JPH06162446A - 薄膜磁気ヘッド - Google Patents

薄膜磁気ヘッド

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Publication number
JPH06162446A
JPH06162446A JP31307092A JP31307092A JPH06162446A JP H06162446 A JPH06162446 A JP H06162446A JP 31307092 A JP31307092 A JP 31307092A JP 31307092 A JP31307092 A JP 31307092A JP H06162446 A JPH06162446 A JP H06162446A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
terminal
head
thin film
film magnetic
Prior art date
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Pending
Application number
JP31307092A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuo Nakamura
和夫 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Priority to EP93118723A priority patent/EP0599237A1/en
Publication of JPH06162446A publication Critical patent/JPH06162446A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/31Structure or manufacture of heads, e.g. inductive using thin films
    • G11B5/3103Structure or manufacture of integrated heads or heads mechanically assembled and electrically connected to a support or housing

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カバー基板を接合して構成する薄膜磁気ヘッ
ドにおいて、ヘッドチップ寸法が小さく1ウェハーあた
りのヘッド取れ数の大きい薄膜磁気ヘッドを得て、ヘッ
ドのコスト低減を図る。 【構成】 薄膜ヘッド部から第1の端子中継部15まで
を形成したヘッド基板3と第2の端子中継部16から入
出力端子部2までの端子配線を形成した端子基板14を
設け、ヘッド基板3のギャップ深さ方向寸法11は端子
基板14のギャップ深さ方向寸法より小さくし、ヘッド
基板3と端子基板14を接合するに際して第1の端子中
継部15と第2の端子中継部16を面対向させ相互に電
気接続し、端子基板14はヘッド基板3に対しカバー基
板としての役割も持たせる構成とする。これによって、
ヘッド基板の奥行き寸法が十分小さくできる。端子基板
には単純な端子配線部だけが形成されるので安価に作製
できコスト的問題は少ない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は薄膜磁気ヘッドに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より薄膜磁気ヘッドを磁気テープ用
のヘッド(以下テープヘッドと略記)として利用する場
合、ヘッド基板にカバー基板を接着した形をとる事が必
要である。すなわち、(図5)に示すように、薄膜ヘッ
ド素子1および端子配線部2の形成されたヘッド基板3
を覆う形でカバー基板4を接着し、更に(図6)の様に
磁気テープ摺動面5を所定の曲面に研磨してテープヘッ
ドが構成される。なお、薄膜ヘッド素子1そのものの技
術的内容がいかなるものであるかは本発明の本質に特に
関連しないので詳細な説明を省略する。
【0003】この様なヘッドでカバー基板が必要となる
のは、テープ走行において、磁気テープ(図示せず)と
ギャップ部分6がスペーシングの少ない良好な接触状態
に保たれるためには、ギャップ部の両側に適切な面積の
摺動面を設け、なめらかな連続曲面の中にギャップ部が
存在するようにする必要があるからである。
【0004】この様に構成されたテープヘッドは、(図
6)のようにフレキシブルプリント基板(以降FPC=F
LEXIBLE PRINTED CIRCUITと略記)7がヘッド後部に接
着され、ヘッドの端子取り出し部とFPCの配線端子が
例えばワイヤーボンドその他の手段で接続される。な
お、10はFPC基台である。
【0005】ここで、ヘッド基板がカバー基板で覆われ
ていない部分の寸法8は主にワイヤーボンドなどを実行
するに際して、その治工具などの当りなどを考慮して必
要な寸法である(FPC実装作業寸法と称する)。この
寸法が小さいほど、ウエハー内での1ヘッドの面積(チ
ップサイズ)が小さくなり、ウエハー1枚あたりのヘッ
ド取り数が増大し、製造コストが低下して有利である。
しかし一般的にはヘッド素子部自体のギャップ深さ方向
寸法11は高々数百μm程度しかないのに対し、前記8
の寸法は2〜3mm程度も必要である。このことは、1
ウエハーからのヘッド取り数は殆どFPC実装上の事情
