JPH06104830B2 - コークス炉の均し口および均し口小蓋のクリーニング装置 - Google Patents
コークス炉の均し口および均し口小蓋のクリーニング装置Info
- Publication number
- JPH06104830B2 JPH06104830B2 JP15766990A JP15766990A JPH06104830B2 JP H06104830 B2 JPH06104830 B2 JP H06104830B2 JP 15766990 A JP15766990 A JP 15766990A JP 15766990 A JP15766990 A JP 15766990A JP H06104830 B2 JPH06104830 B2 JP H06104830B2
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Description
【発明の詳細な説明】 ＜産業上の利用分野＞ この発明はコークス炉の均し口および均し口小蓋のクリ
ーニング装置に関するものである。
ーニング装置に関するものである。
＜従来技術＞ コークス炉の均し口および均し口小蓋のクリーニング装
置としては特開昭59-30884号公報があり、均し口のシー
ト面と小蓋のナイフエッジの前面を周回して高圧水噴射
ノズルからの高圧水の噴射によりクリーニングすること
を記載している。
置としては特開昭59-30884号公報があり、均し口のシー
ト面と小蓋のナイフエッジの前面を周回して高圧水噴射
ノズルからの高圧水の噴射によりクリーニングすること
を記載している。
＜発明が解決しようとする課題＞ しかしながら特開昭59-30884号公報は高圧水噴射ノズル
を均し口シート面および小蓋のナイフエッジ部に周回さ
せてクリーニングするため、クリーニングに時間を要す
るほか均し口内に高圧水が流入して窯成コークスに好ま
しくない影響を与えるという課題があった。
を均し口シート面および小蓋のナイフエッジ部に周回さ
せてクリーニングするため、クリーニングに時間を要す
るほか均し口内に高圧水が流入して窯成コークスに好ま
しくない影響を与えるという課題があった。
＜課題を解決するための手段＞ 本発明はコークス炉の押出機上にレール枠を敷着し、該
レール枠上に前後進する小台車と該小台車下を前後進す
る台車とを設け、該台車の一側に設ける上下および横移
動体の上下面に小蓋の全面を横移動クリーニングする揺
動機構付の高圧水噴射ノズルを複数個並設し、前記小台
車に均し口シート面をクリーニングするシート面スクレ
ーバーを取付けたことを特徴とするコークス炉の均し口
および均し口小蓋のクリーニング装置を構成したことに
ある。
レール枠上に前後進する小台車と該小台車下を前後進す
る台車とを設け、該台車の一側に設ける上下および横移
動体の上下面に小蓋の全面を横移動クリーニングする揺
動機構付の高圧水噴射ノズルを複数個並設し、前記小台
車に均し口シート面をクリーニングするシート面スクレ
ーバーを取付けたことを特徴とするコークス炉の均し口
および均し口小蓋のクリーニング装置を構成したことに
ある。
＜作 用＞ 本発明はレール枠を均し口前に位置させ、展開させた小
蓋の内端の至近位置に相対した上下複数個の高圧水噴射
ノズル列を揺動させながら他辺端まで横移動してナイフ
エッジを含む小蓋の全面をクリーニングし、シート面ス
クレーパーを均し口の前面上端に前進当接してそのまま
降下させて均し口の前面を余すことなくクリーニングす
るのである。
蓋の内端の至近位置に相対した上下複数個の高圧水噴射
ノズル列を揺動させながら他辺端まで横移動してナイフ
エッジを含む小蓋の全面をクリーニングし、シート面ス
クレーパーを均し口の前面上端に前進当接してそのまま
降下させて均し口の前面を余すことなくクリーニングす
るのである。
＜実施例＞ 以下図面に基づいて実施例を説明する。
コークス炉の押出機上にレール1a,1bを前後方向に向け
たレール枠２を敷着し、該レール1a,1bに嵌合して前後
進する台車３と、レール枠２の前部に縦設する支柱４に
て小レール枠５を浮設して小台車６を前後進するように
載嵌する。台車３はシリンダー７の伸縮により前後進
し、前進時には第２図に示すように小台車６下を通って
レール枠２の前端部に到達する。
たレール枠２を敷着し、該レール1a,1bに嵌合して前後
進する台車３と、レール枠２の前部に縦設する支柱４に
て小レール枠５を浮設して小台車６を前後進するように
載嵌する。台車３はシリンダー７の伸縮により前後進
し、前進時には第２図に示すように小台車６下を通って
レール枠２の前端部に到達する。
また小台車６は第４図に示すようにシリンダー８により
前後進する。小台車６は前端上に縦長枠９を有して、該
縦長枠９内に支持部材10を上向きシリンダー11にて上下
