JPH06161312A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
- Publication number
- JPH06161312A JPH06161312A JP31508192A JP31508192A JPH06161312A JP H06161312 A JPH06161312 A JP H06161312A JP 31508192 A JP31508192 A JP 31508192A JP 31508192 A JP31508192 A JP 31508192A JP H06161312 A JPH06161312 A JP H06161312A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper
- image forming
- sheet
- toner
- forming apparatus
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 用紙を傷付けることなく雨期時等のカール障
害を防止することができる画像形成装置を提供する。 【構成】 上側の加熱ローラ10と下側の加圧ローラ1
2とを圧接して定着ローラ対9を構成し、この定着ロー
ラ対9にトナー画像を担持する用紙を挟持搬送させて加
熱と加圧とを行い、トナーを溶融させて用紙に定着する
ように構成した定着装置を備えた画像形成装置におい
て、上側を加圧ローラ12、下側を加熱ローラ10とし
たカール除去ローラ対13を定着ローラ対9の搬送方向
下流側に設けた。
害を防止することができる画像形成装置を提供する。 【構成】 上側の加熱ローラ10と下側の加圧ローラ1
2とを圧接して定着ローラ対9を構成し、この定着ロー
ラ対9にトナー画像を担持する用紙を挟持搬送させて加
熱と加圧とを行い、トナーを溶融させて用紙に定着する
ように構成した定着装置を備えた画像形成装置におい
て、上側を加圧ローラ12、下側を加熱ローラ10とし
たカール除去ローラ対13を定着ローラ対9の搬送方向
下流側に設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱ローラ(定着ロー
ラ)と加圧ローラからなる加熱ローラ方式の定着装置を
備えた画像形成装置に関する。
ラ)と加圧ローラからなる加熱ローラ方式の定着装置を
備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】感光体ベルトをプリチヤージした後、光
書き込みをして静電潜像を形成し、この静電潜像にトナ
ーを付けて現像し、トナー像が転写された用紙は加熱、
定着して排出し、一方、感光体に残留したトナーはクリ
ーニングブレードで掻き落として廃棄トナーとして回収
し、また、残留電荷は光を照射して除電する電子写真プ
ロセスを有する画像形成装置においては、感光体のトナ
ー像を用紙に転写した後、定着部によつて170℃程度
の高温で加熱定着する。
書き込みをして静電潜像を形成し、この静電潜像にトナ
ーを付けて現像し、トナー像が転写された用紙は加熱、
定着して排出し、一方、感光体に残留したトナーはクリ
ーニングブレードで掻き落として廃棄トナーとして回収
し、また、残留電荷は光を照射して除電する電子写真プ
ロセスを有する画像形成装置においては、感光体のトナ
ー像を用紙に転写した後、定着部によつて170℃程度
の高温で加熱定着する。
【0003】この種の定着装置は、安価であるため非常
に多く用いられている。しかし、用紙がカール(熱によ
る湾曲)してしまうという最大の問題点を抱えている。
特に、雨期時にはカセツト、トレイなどの給紙部に保管
されている用紙が湿気を吸つてしまい、定着することに
よりカールがよりひどいものになる。この障害は、年に
数回しか用紙の補充を行わないフアクシミリ等に頻繁に
発生する。
に多く用いられている。しかし、用紙がカール(熱によ
る湾曲)してしまうという最大の問題点を抱えている。
特に、雨期時にはカセツト、トレイなどの給紙部に保管
されている用紙が湿気を吸つてしまい、定着することに
よりカールがよりひどいものになる。この障害は、年に
数回しか用紙の補充を行わないフアクシミリ等に頻繁に
発生する。
【0004】カール対策としては、耐熱プラスチツクロ
ーラなどで力学的に腰を付ける機構が一般的である(例
えば特開昭63−1670号公報、特開平3−1520
56号公報等)。簡単に言えば用紙に縦に折り目を入れ
ているのである。
ーラなどで力学的に腰を付ける機構が一般的である(例
えば特開昭63−1670号公報、特開平3−1520
56号公報等)。簡単に言えば用紙に縦に折り目を入れ
ているのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
技術では、用紙のカール除去を力学的な機構で行うもの
であり、完全には除去仕切れなかつた。即ち、用紙の端
部のみがカールしたままとなつてしまう場合があつた。
技術では、用紙のカール除去を力学的な機構で行うもの
であり、完全には除去仕切れなかつた。即ち、用紙の端
部のみがカールしたままとなつてしまう場合があつた。
