JPH06161658A - 液晶タブレット装置 - Google Patents

液晶タブレット装置

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Publication number
JPH06161658A
JPH06161658A JP30685692A JP30685692A JPH06161658A JP H06161658 A JPH06161658 A JP H06161658A JP 30685692 A JP30685692 A JP 30685692A JP 30685692 A JP30685692 A JP 30685692A JP H06161658 A JPH06161658 A JP H06161658A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
liquid crystal
tablet
voltage
polarity
timing
Prior art date
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Pending
Application number
JP30685692A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
木 晶 鈴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP30685692A priority Critical patent/JPH06161658A/ja
Publication of JPH06161658A publication Critical patent/JPH06161658A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 液晶ドットに荷電する電圧の極性を切り換え
る時に発生する雑音の影響を受けないタブレット出力を
得ること。 【構成】 11は液晶ディスプレイであり、一面に液晶
ドットが配列されている。12は液晶駆動回路であり、
液晶ドットに電圧の極性を一定時間毎に切り換えて荷電
する。15は液晶ディスプレイ11の上に張り合わされ
たタブレットであり、任意の位置を接触することにより
その位置をアナログ電圧信号として出力する。18はタ
ブレット駆動回路であり、タブレット15を制御すると
ともに、遅延回路19からの信号により、液晶駆動回路
12において液晶ドットに荷電する電圧の極性を切り換
えるタイミングからある程度の遅延を持たせたタイミン
グでタブレット出力を検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ペンタッチまたはフィ
ンガータッチ入力操作等を行なう液晶タブレット装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の液晶タブレット装置は、
表示デバイスである液晶ディスプレイの上に、ペンタッ
チまたはフィンガータッチ入力センサであるタブレット
を張り合わせて、タブレットにおけるペンタッチまたは
フィンガータッチによる入力と液晶ディスプレイによる
表示出力とを一致させたものである。
【0003】図3に従来の液晶タブレット装置の構成を
示している。図3において、31は液晶ディスプレイで
あり、一面に液晶ドットが配列されており、ある一定以
上の電圧を荷電することにより偏光面が変化して明暗が
変化する。32は液晶駆動回路であり、液晶ディスプレ
イ31の液晶ドットに電圧をかけて液晶ドットの明暗を
制御し、液晶ディスプレイ31上に所望の表示を行な
う。この液晶駆動回路32において、表示信号DATA
を液晶ドットに直接走査すると、寿命劣化の原因となる
直流成分を液晶ドットに与えるため、液晶ドットを荷電
する電圧の極性を一定時間毎に反転させて交流信号にす
る必要がある。そこで、極性反転信号発生器33で一定
時間毎に立ち上がり立ち下がりを繰り返す方形波である
極性反転信号revを生成し、液晶ドライバ34が表示
信号DATAの極性を極性反転信号revのエッジのタ
イミングで切り換えて液晶ドット荷電信号D1,D2を
生成し、この液晶ドット荷電信号D1、D2を液晶ディ
スプレイ31上に走査することにより各液晶ドットの荷
電圧と極性を制御して所望の表示を液晶ディスプレイ3
1上に出力する。
【0004】35はタブレットで、ペンタッチまたはフ
ィンガータッチにより圧迫した位置を電圧値として読み
取るためのセンサであり、均一な抵抗分布を有する2枚
の透明な導電膜36,37を0.1mm程度の間隔をお
いて張り合わせた構造を有し、表面側の導電膜36の上
辺と下辺とに電極36a,36bを備え、裏面の導電膜
37の左辺と右辺とに電極37a,37bを備えてい
る。38はタブレット駆動回路であり、タブレット35
上に電圧勾配をつくり、ペンタッチまたはフィンガータ
ッチにより圧迫された縦方向および横方向の座標を読み
取る。すなわち、タブレット35の表面側の導電膜36
の電極36a,36b間に電圧をかけて電流Iを流し、
この導電膜36上に縦方向に電圧勾配をつくる。裏面の
導電膜37は絶縁してタブレット駆動回路38の電圧検
出部に接続する。ここで、表面の導電膜36をペン等で
圧迫すると、2枚の導電膜36,37は圧迫された1点
で接触し、圧迫した位置の電圧勾配の電圧値が裏面の導
電膜37の電圧となる。したがって、圧迫した位置の電
圧は裏面の導電膜37を通してタブレット駆動回路38