動するように嵌合し、該支持部材10より前方に張出す支
持軸10a,10bの前端に均し口12のシート面12aの横辺の全
長をカバーする長さを備えたシート面スクレーパー13を
取付けている。
前後進する。小台車６は前端上に縦長枠９を有して、該
縦長枠９内に支持部材10を上向きシリンダー11にて上下
動するように嵌合し、該支持部材10より前方に張出す支
持軸10a,10bの前端に均し口12のシート面12aの横辺の全
長をカバーする長さを備えたシート面スクレーパー13を
取付けている。
台車３の非小台車側の前部には第３図、第５図に示すよ
うに横長枠20を側方に向けて張出して、横移動体21を横
移動するように嵌付け、横移動体21より前方に向けて取
付ける内向曲折アーム22a,22bの前端に取付部材23を縦
設して小蓋24の縦長の全長をカバーするように上下複数
個において並列した高圧水噴射ノズル25を取付けてい
る。26は横移動体21を横移動させるシリンダー、27は各
高圧水噴射ノズル25を第８図に示すように揺動させるた
めのモータを含む揺動機構である。
うに横長枠20を側方に向けて張出して、横移動体21を横
移動するように嵌付け、横移動体21より前方に向けて取
付ける内向曲折アーム22a,22bの前端に取付部材23を縦
設して小蓋24の縦長の全長をカバーするように上下複数
個において並列した高圧水噴射ノズル25を取付けてい
る。26は横移動体21を横移動させるシリンダー、27は各
高圧水噴射ノズル25を第８図に示すように揺動させるた
めのモータを含む揺動機構である。
均し口12を開口して均し作業を終えた後、本発明装置を
均し口12前に移動して来て、台車３の前部の高圧水噴射
ノズル25を開蓋した小蓋24の内側端に相対させる。そこ
で各ノズル25より高圧水を噴射し且つ揺動機構27を作動
してシリンダー26により外方向に横移動させると、横移
動の過程で第６図に示すように小蓋24のナフエッジ24a
を含む全面をきれいにクリーニングすることとなる。
均し口12前に移動して来て、台車３の前部の高圧水噴射
ノズル25を開蓋した小蓋24の内側端に相対させる。そこ
で各ノズル25より高圧水を噴射し且つ揺動機構27を作動
してシリンダー26により外方向に横移動させると、横移
動の過程で第６図に示すように小蓋24のナフエッジ24a
を含む全面をきれいにクリーニングすることとなる。
小蓋24の内面のクリーニングを終えた段階で台車３を後
退させた後、第４図に示すように小台車６を前進させて
均し口12のシート面12aの上辺にシート面スクレーパー1
3を当接し、シリンダー11の作動により上から掻き降ろ
す形で下降させてクリーニングするのである。クリーニ
ングを終えた小台車６は後退して次回のクリーニングに
備えられる。なお、均し口小蓋のクリーニングとシート
面クリーニングは前後して行うこともある。
退させた後、第４図に示すように小台車６を前進させて
均し口12のシート面12aの上辺にシート面スクレーパー1
3を当接し、シリンダー11の作動により上から掻き降ろ
す形で下降させてクリーニングするのである。クリーニ
ングを終えた小台車６は後退して次回のクリーニングに
備えられる。なお、均し口小蓋のクリーニングとシート
面クリーニングは前後して行うこともある。
＜発明の効果＞ 本発明は以上のようにして、押出機上に敷着するレール
枠に前後進する小台車と、該小台車下を前後進する台車
とを設けたので、両台車にクリーニング機材を振分け搭
載することにより、一度の位置合わせにて均し口小蓋の
クリーニングと均し口のシート面クリーニングを遂行す
ることができるという効果を生ずる。
枠に前後進する小台車と、該小台車下を前後進する台車
とを設けたので、両台車にクリーニング機材を振分け搭
載することにより、一度の位置合わせにて均し口小蓋の
クリーニングと均し口のシート面クリーニングを遂行す
ることができるという効果を生ずる。
均し口シート面を横長のシート面スクレーパーを掻き降
ろしにてクリーニングするので、装置の芯合わせが容易
で且つ均し口内に水を流入することが生じないという効
果を生ずる。
ろしにてクリーニングするので、装置の芯合わせが容易
で且つ均し口内に水を流入することが生じないという効
果を生ずる。
高圧水噴射ノズルを上下複数個にて並設して小蓋内面の
一辺をカバーし、且つ揺動機構により揺動しながら他辺
に向けて走行するようにしたので１走行によって小蓋の
クリーニングを完了し、クリーニング時間を短縮するこ
とができるという効果を生ずる。
一辺をカバーし、且つ揺動機構により揺動しながら他辺
に向けて走行するようにしたので１走行によって小蓋の
クリーニングを完了し、クリーニング時間を短縮するこ
とができるという効果を生ずる。
クリーニング機材を単純な機械動作としたので、故障が
少ないという効果を生ずる。
