JPH06166288A - 筆記部材 - Google Patents
筆記部材Info
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- JPH06166288A JPH06166288A JP5185838A JP18583893A JPH06166288A JP H06166288 A JPH06166288 A JP H06166288A JP 5185838 A JP5185838 A JP 5185838A JP 18583893 A JP18583893 A JP 18583893A JP H06166288 A JPH06166288 A JP H06166288A
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- Japan
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- writing
- tip
- holder casing
- stick
- casing means
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Links
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K8/00—Pens with writing-points other than nibs or balls
- B43K8/02—Pens with writing-points other than nibs or balls with writing-points comprising fibres, felt, or similar porous or capillary material
- B43K8/026—Pens with writing-points other than nibs or balls with writing-points comprising fibres, felt, or similar porous or capillary material with writing-points comprising capillary material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K1/00—Nibs; Writing-points
- B43K1/12—Writing-points comprising fibres; Felt pads
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B43—WRITING OR DRAWING IMPLEMENTS; BUREAU ACCESSORIES
- B43K—IMPLEMENTS FOR WRITING OR DRAWING
- B43K5/00—Pens with ink reservoirs in holders, e.g. fountain-pens
- B43K5/18—Arrangements for feeding the ink to the nibs
- B43K5/1818—Mechanical feeding means, e.g. valves; Pumps
- B43K5/1827—Valves
- B43K5/1836—Valves automatically closing
- B43K5/1845—Valves automatically closing opened by actuation of the writing point
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Pens And Brushes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 筆記部材においてスティックの先端の分裂ま
たはスプレイングを減少させる。 【構成】 筆記部材10は、インクを毛細管移送するステ
ィック12とこれを囲うホルルダーケーシング16からな
る。筆記部材10で筆記する際に、ホルダーケーシング16
の筆記端30が表面を押し付ける。対応する圧力がその表
面に加えられると、スティック12を有するホルダーケー
シング16は、適切な距離だけ筆記用具中に後退する。弾
性要素46は接合部44とさらなる接合部52の間で機械的に
圧迫され、過剰の圧力が避けられる。表面に筆記端30が
施される圧力が減少すると弾性要素46が再度広がり、ス
ティック12を有するホルダーケーシング16が、筆記用具
58の先端に向かって前方に動く。
たはスプレイングを減少させる。 【構成】 筆記部材10は、インクを毛細管移送するステ
ィック12とこれを囲うホルルダーケーシング16からな
る。筆記部材10で筆記する際に、ホルダーケーシング16
の筆記端30が表面を押し付ける。対応する圧力がその表
面に加えられると、スティック12を有するホルダーケー
シング16は、適切な距離だけ筆記用具中に後退する。弾
性要素46は接合部44とさらなる接合部52の間で機械的に
圧迫され、過剰の圧力が避けられる。表面に筆記端30が
施される圧力が減少すると弾性要素46が再度広がり、ス
ティック12を有するホルダーケーシング16が、筆記用具
58の先端に向かって前方に動く。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は筆記部材およびその筆記
部材を用いた筆記用具に関するものである。
部材を用いた筆記用具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、適切な液体またはインクによる
筆記または線描に使用するファインライナー(fine
liner)としばしば称される筆記用具には様々な種
類の形状がある。そのような筆記用具は、筆記、線描、
マーキング等に用いられる筆記部材と称する部材を備え
ている。
筆記または線描に使用するファインライナー(fine
liner)としばしば称される筆記用具には様々な種
類の形状がある。そのような筆記用具は、筆記、線描、
マーキング等に用いられる筆記部材と称する部材を備え
ている。
【0003】ドイツ公開公報第17 61 848 号に見られる
ような、特にファインライナーのための筆記部材は、適
切な筆記液体を毛細管移送するのに設けられたスティッ
クを囲う管状ホルダーケーシングからなる。ホルダーケ
ーシングは、その内部横断面が、ホルダーケーシングの
先端部を通じて延び、その中に固定されたスティックの
横断面に適合した先端部を有する。ホルダーケーシング
