JP3148771B2 - プログラマブルコントローラ - Google Patents

プログラマブルコントローラ

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JP3148771B2
JP3148771B2 JP11376392A JP11376392A JP3148771B2 JP 3148771 B2 JP3148771 B2 JP 3148771B2 JP 11376392 A JP11376392 A JP 11376392A JP 11376392 A JP11376392 A JP 11376392A JP 3148771 B2 JP3148771 B2 JP 3148771B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、正常制御時における
入出力の各状態遷移に要する監視基準時間を設定し、こ
の監視基準時間と制御対象の制御実行中における入出力
の各状態遷移に要する時間とを比較することにより異常
を監視する異常監視機能を有するプログラマブルコント
ローラに関し、特に各状態遷移が順不同に発生する箇所
または監視箇所相互に相関関係を有する箇所を含む場合
も含めて異常が監視できるようにしたプログラマブルコ
ントローラに関する。
【0002】
【従来の技術】プログラマブルコントローラで制御され
るシステムにおいて、動作異常を早期に発見するために
プログラマブルコントローラに異常検知機能を付加した
構成が提案されている。
【0003】この異常検知機能を付加したプログラマブ
ルコントローラとしては、従来、プログラマブルコント
ローラで制御される機器の正常な動作状態を記憶し、こ
の正常な動作状態と実際の動作モニタ結果との照合を実
時間で行うことで、機器の動作異常を検知する方法をと
るものが知られている。
【0004】ここで、プログラマブルコントローラで制
御される機器の動作状態はプログラマブルコントローラ
の入出力の状態遷移パターンとしてとらえることがで
き、このプログラマブルコントローラの入出力の状態遷
移パターンとしては、(1)プログラマブルコントロー
ラの入出力(接点)のオンオフ状態、(2)上記オンオ
フ状態が遷移していく順序、(3)上記状態遷移に要す
る時間(標準値+許容値または最小値+最大値)、等の
指標が用いられ、これらを判定基準として異常検知機能
を実現している。
【0005】従来、異常検知機能を付加したプログラマ
ブルコントローラとしては、図15に示すものが提案さ
れている。
【0006】この図15に示すプログラマブルコントロ
ーラは、プログラマブルロジックコントローラ(PL
C)側システムバス20に接続された故障診断装置10
を備えて構成され、故障診断装置10は、PLC側シス
テムバス20に接続されるPLCデータインターフェー
ス(PLCデータi/f)11、故障診断装置10の全
体動作を統括制御する中央演算装置(CPU)12、各
状態遷移が要する時間を計測するタイマ13、所定の診
断プログラムが格納されたリードオンリィメモリ(RO
M)14、故障診断の判定データが記憶されたランダム
アクセスメモリ(RAM)15、ワークエリアを構成す
るランダムアクセスメモリ(RAM)16、操作部イン
タフェース(操作部i/f)17、システムバス18か
ら構成され、操作部i/f17には必要に応じてコンソ
ール30が接続される。
【0007】故障診断装置10の故障診断動作は、RO
M14に格納された診断プログラムによって制御され
る。次にこのROM14に格納された診断プログラムに
よって制御される故障診断装置10の故障診断動作を図
16に示すフローチャートを参照して説明する。
【0008】図16に示すフローチャートにおいて、ま
ず、PLCデータi/f11を介してPLC側システム
バス20からモニタデータをサンプルし(ステップ10
1)、このサンプルしたモニタデータがRAM16に一
時記憶されている前回サンプルしたモニタデータと同じ
かを調べ(ステップ102)、同じでないと前回サンプ
ルしたモニタデータから今回サンプルしたモニタデータ
までの遷移に要した時間をタイマ13の出力に基づき算
出する(ステップ103)。次に、今回サンプルしたモ
ニタデータがRAM15に記憶された今回参照すべき基
準状態と比較し(ステップ104)、一致していると、
ステップ103で算出した遷移に要した時間がこの今回
参照すべき基準状態に対応する正常基準時間の範囲内
か、すなわち遷移時間は正常範囲内かを調べる(ステッ
プ106)。ここで、遷移時間は正常範囲内である場合
は今回のサンプルデータをRAM16に一時記憶し(ス
テップ107)、ステップ101に戻る。また、ステッ
プ102で今回サンプルしたモニタデータがRAM16
に記憶されている前回サンプルしたモニタデータと同じ
である場合はステップ102、103、104、105
