JPH06164568A - クロック抽出回路 - Google Patents
クロック抽出回路Info
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- JPH06164568A JPH06164568A JP4336666A JP33666692A JPH06164568A JP H06164568 A JPH06164568 A JP H06164568A JP 4336666 A JP4336666 A JP 4336666A JP 33666692 A JP33666692 A JP 33666692A JP H06164568 A JPH06164568 A JP H06164568A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 伝送周波数が未知のバーストデータ信号が入
力された場合でもその伝送周波数に応じたクロック信号
をバーストデータ信号自身から抽出する。 【構成】 第1の周波数−電圧値変換器1はバーストデ
ータ信号S1の伝送周波数fを電圧値V1に変換し、電
圧制御型発振器4は信号S1の伝送周波数fのn(正整
数)倍の周波数nfの標本化信号S2を出力する。分周
回路5は信号S2をn分周し、第2の周波数−電圧値変
換器2は分周信号S3の周波数fを電圧値V2に変換
し、電圧値比較回路3は電圧値V1と電圧値V2とを比
較し大きい方の電圧値V3を出力して電圧制御型発振器
4の周波数を制御する。標本化回路6は信号S2により
信号S1を標本化し、変化点検出回路7は信号S2を用
いて標本化値信号S4の変化点を検出し、分周カウンタ
8は変化点検出信号S5を入力し標本化信号S2をカウ
ントして信号S1のクロック信号S6を出力する。
力された場合でもその伝送周波数に応じたクロック信号
をバーストデータ信号自身から抽出する。 【構成】 第1の周波数−電圧値変換器1はバーストデ
ータ信号S1の伝送周波数fを電圧値V1に変換し、電
圧制御型発振器4は信号S1の伝送周波数fのn(正整
数)倍の周波数nfの標本化信号S2を出力する。分周
回路5は信号S2をn分周し、第2の周波数−電圧値変
換器2は分周信号S3の周波数fを電圧値V2に変換
し、電圧値比較回路3は電圧値V1と電圧値V2とを比
較し大きい方の電圧値V3を出力して電圧制御型発振器
4の周波数を制御する。標本化回路6は信号S2により
信号S1を標本化し、変化点検出回路7は信号S2を用
いて標本化値信号S4の変化点を検出し、分周カウンタ
8は変化点検出信号S5を入力し標本化信号S2をカウ
ントして信号S1のクロック信号S6を出力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクロック抽出回路に関
し、特に一定の周期でデータが離散して送信されてくる
バーストデータ信号からクロック信号を抽出するクロッ
ク抽出回路に関する。
し、特に一定の周期でデータが離散して送信されてくる
バーストデータ信号からクロック信号を抽出するクロッ
ク抽出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のクロック抽出回路は、図
2に示すように、既知の伝送周波数fのバーストデータ
信号S1に対して、バーストデータ信号S1の伝送周波
数fのn倍(nは正整数)の周波数nfの標本化信号S
2を出力する固定発振器9と、固定発振器9の標本化信
号S2によりバーストデータ信号S1を標本化する標本
化回路6と、固定発振器9の標本化信号S2を用いて標
本化回路6が出力する標本化値信号S4の変化点を検出
する変化点検出回路7と、変化点検出回路7の変化点検
出信号S5を初期値のロード指示信号として入力し固定
発振器9の標本化信号S2をカウントしてバーストデー
タ信号S1の伝送周波数fの2倍の周波数2fのクロッ
ク信号S6を出力する分周カウンタ8とから構成されて
いた。
2に示すように、既知の伝送周波数fのバーストデータ
信号S1に対して、バーストデータ信号S1の伝送周波
数fのn倍(nは正整数)の周波数nfの標本化信号S
2を出力する固定発振器9と、固定発振器9の標本化信