の先端部は、その中に担持されたスティックのフロント
またはアプリケーター末端まで延び、そのスティックの
先端の周りに亘る丸い端部分を有し、それにより、筆記
端を形成する。少なくともその丸い端部分は、筆記液体
を筆記端に毛細管移送する多くの開口部を有する。その
筆記部材のホルダーケーシングは、先端でスティックを
取り囲み、それゆえ完全にそのスティックを覆い、毛細
管開口部はスティックの先端で金属キャップ中に設けら
れ、インクを筆記用具の先端に流動せしめる。筆記用具
を用いて筆記がなされる表面に筆記部材により加えられ
る圧力の強度に関する筆記特性、および筆記等の操作中
に筆記部材とその表面との間の摩擦の水準は、構造の点
でホルダーケーシングの物質により決定される。加え
て、その設計形状の筆記部材は実質的に硬く、このこと
は、筆記特性と筆記を可能にする流動性に影響する。
ような、特にファインライナーのための筆記部材は、適
切な筆記液体を毛細管移送するのに設けられたスティッ
クを囲う管状ホルダーケーシングからなる。ホルダーケ
ーシングは、その内部横断面が、ホルダーケーシングの
先端部を通じて延び、その中に固定されたスティックの
横断面に適合した先端部を有する。ホルダーケーシング
の先端部は、その中に担持されたスティックのフロント
またはアプリケーター末端まで延び、そのスティックの
先端の周りに亘る丸い端部分を有し、それにより、筆記
端を形成する。少なくともその丸い端部分は、筆記液体
を筆記端に毛細管移送する多くの開口部を有する。その
筆記部材のホルダーケーシングは、先端でスティックを
取り囲み、それゆえ完全にそのスティックを覆い、毛細
管開口部はスティックの先端で金属キャップ中に設けら
れ、インクを筆記用具の先端に流動せしめる。筆記用具
を用いて筆記がなされる表面に筆記部材により加えられ
る圧力の強度に関する筆記特性、および筆記等の操作中
に筆記部材とその表面との間の摩擦の水準は、構造の点
でホルダーケーシングの物質により決定される。加え
て、その設計形状の筆記部材は実質的に硬く、このこと
は、筆記特性と筆記を可能にする流動性に影響する。
【0004】欧州特許第0 461 292 号、ドイツ実用新案
第90 06 783 号およびシュワンスタビロシュワンハウザ
ー社(SchwanSTABILO Schwanhausser Gmbh & Co )の主
要カタログ1992/93 の24と25頁に見られるように、特に
ファインライナーとしての別の筆記部材において、ステ
ィックの先端は、そのような筆記部材を有する筆記用具
を用いた筆記に関する硬さの水準、および筆記がなされ
る表面と筆記部材との間の摩擦の水準が、上述した構造
の場合のように、ホルダーケーシングの物質に依存せ
ず、むしろホルダーケーシングと比較して柔らかいステ
ィックの物質に依存するように、所定の量だけホルダー
ケーシングの先端部を超えて突出している。ホルダーケ
ーシングと比較して曲がりやすいまたは弾力のある特性
のスティックであるにもかかわらず、スティックの先端
末端は、特にそのような筆記部材を含む筆記用具が長期
間に亘り使用された後に、分裂(splitting)
およびスプレイング(splaying)を被る。
第90 06 783 号およびシュワンスタビロシュワンハウザ
ー社(SchwanSTABILO Schwanhausser Gmbh & Co )の主
要カタログ1992/93 の24と25頁に見られるように、特に
ファインライナーとしての別の筆記部材において、ステ
ィックの先端は、そのような筆記部材を有する筆記用具
を用いた筆記に関する硬さの水準、および筆記がなされ
る表面と筆記部材との間の摩擦の水準が、上述した構造
の場合のように、ホルダーケーシングの物質に依存せ
ず、むしろホルダーケーシングと比較して柔らかいステ
ィックの物質に依存するように、所定の量だけホルダー
ケーシングの先端部を超えて突出している。ホルダーケ
ーシングと比較して曲がりやすいまたは弾力のある特性
のスティックであるにもかかわらず、スティックの先端
末端は、特にそのような筆記部材を含む筆記用具が長期
間に亘り使用された後に、分裂(splitting)
およびスプレイング(splaying)を被る。
【0005】米国特許第4,761,090 号は、筆記用具のイ
ンクのための毛細管移送動作を行なうスティック、およ
びそのスティックを取り囲む管状ホルダーケーシングを
含む筆記部材を有する筆記用具について記載している。
そのスティックはまた、ホルダーケーシングに関してス
プリング付きのように配されるが、それは、筆記部材の
未使用状態にあるスティックの先端がホルダーケーシン
グの先端部を超えて突出する場合のみに、意味のある考
慮である。
ンクのための毛細管移送動作を行なうスティック、およ
びそのスティックを取り囲む管状ホルダーケーシングを
含む筆記部材を有する筆記用具について記載している。
そのスティックはまた、ホルダーケーシングに関してス
プリング付きのように配されるが、それは、筆記部材の
未使用状態にあるスティックの先端がホルダーケーシン
グの先端部を超えて突出する場合のみに、意味のある考
慮である。
【0006】米国特許第3,377,124 号はまた、液体の容
器を有する筆記用具を記載しており、その容器は、弾力
のあるバルブ装置を有するマルチパートキャップ要素に
より閉じられている。筆記液体のための毛細管移送を提
供するスティックは、その閉鎖キャップを通じて延び、
同様に突出している。そのスティックは閉鎖キャップに
関してスプリングが付いている。
器を有する筆記用具を記載しており、その容器は、弾力
のあるバルブ装置を有するマルチパートキャップ要素に
より閉じられている。筆記液体のための毛細管移送を提
供するスティックは、その閉鎖キャップを通じて延び、
同様に突出している。そのスティックは閉鎖キャップに
関してスプリングが付いている。
【0007】管状ホルダーおよび同様に延びるスティッ
クを有する筆記用具がまた、米国特許第2,549,227 号に
記載されている。その設計において、スティックの先端
は、管状ホルダーケーシングの先端部を超えて突出して
いる。米国特許第4,357,117号に見られた筆記用具に関
して同様の検討が行なわれている。
クを有する筆記用具がまた、米国特許第2,549,227 号に
記載されている。その設計において、スティックの先端
は、管状ホルダーケーシングの先端部を超えて突出して
いる。米国特許第4,357,117号に見られた筆記用具に関
して同様の検討が行なわれている。
【0008】同様に、先端または先端が管状ホルダーケ
ーシングの先端部を超えて突出するスティックを有する