少ないという効果を生ずる。
第１図は本発明装置をシート面スクレーパーを均し口シ
ート面に接面した状態にて示す平面図、第２図は同、高
圧水噴射ノズルを均し口小蓋に前進相対させた状態にて
示す平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第４図
はシート面スクレーパーの作用例を示す側面図、第５図
は高圧水噴射ノズルの作用例を示す側面図、第６図は
同、揺動走行例を示す線図的正面図、1a、1bはレール、
２はレール枠、３は台車、４は支柱、５は水平レール、
６は小台車、7,8はシリンダー、９は縦長枠、10は支持
部材、10a,10bは支持軸、11は上向きシリンダー、12は
均し口、12aはシート面、13はシート面スクレーパー、2
0は横長枠、21は横移動体、22a,22bは内向曲折アーム、
23は取付部材、24は小蓋、24aはナイフエッジ、25は高
圧水噴射ノズル、26はシリンダー、27は揺動機構であ
る。
ート面に接面した状態にて示す平面図、第２図は同、高
圧水噴射ノズルを均し口小蓋に前進相対させた状態にて
示す平面図、第３図は第２図のＡ−Ａ線断面図、第４図
はシート面スクレーパーの作用例を示す側面図、第５図
は高圧水噴射ノズルの作用例を示す側面図、第６図は
同、揺動走行例を示す線図的正面図、1a、1bはレール、
２はレール枠、３は台車、４は支柱、５は水平レール、
６は小台車、7,8はシリンダー、９は縦長枠、10は支持
部材、10a,10bは支持軸、11は上向きシリンダー、12は
均し口、12aはシート面、13はシート面スクレーパー、2
0は横長枠、21は横移動体、22a,22bは内向曲折アーム、
23は取付部材、24は小蓋、24aはナイフエッジ、25は高
圧水噴射ノズル、26はシリンダー、27は揺動機構であ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】コークス炉の押出機上にレール枠を敷着
し、該レール枠上に前後進する小台車と該小台車下を前
後進する台車とを設け、該台車の一側に設ける上下およ
び横移動体の上下面に小蓋の全面を横移動クリーニング
する揺動機構付の高圧水噴射ノズルを複数個並設し、前
記小台車に均し口シート面をクリーニングするシート面
スクレーパーを取付けたことを特徴とするコークス炉の
均し口および均し口小蓋のクリーニング装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15766990A JPH06104830B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | コークス炉の均し口および均し口小蓋のクリーニング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15766990A JPH06104830B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | コークス炉の均し口および均し口小蓋のクリーニング装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0450291A JPH0450291A (ja) | 1992-02-19 |
| JPH06104830B2 true JPH06104830B2 (ja) | 1994-12-21 |
Family
ID=15654795
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15766990A Expired - Fee Related JPH06104830B2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | コークス炉の均し口および均し口小蓋のクリーニング装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06104830B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3655781B2 (ja) * | 1999-08-25 | 2005-06-02 | 帝國製薬株式会社 | ビタミンｃ又はその誘導体を配合したパップ剤 |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP15766990A patent/JPH06104830B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0450291A (ja) | 1992-02-19 |
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