JPH0615493A - プレス機の安全装置 - Google Patents

プレス機の安全装置

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Publication number
JPH0615493A
JPH0615493A JP17664792A JP17664792A JPH0615493A JP H0615493 A JPH0615493 A JP H0615493A JP 17664792 A JP17664792 A JP 17664792A JP 17664792 A JP17664792 A JP 17664792A JP H0615493 A JPH0615493 A JP H0615493A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
press machine
bolster
die
transparent plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP17664792A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeaki Motokawa
恵昭 本川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Original Assignee
Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd filed Critical Tatsuta Electric Wire and Cable Co Ltd
Priority to JP17664792A priority Critical patent/JPH0615493A/ja
Publication of JPH0615493A publication Critical patent/JPH0615493A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレス機のダイ14a、14b間への作業者
の手の侵入、ワーク等の飛散を有効に防ぎ、ダイの大き
さ変化に容易に対応し、かつダイ上の作業も安全・容易
とする。 【構成】 プレス機ボルスタ11上の左右側面及び前面
をそれぞれ耐衝撃性透明板17、18で囲い、その各透
明板17、18は、支軸16からパイプ17a、18a
を抜き差し可能としてそれぞれ別個にボルスタ11上か
ら取り外し可能とする。この抜き差し及び支軸16の位
置調整によって適宜の大きさの透明板17、18を選択
的に取付け、ダイ14a、14bの大きさの変化に対応
する。前面の透明板18はその側縁のパイプ18a及び
支軸16でもって回動自在に支持して扉とし、この扉1
8にその開閉検知センサ21を付設する。扉18を開放
すればそのセンサー21が作動し、その開放検知信号に
よりプレス機の運転を停止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、プレス機におけるボ
ルスタとポンチ間の周りを囲って、作業中、その中への
作業者の手の侵入、切断破片の飛散を防止する安全装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プレス機は、ボルスタに下ダイを、ポン
チに上ダイをそれぞれ取付け、両者間に被加工物を介在
した状態で、ポンチをボルスタに圧接し、両ダイでもっ
て、被加工物を切断・塑性変形させて所要の形状の成形
品を得るものである。
【0003】このプレス機において、上記ポンチとボル
スタの間(両ダイ間)に手を誤って侵入させると、非常
に危険である。このため、従来から種々の安全手段が講
じられており、例えば図5に示すように、ボルスタ1上
前面に光線安全器3を取付け、作業者の身体の一部がそ
の光線3aを遮断すれば、瞬時にプレス機を停止させる
ものがある。
【0004】また、図6に示すように、不動の枠4にリ
ンク機構5を設け、その一端をポンチ2に、他端に払い
アーム6を取付け、鎖線のごとくポンチ2の下降につれ
て、リンク機構5を介し払いアーム6をボルスタ1前面
に揺動させて、仮に作業者の手があれば、その手を払い
アーム6で払うようにしたものがある。さらに、図7に
示すように、ボルスタ1上の左右側面及び前面をカバー
7で囲ったものもある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す安全手段
は、作業者の手の侵入による事故を防止し得るが、作業
中のトラブルによるワーク(被成形品)、部品等の飛散
を防ぐことができない。それらが飛散すれば、作業者に
とって非常に危険である。図6に示す安全手段は、手に
かなりの衝撃があるうえに、上記飛散の問題がある。図
7に示す安全手段は、手の侵入及び上記飛散を防ぐこと
はできるが、カバー7は定形品で大きさが一定のため、
下ダイの大きさの変化に対応できない問題がある。ま
た、ボルスタ1上での作業毎にカバー7を取除かねばな
らず、作業性がすこぶる悪い。
【0006】この発明は、以上の点に留意し、手の侵入
及びワーク等の飛散を有効に防ぎ、かつダイの大きさ変
化に容易に対応できるとともに、ダイ上の作業も安全・
容易となるようにすることを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、この発明にあっては、プレス機ボルスタ上の左右側
面及び前面をそれぞれ耐衝撃性透明板で囲い、その各透
明板をそれぞれ別個にボルスタ上から取外し可能とし、
かつ前面の透明板をその側縁の支軸でもって回動自在に
支持して扉とし、この扉にその開閉検知センサを付設
し、そのセンサの開放検知信号による前記プレス機の運
転停止機能を備えてなる構成としたのである。
【0008】
【作用】このように構成するこの発明に係るプレス機の
安全装置は、前述の図7のものと同様に、プレス作用
時、ボルスタ上の下ダイスを囲み、その中への作業者の
手の侵入を阻止するとともに、ワーク等の飛散を防止す
る。また、透明板を通してプレス作用状態を確認する。
【0009】成形品の出し入れは扉を開放して行う。こ
のとき、その扉の開放は検出センサによって検出され、
その検出信号によってプレス機の運転は停止する。この
ため、成形品出し入れ時には必ず、プレス機は停止して
いることとなり、安全である。
【0010】また、大きさの異なるダイに交換したこと
により、透明板でそれを囲えなくなれば、不都合な面
(幅が足りない面)の透明板のみを取替えて対応する。
