JPH06158693A - 浄水機能付混合栓 - Google Patents

浄水機能付混合栓

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JPH06158693A
JPH06158693A JP31472192A JP31472192A JPH06158693A JP H06158693 A JPH06158693 A JP H06158693A JP 31472192 A JP31472192 A JP 31472192A JP 31472192 A JP31472192 A JP 31472192A JP H06158693 A JPH06158693 A JP H06158693A
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water
mixing
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mixing stopper
faucet
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Tomonobu Otsu
朋信 大津
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 混合栓機能と浄水器用水栓機能とを併せ持た
せることにより、操作性を向上させると共に、施行現場
でシンクに孔を開ける作業工程を省いた浄水機能付混合
栓を提供する。 【構成】 流入側に水用流入口2、湯用流入口3、浄水
用流入口25と流出側に共通の流出口4とを有すると共
に、電磁弁の開閉を制御するスイッチ26を備えた混合
栓本体24と、混合栓本体24の下流側に逆止弁、浄水
器、電磁弁の順に配置した周辺機器とを備え、用途上排
他的利用により、混合栓本体1のレバー6が通水側にあ
るときには電磁弁を閉じて混合栓機能により湯と水の流
量を制御し、止水側にあるときには電磁弁の開閉により
浄水の流量を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、混合栓に浄水機能を持
たせた浄水機能付混合栓に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、セラミック切換板を利用した1レ
バータイプのものが混合栓の主流となってきている。
又、浄水器を流し台の内部に設置し、浄水器専用の水栓
を一般の水栓の周辺に併設して使用する流し台組込み型
の浄水器も普及しつつある。
【0003】ここで、本発明において原水とは、浄水器
で浄化されていない場合を指し、その状態が湯であるか
水であるかは問わない。
【0004】以下、セラミック切換板を利用した従来の
混合栓の構成について説明する。図4は従来の混合栓の
通水状態を示す断面図であり、図5は従来の混合栓の止
水状態を示す断面図である。
【0005】図4、図5において、混合栓1は流入側に
水用流入口2と湯用流入口3を、流出側に流出口4をそ
れぞれ備えており、流出口4から流出した水、湯あるい
は湯と水の混合水は吐出管5から吐出する。湯と水の混
合及び通水、止水は、レバー6を回転軸7に対して左
右、あるいは上下に移動させることにより、レバー6に
連動する移動側セラミック板8が移動して固定側セラミ
ック板9の水路を開閉することにより行われる。
【0006】図4に示すようにレバー6を押し下げて通
水側に移動すると、移動側セラミック板8と固定側セラ
ミック板9とで構成されるセラミック切換板の間に水路
が形成され、矢印のような流路を辿り吐出管5より吐出
する。図5に示すようにレバー6を押し上げて止水側に
移動すると、移動側セラミック板8は固定側セラミック
板9の流入口を塞ぎ水路を遮断する。
【0007】図6は従来の混合栓におけるセラミック切
換板の移動側セラミック板8と固定側セラミック板9と
の関係を模式的に示した平面図である。図6において、
レバー6を回転軸7(図4参照)に対して左右に回転さ
せると、連動する移動側セラミック板8もこれに追随す
る。これに伴い、点線で示す移動側セラミック板8側の
孔10と、固定側セラミック板9側の水用流入孔11及
び湯用流入孔12並びに水と湯の流出孔13とで構成す
るそれぞれの水路の口径が変化し、吐出管5から吐出す
る水温を調整することができる。
【0008】次に、このような混合栓に流し台組込み型
の浄水器を取付けた場合について説明する。
【0009】図7は従来の混合栓に流し台組込み型の浄
水器を取付けた状態を示す概略構成図である。図7にお
いて、浄水器14の内部には濾材として活性炭及び一般
の細菌を瀘過する多孔質中空系膜が詰め込まれており、
浄水器14の流入口15には混合栓1の水用配管16と