で決ってしまっていることを意味する。なお、ギャップ
深さ方向とは寸法8の方向を意味する。
【0006】カバー部奥行き寸法9を出来る限り小さく
すれば、全奥行きを抑えて寸法8を大きく取れるが、機
械的強度の観点から寸法9もむやみに小さくは出来な
い。少なくとも前記ヘッド素子部自体のギャップ深さ方
向寸法11よりかなり大きく取らないと実用強度を得る
ことは困難である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】この様に、従来の技術
によってテープヘッドを構成すると大きな端子配線部を
設ける必要があり、これによって1ウエハーからのヘッ
ド取り数が大幅に低下する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この様な課題を解決する
ために、本発明ではヘッド基板として機能する第1の基
板と、端子基板およびカバー基板として機能する第2の
基板を設け、前記第1の基板のギャップ深さ方向寸法は
前記第2の基板のギャップ深さ方向寸法より小さくし、
前記第1の基板にはヘッド部から第1の端子中継部まで
を有する薄膜ヘッド素子を形成し、前記第2の基板には
第2の端子中継部から入出力端子部までの端子配線を形
成し、第1の基板と第2の基板の接着合体にあたって、
前記第1の端子中継部と前記第2の端子中継部が、面対
向圧着ボンディングなどによって、相互に電気接続する
様にする。
【0009】第2の基板は第1の基板に対し、従来例に
おけるカバー基板の役割をも持たせることによって従来
例同様の摺動面の形成を可能とし、さらに前記第2の基
板の入出力端子部は前記第1の基板によって覆われるこ
となく、FPC実装上支障のないだけの面積が露出する
ようにする。
【0010】
【作用】このような構成によってヘッド素子の形成され
ている側の第1の基板の奥行き寸法は十分小さくできる
ので、ヘッドの取り数を多くできる。また第2の基板側
には単純な端子配線部だけが形成されるので安価に作製
でき、FPC実装上の支障がないだけの奥行き寸法を取
ってもコスト上の問題は少ない。
【0011】
【実施例】以下本発明の実施例について、図面を参照し
ながら詳細な説明をおこなう。
【0012】(図1)は本発明の第1の実施例を示す分
解斜視図である。第1の基板であるヘッド基板3上には
薄膜ヘッド素子1とそこから引き出された端子が第1の
端子中継部15に至るまでが形成されている。また第2
の基板である端子基板14上には第2の端子中継部16
から入出力端子部2にまで至る部分が形成されている。
【0013】ヘッド基板3の奥行き寸法12は端子基板
の奥行き寸法13より小さく設定されている。
【0014】ヘッド基板3と端子基板14はそれらの摺
動面5が略同一面にならび、かつ第1および第2の端子
中継部15および16のそれぞれ対応する個々の端子が
相互に対接するごとく接合される。
【0015】このとき、(図2)に示すように、第1ま
たは第2のいずれかの端子中継部に熱圧着接合手段17
(例えばハンダ粒)を配し、熱圧着によって第1および
第2の端子中継部同志の電気的接続を図る。またそれ以
外の部分にはエポキシ樹脂などの接着手段(図示せず)
を配し、ヘッド基板と端子基板の機械的結合を図る。
【0016】この接着部の奥行き長さ(即ち寸法12)
は接合の機械的強度が十分得られる範囲で可能な限り小
さくする。また、端子基板のFPC実装作業寸法8aは
FPC実装上支障のない寸法とする。
【0017】この様に2つの基板を結合したあと、摺動
面を仕上げ、更に従来例の(図6)で示したと同様にF
PCを実装する。
【0018】このような構成によって、複雑な薄膜プロ
セスの集積によって形成されるヘッド素子が存する第1
の基板の奥行き寸法12は十分小さくできるので、ウエ
ハー1枚当りのヘッドの取り数を多くできる。また端子
基板である第2の基板は従来例におけるヘッド基板と同
程度の面積を使うが、ここには単純な端子配線部だけが
形成されるので安価に作製でき、コスト上の問題は少な
い。
【0019】つぎに、(図3)は本発明の第2の実施例
を示す部分平面図である。この例は端子基板の入出力端
子部近傍に関する変形実施例であるので、その部分のみ
示す。さらに、(図3)は上下対称であるので、下半分
の図示を省略している。
【0020】さて一般に入出力端子部2の可能な最小ピ
ッチは、現在のFPC実装技術の実力では、例えば10
0μmの程度であるが、これに対し薄膜技術で可能な端
子あるいはリード線のピッチははるかに小さい。更に第
1及び第2の中継端子部の接合に用いる圧着接合手段に
おける可能なピッチもこれより小さく、例えば50μm
などが可能である。このことは中継端子部に詰め込める
端子数はFPC実装を前提とした入出力端子部の端子数
より大きく出来ることを意味する。
【0021】この様な意味から、入出力端子部を(図
3)のごとき構成とすれば、(図1)に示した入出力端
子構成の場合より多くの端子数処理が可能になり、より
チャンネル数の多いヘッドなどに対処できる。もちろん
この様なことは形式的には(図5)および(図6)の従
来例でも可能であるが、(図3)の様な配列はより大き
な端子実装作業寸法を要するので、1ヘッドのチップサ
イズが大きくなりヘッド取り数の点で不都合である。こ
れに対して本発明では端子基板が大きくなることのコス
トへの影響は少ないので(図3)の様な配列を取ること
が出来る。
【0022】つぎに、(図4)は本発明の第3の実施例
を示す分解上面図である。3はヘッド基板であり、この
上には薄膜ヘッド素子から第1の中継端子までが形成さ
