)発明者 ライナー・ノイマン ドイツ連邦共和国デー5024プルハイム2・ アルベルト−アインシユタイン−シユトラ ーセ27

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一般式 【化1】 〔式中、R1はハロゲン、1−ピペリジニルまたは式 【化2】 の基を表し、ここでAは式−NR7の基、酸素原子また
    は−CH2−基を示し、ここでR7は水素または場合によ
    りヒドロキシルもしくはフェニルにより置換されていて
    もよい炭素数が6までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキ
    ルを示し、R5およびR6は同一もしくは相異なり、そし
    て水素、シクロヘキシル、フェニルまたは炭素数が4ま
    での直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを示し、R2は水
    素を表すか、或いは炭素数が4までの直鎖もしくは分枝
    鎖状のペルフルオロアルキルを表すか、或いは場合によ
    りフェニル、ヒドロキシル、ハロゲン、またはそれぞれ
    炭素数が3までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルコキシも
    しくはアルキルチオにより置換されていてもよい炭素数
    が6までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを表すか、
    或いはそれぞれが場合によりハロゲンによりまたはそれ
    ぞれ炭素数が3までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル
    もしくはアルコキシによりモノ置換されていてもよいフ
    ェニル、ピリジル、フリルまたはチエニルを表し、R3
    は水素、フェニル、トリフルオロメチル、炭素数が4ま
    での直鎖もしくは分枝鎖状のアルキル、フルオロメチル
    またはヒドロキシメチルを表し、R4は水素または炭素
    数が4までの直鎖もしくは分枝鎖状のアルキルを表す〕
    のラセミ形または光学的異性体状の7−オキソ−7H−
    ピリド〔1,2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−
    6−カルボン酸誘導体類、並びにそれらの水和物類およ
    び塩類、ただし、9−フルオロ−3−メチル−10−
    (1−ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,
    2,3−de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン
    酸並びにそれの3−および4−メチル−1−ピペラジニ
    ル誘導体類、9−フルオロ−10−(4−メチル−1−
    ピペラジニル)−7−オキソ−7H−ピリド〔1,2,3
    −de〕〔1,4〕ベンゾキサジン−6−カルボン酸お
    よびそれの2−メチル誘導体は除く。
JP5098864A 1992-04-02 1993-04-01 7−オキソ−7H−ピリド[1,2,3−de[1,4ベンゾキサジン−6−カルボン酸類およびエステル類 Pending JPH0616673A (ja)

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