JPH06156924A - エレベーターの改造方法 - Google Patents

エレベーターの改造方法

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JPH06156924A
JPH06156924A JP30901392A JP30901392A JPH06156924A JP H06156924 A JPH06156924 A JP H06156924A JP 30901392 A JP30901392 A JP 30901392A JP 30901392 A JP30901392 A JP 30901392A JP H06156924 A JPH06156924 A JP H06156924A
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JP
Japan
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electric wire
connectors
signal device
new
wire
Prior art date
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Pending
Application number
JP30901392A
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English (en)
Inventor
Toshihiro Nakagawa
敏博 中川
Katsuhiro Inoue
勝博 井上
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Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Building Systems Engineering and Service Co Ltd
Hitachi Building Systems Engineering Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 エレベーターの連続停止時間を短くすると共
に、作業不良の要因を排除することができるエレベータ
ーの改造方法を提供する。 【構成】 新設据付電線25の先端に設けるコネクタ1
0a〜10fは電線管6を通過可能なコネクタに分割す
ると共に、コネクタ10a〜10fまでの新設据付電線
25のそれぞれの芯線25aの長さを変えて電線管6に
通線しやすくし、電線管6を通した新設据付電線25の
コネクタ10a〜10fと、新設信号装置50の接続電
線21の各芯線21aにそれぞれ設けられたコネクタ1
0a’〜10f’とを対応させて互いに接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーターの改造方法
に係わり、特に機械室に設けた制御装置と乗り場に設け
た信号装置等の改修を行なうエレベーターの改造方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】一般にエレベーターにおいては、その老
朽化に伴つて制御装置や信号装置等の一部あるいは全部
を取り換える改修が行なわれている。例えば、その改造
方法は特開昭61−243672号公報等で紹介されて
いるが、これを図3乃至図6を用いて説明する。
【0003】図3はエレベーター乗り場の正面図であ
り、図4は図3のIV−IV線に沿つた断面図である。
乗り場の壁1に嵌め込んだ三方枠2に対応して乗り場戸
3が設けられ、乗り場戸3は開閉可能に構成されてい
る。また、この三方枠2の側方の壁1には、詳細を図5
に示す乗り場インジケータと称する信号装置5が設けら
れている。この信号装置5は、図5に示すように壁1に
埋め込んだ箱5b内に器具5cが収納されており、器具
5cの表面にはフエースプレート5aが固着され、器具
5cの裏面側には端子5dと共に既設据付電線7の一端
が接続されている。既設据付電線7は、信号装置5の裏
面の壁1を貫通した部分に挿入した既設配管である電線
管6を介して昇降路4に沿つて導出され、図示しない機
械室に設けた制御盤に接続されている。
【0004】図6は従来のエレベーターの改造方法によ
る新設信号装置50と新設据付電線20との接続作業中
を示す斜視図である。既設信号装置5や既設据付電線7
を撤去した後、図示しない機械室内の制御盤から昇降路
4に沿つて導出した新設据付電線20の端部を電線管6
を介して乗り場側に導出させる。新設信号装置50は裏
面から付属電線21が導出されていて、その先端にはコ
ネクタ10aが取り付けられている。このコネクタ10
aには、一端にコネクタ10aと係合するコネクタ10
bが予め接続された接続電線30が接続されている。次
に、電線管6を貫通させた新設据付電線20と、新設信
号装置50に接続されている接続電線30とを、対応す
る芯線毎に端子60で接続した後、新設信号装置50を
箱5bに取り付けて改修作業を終えていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来のエレベーターの
改造方法は上述のように行なつていたため、据付電線の
交換を始めたら信号装置の交換を完了するまでエレベー
ターの運転を停止しなければならず、しかも、新設据付
電線20と接続電線30の芯線毎の端子60による接続
は1階床で20本程度必要であるから、全階床の接続作
業が完了するまでに多くの時間が必要となり、エレベー
