JPH06152926A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH06152926A
JPH06152926A JP4302228A JP30222892A JPH06152926A JP H06152926 A JPH06152926 A JP H06152926A JP 4302228 A JP4302228 A JP 4302228A JP 30222892 A JP30222892 A JP 30222892A JP H06152926 A JPH06152926 A JP H06152926A
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JP
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image data
data
rotation processing
page
rotation
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Application number
JP4302228A
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English (en)
Inventor
Kenichi Sonobe
賢一 園部
Susumu Yamamoto
進 山本
Toshifumi Nakamura
利文 中村
Takenori Obara
丈典 小原
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 少ない容量の画像メモリを用い短い処理時間
で受信画像回転処理を行うと共に、受信画像と同方向に
受信ヘッダ等のキャラクタデータを記録する。 【構成】 符号記憶部13に格納された符号データを伸
長器16で伸長し、nラインバッファ17に格納する。
nラインバッファ17にnライン分の画像データが格納
されると、回転処理部18でn×nビット単位で回転処
理し、ページメモリ19に格納する。受信ヘッダ等のキ
ャラクタデータを受信画像と共に記録する場合は、フォ
ントデータ生成手段31より生成されたフォントデータ
をフォント展開バッファ32へ展開し、符号記憶部13
からの読み出しを中止し、DMA手段33によりフォン
ト展開バッファ32上のフォントデータをnラインバッ
ファ17へ転送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、受信した画像データを
回転して記録することのできるファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のファクシミリ装置では、受信原稿
と同一サイズで縦横の方向の違う記録紙がセットされて
いる場合に、受信原稿より大きい記録紙に両脇に余白を
つけて等倍で記録するか、受信原稿より小さい記録紙に
縮小して記録していた。また、画像データを90度回転
して記録する方法も提案されている。
【0003】しかしながら、従来の画像データの回転処
理方式では、例えば特開平3−36671号公報に示さ
れるように、原画像データを記憶する画像メモリと回転
処理後の画像データを記憶する画像メモリの2つの画像
メモリを必要としていたため、画像メモリが大容量にな
ると共に処理時間がかかるという問題点があった。
【0004】そこで本出願人は、先に提出した特許出願
において、伸長後の所定量の画像データに対して90度
の回転処理を行う回転処理手段と、伸長後の画像データ
を回転処理に必要なライン数分記憶するラインメモリ
と、回転処理手段による回転処理後の画像データを1ペ
ージ分記憶するページメモリとを備え、伸長後の画像デ
ータが回転処理に必要なライン数分だけラインメモリに
記憶された後に、このラインメモリに記憶された画像デ
ータを読み出して回転処理手段へ送り回転処理を行わ
せ、回転処理後の画像データをページメモリの所定の位
置に書き込んで、1ページ分の画像データを90度回転
させるファクシミリ装置を提案している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来、記録
画像を展開するページメモリを有するファクシミリ装置
では、送信日時や送信元等の情報を表わす受信ヘッダ
等、受信画像データ以外のキャラクタデータを受信画像
データと共に記録する場合には、受信ヘッダ等のキャラ
クタデータをページメモリ上に展開していた。
【0006】ところが、前述のように本出願人が提案し
ている90度回転処理を行うファクシミリ装置におい
て、受信ヘッダ等のキャラクタデータをページメモリ上
に展開すると、受信画像は90度回転されるのに対し受
信ヘッダ等のキャラクタデータは90度回転されないの
で、受信画像の記録方向と受信ヘッダ等の記録方向が9
0度ずれてしまうという問題点が生じる。
【0007】また、従来、受信ヘッダ等のキャラクタデ
