JPH06154882A - 曲げ加工方法および装置 - Google Patents

曲げ加工方法および装置

Info

Publication number
JPH06154882A
JPH06154882A JP30862592A JP30862592A JPH06154882A JP H06154882 A JPH06154882 A JP H06154882A JP 30862592 A JP30862592 A JP 30862592A JP 30862592 A JP30862592 A JP 30862592A JP H06154882 A JPH06154882 A JP H06154882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
counter holder
bending
die member
die
electromagnetic means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP30862592A
Other languages
English (en)
Inventor
Tadashi Amano
忠 天野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Amada Co Ltd filed Critical Amada Co Ltd
Priority to JP30862592A priority Critical patent/JPH06154882A/ja
Publication of JPH06154882A publication Critical patent/JPH06154882A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレスブレーキ、フォールディングマシン等
を必要とすることなく板金曲げ加工を簡便に行うこと。 【構成】 相対向するパンチ部材9とカウンタホルダ3
1とを第一の電磁手段17により加工板材Wを挟んで互
いに磁気吸引して加工板材Wをクランプする。次にカウ
ンタホルダ31を第二の電磁手段33により磁気吸引し
てパンチ部材9およびクランプ状態の加工板材Wと共に
ダイ部材25に対して変位させ、この変位によりダイ部
材不5のショルダ部29を使用して加工板材Wをワイピ
ング式に曲げ加工する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、曲げ加工方法および装
置に関し、特にワイピング式の曲げ加工を行う曲げ加工
方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来一般に、板金曲げ加工は、機械式、
油圧式のプレスブレーキ、フォールディングマシン等に
より曲げ加工金型を駆動することにより行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】プレスブレーキ、フォ
ールディングマシン等は、所要の曲げ力をもって曲げ加
工金型を駆動して所期の板金曲げ加工を行うが、しか
し、これらの機械は、機械式、油圧式の何れにあって
も、金型駆動系が大がかりで、大型のものになる。
【0004】本発明は、従来のプレスブレーキ、フォー
ルディングマシン等に於ける上述の如き問題点に着目し
てなされたものであり、プレスブレーキ、フォールディ
ングマシン等を必要とすることなく板金曲げ加工を簡便
に行う曲げ加工方法、およびこの曲げ加工方法の実施に
使用する曲げ加工装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の如き目的は、本発
明によれば、相対向するパンチ部材とカウンタホルダと
を第一の電磁手段により加工板材を挟んで互いに磁気吸
引して加工板材をクランプし、次に前記カウンタホルダ
を第二の電磁手段により磁気吸引して前記パンチ部材お
よびクランプ状態の加工板材と共にダイ部材に対して変
位させ、この変位により前記ダイ部材のショルダ部を使
用して前記加工板材をワイピング式に曲げ加工すること
を特徴とする曲げ加工方法によって達成される。
【0006】また上述の如き目的を達成するため、本発
明による曲げ加工装置は、軸線方向に移動可能に設けら
れたパンチ部材と、一側部にワイピング式曲げ加工用の
ショルダ部を有するダイ部材と、前記ダイ部材に軸線方
向に移動可能に設けられ前記パンチ部材と対向するカウ
ンタホルダと、前記パンチ部材と前記カウンタホルダと
を互いに磁気吸引する第一の電磁手段と、カウンタホル
ダを磁気吸引して当該カウンタホルダをダイ部材に対し
て変位させる第二の電磁手段とを有していることを特徴
としている。
【0007】
【作用】上述の如き構成によれば、第一の電磁手段によ
りパンチ部材とカウンタホルダとが加工板材を挟んで互
いに磁気吸引されることにより、該両者により加工板材
がクランプされ、次に第二の電磁手段によりカウンタホ
ルダが磁気吸引されることにより、カウンタホルダがパ
ンチ部材およびクランプ状態の加工板材と共にダイ部材
に対して変位し、この変位によりダイ部材のショルダ部
を使用して加工板材がワイピング式に曲げ加工される。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を用いて詳細に
説明する。
【0009】図1、図2は本発明による曲げ加工装置の
一実施例を示している。曲げ加工装置は横転U形のホル
ダ1を有している。
【0010】ホルダ1の上部腕部3には上下方向に貫通
したパンチ支持孔5が形成されており、パンチ支持孔5
にはステム部材7が上下方向に移動可能に嵌合してい
る。ステム部材7の下端にはパンチ部材9が固定連結さ
れている。
【0011】パンチ部材9は、ステム部7の上端に固定
装着されたばねリテーナ11と上部腕部3との間に装着
された圧縮コイルばね13により上方へ付勢されてお
り、これにより通常時は、図1に示されている如く、ス
トッパフランジ15が上部腕部3の下底面に当接する上
昇位置にある。
【0012】パンチ部材7には第一の電磁ソレノイド1
7が装着されている。第一の電磁ソレノイド17は、パ
ンチ部材7の下底面部、即ち板押さえ面部に磁気吸着面
部19を有し、選択的に通電されることにより励磁する
ようになっている。
【0013】ホルダ1の下部腕部21にはパンチ部材7
と相対向する位置にダイ収容孔23が形成されており、
ダイ収容孔23にはダイ部材25が嵌合装着されてい
る。
【0014】ダイ部材25は 下部腕部21に固定さ
れ、カウンタ嵌合孔27を有し、このカウンタ嵌合孔2
7の一側部に位置する部分にワイピング式曲げ加工用の
ショルダピース29を固定装着されている。
【0015】ダイ部材25のカウンタ嵌合孔27にはカ
ウンタホルダ31が上下方向、即ちパンチ部材9との対
向方向に移動可能に嵌合している。カウンタホルダ31
