JPH06160245A - 車両の異常診断装置 - Google Patents
車両の異常診断装置Info
- Publication number
- JPH06160245A JPH06160245A JP4313458A JP31345892A JPH06160245A JP H06160245 A JPH06160245 A JP H06160245A JP 4313458 A JP4313458 A JP 4313458A JP 31345892 A JP31345892 A JP 31345892A JP H06160245 A JPH06160245 A JP H06160245A
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- JP
- Japan
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- vehicle
- data
- stored
- cpu
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- Testing Electric Properties And Detecting Electric Faults (AREA)
- Test And Diagnosis Of Digital Computers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両の異常診断装置において、小さな記憶容
量のメモリを用いても多くの異常種類を記憶できるよう
にする。 【構成】 センサ11a,11b…、アクチュエータ1
2a,12b、マイクロコンピュータ13,15などの
各種の異常に対して2,3,5,7,11,13…など
の素数からなる異常コードを割り当てておく。CPU1
3aが前記のような各種の異常を検出すると、不揮発性
メモリ13dに記憶されている過去の異常を表す異常積
算データに前記新たな異常を表す異常コードを乗算し
て、同乗算結果で前記異常積算データを更新する。一
方、必要に応じて、不揮発性メモリ13dに記憶されて
いる異常積算データを読み出して素因数分解することに
より、過去の異常を表す異常コードを再生する。
量のメモリを用いても多くの異常種類を記憶できるよう
にする。 【構成】 センサ11a,11b…、アクチュエータ1
2a,12b、マイクロコンピュータ13,15などの
各種の異常に対して2,3,5,7,11,13…など
の素数からなる異常コードを割り当てておく。CPU1
3aが前記のような各種の異常を検出すると、不揮発性
メモリ13dに記憶されている過去の異常を表す異常積
算データに前記新たな異常を表す異常コードを乗算し
て、同乗算結果で前記異常積算データを更新する。一
方、必要に応じて、不揮発性メモリ13dに記憶されて
いる異常積算データを読み出して素因数分解することに
より、過去の異常を表す異常コードを再生する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両における種々の異
常を検出して同検出された異常を表すデータを記憶して
おく車両の異常診断装置に関する。
常を検出して同検出された異常を表すデータを記憶して
おく車両の異常診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えば特開平1−25768
2号公報に示されているように、マイクロコンピュータ
を使って車両における種々の異常を検出して同検出した
異常を表すデータをそれぞれ記憶しておき、フェイルセ
ーフ装置を作動させたり、異常の表示をしたり、異常の
履歴を調べて異常発生の原因究明に利用したりする車両
の異常診断装置はよく知られている。
2号公報に示されているように、マイクロコンピュータ
を使って車両における種々の異常を検出して同検出した
異常を表すデータをそれぞれ記憶しておき、フェイルセ
ーフ装置を作動させたり、異常の表示をしたり、異常の
履歴を調べて異常発生の原因究明に利用したりする車両
の異常診断装置はよく知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置にあっては、発生した多数種類の異常を表すデータを
それぞれ記憶しておくために大きな容量の記憶装置が必
要であった。本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、容量の小さな記憶手段で多くの
種類の異常を表すデータを記憶することができる車両の
異常診断装置を提供することにある。
置にあっては、発生した多数種類の異常を表すデータを
それぞれ記憶しておくために大きな容量の記憶装置が必
要であった。本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、容量の小さな記憶手段で多くの
種類の異常を表すデータを記憶することができる車両の
異常診断装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の特徴は、車両における種々の異常
を検出する異常検出手段と、前記検出された異常を表す
データを記憶する記憶手段を備えた車両の異常診断装置
において、前記異常検出に応答して異常種類毎に異なる
素数で表される値を前記検出された異常に対して割り当
てる割り当て手段と、記憶手段に記憶されているデータ
により表された値と前記割り当てた値とを乗算して同乗