継手17で分岐された原水流入管18が接続され、流出
口19には浄水器用水栓20に接続された浄水流出管2
1が接続されている。浄水器用水栓20のレバー22を
傾けると、原水が原水流入管18、流入口15を通って
浄水器14に流入する。浄水器14内では、まず活性炭
により原水中の残留塩素が吸着され、次いで中空系膜に
より鉄錆等のにごりの成分及び一般細菌等が除去され
る。このようにして原水は浄水器14で浄化され、流出
口19、浄水流出管21を通って浄水器用水栓20から
吐出する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、以上の
ような、従来の混合栓に流し台組込み型の浄水器を取付
けた構成では、流し台のシンク23に混合栓1を取付け
る孔は流し台の製造工程で開けられるが、浄水器用水栓
20の孔は流し台を設置する現場で施工業者によって開
けられている。このため、浄水器用水栓20の孔を開け
る工程でシンク23を傷付けたり、孔を開ける位置がず
れたりすることもあり施工上の問題点となっていた。
又、混合栓1と浄水器用水栓20の双方が必要となるの
で操作性自体もあまり良くなく、加えて、費用が嵩むの
で流し台組込み型の浄水器の普及が芳しくないという問
題点も存在していた。
【0011】本発明は、以上の問題点を解決し、混合栓
機能と浄水器用水栓機能とを併せ持たせることにより、
操作性を向上させると共に、施行現場でシンクに孔を開
ける作業工程を省いた浄水機能付混合栓を提供すること
を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに本発明は、流入側に水、湯、浄水それぞれの流入口
と流出側に共通の流出口とを有すると共に、電磁弁の開
閉を制御するスイッチを備えた混合栓本体と、混合栓本
体の下流側に逆止弁、浄水器、電磁弁の順に配置した周
辺機器とを備え、用途上排他的利用により、混合栓本体
のレバーが通水側にあるときには電磁弁を閉じて混合栓
機能により湯と水の流量を制御し、止水側にあるときに
は電磁弁の開閉により浄水の流量を制御する。
【0013】
【作用】この構成により、混合栓本体だけで混合栓機能
と浄水器用水栓機能とを併せ持つので、操作性が向上す
ると共に施行現場でシンクに孔を開ける作業工程を省け
る。
【0014】
【実施例】以下、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明するが、従来例と同一の部分は同一の番号を付し重
複説明は省略する。
【0015】図1は本発明の浄水機能付混合栓の止水状
態における混合栓本体の断面図であり、図2は本発明の
浄水機能付混合栓の概略構成図、そして図3は本発明の
浄水機能付混合栓の通水状態における混合栓本体の断面
図である。
【0016】まず、本発明の大要を図1、図2を参照し
て説明する。図1において、レバー6は押し上げられて
いるので混合栓本体24の混合栓機能は止水状態にあ
り、この止水状態においては流出口4に直結した浄水用
流入口25から流入する浄水だけが吐出管5から吐出可
能である。浄水用流入口25から流入する浄水の流量の
調整は、スイッチ26の操作により信号線27に繋った
電磁弁28(図2参照)の開閉を制御することにより行
われる。又、レバー6を押し下げれば混合栓本体24の
混合栓機能は通水状態にあり、この通水状態においては
電磁弁28を閉鎖し、浄水用流入口25から浄水が流入
しないようにして混合栓機能を利用する。
【0017】このように混合栓本体24に混合栓機能と
浄水器用水栓機能とを併せ持たせたので、操作性が向上
すると共にシンク23(図2参照)にも従来と同様に予
め1つ孔を開けておくだけで良い。
【0018】以下、図1、図2に加え図3を参照して本
発明の浄水機能付混合栓の詳細を説明する。
【0019】図1、図2において、レバー6が押し上げ
られた混合栓本体24の混合栓機能は止水状態にあり、
水用流入口2と湯用流入口3とは末端においてそれぞれ
の水路が移動用セラミック板8により閉鎖されている。
このため、流出口4に直結した浄水用流入口25から流
入する浄水だけが吐出管5から吐出可能である。浄水用
流入口25から流入する浄水の流量の調整は、スイッチ
26の操作により信号線27に繋った電磁弁28の開閉
を制御することにより行われる。電磁弁28は原水流入
管18の流路に設けられており、この電磁弁28の開閉
により浄水器14に流入する原水の流量を制御する。浄
水器14から流出した浄水は、浄水流出管21、逆止弁
29通過して浄水用流入口25へ流入し吐出管5から吐
出する。
【0020】図3において、レバー6が押し下げられた
混合栓本体24の混合栓機能は通水状態にあり、水用流
入口2と湯用流入口3とは末端においてそれぞれの水路
