JPH06162809A - 発光装置の取付構造 - Google Patents

発光装置の取付構造

Info

Publication number
JPH06162809A
JPH06162809A JP36214892A JP36214892A JPH06162809A JP H06162809 A JPH06162809 A JP H06162809A JP 36214892 A JP36214892 A JP 36214892A JP 36214892 A JP36214892 A JP 36214892A JP H06162809 A JPH06162809 A JP H06162809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
emitting device
light emitting
light
emitter
recess
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP36214892A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Matsunaga
光夫 松永
Masaaki Kitahara
政昭 北原
Masaaki Hirai
昌秋 平井
Hiroshi Morohoshi
博 諸星
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP36214892A priority Critical patent/JPH06162809A/ja
Publication of JPH06162809A publication Critical patent/JPH06162809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Calculators And Similar Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小さな発光装置で機器全体を明るくする。 【構成】 時計モジュール11の凹部16に、発光装置
15を配置し、機器ケース1の表示用透明部材14と発
光装置15との間に透光性のカバー部材10を配置す
る。発光装置15からの光がカバー部材10内で拡散し
て、カバー部材10が機器ケース1内を照らすため全体
が明るくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示内容を明視させる
ために使用する発光装置の各種機器への取付構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】腕時計、卓上または携帯計算機その他の
電子機器においては、表示内容を照明してその明示を行
なっている。このような照明を行なうための従来構造
は、発光ダイオードなどの発光装置を光源として用い、
この発光装置を機器内に設けた電池に接続し、LSIな
どの制御手段からの指令により発光装置を発光させてい
た。このような、従来の構造においては、電池の電力消
耗を防止するため、照明は液晶表示装置などにおける表
示部に対してのみ行なう局部的なものとなっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の構造では、照明
する部分が必要部分だけの局部的なものであるため、表
示内容の十分な明示ができない不具合があった。このた
め出力の大きな発光装置を使用する場合には、発光部分
が大きくなって機器の小型化ができなくなると共に、電
力消耗が大きくなって好ましいものではない。
【0004】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
のであり、出力の小さな発光装置を使用しても十分な照
明を行なうことができる発光装置の取付構造を提供する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の取付構造は、機器ケースに設けられた凹部
内に配置された発光装置と、この発光装置を覆うように
前記機器ケースに取り付けられた表示用透明部材と、前
記発光装置と表示用透明部材との間に設けられた透光性
のカバー部材とを備えていることを特徴とするものであ
る。
【0006】また、本発明の別の取付構造は、上面が開
放された凹部が形成され機器ケース内に設けられた取付
部材と、この取付部材の凹部内に配置された発光装置
と、この発光装置を覆うように前記機器ケースに取り付
けられた表示用透明部材と、前記発光装置からの光を周
辺に導くための前記取付部材における凹部の周囲に形成
されたテーパ面とを備えていることを特徴とするもので
ある。
【0007】
【実施例】以下、本発明を電子腕時計に適用した実施例
を参照して具体的に説明する。図1は、本実施例の正面
図を示し、機器ケースとしての腕時計ケース1の両端部
に時計バンド2,2が取り付けられている。腕時計1は
その正面に複数の表示部3,4,5を備えると共に、そ
の側面には複数の押釦スイッチ6,7,8,9を備えて
いる。表示部3,4,5は、時刻等の各種の情報を表示
するものであり、例えば表示部3は日付および時刻をデ
ジタル表示し、表示部4は時刻をアナログ表示し、表示
部5は計算結果やその他の情報を可視表示する。
【0008】押釦スイッチ6,7,8,9は、これらの
表示部3,4,5での表示内容の変更,アラーム時刻の
設定,変更,時刻の修正その他の処理のため押圧操作さ
れる。この押釦スイッチ6,7,8,9に対向した腕時
計ケースの内部には、図2に示すように、シーソー状の
スイッチ板6a,67a,8a,9aが設けられてい
る。10はこのような電子腕時計の一端側に設けられた
カバー部材であり、このカバー部材10の下側に発光装
置15が配置される(図3参照)。
【0009】図2は腕時計ケース1に設けられた時計モ
ジュール11を、図3は図1におけるIII −III 線断面
図を示す。時計モジュール11は、ハウジング12に液
晶表示部材13,回路基板,電池等が組み込まれて構成
されており、この状態で図3に示すように腕時計ケース
1内に挿入される。一方、腕時計ケース1における時計
モジュール11の上部には、透明ガラスからなる表示用
透明部材14が取り付けられている。時計モジュール1
1は、発光装置15が配置される取付部材となるもので
あり、このため時計モジュール11における所定部位に
は凹部16が形成され、この凹部16内に発光装置15
が配置されている。発光装置15としては、発光ダイオ
ード(LED)、ミクロランプ等が採択使用される。図
3において、25は時計モジュール11を組み付けるた
めの組付用部材、26は腕時計ケース1の裏側に取り付
けられた裏蓋である。
【0010】前記カバー部材10は、この発光装置15
と表示用透明部材14との間に設けられている。このカ
バー部材10は発光装置15が配置された凹部16を覆
うように設けられる。図4,図5,図6は、このカバー
部材10の形状を示す。カバー部材10は図4に示すよ
うに、略半月形状に形成されており、その一側の湾曲部
分が薄肉状の固定部10aとなっていると共に、他側の
直線部分が当接部10bとなっている。カバー部材10
は、図3に示すように、当接部10bが時計モジュール
11の段部17に当接して位置決めされると共に、固定
部10aがスペーサ18を介して腕時計ケース1に押圧
されることにより、凹部16を覆うように時計モジュー
ル11上に固定される。
【0011】かかるカバー部材10は、全体が透光性材
料により形成されており、発光装置15が発光すると、
その光が通過しながら拡散する。このため、カバー部材
10の全体が明るく光るため、表示用透明部材14が明
るくなり、表示部3,4,5の照明による明視が可能と
なる。このような構造では、発光装置15を大きくする