筆記部材の別の形態が英国特許第746,815 号に記載され
ている。
ーシングの先端部を超えて突出するスティックを有する
筆記部材の別の形態が英国特許第746,815 号に記載され
ている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した筆記用具また
は筆記部材の設計形状全ての普通の一面は、筆記液体を
施すスティックの先端または先端が、そのスティックの
先端または先端がそれを囲う管状ホルダーケーシングの
フロント部分を超えて突出するという実際の長所により
分裂およびスプレイングを被り得ることであるのが分か
る。
は筆記部材の設計形状全ての普通の一面は、筆記液体を
施すスティックの先端または先端が、そのスティックの
先端または先端がそれを囲う管状ホルダーケーシングの
フロント部分を超えて突出するという実際の長所により
分裂およびスプレイングを被り得ることであるのが分か
る。
【0010】本発明の目的は、スティックの先端または
先端の分裂またはスプレイングの可能性を少なくとも減
少させる、例えばファインライナーのような筆記部材を
提供することにある。
先端の分裂またはスプレイングの可能性を少なくとも減
少させる、例えばファインライナーのような筆記部材を
提供することにある。
【0011】本発明の別の目的は、筆記部材により生成
される規定された一定の太さおよび線の強さのような良
好な筆記特徴を提供する、例えばファインライナーのよ
うな筆記部材を提供することにある。
される規定された一定の太さおよび線の強さのような良
好な筆記特徴を提供する、例えばファインライナーのよ
うな筆記部材を提供することにある。
【0012】さらに本発明の目的は、筆記部材により表
面に生成された筆記またはほかの印付けに亘り改良制御
を与え、良好な流動筆記および印付けを行なえるファイ
ンライナーのような筆記用具の筆記部材を提供すること
にある。
面に生成された筆記またはほかの印付けに亘り改良制御
を与え、良好な流動筆記および印付けを行なえるファイ
ンライナーのような筆記用具の筆記部材を提供すること
にある。
【0013】本発明のさらなる目的は、筆記性能を改良
した筆記部材を含む筆記用具を提供することにある。
した筆記部材を含む筆記用具を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の原理によると、
前述したおよび他の目的は、適切な筆記液体を毛細管移
送するスティックを囲うホルダーケーシング手段からな
る、例えばファインライナーのような筆記部材により達
成される。ホルダーケーシング手段は、ホルダーケーシ
ング手段の先端部を通じて延び、その中に固定されてい
るスティックの断面に適応される内部断面の先端部を有
する。ホルダーケーシング手段の先端部は、スティック
の先端まで延び、そのスティックの先端の周りに合わさ
れる丸い端部分を有する。少なくともホルダーケーシン
グ手段の丸い端部分は、スティックからの筆記液体を毛
細管移送する複数の開口部を有する。ホルダーケーシン
グ手段のフロント端部分の丸い端部分により中央の孔が
規定され、その中央孔の直径は、スティックの概略の直
径と等しいかまたはやや小さい。筆記部材はさらに案内
手段を有し、ここでスティックおよびこのスティックを
担持するホルダーケーシング手段は軸上で移動可能に案
内される。ホルダーケーシング手段は接合手段を有し、
案内手段はさらなる接合手段を有し、スティックの周り
に配された弾性要素は、このホルダーケーシング手段の
接合手段とこの案内手段の接合手段との間に操作可能に
合わされている。それゆえ弾性手段は、ホルダーケーシ
ング手段にスティックを筆記部材の先端方向に担持する
ように操作可能である。案内手段は、弾性手段の力の元
で、ホルダーケーシング手段とスティックの軸上の動作
を制限する制限接合手段を有し、案内手段内にスティッ
クがあるようにホルダーケーシング手段を保持する。
前述したおよび他の目的は、適切な筆記液体を毛細管移
送するスティックを囲うホルダーケーシング手段からな
る、例えばファインライナーのような筆記部材により達
成される。ホルダーケーシング手段は、ホルダーケーシ
ング手段の先端部を通じて延び、その中に固定されてい
るスティックの断面に適応される内部断面の先端部を有
する。ホルダーケーシング手段の先端部は、スティック
の先端まで延び、そのスティックの先端の周りに合わさ
れる丸い端部分を有する。少なくともホルダーケーシン
グ手段の丸い端部分は、スティックからの筆記液体を毛
細管移送する複数の開口部を有する。ホルダーケーシン
グ手段のフロント端部分の丸い端部分により中央の孔が
規定され、その中央孔の直径は、スティックの概略の直
径と等しいかまたはやや小さい。筆記部材はさらに案内
手段を有し、ここでスティックおよびこのスティックを
担持するホルダーケーシング手段は軸上で移動可能に案
内される。ホルダーケーシング手段は接合手段を有し、
案内手段はさらなる接合手段を有し、スティックの周り
に配された弾性要素は、このホルダーケーシング手段の
接合手段とこの案内手段の接合手段との間に操作可能に
合わされている。それゆえ弾性手段は、ホルダーケーシ
ング手段にスティックを筆記部材の先端方向に担持する
ように操作可能である。案内手段は、弾性手段の力の元
で、ホルダーケーシング手段とスティックの軸上の動作
を制限する制限接合手段を有し、案内手段内にスティッ
クがあるようにホルダーケーシング手段を保持する。
【0015】本発明の好ましい特徴によると、上述した
丸い端部分だけではなく、ホルダーケーシング手段の隣
接部分は、筆記液体を本発明による筆記部材の筆記端に
規定のように移送するために、筆記液体の毛細管移送動
作を提供する開口部を有する。上述した開口部は、狭い
スロットの形状または適切な小さな寸法の孔の形状にあ
る。
丸い端部分だけではなく、ホルダーケーシング手段の隣
接部分は、筆記液体を本発明による筆記部材の筆記端に
規定のように移送するために、筆記液体の毛細管移送動
作を提供する開口部を有する。上述した開口部は、狭い
スロットの形状または適切な小さな寸法の孔の形状にあ
る。
【0016】本発明の別の好ましい特徴において、毛細
管移送動作を提供する開口部は、スティックを囲むホル
ダーケーシング手段の周囲に少なくとも実質的に均一に
分布している。それは、使用のいかなる位置または姿勢
においても同一の筆記特性を有する筆記用具に使用でき
る筆記部材を提供する。少なくとも実質的に均一な開口
部の分布は、上述したようにスロットと孔の両者に関し
て設けられる。
管移送動作を提供する開口部は、スティックを囲むホル
ダーケーシング手段の周囲に少なくとも実質的に均一に