号S2によりバーストデータ信号S1を標本化する標本
化回路6と、固定発振器9の標本化信号S2を用いて標
本化回路6が出力する標本化値信号S4の変化点を検出
する変化点検出回路7と、変化点検出回路7の変化点検
出信号S5を初期値のロード指示信号として入力し固定
発振器9の標本化信号S2をカウントしてバーストデー
タ信号S1の伝送周波数fの2倍の周波数2fのクロッ
ク信号S6を出力する分周カウンタ8とから構成されて
いた。
【0003】このような従来のクロック抽出回路では、
標本化回路6がバーストデータ信号S1(図3(a)参
照)を伝送周波数fのn倍の周波数nfの標本化信号S
2(図3(b)参照)で標本化し、変化点検出回路7が
標本化回路6の標本化値信号S4(図3(c)参照)の
0から1への変化点を検出して、標本化信号S2の1周
期分の変化点検出信号S5(図3(d)参照)を出力す
る。分周カウンタ8は、変化点検出回路7の変化点検出
信号S5を初期値のロード指示信号として入力して初期
設定された後、標本化信号S2をカウントし、伝送周波
数fの2倍の周波数の出力段からバーストデータ信号S
1のクロック信号S6(図3(e)参照)を出力する。
標本化回路6がバーストデータ信号S1(図3(a)参
照)を伝送周波数fのn倍の周波数nfの標本化信号S
2(図3(b)参照)で標本化し、変化点検出回路7が
標本化回路6の標本化値信号S4(図3(c)参照)の
0から1への変化点を検出して、標本化信号S2の1周
期分の変化点検出信号S5(図3(d)参照)を出力す
る。分周カウンタ8は、変化点検出回路7の変化点検出
信号S5を初期値のロード指示信号として入力して初期
設定された後、標本化信号S2をカウントし、伝送周波
数fの2倍の周波数の出力段からバーストデータ信号S
1のクロック信号S6(図3(e)参照)を出力する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のクロッ
ク抽出回路では、バーストデータ信号S1の標本化信号
S2を固定発振器9から得ているので、固定発振器9の
発振周波数nfを一旦決めてしまうと1つのクロック抽
出回路では唯一の既知の伝送周波数fをもつバーストデ
ータ信号S1からしかクロック信号S6を抽出すること
ができず、したがってバーストデータ信号S1の伝送周
波数fが未知である場合や、1つのクロック抽出回路を
複数の伝送周波数fのバーストデータ信号S1からのク
ロック信号S6の抽出に利用する場合に、クロック信号
S6を抽出できなくなるという問題点があった。
ク抽出回路では、バーストデータ信号S1の標本化信号
S2を固定発振器9から得ているので、固定発振器9の
発振周波数nfを一旦決めてしまうと1つのクロック抽
出回路では唯一の既知の伝送周波数fをもつバーストデ
ータ信号S1からしかクロック信号S6を抽出すること
ができず、したがってバーストデータ信号S1の伝送周
波数fが未知である場合や、1つのクロック抽出回路を
複数の伝送周波数fのバーストデータ信号S1からのク
ロック信号S6の抽出に利用する場合に、クロック信号
S6を抽出できなくなるという問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上述の点に鑑み、伝送周
波数が未知のバーストデータ信号が入力された場合でも
その伝送周波数に応じたクロック信号をバーストデータ
信号自身から抽出できるようにしたクロック抽出回路を
提供することにある。
波数が未知のバーストデータ信号が入力された場合でも
その伝送周波数に応じたクロック信号をバーストデータ
信号自身から抽出できるようにしたクロック抽出回路を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のクロック抽出回
路は、一定の周期でデータが離散して送信されるバース
トデータ信号からクロック信号を抽出するクロック抽出
回路において、前記バーストデータ信号の伝送周波数を
電圧値に変換する第1の周波数−電圧値変換器と、前記
バーストデータ信号の伝送周波数のn(正整数)倍の周
波数の標本化信号を出力する電圧制御型発振器と、この