【0006】さらに、近年要求されている「ダウンサイ
ジング」を考慮すると、定着後排出される用紙をスタツ
クするトレイは、キヤツチトレイのような反転式が好ま
しいが、力学的に折り目を入れられた腰の強すぎる用紙
を反転することは非常に困難である。
ジング」を考慮すると、定着後排出される用紙をスタツ
クするトレイは、キヤツチトレイのような反転式が好ま
しいが、力学的に折り目を入れられた腰の強すぎる用紙
を反転することは非常に困難である。
【0007】本発明は、用紙を傷付けることなく雨期時
等のカール障害を防止することができる画像形成装置を
提供することを目的とする。
等のカール障害を防止することができる画像形成装置を
提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的は、トナー画像
を坦持する用紙に対して加熱と加圧とを行い、トナーを
溶融させて用紙に定着するように構成してなる加圧ロー
ラ方式の定着装置を有する画像形成装置において、前記
加熱ローラと加圧ローラの搬送先に、第2定着部として
もう1対ローラの配置を逆にして設置した第1の手段に
より達成される。
を坦持する用紙に対して加熱と加圧とを行い、トナーを
溶融させて用紙に定着するように構成してなる加圧ロー
ラ方式の定着装置を有する画像形成装置において、前記
加熱ローラと加圧ローラの搬送先に、第2定着部として
もう1対ローラの配置を逆にして設置した第1の手段に
より達成される。
【0009】また上記目的は、トナー画像を坦持する用
紙に対して加熱と加圧とを行い、トナーを溶融させて用
紙に定着するように構成してなる加圧ローラ方式の定着
装置を有する画像形成装置において、前記加熱ローラと
加圧ローラの搬送先に、用紙を反転させ、かつ転写位置
まで戻す反転機構を有する第2の手段により達成され
る。
紙に対して加熱と加圧とを行い、トナーを溶融させて用
紙に定着するように構成してなる加圧ローラ方式の定着
装置を有する画像形成装置において、前記加熱ローラと
加圧ローラの搬送先に、用紙を反転させ、かつ転写位置
まで戻す反転機構を有する第2の手段により達成され
る。
【0010】また上記目的は、トナー画像を坦持する用
紙に対して加熱と加圧とを行い、トナーを溶融させて用
紙に定着するように構成してなる加圧ローラ方式の定着
装置を有する画像形成装置において、用紙を保管してい
る給紙部と、搬送されて用紙が密着する感光体までの間
にヒータを設置した第3手段により達成される。
紙に対して加熱と加圧とを行い、トナーを溶融させて用
紙に定着するように構成してなる加圧ローラ方式の定着
装置を有する画像形成装置において、用紙を保管してい
る給紙部と、搬送されて用紙が密着する感光体までの間
にヒータを設置した第3手段により達成される。
【0011】また上記目的は、第1の手段において、用
紙を保管してある給紙部内部に湿度検知センサを具備
し、湿度が任意の値に達すると前記第2定着部の熱源を
オンにする第4の手段により達成される。
紙を保管してある給紙部内部に湿度検知センサを具備
し、湿度が任意の値に達すると前記第2定着部の熱源を
オンにする第4の手段により達成される。
【0012】また上記目的は、第2の手段において、用
紙を保管してある給紙部内部に湿度検知センサを具備
し、湿度が任意の値に達すると前記反転機構を動作させ
る第5の手段により達成される。
紙を保管してある給紙部内部に湿度検知センサを具備
し、湿度が任意の値に達すると前記反転機構を動作させ
る第5の手段により達成される。
【0013】また上記目的は、第3の手段において、用
紙を保管してある給紙部内部に湿度検知センサを具備
し、湿度が任意の値に達すると前記ヒータをオンにする
第6の手段により達成される。
紙を保管してある給紙部内部に湿度検知センサを具備
し、湿度が任意の値に達すると前記ヒータをオンにする
第6の手段により達成される。
【0014】
【作用】第1の手段においては、定着ローラ対の下流側
に熱によりカール除去を行うカール除去ローラ対を設け
たので、力学的に用紙に折り目を付けることなく、用紙
のカールを取り除くことができる。
に熱によりカール除去を行うカール除去ローラ対を設け
たので、力学的に用紙に折り目を付けることなく、用紙
のカールを取り除くことができる。
【0015】第2の手段においては、転写後のトナー像
を用紙に定着する定着ローラ対を通過した用紙を反転さ
せて定着ローラ対に再突入させることで熱によつてカー
ル除去を行うようにしたから、力学的に用紙に折り目を
付けることなく、用紙のカールを取り除くことができ
る。
を用紙に定着する定着ローラ対を通過した用紙を反転さ
せて定着ローラ対に再突入させることで熱によつてカー
ル除去を行うようにしたから、力学的に用紙に折り目を
付けることなく、用紙のカールを取り除くことができ
る。
【0016】第3の手段においては、転写前の用紙中の
含有水分をヒータによつて蒸発させてから転写し、定着
することにより、湿気を含んだことによる用紙のカール
を力学的に用紙に折り目を付けることなく防止すること
ができる。
含有水分をヒータによつて蒸発させてから転写し、定着
