JPH06154984A - 金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法 - Google Patents
金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法Info
- Publication number
- JPH06154984A JPH06154984A JP43A JP31863592A JPH06154984A JP H06154984 A JPH06154984 A JP H06154984A JP 43 A JP43 A JP 43A JP 31863592 A JP31863592 A JP 31863592A JP H06154984 A JPH06154984 A JP H06154984A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- coating agent
- mold
- powder coating
- spray gun
- electrostatic spray
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B22—CASTING; POWDER METALLURGY
- B22D—CASTING OF METALS; CASTING OF OTHER SUBSTANCES BY THE SAME PROCESSES OR DEVICES
- B22D17/00—Pressure die casting or injection die casting, i.e. casting in which the metal is forced into a mould under high pressure
- B22D17/20—Accessories: Details
- B22D17/2007—Methods or apparatus for cleaning or lubricating moulds
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B05—SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
- B05B—SPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
- B05B5/00—Electrostatic spraying apparatus; Spraying apparatus with means for charging the spray electrically; Apparatus for spraying liquids or other fluent materials by other electric means
- B05B5/08—Plant for applying liquids or other fluent materials to objects
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C33/00—Moulds or cores; Details thereof or accessories therefor
- B29C33/56—Coatings, e.g. enameled or galvanised; Releasing, lubricating or separating agents
- B29C33/58—Applying the releasing agents
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
- Casting Devices For Molds (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 粉末塗型剤塗布の作業性を向上でき、自動化
を可能にでき、均一且つ高品質の鋳造品を生産させるこ
とができる金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法を提供
することである。 【構成】 可動金型と固定金型12が閉じた状態におい
て、給湯口13に、静電スプレーガン25を備えたスプ
レーヘッド部23を密閉するよう嵌合させるとともに、
押湯口14に、吸引ポンプ28に連結した吸引ヘッド部
24を密閉するよう嵌合させ、吸引ポンプ28により、
押湯口14を介してキャビティ10内を吸引してキャビ
ティ10の内外に圧力差を生じさせ、装置26から静電
スプレーガンへ供給した粉末塗型剤を上記圧力差により
静電スプレーガン25から吐出させて可動金型及び固定
金型12の内面に静電吸着させるようにしたものであ
る。
を可能にでき、均一且つ高品質の鋳造品を生産させるこ
とができる金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法を提供
