JPH0615697Y2 - アルバム用写真取り付け具 - Google Patents

アルバム用写真取り付け具

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JPH0615697Y2
JPH0615697Y2 JP1988023164U JP2316488U JPH0615697Y2 JP H0615697 Y2 JPH0615697 Y2 JP H0615697Y2 JP 1988023164 U JP1988023164 U JP 1988023164U JP 2316488 U JP2316488 U JP 2316488U JP H0615697 Y2 JPH0615697 Y2 JP H0615697Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
album
photo
sheet base
mount
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988023164U
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English (en)
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JPH01127883U (ja
Inventor
正 松口
昇 松口
Original Assignee
大松化学工業株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 大松化学工業株式会社 filed Critical 大松化学工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はアルバム用写真取り付け具に関し、特に写真
をアルバム台紙に取り付けるためのアルバム写真取り付
け具に関する。
(従来の技術) この考案の背景となる従来のアルバムには、厚手の紙か
らなるアルバム台紙を有するものがあった。このアルバ
ムでは、写真がアルバム台紙上に糊付けされる。また、
別のアルバムには、アルバム台紙の表面上に接着剤層が
形成され、その接着剤層にアルバム台紙とほぼ同じ大き
さのたとえば熱可塑性合成樹脂からなる透明シートが着
剥自在に仮着されているものがあった。このアルバムで
は、写真を接着剤層と透明シートとの間に貼付すること
ができる。
実開昭48−20523号公報には、この考案の背景と
なる従来の貼着コーナーが開示されている。この従来の
貼着コーナーは、熱可塑性合成フィルムからなる矩形の
台版の裏面に、感圧性粘着剤を塗布したセパレータを剥
離自在に貼着し、さらに、台版の表面に貼着剤および剥
離剤を介して矩形の表版を積層して、その表版の2辺を
融着したものである。この貼着コーナーでは、それをア
ルバム台紙上に複数個貼付し、それらの台版と表版との
間の挟込部に写真の角部が挿入されることにより、写真
がアルバムに取付けられる。
また、実開昭55−146275号公報には、3角形の
袋部を有する従来の他のコーナーが開示されている。こ
のコーナーでも、それをアルバム台紙上に複数個貼付
し、それらの袋部に写真の角部を挿入することによっ
て、写真がアルバムに取付けられる。
さらに、実開昭48−41324号公報および実開昭5
9−9866号公報には、この考案の背景となる従来の
写真貼付用袋およびファイルが開示されている。この従
来の写真貼付用袋およびファイルは、紙からなる矩形の
基板(台紙)の上に、プラスチックからなる矩形の透明
板(フィルム)を重合し、開口部を残すようにしてその
3辺の端縁を接着したものである。この従来の写真貼付
用袋およびファイルでは、それらをアルバム台紙上に複
数個貼付し、その袋部に写真全体を挿入することによっ
て、写真をアルバムに取付けることができる。
さらに、実開昭48−21721号公報には、この考案
の背景となる従来のさらに別のアルバムが開示されてい
る。このアルバムは、透明フィルムまたはシートで開口
部を有する収納袋を形成すると共に、その収納袋の裏面
中央に設けた感圧接着剤層で収納袋をアルバム台紙に貼
着したものである。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、写真をアルバム台紙上に糊付けするかあ
るいは接着剤層に貼付するタイプのアルバムでは、写真
を貼付けた後剥離するということを何回も行えば、写真
が損傷してしまう場合があつた。しかも、アルバム台紙
上に貼付された写真の周辺部に、たとえば写真の撮影年
月日,撮影場所および写真に関する説明などの記入事項
を簡単に記入することができなかった。
また、実開昭48−20523号公報,実開昭55−1
46275公報,実開昭48−41324号公報および
実開昭59−9866号公報に開示されている従来技術
では、それらを用いて写真をアルバム台紙上に取付けた
場合、その取付けられた写真の周辺部に記入事項を記入
することはできるが、記入された記入事項の部分が露出