必要がなく、機器を小型化できると共に、発光装置15
への供給電力も大きくする必要がないため、電池の電力
消耗を防止することができる。
【0012】本実施例においてカバー部材10の下面、
すなわち発光装置15との対向面には、図3,図5およ
び図6に示すように、複数条の溝部18がその長手方向
に平行に形成されている。この溝部18の形成により、
発光装置15からの光は溝部18で反射、拡散を繰り返
しながらカバー部材10内に入射する。このため、カバ
ー部材10内での光拡散がさらに増大し、カバー部材1
0全体が均一に明るくなる。これにより、さらに効率の
良い光拡散が可能となっている。
【0013】図7および図8は、カバー部材10を除去
した状態における図2の各断面図である。ハウジング1
2の下面に回路基板19が配設されて時計モジュール1
1が構成され、この時計モジュール11の回路基板19
上に発光装置15が半田付け等により実装されている。
この場合、発光装置15は、ハウジング12に形成され
た凹部16に配置されるが、この凹部16の周囲におけ
るハウジング12の上面はテーパ面20,21となって
いる。すなわち発光装置15の左右におけるハウジング
12には、図7に示すように、ハウジング12の左右方
向に向かう比較的なだらかなテーパ面20が形成されて
いる。また、発光装置15よりも外方におけるハウジン
グ12には、外方側に向かって立ち上がるテーパ面21
が形成されている。これらのテーパ面20,21は発光
装置15が発した光を、発光装置15の周囲に拡散させ
るように作用する。これにより、発光装置15からの光
の一部がテーパ面20,21に沿って走行して拡散する
ため(図7および図8参照)、発光装置15上方の表示
用透明部材14の全体が明るくなり、表示部3,4,5
の明視が可能となっている。このような本実施例では、
カバー部材10を装着しなくても、テーパ面20,21
が光を拡散するため、表示用透明部材14を明るくする
ことができる。
【0014】図9は、本実施例の作動を行なう制御回路
を示す。同図において、30はスイッチであり、図2に
おけるスイッチ板6a,7a,8a,9aのいずれかに
対応している。このスイッチ30にはワンショット回路
31が接続され、このワンショット回路31にカウンタ
32が接続されている。カウンタ32はスイッチ30の
投入毎に出力されるワンショット回路31からの信号に
基づいて「0」→「1」→「2」→「3」→「0」のよ
うに、信号を出力する端子が切り換わるように作動す
る。33はアンドゲート34およびオアゲート35を図
示のように接続した制御部であり、ブザードライバ36
おび発光ドライバ37に信号を出力する。ブザードライ
バ36はブザー37を所定時間駆動して報音させるもの
であり、発光ドライバ38は発光装置15を所定時間駆
動して、その発光を行なう。
【0015】上記構成において、カウンタ32が「0」
端子から信号を出力する状態では、アラーム一致信号3
9および時報信号40が制御部33に入力しても、ブザ
ー37,発光装置15のいずれも作動することがない。
これに対し、カウンタ32が「1」端子か信号を出力す
る状態で、アラーム一致信号39が入力し、時報信号が
入力しない場合は、ブザー37および発光装置15が駆
動して、音と光によるアラーム告知を所定時間行なう。
また、カウンタ32が「2」端子から信号を出力する状
態で、アラーム一致信号39が入力せず、時報信号40
が入力した場合は、音と光による時報の告知を所定時間
行なう。この時のアラーム告知は発光装置15による光
のみとなる。カウンタが「3」端子から信号を出力する
状態で、アラーム一致信号39および時報信号40が入
力した場合は、音と光による時報の告知と、音と光によ
るアラーム告知とを所定時間行なう。従って、このよう
な制御回路を用いることにより、時報およびアラームの
告知態様を任意に選択できるため、使用上の便利性が向
上する。
【0016】本発明は、上記実施例に限定されることな
く種々変更が可能である。例えば、カバー部材10とし
て任意の色に着色された材料を使用したり、着色性薄膜
をカバー部材10に貼着することにより、発光装置15
からの光を着色した状態で拡散させることができ、これ
により審美性を付与することができる。また、ハウジン
グ12のテーパ面20,21にアルミニウムや銀の薄膜
を貼着したり、蒸着させることにより、その反射率を向
上させても良く、これにより、さらに明るい照明が可能
となる。さらに本発明は電子腕時計以外の電子計算機,
電子手帳その他の機器に同様に適用することができる。
【0017】
【発明の効果】以上のとおり本発明は、発光装置からの
光を分散させる取付構造としたため、小さな発光装置で
も明るく表示でき、小型化ができると共に、電池の電力
消耗を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を電子腕時計に適用した一実施例の全体
正面図である。
【図2】一実施例の時計モジュールの正面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】カバー部材の正面図である。
【図5】カバー部材の背面図である。
【図6】カバー部材の縦断面図である。
【図7】図2のVII −VII 線断面図である。
【図8】図2のVIII−VIII線断面図である。
【図9】制御回路を示す回路図である。
【符号の説明】
1 腕時計ケース 3,4,5 表示部 10 カバー部材 11 時計モジュール 14 表示用透明部材 15 発光装置 16 凹部 18 溝部
フロントページの続き (72)発明者 諸星 博 東京都羽村市栄町3丁目2番1号 カシオ 計算機株式会社羽村技術センター内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ケースに設けられた凹部内に配置さ
    れた発光装置と、この発光装置を覆うように前記機器ケ
    ースに取り付けられた表示用透明部材と、前記発光装置
    と表示用透明部材との間に設けられた透光性のカバー部
    材とを備えていることを特徴とする発光装置の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 前記カバー部材における発光装置との対
    向面に複数の溝部が形成されていることを特徴とする請
    求項1記載の発光装置の取付構造。
  3. 【請求項3】 上面が開放された凹部が形成され機器ケ
    ース内に設けられた取付部材と、この取付部材の凹部内
    に配置された発光装置と、この発光装置を覆うように前
    記機器ケースに取り付けられた表示用透明部材と、前記
    発光装置からの光を周辺に導くための前記取付部材にお
    ける凹部の周囲に形成されたテーパ面とを備えているこ
    とを特徴とする発光装置の取付構造。
JP36214892A 1992-11-18 1992-11-18 発光装置の取付構造 Pending JPH06162809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36214892A JPH06162809A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 発光装置の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP36214892A JPH06162809A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 発光装置の取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06162809A true JPH06162809A (ja) 1994-06-10

