JPH06156759A - 複写装置のカセットバンク装置 - Google Patents
複写装置のカセットバンク装置Info
- Publication number
- JPH06156759A JPH06156759A JP4314460A JP31446092A JPH06156759A JP H06156759 A JPH06156759 A JP H06156759A JP 4314460 A JP4314460 A JP 4314460A JP 31446092 A JP31446092 A JP 31446092A JP H06156759 A JPH06156759 A JP H06156759A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- bottom plate
- cassette bank
- hole
- rising
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
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- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 部品点数が少なくて、その構造が極めて簡単
であって安価な複写装置のセットバンク装置を提供す
る。 【構成】 感光体ドラムをその長手方向が操作部前面に
対して平行となるように装置本体に配置し、カセットバ
ンク部の引出方向を用紙の送出方向と同一となるように
し、カセットバンクのベース板に透孔を設けるととも
に、前面板側に同前面板の反対側が側板に枢支された底
板を設け、カセットバンクの下方において装置本体に回
動軸を枢架し、この回動軸に前記ベース板の透孔中を上
下動可能な底板上昇板の基端を取付け、該底板上昇板の
自由端に上昇傾向が付与されていて、この底板上昇板は
ベース板の透孔中を通って底板を上昇させる。
であって安価な複写装置のセットバンク装置を提供す
る。 【構成】 感光体ドラムをその長手方向が操作部前面に
対して平行となるように装置本体に配置し、カセットバ
ンク部の引出方向を用紙の送出方向と同一となるように
し、カセットバンクのベース板に透孔を設けるととも
に、前面板側に同前面板の反対側が側板に枢支された底
板を設け、カセットバンクの下方において装置本体に回
動軸を枢架し、この回動軸に前記ベース板の透孔中を上
下動可能な底板上昇板の基端を取付け、該底板上昇板の
自由端に上昇傾向が付与されていて、この底板上昇板は
ベース板の透孔中を通って底板を上昇させる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、湿式及び乾式間接式
電子写真複写装置のカセットバンク装置に関する。
電子写真複写装置のカセットバンク装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】前記のような複写装置は、図６に示すよ
うに感光体ドラムをその長手方向が操作部前面に対して
垂直となるように装置本体１に配置し、カセットバンク
２の引出方向が用紙の送出方向に対して垂直となるよう
になっている。
うに感光体ドラムをその長手方向が操作部前面に対して
垂直となるように装置本体１に配置し、カセットバンク
２の引出方向が用紙の送出方向に対して垂直となるよう
になっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで前記のような
ものにおいては、カセットバンク装置は、カセットバン
ク２の底板上昇機構がカセットバンク２を装置本体１か
ら引出す際の邪魔にならないような機構とし、その解除
機構が必要であることをも含めて、全体として部品点数
が多く、その構造も極めて複雑であって高価であるとい
う問題がある。
ものにおいては、カセットバンク装置は、カセットバン
ク２の底板上昇機構がカセットバンク２を装置本体１か
ら引出す際の邪魔にならないような機構とし、その解除
機構が必要であることをも含めて、全体として部品点数
が多く、その構造も極めて複雑であって高価であるとい
う問題がある。
【０００４】そこでこの発明の目的は、前記のような従
来のカセットバンク装置のもつ問題を解消し、部品点数
が少なくて、その構造が極めて簡単であって安価なカセ
ットバンク装置を提供することにある。
来のカセットバンク装置のもつ問題を解消し、部品点数
が少なくて、その構造が極めて簡単であって安価なカセ
ットバンク装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明は前記のような
目的を達成するために、請求項１の発明は、感光体ドラ
ムをその長手方向が操作部前面に対して平行となるよう
に装置本体に配置し、カセットバンクの引出方向を用紙