の処理を行わずにステップ106に移行する。
【0009】しかし、ステップ105で、今回サンプル
したモニタデータがRAM15に記憶された今回参照す
べき基準状態と一致していない場合およびステップ10
6で遷移時間が正常範囲内でないと判断された場合は、
所定の異常を検出した場合の処理を行う(ステップ10
8)ように構成されている。
【0010】ここで、RAM15に記憶される判定基準
データは図17に示すように構成されている。すなわ
ち、図17にはi番目の基準データおよび(i+1)番
目の基準データが示されており、i番目の基準データは
入出力の状態を示すデータ(i)、前状態からの平均遷
移時間を示すデータ(i)、遷移時間の変動許容時間を
示すデータ(i)から構成され、i+1番目の基準デー
タも入出力の状態を示すデータ(i+1)、前状態から
の平均遷移時間を示すデータ(i+1)、遷移時間の変
動許容時間を示すデータ(i+1)から構成されてい
る。
【0011】例えば、図16に示したフローチャートの
ステップ101において、(i+1)番目の基準データ
に対応するモニタデータをサンプルしたとすると、ステ
ップ104においては今回サンプルしたモニタデータと
RAM15に記憶されている入出力の状態を示すデータ
(i+1)との比較を行い、ステップ106ではRAM
15に記憶されている前状態からの平均遷移時間を示す
データ(i+1)と遷移時間の変動許容時間を示すデー
タ(i+1)との比較を基に遷移時間は正常範囲内かの
判断を行う。
【0012】ここで、入出力の状態を示すデータは、例
えば、PLC側システムバス20のデータが8ビットで
あり「0」番目から「7」番目までの信号を含んでいる
とすると、図17に示すように8ビットの情報からな
り、ビット「0」から「7」に「0」番目から「7」番
目までの信号の状態をそれぞれ示す。ここで、各ビット
の情報は「0」のときその信号がオフであることを表わ
し、「1」のときその信号がオンであることを表わす。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来の異常検知機能を付加したプログラマブルコン
トローラにおいては、プログラマブルコントローラの入
出力信号が次に示すような条件にあると、「誤診」を頻
発するという不都合が生じる。
【0014】例えば、図18(A)に示すように同時起
動される類似の3本の空圧シリンダA、B、Cを含む系
を考え、この3本の空圧シリンダA、B、Cそれぞれに
配設された動作端リミットスイッチSW1、SW2、S
W3が全てオンになった時点で次の動作に進む制御を考
える。このような制御においては、個々の動作端リミッ
トスイッチSW1、SW2、SW3がオンする順序は各
空圧シリンダA、B、Cの動作ばらつきのために一定し
ないことが多い。そこで、例えば、動作端リミットスイ
ッチSW1、SW2、SW3がオンする順序を特定の順
序基準で監視すると、当然のように、「異常」と判定さ
れてしまう。
【0015】そこで信号変化の順序を一意に決定できる
「シリンダ起動」→「次の動作起動」という出力信号の
順序のみを監視対象にせざるを得ない。この場合のプロ
グラマブルコントローラの制御プロブラムはラダー図で
18図(B)のように記述される。
【0016】ところで、実際のシステムにおいて生じる
故障は、(1)入力センサの故障、(2)信号線の断
線、(3)機構部の動作不十分(目標位置のわずか手前
で止まりセンサが動作しない場合等)、等、入力信号の
異常に関連するものも多く含まれている。したがって、
監視対象を出力信号に限定して構成すると、「真の異常
箇所」を特定するためには、プログラマブルコントロー
ラのプログラムリストと異常発生時の信号状態とを順次
照合していく作業が必要になる。
【0017】ところで、実際のシステムでは、図19に
ラダー図で示すように入力信号を「補助リレー」で何段
も中継して、出力を制御する条件としているので、この
場合プログラムリストに散在する関連記述を順次参照し
なければならず非常に手間がかかる。
【0018】また、出力信号に「順不同」の性質がある
場合は、これを監視対象からはずしてしまう構成も考え
られるが、このように構成すると実際に「異常」として
検出されるのは機械部分、センサを介して関連を持つ他
の信号となり、機械動作を記述した情報も参照しなけれ
ば、プログラムリスト上だけからは故障部分の追跡がで
きない場合も考えられる。
【0019】したがって、このような構成によると異常
検出後の故障修理、再立ち上げに多大な時間を要するこ
とになり、故障診断機能を十分に活用できないという問
題が発生する。
【0020】また、従来の装置では、入出力の状態を示
すデータを図17に示すようにビットパターンで記憶す
るように構成していたが、このようなビットパターンで
記憶する構成は順不同の信号を対象にした場合、可能性
のある全てのビットパターンを記憶しておかなければな