【0011】
【実施例】図1に示すように、プレス機は、ボルスタ1
1上に下ダイ14a、ポンチ12に上ダイ14bをそれ
ぞれ取付け、両者14a、14b間に被加工物(ワー
ク)を介在し、矢印のごとく、ポンチ12を下降させ
て、ボルスタ11に圧接し、両ダイ14a、14bでも
って、被加工物を切断、塑性変形させて所要の形状の成
形品を得る。
【0012】ボルスタ11上の下ダイ14aの周り4隅
にブロック15を介して支軸16が立てられている。ブ
ロック15は支持板7にビス止めされ、支持板7はボル
スタ11にビス止めされている。そのビスを外すことに
より、ブロック15及び支持板7をボルスタ11から取
外すことができ、別途に用意した前後のブロック15、
15用ビス穴間の長さの異なる支持板7を取付けること
により、後述の透明板17、18の大きさの変化に対応
する。また、支持板7にブロック15用ビス穴を適宜の
間隔で形成し、そのビス穴への選択的なブロック15の
取付けで、前後のブロック15、15間の長さを調整す
ることもできる。左右のブロック15、15間は支持板
7の取付け位置を変えることにより調整する。支軸16
はブロック15に嵌入することにより取付ける。
【0013】各支軸16にはそれぞれ透明板17、1
7、18が支持パイプ17a、18a及び補助パイプ1
9を介して嵌められる。透明板17、18、18は金網
入りの繊維強化プラスチック(FRP)等の耐衝撃性材
料からなる。前面の透明板18は右縁の支持パイプ18
aを介して前後に開閉可能の扉となっており、閉じた状
態では、フックを掛ける、又は開磁・閉磁可能な磁石等
により容易に開かない。側面透明板17の支持パイプ1
7aを短くしたのは、ボルスタ11周辺の狭小な場所で
も、支軸16に容易に差し込めるようにするためであ
る。
【0014】前面透明板(扉)18の支持パイプ18a
下端は欠除され、この欠除部20にマイクロスイッチ2
1のアクチュエータ21aが臨んでおり、扉18を閉じ
た状態では、欠除部20内にアクチュエータ21aが入
り、扉18を開く(前方に回す)ことにより、欠除部2
0がアクチュエータ21aから退去し、支持パイプ18
aによってアクチュエータ21aが押され、マイクロス
イッチ21が作動する。この作動信号(検知信号)はプ
レス機の制御器に入力されて、プレス機が瞬時に運転を
停止する(ロックされる)。
【0015】成形品の種類が変わり、ダイ14aの大き
さが変化し、既設の透明板17、18では、囲み得なく
なれば、前述のように、ブロック15、支持板7を別の
物に取替え、又は位置調整するとともに、それに応じた
透明板17、18を取付ける。このとき、縦横(前後左
右)の内、囲み得ない面のみの透明板17又は18のみ
を交換する。これらの作業は、嵌め込み等の簡単なもの
で、その組立ても容易である。
【0016】図3に示す実施例は、ダイ14a、14b
間への被加工物の搬送装置22を付設した、いわゆる順
送金型プレス機に適用したものであり、同図(b)のご
とく左側面の透明板17の搬送装置22の入り込む部分
23を欠除している。図4に示す実施例は、その順送金
型プレス機において、右側面の透明板7にスクラップa
の送り出し口24を形成したものである。
【0017】
【発明の効果】この発明は以上のように構成したので、
作業者の手の侵入、ワーク等の飛散を確実に阻止するこ
とができる。また、ダイ上の作業時には、扉を開けるこ
ととなり、その開放によってプレス機は確実に運転を停
止するため安全である。さらに、ダイの大きさ変化にも
容易に対応し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の斜視図
【図2】同実施例の要部分解斜視図
【図3】他の実施例を示し、(a)は正面図、(b)は
一部除去左側面図
【図4】他の実施例を示し、(a)は正面図、(b)は
一部除去左側面図、(c)は同右側面図
【図5】従来例の斜視図
【図6】従来例の斜視図
【図7】従来例の斜視図
【符号の説明】
1、11 ボルスタ 2、12 ポンチ 7 支持板 14a、14b ダイ 15 ブロック 16 支軸 17 側面透明板 18 前面透明板(扉) 19 補助パイプ 20 欠除部 21 マイクロスイッチ 21a アクチュエータ 22 搬送装置 23 欠除部分 24 送り出し口

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレス機ボルスタ上の左右側面及び前面
    をそれぞれ耐衝撃性透明板で囲い、その各透明板をそれ
    ぞれ別個にボルスタ上から取外し可能とし、かつ前面の
    透明板をその側縁の支軸でもって回動自在に支持して扉
    とし、この扉にその開閉検知センサを付設し、そのセン
    サの開放検知信号による前記プレス機の運転停止機能を
    備えてなることを特徴とするプレス機の安全装置。
JP17664792A 1992-07-03 1992-07-03 プレス機の安全装置 Pending JPH0615493A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17664792A JPH0615493A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 プレス機の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP17664792A JPH0615493A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 プレス機の安全装置

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JPH0615493A true JPH0615493A (ja) 1994-01-25

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ID=16017241

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JP17664792A Pending JPH0615493A (ja) 1992-07-03 1992-07-03 プレス機の安全装置

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Cited By (7)

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