JPH0616671U - 扉用ヒンジ - Google Patents
扉用ヒンジInfo
- Publication number
- JPH0616671U JPH0616671U JP6228392U JP6228392U JPH0616671U JP H0616671 U JPH0616671 U JP H0616671U JP 6228392 U JP6228392 U JP 6228392U JP 6228392 U JP6228392 U JP 6228392U JP H0616671 U JPH0616671 U JP H0616671U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- support
- receiving member
- support shaft
- door hinge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Hinges (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 構造が簡単で、かつ扉の開閉時に必要以上に
開閉スペースを取らない扉用ヒンジを提供する。 【構成】 薄板部に取り付け調整ビス孔4が複数形成さ
れるとともに、一側端部は略コ字形に屈曲形成され、そ
の先端部に支持部材1と回動自在に結合する支軸3が備
えられている受け部材2と、平板状で取り付けビス孔5
が複数形成され、一辺に前記支軸に回動自在に結合され
る支軸部を有する支持部材からなる扉用ヒンジ。
開閉スペースを取らない扉用ヒンジを提供する。 【構成】 薄板部に取り付け調整ビス孔4が複数形成さ
れるとともに、一側端部は略コ字形に屈曲形成され、そ
の先端部に支持部材1と回動自在に結合する支軸3が備
えられている受け部材2と、平板状で取り付けビス孔5
が複数形成され、一辺に前記支軸に回動自在に結合され
る支軸部を有する支持部材からなる扉用ヒンジ。
Description
【0001】
本願考案は、収納体等の扉を収納側板に開閉自在に取り付けるための扉用ヒン ジに関し、詳しくは、収納内部に棚板や、棚板上に書籍等を納める際、棚板や書 物等がヒンジの厚さに影響されにくい扉用ヒンジに関する。
【0002】
従来、図3に示すような扉用ヒンジが多用されていた。
【0003】
しかしながら、上記のような従来の扉用ヒンジは、受け部材2’の厚さが15 〜20mm程度ある。そのため、棚板を設置する場合は、収納側板6に接触しな いように傾けて片側を棚受けダボに当てがい、他側を一方の棚受けダボに下ろし て設置するため、他側を棚受けダボまで下ろす際、扉用ヒンジの受け部材2’に 接触してしまい設置しにくいし、奥行きが短い収納体においては、棚板上に書籍 等を収納する場合、収納側板6近辺に位置する書籍は突出している扉用ヒンジの 受け部材2’に常に接触しているので書籍を痛めてしまい、実際には収納体内の 横幅全ての空間を利用することはできなかった。
【0004】 また、従来の扉用ヒンジは扉7を開閉させた際、必要以上に開閉スペースを取 らないようにするために構造が複雑、かつ精巧な作りでできている。特に受け部 材2’などは、取り付け後の微調整をするために2部材に分割されているのがほ とんどであり、支持部材1’においては形状が種類によって多種多様であるため 、扉7への取り付け部を専用に加工しなければならないなど、コストや手間が非 常にかかるものであった。
【0005】
本願考案は、上記課題を解決するために創案されたもので、扉の上下端に固定 される支持部材と、これらの支持部材に対応する位置をもって収納側板に固定さ れる受け部材と、各支持部材と各受け部材とをそれぞれ回動自在に結合する支軸 とが備えられている扉用ヒンジにおいて、薄板状である一側平坦部に長径取り付 け調整ビス孔が複数形成されるとともに、他側端部は略コ字形に屈曲され、その 先端部に支持部材と回動自在に結合する支軸が備えられている受け部材と、平板 状で取り付けビス孔が複数形成され、一辺に前記支軸に回動自在に結合される支 軸部を有する支持部材とから構成されている扉用ヒンジにより解決したものであ る。
【0006】
本願考案の扉用ヒンジにおいて、受け部材を薄い板状にしたのは、棚板を設置 する場合や棚板上に書籍等を収納する際、受け部材に接触しないようにするため であり、受け部材の一端部を略コ字形に屈曲させたのは、扉を開閉させた際、必 要以上に開閉スペースを取らないようにするためである。
【0007】
以下、本願考案を実施例に基づいて詳しく説明する。
【0008】 図1は本願考案の扉用ヒンジの全体を示す斜視図である。1は支持部材、2は 受け部材、3は支軸、4は長径取り付け調整ビス孔、5は取り付けビス孔、8は 受け部材のコ字形部、9は受け部材の補強部である。
【0009】 受け部材2は、材質としてはスチールやアルミニウム等が用いられ、厚さ3m m以内の長方形板状体で、一側平坦部に長径取り付け調整ビス孔4が複数形成さ れている。長径取り付け調整ビス孔4は、図2に示すように収納側板6に取り付 けるためだけでなく、取り付け後の扉7の納まりを微調整するために形成されて いる。なお、回動させる扉7がある程度重い場合は、耐久性を考慮して屈曲部の 隅部を溶接等により部分的あるいは全体に盛り上げて補強部9を形成しておくの が好ましい。
【0010】 そして、受け部材2の他側端部は略コ字形に屈曲形成されている。略コ字形に 屈曲させるのは、扉6を開閉した際、図2のb,cに示すように扉6の先端が略 コ字形部8内に入ることにより、必要以上に開閉スペースを取らないようにする ためである。そして、その受け部材2の略コ字形先端部に、支持部材1と回動自 在に結合する支軸3が備えられている。