しているため、たとえば人間の手の汗などで、その記入
事項が汚損される恐れがあった。
一方、実開昭48−21721号公報に開示されたアル
バムでは、アルバム台紙上に取付けた写真の周辺部に記
入事項を記入することができ、かつ、その記入事項の部
分を写真の収納袋の感圧接着剤層が設けられていない部
分で覆うことができる。そのため、記入事項の汚損を防
止できる。
しかし、この実開昭48−21721号公報に開示され
たアルバムでは、収納袋に写真を収納した場合、収納さ
れた写真により記入された記入事項が隠蔽されてしまう
部分があった。さらに、隠蔽されない部分にあっても、
写真の周辺のアルバム台紙上に記入された記入事項は、
収納袋を構成する2枚の透明フィルムまたはシートの上
から目視されるため、その記入事項が鮮明に目視するこ
とができなかった。
それゆえに、この考案の主たる目的は、写真を損傷する
ことなく取り外すことができ、また、写真を取付けるべ
き部分の周辺に、たとえば撮影年月日等を簡単に記入す
ることができ、かつ、その記入部分が隠蔽されることも
なく、さらに、その記入部分の汚損を防止することがで
きる、アルバム用写真取り付け具を提供することであ
る。
(課題を解決するための手段) この考案は、剥離台紙と、その一方主面に形成される感
圧接着剤層で剥離台紙の表面に着剥自在に仮着される矩
形のシート基材と、シート基材よりも大きく形成され、
シート基材の他方主面に重ねてシート基材の1辺を除く
周縁部で、シート基材と接着される透明シート部材とを
含み、透明シート部材は、シート基材の一端縁より外側
に延長されるように配置された、アルバム用写真取り付
け具である。
(作用) シート基材を剥離台紙から剥離して感圧接着剤層でアル
バム台紙上に貼付し、シート基材と透明シート部材との
間に写真を挿入することにより、写真をアルバム台紙に
取付けることができる。
この場合、矩形のシート基材の1辺を除く周縁部におい
て、シート基材と透明シート部材とが接着されるため、
シート基材と透明シート部材との間には、その1辺側に
開口を有する収納部が形成される。写真は、シート基材
と透明シート部材との間に収納される。また、取付けら
れた写真の周辺部のアルバム台紙表面には、たとえば撮
影場所等の記入事項が記入され得る。
さらに、透明シート部材がシート基材の一端縁より外側
に延長されるように配置されるため、その延長部分の下
方に位置する台紙の表面に記入された撮影年月日等の記
入事項は、透明シート部材の延長部分によって保護され
る。
(考案の効果) この考案によれば、写真を損傷することなく取り外すこ
とができ、また、写真を取付けるべき部分の周辺に、た
とえば撮影年月日等を簡単に記入することができ、か
つ、その記入部分が隠蔽されることもなく、さらに、そ
の記入部分の汚損を防止することができる、アルバム用
写真取り付け具が得られる。
この考案の上述の目的,その他の目的,特徴および利点
は、図面を参照して行う以下の実施例の詳細な説明から
一層明らかとなろう。
(実施例) 第1A図はこの考案の一実施例を示す要部平面図であ
り、第1B図は第1A図の線IB−IBにおける断面図
である。この実施例のアルバム用写真取り付け具10
は、たとえばシリコン等の離型剤を塗布した紙やポリプ
ロピレンなどの合成樹脂からなる剥離台紙12を含む。
この剥離台紙12の表面には、たとえばポリエチレン,
ポリエステル、ポリスチレンおよびポリ塩化ビニルなど
の熱可塑性合成樹脂からなる矩形のシート基材16が仮
着される。この場合、シート基材16は、その裏面に形
成されたたとえば感圧接着剤からなる接着剤層14によ
って、剥離台紙12の表面に仮着される。
この実施例では、シート基材16が、台紙12上に取付
けられる写真よりも大きく形成される。
このシート基材16の表面には、たとえば矩形の透明シ
ート部材18が接着される。透明シート部材18は、シ
ート基材16よりも大きく形成される。透明シート部材
18は、その幅がシート基材16の幅とほぼ同じに形成
され、その長さがシート基材16の長さよりも長く形成
される。透明シート部材18は、たとえばポリエチレ
ン,ポリエステル,ポリスチレンおよびポリ塩化ビニル
などの熱可塑性合成樹脂で形成される。
透明シート部材18は、その長手方向の一端部がシート
基材16の長手方向の一端部と重なり合うように、シー
ト基材16の表面に重ねられ、シート基材16の長手方
向の一方の辺を除く3辺の周縁部分で、シート基材16
に接着される。
この場合、透明シート部材18の長手方向の他端側がシ
ート機材16の長手方向の他端よりも外側に延長される
ように配置されている。また、透明シート部材18は、
たとえばヒートシール法,溶断シール法,超音波シール
法などによる熱融着法、あるいは、接着剤によって、シ
ート基材16の3辺の周縁部分に接着される。
したがって、この実施例では、シート基材16と透明シ
ート部材18との間に、開口を有する収納部20が形成
される。さらに、透明シート部材18には、その長手方