することである。 【構成】 可動金型と固定金型12が閉じた状態におい
て、給湯口13に、静電スプレーガン25を備えたスプ
レーヘッド部23を密閉するよう嵌合させるとともに、
押湯口14に、吸引ポンプ28に連結した吸引ヘッド部
24を密閉するよう嵌合させ、吸引ポンプ28により、
押湯口14を介してキャビティ10内を吸引してキャビ
ティ10の内外に圧力差を生じさせ、装置26から静電
スプレーガンへ供給した粉末塗型剤を上記圧力差により
静電スプレーガン25から吐出させて可動金型及び固定
金型12の内面に静電吸着させるようにしたものであ
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粉末塗型剤を、金型鋳
造装置の可動金型及び固定金型の両内面にスプレーして
塗布するスプレー方法に関するものである。
造装置の可動金型及び固定金型の両内面にスプレーして
塗布するスプレー方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来において、金型鋳造装置の可動金型
及び固定金型の両内面への塗型剤の塗布は、次のように
行なわれていた。即ち、鋳造開始前に金型を装置から取
外し、ハンドスプレーによって金型内面に塗型剤を塗布
していた。また、鋳造作業の途中において、塗型剤が金
型内面から脱落したり消耗したりした場合には、その部
分に対してハンドスプレーによって塗型剤を塗布してい
た。
及び固定金型の両内面への塗型剤の塗布は、次のように
行なわれていた。即ち、鋳造開始前に金型を装置から取
外し、ハンドスプレーによって金型内面に塗型剤を塗布
していた。また、鋳造作業の途中において、塗型剤が金
型内面から脱落したり消耗したりした場合には、その部
分に対してハンドスプレーによって塗型剤を塗布してい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、上記従来の
塗布方法では、次のような問題点があった。即ち、塗布
が、作業者の経験と勘によって行なわれるため、作業者
によって塗布量にばらつきが生じる。このため、鋳造品
の品質にも、ばらつきが生じる。また、塗布形成された
塗型剤膜の厚さ、ひいては寿命にも、ばらつきが生じる
ため、塗型剤膜が何回の鋳造に耐えることができるか、
即ち塗型剤膜の寿命を正確に把握してはいない状況で生
産が続行されて、大量の不良品を発生させる可能性が大
きかった。しかも、作業中に絶えず塗型剤膜をチェック
する必要があり、作業性が悪かった。更に、作業者には
高度の熟練を必要とするが、高齢化に伴なって作業者不
足が深刻となっていた。また、塗型剤が周囲に飛散して
作業環境を悪化させていた。
塗布方法では、次のような問題点があった。即ち、塗布
が、作業者の経験と勘によって行なわれるため、作業者
によって塗布量にばらつきが生じる。このため、鋳造品
の品質にも、ばらつきが生じる。また、塗布形成された
塗型剤膜の厚さ、ひいては寿命にも、ばらつきが生じる
ため、塗型剤膜が何回の鋳造に耐えることができるか、
即ち塗型剤膜の寿命を正確に把握してはいない状況で生
産が続行されて、大量の不良品を発生させる可能性が大
きかった。しかも、作業中に絶えず塗型剤膜をチェック
する必要があり、作業性が悪かった。更に、作業者には
高度の熟練を必要とするが、高齢化に伴なって作業者不
足が深刻となっていた。また、塗型剤が周囲に飛散して
作業環境を悪化させていた。
【0004】本発明は、上記問題点を解消するためにな
されたものであり、塗型剤塗布の作業性を向上でき、自
動化を可能にでき、均一且つ高品質の鋳造品を生産させ
ることができる金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法を
提供することを目的としている。
されたものであり、塗型剤塗布の作業性を向上でき、自
動化を可能にでき、均一且つ高品質の鋳造品を生産させ
ることができる金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法を
提供することを目的としている。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明の金型鋳造用粉
末塗型剤のスプレー方法は、粉末塗型剤を、金型鋳造装
置の可動金型及び固定金型の両内面にスプレーして塗布
するスプレー方法であって、可動金型と固定金型が閉じ
た状態において、給湯口に、静電スプレーガンを備えた
スプレーヘッド部を密閉するよう嵌合させるとともに、
押湯口に、吸引ポンプに連結した吸引ヘッド部を密閉す
るよう嵌合させ、吸引ポンプにより、押湯口を介してキ
ャビティ内を吸引してキャビティ内外に圧力差を生じさ
せ、粉末塗型剤供給装置から静電スプレーガンへ供給し
た粉末塗型剤を上記圧力差により静電スプレーガンから
吐出させて上記両金型の内面に静電吸着させることを特
徴としている。
末塗型剤のスプレー方法は、粉末塗型剤を、金型鋳造装
置の可動金型及び固定金型の両内面にスプレーして塗布