らないので、メモリおよび処理能力の双方の負担とな
る。
【0021】この状態を図20を用いて説明する。ここ
で、信号1、2、3が順不同であるとすると、状態変化
に関連して図20に示すように7種類のビットパター
ンが存在し、この7種類のビットパターン全てを記憶、
管理する必要が生じ、メモリおよび処理能力の双方に負
担が増大する。
【0022】また、従来の異常検知機能を付加したプロ
グラマブルコントローラにおいては、異常判定基準が各
遷移状態の監視箇所においてそれぞれ独立している。し
かし。監視箇所によっては隣接する監視箇所間で相関が
ある場合があり、このような監視箇所を含むシステムに
おいては遷移時間の判定基準の設定が非常に困難とな
る。ここで、適当な遷移時間の判定基準を無理やり設定
した場合は、適正な異常検出ができず、「誤診」を頻発
してしまうことになる。
【0023】この発明は、以上のような種々の問題点に
着目してなされたもので、その目的は、各状態遷移が順
不同に発生する箇所または監視箇所相互に相関関係を有
する箇所を含む場合も含めて異常が監視できるようにし
たプログラマブルコントローラを提供することにある。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1の発明は、正常制御時における入出力の各
状態遷移に要する監視基準時間を設定する監視基準時間
設定手段と、制御対象の制御実行中における入出力の各
状態遷移に要する時間を検出する時間検出手段と、前記
監視基準時間設定手段により設定された監視基準時間と
前記時間検出手段により検出された各状態遷移に要する
時間とを比較することにより異常を監視する異常監視手
段と、を具備したプログラマブルコントローラにおい
て、順不同に発生することを許容する複数の状態遷移を
含む箇所を指定する順不同箇所指定手段と、前記順不同
箇所指定手段により指定された箇所に含まれる複数の状
態遷移に対応する共通監視基準時間を設定する共通監視
基準時間設定手段と、を具備し、前記異常監視手段は、
前記順不同箇所指定手段により指定された箇所において
は該箇所に含まれる複数の全ての状態遷移(状態遷移
群)が終了するに要する時間と前記共通監視基準時間設
定手段により設定された共通監視基準時間を比較するこ
とにより異常を監視することを特徴とする。
【0025】また、請求項2の発明は、正常制御時にお
ける入出力の各状態遷移に要する監視基準時間を設定す
る監視基準時間設定手段と、制御対象の制御実行中にお
ける入出力の各状態遷移に要する時間を検出する時間検
出手段と、前記監視基準時間設定手段により設定された
監視基準時間と前記時間検出手段により検出された各状
態遷移に要する時間とを比較することにより異常を監視
する異常監視手段と、を具備したプログラマブルコント
ローラにおいて、特定の状態遷移または状態遷移群を指
定する指定手段と、前記指定手段により指定された状態
遷移または状態遷移群に対応する前記監視基準時間設定
手段により設定された監視基準時間を前記特定の状態遷
移または状態遷移群よりも前に存在した状態遷移または
状態遷移群の観測時間に応じて変更する監視基準時間変
更手段と、を具備したことを特徴とする。
【0026】
【作用】請求項1の発明においては、順不同箇所指定手
段により順不同に発生することを許容する複数の状態遷
移を含む箇所を指定するとともに、共通監視基準時間設
定手段により、順不同箇所指定手段により指定された箇
所に含まれる複数の状態遷移に対応する共通監視基準時
間を設定し、異常監視手段は、順不同箇所指定手段によ
り指定された箇所においては該箇所に含まれる複数の全
ての状態遷移が終了するに要する時間と共通監視基準時
間設定手段により設定された共通監視基準時間を比較す
ることにより異常を監視する。
【0027】これにより、各状態遷移が順不同に発生す
る箇所を含む場合も含めて確実な異常監視が可能にな
る。
【0028】また請求項2の発明においては、指定手段
により特定の状態遷移または状態遷移群を指定し、この
指定された状態遷移または状態遷移群に対応する監視基
準時間を、所定の相関関数にしたがって動的に変更す
る。
【0029】これにより、監視箇所相互に相関関係を有
する箇所を含む場合も含めて確実な異常監視が可能にな
る。
【0030】
【実施例】以下、図面を参照してこの発明のプログラマ
ブルコントローラの一実施例を詳細に説明する。
【0031】図1は、この発明のプログラマブルコント
ローラの一実施例の全体構成を示したものである。な
お、図1に示す実施例のハード構成は図15に示した従
来例と同一であるが、ROM14に格納される診断プロ
グラムおよびRAM15に記憶される判別データが異な
る。そこで、図1においては図15で用いた符号と同一
の符号を用い、そのハード構成の詳細説明は省略する。
【0032】まず、この実施例においてRAM15に記
憶する判定基準データについて説明する。この実施例に