向の他端側に、突出部22が形成される。
このアルバム用写真取り付け具10では、着剥自在に仮
着されたシート基材16が剥離台紙12から剥がされ、
第2A図および第2B図に示すように、たとえば紙から
なる矩形のアルバム台紙40の上に貼付され、貼付され
たアルバム用写真取り付け具10の収納部20に写真3
0を挿入することにより、写真30をアルバム台紙40
上に簡単に取付けることができ、その写真30の表面全
体を透明シート部材18で保護することができる。さら
に、取付けられた写真30を簡単に取り外すことができ
る。この場合、写真の取付け・取り外しは、何回繰り返
されて行われても、写真を損傷したり汚したりすること
がない。
また、この取付けられた写真30の周辺部分のアルバム
台紙40の表面には、たとえば写真の撮影年月日,撮影
場所および写真に関する説明などの記入事項を記入する
ことができる。
さらに、このアルバム用写真取り付け具10では、透明
シート部材18の突出部22の下方に位置するアルバム
台紙40の表面に記入した記入事項を、その突出部22
で保護することができ、たとえば使用者の手の汗などに
よる汚損を防止することができる。しかも、この場合、
アルバム用写真取り付け具10の収納部20に収納され
た写真によって、記入事項が隠蔽されることがない。
上述の実施例では、透明シート部材18の形状を矩形の
ものとしたが、透明シート部材の形状は、多角形,円形
その他の形状に形成されてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図は、この考案の一実施例を示す要部平面図であ
り、第1B図は、第1A図の線IB−1Bにおける断面
図である。 第2A図は、第1A図および第1B図に示される実施例
のシート基材などをアルバム台紙に貼付した状態を表す
要部平面図であり、第2B図は第2A図の線IIB−IIB
における断面図である。 図において、10はアルバム用写真取り付け具、12は
剥離台紙、14は接着剤層、16はシート基材、18は
透明シート部材、20は収納部、22は突出部、30は
写真、40はアルバム台紙を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】剥離台紙、 その一方主面に形成される感圧接着剤層で前記剥離台紙
    の表面に着剥自在に仮着される矩形のシート基材、およ
    び 前記シート基材よりも大きく形成され、前記シート基材
    の他方主面に重ねて前記シート基材の1辺を除く周縁部
    で、前記シート基材と接着される透明シート部材を含
    み、 前記透明シート部材は、前記シート基材の一端縁より外
    側に延長されるように配置された、アルバム用写真取り
    付け具。
JP1988023164U 1988-02-23 1988-02-23 アルバム用写真取り付け具 Expired - Lifetime JPH0615697Y2 (ja)

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JP1988023164U JPH0615697Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 アルバム用写真取り付け具

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JP1988023164U JPH0615697Y2 (ja) 1988-02-23 1988-02-23 アルバム用写真取り付け具

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Publication Number Publication Date
JPH01127883U JPH01127883U (ja) 1989-08-31
JPH0615697Y2 true JPH0615697Y2 (ja) 1994-04-27

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ID=31241929

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4820523U (ja) * 1971-07-16 1973-03-08
JPS4821721U (ja) * 1971-07-21 1973-03-12
JPS4841324U (ja) * 1971-09-17 1973-05-26
JPS55146275U (ja) * 1979-04-06 1980-10-21
JPS599866U (ja) * 1982-07-09 1984-01-21 中津紙工株式会社 剥離紙を用うるフアイル

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JPH01127883U (ja) 1989-08-31

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