電圧制御型発振器の標本化信号をn分周する分周回路
と、この分周回路の分周信号の周波数を電圧値に変換す
る第2の周波数−電圧値変換器と、前記第1の周波数−
電圧値変換器の出力電圧値と前記第2の周波数−電圧値
変換器の出力電圧値とを比較し大きい方の出力電圧値を
出力することにより前記電圧制御型発振器の出力周波数
を制御する電圧値比較回路と、前記電圧制御型発振器の
標本化信号により前記バーストデータ信号を標本化する
標本化回路と、前記電圧制御型発振器の標本化信号を用
いて前記標本化回路から出力される標本化値信号の変化
点を検出する変化点検出回路と、前記変化点検出回路の
変化点検出信号を初期値のロード指示信号として入力し
前記電圧制御型発振器の標本化信号をカウントして前記
バーストデータ信号のクロック信号を出力する分周カウ
ンタとを有する。
路は、一定の周期でデータが離散して送信されるバース
トデータ信号からクロック信号を抽出するクロック抽出
回路において、前記バーストデータ信号の伝送周波数を
電圧値に変換する第1の周波数−電圧値変換器と、前記
バーストデータ信号の伝送周波数のn(正整数)倍の周
波数の標本化信号を出力する電圧制御型発振器と、この
電圧制御型発振器の標本化信号をn分周する分周回路
と、この分周回路の分周信号の周波数を電圧値に変換す
る第2の周波数−電圧値変換器と、前記第1の周波数−
電圧値変換器の出力電圧値と前記第2の周波数−電圧値
変換器の出力電圧値とを比較し大きい方の出力電圧値を
出力することにより前記電圧制御型発振器の出力周波数
を制御する電圧値比較回路と、前記電圧制御型発振器の
標本化信号により前記バーストデータ信号を標本化する
標本化回路と、前記電圧制御型発振器の標本化信号を用
いて前記標本化回路から出力される標本化値信号の変化
点を検出する変化点検出回路と、前記変化点検出回路の
変化点検出信号を初期値のロード指示信号として入力し
前記電圧制御型発振器の標本化信号をカウントして前記
バーストデータ信号のクロック信号を出力する分周カウ
ンタとを有する。
【0007】
【作用】本発明のクロック抽出回路では、第1の周波数
−電圧値変換器がバーストデータ信号の伝送周波数を電
圧値に変換し、電圧制御型発振器がバーストデータ信号
の伝送周波数のn(正整数)倍の周波数の標本化信号を
出力し、分周回路が電圧制御型発振器の標本化信号をn
分周し、第2の周波数−電圧値変換器が分周回路の分周
信号の周波数を電圧値に変換し、電圧値比較回路が第1
の周波数−電圧値変換器の出力電圧値と第2の周波数−
電圧値変換器の出力電圧値とを比較し大きい方の出力電
圧値を出力することにより電圧制御型発振器の出力周波
数を制御し、標本化回路が電圧制御型発振器の標本化信
号によりバーストデータ信号を標本化し、変化点検出回
路が電圧制御型発振器の標本化信号を用いて標本化回路
から出力される標本化値信号の変化点を検出し、分周カ
ウンタが変化点検出回路の変化点検出信号を初期値のロ
ード指示信号として入力し電圧制御型発振器の標本化信
号をカウントしてバーストデータ信号のクロック信号を
出力する。
−電圧値変換器がバーストデータ信号の伝送周波数を電
圧値に変換し、電圧制御型発振器がバーストデータ信号
の伝送周波数のn(正整数)倍の周波数の標本化信号を
出力し、分周回路が電圧制御型発振器の標本化信号をn
分周し、第2の周波数−電圧値変換器が分周回路の分周
信号の周波数を電圧値に変換し、電圧値比較回路が第1
の周波数−電圧値変換器の出力電圧値と第2の周波数−
電圧値変換器の出力電圧値とを比較し大きい方の出力電
圧値を出力することにより電圧制御型発振器の出力周波
数を制御し、標本化回路が電圧制御型発振器の標本化信
号によりバーストデータ信号を標本化し、変化点検出回
路が電圧制御型発振器の標本化信号を用いて標本化回路
から出力される標本化値信号の変化点を検出し、分周カ
ウンタが変化点検出回路の変化点検出信号を初期値のロ
ード指示信号として入力し電圧制御型発振器の標本化信
号をカウントしてバーストデータ信号のクロック信号を
出力する。
【0008】
【実施例】次に、本発明について図面を参照しながら説
