JPH061622Y2 - 軟弱土壌改良機 - Google Patents

軟弱土壌改良機

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JPH061622Y2
JPH061622Y2 JP484487U JP484487U JPH061622Y2 JP H061622 Y2 JPH061622 Y2 JP H061622Y2 JP 484487 U JP484487 U JP 484487U JP 484487 U JP484487 U JP 484487U JP H061622 Y2 JPH061622 Y2 JP H061622Y2
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賢 原田
正治 生田
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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Hitachi Construction Machinery Co Ltd
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  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、軟弱土壌に生コンクリートや石灰等の硬化剤
を混入して土壌を強化改良する軟弱土壌改良機に関す
る。
(従来技術) 軟弱土壌改良機として、実開昭55-106247号公報に記載
のものが知られている。これは、第6図に示すように、
油圧ショベル71のアーム72の先端に竪形支枠73を
取付け、該竪形支枠73に油圧モータ74および該油圧
モータ74により回転される土壌攪拌体75を取付け、
ブームシリンダ76の伸縮によるブーム77の起伏と、
アームシリンダ78の伸縮によるアーム72の回動によ
って土壌攪拌体75を軟弱土壌へ押込み、バケットシリ
ンダ79の伸縮によって竪形支枠73を垂直姿勢に保ち
ながら、セメントや石灰等の硬化剤を改良部に加え、油
圧モータ74の作動により攪拌体75を回転させて土壌
の強化改良を行なうものである。
第7図は竪形支枠73および攪拌体75を前方より見た
図であり、竪形支枠73の下部には2又状をなす軸受枠
73aを有し、該軸受枠73aに、回転軸80を支持さ
せ、該回転軸80に複数の攪拌羽根81を取付けて攪拌
体75を構成している。竪形支枠73の上端部に取付け
た油圧モータの回転軸に取付けたスプロケット82と前
記回転軸80に取付けたスプロケット83とにチェーン
84を掛け、そのチェーン84の途中の部分を張力調整
用スプロケット85に掛け、油圧モータ74の回転によ
って攪拌体75を回転させ、図示しない硬化剤噴出口か
ら攪拌部に硬化剤を噴出させることにより、土壌中に硬
化剤が混入されるようになっている。86は竪形支枠7
3に取付けた泥よけである。
この従来の軟弱土壌改良機は、スプロケット83および
チェーン84が土壌中に浸漬されるため、これらに砂利
等が噛み込まれて破損することがあるという問題点があ
った。また、竪形支枠73の下部に2又状の軸受枠73
aを有し、回転軸80の両端をこの枠73aに支持させ
た構造であるため、軸受枠73aの部の土壌中における
移動抵抗が大きいという問題点があった。また、ベース
マシンとして油圧ショベルを利用しているので、軟弱な
土壌では油圧ショベルの自量により地中に埋没して作業
が行なえないという問題点があった。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上記の問題点に鑑み、攪拌体駆動用チェーン
の破損のおそれがなく、かつ極めて軟弱な土壌であって
も土壌改良が可能で、地中における移動抵抗が小さく、
さらに小型であっても深い部分までの土壌改良が可能と
なる軟弱土壌改良機を提供することを目的とするもので
ある。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本考案の軟弱土壌改良機は、
軟弱土壌に強化剤を混入させて土壌を強化改良する軟弱
土壌改良機において、フロート式走行体を有する泥上作
業機のフロントアタッチメントの先端に、前後方向に回
動自在に縦長ボックス型の支持体を取付け、該支持体の
上部にモータを取付けると共に、該モータにより駆動さ
れる上部スプロケットを前記支持体内に収容して取付
け、該支持体の下端部に軸受を介して回転軸を貫設し、
該回転軸の中央部に前記支持体内に収容して下部スプロ
ケットを取付け、前記上部、下部スプロケット間にチェ
ーンを掛け、前記回転軸の前記支持体より両側に突出し
た部分に土壌攪拌体を取付け、かつ支持体内への泥水の
浸入を防止するシール手段を設けたことを特徴とする。
(実施例) 以下本考案の一実施例を図面により説明する。第1図は
本考案による軟弱土壌改良機の全体を示す側面図であ
り、1はベースマシンとしての泥上作業機であり、フロ
ート2の周囲に油圧モータ(図示せず)により回転され
る覆帯3を巻いた走行体4を有し、該走行体4のフレー