することにより、湿気を含んだことによる用紙のカール
を力学的に用紙に折り目を付けることなく防止すること
ができる。
【0017】第4、第5、第6の手段においては、給紙
部内部に湿度検知センサを取り付けて、雨期のような多
湿時にのみ上記のカール対策機構を稼動することによ
り、力学的に用紙に折り目を付けることなく、時間的効
率化を図ることができる。
部内部に湿度検知センサを取り付けて、雨期のような多
湿時にのみ上記のカール対策機構を稼動することによ
り、力学的に用紙に折り目を付けることなく、時間的効
率化を図ることができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0019】図1は本発明が適用される一般的な画像形
成装置の概略構成図である。
成装置の概略構成図である。
【0020】図に示すように感光体ベルト1の周囲に
は、帯電器2、露光部3、現像器4、転写器5、クリー
ニング部6、および除電器(LED)7からなるプロセ
ス手段が順次設けられている。また、8は用紙Pを収容
するカセツト、トレイなどの給紙部、9は、内部にヒー
タ10を有する上側の加熱ローラ11と、この加熱ロー
ラ11に圧接する耐熱ゴム製の下側の加圧ローラ12と
からなる定着ローラ対である。
は、帯電器2、露光部3、現像器4、転写器5、クリー
ニング部6、および除電器(LED)7からなるプロセ
ス手段が順次設けられている。また、8は用紙Pを収容
するカセツト、トレイなどの給紙部、9は、内部にヒー
タ10を有する上側の加熱ローラ11と、この加熱ロー
ラ11に圧接する耐熱ゴム製の下側の加圧ローラ12と
からなる定着ローラ対である。
【0021】作像工程は、まず感光体ベルト1を帯電器
2でプリチヤージした後、露光部3で光書き込みをして
静電潜像を形成する。この静電潜像に現像器4でトナー
を付けて現像し、トナー像が転写された用紙Pは定着ロ
ーラ対9で加熱、定着して排出し、一方、感光体ベルト
1に残留したトナーはクリーニング部6で掻き落として
廃棄トナーとして回収し、また、残留電荷は除電器7で
光を照射して除電する。通常は、定着ローラ対9の用紙
搬送方向の出口側に腰付けコロを設置して用紙Pに筋を
付けている。
2でプリチヤージした後、露光部3で光書き込みをして
静電潜像を形成する。この静電潜像に現像器4でトナー
を付けて現像し、トナー像が転写された用紙Pは定着ロ
ーラ対9で加熱、定着して排出し、一方、感光体ベルト
1に残留したトナーはクリーニング部6で掻き落として
廃棄トナーとして回収し、また、残留電荷は除電器7で
光を照射して除電する。通常は、定着ローラ対9の用紙
搬送方向の出口側に腰付けコロを設置して用紙Pに筋を
付けている。
【0022】図2は本発明に係る第1の実施例の画像形
成装置の定着部を示す構成図である。
成装置の定着部を示す構成図である。
【0023】定着ローラ対9の用紙搬送路下流側近傍に
は、上側に加圧ローラ12、下側に加熱ローラ10を配
置したカール除去ローラ対13が設けてある。
は、上側に加圧ローラ12、下側に加熱ローラ10を配
置したカール除去ローラ対13が設けてある。
【0024】このカール除去ローラ対13のヒータをオ
ンすることで、力学的な方法に頼らずに用紙のカールを
確実に除去することができる。
ンすることで、力学的な方法に頼らずに用紙のカールを
確実に除去することができる。
【0025】図3は第2の実施例に係る定着部の用紙反
転動作形態を示す構成図、図4は同、用紙排紙動作形態
を示す構成図である。
転動作形態を示す構成図、図4は同、用紙排紙動作形態
を示す構成図である。
【0026】図において、14は加熱ローラ11上を時
計回り方向、反時計回り方向に摺動可能な分離爪、15
は排紙口、16は定着ローラ対下流側近傍に設けた第1
のガイドローラ、17は第1のガイドローラ16と対向
し、用紙Pを下方に向けるガイド片、18は上方から搬
送されてきた用紙Pを図示しない偏向手段と共働して再
び水平方向に案内する第2のガイドローラ、19はその
用紙Pを反転した状態でスタツクするスタツク部材、2
0はスタツク部材19から反転状態の用紙Pを定着ロー
ラ対9に再突入させる搬送ローラである。
計回り方向、反時計回り方向に摺動可能な分離爪、15
は排紙口、16は定着ローラ対下流側近傍に設けた第1
のガイドローラ、17は第1のガイドローラ16と対向
し、用紙Pを下方に向けるガイド片、18は上方から搬
送されてきた用紙Pを図示しない偏向手段と共働して再
び水平方向に案内する第2のガイドローラ、19はその
用紙Pを反転した状態でスタツクするスタツク部材、2
0はスタツク部材19から反転状態の用紙Pを定着ロー
ラ対9に再突入させる搬送ローラである。
【0027】まず、分離爪14を図3に示すように、排
紙口15に向かう用紙搬送路を塞ぐように下方まで移動
させて、第1のガイドローラ16、ガイド片17を経て
用紙Pを下方に向かわせ、更に第2のガイドローラ18
を経てスタツク部材19にスタツクさせる。そして反転
したスタツク部材19上の用紙を、搬送ローラ20によ
り、図4に示すように、反転状態で定着ローラ対9に再
突入させる。こうすることで用紙Pに対して定着ローラ