明する。
明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例に係るクロック
抽出回路の構成を示す回路ブロック図である。本実施例
のクロック抽出回路は、伝送周波数fが未知でかつ一定
の周期で特定の時間だけデータがあるバーストデータ信
号S1の伝送周波数fを出力電圧値V1に変換する第1
の周波数−電圧値変換器1と、バーストデータ信号S1
の伝送周波数fのn倍(nは正整数)の周波数nfの標
本化信号S2を出力する電圧制御型発振器4と、電圧制
御型発振器4の標本化信号S2をn分周する分周回路5
と、分周回路5から出力される分周信号S3の周波数f
を出力電圧値V2に変換する第2の周波数−電圧値変換
器2と、第1の周波数−電圧値変換器1の出力電圧値V
1と第2の周波数−電圧値変換器2の出力電圧値V2と
を比較し大きい方の出力電圧値V3を出力することによ
り電圧制御型発振器4の発振周波数nfを制御する電圧
値比較回路3と、電圧制御型発振器4の標本化信号S2
によりバーストデータ信号S1を標本化する標本化回路
6と、電圧制御型発振器4の標本化信号S2を用いて標
本化回路6から出力される標本化値信号S4の変化点を
検出する変化点検出回路7と、変化点検出回路7の変化
点検出信号S5を初期値1のロード指示信号として入力
し電圧制御型発振器4の標本化信号S2をカウントして
バーストデータ信号S1の伝送周波数fの2倍の周波数
2fのクロック信号S6を出力する分周カウンタ8とか
ら構成されている。なお、図2に示した従来のクロック
抽出回路における回路部品と対応する回路部品には同一
符号を付して示している。
抽出回路の構成を示す回路ブロック図である。本実施例
のクロック抽出回路は、伝送周波数fが未知でかつ一定
の周期で特定の時間だけデータがあるバーストデータ信
号S1の伝送周波数fを出力電圧値V1に変換する第1
の周波数−電圧値変換器1と、バーストデータ信号S1
の伝送周波数fのn倍(nは正整数)の周波数nfの標
本化信号S2を出力する電圧制御型発振器4と、電圧制
御型発振器4の標本化信号S2をn分周する分周回路5
と、分周回路5から出力される分周信号S3の周波数f
を出力電圧値V2に変換する第2の周波数−電圧値変換
器2と、第1の周波数−電圧値変換器1の出力電圧値V
1と第2の周波数−電圧値変換器2の出力電圧値V2と
を比較し大きい方の出力電圧値V3を出力することによ
り電圧制御型発振器4の発振周波数nfを制御する電圧
値比較回路3と、電圧制御型発振器4の標本化信号S2
によりバーストデータ信号S1を標本化する標本化回路
6と、電圧制御型発振器4の標本化信号S2を用いて標
本化回路6から出力される標本化値信号S4の変化点を
検出する変化点検出回路7と、変化点検出回路7の変化
点検出信号S5を初期値1のロード指示信号として入力
し電圧制御型発振器4の標本化信号S2をカウントして
バーストデータ信号S1の伝送周波数fの2倍の周波数
2fのクロック信号S6を出力する分周カウンタ8とか
ら構成されている。なお、図2に示した従来のクロック
抽出回路における回路部品と対応する回路部品には同一
符号を付して示している。
【0010】電圧制御型発振器4は、バーストデータ信
号S1のデータ部に対応する出力電圧値V1を入力する
と、バーストデータ信号S1のn倍の周波数nfの標本
化信号S2を出力するように設定しておく。ここで、n
は大きいほど抽出されるクロック信号S6のバーストデ
ータ信号S1に対する位相制御が正確に行われる。通
常、nは10程度に設定される。
号S1のデータ部に対応する出力電圧値V1を入力する
と、バーストデータ信号S1のn倍の周波数nfの標本
化信号S2を出力するように設定しておく。ここで、n
は大きいほど抽出されるクロック信号S6のバーストデ
ータ信号S1に対する位相制御が正確に行われる。通
常、nは10程度に設定される。
【0011】次に、このように構成された本実施例のク
ロック抽出回路の動作について説明する。
ロック抽出回路の動作について説明する。
【0012】いま、初期状態では、第1の周波数−電圧
値変換器1の出力電圧値V1は0で、第2の周波数−電