の電圧検出部に伝えられる。次いで裏面の導電膜37に
同様に横方向の電圧勾配をつくり、表面の導電膜36を
タブレット駆動回路38の電圧検出部に接続することに
より、ペン等で圧迫した位置の縦方向および横方向の座
標を交互に読み取る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の液晶タブレット装置では、液晶ディスプレイにおい
て液晶ドットに荷電する電圧の極性反転時に強いインパ
ルス状の電磁波が発生し、液晶ディスプレイ上に張り合
わされたタブレットの出力信号にインパルス状の雑音が
生じるという問題があった。これは、液晶駆動回路とタ
ブレット駆動回路が独立しており、極性反転タイミング
とタブレット出力の検出タイミングとは非同期で、双方
のタイミングが一致することがあり、その場合にインパ
ルス状の雑音がタブレット出力に重畳してしまうためで
ある。
【0006】本発明はこのような従来の問題を解決する
ものであり、液晶ドットに荷電する電圧の極性を切り換
える時に発生する雑音の影響を受けないタブレット出力
を得ることのできる優れた液晶タブレット装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、液晶ディスプレイの液晶ドットに荷電する
電圧の極性を切り換える時に発生するインパルス雑音に
対して、その極性を切り換えるタイミングから所定の遅
延を持たせたタイミングでタブレット出力を検出するこ
とにより極性反転時のインパルス雑音の発生タイミング
を回避するようにしたものである。
【0008】
【作用】したがって、本発明によれば、雑音発生タイミ
ングを外してタブレット出力を検出するので、雑音の無
いタブレット出力を得ることができる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例の構成を示すもので
ある。図1において、11は液晶ディスプレイであり、
一面に液晶ドットが配列されており、ある一定以上の電
圧を荷電することにより偏光面が変化して明暗が変化す
る。12は液晶駆動回路であり、液晶ドット荷電信号D
1,D2を生成する液晶ドライバ13および極性反転信
号revを生成する極性反転信号発生器14を有し、液
晶ディスプレイ11の液晶ドットに電圧をかけて液晶ド
ットの明暗を制御し、液晶ディスプレイ11上に所望の
表示を行なう。15はタブレットであり、液晶ディスプ
レイ11の上に張り合わされて、ペンタッチまたはフィ
ンガータッチにより圧迫した位置を電圧値として読み取
るためのセンサで、均一な抵抗分布を有する2枚の透明
な導電膜16,17を0.1mm程度の間隔をおいて張
り合わせた構造を有し、表面側の導電膜16の上辺と下
辺とに電極16a,16bを備え、裏面の導電膜17の
左辺と右辺とに電極17a,17bを備えている。18
はタブレット駆動回路であり、タブレット15上に電圧
勾配をつくり、タブレットから出力されたタブレット出
力信号detによりタブレット15からペンタッチまた
はフィンガータッチにより圧迫された縦方向および横方
向の座標を検出する。19は遅延回路であり、極性反転
信号発生器14で生成された極性反転信号revを遅延
させたタブレット検出タイミング信号T1を生成し、タ
ブレット駆動回路18に出力する。
【0010】次に上記実施例の動作について図1および
図2を参照しながら説明する。上記実施例において、図
2(1)に示す表示信号DATAを液晶駆動回路12に
入力すると、液晶駆動回路12はこの表示信号DATA
に基づいて液晶ディスプレイ11上に表示を行なう。こ
の場合、表示信号DATAを液晶ドットに直接走査する
と、寿命劣化の原因となる直流成分を液晶ドットに与え
るため、液晶ドットを荷電する電圧の極性を一定時間毎
に反転させて交流信号にする。すなわち、極性反転信号
発生器14により、図2(2)に示すように、一定時間
毎に立ち上がり立ち下がりを繰り返す方形波である極性
反転信号revを生成し、液晶ドライバ13が表示信号
DATAの極性を極性反転信号revのエッジのタイミ
ングで切り換えて、図2(3)に示す液晶ドット荷電信
号D1,D2を生成し、この液晶ドット荷電信号D1、
D2を液晶ディスプレイ11上に走査することにより、
各液晶ドットの荷電圧と極性を制御して表示信号DAT
Aに基づく表示を液晶ディスプレイ11上に出力する。
【0011】一方、タブレット駆動回路18はタブレッ
ト15の表面側の導電膜16の電極16a,16b間に
電圧をかけて電流Iを流し、この導電膜16上に縦方向
に電圧勾配をつくる。裏面の導電膜17は絶縁してタブ
レット駆動回路18の電圧検出部に接続する。ここで、
表面の導電膜16をペン等で圧迫すると、2枚の導電膜
16,17は圧迫された1点で接触し、圧迫した位置の
電圧勾配の電圧値が裏面の導電膜17の電圧となる。し
たがって、圧迫した位置の電圧は裏面の導電膜17を通
してタブレット駆動回路18の電圧検出部に伝えられ
る。次いで裏面の導電膜17に同様に横方向の電圧勾配
をつくり、表面の導電膜16をタブレット駆動回路18
の電圧検出部に接続することにより、ペン等で圧迫した
位置の縦方向および横方向の座標を交互に読み取る。
【0012】さて、既に述べたように、液晶ディスプレ
イ11の液晶ドットに荷電する電圧の極性反転時に強い
インパルス状の電磁波が発生し、液晶ディスプレイ11
に張り合わせたタブレット15の出力信号detにイン
パルス状の雑音が生じる。このような極性反転信号re
vのエッジのタイミングで発生する雑音に対して、遅延