Family

ID=18476067

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP36214892A Pending JPH06162809A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 発光装置の取付構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06162809A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330039A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Casio Comput Co Ltd 発光装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006330039A (ja) * 2005-05-23 2006-12-07 Casio Comput Co Ltd 発光装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7227599B2 (en) Display device and manufacturing method of the same
JP2000011725A (ja) 面状発光装置及びそれを用いた遊技機
JP2001167655A (ja) 押ボタンスイッチの照明装置
JP3563175B2 (ja) El照明付き複合表示時計
JP4120302B2 (ja) 電子機器
JPH06162809A (ja) 発光装置の取付構造
JPH10206560A (ja) 化粧部材およびその製造方法並びにその化粧部材を用いた時 計装置
JP3548808B2 (ja) 照明装置
JPH0750788Y2 (ja) 照明装置
JP5029241B2 (ja) 電子機器
JPH0949887A (ja) 照明装置
JPH11174972A (ja) 液晶表示装置
JPH1078486A (ja) 表示装置及び時計
JP4326888B2 (ja) 照光装置
JP2002286869A (ja) 電子腕時計
JP2003045266A (ja) 発光スイッチ
CN212965912U (zh) 电子设备
KR100199385B1 (ko) 키보드가 부착된 전자기기
JP3738545B2 (ja) 時計の文字板及び時計
JPH0382521U (ja)
JP2552330Y2 (ja) 表示部の構造
JPH08160171A (ja) 表示装置
KR950024036A (ko) Led 디스플레이를 설한 아나로그 및 lcd 손목시계
JPH0112292Y2 (ja)
JP2000193971A (ja) 液晶表示装置およびこの装置を搭載した電子機器