圧値変換器2の出力電圧値V2も0であるので、電圧値
比較回路3の出力電圧値V3も0となり、この結果、電
圧制御型発振器4は標本化信号S2を出力していない。
値変換器1の出力電圧値V1は0で、第2の周波数−電
圧値変換器2の出力電圧値V2も0であるので、電圧値
比較回路3の出力電圧値V3も0となり、この結果、電
圧制御型発振器4は標本化信号S2を出力していない。
【0013】この初期状態から、伝送周波数fが未知で
あるバーストデータ信号S1のデータ部T2(バースト
周期T1)が入力されてくると、第1の周波数−電圧値
変換器1は、バーストデータ信号S1の伝送周波数fを
出力電圧値V1(≠0)に変換して、電圧値比較回路3
の第1入力端子に印加する。
あるバーストデータ信号S1のデータ部T2(バースト
周期T1)が入力されてくると、第1の周波数−電圧値
変換器1は、バーストデータ信号S1の伝送周波数fを
出力電圧値V1(≠0)に変換して、電圧値比較回路3
の第1入力端子に印加する。
【0014】電圧値比較回路3は、第2入力端子に印加
されている第2の周波数−電圧値変換器2の出力電圧値
V2が0であるので、第1の周波数−電圧値変換器1の
出力電圧値V1を出力電圧値V3として電圧制御型発振
器4に出力する。
されている第2の周波数−電圧値変換器2の出力電圧値
V2が0であるので、第1の周波数−電圧値変換器1の
出力電圧値V1を出力電圧値V3として電圧制御型発振
器4に出力する。
【0015】電圧制御型発振器4は、電圧値比較回路3
の出力電圧値V3(=V1)に応じた発振周波数nfの
標本化信号S2を出力する。
の出力電圧値V3(=V1)に応じた発振周波数nfの
標本化信号S2を出力する。
【0016】分周回路5は、電圧制御型発振器4から出
力された標本化信号S2をn分周した周波数fの分周信
号S3を第2の周波数−電圧値変換器2に入力する。
力された標本化信号S2をn分周した周波数fの分周信
号S3を第2の周波数−電圧値変換器2に入力する。
【0017】第2の周波数−電圧値変換器2は、分周回
路5の分周信号S3の周波数fを出力電圧値V2(=V
1)に変換して、電圧値比較回路3の第2入力端子に印
加する。
路5の分周信号S3の周波数fを出力電圧値V2(=V
1)に変換して、電圧値比較回路3の第2入力端子に印
加する。
【0018】電圧値比較回路3は、第1の周波数−電圧
値変換器1からの出力電圧値V1と第2の周波数−電圧
値変換器2からの出力電圧値V2とを比較し、一致する
ので第1の周波数−電圧値変換器1の出力電圧値V1を
出力電圧値V3として電圧制御型発振器4に出力し続け
る。
値変換器1からの出力電圧値V1と第2の周波数−電圧
値変換器2からの出力電圧値V2とを比較し、一致する
ので第1の周波数−電圧値変換器1の出力電圧値V1を
出力電圧値V3として電圧制御型発振器4に出力し続け
る。
【0019】一方、標本化回路6は、バーストデータ信
号S1のデータ部T2(図3(a)参照)を伝送周波数
fのn倍の周波数nfの標本化信号S2(図3(b)参
照)で標本化し、標本化値信号S4(図3(c)参照)
を出力する。
号S1のデータ部T2(図3(a)参照)を伝送周波数
fのn倍の周波数nfの標本化信号S2(図3(b)参
照)で標本化し、標本化値信号S4(図3(c)参照)
を出力する。
【0020】変化点検出回路7は、標本化回路6から出
力される標本化値信号S4の0から1への変化点を検出
して、標本化信号S2の1周期分の変化点検出信号S5
(図3(d)参照)を出力する。
力される標本化値信号S4の0から1への変化点を検出
して、標本化信号S2の1周期分の変化点検出信号S5
(図3(d)参照)を出力する。
【0021】分周カウンタ8は、変化点検出回路7から
出力される変化点検出信号S5をロード指示信号として
入力し、ロード時から標本化値信号S2の(n/2−
1)周期後にバーストデータ信号S1を打ち抜くクロッ
ク信号S6の立上りがくるように初期値1を設定する。
出力される変化点検出信号S5をロード指示信号として
入力し、ロード時から標本化値信号S2の(n/2−
1)周期後にバーストデータ信号S1を打ち抜くクロッ