分布している。それは、使用のいかなる位置または姿勢
においても同一の筆記特性を有する筆記用具に使用でき
る筆記部材を提供する。少なくとも実質的に均一な開口
部の分布は、上述したようにスロットと孔の両者に関し
て設けられる。
【0017】好ましくは、ホルダーケーシング手段は、
上述した開口部とともに、例えば、高級スチール等のよ
うな適切な金属または適切な合金からなる。この点に関
する別の選択は、ホルダーケーシング手段が、例えば、
焼成金属、焼成セラミック材料等の適した開口多孔度を
有する材料からなることである。
上述した開口部とともに、例えば、高級スチール等のよ
うな適切な金属または適切な合金からなる。この点に関
する別の選択は、ホルダーケーシング手段が、例えば、
焼成金属、焼成セラミック材料等の適した開口多孔度を
有する材料からなることである。
【0018】規定の筆記特性を提供するために、少なく
ともホルダーケーシング手段の丸い端部分は、筆記端を
形成するものであるが、これが精巧なまたは改良された
表面を有するおよび/または耐摩耗性を提供することが
有利である。そのような表面精巧または改良は、少なく
ともホルダーケーシング手段の丸い端部分を磨く、また
は細かく研ぐことにより達成できる。耐摩耗性は、少な
くとも、筆記端を形成するホルダーケーシング手段の丸
い端部分を適切に表面被膜することにより達成できる。
表面被膜としては、例えば、金メッキ、銀メッキ、クロ
ムメッキ、チタンメッキ等の適切な被膜材料が挙げられ
る。
ともホルダーケーシング手段の丸い端部分は、筆記端を
形成するものであるが、これが精巧なまたは改良された
表面を有するおよび/または耐摩耗性を提供することが
有利である。そのような表面精巧または改良は、少なく
ともホルダーケーシング手段の丸い端部分を磨く、また
は細かく研ぐことにより達成できる。耐摩耗性は、少な
くとも、筆記端を形成するホルダーケーシング手段の丸
い端部分を適切に表面被膜することにより達成できる。
表面被膜としては、例えば、金メッキ、銀メッキ、クロ
ムメッキ、チタンメッキ等の適切な被膜材料が挙げられ
る。
【0019】本発明による筆記部材の好ましい特徴にお
いて、スティックは、例えば、押し潰し(jammin
g)またはくさび止め(wedging)作用を生じる
適切な変形により、ホルダーケーシング手段の先端部に
固定される。その効果は、筆記部材の製造工程中に、容
易に、そして時間を掛けることなく行なえることであ
る。例えば、ホルダーケーシング手段の所定の位置にス
ティックを保持する接合または接着のような他の固定の
選択肢も用いられる。
いて、スティックは、例えば、押し潰し(jammin
g)またはくさび止め(wedging)作用を生じる
適切な変形により、ホルダーケーシング手段の先端部に
固定される。その効果は、筆記部材の製造工程中に、容
易に、そして時間を掛けることなく行なえることであ
る。例えば、ホルダーケーシング手段の所定の位置にス
ティックを保持する接合または接着のような他の固定の
選択肢も用いられる。
【0020】弾性手段は好ましくは、適切な弾性材料か
らなる管状スリーブ部材により形成される。例えば、圧
縮コイルスプリングにより弾性手段を形成することがで
きる。
らなる管状スリーブ部材により形成される。例えば、圧
縮コイルスプリングにより弾性手段を形成することがで
きる。
【0021】本発明の別の好ましい特徴において、ステ
ィックは押出し芯材料または繊維芯材料からなる。
ィックは押出し芯材料または繊維芯材料からなる。
【0022】本発明のさらなる目的、特徴および利点
は、以下の好ましい実施態様の記載から明確になる。
は、以下の好ましい実施態様の記載から明確になる。
【0023】
【実施例】以下、図面に示す実施例に基づいて本発明を
詳細に説明する。
詳細に説明する。
【0024】最初に図1を参照する。この断面図は、特
に、例えばファインライナーと称する筆記用具またはア
プリケーター用具といった、筆記用具のための、本発明
による参照番号10により認識される筆記部材の全体的な
形状である。本発明による筆記部材10は、インクのよう
な適切な筆記液体の毛細管移送を提供するスティック12
を有する。スティック12は、管状ホルダーケーシング16
により囲まれている先端部14を有する。このスティック
12とホルダーケーシング16は、ともにしっかりと接合さ
れ、このことは、例えば、図4の18に示されるように、
ホルダーケーシング16の適切な変形により行なわれ、押
し潰しまたはくさび止め作用を提供してスティック12を
保持する。
に、例えばファインライナーと称する筆記用具またはア
プリケーター用具といった、筆記用具のための、本発明
による参照番号10により認識される筆記部材の全体的な
形状である。本発明による筆記部材10は、インクのよう
な適切な筆記液体の毛細管移送を提供するスティック12
を有する。スティック12は、管状ホルダーケーシング16
により囲まれている先端部14を有する。このスティック
12とホルダーケーシング16は、ともにしっかりと接合さ
れ、このことは、例えば、図4の18に示されるように、
ホルダーケーシング16の適切な変形により行なわれ、押
し潰しまたはくさび止め作用を提供してスティック12を
保持する。
【0025】ホルダーケーシング16は、スティック12の
先端22まで先端部20とともに延びる。ホルダーケーシン
グ16の先端部20は、図1の概して24で示される丸い端部
分を有し、これはスティック12の先端22の周りと合わさ
る。
先端22まで先端部20とともに延びる。ホルダーケーシン
グ16の先端部20は、図1の概して24で示される丸い端部
分を有し、これはスティック12の先端22の周りと合わさ
る。
【0026】図2、3および5からそれぞれ明確に分か
るように、ホルダーケーシング16の丸い端部分24および
直接この丸い端部分24に隣接したホルダーケーシング16
の部分26には、筆記液体のために適切な毛細管移送作用
を提供する開口部28が設けられている。それゆえ、例え
ば、図2、3および5それぞれに示される筆記部材10の
実施態様において、毛細管移送開口部28は狭いスロット
の形状にある。比較として、図6は本発明の筆記部材の
実施態様の一部を示しており、側面図とししてホルダー
ケーシング16の先端部20を説明しており、ここで毛細管
移送開口部28は細かい孔または穴の形状にある。
るように、ホルダーケーシング16の丸い端部分24および
直接この丸い端部分24に隣接したホルダーケーシング16
の部分26には、筆記液体のために適切な毛細管移送作用
を提供する開口部28が設けられている。それゆえ、例え