ム上に旋回装置5を介して旋回体6を設置し、該旋回体
6にピン7を中心としてブームシリンダ8により起伏自
在にブーム9を取付け、該ブーム9の先端にピン10を
中心としてアームシリンダ11により回動自在にアーム
12を取付けており、この作業機を掘削機等他の目的に
用いる場合には、アーム12の先端にピン13を中心と
してシリンダ14により回動自在にかつ着脱自在に掘削
具等他の作業具を取付ける。本考案においては、その掘
削具等の代わりに土壌改良用の装置15をシリンダ14
により前後方向に回動自在に取付ける。
第2図および第3図は前記装置15を拡大して示すもの
で、16は縦長ボックス型の支持体であり、該支持体1
6は上支持体16aと下支持体16bとからなる。上支
持体16aは、角筒状をなす下支持体16bとの結合板
17と、該結合板17上に固着され、かつ前記アーム1
2に対して連結するピン13を挿通するピン穴23a
と、前記シリンダ14に連結されたリンク57を連結す
るピン穴23bとを有する左右の取付け板24,24
と、これらの取付け板24,24に両端が固着され、か
つ下端が前記結合板17に固着された断面形状がアーチ
形をなす部材25と、該部材25内に固着されたモータ
取付け用シリンダ26とを有するボックス形をなすもの
であり、一方の取付け板24には開口部22を有する。
21は駆動装置としての油圧モータであり、その出力軸
27にスプロケット28を嵌着しており、該油圧モータ
21は、前記開口部22から挿通し、モータケースの取
付け用フランジ21aを前記リング26に液体パッキン
グを介して当接させ、ボルト29およびナット30によ
って締付けて取付けることにより、泥水が支持体16内
へ浸入することを防止している。
一方下支持体16bは、上端に前記上支持体16aに結
合する結合板18を有し、両結合板17,18間に液体
パツキングを介在させ、ボルト19によって結合するこ
とにより、結合板17,18間からの泥水の浸入を防止
する。両結合板17,18には、後述の下方のスプロケ
ット34を前記上方のスプロケット28とに掛けるチェ
ーン56を挿通する開口部20が設けてある。
下支持体16bは、下端を弧状局面に形成した左右の板
材31a,31aと、これらの板材の両端面に沿って溶
接された板材31bと、これらの上端に溶接された前記
結合板18からなる縦長ボックス形をなすものであり、
第4図に示すように、前記左右の板材31a,31aに
設けた開口部に短い円筒体32,32をそれぞれ同軸状
に固着し、これらの円筒体32,32内に軸受33,3
3を介して、回転軸35を支持させ、該回転軸35は下
支持体16bを貫通し、両端が下支持体16bの左右に
突出した構造とする。
該回転軸35は、中央に、前記チェーン56を掛けるス
プロケット34を回り止めして嵌着しており、従って、
スプロケット34は下支持体16b内に収容される。前
記左右の円筒体33,33には、それぞれリング状の静
止蓋36,36をボルト37により固着すると共に、静
止蓋36と円筒体32との間にはシールリング38を介
在させている。39は回転軸35の段差部40に内周の
段差部を外方から当接させ、かつ前記静止蓋36に摺動
自在に嵌合された可動蓋であり、前記静止蓋36と可動
蓋39との摺動面は、第5図に示すように、硬質のリン
グ41,42により接触させている。また、両者の対向
面にラビリンス46を形成し、回転軸35に固着した断
面形状が山形をなすリング43と、これに対向する静止
蓋36および可動蓋39の傾斜した内周面との間には、
加圧により断面が楕円形をなすように潰されたOリング
44,45を介在させ、さらに、前記リング42と可動
蓋39との間のシールリング62、回転軸35と可動蓋
39との間のシールリング63により、外方から下支持
体16b内への泥水の浸入を防止している。
46,47は回転軸35の下支持体16bより左右に突
出し部分にそれぞれ設けられる内側、外側攪拌体であ
り、これらの攪拌体46,47の基端部は、それぞれ断
面形状が半円形の取付け部材48に溶接され、2本の内
側攪拌体46,46および外側攪拌体47,47の各取
付け部材48を回転軸35に回り止めキー50を介して
嵌合すると共に、取付け部材48と一体のフランジ49
を合わせてボルト51、ナット52により締付けて一体
化することにより、これらの攪拌体46,47は、回転
軸35の軸線方向に見た場合、第2図に示すように、相
互に直角をなすように取付けられている。53は内外の
攪拌体46,47間に介在させ、かつ回転軸35に嵌合
して取付けた円筒状スペーサ、54は回転軸35の両端
にボルト55により取付けられ、外側攪拌体47の取付
け部材48に当接させて設けた抜け止め部材である。
57は支持体16に添設された硬化剤送給管、58は支
持体16の下端部に位置する該硬化剤送給管57の先端
に取付けられ、左右両側に向けて取付けられた硬化剤ノ
ズルである。59は下支持体16bの側面に設けられた
窓60を閉塞する蓋であり、ボルト61によりパッキン
グを介して取付けられ、この蓋59を取外せば、下支持
体16b内に取付けられている張力調節用スプロケット
(図示せず)を調整することによってチェーン56の張
