JP3136244B2 - 配電盤ユニットの固定装置 - Google Patents

配電盤ユニットの固定装置

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JP3136244B2 JP06286765A JP28676594A JP3136244B2 JP 3136244 B2 JP3136244 B2 JP 3136244B2 JP 06286765 A JP06286765 A JP 06286765A JP 28676594 A JP28676594 A JP 28676594A JP 3136244 B2 JP3136244 B2 JP 3136244B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基板および基板側コ
ネクタが配置された配電盤ユニットを装置本体に着脱可
能で、しかも当該配電盤ユニットを装置本体内に収納
し、固定保持することができる配電盤ユニットの固定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】配電盤ユニットは所定位置に配置された
基板により構成されており、固定装置の本体内に収納さ
れた固定金具およびネジなどからなる固定ユニット(固
定手段)により装置本体に固定される。そして、収納状
態で基板が装置本体に設けられたコネクタ(以下「本体
側コネクタ」という)に電気的に接続されるようになっ
ている。
【0003】ここで、配電盤ユニットと本体側コネクタ
とを接続する方法として、例えば本体側コネクタを装置
本体に固設しておき、配電盤ユニットの先端部に形成さ
れた電極部を本体側コネクタに差し入れる方法がある。
しかしながら、この接続方法を採用した場合、次の問題
がある。すなわち、この接続方法では、装置本体側コネ
クタと配電盤ユニット側コネクタとの位置関係を正確に
整合させる必要があるが、配電盤ユニットと、配電盤ユ
ニットの着脱のために装置本体に取り付けられたガイド
レールとの間には摺動を容易にするためのギャップが設
けられている。このため、配電盤ユニットの差し入れ時
に、このギャップの量だけ装置本体と配電盤ユニットと
の間で位置ずれが生じ、本体側コネクタおよび基板のう
ちの一方又は両方を破損してしまうという問題が生じて
いた。
【0004】そこで、上記問題を解消すべく、基板上に
コネクタ(以下「基板側コネクタ」という)を取り付
け、配電盤ユニットを装置本体に収納した状態で、基板
側コネクタと本体側コネクタとを相互に接続する方法が
採用されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、配電盤ユニ
ットの基板については、必要に応じて保守作業などを行
う必要がある。このため、配電盤ユニットの固定装置
は、装置本体にガイドレールを取り付け、装置本体に対
し配電盤ユニットを着脱自在に構成されており、配電盤
ユニットを適宜固定手段から取外し、装置本体から引出
すことが可能となっている。
【0006】ここで、基板側および本体側コネクタ同士
を接続するタイプでは、基板側コネクタは本体側コネク
タに接続されており、配電盤ユニットの引出しに際して
は、必ずコネクタを取外してから配電盤ユニットを抜き
出さなければならない。ところが、配電盤ユニットを引
出す際に、作業者がコネクタの取外しを忘れることがあ
り、コネクタ接続状態のままで配電盤ユニットが引出さ
れると、コネクタの一方あるいは両方が破損したり、コ
ネクタに接続されている配線が断線してしまうという問
題が生じていた。
【0007】本発明は、上述のような問題に鑑みてなさ
れたものであって、配電盤ユニットを固定装置から引出
す際に、作業者がコネクタの取外しを忘れるのを防止
し、コネクタの破損や、配線の断線を回避することこと
ができる配電盤ユニットの固定装置を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、基板
および基板側コネクタが配置された配電盤ユニットを収
納する装置本体と、前記配電盤ユニットを前記装置本体
に連結固定する固定手段とを備え、前記配電盤ユニット
を前記装置本体内へ収納した状態で前記装置本体内に設
けられた本体側コネクタを前記基板側コネクタに接続可
能な配電盤ユニットの固定装置であって、上記目的を達
成するため、前記装置本体に前記基板側および本体側コ