が移動用セラミック板8により開通している。この通水
状態においては電磁弁28を閉鎖し、浄水用流入口25
から浄水が流入しないようにして混合栓機能を利用す
る。流出口4から浄水用流入口25へと逆流して浄水器
14側へ向かう原水は、逆止弁29で防止され浄水器1
4側には到達しない。ここで、電磁弁28を開放したま
ま使用しても悪くはないが、原水にわざわざ浄水を混ぜ
る必要もないので、浄水用水栓機能と混合栓機能とは用
途上排他的に利用する。
【0021】このように本発明の浄水機能付混合栓は、
混合栓本体24の下流側に周辺機器を逆止弁29、浄水
器14、電磁弁28の順に配置することにより混合栓本
体24に混合栓機能と浄水器用水栓機能とを併せ持たせ
た。このため、操作性が向上すると共に、シンク23に
製造工程で開けた従来の混合栓1用の孔を利用できるの
で施行現場での孔開け作業が不要となり、施工の簡略化
を実現できる。
【0022】以上の説明においては、混合栓機能を1レ
バータイプのもので操作することを前提とした。しかし
ながら、本発明における混合栓機能は必ずしも1レバー
タイプのもので操作する必要はなく、例えば水用と湯用
の2つの蛇口で操作するタイプのものにも適用できる。
【0023】
【発明の効果】本発明の浄水機能付混合栓は、流入側に
水、湯、浄水それぞれの流入口と流出側に共通の流出口
とを有すると共に、電磁弁の開閉を制御するスイッチを
備えた混合栓本体と、混合栓本体の下流側に逆止弁、浄
水器、電磁弁の順に配置した周辺機器とを備え、用途上
排他的利用により、混合栓本体のレバーが通水側にある
ときには電磁弁を閉じて混合栓機能により湯と水の流量
を制御し、止水側にあるときには電磁弁の開閉により浄
水の流量を制御する。
【0024】この構成により、混合栓本体だけで混合栓
機能と浄水器用水栓機能とを併せ持つので、操作性が向
上すると共に施行現場でシンクに孔を開ける作業工程を
省ける。
【0025】更に、混合栓機能と浄水機能とを排他的に
使用するので、もし浄水機能が故障しても混合栓機能は
通常通り使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の浄水機能付混合栓の止水状態における
混合栓本体の断面図
【図2】本発明の浄水機能付混合栓の概略構成図
【図3】本発明の浄水機能付混合栓の通水状態における
混合栓本体の断面図
【図4】従来の混合栓の通水状態を示す断面図
【図5】従来の混合栓の止水状態を示す断面図
【図6】従来の混合栓におけるセラミック切換板の移動
側セラミック板と固定側セラミック板との関係を模式的
に示した平面図
【図7】従来の混合栓に流し台組込み型の浄水器を取付
けた状態を示す概略構成図
【符号の説明】
1 混合栓 2 水用流入口 3 湯用流入口 4 流出口 5 吐出管 6 レバー 7 回転軸 8 移動側セラミック板 9 固定側セラミック板 10 孔 11 水用流入孔 12 湯用流入孔 13 流出孔 14 浄水器 15 流入口 16 水用配管 17 継手 18 原水流入管 19 流出口 20 浄水器用水栓 21 浄水流出管 22 レバー 23 シンク 24 混合栓本体 25 浄水用流入口 26 スイッチ 27 信号線 28 電磁弁 29 逆止弁

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】流入側に水、湯、浄水それぞれの流入口と
    流出側に共通の流出口とを有すると共に、電磁弁の開閉
    を制御するスイッチを備えた混合栓本体と、混合栓本体
    の下流側に逆止弁、浄水器、電磁弁の順に配置した周辺
    機器とを備え、混合栓本体の混合栓機能が通水状態にあ
    るときには混合栓機能により湯と水の流量を制御し、止
    水状態にあるときには電磁弁の開閉により浄水の流量を
    制御することを特徴とする浄水機能付混合栓。
JP31472192A 1992-11-25 1992-11-25 浄水機能付混合栓 Expired - Fee Related JP3340160B2 (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006052743A (ja) * 2004-08-09 2006-02-23 Kyocera Corp 水栓
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US10675573B2 (en) 2015-01-22 2020-06-09 Culligan International Company Remote control faucet filter system

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