ば、図2、3および5それぞれに示される筆記部材10の
実施態様において、毛細管移送開口部28は狭いスロット
の形状にある。比較として、図6は本発明の筆記部材の
実施態様の一部を示しており、側面図とししてホルダー
ケーシング16の先端部20を説明しており、ここで毛細管
移送開口部28は細かい孔または穴の形状にある。
【0027】上述したように、毛細管流動または筆記液
体の開口部は、例えば、焼成金属または焼成セラミック
等である、適切な開口多孔度を有するホルダーケーシン
グ16の材料により設けられる。
体の開口部は、例えば、焼成金属または焼成セラミック
等である、適切な開口多孔度を有するホルダーケーシン
グ16の材料により設けられる。
【0028】ここで図3を参照する。この場合、狭いス
ロットの形状にある毛細管移送開口部28は、ホルダーケ
ーシング16の周囲にまたはより具体的には先端部20に少
くとも実質的に均一に分布しているのが分かる。毛細管
移送開口部28を形成するスロットは、例えば0.05mm辺
りの適切な幅である。
ロットの形状にある毛細管移送開口部28は、ホルダーケ
ーシング16の周囲にまたはより具体的には先端部20に少
くとも実質的に均一に分布しているのが分かる。毛細管
移送開口部28を形成するスロットは、例えば0.05mm辺
りの適切な幅である。
【0029】本発明による筆記部材10の筆記端30を形成
する丸い端部分24は、例えば、磨き、および/または細
かく研ぐことにより適切に改良されたまたは精巧な表面
32を有する。丸い端部分24は、選択的に、または付加的
に、例えば、適切な金属または合金からなる被膜といっ
た耐摩耗性となっている。
する丸い端部分24は、例えば、磨き、および/または細
かく研ぐことにより適切に改良されたまたは精巧な表面
32を有する。丸い端部分24は、選択的に、または付加的
に、例えば、適切な金属または合金からなる被膜といっ
た耐摩耗性となっている。
【0030】図1および5は、中央孔34が、スティック
12を囲むホルダーケーシング手段16の先端部20で丸い端
部分24により境界を定められていることを示している。
図5にD1で示されているように、中央孔34の直径は、
スティック12の図5における直径D2よりも小さい。使
用する液体により、および/または筆記部材による生成
される所望の線の太さにより、直径D1の典型例は0.4
mmであり、直径D2の実施例は1mmである。しかし
ながら、その点に関して他の寸法もまた可能である。
12を囲むホルダーケーシング手段16の先端部20で丸い端
部分24により境界を定められていることを示している。
図5にD1で示されているように、中央孔34の直径は、
スティック12の図5における直径D2よりも小さい。使
用する液体により、および/または筆記部材による生成
される所望の線の太さにより、直径D1の典型例は0.4
mmであり、直径D2の実施例は1mmである。しかし
ながら、その点に関して他の寸法もまた可能である。
【0031】ホルダーケーシング16の丸い端部分24およ
びスティック12の先端22は、図1に示すように、スティ
ック12のフロント部分22がホルダーケーシング16の丸い
端部分24を少し超えて突出している、または図5に示す
ように、ホルダーケーシング16の丸い端部分24と比較し
てこの中に少し後退しているような形状であってもよ
い。
びスティック12の先端22は、図1に示すように、スティ
ック12のフロント部分22がホルダーケーシング16の丸い
端部分24を少し超えて突出している、または図5に示す
ように、ホルダーケーシング16の丸い端部分24と比較し
てこの中に少し後退しているような形状であってもよ
い。
【0032】図1に示した実施態様を観察すると、そこ
に示した筆記部材10のホルダーケーシング16は、概して
36で示した管状部分を有し、これは段状となった拡大形
状となっている。筆記部材10はまた、38で示されるよう
な管状形状の案内要素を有する。ホルダーケーシング16
の管状部分36は、ホルダーケーシング16中に配され、固
定されたスティック10が案内要素38を通じて延びるよう
に案内要素を通じてその中に亘っている。
に示した筆記部材10のホルダーケーシング16は、概して
36で示した管状部分を有し、これは段状となった拡大形
状となっている。筆記部材10はまた、38で示されるよう
な管状形状の案内要素を有する。ホルダーケーシング16
の管状部分36は、ホルダーケーシング16中に配され、固
定されたスティック10が案内要素38を通じて延びるよう
に案内要素を通じてその中に亘っている。
【0033】図1から明確に分かるように、案内要素38
は、ホルダーケーシング16の管状部分36がスティック12
の軸方向に直線的に移動可能に案内されるような管状案
内部分40からなる。その目的のために、ホルダーケーシ
ング16の管状部分36は、スティック12と同中心形状であ
り、案内要素38の管状部分40の内寸と適合した外寸であ
る。
は、ホルダーケーシング16の管状部分36がスティック12
の軸方向に直線的に移動可能に案内されるような管状案
内部分40からなる。その目的のために、ホルダーケーシ
ング16の管状部分36は、スティック12と同中心形状であ
り、案内要素38の管状部分40の内寸と適合した外寸であ
る。
【0034】先端部20から離れた後尾末端部分42におい
て、ホルダーケーシング16は、弾性要素46の末端を圧迫
する接合部44を有する。接合部44は、例えば、ホルダー
ケーシング16の内側にフランジの付いた環状端部分によ
り、またはより具体的にはその管状部分36によりそこに
記載した実施態様のように形成される。要素46は、例え
ば、すでに説明したように、適切な弾性材料の管状スリ
ーブ部材、または圧縮コイルスプリングのにような他の
適切な形状の要素であってもよい。この要素はスティッ
ク12の周りに同中心となるようにに配されている。
て、ホルダーケーシング16は、弾性要素46の末端を圧迫
する接合部44を有する。接合部44は、例えば、ホルダー
ケーシング16の内側にフランジの付いた環状端部分によ
り、またはより具体的にはその管状部分36によりそこに
記載した実施態様のように形成される。要素46は、例え
ば、すでに説明したように、適切な弾性材料の管状スリ
ーブ部材、または圧縮コイルスプリングのにような他の
適切な形状の要素であってもよい。この要素はスティッ
ク12の周りに同中心となるようにに配されている。
【0035】上述したように、要素46の末端は、ホルダ
ーケーシング16により提供される接合部44に対して48で
示された環状末端面により圧迫され、一方で、50で示さ
