JPS61243672A - エレベ−タ用信号装置の結線方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は既設のエレベータの信号装置の改修に伴う結
線方法に関するものである。

〔従来の技術〕

既設のエレベータの老朽化に伴い、一部又は全部を新た
な部品に取り換える。いわゆるエレベータの改修が行わ
れる。

この改修工事は、エレベータの休止期間を極力短くする
と共に、建物をはつる等の建築工事が伴わないことが望
まれる。また、建物内では人が通常どおりの活動をして
おり、この活動を阻害しないために音を発生させること
のない、また、防火上から火の使用を−けた改修工事が
望まれる。

更にまた。改修工事によって取り換えられる新たな機器
は、改修工事の時点で工場で標準的に製造されているも
のを採用して２機器価格の低減及び製造期間の短縮を図
ることが望ましい。

更にまた。改修工事現場では特殊工具の使用とか、特殊
な技能を要する作業は避け、誰でも容易に行うことので
きる作業が望ましい。

第２図〜第４図は既設エレベータの信号装置を示し２図
中、（１）は壁、（２）は三方枠、（３）は乗場の戸。

（４）は昇降路、（５）はエレベータの信号装置で、こ
こでは乗場インヂケータを示す。（５ａ）は乗場インヂ
ケータ（５）のフェースプレート、　（５ｂ）は同じく
箱。

（５ｃ）ハフエースプレー、）　（５ａ）に固着された
器具。

（５ｄ）は同じく端子、（６）は電線管で、壁（１）を
貫通して箱（５ｂ）内に開口している。（７）はこの電
線管（６）に収納されて端子（５ｄ）に接続される据付
電線下ある。

上記構造の既設のエレベータの信号装置を改修工事によ
って取り換える場合の従来例を第５図に示す。この従来
例は実開昭５８−１４４５６７号公報に開示されたもの
に類似するものである。

図中、第４図と同符号は同一部分を示し、既設品をその
ま＼使用することを示す。

すなわち、６Ｉは取り換えられた乗場インヂケータで２
箱（５ｂ）は既設品をそのま＼流用し、フェース７”　
ｖ　−）　（５０ａ）及び器具（５０ｃ）は新設品が使
用される。（１０ａ）はこの新設品の器具（５０ｃ　）
に標準的に使用されるコネクタで、予め接続されている
。

（１０ｂ）はこのコネクタ（１０ａ）と係合されるコネ
クタで、改修工事の現場で据付電線（７）が継ぎ込まれ
るものである。

つまり、改修工事によって、フェースプレート（５０ａ
）　、器具（５０ｃ）及びこの器具（５０ｃ）への標準
的接続具としてのコネクタ（１０ａ）を新規に設置する
ものである。このコネクタ（１０ａ）との接続のために
、工事現場で、コネクタ（１ｏｂ）と据付電線（７）と
を接続しなければならない。

〔発明が解決しようとする問題点〕

トコろで、据付電線（７）をコネクタ（１ｏｂ）へ継り
には、まず、工具を使用して・コネクタピン−４−ｉ付
定線（７）に取り付けた後、ノ・ウジングの所定ノ位置
へ挿入する。すなわち、コネクタピンの接続に特殊技能
を要すること、及びコネクタピンのハウジングへの挿入
という細かい作業が必要となり、工事現場という悪い作
業環境では作業ミスが多くなり、改修工事は時間がかか
るという問題があった。

この発明は上記問題点を解消するためになされたもので
、改修工事が容易にできるエレベータ用信号装置の結線
方法を得ることを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

この発明に係るエレベータ用信号装置の結線方法は、予
めコネクタが接続された新設のエレベータ用信号装置を
エレベータの制御盤から導出された据付電線に接続する
ときに、上記コネクタと係合する他方のコネクタが予め
接続された接続電線を介在せしめたものである。