れている。また4はカバー基板でありこれ自体には何等
の素子は形成されていない。このカバー4は従来例(図
5)と同様の要領にてヘッド基板3に接着される。さら
に、14は端子基板で、これは(図1)における端子基
板14とほぼ同じものであり、第2の中継端子から入出
力端子までが形成されている。
【0023】この構成では、量産性にかかわるヘッド基
板のギャップ深さ方向寸法12aは、(図5)、6の従
来例より小となるが、第1の実施例(図1)よりは大き
くなる。この実施例の利点はヘッド基板にカバー基板を
接着する工程と中継端子部を接続する工程を分離できる
ことである。これによってそれぞれに最適化された工法
を取ることが可能である。
【0024】
【発明の効果】以上の詳細な説明より明らかな様に、本
発明によれば薄膜磁気ヘッドの1チップ当りのサイズを
大幅に減少することが可能であり、1ウエハー当りのヘ
ッド取り数が増大し、コストの低い薄膜磁気ヘッドを製
造する事が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す分解斜視図
【図2】本発明の第1の実施例における製造工程の一部
を示す分解上面図
【図3】本発明の第2の実施例を示す部分平面図
【図4】本発明の第3の実施例を示す分解上面図
【図5】従来技術の薄膜磁気ヘッドを示す分解斜視図
【図6】従来技術の薄膜磁気ヘッドの完成状態を示す斜
視図
【符号の説明】
1 薄膜ヘッド素子 2 入出力端子部 3 ヘッド基板 4 カバー基板 5 摺動面 6 ギャップ部 7 フレキシブル・プリント基板(=FPC) 8、8a FPC実装作業寸法 9 カバー基板奥行き 10 FPC基台 11 薄膜ヘッド素子のギャップ深さ方向寸法 12、12a ヘッド基板奥行き 13 端子基板奥行き 14 端子基板 15 第1の端子中継部 16 第2の端子中継部 17 熱圧着接合手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘッド基板として機能する第1の基板と、
    端子基板およびカバー基板として機能する第2の基板を
    有し、前記第1の基板のギャップ深さ方向寸法は前記第
    2の基板のギャップ深さ方向寸法より小さく、前記第1
    の基板にはヘッド部から第1の端子中継部までを有する
    薄膜ヘッド素子が形成されており、前記第2の基板には
    第2の端子中継部から入出力端子部までの端子配線が形
    成されており、前記第1の端子中継部と前記第2の端子
    中継部が相互に電気的に接続する様に前記第1及び第2
    の基板が接合合体され、前記第2の基板の入出力端子部
    は前記第1の基板によって覆われることなく露出してい
    ることを特徴とする薄膜磁気ヘッド。
  2. 【請求項2】第2の基板の入出力端子部が、前記第2の
    基板の薄膜形成面の周囲綾線の少なくとも2つの綾に臨
    むように形成されていることを特徴とする請求項1記載
    の薄膜磁気ヘッド。
  3. 【請求項3】ヘッド基板として機能する第1の基板と、
    カバー基板として機能する第2の基板と、端子基板とし
    て機能する第3の基板を有し、前記第1の基板のギャッ
    プ深さ方向寸法は前記第2の基板のギャップ深さ方向寸
    法より大きくかつ前記第3の基板のギャップ深さ方向寸
    法より小さく、前記第1の基板にはヘッド部から第1の
    端子中継部までを有する薄膜ヘッド素子が形成されてお
    り、前記第3の基板には第2の端子中継部から入出力端
    子部までの端子配線が形成されており、前記第2の基板
    は前記第1の基板上の少なくともヘッド部分を覆う様に
    前記第1の基板に接合され、前記第3の基板は、前記第
    1の端子中継部と前記第2の端子中継部が相互に電気的
    に接続する様に前記第1の基板に接合され、前記第3の
    基板の入出力端子部は前記第1の基板によって覆われる
    ことなく露出していることを特徴とする薄膜磁気ヘッド
  4. 【請求項4】第3の基板の入出力端子部が、前記第3の
    基板の薄膜形成面の周囲綾線の少なくとも2つの綾に臨
    むように形成されていることを特徴とする請求項3記載
    の薄膜磁気ヘッド。
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JP31307092A JPH06162446A (ja) 1992-11-24 1992-11-24 薄膜磁気ヘッド
EP93118723A EP0599237A1 (en) 1992-11-24 1993-11-22 Thin film magnetic head

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4546541A (en) * 1983-10-14 1985-10-15 Applied Magnetics Corporation Method of attaching electrical conductors to thin film magnetic transducer
JPS63106910A (ja) * 1986-10-24 1988-05-12 Hitachi Ltd 薄膜磁気ヘツド
JP2931477B2 (ja) * 1991-06-07 1999-08-09 シャープ株式会社 薄膜磁気ヘッド構造体およびその製造方法

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