れた反対側の第2の末端面は、案内要素38上の共同接合
部52により圧迫される。
ーケーシング16により提供される接合部44に対して48で
示された環状末端面により圧迫され、一方で、50で示さ
れた反対側の第2の末端面は、案内要素38上の共同接合
部52により圧迫される。
【0036】筆記部材10の先端から離れた案内要素38の
末端において、案内要素38はまた、スティック12が適切
に案内されて延びるスティック案内部分54を有する。
末端において、案内要素38はまた、スティック12が適切
に案内されて延びるスティック案内部分54を有する。
【0037】スティック12は、図1に56で示した後尾移
送部分を有し、これは、筆記用具の先端部のみを薄い線
で示した図1の参照番号58の、筆記用具の筆記液体のリ
ザーバ(図示せず)中に投入されている。
送部分を有し、これは、筆記用具の先端部のみを薄い線
で示した図1の参照番号58の、筆記用具の筆記液体のリ
ザーバ(図示せず)中に投入されている。
【0038】本発明による筆記部材10で筆記、線描、設
計、塗装等を行なう場合に、スティック12は、通常は、
適切な印付け、筆記等が施される表面を押し付けない。
むしろ、その表面を押し付けるのは、ホルダーケーシン
グ16の筆記端30である。対応する圧力がその表面に加え
られると、スティック12を有するホルダーケーシング16
は、適切な距離だけ筆記用具中に後退する。このように
なると、要素46は機械的に接合部44とさらなる接合部52
の間で圧迫される。続いての筆記圧、すなわち、筆記が
行なわれる表面に筆記端30が施される圧力が減少する
と、または筆記が行なわれる表面に筆記用具を押し付け
る筆記用具に施された負荷が解放されると、要素46が再
度広がり、スティック12を有するホルダーケーシング16
が、筆記用具58の先端、それゆえ同様の外側方向と同様
の方向に向かって前方に動く。筆記用具の先端に向かっ
てその末端で管状部分36の直径の減少を規定する隣接肩
62のために、案内要素38に設けられ、管状部分36が与え
る第2の接合部60により、その動作は制限される。
計、塗装等を行なう場合に、スティック12は、通常は、
適切な印付け、筆記等が施される表面を押し付けない。
むしろ、その表面を押し付けるのは、ホルダーケーシン
グ16の筆記端30である。対応する圧力がその表面に加え
られると、スティック12を有するホルダーケーシング16
は、適切な距離だけ筆記用具中に後退する。このように
なると、要素46は機械的に接合部44とさらなる接合部52
の間で圧迫される。続いての筆記圧、すなわち、筆記が
行なわれる表面に筆記端30が施される圧力が減少する
と、または筆記が行なわれる表面に筆記用具を押し付け
る筆記用具に施された負荷が解放されると、要素46が再
度広がり、スティック12を有するホルダーケーシング16
が、筆記用具58の先端、それゆえ同様の外側方向と同様
の方向に向かって前方に動く。筆記用具の先端に向かっ
てその末端で管状部分36の直径の減少を規定する隣接肩
62のために、案内要素38に設けられ、管状部分36が与え
る第2の接合部60により、その動作は制限される。
【0039】それゆえ、上述した筆記部材の形状によ
り、筆記部材またはこの筆記部材が固定された筆記用具
の長期間の使用の後でさえも、スティック12の先端また
は先端の分裂またはスプレイングは少なくとも実質的に
減少せしめられ、好ましくはホルダーケーシング16の先
端部によって確実に妨げられるという利点が得られる。
同時に、本発明により、筆記部材を使用している期間
中、表面に筆記または他の印付けを行なうのは、筆記部
材の作用先端を構成する、ホルダーケーシング16の先端
部の丸い端部分24であるという事実により、線の規定さ
れた一定の太さが保持されるという利点がある。表面に
直接施されるスティックと比較して、ホルダーケーシン
グの丸い端部分は、筆記が施される表面に直接の異なる
滑り摩擦特性を伴うという事実により、筆記用具を使用
する人の選択に応じて、太い線と細い線の固有の筆跡が
得られるというさらなる利点がある。
り、筆記部材またはこの筆記部材が固定された筆記用具
の長期間の使用の後でさえも、スティック12の先端また
は先端の分裂またはスプレイングは少なくとも実質的に
減少せしめられ、好ましくはホルダーケーシング16の先
端部によって確実に妨げられるという利点が得られる。
同時に、本発明により、筆記部材を使用している期間
中、表面に筆記または他の印付けを行なうのは、筆記部
材の作用先端を構成する、ホルダーケーシング16の先端
部の丸い端部分24であるという事実により、線の規定さ
れた一定の太さが保持されるという利点がある。表面に
直接施されるスティックと比較して、ホルダーケーシン
グの丸い端部分は、筆記が施される表面に直接の異なる
滑り摩擦特性を伴うという事実により、筆記用具を使用
する人の選択に応じて、太い線と細い線の固有の筆跡が
得られるというさらなる利点がある。
【0040】上述した筆記部材に加えて、スプリング付
き筆記端によっても筆跡の生成に関して滑らかな流動が
与えられる。加えて、筆記または他の印付けが施される
表面の潜在的な不均一性および、例えば、用具に加えら
れる過剰の高圧は、筆記用具の使用者側の太さに関して
過剰な要求をすることなく快適な筆記ができるように自
動的に補われる。
き筆記端によっても筆跡の生成に関して滑らかな流動が
与えられる。加えて、筆記または他の印付けが施される
表面の潜在的な不均一性および、例えば、用具に加えら
れる過剰の高圧は、筆記用具の使用者側の太さに関して
過剰な要求をすることなく快適な筆記ができるように自
動的に補われる。
【0041】本発明による筆記部材は非常にもちがよ
く、それゆえ、長期の使用に供することができるので、
この筆記部材は、補充可能筆記用具に特に適するが、こ
のことは、本発明による筆記部材が使い捨て筆記用具の
使用には適さないことを意味するものではないことが理
解されよう。
く、それゆえ、長期の使用に供することができるので、
この筆記部材は、補充可能筆記用具に特に適するが、こ
のことは、本発明による筆記部材が使い捨て筆記用具の
使用には適さないことを意味するものではないことが理
解されよう。
【0042】スティック12の材料の毛細管特性およびそ
のスティックを囲むホルダーケーシグの筆記端の毛細管
特性は、スティックを通じて筆記端まで筆記液体を適切
に移送せしめるように、互いにうまく適合している。
のスティックを囲むホルダーケーシグの筆記端の毛細管
特性は、スティックを通じて筆記端まで筆記液体を適切
に移送せしめるように、互いにうまく適合している。
【0043】筆記部材は特に、例えば、約0.3 から約0.