〔作用〕

この発明におけるエレベータ用信号装置の結線方法は、
予めコネクタが接続された接続電線を介在せしめたこと
により、改修工事現場においてコネクタピンへ電線を接
続し、更に・・ウジングへ挿入す諷という作業を省くこ
とができる・〔発明の実施例〕 この発明の一実施例を第１図に基づいて述べる。

図中、第２図〜第５図と同符号は同−又は相当部分を示
し、　（６ａ）は電線管、Ｃ１１はエレベータの制御盤
（図示しない。）から昇降路（４）内を垂下された据付
電線で、この実施例では配線用ケーブルが使用される。

（２０ａ）はこの配線用ケーブル（イ）の電線、（至）
バ一端にコネクタ（１０ａ）と係合する他方のコネクタ
（３０ａ）が予め接続された接続電線で、複数本の電線
（３０１））が収納されている。（４１は、電線（２０
ａ）と電線（３０ａ）を締結する端子（通称、ダルマ端
子という。）で、改修工事現場で接続作業が行われる。

すなわち、改修工事においては工期を短縮するため、極
力既設品が流用され、また、建物のはつり工事を避けて
行われる。このため、第１図において壁（１）の貫通部
の電線管（６ａ）は残される。配線　　−用ケーブル（
イ）の端末に予めコネクタ（３０ａ）を接続しておくと
、電線管（６ａ）を貫通できない。そこで。

端末には何も接続されていない状態で配線用ケーブル翰
を据付け、端部を電線管（６ａ）に貫通させた後、接続
電線（至）の電線（ｓｏｂ）との対応をとりながら、端
子（４１を用いて工事現場で電線（２０ａ）と接続する
。この接続作業はエレベータの工事現場では通常行われ
ていることであり、特殊な技能を要するものではないＯ
接続電線（７）が配線用ケーブル翰に接続された後は、
コネクタ（１０ａ）と（３０ａ−）とをはめ込むだけで
結線は終了する。

上記実施例によれば、コネクタへの継ぎ込み作業は工場
等の作業環境のよい場所で予め行われるので、工事現場
での作業は容易なものとなる。

なお、上記実施例においては、据付電線として配線用ケ
ーブルを使用するものとした。これは。

配線用ケーブルが現在広く使用されていることに基づく
もので、既設の据付電線を使用してもよいものである。

また、上記実施例においては、信号装置として乗場イン
ヂケータについて述べたが、がご操作盤や係員室に設け
られる係員監視盤等の信号装置にツイテも同様に適用で
きる。

〔発明の効果〕

この発明は以上述べたとおり、予めコネクタが接続され
た新設のエレベータ用信号装置を、エレベータの制御盤
から導出された据付電線に接続するときに、上記コネク
タと係合する他方のコネクタが予め接続された接続電線
を介在せしめたので。

改修工事現場において、据付電線をコネクタへ継ぎ込む
という作業を避けて１通常行われている結線作業によっ
て新設の信号装置の結線ができ、改修工事が容易になる
という効果を有する。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明によるエレベータ用信号装置の結線方
法の一実施例を示す要部斜視図である。 第２図〜第４図は既設の信号装置を示し、第２図は正面
図、第３図は第２図のＩ−１線断面図。 第４図は第２図のＮ　−ＩＶ線断面図である。 第５図は従来のエレベータ用信号装置の結線方法を示す
第４図相当図である。 図中、（５）は既設の乗場インヂケータ（信号装置）。 （１０ａ）はコネクタ（第１のコネクタ）、（１）は配
線用ケーブル（据付電線）、０Ｉは接続電線、　　（３
０ａ）はコネクタ（第２のコネクタ）、　５１は新設の
乗場インヂケータ（信号装置）である。 なお９図中同一符号は、同一部分又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 既設品が取り付けられていた場所に上記既設品に代えて
   新設されるエレベータ用信号装置、この信号装置に予め
   結線された第１のコネクタ、一端に上記第１のコネクタ
   と係合する第２のコネクタが予め接続された接続電線を
   介在せしめてエレベータの制御盤から導出された据付電
   線に上記信号装置を接続したことを特徴とするエレベー
   タ用信号装置の結線方法。