JPH0616450U - 小蓋掃除装置における均し口防水蓋 - Google Patents

小蓋掃除装置における均し口防水蓋

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JPH0616450U JP5569992U JP5569992U JPH0616450U JP H0616450 U JPH0616450 U JP H0616450U JP 5569992 U JP5569992 U JP 5569992U JP 5569992 U JP5569992 U JP 5569992U JP H0616450 U JPH0616450 U JP H0616450U
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博一 瓜生
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本案は均し口4内にクリーニング用高圧水を
進入させない防水蓋2を変位した均し口4にぴったり符
合させることを目的とする。 【構成】 コークス押出機7に設けた機枠8に前後方向
摺動枠1を設け、該摺動枠1に均し口小蓋開閉装置9を
備えてなる小蓋高圧水掃除装置において、上記摺動枠1
に均し口防水蓋2及びその開閉装置3を設けてなり、該
防水蓋2とその開閉装置3との間に均し口4の変位に対
し防水蓋2を追従させる調芯機構5を介設してなる小蓋
掃除装置における均し口防水蓋。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本案は高圧水噴射による小蓋掃除装置における均し口防水蓋に関するものであ る。
【0002】
【従来の技術】
高圧水噴射ノズルを周回させて均し口シート面のクリーニングを行うに際し、 均し口内に高圧水が流入し好ましくない影響を与えるものである(特開昭59− 30884号)。
【0003】 そのため均し口を防水板で塞ぎ、その状態で高圧水を噴射する方法が考えられ るが、コークス炉の炉体や軌条の沈下による高低差、コークス押出機の窯合せ停 止誤差や窯ピッチ不揃い等による左右芯ずれ、炉蓋の熱変形による前後左右の傾 き等に追従できず防水シールが完全でなかった。
【0004】 又上記防水板が均し口シート面を被覆したり、防水板と均し口との間に隙間を 生じ、水が均し口内に進入するおそれがあった。
【0005】 又、均し口シート面に高圧水を噴射し発生する不具合を解決できなかったので スクレーパで行う方法(特開平4−50291号)が考案されている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本案は炉体や軌条の沈下による均し口の高低ずれ、押出機の窯合せ停止誤差や 窯ピッチ不揃い等による左右芯ずれ、炉蓋の熱変形による前後左右の傾き等に追 従して均し口を塞ぎ高圧水の進入のおそれがなく、かつ均し口シート面を被覆す ることなく該シート面を確実に高圧水でクリーニングすることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 上記の目的を達成するため本案は コークス押出機に設けた機枠に前後方向摺動枠を設け、該摺動枠に均し口小蓋 開閉装置を備えてなる小蓋高圧水掃除装置において、上記摺動枠に均し口防水蓋 及びその開閉装置を設けてなり、該防水蓋とその開閉装置との間に均し口の変位 に対し防水蓋を追従させる調芯機構を介設してなる小蓋掃除装置における均し口 防水蓋 摺動枠の前部に左右方向水平軸によって支持された揺動腕によって上記防水蓋 の開閉装置を形成し、該腕の先端部に上記調芯機構を介して均し口防水蓋を設け た上記考案記載の小蓋掃除装置における均し口防水蓋 上記防水蓋の外周縁が均し口の中心部に向って前方に傾斜するテーパ面によっ て形成された上記第1又は第2考案記載の小蓋掃除装置における均し口防水蓋 によって構成される。
【0008】
【作用】
本案では摺動枠1を前進させて均し口小蓋開閉装置9に設けた芯合せ装置9’ によって芯合せがなされ、さらに該小蓋開閉装置9によって均し口小蓋10を図 3仮想線位置に180度開く。
【0009】 この状態において左右方向水平軸6を中心に揺動腕3’を後向位置(図1仮想 線)から下向位置(図1実線)に回動すると該腕3’の先端部に設けた均し口防 水蓋2の外周縁のテーパ面2’が均し口4の内周縁に案内され、調芯機構5によ って該均し口4の変位に追従し、該テーパ面2’が均し口4に嵌合してこれを閉 塞することができる。
【0010】 この状態において摺動枠1に設けた小蓋高圧水掃除装置11の噴射ノズル11 ’から高圧水が噴出し、上記防水蓋2の外側に露出した均し口小蓋シート面4’ を洗浄することができる。
【0011】 洗浄終了後は上記揺動腕3’を後方に回動することによって先端の防水蓋2を 均し口4から分離し後退させるものである。
【0012】
【実施例】
コークス押出機7上に昇降調整装置12を介して定位置に機枠8を設け、該機 枠8の上部に左右方向に拘束され前後方向にガイド13、13に沿って往復自在 の摺動台車14を設け、機枠8に設けた擺動腕15と同台車14とを連杆16で 接続し、擺動腕15をシリンダー17で動作させることによって上記台車14を 前後方向に摺動させることができる。
【0013】 上記摺動台車14には摺動枠1をチエン18、18によって懸垂支持し、摺動 枠1の上部と台車14の上部とは前後方向平行リンク19、19によって接続さ れる。