5 mmの線の太さを与えるファインライナーを意図した
ものである。
5 mmの線の太さを与えるファインライナーを意図した
ものである。
【0044】上述した実施態様は本発明の原理の実施例
および説明のために述べられたものであり、様々な変更
や修正が請求の範囲から逸脱することなく行なわれるこ
とが理解されよう。例えば、ホルダーケーシング16と案
内要素38は、共同する部分や成分を必然的に変更した、
異なる形状のものであってもよい。
および説明のために述べられたものであり、様々な変更
や修正が請求の範囲から逸脱することなく行なわれるこ
とが理解されよう。例えば、ホルダーケーシング16と案
内要素38は、共同する部分や成分を必然的に変更した、
異なる形状のものであってもよい。
【図1】本発明による筆記部材の縦方向断面図であり、
筆記部材のスティックの後尾移送部および先端部を説明
する図
筆記部材のスティックの後尾移送部および先端部を説明
する図
【図2】筆記部材の先端でスティックを囲む管状ホルダ
ーケーシングの一部を示す側面図
ーケーシングの一部を示す側面図
【図3】図2の線分III−IIIに沿ったホルダーケ
ーシングとスティックの断面図
ーシングとスティックの断面図
【図4】図1の線分IV−IVに沿った分裂変形により
産生されたスティックとホルダーケーシングを通じた図
産生されたスティックとホルダーケーシングを通じた図
【図5】スティックの直径と比較してホルダーケーシン
グの末端において中央孔の直径に関する関係を示すホル
ダーケーシングを説明する図
グの末端において中央孔の直径に関する関係を示すホル
ダーケーシングを説明する図
【図6】図2に示した、筆記部材の先端でスティックを
囲む管状ホルダーケーシングの一部を示すが、毛細管移
送作用を与える開口部はスロット形状ではなく、微細な
孔または穴により形成されていることを示す図
囲む管状ホルダーケーシングの一部を示すが、毛細管移
送作用を与える開口部はスロット形状ではなく、微細な
孔または穴により形成されていることを示す図
10 筆記部材 12 スティック 14 スティックの先端部 16 ホルダーケーシング 20 ホルダーケーシングの先端部 22 スティックの先端 24 丸い端部分 28 開口部 30 筆記端 32 表面 34 中央孔 36 ホルダーケーシングの管状部分 38 案内要素 40 案内要素の管状部分 42 後尾末端部分 44、60 接合部 46 弾性要素 48、50 弾性要素の末端 52 共同接合部 54 スティック案内部分 56 後尾移送部分 58 リザーバ 62 隣接肩
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B43K 8/06 8/14 (72)発明者 ゲルハルト ミュック ドイツ連邦共和国 ディーイー 91356 キルヘーレンバッハ ヴァルトシュトラー セ 4
Claims (16)
- 【請求項1】 先端部を有するホルダーケーシング手段
と、該ホルダーケーシング手段中に固定され、該ホルダ
ーケーシング手段の先端部を通じて延長し、該ホルダー
ケーシング手段の先端部の内部横断面に適応した横断面
である、筆記液体を毛細管移送するスティックと、ここ
で前記ホルダーケーシング手段の先端部が該スティック
の先端に延び、該スティックの先端の周りに適合する丸
い端部分を有して筆記端を提供し、前記ホルダーケーシ
ング手段の先端部の丸い端部分中の前記筆記液体を毛細
管移送する複数の開口部と、前記ホルダーケーシング手
段の先端部の丸い端部分により規定された中央孔と、こ
こで該中央孔が前記スティックの横断寸法と実質的に等
しい横断寸法であり、前記ホルダーケーシング手段およ
びそれにより担持される前記スティックが前記筆記部材
の軸方向に移動可能に案内される案内手段と、前記ホル
ダーケーシング手段の接合手段と、前記案内手段のさら
なる接合手段と、前記スティックの周りに配され、前記
ホルダーケーシング手段の前記接合手段と前記スティッ
クを有する前記ホルダーケーシング手段を前記筆記部材
の先端に向わせる前記さらなる接合手段との間で操作可
能な弾性手段と、該弾性手段の力による前記筆記部材の
前記先端に向かう前記ホルダーケーシング手段の軸の動
きを制限する前記案内手段の第2の接合手段とからなる
ことを特徴とする筆記部材。 - 【請求項2】 前記ホルダーケーシング手段の一部に前
記筆記液体を毛細管移送する開口部をさらに含み、該開
口部が前記丸い端部分に直接隣接することを特徴とする
請求項1記載の部材。 - 【請求項3】 前記開口部がスロット形状であることを
特徴とする請求項1記載の部材。 - 【請求項4】 前記開口部がスロット形状であることを
特徴とする請求項2記載の部材。 - 【請求項5】 前記開口部が孔形状であることを特徴と
する請求項1記載の部材。 - 【請求項6】 前記開口部が孔形状であることを特徴と
する請求項2記載の部材。 - 【請求項7】 前記開口部が、前記ホルダーケーシング
手段の周囲の周りに少なくとも実質的に均一に分布され
ることを特徴とする請求項1記載の部材。 - 【請求項8】 前記開口部が、前記ホルダーケーシング
手段の周囲の周りに少なくとも実質的に均一に分布され
ることを特徴とする請求項2記載の部材。 - 【請求項9】 前記筆記端を形成する前記ホルダーケー
シング手段の少なくとも丸い端部分が能力を高めるため
に処理された表面を有することを特徴とする請求項1記
載の部材。 - 【請求項10】 前記筆記端を形成する前記ホルダーケ
ーシング手段の少なくとも丸い端部分がその上に耐摩耗
性手段を有することを特徴とする請求項1記載の部材。 - 【請求項11】 前記スティックが、前記末端部分のく
さびで留め変形により前記ホルダーケーシング手段の前
記先端部中に固定されることを特徴とする請求項1記載
の部材。 - 【請求項12】 前記弾性手段が、弾性材料の管状スリ
ーブ手段からなることを特徴とする請求項1記載の部