は、パンチ部材9と相対向し、平らな板押さえ上面33
を有している。
【0016】カウンタ嵌合孔27の底部には第二の電磁
ソレノイド35が固定装着されている。第二の電磁ソレ
ノイド35にはピン37によりカウンタホルダ31と連
結された鉄心39が係合しており、第二の電磁ソレノイ
ド35は選択的に通電されることにより励磁して鉄心3
9と共にカウンタホルダ31を圧縮コイルばね41のば
ね力に抗してダイ部材25に対して降下駆動させるよう
になっている。
【0017】圧縮コイルばね41はカウンタホルダ31
を上方へ付勢しており、これによりカウンタホルダ31
は、通常時は、図1に示されている如く、板押さえ上面
33とショルダピース29の上面とが互いに面一となる
上昇位置にある。
【0018】上述の如き構成によりなる曲げ加工装置に
より板材の曲げ加工を行う場合は、先ず図1に示されて
いる如く、面一状態にあるカウンタホルダ31の板押さ
え上面33とショルダピース29の上面上に加工板材W
を位置決め載置する。
【0019】次に第一の電磁ソレノイド17に通電を行
い、これを励磁させる。この第一の電磁ソレノイド17
の励磁により、磁気吸着面部19が加工板材Wに磁気吸
着すべくパンチ部材9が圧縮コイルばね13のばね力に
抗して降下移動し、磁気吸着面部19が加工板材Wに磁
気吸着する。
【0020】これによりパンチ部材9とカウンタホルダ
31が加工板材Wを挟んでこれをクランプする。
【0021】次に第二の電磁ソレノイド35に通電を行
い、これを励磁させる。この第二の電磁ソレノイド35
の励磁により、カウンタホルダ31が第二の電磁ソレノ
イド35に磁気吸引され、カウンタホルダ31はパンチ
部材9およびクランプ状態の加工板材Wと共に圧縮コイ
ルばね41のばね力に抗してダイ部材25に対して降下
変位する。
【0022】この降下変位により図2に示されている如
く、ダイ部材25のショルダピース29を使用して加工
板材Wがワイピング式に曲げ加工される。
【0023】上述の如き本発明による電磁駆動式の曲げ
加工装置は、図3に示されている如く、折曲線に沿って
予め微細連結部Jを部分的に残してスリットSが設けら
れていることによりさほど大きい曲げ加工力を必要とし
ない加工板材Wの曲げ加工に特に適しており、また図4
に示されている如きクロージング加工を行うことも可能
である。
【0024】また長尺の板材の曲げ加工に行う場合は、
図5に示されている如く、上述の如き構成よりなる本発
明の曲げ加工装置Aを複数個、互いに所定横間隔をおい
て基台43に装着し、これら複数個の曲げ加工装置Aを
同期駆動すればよい。
【0025】尚、上述の実施例に於いては、第一の電磁
ソレノイド17はパンチ部材9に設けられているが、こ
の第一の電磁ソレノイド17は、カウンタホルダ31の
板押さえ上面33の部分に設置され、加工板材Wを介し
てパンチ部材9を磁気吸引するよう構成されていてもよ
い。
【0026】以上に於ては、本発明を特定の実施例につ
いて詳細に説明したが、本発明は、これに限定されるも
のではなく、本発明の範囲内にて種々の実施例が可能で
あることは当業者にとって明らかであろう。
【0027】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、本発明
による曲げ加工方法および装置によれば、第一の電磁手
段によりパンチ部材とカウンタホルダとが加工板材を挟
んで互いに磁気吸引されることにより、該両者により加
工板材がクランプされ、次に第二の電磁手段によりカウ
ンタホルダが磁気吸引されることにより、カウンタホル
ダがパンチ部材およびクランプ状態の加工板材と共にダ
イ部材に対して変位し、この変位によりダイ部材のショ
ルダ部を使用して加工板材がワイピング式に曲げ加工さ
れるから、外部より型駆動されることなく曲げ加工が行
われ、これによりプレスブレーキ、フォールディングマ
シン等を必要とすることなく板金曲げ加工が簡便に行わ
れ得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による曲げ加工装置の一実施例を初期状
態について示す縦断面図である。
【図2】本発明による曲げ加工装置の一実施例を曲げ加
工完了状態について示す縦断面図である。
【図3】本発明による曲げ加工方法の実施に適した加工
板材例を示す斜視図である。
【図4】本発明による曲げ加工装置により曲げ加工可能
な加工板材例を示す斜視図である。
【図5】本発明による曲げ加工装置の使用例を示す斜視
図である。
【符号の説明】
1 ホルダ 7 ステム部材 9 パンチ部材 17 第一の電磁ソレノイド 25 ダイ部材 29 ショルダピース 31 カウンタホルダ 35 第二の電磁ソレノイド 39 鉄心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対向するパンチ部材とカウンタホルダ
    とを第一の電磁手段により加工板材を挟んで互いに磁気
    吸引して加工板材をクランプし、次に前記カウンタホル
    ダを第二の電磁手段により磁気吸引して前記パンチ部材
    およびクランプ状態の加工板材と共にダイ部材に対して
    変位させ、この変位により前記ダイ部材のショルダ部を
    使用して前記加工板材をワイピング式に曲げ加工するこ
    とを特徴とする曲げ加工方法。
  2. 【請求項2】 軸線方向に移動可能に設けられたパンチ
    部材と、一側部にワイピング式曲げ加工用のショルダ部
    を有するダイ部材と、前記ダイ部材に軸線方向に移動可
    能に設けられ前記パンチ部材と対向するカウンタホルダ
    と、前記パンチ部材と前記カウンタホルダとを互いに磁
    気吸引する第一の電磁手段と、カウンタホルダを磁気吸
    引して当該カウンタホルダをダイ部材に対して変位させ
    る第二の電磁手段とを有していることを特徴とする曲げ
    加工装置。
JP30862592A 1992-11-18 1992-11-18 曲げ加工方法および装置 Pending JPH06154882A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30862592A JPH06154882A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 曲げ加工方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30862592A JPH06154882A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 曲げ加工方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06154882A true JPH06154882A (ja) 1994-06-03