ク信号S6の立上りがくるように初期値1を設定する。
【0022】分周カウンタ8は、標本化信号S2をn/
2周期分カウントすると出力段を1に反転させ、n周期
分カウントすると出力段を0に反転させる。上記初期設
定とn/2周期毎の出力段の反転とを繰り返すことによ
り、分周カウンタ8はバーストデータ信号S1の伝送周
波数fの2倍の周波数2fのクロック信号S6を出力す
る。
2周期分カウントすると出力段を1に反転させ、n周期
分カウントすると出力段を0に反転させる。上記初期設
定とn/2周期毎の出力段の反転とを繰り返すことによ
り、分周カウンタ8はバーストデータ信号S1の伝送周
波数fの2倍の周波数2fのクロック信号S6を出力す
る。
【0023】このような状態から、バーストデータ信号
S1が無データ部T3になると、第1の周波数−電圧値
変換器1は、出力電圧値V1を0とする。
S1が無データ部T3になると、第1の周波数−電圧値
変換器1は、出力電圧値V1を0とする。
【0024】電圧値比較回路3は、第1の周波数−電圧
値変換器1の出力電圧値V1が0になるので、第2の周
波数−電圧値変換器2の出力電圧値V2を出力電圧値V
3として電圧制御型発振器4に出力する。
値変換器1の出力電圧値V1が0になるので、第2の周
波数−電圧値変換器2の出力電圧値V2を出力電圧値V
3として電圧制御型発振器4に出力する。
【0025】電圧制御型発振器4は、電圧値比較回路3
の出力電圧値V3に応じた発振周波数nfの標本化信号
S2を出力し続ける。
の出力電圧値V3に応じた発振周波数nfの標本化信号
S2を出力し続ける。
【0026】このように、本実施例のクロック抽出回路
によれば、伝送周波数fが未知のバーストデータ信号S
1が入力された場合でも、バーストデータ信号S1の伝
送周波数fに応じたクロック信号S6をバーストデータ
信号S1自身から得ることができる。また、1つのクロ
ック抽出回路を複数の伝送周波数fのバーストデータ信
号S1からのクロック信号S6の抽出に利用することが
できる。
によれば、伝送周波数fが未知のバーストデータ信号S
1が入力された場合でも、バーストデータ信号S1の伝
送周波数fに応じたクロック信号S6をバーストデータ
信号S1自身から得ることができる。また、1つのクロ
ック抽出回路を複数の伝送周波数fのバーストデータ信
号S1からのクロック信号S6の抽出に利用することが
できる。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、従来の固
定発振器の代わりに、第1の周波数−電圧値変換器,第
2の周波数−電圧値変換器,電圧値比較回路,電圧制御
型発振器および分周回路を用いることにより、バースト
データ信号からその伝送周波数に応じたクロック信号を
抽出できるので、伝送周波数が未知のバーストデータ信
号が入力された場合でも、伝送周波数の異なるバースト
データ信号を受信する場合でも、バーストデータ信号に
同期したクロック信号を確実に得ることができるという
効果がある。
定発振器の代わりに、第1の周波数−電圧値変換器,第
2の周波数−電圧値変換器,電圧値比較回路,電圧制御
型発振器および分周回路を用いることにより、バースト
データ信号からその伝送周波数に応じたクロック信号を
抽出できるので、伝送周波数が未知のバーストデータ信
号が入力された場合でも、伝送周波数の異なるバースト
データ信号を受信する場合でも、バーストデータ信号に
同期したクロック信号を確実に得ることができるという
効果がある。
【図1】本発明の一実施例に係るクロック抽出回路の構
成を示す回路ブロック図である。
成を示す回路ブロック図である。
【図2】従来のクロック抽出回路の一例を示す回路ブロ
ック図である。
ック図である。
【図3】従来および本実施例のクロック抽出回路の動作
を示すタイミングチャートである。
を示すタイミングチャートである。
1 第1の周波数−電圧値変換器 2 第2の周波数−電圧値変換器 3 電圧値比較回路 4 電圧制御型発振器 5 分周回路 6 標本化回路 7 変化点検出回路 8 分周カウンタ S1 バーストデータ信号 S2 標本化信号 S3 分周信号 S4 標本化値信号 S5 変化点検出信号 S6 クロック信号 V1,V2,V3 出力電圧値