するスプレー方法であって、可動金型と固定金型が閉じ
た状態において、給湯口に、静電スプレーガンを備えた
スプレーヘッド部を密閉するよう嵌合させるとともに、
押湯口に、吸引ポンプに連結した吸引ヘッド部を密閉す
るよう嵌合させ、吸引ポンプにより、押湯口を介してキ
ャビティ内を吸引してキャビティ内外に圧力差を生じさ
せ、粉末塗型剤供給装置から静電スプレーガンへ供給し
た粉末塗型剤を上記圧力差により静電スプレーガンから
吐出させて上記両金型の内面に静電吸着させることを特
徴としている。
【0006】
【作用】スプレーヘッド部及び吸引ヘッド部の嵌合作
業、吸引ポンプによる吸引作業、及び静電スプレーガン
への粉末塗型剤の供給作業は、一定の作業であるので、
自動化が可能である。また、このため、塗布量の定量化
が可能であるので、塗型剤膜が再現性良く得られ、鋳造
品の品質の均一化及び向上が図られる。
業、吸引ポンプによる吸引作業、及び静電スプレーガン
への粉末塗型剤の供給作業は、一定の作業であるので、
自動化が可能である。また、このため、塗布量の定量化
が可能であるので、塗型剤膜が再現性良く得られ、鋳造
品の品質の均一化及び向上が図られる。
【0007】可動金型及び固定金型は、装置に取付けら
れた状態で塗布されるので、取外しや取付けの作業工程
が不要である。また、塗型剤の供給量は正確に制御可能
であるので、塗布形成された塗型剤膜の厚さ、ひいては
寿命は把握可能であり、このため、鋳造作業途中で塗型
剤膜をチェックする必要はない。従って、作業性は大幅
に向上する。
れた状態で塗布されるので、取外しや取付けの作業工程
が不要である。また、塗型剤の供給量は正確に制御可能
であるので、塗布形成された塗型剤膜の厚さ、ひいては
寿命は把握可能であり、このため、鋳造作業途中で塗型
剤膜をチェックする必要はない。従って、作業性は大幅
に向上する。
【0008】可動金型と固定金型は閉じた状態であるの
で、塗型剤の飛散は生じない。従って、周囲環境の悪化
は防止される。
で、塗型剤の飛散は生じない。従って、周囲環境の悪化
は防止される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は本発明のスプレー方法を実施するためのスプ
レー装置を示す正面図、図2は図1のII−II断面図であ
る。図において、1は金型鋳造装置であり、可動金型1
1及び固定金型12を矢印のように開閉可能に備えてい
る。
る。図1は本発明のスプレー方法を実施するためのスプ
レー装置を示す正面図、図2は図1のII−II断面図であ
る。図において、1は金型鋳造装置であり、可動金型1
1及び固定金型12を矢印のように開閉可能に備えてい
る。
【0010】20はスプレー装置である。スプレー装置
20において、本体21はシリンダ機構22により昇降
可能に支持されている。23はスプレーヘッド部であ
り、両金型11、12が閉じた状態における給湯口13
に、これを密閉するよう嵌合する大きさ及び形状を有し
ている。24は吸引ヘッド部であり、両金型11、12
が閉じた状態における押湯口14に、これを密閉するよ
う嵌合する大きさ及び形状を有している。そして、スプ
レーヘッド部23及び吸引ヘッド部24は、図3に示す
ように、本体21が下降した際に、それぞれ給湯口13
及び押湯口14に同時に嵌合するよう本体21の下面に
設けられている。
20において、本体21はシリンダ機構22により昇降
可能に支持されている。23はスプレーヘッド部であ
り、両金型11、12が閉じた状態における給湯口13
に、これを密閉するよう嵌合する大きさ及び形状を有し
ている。24は吸引ヘッド部であり、両金型11、12
が閉じた状態における押湯口14に、これを密閉するよ
う嵌合する大きさ及び形状を有している。そして、スプ
レーヘッド部23及び吸引ヘッド部24は、図3に示す
ように、本体21が下降した際に、それぞれ給湯口13
及び押湯口14に同時に嵌合するよう本体21の下面に
設けられている。
【0011】スプレーヘッド部23は、静電スプレーガ
ン25を着脱自在に備えている。静電スプレーガン25
の吐出口は、スプレーヘッド部23の下端より下方に位
置している。26は粉末塗型剤の供給と静電発生とを兼
ねる装置であり、装置26は静電スプレーガン25に連
結されている。吸引ヘッド部24は、シャットオフバル
ブ27を介して真空ポンプ28に連結されている。
ン25を着脱自在に備えている。静電スプレーガン25
の吐出口は、スプレーヘッド部23の下端より下方に位
置している。26は粉末塗型剤の供給と静電発生とを兼
ねる装置であり、装置26は静電スプレーガン25に連
結されている。吸引ヘッド部24は、シャットオフバル
ブ27を介して真空ポンプ28に連結されている。
【0012】次に、上記構成のスプレー装置を用いた本
発明のスプレー方法の実施について説明する。まず、可
動金型11及び固定金型12を閉じた状態とするととも
に、両金型11、12の上方に本体21を位置させる。
次に、シリンダ機構22により本体21を下降させ、図