ネクタの接続位置に対向して切欠部を設け、カバーを前
記固定手段によって前記配電盤ユニットとともに前記装
置本体に一体的に連結して前記切欠部を覆っている。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、装置本体への配電盤ユニ
ットの収納状態で相互に接続された基板側および本体側
コネクタと対向して、装置本体に切欠部が設けられ、こ
の切欠部を介して基板側および本体側コネクタの接続状
態を観察することができる。ただし、通常、この切欠部
は装置本体に連結されたカバーで覆われている。
【0010】カバーの装置本体への連結は配電盤ユニッ
トを装置本体に固定する固定手段によって行われてお
り、この固定手段により装置本体、配電盤ユニットおよ
びカバーが一体的に連結される。このため、装置本体か
ら配電盤ユニットを取外すためには、同時にカバーも装
置本体から取外す必要があり、取外し作業時には、作業
者が切欠部を介してコネクタの接続状態を観察すること
となる。その結果、作業者に対してコネクタの取外し注
意が促され、コネクタの破損や、配線の断線が回避され
る。
【0011】
【実施例】図1は、この発明にかかる配電盤ユニットの
固定装置の一実施例を示す斜視図である。図2は、図1
の固定装置の平断面図である。図3は、図1の固定装置
をV方向から見た正面図である。この固定装置は、基板
1および基板側コネクタ2を配置してなる配電盤ユニッ
ト3を収納し、所定位置で保持固定するための装置であ
る。なお、図2において、符号4は基板を配電盤ユニッ
ト3へ固定するための固定金具である。
【0012】この固定装置では、本体ベース11、本体
カバー12および本体カバー12に対し着脱自在な背面
カバー13で装置本体10が構成されており、この装置
本体10の空間内に配電盤ユニット3を収納自在となっ
ている。また、本体ベース11上には、ガイドレール2
0が取り付けられており、背面カバー13を本体カバー
12から取外し、ガイドレール20に沿って配電盤ユニ
ット3を図1の矢印Pの方向に差し込んだり、逆に引出
したりすることができるようになっている。
【0013】また、本体カバー12には、背面カバー1
3の反対側、つまり固定装置の正面側部に切欠窓14が
設けられており、切欠窓14を介して装置本体10の内
部を観察することができるようになっている。各切欠窓
14は、後述するようにして本体側コネクタ(図1およ
び図2への図示は省略している)を基板側コネクタ2に
接続したときの当該接続位置に対向して設けられてい
る。
【0014】なお、切欠窓14を開放したままで放置し
ておくと、装置本体10内に異物などが侵入して配電盤
ユニット3に悪影響を及ぼすために、次に説明する配電
盤ユニット3の着脱時を除いて、各切欠窓14に対応し
てカバー30が本体カバー12に固定される。
【0015】次に、配電盤ユニット3を固定装置に収納
し、固定する場合(配電盤ユニット3の装着)について
説明する。この場合、上記のように背面カバー13を取
外し、装置の背面側よりガイドレール20に沿って装置
本体10内に差し込む。そして、配電盤ユニット3の基
板1上に取り付けられた基板側コネクタ2に、装置本体
10内に設けられた本体側コネクタ40(図4)を接続
して、配電盤ユニット3と装置本体10側とを電気的に
接続する。なお、図2においては、本体側コネクタ40
の図示を省略している。
【0016】また、図4に示すように、配電盤ユニット
3の先端部に固定された固定金具51に、装置本体10
の外部からカバー30および本体カバー12を貫通して
ネジ52を連結する。これにより、配電盤ユニット3が
装置本体10に保持固定されるとともに、カバー30が
装置本体10に固定される。このように、この実施例で
は、固定金具51およびネジ52で構成される固定ユニ
ット(固定手段)50が単に配電盤ユニット3を装置本
体10に固定する機能だけでなく、同時に切欠窓14を
覆うカバー30を装置本体10に連結する機能を有して
いる。
【0017】そして、背面カバー13を本体カバー12
に取付け、配電盤ユニット3の固定装置への収納および
固定作業を完了する。
【0018】次に、配電盤ユニット3を固定装置から取
出す場合について説明する。上記のように、この実施例
にかかる固定装置では、固定ユニット50によって配電
盤ユニット3と装置本体10とカバー30とが相互に一