おいては、図2に示すようなデータフォーマットで判定
基準データがRAM15に記憶される。この図2は、従
来例で説明した図17に対応するもので、この図2にお
いてもi番目の基準データおよび(i+1)番目の基準
データが示されている。ただし、図2においては図17
に示した入出力の状態を示すデータ、前状態からの平均
遷移時間を示すデータ、遷移時間の変動許容時間を示す
データに加えて「順不同」を識別するフラグを示すデー
タが記憶されている。そして、順不同に発生することを
許容する状態遷移がある場合は、この状態遷移に対応す
る基準データの「順不同」を許容することを示すフラグ
がセットされる。この「順不同」を識別するフラグのセ
ットは、例えば、操作部i/f17を介してコンソール
30からの入力により行われる。
【0033】また、この実施例では入出力の状態を示す
データの記憶の仕方が異なる。すなわち、この実施例で
は従来例の説明で用いた図17に示したようなビットパ
ターンを用いるのではなくオンオフ状態が変化する信号
の情報を状態変化直後のオンオフ状態とともに記憶す
る。この実施例で採用する入出力の状態を示すデータの
記憶の仕方は図3に示される。
【0034】図3において、入出力の状態を示すデータ
は8ビットから構成され、ビット「0」からビット
「6」までにオンオフ状態が変化する信号の番号が記憶
され、最上位ビット、すなわちビット「7」にこの信号
の状態変化直後のオンオフ状態、すなわちオンが「1」
でオフが「0」で記憶される。
【0035】この構成によれば、記憶データの数が組み
合わせの数として爆発的に増加するのを防止することが
できる。
【0036】次に、ROM14に格納された診断プログ
ラムによって制御されるこの実施例の故障診断装置10
の故障診断動作を図4に示すフローチャートを参照して
説明する。
【0037】図4において、まず、図1に示す監視タイ
マ13をクリアする(ステップ201)。続いて、RA
16によって構成されるワーク領域にRAM15に格
納されている監視データのコピーを作る(ステップ20
2)。このステップ202の詳細は図5に示される。
【0038】図5に示すコピー処理においては、まず、
前回用いた監視基準データの次の監視基準データをRA
M15から読み出す(ステップ301)。ここで、これ
が最初の読み出しである場合は第1番目の基準データを
読み出す。次に、この読み出した基準データをRAM
6のワーク領域にコピーする(ステップ302)。そし
て同時監視数を「1」、すなわち同時監視数=1にセッ
トする(ステップ303)。
【0039】次に、この基準データに「順不同」を識別
するフラグがセットされているかを調べ、今のデータは
「順不同」かの判別を行う(ステップ304)。ここ
で、今のデータが「順不同」であると、次のデータを読
み出し(ステップ305)、この次のデータの「順不
同」を識別するフラグから、このデータは「順不同」か
を調べる(ステップ306)。ここで、このデータが
「順不同」であると、RAM16のワーク領域に追加コ
ピーをし(ステップ307)、同時監視数を「1」増し
(ステップ308)、ステップ305に戻る。この処理
はステップ306でこのデータは「順不同」でないと判
定されるまで繰り返され、ステップ306でこのデータ
は「順不同」でないと判定されると、「順不同」に設定
された基準データの遷移時間の最大値を求め、これを
「最長時間限度」として(ステップ309)この処理を
終了する。
【0040】なお、ステップ304で今のデータは「順
不同」でないと判定された場合はそのままステップ30
9に移行する。なお、ステップ309における「最長時
間限度」の設定処理は、具体的には各基準データ毎に
(標準遷移時間+許容限度幅)の計算を行い、その中の
最大値を「最長時間限度」として設定する。
【0041】図5の処理によってRAM16のワーク領
域にコピーされたデータの一例を図6に示す。図6に示
すデータは図2に示したデータをコピーしたもので、i
番目の基準データと(i+1)番目の基準データを含
み、図2に示した「順不同」を識別するフラグを示すデ
ータの代わりに、「順不同」フラグ/発生フラグを示す
データが格納され、また、図5のステップ308でイン
クリメントされた状態遷移の同時監視数データおよびス
テップ309で算出された「最長時間限度」のデータが
格納される。
【0042】また、「順不同」フラグ/発生フラグを示
すデータの発生フラグはステップ302およびステップ
307でコピーされた状態においてはクリアされてい
る。
【0043】なお、「順不同」フラグ/発生フラグを示
すデータは8ビットからなり、最上位ビットを「1」に
することにより「順不同」フラグをセットし、また最下
位ビットを「1」にすることにより発生フラグをセット
する。
【0044】図4に戻り、ステップ202の監視基準デ
ータのコピー処理が終了すると、PLCデータi/f1
