JPH0615349B2 - 車体への後ドア−供給装置 - Google Patents

車体への後ドア−供給装置

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JPH0615349B2
JPH0615349B2 JP61067901A JP6790186A JPH0615349B2 JP H0615349 B2 JPH0615349 B2 JP H0615349B2 JP 61067901 A JP61067901 A JP 61067901A JP 6790186 A JP6790186 A JP 6790186A JP H0615349 B2 JPH0615349 B2 JP H0615349B2
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JP
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frame
rear door
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movable
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則安 永井
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Daifuku Co Ltd
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Daifuku Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、自動車組立てラインにおいて、搬送されてい
る車体(ボディ)に対して後ドアーを組立てるときに採
用される車体への後ドアー供給装置に関するものであ
る。
従来の技術 従来、車体へのドアー供給装置としては、たとえば特開
昭58-36776号公報に見られるように、車体搬送ラインに
沿って吊下げ搬送装置または台車からなるドアー搬送ラ
インを配設し、そして両ラインを同期作動させながらド
アー搬送ライン側で支持してなるドアーを車体に供給し
ていた。ところで車体に後ドアーを取付けるに使用され
る蝶番は、通常、一片を車体に固定するとともに他片を
後ドアーに固定しておき、そして両片を相対応させるの
ちピンを差し込むことによって連結していた。
発明が解決しようとする問題点 上記の取付け形式によると、両片を相対応させる位置決
め調整は容易に行なえず、作業能率の低下原因となって
いた。そこで蝶番の全てを予め車体に固定しておくこと
が考えられるが、これによると車体のドアーと取付け開
口に対する後ドアーの差し込み角度と、差し込み後の蝶
番固定作業時における車体に対する後ドアーの対応角度
とを、蝶番の存在により異ならしめなければならないこ
とから上述した従来公報の形式では実現できない。
本発明の目的とするところは、車体に蝶番の全てを固定
した形式において、後ドアーの供給を容易に正確に行な
える車体への後ドアー供給装置を提供する点にある。
問題点を解決するための手段 上記問題点を解決すべく本発明の車体への後ドアー供給
装置は、車体搬送ラインに沿って走行自在な台車を設
け、この台車上に、ガイド枠に案内される昇降枠を配設
し、この昇降枠の側部に配設した可動枠と昇降枠との間
に、可動枠を車体搬送ラインに対して、台車走行側の縦
軸心を中心とした円弧経路上で接近離間動案内するガイ
ド装置を設け、前記可動枠に、走行方向に沿って移動自
在でかつ後ドアー支持具を有する支持枠を設けている。
作用 かかる本発明構成によると、車体搬送ラインに対して、
所定の角度を持たせた支持枠に後ドアーを支持させてな
る台車を、車体搬送ラインに沿つて同期走行させなが
ら、先ず昇降枠を昇降させて車体の後ドアー取付け開口
に対する後ドアーのレベル調整を行なう。次いで支持枠
を走行方向側に前進動させ、後ドアーの前端を開口に差
し込むとともに蝶番に対応させる。そして可動枠を車体
搬送ラインに接近動させるのであるが、その際にガイド
装置の案内によって、台車走行側の縦軸心を中心とした
円弧経路上で移動することから、支持枠で支持してなる
後ドアーを最初の所定角度よりも小さい角度に変更し
て、後ドアーの前端を、蝶番に対して固定作業しやすい
角度で対抗させ得る。
実施例 以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
第1図〜第4図において、1は車体搬送ライン2を形成
する左右一対のフロアコンベヤで、同期駆動により車輪
3を介して車体4を所定速度で支持搬送する。前記車体
搬送ライン2に沿って台車走行ライン5が形成され、こ
の台車走行ライン5上で台車6がフロアコンベヤ1側と
同期走行自在となる。すなわち台車6は本体7に複数の
車輪8を配設することにより形成され、本体7からの受
動部9をフロアコンベヤ1側に係合させることによっ
て、台車走行ライン5上で同期走行する。前記本体7上
に門形のガイド枠10が立設され、このガイド枠10は平面
視において、台車走行ライン5に対して前部側が接近す
べく傾斜して配置される。前記ガイド枠10の縦部材に対
して、ローラ11を介して昇降案内される昇降枠12が配設
され、この昇降枠12の昇降は、ガイド枠10の天井部材と
の間に設けたシリンダ装置13により行なわれる。前記昇
降枠12の台車走行ライン5側の側部に可動枠14が配設さ
れ、そして昇降枠12と可動枠14との間に、車体搬送ライ