算結果を表すデータで記憶手段に記憶されているデータ
を更新する更新手段とを設けたことにある。
に、本発明の構成上の特徴は、車両における種々の異常
を検出する異常検出手段と、前記検出された異常を表す
データを記憶する記憶手段を備えた車両の異常診断装置
において、前記異常検出に応答して異常種類毎に異なる
素数で表される値を前記検出された異常に対して割り当
てる割り当て手段と、記憶手段に記憶されているデータ
により表された値と前記割り当てた値とを乗算して同乗
算結果を表すデータで記憶手段に記憶されているデータ
を更新する更新手段とを設けたことにある。
【0005】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明にお
いては、車両に異常が発生すると、割り当て手段が異常
検出手段によって検出された異常の種類を表す素数を同
検出された異常に割り当て、更新手段が記憶手段に記憶
されているデータにより表された値と前記割り当てた値
とを乗算して同乗算結果を表すデータで記憶手段に記憶
されているデータを更新する。したがって、記憶手段に
記憶されているデータは車両に発生した種々の異常をそ
れぞれ表す素数の積を表すことになり、この記憶された
データを読み出して同データにより表された値を素因数
分解して各素数を導出すれば、車両における種々の異常
をそれぞれ表すデータが再生される。その結果、本発明
によれば、容量の小さな記憶手段で多くの種類の異常を
表すデータを記憶させることができる。
いては、車両に異常が発生すると、割り当て手段が異常
検出手段によって検出された異常の種類を表す素数を同
検出された異常に割り当て、更新手段が記憶手段に記憶
されているデータにより表された値と前記割り当てた値
とを乗算して同乗算結果を表すデータで記憶手段に記憶
されているデータを更新する。したがって、記憶手段に
記憶されているデータは車両に発生した種々の異常をそ
れぞれ表す素数の積を表すことになり、この記憶された
データを読み出して同データにより表された値を素因数
分解して各素数を導出すれば、車両における種々の異常
をそれぞれ表すデータが再生される。その結果、本発明
によれば、容量の小さな記憶手段で多くの種類の異常を
表すデータを記憶させることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は車両に搭載されてた電気制御装置をブロ
ック図により示している。この電気制御装置は車両の状
態を検出するための複数のセンサ11a,11b…と、
車両の各種機構を駆動するための複数のアクチュエータ
12a,12b…と、センサ11a,11b…により検
出された状態に応じてアクチュエータ12a,12b…
を制御するためのマイクロコンピュータ13とを備えて
いる。マイクロコンピュータ13はCPU13a、RO
M13b、RAM13c、不揮発性メモリ13d及びI
/O13eからなり、前記制御機能に加えて、センサ1
1a,11b…、アクチュエータ12a,12b…及び
マイクロコンピュータ13自体の異常を診断する機能を
も有している。
すると、図1は車両に搭載されてた電気制御装置をブロ
ック図により示している。この電気制御装置は車両の状
態を検出するための複数のセンサ11a,11b…と、
車両の各種機構を駆動するための複数のアクチュエータ
12a,12b…と、センサ11a,11b…により検
出された状態に応じてアクチュエータ12a,12b…
を制御するためのマイクロコンピュータ13とを備えて
いる。マイクロコンピュータ13はCPU13a、RO
M13b、RAM13c、不揮発性メモリ13d及びI
/O13eからなり、前記制御機能に加えて、センサ1
1a,11b…、アクチュエータ12a,12b…及び
マイクロコンピュータ13自体の異常を診断する機能を
も有している。
【0007】CPU13aはタイマ回路を内蔵してお
り、所定時間毎にROM13bに記憶されている図2の
フローチャートに示した「異常診断プログラム」を行う
とともに、操作スイッチ(図示しない)の操作に応答し
又は所定時間毎に図3のフローチャートに示した「異常
処置プログラム」を実行する。RAM13cは前記プロ
グラムの実行に必要な諸変数を一時的に記憶するもの
で、不揮発性メモリ13dは前記異常診断による異常の
種類を表すデータを記憶するものである。I/O13e
には、センサ11a,11b…及びアクチュエータ12
a,12b…の他に、異常処置装置14及び他の車両機
能を制御するマイクロコンピュータ15…が接続されて
いる。異常処置装置14は異常表示装置、フェイルセー
フ制御する装置などで構成されている。
り、所定時間毎にROM13bに記憶されている図2の
フローチャートに示した「異常診断プログラム」を行う
とともに、操作スイッチ(図示しない)の操作に応答し
又は所定時間毎に図3のフローチャートに示した「異常
処置プログラム」を実行する。RAM13cは前記プロ
グラムの実行に必要な諸変数を一時的に記憶するもの
で、不揮発性メモリ13dは前記異常診断による異常の
種類を表すデータを記憶するものである。I/O13e
には、センサ11a,11b…及びアクチュエータ12
a,12b…の他に、異常処置装置14及び他の車両機
能を制御するマイクロコンピュータ15…が接続されて
いる。異常処置装置14は異常表示装置、フェイルセー
フ制御する装置などで構成されている。