3に示すように、スプレーヘッド部23及び吸引ヘッド
部24を、それぞれ給湯口13及び押湯口14に同時に
嵌合させてキャビティ10を密閉する。次に、真空ポン
プ28を作動させるとともにシャットオフバルブ27を
開き、キャビティ10内の空気を吸引してキャビティ1
0の内外に圧力差を生じさせる。この状態で、装置26
を作動させ、静電スプレーガン25に必要量の粉末塗型
剤を供給するとともに静電スプレーガン25に静電気を
発生させる。これにより、静電スプレーガン25から静
電気を帯びた粉末塗型剤が吐出され、即ち、両金型1
1、12の内面に粉末塗型剤がスプレーされる。スプレ
ーされた粉末塗型剤は、両金型11、12の内面に静電
吸着されて塗型剤膜を形成する。
発明のスプレー方法の実施について説明する。まず、可
動金型11及び固定金型12を閉じた状態とするととも
に、両金型11、12の上方に本体21を位置させる。
次に、シリンダ機構22により本体21を下降させ、図
3に示すように、スプレーヘッド部23及び吸引ヘッド
部24を、それぞれ給湯口13及び押湯口14に同時に
嵌合させてキャビティ10を密閉する。次に、真空ポン
プ28を作動させるとともにシャットオフバルブ27を
開き、キャビティ10内の空気を吸引してキャビティ1
0の内外に圧力差を生じさせる。この状態で、装置26
を作動させ、静電スプレーガン25に必要量の粉末塗型
剤を供給するとともに静電スプレーガン25に静電気を
発生させる。これにより、静電スプレーガン25から静
電気を帯びた粉末塗型剤が吐出され、即ち、両金型1
1、12の内面に粉末塗型剤がスプレーされる。スプレ
ーされた粉末塗型剤は、両金型11、12の内面に静電
吸着されて塗型剤膜を形成する。
【0013】スプレー後は、シャットオフバルブ27を
閉じ、本体21を上昇させ、通常の給湯作業を行なう。
即ち、図4に示すように、例えばアルミニウム合金を給
湯口13からキャビティ10内に注入し、アルミニウム
合金が凝固後、両金型11、12を開き、アルミニウム
合金鋳造品を取出す。
閉じ、本体21を上昇させ、通常の給湯作業を行なう。
即ち、図4に示すように、例えばアルミニウム合金を給
湯口13からキャビティ10内に注入し、アルミニウム
合金が凝固後、両金型11、12を開き、アルミニウム
合金鋳造品を取出す。
【0014】上記作動において、本体21の昇降、シャ
ットオフバルブ27の開閉、真空ポンプ28の作動、装
置26の作動は、自動制御されて行なわれる。
ットオフバルブ27の開閉、真空ポンプ28の作動、装
置26の作動は、自動制御されて行なわれる。
【0015】なお、スプレー動作は、必要に応じて数回
行なう場合もある。例えば、両金型11、12の内面温
度の高い部分又は複雑な形状を有する部分に対しては、
多数回の吐出を行なうことにより、均一な塗型剤膜を形
成することができる。又は、上記のような部分に対して
は、多数の吐出口を有する静電スプレーガンに取替えて
スプレーを行なってもよく、同様の効果を奏する。
行なう場合もある。例えば、両金型11、12の内面温
度の高い部分又は複雑な形状を有する部分に対しては、
多数回の吐出を行なうことにより、均一な塗型剤膜を形
成することができる。又は、上記のような部分に対して
は、多数の吐出口を有する静電スプレーガンに取替えて
スプレーを行なってもよく、同様の効果を奏する。
【0016】上記スプレー方法は、スプレー装置20を
用いて自動で行なわれるので、塗布量の定量化が可能で
ある。このため、塗型剤膜が再現性良く得られ、鋳造品
の品質の均一化及び向上が図られる。
用いて自動で行なわれるので、塗布量の定量化が可能で
ある。このため、塗型剤膜が再現性良く得られ、鋳造品
の品質の均一化及び向上が図られる。
【0017】両金型11、12は、装置1に取付けられ
た状態で塗布されるので、取外しや取付けの作業工程が
不要である。また、塗型剤の供給量は装置26により正
確に制御されるので、塗布形成された塗型剤膜の厚さ、
ひいては寿命は正確に把握され、このため、鋳造作業途
中で塗型剤膜をチェックする必要はない。従って、作業
性は大幅に向上する。
た状態で塗布されるので、取外しや取付けの作業工程が
不要である。また、塗型剤の供給量は装置26により正
確に制御されるので、塗布形成された塗型剤膜の厚さ、
ひいては寿命は正確に把握され、このため、鋳造作業途
中で塗型剤膜をチェックする必要はない。従って、作業
性は大幅に向上する。
【0018】両金型11、12は閉じた状態であるの
で、塗型剤の飛散は生じない。従って、周囲環境の悪化
は防止される。
で、塗型剤の飛散は生じない。従って、周囲環境の悪化
は防止される。
【0019】
【発明の効果】以上のように、本発明のスプレー方法に
よれば、両金型11、12が閉じた状態において、給湯
口13に、静電スプレーガン25を備えたスプレーヘッ
ド部23を密閉するよう嵌合させるとともに、押湯口1
4に、吸引ポンプ28に連結した吸引ヘッド部24を密
閉するよう嵌合させ、吸引ポンプ28により、押湯口1
4を介してキャビティ10内を吸引してキャビティ10