Claims (1)
- 【請求項1】 一定の周期でデータが離散して送信され
るバーストデータ信号からクロック信号を抽出するクロ
ック抽出回路において、 前記バーストデータ信号の伝送周波数を電圧値に変換す
る第1の周波数−電圧値変換器と、 前記バーストデータ信号の伝送周波数のn(正整数)倍
の周波数の標本化信号を出力する電圧制御型発振器と、 この電圧制御型発振器の標本化信号をn分周する分周回
路と、 この分周回路の分周信号の周波数を電圧値に変換する第
2の周波数−電圧値変換器と、 前記第1の周波数−電圧値変換器の出力電圧値と前記第
2の周波数−電圧値変換器の出力電圧値とを比較し大き
い方の出力電圧値を出力することにより前記電圧制御型
発振器の出力周波数を制御する電圧値比較回路と、 前記電圧制御型発振器の標本化信号により前記バースト
データ信号を標本化する標本化回路と、 前記電圧制御型発振器の標本化信号を用いて前記標本化
回路から出力される標本化値信号の変化点を検出する変
化点検出回路と、 前記変化点検出回路の変化点検出信号を初期値のロード
指示信号として入力し前記電圧制御型発振器の標本化信
号をカウントして前記バーストデータ信号のクロック信
号を出力する分周カウンタとを有することを特徴とする
クロック抽出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4336666A JP2765417B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | クロック抽出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4336666A JP2765417B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | クロック抽出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06164568A true JPH06164568A (ja) | 1994-06-10 |
JP2765417B2 JP2765417B2 (ja) | 1998-06-18 |
Family
ID=18301545
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4336666A Expired - Lifetime JP2765417B2 (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | クロック抽出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2765417B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3621076A1 (de) * | 1986-06-24 | 1988-01-14 | Opel Adam Ag | Bremsvorrichtung fuer fahrzeuge mit anfahrhilfevorrichtung |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP4336666A patent/JP2765417B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE3621076A1 (de) * | 1986-06-24 | 1988-01-14 | Opel Adam Ag | Bremsvorrichtung fuer fahrzeuge mit anfahrhilfevorrichtung |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2765417B2 (ja) | 1998-06-18 |
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