ン2に対して可動枠14を、台車走行側の縦軸心15を中心
として円弧経路16上で接近離間動させるべく案内するガ
イド装置17を設けている。すなわちガイド装置17は、前
記円弧経路16と同心円上に位置すべく可動枠14の外面か
ら外方に連設した上・下部それぞれ前後一対の弯曲部材
18と、これら弯曲部材18の遊端間に設けた連結部材19
と、前記弯曲部材18を挟持案内すべく昇降枠12からのブ
ラケット20に配列した鼓形ローラ21とからなり、可動枠
14の移動は手動により行なわれる。前記可動枠14には走
行方向に沿って移動自在な支持枠22が設けられる。この
支持枠22は、上位水平杆22Aと、下位水平杆22Bと、両水
平杆22A,22Bの後端間を連結する縦杆22Cとにより側面視
コの字状に形成され、両水平杆22A,22Bの上下面それぞ
れに設けたレール23A,23Bを嵌合案内する溝形ローラ24
A,24Bを可動枠14に取付けることにより、支持枠22
は手動操作で走行方向に沿って移動自在となる。前記下
位水平杆22Bの前部にはローラ形式の支持具25が配設さ
れ、また上位水平杆22Aからは腕杆26を介してローラ形
式の倒れ防止具27が配設されている。28は前記ガイド枠
10にブラケット29を介して取付けた手押し杆、30は車体
4の後ドアー取付け開口31において、所定の縁部に予め
固定した蝶番を示す。32は後ドアーを示し、その下縁32
aは支持具25に支持され、また内面32bは倒れ防止具27に
受止められる。
第5図、第6図においては40はドアー搬送ラインで吊下
げ搬送装置41により形成される。すなわち吊下げ搬送装
置41は、トロリ案内用レール42と、その上方に架設され
てトロリ駆動装置用レール43と、前記トロリ案内用レー
ル42に案内されて移動自在なトロリ装置44と、このトロ
リ装置44に取付けたハンガ装置45と、前記トロリ駆動装
置用レール43に案内されるトロリ駆動装置(チエンコン
ベヤなど)46とから構成される。前記トロリ装置44は、
フロントトロリ47と、リヤトロリ48と、両トロリ47,48
から連設したトラニオンピン49,50間を連結する連結フ
レーム51と、両トロリ47,48に取付けた案内用ホイール
52、ならびに横振れ防止用ホイール53と、前記トロリ駆
動装置46からの駆動突起54に対して係脱自在な受動突起
55などから構成される。前記ハンガ装置45は連結フレー
ム51に対して前後揺動自在に取付けられ、その下部に後
ドアー32の下縁32aを支持自在な支持具56を設けるとと
もに、中間部に外面32cを受止め自在な倒れ防止具57を
設けている。
次に上記実施例の作用を説明する。
第5図、第6図に示すように、後ドアー32は、下縁32a
が支持具25に受止められ、そして外面32cが倒れ防止具5
7に受止められた状態でハンガ装置45に支持されてい
る。このハンガ装置45は、受動突起55が駆動突起54に係
合することによって、トロリ装置44とともにドアー搬送
ライン40上を搬送される。そしてトロリ装置44は第1図
に示すように、ドアー搬送ライン40中に設けたリフト装
置58内に入って停止する。このときリフト装置58内の下
方には台車6が入り、そして所定場所で停止している。
ここで台車6の昇降枠12は第4図実線に示すように下降
しており、可動枠14は昇降枠12に接近動し、さらに支持
枠22は後退動している。この状態でリフト装置58を下降
作動させ、第4図仮想線(イ)に示すように支持具25の
少し上方に下縁32aを位置させる。この状態でシリンダ
装置13を作動して昇降枠12を上昇させ、第4図仮想線
(ロ)で示すように支持具25を下縁32aに接当させて後
ドアー32を持ち上げる。このとき後ドアー32は内面32b
側に倒れようとするが、これは倒れ防止具27が内面32b
を受け止めることから倒れは防止される。このようにし
て台車6へ後ドアー32を渡すことにより空になったハン
ガ装置45は、リフト装置58の上昇動によって上方へ逃が
される。そして台車6は、手押し杆28を介しての手動走
行によって、第1図の仮想線に示すように所定の台車走
行ライン5上に移され、そして受動部9を介してフロア
コンベヤ1側に連動される。このとき、支持枠22、すな
わち後ドアー32は、第2図に示すように車体搬送ライン
2に対して所定角度(θ)傾斜している。このように
して車体4と後ドアー32とを各ライン2,5上で同期走
行させながら、先ず昇降枠12を昇降させて、第3図仮想
線(ハ)で示すように、後ドアー取付け開口31に対する
後ドアー32のレベル調整を行なう。次いで手動により支
持枠22を走行方向側に前進動させ、第2図仮想線(ニ)
に示すように後ドアー32の前端を開口31に差し込むとと
もに蝶番30に対応させる。このとき差し込みは、所定角
度(θ)を持って行なうことから蝶番30にじゃまされ
ることなく円滑にかつ確実に行なわれ、そして蝶番30に
は正しく対向される。そして可動枠14を車体搬送ライン
2に接近動させる。このときガイド装置17では、鼓形ロ
ーラ21群に弯曲部材18が支持案内されることから、可動
枠14は台車走行側の縦軸心15を中心とした円弧経路16上
で移動することになり、したがって支持枠22で支持して
なる後ドアー32を最初の所定角度(θ)よりも小さい
角度(θ)に変更し得る。この変更角度(θ)によ
って、第2図仮想線(ホ)で示すように後ドアー32の前
端を、蝶番30に対して固定作業しやすい角度で対向させ
得、その後にボルト止めなどの固定作業が行なわれる。
固定作業の終了により、先ず支持枠22を走行方向の後方
側に後退動させ、支持具25と倒れ防止具27とによる支持