の内外に圧力差を生じさせ、装置26から静電スプレー
ガンへ供給した粉末塗型剤を上記圧力差により静電スプ
レーガン25から吐出させて両金型11、12の内面に
静電吸着させるようにしたので、次のような効果を奏す
ることができる。
よれば、両金型11、12が閉じた状態において、給湯
口13に、静電スプレーガン25を備えたスプレーヘッ
ド部23を密閉するよう嵌合させるとともに、押湯口1
4に、吸引ポンプ28に連結した吸引ヘッド部24を密
閉するよう嵌合させ、吸引ポンプ28により、押湯口1
4を介してキャビティ10内を吸引してキャビティ10
の内外に圧力差を生じさせ、装置26から静電スプレー
ガンへ供給した粉末塗型剤を上記圧力差により静電スプ
レーガン25から吐出させて両金型11、12の内面に
静電吸着させるようにしたので、次のような効果を奏す
ることができる。
【0020】(1)スプレー装置20を用いて自動で行
なうことができるので、塗布量の定量化を行なうことが
できる。このため、塗型剤膜を再現性良く得ることがで
き、鋳造品の品質の均一化及び向上を図ることができ
る。
なうことができるので、塗布量の定量化を行なうことが
できる。このため、塗型剤膜を再現性良く得ることがで
き、鋳造品の品質の均一化及び向上を図ることができ
る。
【0021】(2)両金型11、12は、装置1に取付
けられた状態で塗布されるので、取外しや取付けの作業
工程を不要にできる。また、塗型剤の供給量は装置26
により正確に制御できるので、塗布形成された塗型剤膜
の厚さ、ひいては寿命を正確に把握でき、このため、鋳
造作業途中で塗型剤膜をチェックするのを不要にでき
る。従って、作業性を大幅に向上できる。
けられた状態で塗布されるので、取外しや取付けの作業
工程を不要にできる。また、塗型剤の供給量は装置26
により正確に制御できるので、塗布形成された塗型剤膜
の厚さ、ひいては寿命を正確に把握でき、このため、鋳
造作業途中で塗型剤膜をチェックするのを不要にでき
る。従って、作業性を大幅に向上できる。
【0022】(3)両金型11、12は閉じた状態であ
るので、塗型剤の飛散を防止できる。従って、周囲環境
の悪化を防止できる。
るので、塗型剤の飛散を防止できる。従って、周囲環境
の悪化を防止できる。
【0023】また、両金型11、12の内面温度の高い
部分又は複雑な形状を有する部分に対して、多数回の吐
出を行なえば、均一な塗型剤膜を形成することができ
る。なお、上記のような部分に対しては、多数の吐出口
を有する静電スプレーガンに取替えてスプレーを行なっ
てもよく、同様の効果を奏する。
部分又は複雑な形状を有する部分に対して、多数回の吐
出を行なえば、均一な塗型剤膜を形成することができ
る。なお、上記のような部分に対しては、多数の吐出口
を有する静電スプレーガンに取替えてスプレーを行なっ
てもよく、同様の効果を奏する。
【図1】 本発明のスプレー方法を実施するためのスプ
レー装置を示す正面図である。
レー装置を示す正面図である。
【図2】 図1のII−II断面図である。
【図3】 上記スプレー装置の作動状態を示す断面図で
ある。
ある。
【図4】 通常の給湯作業を示す正面図である。
【符号の説明】 1 金型鋳造装置 10 キャビティ 11 可動金型 12 固定金型 13 給湯口 14 押湯口 23 スプレーヘッド部 24 吸引ヘッド部 25 静電スプレーガン 28 吸引ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 粉末塗型剤を、金型鋳造装置の可動金型
及び固定金型の両内面にスプレーして塗布するスプレー
方法であって、 可動金型と固定金型が閉じた状態において、給湯口に、
静電スプレーガンを備えたスプレーヘッド部を密閉する
よう嵌合させるとともに、押湯口に、吸引ポンプに連結
した吸引ヘッド部を密閉するよう嵌合させ、 吸引ポンプにより、押湯口を介してキャビティ内を吸引
してキャビティ内外に圧力差を生じさせ、粉末塗型剤供
給装置から静電スプレーガンへ供給した粉末塗型剤を上
記圧力差により静電スプレーガンから吐出させて上記両
金型の内面に静電吸着させることを特徴とする金型鋳造
用粉末塗型剤のスプレー方法。 - 【請求項2】 可動金型及び固定金型の両内面の、温度
の高い部分及び複雑な形状を有する部分には、多数回の
吐出を行ない、又は多数の吐出口を有する静電スプレー
ガンを用いた吐出を行なう請求項1記載の金型鋳造用粉
末塗型剤のスプレー方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06154984A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法 |