1を介してPLC側システムバス20からモニタデータ
をサンプルし(ステップ203)、このサンプルしたモ
ニタデータがRAM16に一時記憶されている前回サン
プルしたモニタデータと同じかを調べ(ステップ20
2)、同じでないと遷移した信号の遷移の状態を抽出す
る(ステップ205)。そして、RAM16のワーク領
域にコピーされた基準状態(基準データ)の中に一致す
るものがあるかを調べる(ステップ206)。ここで、
一致するものがあると、この基準データの遷移はすでに
発生したかを調べ(ステップ207)、すでに発生して
いないと、この遷移時間は正常範囲内かを調べる(ステ
ップ208)。
【0045】ここで、遷移時間が正常範囲内である場合
は、RAM16のワーク領域にコピーされた基準データ
の「順不同」フラグ/発生フラグを示すデータの発生フ
ラグをセットし(ステップ209)、状態遷移の同時監
視数データから「1」を減算し、次にこの状態遷移の同
時監視数データが0、すなわち同時監視数=0かを調べ
る(ステップ211)。ここで、同時監視数=0でない
とステップ203に戻り上記処理を繰り返す。この処理
はステップ211で同時監視数=0と判定されるまで繰
り返され、ステップ211で同時監視数=0と判定され
ると、今回のサンプルデータをRAM16に一時記憶し
(ステップ212)、ステップ201に戻る。
【0046】しかし、ステップ203で今回サンプルし
たモニタデータがRAM16に記憶されている前回サン
プルしたモニタデータと同じであり、これがRAM16
のワーク領域にコピーされた基準データに格納されてい
るの「最長時間限度」以内でない場合、ステップ206
で一致するものが無いと判断された場合、ステップ20
8で遷移時間が正常範囲でないと判定された場合はステ
ップ214に移行し、異常を検知した場合の所定の処理
を実行してこの処理を終了する。
【0047】このような構成によると、 (1)順不同の状態遷移を発生するような機器の動作で
あっても、監視に必要な信号を全て一括して故障診断す
ることができる、 2)順不同/順序に従う状態遷移を同じ処理手順で監
視、異常検知することができる、等の効果が期待でき
る。
【0048】なお、上記実施例ではプログラマブルロジ
ックコントローラ(PLC)の別機能として故障診断装
置10を設けた構成を示したが、この故障診断機能をプ
ログラマブルロジックコントローラ(PLC)の本体機
能として実現することも可能である。
【0049】図7は、このように構成したこの発明の他
の実施例を示したものである。
【0050】図7において、この実施例のプログラマブ
ルコントローラは、プログラマブルロジックコントロー
ラ中央演算装置ユニット(PLCCPUユニット)40
と、このPLCCPUユニット40に接続されるプログ
ラマブルロジックコントローラ入出力データバス(PL
Ci/oデータバス)50から構成される。
【0051】ここで、PLCCPUユニット40は、P
LCi/oデータバス50に接続される入出力ユニット
インターフェース(i/oユニットi/f)41、PL
CCPUユニット40の全体動作を統括制御する中央演
算装置(CPU)42、各状態遷移が要する時間を計測
するタイマ43、ラダー制御システムソフトウエアおよ
び故障診断システムソフトウエアが格納されるリードオ
ンリィメモリ(ROM)44、ラダー回路で記述された
ユーザプログラムおよび異常検出判定基準データが格納
されるランダムアクセスメモリ(RAM)45、ワーク
エリアを構成するランダムアクセスメモリ(RAM)4
6、操作部インタフェース(操作部i/f)47から構
成され、i/oユニットi/f41、CPU42、タイ
マ43、ROM14、RAM15、RAM16、操作部
i/f17はシステムバス48を介して互いに接続され
る。また、PLCi/oデータバス20にはこのプログ
ラマブルコントローラの制御対象である図示しない機
器、装置が接続される。また、操作部i/f17には必
要に応じて表示器、キーボード等を有するコンソール3
0が接続される。この実施例は、故障診断機能をプログ
ラマブルロジックコントローラ(PLC)の本体機能と
して実現しているだけで、その基本動作は図1から図6
において説明した実施例と同一である。
【0052】次に、監視箇所相互に相関関係を有する箇
所を含む場合に、この相関関係を有する箇所も含めて確
実な異常監視可能にしたこの発明の更に他の実施例につ
いて説明する。
【0053】図8は、このように構成したこの発明のプ
ログラマブルコントローラの更に他の実施例故障診断装
置60を示したもので、この故障診断装置60は図1に
示した故障診断装置10に対応するものである。
【0054】この故障診断装置60は、PLCデータイ
ンターフェース(PLCデータi/f)61、故障診断
装置60の全体動作を統括制御する中央演算装置(CP
U)62、所定の診断プログラムが格納されたリードオ