などを開放する。そして受動部9を介しての連動を解除
したのち、台車6を手押しによって台車走行ライン5か
ら外し、次いで各部を最初の状態に戻したのちドアー搬
送ライン40側に走行させる。
発明の効果 上記構成の本発明によると、車体搬送ラインに対して所
定の角度を持たせて支持枠に後ドアーを支持させてなる
台車を、車体搬送ラインに沿って車体と同期走行させな
がら、先ず昇降枠を昇降させることによって、車体の後
ドアー取付け開口に対して後ドアーのレベル調整を行な
うことができる。次いで支持枠を走行方向側に前進動さ
せることにより、後ドアーの前端を開口に差し込むこと
ができるとともに蝶番に対向させることができる。その
際に差し込みは所定角度を持って行なうことから、円滑
にかつ確実に行なうことができるとともに、蝶番に正し
く対向させることができる。そして可動枠を車体搬送ラ
インに接近動させると、この可動枠はガイド装置の案内
によって、台車走行側の縦軸心を中心とした円弧経路上
で移動することになって、支持枠で支持してなる後ドア
ーを最初の設定角度よりも小さい角度に変更でき、後ド
アーの前端を、蝶番に対して固定作業しやすい角度で対
向させることができる。このように本発明によると、車
体に蝶番の全てを固定した形式において、後ドアーの供
給は容易に、かつ正確に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は全体の平面
図、第2図は台車部分の平面図、第3図は同側面図、第
4図は同背面図、第5図は吊下げ搬送装置の側面図、第
6図は同正面図である。 2……車体搬送ライン、4……車体、5……台車走行ラ
イン、6……台車、10……ガイド枠、12……昇降枠、14
……可動枠、15……縦軸心、16……円弧経路、17……ガ
イド装置、18……弯曲部材、22……支持枠、25……支持
具、27……倒れ防止具、31……後ドアー取付け開口、32
……後ドアー、40……ドアー搬送ライン、41……吊下げ
搬送装置、56……支持具、57……倒れ防止具、58……リ
フト装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体搬送ラインに沿って走行自在な台車を
    設け、この台車上に、ガイド枠に案内される昇降枠を配
    設し、この昇降枠の側部に配設した可動枠と昇降枠との
    間に、可動枠を車体搬送ラインに対して、台車走行側の
    縦軸心を中心とした円弧経路上で接近離間動案内するガ
    イド装置を設け、前記可動枠に、走行方向に沿って移動
    自在でかつ後ドアー支持具を有する支持枠を設けたこと
    を特徴とする車体への後ドアー供給装置。
JP61067901A 1986-03-25 1986-03-25 車体への後ドア−供給装置 Expired - Lifetime JPH0615349B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61067901A JPH0615349B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 車体への後ドア−供給装置

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JP61067901A JPH0615349B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 車体への後ドア−供給装置

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Publication Number Publication Date
JPS62225473A JPS62225473A (ja) 1987-10-03
JPH0615349B2 true JPH0615349B2 (ja) 1994-03-02

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ID=13358258

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JP61067901A Expired - Lifetime JPH0615349B2 (ja) 1986-03-25 1986-03-25 車体への後ドア−供給装置

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JP (1) JPH0615349B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ308801B6 (cs) * 2019-04-02 2021-05-26 ŠKODA AUTO a.s. Zařízení pro montáž upevňovacích tyčí ke karoserii

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CZ308801B6 (cs) * 2019-04-02 2021-05-26 ŠKODA AUTO a.s. Zařízení pro montáž upevňovacích tyčí ke karoserii

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JPS62225473A (ja) 1987-10-03

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