US08/132,914 US5385196A (en) | 1992-11-27 | 1993-10-07 | Spray method of permanent mold casting powdery mold coating agent |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP43A JPH06154984A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06154984A true JPH06154984A (ja) | 1994-06-03 |
Family
ID=18101341
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP43A Pending JPH06154984A (ja) | 1992-11-27 | 1992-11-27 | 金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5385196A (ja) |
JP (1) | JPH06154984A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002283032A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-02 | Hitachi Metals Ltd | ダイカスト鋳造方法 |
CN112026104A (zh) * | 2020-08-11 | 2020-12-04 | 黄海霞 | 一种汽车零件注塑模具 |
CN112536201A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-23 | 德化豪晟艺品有限公司 | 一种基于自动化程度高的自动喷涂上色生产线的喷涂工艺 |
Families Citing this family (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5531262A (en) * | 1995-09-26 | 1996-07-02 | Freeman; Lewis G. | Bulk lubricant delivery unit for a die caster |
US5524701A (en) * | 1995-09-26 | 1996-06-11 | Freeman; Lewis G. | Bulk lubricant delivery unit for a die caster |
US5529111A (en) * | 1995-09-26 | 1996-06-25 | Freeman; Lewis G. | Bulk lubricant delivery unit for a die caster |
US5524702A (en) * | 1995-09-26 | 1996-06-11 | Freeman; Lewis G. | Bulk lubricant delivery unit for a die caster |
JP3037918B2 (ja) * | 1997-09-22 | 2000-05-08 | 花野商事株式会社 | スリーブ潤滑方法及びスリーブ潤滑装置 |
DE19911374A1 (de) * | 1998-03-13 | 1999-11-18 | Wotec Automationssysteme Gmbh | Sprühvorrichtung für Gießformen |
US6432886B1 (en) | 1999-09-08 | 2002-08-13 | Mary R. Reidmeyer | Agglomerated lubricant |
US6291407B1 (en) | 1999-09-08 | 2001-09-18 | Lafrance Manufacturing Co. | Agglomerated die casting lubricant |
US6614298B2 (en) * | 2001-08-13 | 2003-09-02 | Soma Networks, Inc. | Apparatus and method for controlling adaptive circuits |
US7897087B2 (en) * | 2004-05-05 | 2011-03-01 | Naughton David B | Method of manufacturing a molded article |
CN110465634A (zh) * | 2018-05-11 | 2019-11-19 | 柳州市君鹏机械制造有限公司 | 一种铸造流涂装置 |
CN115055345A (zh) * | 2022-07-14 | 2022-09-16 | 杭州丰岚实业有限公司 | 一种户外家具不锈钢管件自动喷粉工艺 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629744A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 鋳造用金型への離型剤付着方法 |