ターの連続停止時間が長くなつてしまう。また端子60
による新設据付電線20と接続電線30の芯線毎の接続
は、特殊な圧着工具を必要とし、それぞれの電線番号を
照合しながらの作業となるため、作業不良を発生させる
要因となる危険があつた。
【0006】本発明の目的とするところは、連続停止時
間を短くすると共に、作業不良の要因を排除することが
できるエレベーターの改造方法を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、乗り場に設けた信号装置と機械室に設けた
制御装置間を、昇降路に設けた据付電線によつて接続し
て成り、少なくとも上記信号装置および上記据付電線を
交換し、新設据付電線の一端を上記信号装置の背後の電
線管に通し、その後、この一端を新設信号装置の接続電
線と接続するエレベーターの改造方法において、上記新
設据付電線は上記一端の芯線に複数のコネクタを接続す
ると共に、上記各コネクタまでの各芯線の長さを変えた
状態で上記電線管に通し、また上記新設信号装置の上記
接続電線に複数のコネクタを設け、その後、上記新設据
付電線に接続した上記各コネクタと、上記接続電線に設
けた複数のコネクタとを対応させて接続したことを特徴
とする。
【0008】
【作用】本発明によるエレベーターの改造方法は上述の
如く少なくとも電線管を通す際に、新設据付電線のそれ
ぞれのコネクタまでの長さを変えるようにしているた
め、予め新設据付電線に複数のコネクタを接続しておく
にも拘らず、信号装置の裏面に形成した電線管を、例え
ばコネクタを一つずつ容易に通過させることができ、ま
た新設信号装置と新設据付電線との接続はコネクタ同志
の接続となるので、接続間違いをすることもなく作業時
間の短縮を図つてエレベーターの連続停止時間を短くす
ることができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面によつて説明す
る。図1は本発明の一実施例によるエレベーター信号装
置の改造方法による新設信号装置と新設据付電線との接
続状態を示す斜視図である。新設信号装置50にはフエ
ースプレート50aの裏面側に器具50cが固着されて
おり、この器具50cには各芯線21aの端にそれぞれ
コネクタ10a’,10b’,10c’,10d’,1
0e’,10f’を接続した接続電線21の一端が接続
されている。これら各コネクタ10a’〜10f’に接
続された芯線21aの長さは、図示のように順次異なつ
ている。一方、機械室に設けた制御装置に一端を接続し
た新設据付電線25の他端は、新設信号装置50の収納
部の裏面に形成した穴に埋め込んだ電線管6内を通つて
新設信号装置50の収納部に導かれ、その導入端はそれ
ぞれ異なる長さの芯線25aに成されて、それぞれの先
端にコネクタ10a,10b,10c,10d,10
e,10fが接続されている。図からも分かるように、
コネクタ10aはコネクタ10a’に対応し、コネクタ
10bはコネクタ10b’に対応するというように順次
対応しており、これら対応するコネクタ同志の芯線の長
さはそれぞれほぼ等しくされている。
【0010】図5は、改修工事を行なう前のエレベータ
ー信号装置を示す乗り場壁の縦断面図である。乗り場壁
1の収納部5bに嵌め込んだ既設信号装置5の端子5d
には、図示しない機械室内の制御装置に一端を接続する
と共に電線管6を介して導入した既設据付電線7の他端
が接続されている。
【0011】このような構成のエレベーター信号装置に
おいて、既設信号装置5と既設据付電線7を交換する場
合、先ずフエースプレート5aを取り外して収納部5b
から既設信号装置5を取り出し、既設据付電線7の一端
を端子5dの所で切断して既設据付電線7と既設信号装
置5を分離し、昇降路4側から既設据付電線7を電線管
6から引き抜き撤去すると共に、電線管6は乗り場壁1
に埋設されている部分のみ残して除去する。
【0012】その後、図2に示すように新設据付電線2
5を昇降路4に沿つて配設し、新設据付電線25の一
端、つまり信号装置側の端を電線管6に通す。機械室に
設けた制御装置に一端を接続した新設据付電線25の他
端は、予めそれぞれ異なる長さの芯線25aにされて、
それぞれの先端にコネクタ10a〜10fが接続されて
いるが、この新設据付電線25の信号装置側端が電線管
6を通過しやすいように、例えば階床数に応じたコネク
タ10a〜10fに分割すると共に、それぞれの芯線2
5aの長さを違えており、望ましくは新設据付電線25
のコネクタ10a〜10fの近傍を昇降路4側でビニー
ルテープ等で一体化させて相互に干渉するのを防止して
おくと良い。このような新設据付電線25の他端は容易
に電線管6に通すことができ、作業時間を従来の場合よ
りも短縮することができる。
【0013】その後、図1に示すように新設信号装置5
0と新設据付電線25の接続作業を行なう。つまり、新
設信号装置50の裏面側に固着された器具50cから接
続電線21を介してコネクタ10a’〜10f’が引き
出されているので、このコネクタ10a’と、新設据付
電線25の一端に接続されているコネクタ10aとを接
続し、同様にしてコネクタ10f’とコネクタ10fの
接続というように順次接続を行なう。このコネクタ同志
の接続を考慮して、予め対応するコネクタの芯線の長さ
を合わせているため、芯線21a,25aの長さの合う
コネクタ同志を接続すれば所定の接続が完了し、この点
でも作業時間を従来の場合よりも一層短縮することがで
きる。最後に、フエースプレート50aを図示しないボ
ルト等によつて収納部5bに取り付ける。新設信号装置
50は電子部品技術の改善によつて既設信号装置よりも