材。 - 【請求項13】 前記スティックが押出芯材料からなる
ことを特徴とする請求項1記載の部材。 - 【請求項14】 前記スティックが繊維芯材料からなる
ことを特徴とする請求項1記載の部材。 - 【請求項15】 先端末端を有するハウジングボディ;
および該ハウジングボディ中に担持され、前記先端末端
から突出し、先端部を有するホルダーケーシング手段
と、該ホルダーケーシング手段中に固定され、該ホルダ
ーケーシング手段の先端部を通じて延長し、該ホルダー
ケーシング手段の先端部の内部横断面に適応した横断面
である、筆記液体を毛細管移送するスティックと、ここ
で前記ホルダーケーシング手段の先端部が該スティック
の先端に延び、該スティックの先端の周りに適合する丸
い端部分を有して筆記端を提供し、前記ホルダーケーシ
ング手段の先端部の丸い端部分中の前記筆記液体を毛細
管移送する複数の開口部と、前記ホルダーケーシング手
段の先端部の丸い端部分により規定された中央孔と、こ
こで該中央孔が前記スティックの横断寸法と実質的に等
しい横断寸法であり、前記ホルダーケーシング手段およ
びそれにより担持される前記スティックが前記筆記部材
の軸方向に移動可能に案内される案内手段と、前記ホル
ダーケーシング手段の接合手段と、前記案内手段のさら
なる接合手段と、前記スティックの周りに配され、前記
ホルダーケーシング手段の前記接合手段と前記スティッ
クを有する前記ホルダーケーシング手段を前記筆記部材
の先端に向わせる前記さらなる接合手段との間で操作可
能な弾性手段と、該弾性手段の力による前記筆記部材の
前記先端に向かう前記ホルダーケーシング手段の軸の動
きを制限する前記案内手段の第2の接合手段とからなる
筆記部材を含むことを特徴とする筆記用具。 - 【請求項16】 前記中央孔の横断面が前記スティック
の横断面よりも小さいことを特徴とする請求項15記載
の筆記用具。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
DE4225313.6 | 1992-07-31 | ||
DE19924225313 DE4225313C2 (de) | 1992-07-31 | 1992-07-31 | Schreiborgan für einen Fineliner |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06166288A true JPH06166288A (ja) | 1994-06-14 |
JPH0818478B2 JPH0818478B2 (ja) | 1996-02-28 |
Family
ID=6464540
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5185838A Expired - Fee Related JPH0818478B2 (ja) | 1992-07-31 | 1993-07-28 | 筆記部材 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0581182A1 (ja) |
JP (1) | JPH0818478B2 (ja) |
DE (1) | DE4225313C2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ATE434532T1 (de) * | 2004-04-28 | 2009-07-15 | Schwan Stabilo Schwanhaeusser | Spitzenhalterung für schreibspitzen |
CN105904879B (zh) * | 2016-05-09 | 2017-06-16 | 淄博职业学院 | 可自动控制出铅及出铅长度的智能铅笔 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2549227A (en) * | 1946-06-24 | 1951-04-17 | Ostrander Dezelle | Wick-feeding means for applicators of cosmetics and the like |
GB746815A (en) * | 1954-09-29 | 1956-03-21 | Smith & Chisholm Ltd | Devices for applying marking fluid to cases, packages, and the like |
US3377124A (en) * | 1964-08-13 | 1968-04-09 | Dainihon Bungu Co Ltd | Fiber-tip pen |
US3421823A (en) * | 1965-02-23 | 1969-01-14 | Dainihon Bungu Co Ltd | Writing implement |
FR1458417A (fr) * | 1965-09-02 | 1966-03-04 | Schwan Bleistif Fabrik Schwanh | Dispositif d'écriture |
DE1561841A1 (de) * | 1967-11-18 | 1970-04-02 | Georg Linz | Schreibspitze fuer Faserschreiber mit in einem Roehrchen eingefassten Faserbuendeln |
DE1761848A1 (de) * | 1968-07-13 | 1971-09-02 | Montblanc Simplo Gmbh | Fuellfederhalter |
JPS5671781U (ja) * | 1979-11-08 | 1981-06-12 | ||
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