の送出方向と同一となるようにし、カセットバンクのベ
ース板に透孔を設けるとともに、前面板側に同前面板の
反対側が側板に枢支された底板を設け、カセットバンク
の下方において装置本体に回動軸を枢架し、この回動軸
に前記ベース板の透孔中を上下動可能な底板上昇板の基
端を取付け、該底板上昇板の自由端に上昇傾向が付与さ
れていて、この底板上昇板はベース板の透孔中を通って
底板を上昇させることを特徴とするものである。請求項
２の発明は、請求項１の発明において、底板上昇板にそ
の上面上に一部が露出している回転ローラが設けられて
いるものである。
目的を達成するために、請求項１の発明は、感光体ドラ
ムをその長手方向が操作部前面に対して平行となるよう
に装置本体に配置し、カセットバンクの引出方向を用紙
の送出方向と同一となるようにし、カセットバンクのベ
ース板に透孔を設けるとともに、前面板側に同前面板の
反対側が側板に枢支された底板を設け、カセットバンク
の下方において装置本体に回動軸を枢架し、この回動軸
に前記ベース板の透孔中を上下動可能な底板上昇板の基
端を取付け、該底板上昇板の自由端に上昇傾向が付与さ
れていて、この底板上昇板はベース板の透孔中を通って
底板を上昇させることを特徴とするものである。請求項
２の発明は、請求項１の発明において、底板上昇板にそ
の上面上に一部が露出している回転ローラが設けられて
いるものである。
【０００６】
【作用】前記のようなこの発明においては、カセットバ
ンクがセットされている場合には上昇傾向が付与されて
いる底板上昇板の自由端が、ベース板の透孔中を上昇
し、回転ローラによって底板の自由端を上昇させ、それ
に収納された用紙端を上昇して給紙ころに当接させて用
紙を転写部に送出し、カセットバンクを引出す場合に
は、用紙の送出方向と同一方向に引出し、その引出しに
よって底板上昇板がベース板の透孔の後縁に当接してそ
の上昇傾向に抗してこれに押下げられ、さらに引出しを
継続すると、回転ローラがベース板の裏面に当接して回
転して引出すこととなる。
ンクがセットされている場合には上昇傾向が付与されて
いる底板上昇板の自由端が、ベース板の透孔中を上昇
し、回転ローラによって底板の自由端を上昇させ、それ
に収納された用紙端を上昇して給紙ころに当接させて用
紙を転写部に送出し、カセットバンクを引出す場合に
は、用紙の送出方向と同一方向に引出し、その引出しに
よって底板上昇板がベース板の透孔の後縁に当接してそ
の上昇傾向に抗してこれに押下げられ、さらに引出しを
継続すると、回転ローラがベース板の裏面に当接して回
転して引出すこととなる。
【０００７】
【実施例】図１〜６に示すこの発明の実施例において、
１は装置本体、２はカセットバンク、３は排紙部、４は
圧板、５は操作パネル、６は作像ケース、７はコンタク
トガラス、８は照明ランプ、９はＣＣＤ、10はＬＥＤア
レイ、11は感光体ドラム、12は現像ユニット、13はレジ
ストローラ、14は転写チャージャ、15は分離ローラ、16
は定着ローラ、17はクリーニングユニット、18は除電ラ
ンプ、19は給紙ころをそれぞれ示す。
１は装置本体、２はカセットバンク、３は排紙部、４は
圧板、５は操作パネル、６は作像ケース、７はコンタク
トガラス、８は照明ランプ、９はＣＣＤ、10はＬＥＤア
レイ、11は感光体ドラム、12は現像ユニット、13はレジ
ストローラ、14は転写チャージャ、15は分離ローラ、16
は定着ローラ、17はクリーニングユニット、18は除電ラ
ンプ、19は給紙ころをそれぞれ示す。
【０００８】図１，２はカセットバンク２が装置本体１
内にセットされて、複写作業がなされている状態を示
し、このようなものにおいて、コンタクトガラス７上に
セットされた図示しない原稿が照明ランプ８によって照
明されて、その反射光がＣＣＤ９に結像して読み取ら
れ、デジタル信号として出力されてＬＥＤアレイ10に転
送され、感光体ドラム11上に静電潜像を形成した後、現
像ユニット12によって現像液が供給されて潜像に応じて
トナーが付着して可視像が形成される。この感光体ドラ
ム11上のトナー像が作像ケース６のカセットバンク２か
ら搬送され、レジストローラ13でタイミングをとって感
光体ドラム11の周面に搬送されてきた用紙に転写チャー
ジャ14で転写され、このようにしてトナー像が転写され
た用紙は、分離ローラ15によって感光体ドラム11から分
離され、定着ローラ16で定着されて排紙される。一方転
写後の感光体ドラム11の表面は、クリーニングユニット
17で残留トナーが除去され、除電ランプ18で残留電荷が
除去されてつぎの作業に備えることとなる。
内にセットされて、複写作業がなされている状態を示
し、このようなものにおいて、コンタクトガラス７上に
セットされた図示しない原稿が照明ランプ８によって照
明されて、その反射光がＣＣＤ９に結像して読み取ら
れ、デジタル信号として出力されてＬＥＤアレイ10に転