ンリィメモリ(ROM)64、相関関数のパラメータを
算出するためのヒストグラムが格納されるランダムアク
セスメモリ(RAM)65a、故障診断のための判定デ
ータが格納されるランダムアクセスメモリ(RAM)6
5b、故障診断のための相関関数が格納されるランダム
アクセスメモリ(RAM)65c、ワークエリアを構成
するランダムアクセスメモリ(RAM)66、操作部イ
ンタフェース(操作部i/f)67、これらの相互を接
続するシステムバス68から構成され、PLCデータi
/f61は図示しないプログラマブルロジックコントロ
ーラ(PLC)側システムバスに接続され、操作部i/
f67には必要に応じて図示しない表示器、キーボード
等を有するコンソールが接続される。
【0055】次に、この実施例の動作を図9に示すフロ
ーチャートを参照して説明する。
【0056】まず、監視箇所の設定を行う(ステップ4
01)。ここで、この実施例の動作の理解を容易にする
ために、この実施例による簡単な制御例について説明す
る。
【0057】図10は、この実施例のプログラマブルロ
ジックコントローラ(PLC)の制御プログラムを記述
するラダー回路の一例を示したもので、このラダー回路
は、入力1、入力2、入力3を周期的に繰り返し実行す
る制御対象に適用されるもので、この制御対象において
は、入力1が実行されると、この入力1が実行されてか
ら一定時間後に入力2が実行され、この入力2が実行さ
れると、この入力2が実行されてから一定時間後に入力
3が実行されものである。この制御対象の動作をタイム
チャートで示すと図11のようになる。ここで、入力1
が実行された状態から入力2が実行される状態までの遷
移時間、すなわち入力1から入力2への遷移時間はt1
であり、入力2が実行された状態から入力3が実行され
る状態までの遷移時間、すなわち入力2から入力3への
遷移時間はt2であるとする。
【0058】この場合、RAM65bに記憶される判定
基準データの遷移番号(遷移NO.)は、図12に示す
ように、まず、入力1が生じ、この入力1のみが生じて
いる遷移状態を「1」、次に入力2が生じ、入力1と入
力2が同時に生じている遷移状態を「2」、次に入力3
が生じ、入力1と入力2と入力3が同時に生じている遷
移状態を「3」、入力1および入力2がなくなり、入力
3のみが生じている遷移状態を「4」と設定される。こ
こで、入力1から入力2への遷移時間t1と入力2から
入力3への遷移時間t2との間に相関関係があるとす
る。この場合、ステップ401では監視箇所として遷移
番号「1」、「2」、「3」を設定する。この設定した
遷移番号「1」、「2」、「3」はRAM65bの判定
基準データ領域に書き込まれ、監視箇所として定義され
る。この監視箇所の設定は、例えば、操作部i/f67
に接続された図示しないコンソールからの入力により行
われる。
【0059】ステップ401における監視箇所の設定が
終了すると、次に判定基準の設定を行う(ステップ40
2)。この判定基準の設定はステップ401において設
定した監視箇所、すなわち、RAM65bの判定基準デ
ータ領域に書き込んだ遷移番号に対応して標準遷移時間
tnおよび許容幅an(%)を、図12に示すように、
書き込むことにより行われる。この判定基準の設定も、
例えば、操作部i/f67に接続された図示しないコン
ソールからの入力により行われる。図12には遷移番号
「1」、「2」、「3」、「4」に対応して、標準遷移
時間「t1」、「t2」、「t3」、「t4」および許
容幅「±a1%」、「±a2%」、「±a3%」、「±
a4%」が書き込まれた状態が示されている。
【0060】これにより判定基準は監視データがtのと
き以下のようになる。 正常…tn×(100−an)<t<tn×(100+
an) 異常…上記以外 次に、相関関数の設定を行う(ステップ403)。例え
ば、遷移番号「1」で示される遷移状態と遷移番号
「2」で示される遷移状態との間に相関があり、この相
関が正の相関であるとすると、遷移時間はt1が長くな
ると、これに応じて遷移時間はt2も長くなる。この関
係が図13に示される。この場合、この相関関係を示す
相関関数を予め設定しておき、遷移番号「1」で示され
る遷移状態を観測したときの遷移時間を用いて、この相
関関数により遷移番号「2」で示される遷移状態の標準
遷移時間「t2」を変更してやればこの相関関係に対応
できることが分かる。
【0061】ステップ403においては、この相関関数
の設定を行う。この相関関数の設定は、具体的には、操
作部i/f67に接続された図示しないコンソールから
の入力によりRAM65cに記憶されている複数の相関
関数の内から該当する相関関数を選択することにより行
う。ここで、該当する相関関数がない場合はユーザが操
作部i/f67を介して新たな相関関数を定義する。な
お、図13には直線回帰の相関関数を示しており、この