Family

ID=17983307

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30862592A Pending JPH06154882A (ja) 1992-11-18 1992-11-18 曲げ加工方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06154882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412445B1 (ko) * 2001-10-15 2003-12-31 현대자동차주식회사 금형의 위치 셋팅 방법

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100412445B1 (ko) * 2001-10-15 2003-12-31 현대자동차주식회사 금형의 위치 셋팅 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7891226B2 (en) Electromagnetic blank restrainer
US5087236A (en) Separating method and device for separating a shaped section from a waste section
JPH06238776A (ja) ピンボード式の板紙打抜き機
JP2000263350A (ja) ブッシュ圧入装置
JP2003039122A (ja) 微細穴の打ち抜き加工装置および方法
JPH06154882A (ja) 曲げ加工方法および装置
JP3803449B2 (ja) 打抜き用金型装置
KR0138965B1 (ko) 테이핑 장치
JP2001045717A (ja) 積層鉄芯の積層装置及びその方法
JP2001121213A (ja) ワーク押え機構付き金型
JP2000005827A (ja) 増厚絞り加工用金型
JPH01309734A (ja) 板状部材の縁部加工方法
JP2522740Y2 (ja) 板状物の小径穴打抜き装置
JPS62263824A (ja) ベンド金型装置
JPH10244324A (ja) プレス装置
JP7471656B2 (ja) プレス装置及びプレス装置を用いた加工対象物の製造方法
CN211915083U (zh) 一种用于汽车钣金零件加工的修边弯曲机构
JPH0235604B2 (ja)
CN218018913U (zh) 一种非接触式ic卡冲孔模具支撑架
JPH04158945A (ja) プレス品の型合せ構造
JPH0622495Y2 (ja) 寄せ加工用型のパッド装置
JPH0442007Y2 (ja)
JPH03234324A (ja) カムピアス装置
JP3131277B2 (ja) 板材折曲型装置
JPH0328970Y2 (ja)