送され、感光体ドラム11上に静電潜像を形成した後、現
像ユニット12によって現像液が供給されて潜像に応じて
トナーが付着して可視像が形成される。この感光体ドラ
ム11上のトナー像が作像ケース６のカセットバンク２か
ら搬送され、レジストローラ13でタイミングをとって感
光体ドラム11の周面に搬送されてきた用紙に転写チャー
ジャ14で転写され、このようにしてトナー像が転写され
た用紙は、分離ローラ15によって感光体ドラム11から分
離され、定着ローラ16で定着されて排紙される。一方転
写後の感光体ドラム11の表面は、クリーニングユニット
17で残留トナーが除去され、除電ランプ18で残留電荷が
除去されてつぎの作業に備えることとなる。
【０００９】カセットバンク２はその引出方向が用紙の
送出方向と同一となるように装置本体１に配置され、ベ
ース板20と、その前縁及び両縁に設けた前面板21及び両
側板22とで構成され、ベース板20には透孔34が設けられ
ており、前面板21側に前面板21の反対側がピン26で側板
22に枢支された底板23を有し、またカセットバンク２の
セット時に給紙ころ19に当接するフリクションパッド35
が設けられている。カセットバンク２の下方において装
置本体１に回動軸24の両端を枢架し、この回動軸24に透
孔34より幅の狭い底板上昇板25の基端を取付け、回動軸
24の両端にレバー27の基端が取付けられ、このレバー27
の自由端と装置本体１に取付けたピン28との間に引張り
ばね29を張設して底板上昇板25に上昇傾向が付与されて
おり、底板上昇板25に設けられている支持板31に回転ロ
ーラ30の支持軸32が回転可能に軸支され、回転ローラ30
の一部が底板上昇板25に設けられている透孔33から露出
している。
送出方向と同一となるように装置本体１に配置され、ベ
ース板20と、その前縁及び両縁に設けた前面板21及び両
側板22とで構成され、ベース板20には透孔34が設けられ
ており、前面板21側に前面板21の反対側がピン26で側板
22に枢支された底板23を有し、またカセットバンク２の
セット時に給紙ころ19に当接するフリクションパッド35
が設けられている。カセットバンク２の下方において装
置本体１に回動軸24の両端を枢架し、この回動軸24に透
孔34より幅の狭い底板上昇板25の基端を取付け、回動軸
24の両端にレバー27の基端が取付けられ、このレバー27
の自由端と装置本体１に取付けたピン28との間に引張り
ばね29を張設して底板上昇板25に上昇傾向が付与されて
おり、底板上昇板25に設けられている支持板31に回転ロ
ーラ30の支持軸32が回転可能に軸支され、回転ローラ30
の一部が底板上昇板25に設けられている透孔33から露出
している。
【００１０】図１，２に示すようにカセットバンク２が
装置本体１にセットされている場合には、ばね29の力に
よって上昇傾向が付与されている底板上昇板25の自由端
が、図６に示すようにベース板20の透孔34中を上昇し、
回転ローラ30によって底板23の自由端をピン26を中心と
して上昇させ、それに収納された用紙端を上昇して給紙
ころ19に当接させ、前記のようにして用紙を転写部に送
出すこととなる。図３，４に示すようにカセットバンク
２が装置本体１から引出される場合には、カセットバン
ク２は用紙の送出方向と同一方向に引出されることとな
るが、その引出しによって底板上昇板25がベース板20の
透孔34の後縁に当接してばね29の力に抗してこれに押下
げられ、さらに引出しを継続すると、回転ローラ30がベ
ース板20の裏面に当接して回転し、このようにしてばね
29の力の影響を受けることなく引出すことができる。
装置本体１にセットされている場合には、ばね29の力に
よって上昇傾向が付与されている底板上昇板25の自由端
が、図６に示すようにベース板20の透孔34中を上昇し、
回転ローラ30によって底板23の自由端をピン26を中心と
して上昇させ、それに収納された用紙端を上昇して給紙
ころ19に当接させ、前記のようにして用紙を転写部に送
出すこととなる。図３，４に示すようにカセットバンク
２が装置本体１から引出される場合には、カセットバン
ク２は用紙の送出方向と同一方向に引出されることとな
るが、その引出しによって底板上昇板25がベース板20の
透孔34の後縁に当接してばね29の力に抗してこれに押下
げられ、さらに引出しを継続すると、回転ローラ30がベ
ース板20の裏面に当接して回転し、このようにしてばね
29の力の影響を受けることなく引出すことができる。
【００１１】
【発明の効果】この発明は前記のようであって、感光体
ドラムをその長手方向が操作部前面に対して平行となる
ように装置本体に配置し、カセットバンク部の引出方向
を用紙の送出方向と同一となるようにし、カセットバン
クのベース板に透孔を設けるとともに、前面板側に同前
面板の反対側が側板に枢支された底板を設け、カセット