直線回帰の相関関数は以下の式で定義される。 t2=a×t1+b ここで、aおよびbは定数である。
【0062】この場合、ステップ403では、上記直線
回帰の相関関数が設定され、図14に示すように、遷移
番号「2」に対応して相関関数として「直線回帰」が設
定される。この設定された相関関数はRAM65bに判
定基準データとして登録される。
【0063】次に、実際にシステムが試運転される(ス
テップ405)。このシステムの試運転において、状態
遷移を設定した場所をPLCデータi/f61を介して
モニタし、その遷移時間を随時RAM65aのヒストグ
ラム領域に書き込む。そして、このRAM65aのヒス
トグラム領域に書き込まれたデータに基づき設定した相
関関数のパラメータ、この場合は前述した定数aおよび
bを算出しその設定を行う(ステップ405)。
【0064】ここで、相関関数のパラメータの算出方法
は、相関関数が直線回帰の場合は、以下の式で算出する
ことができる。
【0065】
【数1】 ここで、(t1)および(t2)はt1およびt2のそ
れぞれの平均値、nは監視回数である。
【0066】なお、上記aおよびbをユーザが設定する
ことができる場合は上記ステップ404、405の処理
は不要である。
【0067】ステップ405における相関関数パラメー
タの設定が終了すると、実際にシステムを稼働し(ステ
ップ406)、このプログラマブルコントローラの入出
力データをPLCデータi/f61を介してモニタし、
このモニタしたデータをRAM65bに格納した判定基
準データにしたがって監視し、相関関数が設定されてい
る箇所においてはその設定した相関関数にしたがって判
定基準、すなわち標準遷移時間を動的に変更する(ステ
ップ407)。
【0068】なお、上記実施例ではプログラマブルロジ
ックコントローラ(PLC)の別機能として故障診断装
置60を設けた構成を示したが、この故障診断機能をプ
ログラマブルロジックコントローラ(PLC)の本体機
能として実現することも可能である。
【0069】このような構成によると、(1)各監視箇
所相互の相関関係により判定基準の設定を動的に変更す
るので、前状態によって状態遷移の時間が変化するよう
な監視箇所の状態基準の設定が可能となる、(2)判定
基準が自動で変化することにより、ユーザの判定基準の
再設定の手間がなくなる、等の効果が期待できる。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、順不同箇所指定手段により順不同に発生すること
を許容する複数の状態遷移を含む箇所を指定するととも
に、共通監視基準時間設定手段により、順不同箇所指定
手段により指定された箇所に含まれる複数の状態遷移に
対応する共通監視基準時間を設定し、異常監視手段は、
順不同箇所指定手段により指定された箇所においては該
箇所に含まれる複数の全ての状態遷移が終了するに要す
る時間と共通監視基準時間設定手段により設定された共
通監視基準時間を比較することにより異常を監視するよ
うに構成したので、各状態遷移が順不同に発生する箇所
を含む場合も含めて確実な異常監視が可能になる。
【0071】また、請求項2の発明では指定手段により
特定の状態遷移または状態遷移群を指定し、この指定さ
れた状態遷移または状態遷移群に対応する監視基準時間
を、所定の相関関数にしたがって動的に変更するように
構成したので、監視箇所相互に相関関係を有する箇所を
含む場合も含めて確実な異常監視が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のプログラマブルコントローラの一実
施例の全体構成を示したブロック図。
【図2】図1に示したRAMに記憶される判定基準デー
タのデータフォーマットの一例を示す図。
【図3】図2に示したデータフォーマットにおける入出
力の状態を示すデータの記憶の仕方を示す図。
【図4】図1に示した実施例の故障診断装置の故障診断
動作を説明するためのフローチャート。
【図5】図4に示したフローチャートのコピー処理の詳
細を説明するためのフローチャート。
【図6】図5に示したコピー処理によってRAMのワー
ク領域にコピーされたデータの一例を示す図。
【図7】故障診断機能をプログラマブルロジックコント
ローラ(PLC)の本体機能として実現したこの発明の
他の実施例を示すブロック図。
【図8】相関関係を有する箇所も含めて異常監視可能に
したこの発明の更に他の実施例を示すブロック図。
【図9】図8に示した実施例の故障診断装置の故障診断
動作を説明するためのフローチャート。
【図10】図8に示した実施例のプログラマブルロジッ
クコントローラ(PLC)の制御プログラムを記述する
ラダー回路の一例を示した図。
【図11】図10に示したラダー回路によって記述され
る制御プログラムによって制御される制御対象の動作を
示すタイムチャート。
【図12】図8に示した実施例のRAMに記憶される判
定基準データの一例を示す図。