【0014】 上記摺動枠1の前部の上部には均し口小蓋開閉装置9が設けられ、この開閉装 置9には芯合せ用V字形案内ガイド9’が設けられ小蓋10の開閉軸10’に同 ガイド9’のV字形内面が案内されて摺動枠1の芯合せが行われ、開閉軸10’ の上部に横腕10”を介して設けたクランクピン20を2股挟持具20’で挟持 し、該挟持具20’の回動軸21に設けた歯車22に噛合する扇形駆動歯車23 を回動させて上記挟持具20’を回動軸21及び開閉軸10’を中心に180度 回動させることにより小蓋10を閉鎖状態から180度回動させて開くことがで き、反対動作によって閉じることができる(図2参照)。
【0015】 又上記摺動枠1の前部の下部には高圧水噴射ノズル11’、11’による小蓋 高圧水掃除装置11が設けられ、均し口4の小蓋シート面4’及び小蓋10のナ イフエッジ部に高圧水を噴射して掃除することができる。
【0016】 さらに摺動枠1の前部中程には開いた均し口4を閉鎖するための防水蓋2を配 置し、左右方向水平軸6によって摺動枠1に枢支した揺動腕3’の先端部に調芯 機構5を介して上記防水蓋2を設け、上記揺動腕3’によって防水蓋2の開閉装 置3を形成する。
【0017】 防水蓋2は方形であって外周縁には均し口4の(前方の)中心部に向って前方 に傾斜するテーパ面2’を形成し、該テーパ面2’を均し口4の内周縁に対向接 触(嵌合)させて均し口4を閉鎖し、その状態で図5に示すように防水蓋2の外 側に小蓋シート面4’が露出するよう該防水蓋2の寸法を形成する。
【0018】 上記調芯機構5は図4に示すように揺動腕3’の先端に固定した門形枠24内 に防水蓋2の裏面に突設した支持板25を挿入し、該支持板25と門形枠24と の間に設けられる。この門形枠24の両側板24’、24’には縦長孔24”、 24”を穿設し、該縦長孔24”、24”に摺動自在にチョック26、26を嵌 合し、該チョック26、26及び上記支持板25に水平軸27を貫装して門形枠 24と支持板25とを接続する。
【0019】 そして上記チョック26、26と縦長孔24”、24”の下端との間及び両側 板24’、24’と支持板25との間にスプリング28、29を介在させて防水 蓋2を門形枠24に対し上下左右に摺動自在に支持し、水平軸27を中心に防水 蓋2を前後に回動可能となし、かつ支持板25の軸受30の外周に凸球面部31 を形成し、これに嵌合する凹球面部32を支持板25に支持してユニバーサルジ ョイントを形成し、これによって防水蓋2を上記凸球面部31の曲率中心を中心 として自在に回動させることができ、これによって上記調芯機構5を形成する。
【0020】 尚図中33で示すものは支持板25及び両側板24’、24’に設けたストッ パ、34は揺動腕3’の駆動用シリンダー、35は扇形歯車23の回動用シリン ダーである。
【0021】
【考案の効果】
本案は上述のように構成したので高圧水による小蓋掃除装置において、小蓋1 0を開いた状態の均し口4を防水蓋2で閉鎖する際、均し口4の高低ずれ、左右 芯ずれ、前後左右の傾きがあっても防水蓋2は均し口4の変位に追従してこれを 充分閉鎖し得て高圧水の進入を防止し、かつ小蓋シート面4’を充分露出し得て これをクリーニングし得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本案の均し口防水蓋を備えた小蓋掃除装置を示
す側面図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図1の正面図である。
【図4】防水蓋の背面斜視図である。
【図5】防水蓋の閉鎖状態側面図である。
【図6】防水蓋の動作状態側面図である。
【図7】図6の背面図である。
【図8】図6の平面図である。
【図9】支持板の自在回動状態の拡大図である。
【符号の説明】
1 前後方向摺動枠 2 均し口防水蓋 2’ テーパ面 3 均し口防水蓋の開閉装置 3’ 揺動腕 4 均し口 5 調芯機構 6 左右方向水平軸

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コークス押出機に設けた機枠に前後方向
    摺動枠を設け、該摺動枠に均し口小蓋開閉装置を備えて
    なる小蓋高圧水掃除装置において、上記摺動枠に均し口
    防水蓋及びその開閉装置を設けてなり、該防水蓋とその
    開閉装置との間に均し口の変位に対し防水蓋を追従させ
    る調芯機構を介設してなる小蓋掃除装置における均し口
    防水蓋。
  2. 【請求項2】 摺動枠の前部に左右方向水平軸によって
    支持された揺動腕によって上記防水蓋の開閉装置を形成
    し、該腕の先端部に上記調芯機構を介して均し口防水蓋
    を設けた請求項(1) 記載の小蓋掃除装置における均し口
    防水蓋。
  3. 【請求項3】 上記防水蓋の外周縁が均し口の中心部に
    向って前方に傾斜するテーパ面によって形成された請求
    項(1) 又は(2) 記載の小蓋掃除装置における均し口防水
    蓋。
JP1992055699U 1992-08-07 1992-08-07 小蓋掃除装置における均し口防水蓋 Expired - Lifetime JP2577496Y2 (ja)

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