【0011】 支持部材1は、材質としては受け部材2と同様にスチールやアルミニウム等が 用いられる。そして、平板状で取り付けビス孔5が複数形成され、一辺に前記支 軸3に回動自在に結合される支軸部が形成されており、受け部材2と回動自在に 結合されている。
【0012】 つぎに、本願考案の扉用ヒンジの使用方法について説明する。
【0013】 まず、扉7の先端にあらかじめ支持部材2の一辺の長さと等しい幅で、かつ受 け部材2の側端部に形成されている略コ字形の長さ以下の深さの凹部と、取り付 けビス孔5用の仮孔を切削形成しておく。収納側板6の方は、受け部材2の取り 付け調整ビス孔4用の仮孔を形成しておく。
【0014】 つぎに、支持部材1を扉7の先端に切削形成した凹部にビスで固着する。そし て、扉6とともに受け部材2を収納側板6に形成した取り付け調整ビス孔4用仮 孔にビスで仮固定する。その後、扉7を開閉させて納まりを確認しながら受け部 材2の固定位置を決定し完全固定させる。
【0015】
本願考案の扉用ヒンジによれば、受け部材は薄い板状であるので、棚板を設置 する場合や棚板上に書籍等を収納する際、受け部材に接触しない。また、受け部 材の一端部を略コ字形に屈曲された形状で、かつ扉の先端に形成された凹部の角 を中心として開閉するので、従来のヒンジのように扉を開閉させた際、必要以上 に開閉スペースを取らないようにするために複雑な構造にすることがなく、非常 に簡単な形状、構造で見掛けもスマートである。
【0016】
【図1】本願考案の扉用ヒンジの斜視図。
【図2】本願考案の扉用ヒンジを使用した扉の開閉状態
を示す図。
を示す図。
【図3】従来の扉用ヒンジを使用した扉の開閉状態を示
す図。
す図。
1 支持部材 1’ 支持部材 2 受け部材 2’ 受け部材 3 支軸 4 長径取り付け調整孔 5 取り付け孔 6 収納側板 7 扉 8 略コ字形部 9 補強部
Claims (1)
- 【請求項1】 扉(7)の上下端に固定される支持部材
(1)と、これらの支持部材(1)に対応する位置をも
って収納側板(6)に固定される受け部材(2)と、各
支持部材(1)と各受け部材(2)とをそれぞれ回動自
在に結合する支軸(3)とが備えられている扉用ヒンジ
において、薄板状である一側平坦部に長径取り付け調整
ビス孔(4)が複数形成されるとともに、他側端部は略
コ字形に屈曲され、その先端部に支持部材(1)と回動
自在に結合する支軸(3)が備えられている受け部材
(2)と、平板状で取り付けビス孔(5)が複数形成さ
れ、一辺に前記支軸(3)に回動自在に結合される支軸
(3)部を有する支持部材(1)とから構成されている
ことを特徴とする扉用ヒンジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062283U JP2595047Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 扉開閉構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992062283U JP2595047Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 扉開閉構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0616671U true JPH0616671U (ja) | 1994-03-04 |
JP2595047Y2 JP2595047Y2 (ja) | 1999-05-24 |
Family
ID=13195650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992062283U Expired - Lifetime JP2595047Y2 (ja) | 1992-08-11 | 1992-08-11 | 扉開閉構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2595047Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284732B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-07-17 | 부산대학교 산학협력단 | 항복변형부를 갖는 방수문용 경첩 및 이를 구비한 방수문 장치 |
KR101373238B1 (ko) * | 2012-05-29 | 2014-03-12 | 부산대학교 산학협력단 | 비대칭 구조를 적용한 이중도어 타입 방수문 장치 |
JP2017133341A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 梶 塁 | 高荷重用ヒンジ装置とこれを具えた枠構造 |
-
1992
- 1992-08-11 JP JP1992062283U patent/JP2595047Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101284732B1 (ko) * | 2012-05-10 | 2013-07-17 | 부산대학교 산학협력단 | 항복변형부를 갖는 방수문용 경첩 및 이를 구비한 방수문 장치 |
KR101373238B1 (ko) * | 2012-05-29 | 2014-03-12 | 부산대학교 산학협력단 | 비대칭 구조를 적용한 이중도어 타입 방수문 장치 |
JP2017133341A (ja) * | 2016-01-25 | 2017-08-03 | 梶 塁 | 高荷重用ヒンジ装置とこれを具えた枠構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2595047Y2 (ja) | 1999-05-24 |
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