ータを受信画像と共に記録する場合、キャラクタデータ
を受信画像の外に記録すると受信画像のサイズよりも記
録画像のサイズが大きくなってしまうという問題点があ
り、受信画像のサイズと記録画像のサイズを同じにする
と受信画像データの一部をカットしなければならないと
いう問題点があった。
【0008】そこで本発明の目的は、少ない容量の画像
メモリを用い、短い処理時間で、回転処理を行うことが
できると共に、受信画像と同方向に受信ヘッダ等のキャ
ラクタデータを記録することのできるファクシミリ装置
を提供することにある。
【0009】また、本発明の他の目的は、上記目的に加
え、受信画像データの一部をカットすることなく、また
画像サイズを変更することなく、受信画像と共に受信ヘ
ッダ等のキャラクタデータを記録することのできるファ
クシミリ装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のファクシ
ミリ装置は、画像データを受信する受信手段と、この受
信手段によって受信された画像データを伸長する伸長手
段と、この伸長手段による伸長後の所定量の画像データ
に対して回転処理を行う回転処理手段と、伸長手段によ
る伸長後の画像データを回転処理に必要なライン数分記
憶するラインメモリと、受信画像データと共に記録する
キャラクタデータをラインメモリ上に展開するキャラク
タデータ展開手段と、回転処理手段による回転処理後の
画像データを1ページ分記憶するページメモリと、伸長
手段による伸長後の画像データが回転処理に必要なライ
ン数分だけラインメモリに記憶された後に、このライン
メモリに記憶された画像データを読み出して回転処理手
段へ送り回転処理を行わせる回転処理制御手段と、ペー
ジメモリに対して、1ページの画像領域を回転させた状
態に対応する所定の位置に回転処理後の画像データを格
納するための書き込みアドレスを供給するアドレス制御
手段と、ページメモリに格納された画像データに基づい
て画像の記録を行う記録手段とを備えたものである。
【0011】このファクシミリ装置では、伸長手段によ
って伸長された画像データは、回転処理に必要なライン
数分だけラインメモリに格納される。このラインメモリ
に回転処理に必要なライン数分だけ画像データが格納さ
れると、回転処理制御手段によってラインメモリから画
像データが読み出され回転処理手段へ送られ、この回転
処理手段によって回転処理が行われる。この回転処理後
の画像データは、アドレス制御手段から供給される書き
込みアドレスに従ってページメモリに格納され、ページ
メモリに1ページ全体を回転させた画像データが格納さ
れる。また、キャラクタデータ展開手段によってキャラ
クタデータもラインメモリ上に展開され、このキャラク
タデータも回転処理手段によって回転処理されてページ
メモリに展開される。
【0012】請求項2記載の発明のファクシミリ装置
は、請求項1記載の発明におけるキャラクタデータ展開
手段の代わりに、キャラクタデータとラインメモリに記
憶された画像データとの論理和データをラインメモリ上
に展開するキャラクタデータ展開手段を設けたものであ
る。
【0013】このファクシミリ装置では、キャラクタデ
ータ展開手段によって、キャラクタデータと受信画像デ
ータとの論理和データがラインメモリ上に展開され、こ
の論理和データが回転処理されて記録される。
【0014】請求項3記載の発明のファクシミリ装置
は、請求項1記載の発明におけるキャラクタデータ展開
手段の代わりに、キャラクタデータとラインメモリに記
憶された画像データとの排他的論理和データをラインメ
モリ上に展開するキャラクタデータ展開手段を設けたも
のである。
【0015】このファクシミリ装置では、キャラクタデ
ータ展開手段によって、キャラクタデータと受信画像デ
ータとの排他的論理和データがラインメモリ上に展開さ
れ、この排他的論理和データが回転処理されて記録され
る。従って、キャラクタデータの下地となる部分の受信
画像データが黒の場合にはキャラクタデータが白で記録
され、受信画像データが白の場合にはキャラクタデータ
が黒で記録される。
【0016】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1ないし図11は本発明の第1実施例に
係るものである。
【0017】図1は本実施例のファクシミリ装置の概略
の構成を示すブロック図である。このファクシミリ装置
は、回線に接続される網制御部11と、この網制御部1
1に接続されたモデム12と、このモデム12に接続さ
れた符号記憶部13と、この符号記憶部13に接続され
た圧縮器14および伸長器16とを備えている。圧縮器
14には読取部15が接続されている。一方、伸長器1
6の後段には、nラインバッファ17、回転処理部1
8、ページメモリ19および記録部20が順に接続され
ている。また、ファクシミリ装置は、更に、伸長器16
に対して第1の起動/停止信号21を与えると共に、回
転処理部18に対して第2の起動/停止信号22を与え