【0008】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。イグニッションスイッチ(図示しない)の
投入により、CPU13aは図示しない制御プログラム
を繰り返し実行して、センサ11a,11b…から各種
車両状態を表す検出信号を入力するとともに、同入力し
た検出信号に応じてアクチュエータ12a,12b…を
駆動制御して車両の各種機能を作動させる。
を説明する。イグニッションスイッチ(図示しない)の
投入により、CPU13aは図示しない制御プログラム
を繰り返し実行して、センサ11a,11b…から各種
車両状態を表す検出信号を入力するとともに、同入力し
た検出信号に応じてアクチュエータ12a,12b…を
駆動制御して車両の各種機能を作動させる。
【0009】一方、このような制御プログラムの実行
中、CPU13aは図2に示す「異常診断プログラム」
を所定時間毎に割り込み実行する。この「異常診断プロ
グラム」の実行はステップ100にて開始され、CPU
13aはステップ102にて各種センサ11a,11b
…及び各種アクチュエータ12a,12b…からの信号
を入力して同センサ11a,11b…及びアクチュエー
タ12a,12b…に発生している異常を検出する。ま
た、同ステップ102においては、プログラムの実行に
おける暴走などマイクロコンピュータ13自体の異常も
検出される。次に、ステップ104にて、マイクロコン
ピュータ15により検出されて、同コンピュータ15の
制御下にある他の車両の機能を制御するためのセンサ、
アクチュエータ及びマイクロコンピュータ15自体の異
常を表す信号を入力する。前記ステップ102,104
の処理後、CPU13aはステップ106にて前記ステ
ップ102,104の処理により異常が検出されまたは
異常信号が入力されたか否かを判定する。この場合、異
常が検出されまたは異常信号が入力されなければ、CP
U13aはステップ106にて「NO」と判定して、プ
ログラムをステップ120に進めて同ステップ120に
てこの「異常診断プログラム」の実行を終了する。
中、CPU13aは図2に示す「異常診断プログラム」
を所定時間毎に割り込み実行する。この「異常診断プロ
グラム」の実行はステップ100にて開始され、CPU
13aはステップ102にて各種センサ11a,11b
…及び各種アクチュエータ12a,12b…からの信号
を入力して同センサ11a,11b…及びアクチュエー
タ12a,12b…に発生している異常を検出する。ま
た、同ステップ102においては、プログラムの実行に
おける暴走などマイクロコンピュータ13自体の異常も
検出される。次に、ステップ104にて、マイクロコン
ピュータ15により検出されて、同コンピュータ15の
制御下にある他の車両の機能を制御するためのセンサ、
アクチュエータ及びマイクロコンピュータ15自体の異
常を表す信号を入力する。前記ステップ102,104
の処理後、CPU13aはステップ106にて前記ステ
ップ102,104の処理により異常が検出されまたは
異常信号が入力されたか否かを判定する。この場合、異
常が検出されまたは異常信号が入力されなければ、CP
U13aはステップ106にて「NO」と判定して、プ
ログラムをステップ120に進めて同ステップ120に
てこの「異常診断プログラム」の実行を終了する。
【0010】また、異常が検出されまたは異常信号が入
力されれば、CPU13aはステップ106にて「YE
S」と判定してプログラムをステップ108以降へ進め
る。ステップ108においては、前記検出されまたは入
力された異常の種類を表す異常コードが同異常に対して
割り当てられて、同コードが異常データdとして設定さ
れる。この異常コードは異常の種類をそれぞれ異なる素
数によって表すもので、センサ11a,11b…、アク
チュエータ12a,12b及びマイクロコンピュータ1
5自体の異常に対して例えば2,3,5,7,11,1
3…などの異常コードが割り当てられる。次に、CPU
13aはステップ110にて不揮発性メモリ13dから
異常積算データDを読み出し、ステップ112にて前記
割り当てた異常データdと前記読み出した異常積算デー
タDとを乗算して同乗算結果を新たな異常積算データD
として設定する。この異常積算データDの計算後、CP
U13aはステップ114にて同積算データDと所定の
最大値DMAX とを比較する。異常積算データDが所定の
最大値DMAX 未満であれば、CPU13aはステップ1
14に「NO」と判定してプログラムをステップ118
に進め、同ステップ118にて新たな異常積算データD
を不揮発性メモリ13d内であって以前に異常積算デー
タDを記憶していたアドレスに記憶する。これにより、
新たな異常積算データDにより以前の異常積算データD
が更新されたことになる。
力されれば、CPU13aはステップ106にて「YE
S」と判定してプログラムをステップ108以降へ進め
る。ステップ108においては、前記検出されまたは入
力された異常の種類を表す異常コードが同異常に対して
割り当てられて、同コードが異常データdとして設定さ
れる。この異常コードは異常の種類をそれぞれ異なる素
数によって表すもので、センサ11a,11b…、アク
チュエータ12a,12b及びマイクロコンピュータ1
5自体の異常に対して例えば2,3,5,7,11,1
3…などの異常コードが割り当てられる。次に、CPU
13aはステップ110にて不揮発性メモリ13dから
異常積算データDを読み出し、ステップ112にて前記