対9は相対的にカール除去ローラ対として機能すること
になり、用紙Pのカールは熱により除去される。この
時、図4に示すように分離爪14は通常の分離位置に戻
つているので、ニツプ通過後の用紙Pは排紙口15から
排紙される。
紙口15に向かう用紙搬送路を塞ぐように下方まで移動
させて、第1のガイドローラ16、ガイド片17を経て
用紙Pを下方に向かわせ、更に第2のガイドローラ18
を経てスタツク部材19にスタツクさせる。そして反転
したスタツク部材19上の用紙を、搬送ローラ20によ
り、図4に示すように、反転状態で定着ローラ対9に再
突入させる。こうすることで用紙Pに対して定着ローラ
対9は相対的にカール除去ローラ対として機能すること
になり、用紙Pのカールは熱により除去される。この
時、図4に示すように分離爪14は通常の分離位置に戻
つているので、ニツプ通過後の用紙Pは排紙口15から
排紙される。
【0028】図5は第3の実施例に係る画像形成装置の
概略構成図である。
概略構成図である。
【0029】この実施例では、給紙部8と転写部(感光
体ベルト1と転写器5の対向部)間の用紙搬送路中にヒ
ータ板21を設けている。このヒータ板21により、用
紙Pに含有している水分を蒸発させた後に、転写、定着
することができる。
体ベルト1と転写器5の対向部)間の用紙搬送路中にヒ
ータ板21を設けている。このヒータ板21により、用
紙Pに含有している水分を蒸発させた後に、転写、定着
することができる。
【0030】さらに給紙部8には湿度検知センサ22を
設けている。この湿度検知センサ22が所定の湿度(例
えば70%Rh)を検知すると、図2に示すカール除去
ローラ対13のヒータ10をオンさせ、あるいは図3、
図4に示す用紙反転、定着ローラ対9への再投入動作を
させ、あるいはこの図に示すヒータ板21をオンさせて
カール除去を行う。即ち、カール除去の必要がない時は
上記各動作を行わせないようにして省電力化を可能にし
ている。
設けている。この湿度検知センサ22が所定の湿度(例
えば70%Rh)を検知すると、図2に示すカール除去
ローラ対13のヒータ10をオンさせ、あるいは図3、
図4に示す用紙反転、定着ローラ対9への再投入動作を
させ、あるいはこの図に示すヒータ板21をオンさせて
カール除去を行う。即ち、カール除去の必要がない時は
上記各動作を行わせないようにして省電力化を可能にし
ている。
【0031】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、定着ロー
ラ対の下流側に熱によりカール除去を行うカール除去ロ
ーラ対を設けたので、力学的に用紙に折り目を付けるこ
となく、用紙のカールを取り除くことができる。
ラ対の下流側に熱によりカール除去を行うカール除去ロ
ーラ対を設けたので、力学的に用紙に折り目を付けるこ
となく、用紙のカールを取り除くことができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、転写後のト
ナー像を用紙に定着する定着ローラ対を通過した用紙を
反転させて定着ローラ対に再突入させることで熱によつ
てカール除去を行うようにしたから、力学的に用紙に折
り目を付けることなく、用紙のカールを取り除くことが
できる。
ナー像を用紙に定着する定着ローラ対を通過した用紙を
反転させて定着ローラ対に再突入させることで熱によつ
てカール除去を行うようにしたから、力学的に用紙に折
り目を付けることなく、用紙のカールを取り除くことが
できる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、転写前の用
紙中の含有水分をヒータによつて蒸発させてから転写
し、定着することにより、湿気を含んだことによる用紙
のカールを力学的に用紙に折り目を付けることなく防止
することができる。
紙中の含有水分をヒータによつて蒸発させてから転写
し、定着することにより、湿気を含んだことによる用紙
のカールを力学的に用紙に折り目を付けることなく防止
することができる。
【0034】請求項4,5,6記載の発明によれば、給
紙部内部に湿度検知センサを取り付けて、雨期のような
多湿時にのみ上記のカール対策機構を稼動することによ
り、力学的に用紙に折り目を付けることなく、時間的効
率化を図ることができる。
紙部内部に湿度検知センサを取り付けて、雨期のような
多湿時にのみ上記のカール対策機構を稼動することによ
り、力学的に用紙に折り目を付けることなく、時間的効
率化を図ることができる。
【図1】本発明が適用される一般的な画像形成装置の概
略構成図である。
略構成図である。
【図2】本発明に係る第1の実施例の画像形成装置の定
着部を示す構成図である。
着部を示す構成図である。
【図3】本発明に係る第2の実施例に係る定着部の用紙
反転動作形態を示す構成図である。
反転動作形態を示す構成図である。
【図4】本発明に係る第2の実施例に係る定着部の用紙
排紙動作形態を示す構成図である。
排紙動作形態を示す構成図である。
【図5】本発明に係る第3の実施例に係る画像形成装置
の概略構成図である。
の概略構成図である。