バンクの下方において装置本体に回動軸を枢架し、この
回動軸に前記ベース板の透孔中を上下動可能な底板上昇
板の基端を取付け、該底板上昇板の自由端に上昇傾向が
付与されていて、この底板上昇板はベース板の透孔中を
通って底板を上昇させ、底板上昇板にはその上面上に一
部が露出している回転ローラが設けられているので、部
品点数が少なくて、その構造が極めて簡単であって安価
であるという効果がある。
ドラムをその長手方向が操作部前面に対して平行となる
ように装置本体に配置し、カセットバンク部の引出方向
を用紙の送出方向と同一となるようにし、カセットバン
クのベース板に透孔を設けるとともに、前面板側に同前
面板の反対側が側板に枢支された底板を設け、カセット
バンクの下方において装置本体に回動軸を枢架し、この
回動軸に前記ベース板の透孔中を上下動可能な底板上昇
板の基端を取付け、該底板上昇板の自由端に上昇傾向が
付与されていて、この底板上昇板はベース板の透孔中を
通って底板を上昇させ、底板上昇板にはその上面上に一
部が露出している回転ローラが設けられているので、部
品点数が少なくて、その構造が極めて簡単であって安価
であるという効果がある。
【図１】この発明の実施例のカセットバンクをセットし
た状態の斜面図である。
た状態の斜面図である。
【図２】同上の縦断側面図である。
【図３】同上のカセットバンクを引出した状態の斜面図
である。
である。
【図４】同上の縦断側面図である。
【図５】同上の要部の斜面図である。
【図６】同上の一部の作用説明図である。
【図７】この発明と同種の複写装置の斜面図である。
１ 装置本体 ２ カセットバンク 19 給紙ころ 20 ベース板 21 前面板 22 側板 23 底板 24 回動軸 25 底板上昇板 29 ばね 30 回転ローラ
Claims (2)
- 【請求項１】 感光体ドラムをその長手方向が操作部前
面に対して平行となるように装置本体に配置し、カセッ
トバンクの引出方向を用紙の送出方向と同一となるよう
にし、カセットバンクのベース板に透孔を設けるととも
に、前面板側に同前面板の反対側が側板に枢支された底
板を設け、カセットバンクの下方において装置本体に回
動軸を枢架し、この回動軸に前記ベース板の透孔中を上
下動可能な底板上昇板の基端を取付け、該底板上昇板の
自由端に上昇傾向が付与されていて、この底板上昇板は
ベース板の透孔中を通って底板を上昇させることを特徴
とする複写装置のカセットバンク装置。 - 【請求項２】 底板上昇板にその上面上に一部が露出し
ている回転ローラが設けられている請求項１の複写装置
のカセットバンク装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314460A JPH06156759A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 複写装置のカセットバンク装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4314460A JPH06156759A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 複写装置のカセットバンク装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06156759A true JPH06156759A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18053611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4314460A Withdrawn JPH06156759A (ja) | 1992-11-25 | 1992-11-25 | 複写装置のカセットバンク装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06156759A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018122994A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | キヤノン株式会社 | シート支持装置及び画像形成装置 |
-
1992
- 1992-11-25 JP JP4314460A patent/JPH06156759A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2018122994A (ja) * | 2017-02-03 | 2018-08-09 | キヤノン株式会社 | シート支持装置及び画像形成装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000201 |