力が調整できるようになっている。
この作業機により作業を行なう場合は、第1図の2点鎖
線で示すように、ブームシリンダ8、アームシリンダ1
1およびシリンダ14の伸縮によって土壌改良装置15
の攪拌体46,47を地中に埋没させ、油圧モータ21
を作動させて攪拌体46,47を回転させながら、硬化
剤噴射ノズル58より生コントクリート等の硬化剤を噴
出させて軟弱土壌中に硬化剤を混入する。この場合、前
記した各部のシール手段により、支持体16内への泥水
の浸入が防止される。また、油圧モータ21の部分まで
埋没させても、油圧モータ21と上支持体16aとの間
は液体パッキングによりシールされているので、泥水の
浸入がない。
なお本考案の土壌改良機において、泥上作業機のフロン
トアタッチメントの構造は、アームを伸縮式にする等、
種々に変更できる。また、支持体16は上下一体構造と
してもよい。また、攪拌体としてスクリュー羽根を用い
たり、攪拌体を回転軸に溶接して一体構造とする等の改
変が可能である。また、駆動用モータとして電動式のも
のを用いることも可能である。
(考案の効果) 以上述べたように、本考案の土壌改良機は、駆動装置を
構成するスプロケットおよびチェーンが中空構造の支持
体内に収容された構造としたので、これらに砂利等が噛
み込まれてチェーンが破損するおそれがない。
また、攪拌体駆動用モータの部分まで埋没させても、シ
ール構造によって、泥水の浸入が防止されるので、支持
体の全長が短い場合であっても深い部分まで土壌改良を
行なうことができる。
また、支持枠の両側から回転軸が突出し、その回転軸に
攪拌体を取付けた構造であるから、支持体が嵩ばらず、
移動抵抗が小さくなり、エネルギ効率の良い作業機が実
現される。
また、本考案は、ベースマシンとしてフロート式走行体
を有する泥上作業機を用いているので、極めて軟弱な土
壌であっても作業機が沈むことなく、土壌改良が行なえ
る。
また、硬化剤を中央部の支持体から左右に噴出する等の
硬化剤注入構造が簡単に実現できるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による土壌改良機の一実施例を示す側面
図、第2図は該実施例の要部の側面図、第3図は第2図
の正面図、第4図は第3図の一部拡大図、第5図は第4
図の一部拡大断面図、第6図は従来の土壌改良機を示す
側面図、第7図はその要部を示す正面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟弱土壌に強化剤を混入させて土壌を強化
    改良する軟弱土壌改良機において、フロート式走行体を
    有する泥上作業機のフロントアタッチメントの先端に、
    前後方向に回動自在に縦長ボックス型の支持体を取付
    け、該支持体の上部にモータを取付けると共に、該モー
    タにより駆動される上部スプロケットを前記支持体内に
    収容して取付け、該支持体の下端部に軸受を介して回転
    軸を貫設し、該回転軸の中央部に前記支持体内に収容し
    て下部スプロケットを取付け、前記上部、下部スプロケ
    ット間にチェーンを掛け、前記回転軸の前記支持体より
    両側に突出した部分に土壌攪拌体を取付け、かつ支持体
    内への泥水の浸入を防止するシール手段を設けたことを
    特徴とする軟弱土壌改良機。
JP484487U 1987-01-19 1987-01-19 軟弱土壌改良機 Expired - Lifetime JPH061622Y2 (ja)

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JP484487U JPH061622Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 軟弱土壌改良機

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JP484487U JPH061622Y2 (ja) 1987-01-19 1987-01-19 軟弱土壌改良機

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JPS63116540U JPS63116540U (ja) 1988-07-27
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JP3268421B2 (ja) * 1995-07-14 2002-03-25 日本鋪道株式会社 軟弱地盤改良機
JP2009057748A (ja) * 2007-08-31 2009-03-19 Furoo Techno Kk 浅層地盤改良用攪拌機、浅層地盤改良機、浅層地盤改良システム、浅層地盤改良工法及び汚染土壌改良工法

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JPS63116540U (ja) 1988-07-27

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