【図13】遷移時間の相関関係を説明するためのグラ
フ。
【図14】図8に示した実施例のRAMに相関関係を記
憶した状態を示す判定基準データの一例を示す図。
【図15】従来の異常検知機能を付加したプログラマブ
ルコントローラの一例を示すブロック図。
【図16】図15に示した従来装置の故障診断動作を説
明するためのフローチャート。
【図17】図15に示した従来装置のRAMに記憶され
た判定基準データを示す図。
【図18】図15に示した従来装置の問題点を説明する
ための図。
【図19】図15に示した従来装置で制御プログラムを
記述するために用いるラダー図の一例を示す図。
【図20】図15に示した従来装置において入出力の状
態を示すデータをビットパターンで記憶した場合の問題
点を説明するための図。
【符号の説明】
10 故障診断装置 11 PLCデータインターフェース(PLCデータi
/f) 12 中央演算装置(CPU) 13 タイマ入 14 リードオンリィメモリ(ROM) 15 ランダムアクセスメモリ(RAM) 16 ランダムアクセスメモリ(RAM) 17 操作部インタフェース(操作部i/f) 18 システムバス 20 プログラマブルロジックコントローラ(PLC)
側システムバス 40 プログラマブルロジックコントローラ中央演算装
置ユニット(PLCCPUユニット) 41 入出力ユニットインターフェース(i/oユニッ
トi/f) 42 中央演算装置(CPU) 43 タイマ 44 リードオンリィメモリ(ROM) 45 ランダムアクセスメモリ(RAM) 46 ランダムアクセスメモリ(RAM) 47 操作部インタフェース(操作部i/f) 48 システムバス 50 プログラマブルロジックコントローラ入出力デー
タバス(PLCi/oデータバス) 60 故障診断装置 61 PLCデータインターフェース(PLCデータi
/f) 62 中央演算装置(CPU) 65a、65b、65c、66 ランダムアクセスメモ
リ(RAM) 67 操作部インタフェース(操作部i/f)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 城井 裕 京都市右京区花園土堂町10番地 オムロ ン株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−292202(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G05B 19/04 - 19/05

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正常制御時における入出力の各状態遷移
    に要する監視基準時間を設定する監視基準時間設定手段
    と、 制御対象の制御実行中における入出力の各状態遷移に要
    する時間を検出する時間検出手段と、 前記監視基準時間設定手段により設定された監視基準時
    間と前記時間検出手段により検出された各状態遷移に要
    する時間とを比較することにより異常を監視する異常監
    視手段と、 を具備したプログラマブルコントローラにおいて、 順不同に発生することを許容する複数の状態遷移を含む
    箇所を指定する順不同箇所指定手段と、 前記順不同箇所指定手段により指定された箇所に含まれ
    る複数の状態遷移に対応する共通監視基準時間を設定す
    る共通監視基準時間設定手段と、 を具備し、 前記異常監視手段は、 前記順不同箇所指定手段により指定された箇所において
    は該箇所に含まれる複数の全ての状態遷移が終了するに
    要する時間と前記共通監視基準時間設定手段により設定
    された共通監視基準時間を比較することにより異常を監
    視することを特徴とするプログラマブルコントローラ。
  2. 【請求項2】 正常制御時における入出力の各状態遷移
    に要する監視基準時間を設定する監視基準時間設定手段
    と、 制御対象の制御実行中における入出力の各状態遷移に要
    する時間を検出する時間検出手段と、 前記監視基準時間設定手段により設定された監視基準時
    間と前記時間検出手段により検出された各状態遷移に要
    する時間とを比較することにより異常を監視する異常監
    視手段と、 を具備したプログラマブルコントローラにおいて、 特定の状態遷移または状態遷移群を指定する指定手段
    と、 前記指定手段により指定された状態遷移または状態遷移
    に対応する前記監視基準時間設定手段により設定され
    た監視基準時間を前記特定の状態遷移または状態遷移群
    よりも前に存在した状態遷移または状態遷移群の観測時
    間に応じて変更する監視基準時間変更手段と、 を具備したことを特徴とするプログラマブルコントロー
    ラ。
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