回路19により、図2(5)に示すように、極性反転信
号revを遅延させたタブレット検出タイミング信号T
1を生成し、タブレット駆動回路18がこのT1のエッ
ジに同期してタブレット15の信号検出を行なうことに
より極性反転時に発生するインパルス雑音の発生タイミ
ングを回避する。
【0013】このように、上記実施例によれば、液晶ド
ットの荷電方向の極性切り換え時に発生する電磁波によ
りタブレット出力に雑音が発生する問題に対して、その
雑音発生タイミングを外してタブレット出力を検出する
ようにしたので、雑音に影響されないタブレット出力を
得ることができる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上記実施例から明らかなよう
に、液晶ディスプレイの液晶ドットに荷電する電圧の極
性を切り換える時に発生する電磁波によってタブレット
出力に雑音が発生する問題に対して、その極性を切り換
えるタイミングからある程度の遅延を持たせたタイミン
グでタブレット出力を検出することにより極性反転時の
インパルス雑音の発生タイミングを回避するようにした
ので、雑音の影響を受けないタブレット出力を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における液晶タブレット装置
の構成を示すブロック図
【図2】同液晶タブレット装置における各信号の動作を
示す図
【図3】従来の液晶タブレット装置の構成を示すブロッ
ク図
【符号の説明】
11 液晶ディスプレイ 12 液晶駆動回路 13 液晶ドライバ 14 極性反転信号発生器 15 タブレット 16 導電膜 16a,16b 電極 17 導電膜 17a,17b 電極 18 タブレット駆動回路 19 遅延回路 DATA 表示信号 rev 極性反転信号 D1 液晶ドット荷電信号 D2 液晶ドット荷電信号 det タブレット出力信号 T1 タブレット検出タイミング信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に液晶ドットが配列された液晶ディ
    スプレイおよび前記液晶ドットに電圧の極性を一定時間
    毎に切り換えて荷電する液晶駆動回路と、前記液晶ディ
    スプレイの上に張り合わされて任意の位置を接触するこ
    とによりその位置をアナログ電圧信号として出力するタ
    ブレットおよび前記タブレットを制御するとともに前記
    液晶駆動回路において前記液晶ドットに荷電する電圧の
    極性を切り換えるタイミングから所定の遅延を持たせた
    タイミングでタブレット出力を検出するタブレット駆動
    回路とを備えた液晶タブレット装置。
JP30685692A 1992-11-17 1992-11-17 液晶タブレット装置 Pending JPH06161658A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30685692A JPH06161658A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 液晶タブレット装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP30685692A JPH06161658A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 液晶タブレット装置

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JPH06161658A true JPH06161658A (ja) 1994-06-10

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ID=17962076

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30685692A Pending JPH06161658A (ja) 1992-11-17 1992-11-17 液晶タブレット装置

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6229528B1 (en) 1997-11-14 2001-05-08 Sharp Kabushiki Kaisha Tablet stacked on LCD read after display line pulse signal in order to avoid impulse noise superposed on the tablet coordinate signal to improve measuring accuracy
US6236386B1 (en) 1997-12-22 2001-05-22 Nec Corporation Liquid crystal display apparatus with touch panel
KR100658375B1 (ko) * 1998-04-23 2006-12-18 가부시키가이샤 한도오따이 에네루기 켄큐쇼 표시 장치, 화상 표시 장치 및 표시 장치 구동 방법
JP2010049052A (ja) * 2008-08-22 2010-03-04 Seiko Epson Corp 電気光学装置及び電子機器、並びに、指示物体の位置検出方法

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