割り当てた異常データdと前記読み出した異常積算デー
タDとを乗算して同乗算結果を新たな異常積算データD
として設定する。この異常積算データDの計算後、CP
U13aはステップ114にて同積算データDと所定の
最大値DMAX とを比較する。異常積算データDが所定の
最大値DMAX 未満であれば、CPU13aはステップ1
14に「NO」と判定してプログラムをステップ118
に進め、同ステップ118にて新たな異常積算データD
を不揮発性メモリ13d内であって以前に異常積算デー
タDを記憶していたアドレスに記憶する。これにより、
新たな異常積算データDにより以前の異常積算データD
が更新されたことになる。
【0011】一方、前記ステップ112の乗算結果とし
ての新たな異常積算データDが所定の最大値DMAX 以上
であれば、CPU13aはステップ114にて「YE
S」と判定してプログラムをステップ116に進める。
ステップ116においては、異常積算データDが前記新
たに割り当てた異常データdに設定される。そして、ス
テップ118にて前記のようにこの異常積算データD
(異常データd)が不揮発性メモリ13dに更新記憶さ
れるので、異常積算データDが大きな値になると、不揮
発性メモリ13dの異常積算データDは自動的に再度小
さな値から積算を開始したものになる。これにより、不
揮発性メモリ13d内の異常積算データDがオーバーフ
ローすることを未然に防止できる。
ての新たな異常積算データDが所定の最大値DMAX 以上
であれば、CPU13aはステップ114にて「YE
S」と判定してプログラムをステップ116に進める。
ステップ116においては、異常積算データDが前記新
たに割り当てた異常データdに設定される。そして、ス
テップ118にて前記のようにこの異常積算データD
(異常データd)が不揮発性メモリ13dに更新記憶さ
れるので、異常積算データDが大きな値になると、不揮
発性メモリ13dの異常積算データDは自動的に再度小
さな値から積算を開始したものになる。これにより、不
揮発性メモリ13d内の異常積算データDがオーバーフ
ローすることを未然に防止できる。
【0012】このような状態で、図示しない操作スイッ
チが操作されたり、またはCPU13a内のタイマが所
定時間の経過を計測すると、CPU13aは図3の「異
常処置プログラム」を実行する。この「異常処置プログ
ラム」においては、ステップ200にてその実行が開始
され、CPU13aはステップ202にて不揮発性メモ
リ13dに記憶されている異常積算データDを読み出
す。次に、CPU13aはステップ204にて前記読み
出した異常積算データDを素因数分解する。この素因数
分解は、商が素数になるまで、2,3,5,7,11,
13…などの素数で異常積算データDを順次除算してい
くことにより行われる。このステップ204の素因数分
解により、分解された素数はセンサ11a,11b…、
アクチュエータ12a,12b…、マイクロコンピュー
タ13、15などの異常をそれぞれ表すので、前記各種
異常を表すデータが再生される。次に、CPU13aは
ステップ206にて前記各種異常を表すデータを異常処
置装置14に出力して、ステップ208にてこの「異常
処置プログラム」の実行を終了する。
チが操作されたり、またはCPU13a内のタイマが所
定時間の経過を計測すると、CPU13aは図3の「異
常処置プログラム」を実行する。この「異常処置プログ
ラム」においては、ステップ200にてその実行が開始
され、CPU13aはステップ202にて不揮発性メモ
リ13dに記憶されている異常積算データDを読み出
す。次に、CPU13aはステップ204にて前記読み
出した異常積算データDを素因数分解する。この素因数
分解は、商が素数になるまで、2,3,5,7,11,
13…などの素数で異常積算データDを順次除算してい
くことにより行われる。このステップ204の素因数分
解により、分解された素数はセンサ11a,11b…、
アクチュエータ12a,12b…、マイクロコンピュー
タ13、15などの異常をそれぞれ表すので、前記各種
異常を表すデータが再生される。次に、CPU13aは
ステップ206にて前記各種異常を表すデータを異常処
置装置14に出力して、ステップ208にてこの「異常
処置プログラム」の実行を終了する。
【0013】異常処置装置14は、前記各異常を表す各
データに基づいて、ランプの点灯により発生した異常の
種類を運転者に知らせたり、車両のフェイルセーフ装置
を作動させたりする。また、車両の点検及び修理のため
に、点検及び修理場などにて不揮発性メモリ13dに記
憶されている異常積算データDを別途設けたデータ読み
出し装置を用いて読み出すとともに素因数分解して、異
常の履歴を調べて異常発生の究明に利用することもでき
る。
データに基づいて、ランプの点灯により発生した異常の
種類を運転者に知らせたり、車両のフェイルセーフ装置
を作動させたりする。また、車両の点検及び修理のため
に、点検及び修理場などにて不揮発性メモリ13dに記
憶されている異常積算データDを別途設けたデータ読み
出し装置を用いて読み出すとともに素因数分解して、異
常の履歴を調べて異常発生の究明に利用することもでき
る。
【0014】上記作動説明からも理解できるとおり、上
記実施例によれば、車両の種々の異常をそれぞれ異なる
素数で表すとともに、不揮発性メモリ13dに記憶され
ている過去に発生した異常を表す異常積算データDに新
たな異常を表すデータdを異常発生毎に乗算して、同乗