JPS62127150A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Asmo Co Ltd | ダイカスト鋳造金型への離型剤塗布方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63137539A (ja) * | 1986-11-27 | 1988-06-09 | Ube Ind Ltd | 溶湯接触面へのすす塗布方法 |
JP2927925B2 (ja) * | 1990-09-28 | 1999-07-28 | 東芝機械株式会社 | 鋳造用金型の離型剤塗布方法 |
-
1992
- 1992-11-27 JP JP43A patent/JPH06154984A/ja active Pending
-
1993
- 1993-10-07 US US08/132,914 patent/US5385196A/en not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS629744A (ja) * | 1985-07-09 | 1987-01-17 | Mitsubishi Electric Corp | 鋳造用金型への離型剤付着方法 |
JPS62127150A (ja) * | 1985-11-26 | 1987-06-09 | Asmo Co Ltd | ダイカスト鋳造金型への離型剤塗布方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002283032A (ja) * | 2001-03-26 | 2002-10-02 | Hitachi Metals Ltd | ダイカスト鋳造方法 |
CN112026104A (zh) * | 2020-08-11 | 2020-12-04 | 黄海霞 | 一种汽车零件注塑模具 |
CN112536201A (zh) * | 2020-11-26 | 2021-03-23 | 德化豪晟艺品有限公司 | 一种基于自动化程度高的自动喷涂上色生产线的喷涂工艺 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5385196A (en) | 1995-01-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH06154984A (ja) | 金型鋳造用粉末塗型剤のスプレー方法 | |
JPS62127150A (ja) | ダイカスト鋳造金型への離型剤塗布方法 | |
US20070215308A1 (en) | Vertical Casting Apparatus and Vertical Casting Method | |
EA008468B1 (ru) | Способ и устройство разливки и отливка, полученная в процессе вакуумного формования | |
CN104550848A (zh) | V法真空铸造工艺 | |
JPH0615429A (ja) | 真空ダイカスト法 | |
CN101579721A (zh) | 铝合金多叶片铸件的铸造工艺 | |
JPH04138861A (ja) | 鋳造用金型の離型剤塗布方法 | |
JP2005000962A (ja) | 金型用スプレー装置 | |
JPH06122057A (ja) | 鋳造装置における離型剤塗布方法および装置 | |
JP3271678B2 (ja) | ダイカストマシーン | |
CN204933777U (zh) | 一种造型砂箱防粘喷涂装置 | |
US6070644A (en) | Investment casting using pressure cap sealable on gas permeable investment mold | |
JPH06315749A (ja) | 離型剤の噴霧方法 | |
CN205851792U (zh) | 石膏模浇铸过程中采用的真空箱以及浇铸装置 | |
JPH1157970A (ja) | 離型剤塗布装置 | |
JP2819790B2 (ja) | ダイカスト鋳造装置 | |
JPH0691348A (ja) | 湯口清掃装置 | |
JPS57152362A (en) | Valve device for gas venting passage in die casting machine | |
JPH05146865A (ja) | 鋳造装置 | |
JPS5731463A (en) | Casting method for thin walled casting | |
JPH05220540A (ja) | 精密鋳造方法 | |
JPS62101361A (ja) | ロ−タ−ダイカスト用離型剤の塗布法 | |
RU2172225C1 (ru) | Устройство для нанесения теплоизоляционных покрытий | |
JPH09239511A (ja) | 鋳造型エアブロー方法及びエアブロー組込み式鋳造型 |