薄型で小型になつているので、収納部5bの内部にコネ
クタ10a,10cを何等支障無く収納することができ
る。
【0014】尚、上記の実施例では、接続電線21およ
び新設据付電線25の接続側端にそれぞれコネクタ10
a’〜10f’,10a〜10fを接続するのに際し
て、その芯線21a,25aの長さをそれぞれ異ならせ
て対応させたが、芯線25aの長さを全て同じにし、電
線管6に新設据付電線25を通す場合、その接続側端の
各コネクタ10a〜10fが図2に示すような位置関係
になるように各芯線の途中を折り曲げ、その部分をビニ
ールテープ等で止めて長さが異なるようにしても同様の
効果が得られる。しかし、図1に示す実施例の如く予め
芯線21a,25aの長さを異ならせるようにした場
合、上述の作業は不要であり、またその後の接続電線2
1との接続においても接続相手を判別するのが容易であ
るから、エレベーターの連続停止時間を短縮する上では
望ましい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、新設据付
電線の信号装置側に複数のコネクタを予め取り付けてお
くと共に、各コネクタまでのそれぞれの長さを変えた状
態で電線管に通し、その後、この新設据付電線に接続し
た各コネクタと、新設信号装置に設けた複数のコネクタ
とを互いに接続するようにしたため、これらコネクタは
予め接続しておいても、新設据付電線に接続した各コネ
クタを電線管に通すことができ、従来のようにこれら両
者間の複雑で面倒な接続作業が不要となり、接続におけ
る作業不良もなくなると共に作業を短時間で行なうこと
ができるので、エレベーターの連続停止時間を短縮する
ことができる。
【0016】また本発明は、新設据付電線の信号装置側
にそれぞれ芯線の長さを異ならせて複数のコネクタを予
め取り付けておき、また新設信号装置の接続電線の各芯
線の長さを新設据付電線の各芯線の長さに対応させて変
えて複数のコネクタを設け、その後、対応する長さのコ
ネクタ同志を接続するようにしたため、上述したように
コネクタを電線管に通すのが容易になると共に、両コネ
クタ同志を対応する長さ毎に容易に接続することがで
き、一層、作業時間を短縮して、エレベーターの連続停
止時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるエレベーターの改造方
法による新設信号装置と新設据付電線の接続作業中を示
す乗り場壁の縦断面図である。
【図2】本発明の一実施例によるエレベーターの改造方
法による改造途中状態を示す乗り場壁の縦断面図であ
る。
【図3】一般的なエレベーターの乗り場の正面図であ
る。
【図4】図3のIV−IV線に沿つた断面図である。
【図5】図3のV−V線に沿つた断面図である。
【図6】従来のエレベーターの改造方法による新設信号
装置と新設据付電線の接続作業中を示す乗り場壁の縦断
面図である。
【符号の説明】
4 昇降路 5 既設信号装置 7 既設据付電線 10a〜10f,10a’〜10f’ コネクタ 21 接続電線 25 新設据付電線 21a,25a 芯線 50 新設信号装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗り場に設けた信号装置と機械室に設け
    た制御装置間を、昇降路に設けた据付電線によつて接続
    して成り、少なくとも上記信号装置および上記据付電線
    を交換し、新設据付電線の一端を上記信号装置の背後の
    電線管に通し、その後、この一端を新設信号装置の接続
    電線と接続するエレベーターの改造方法において、上記
    新設据付電線は上記一端の芯線に複数のコネクタを接続
    すると共に、上記各コネクタまでの各芯線の長さを変え
    た状態で上記電線管に通し、また上記新設信号装置の上
    記接続電線に複数のコネクタを設け、その後、上記新設
    据付電線に接続した上記各コネクタと、上記接続電線に
    設けた上記各コネクタとを対応させて接続したことを特
    徴とするエレベーターの改造方法。
  2. 【請求項2】 乗り場に設けた信号装置と機械室に設け
    た制御装置間を、昇降路に設けた据付電線によつて接続
    して成り、少なくとも上記信号装置および上記据付電線
    を交換し、新設据付電線の一端を上記信号装置の背後の
    電線管に通し、その後、この一端を新設信号装置の接続
    電線と接続するエレベーターの改造方法において、上記
    新設据付電線は上記一端の各芯線の長さを変えて複数の
    コネクタを接続すると共に、この状態で上記一端を上記
    電線管に通し、また上記新設信号装置の上記接続電線の
    各芯線の長さを上記新設据付電線の上記各芯線の長さに
    対応させて変えて複数のコネクタを設け、その後、対応
    する上記接続電線に設けた複数のコネクタと、上記新設
    据付電線に接続した複数のコネクタとを接続したことを
    特徴とするエレベーターの改造方法。
JP30901392A 1992-11-18 1992-11-18 エレベーターの改造方法 Pending JPH06156924A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015168527A (ja) * 2014-03-07 2015-09-28 株式会社日立製作所 エレベーター装置

Cited By (1)

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