算結果で同メモリ13D内の異常積算データDを更新す
るようにしたので、不揮発性メモリ13dの記憶容量を
小さく済ますことができる。
記実施例によれば、車両の種々の異常をそれぞれ異なる
素数で表すとともに、不揮発性メモリ13dに記憶され
ている過去に発生した異常を表す異常積算データDに新
たな異常を表すデータdを異常発生毎に乗算して、同乗
算結果で同メモリ13D内の異常積算データDを更新す
るようにしたので、不揮発性メモリ13dの記憶容量を
小さく済ますことができる。
【図1】 本発明の一実施例に係る電気制御装置のブロ
ック図である。
ック図である。
【図2】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
「異常診断プログラム」のフローチャートである。
「異常診断プログラム」のフローチャートである。
【図3】 同マイクロコンピュータにて実行される「異
常処置プログラム」のフローチャートである。
常処置プログラム」のフローチャートである。
11a,11b…センサ、12a,12b…アクチュエ
ータ、13…マイクロコンピュータ。
ータ、13…マイクロコンピュータ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浜田 敏明 愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ ン精機株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 車両における種々の異常を検出する異常
検出手段と、前記検出された異常を表すデータを記憶す
る記憶手段を備えた車両の異常診断装置において、前記
異常検出に応答して異常種類毎に異なる素数で表される
値を前記検出された異常に対して割り当てる割り当て手
段と、前記記憶手段に記憶されているデータにより表さ
れた値と前記割り当てた値とを乗算して同乗算結果を表
すデータで前記記憶手段に記憶されているデータを更新
する更新手段とを設けたことを特徴とする車両の異常診
断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4313458A JPH06160245A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 車両の異常診断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4313458A JPH06160245A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 車両の異常診断装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06160245A true JPH06160245A (ja) | 1994-06-07 |
Family
ID=18041548
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4313458A Pending JPH06160245A (ja) | 1992-11-24 | 1992-11-24 | 車両の異常診断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06160245A (ja) |
Cited By (7)
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---|---|---|---|---|
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US8260488B2 (en) | 2008-08-29 | 2012-09-04 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Abnormality analysis system for vehicle and abnormality analysis method for vehicle |
WO2013100065A1 (ja) * | 2011-12-28 | 2013-07-04 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両用制御装置および方法 |
WO2014057644A1 (ja) * | 2012-10-10 | 2014-04-17 | 株式会社デンソー | 車両用ダイアグノーシス装置 |
JP2014146195A (ja) * | 2013-01-29 | 2014-08-14 | Fuji Electric Co Ltd | データ通信システム、データ送信装置、データ受信装置、及びデータ通信方法。 |
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JP2017211812A (ja) * | 2016-05-25 | 2017-11-30 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 車載用制御装置 |
-
1992
- 1992-11-24 JP JP4313458A patent/JPH06160245A/ja active Pending
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