体的に連結されているので、装置本体10からの配電盤
ユニット3の取出しのためにネジ52を取外して配電盤
ユニット3の装置本体10への固定を解除すると、カバ
ー30も同時に装置本体10から取外され、切欠窓14
が開放される。このため、作業者は切欠窓14を介して
コネクタ2,40の接続状態を観察することとなり、作
業者に対してコネクタ2,40の取外し注意が促され
る。
【0019】作業者は本体側コネクタ40を基板側コネ
クタ2から取外し、これを切欠窓14を介して確認した
後、背面カバー13を取外し、背面側より配電盤ユニッ
ト3を引抜く。こうして固定装置からの配電盤ユニット
3の取り出し作業が完了する。
【0020】以上のように、この実施例によれば、配電
盤ユニット3の引抜きに先立って、必ずコネクタ2,4
0の接続状態が切欠窓14を通じて確認されるため、作
業者がコネクタ2,40の取外しを忘れるのを防止する
ことができ、コネクタ2,40の破損や、配線の断線を
回避することことができる。
【0021】なお、上記実施例では、固定ユニット50
を固定金具51およびネジ52で構成しているが、その
構成要素については、これに限定されるものではなく、
例えばネジ52の代わりに先端部が固定金具51に係合
可能な形状に仕上げられた係合ピンを用いてもよい。
【0022】また、上記実施例では、切欠窓14を本体
カバー12の正面側部に設けているが、切欠窓の配設位
置はこれに限定されるものではなく、コネクタ2,40
の接続位置と対向し、切欠窓を介してコネクタの接続状
態を確認することができる位置であれば、いずれの位置
に設けてもよい。
【0023】さらに、上記では、複数の基板1および基
板側コネクタ2が配置された配電盤ユニット3に好適な
固定装置について説明したが、この発明は、基板および
基板側コネクタの数および配設位置にかかわらず、基板
および基板側コネクタを配置した配電盤ユニットを収納
し、固定する固定装置全般に適用することができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように、請求項1の発明によれ
ば、装置本体への配電盤ユニットの収納状態で相互に接
続された基板側および本体側コネクタと対向して、装置
本体に切欠部を設け、この切欠部を固定手段によって配
電盤ユニットとともに装置本体に一体的に連結されたカ
バーで覆うようにしているので、装置本体から配電盤ユ
ニットを取外す際、同時にカバーも装置本体から取外さ
れ、作業者が切欠部を介してコネクタの接続状態を観察
することとなり、作業者に対してコネクタの取外し注意
が促され、コネクタの破損や、配線の断線を回避するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる配電盤ユニットの固定装置の
一実施例を示す斜視図である。
【図2】図1の固定装置の平断面図である。
【図3】図1の固定装置をV方向から見た正面図であ
る。
【図4】図1の固定装置の部分拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 基板側コネクタ 3 配電盤ユニット 10 装置本体 14 切欠窓(切欠部) 30 カバー 40 本体側コネクタ 50 固定ユニット(固定手段) 51 固定金具 52 ネジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 1/32 H02B 1/30 H02B 3/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板および基板側コネクタが配置された
    配電盤ユニットを収納する装置本体と、前記配電盤ユニ
    ットを前記装置本体に連結固定する固定手段とを備え、
    前記配電盤ユニットを前記装置本体内に収納した状態で
    前記装置本体内に設けられた本体側コネクタを前記基板
    側コネクタに接続可能な配電盤ユニットの固定装置であ
    って、 前記装置本体には前記基板側および本体側コネクタの接
    続位置に対向して切欠部が設けられ、 カバーが前記固定手段によって前記配電盤ユニットとと
    もに前記装置本体に一体的に連結されて前記切欠部を覆
    うことを特徴とする配電盤ユニットの固定装置。
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