8 給紙部 9 定着ローラ対 10 加熱ローラ 11 ヒータ 12 加圧ローラ 13 カール除去ローラ対 14 分離爪(反転戻し機構構成要素) 16 第1のガイドローラ(反転戻し機構構成要素) 17 ガイド片(反転戻し機構構成要素) 18 第2のガイドローラ(反転戻し機構構成要素) 19 スタツク部材(反転戻し機構構成要素) 20 搬送ローラ(反転戻し機構構成要素) 21 ヒータ板 22 湿度検知センサ
Claims (6)
- 【請求項1】 トナー画像を坦持する用紙に対して加熱
と加圧とを行い、トナーを溶融させて用紙に定着するよ
うに構成してなる加圧ローラ方式の定着装置を有する画
像形成装置において、前記加熱ローラと加圧ローラの搬
送先に、第2定着部としてもう1対ローラの配置を逆に
して設置したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 トナー画像を坦持する用紙に対して加熱
と加圧とを行い、トナーを溶融させて用紙に定着するよ
うに構成してなる加圧ローラ方式の定着装置を有する画
像形成装置において、前記加熱ローラと加圧ローラの搬
送先に、用紙を反転させ、かつ転写位置まで戻す反転機
構を有することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 トナー画像を坦持する用紙に対して加熱
と加圧とを行い、トナーを溶融させて用紙に定着するよ
うに構成してなる加圧ローラ方式の定着装置を有する画
像形成装置において、用紙を保管している給紙部と、搬
送されて用紙が密着する感光体までの間にヒータを設置
したことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項4】 請求項1記載において、用紙を保管して
ある給紙部内部に湿度検知センサを具備し、湿度が任意
の値に達すると前記第2定着部の熱源をオンにすること
を特徴とする画像形成装置。 - 【請求項5】 請求項2記載において、用紙を保管して
ある給紙部内部に湿度検知センサを具備し、湿度が任意
の値に達すると前記反転機構を動作させることを特徴と
する画像形成装置。 - 【請求項6】 請求項3記載において、用紙を保管して
ある給紙部内部に湿度検知センサを具備し、湿度が任意
の値に達すると前記ヒータをオンにすることを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31508192A JPH06161312A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31508192A JPH06161312A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06161312A true JPH06161312A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18061188
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31508192A Pending JPH06161312A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06161312A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007286292A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いられるシート矯正装置 |
JP2007286293A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いられるシート矯正装置 |
JP2011064772A (ja) * | 2009-09-15 | 2011-03-31 | Ricoh Co Ltd | 定着装置および画像形成装置 |
JP2013076998A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-25 | Ricoh Co Ltd | 画像形成システム、画像形成装置 |
US8970648B2 (en) | 2012-03-16 | 2015-03-03 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Erasing apparatus and decoloring method |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP31508192A patent/JPH06161312A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007286292A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像形成装置及びこれに用いられるシート矯正装置 |
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