る制御部23と、nラインバッファ17とページメモリ
19に対して書き込みアドレスおよび読み出しアドレス
を供給するアドレス制御部24とを備えている。なお、
nラインバッファ17およびアドレス制御部24は制御
部23によって動作が制御されるようになっている。ま
た、制御部23は、中央処理装置(以下、CPUと記
す。)と、このCPUが実行するプログラムを格納する
と共にワーキングエリアとなるメモリとを有している。
【0018】回転処理部18はnビット×nビットの画
像データを90度回転するものであり、構成および動作
は後で詳しく説明する。nラインバッファ17は、伸長
器16による伸長後の画像データを、回転処理部18に
よる回転処理に必要なnライン分記憶するものである。
このnラインバッファ17は、バイトまたはワード構成
のSRAM(スタティック・ランダム・アクセス・メモ
リ)またはDRAM(ダイナミック・ランダム・アクセ
ス・メモリ)等の通常のメモリである。また、ページメ
モリ19は回転処理部18からの画像データを1ページ
分記憶するものである。
【0019】また、本実施例では、受信ヘッダ等として
受信画像と共に記録されるフォントデータ(キャラクタ
データを含む。)を生成するフォントデータ生成手段3
1と、このフォントデータ生成手段31より生成された
フォントデータのビットマップが展開されるフォント展
開バッファ32と、このフォント展開バッファ32に格
納されたデータをnラインバッファ17に転送するダイ
レクト・メモリ・アクセス(以下、DMAと記す。)手
段33と、制御部23、フォントデータ生成手段31、
フォント展開バッファ32およびDMA手段33を制御
するCPU34とを備えている。
【0020】フォントデータ生成手段31は、フォント
ROM(リード・オンリ・メモリ)やキャラクタジェネ
レータや、その他フォントデータを記憶した記録媒体等
からなる。また、フォント展開バッファ32の領域の構
成(幅、長さ)はnラインバッファ17と同じである。
なお、図1では、便宜上、nラインバッファ17とフォ
ント展開バッファ32とは別々に示されているが、この
2つのメモリは、同じバスに接続された同じようなメモ
リである。このような構成とすることにより、フォント
展開バッファ32からnラインバッファ17へのデータ
の展開が可能となる。
【0021】DMA手段33は、市販のDMAコントロ
ーラや、CPU34に組み込みのDMAコントローラ等
のハードウェアであっても良いし、ブロック転送命令や
MOVE(転送)コマンドを使用してデータの転送を行
うようにしてソフトウェア的に実現しても良い。
【0022】次に、本実施例のファクシミリ装置の動作
の概要を説明する。送信時は、読取部15で原稿を読み
取って得られた画像データが圧縮器14で符号化され、
符号記憶部13に一旦蓄積された後、読み出されてモデ
ム12で変調され、網制御部11を介して回線に送出さ
れる。受信時は、網制御部11を介して受信された画像
データがモデム12で復調され、符号記憶部13に一旦
蓄積された後、読み出されて伸長器16で伸長され、n
ラインバッファ17、回転処理部18を経て、ページメ
モリ19に1ページ分格納される。そして、このページ
メモリ19に格納された画像データに基づいて、プリン
タ等の記録部20で画像の記録が行われる。
【0023】受信原稿と同一サイズで縦横の方向の違う
記録紙がセットされている場合のよに、画像データを9
0度回転して記録する場合には、制御部23は、まず第
1の起動/停止信号21によって伸長器16を起動状態
とすると共に、第2の起動/停止信号22によって回転
処理部18を停止状態とする。この状態で、伸長器16
は符号記憶部13に蓄積されている符号化された画像デ
ータすなわちランレングスデータを読み出し、順次伸長
して、バイトまたはワード単位のイメージデータとして
nラインバッファ17に格納していく。
【0024】伸長器16がnライン分の画像データをn
ラインバッファ17に格納すると、制御部23は第1の
起動/停止信号21によって伸長器16を停止状態とす
ると共に、第2の起動/停止信号22によって回転処理
部18を起動状態とし、更にアドレス制御部24に対し
て回転処理に必要なアドレスの発生を指示する。アドレ
ス制御部24はnラインバッファ17に読み出しアドレ
スを供給して、このnラインバッファ17から画像デー
タを順次読み出し、回転処理部18に供給する。回転処
理部18はnラインバッファ17から供給された画像デ
ータをnビット×nビット単位で90度回転してページ
メモリ19に出力する。アドレス制御部24はページメ
モリ19に書き込みアドレスを供給して、回転処理部1
8からの画像データを、1ページの画像領域を90度回
転させた状態に対応するページメモリ19上の所定の位
置に書き込む。
【0025】回転処理部18がnラインバッファ17に
格納された画像データの回転処理を全て終了すると、制
御部23は第1の起動/停止信号21によって伸長器1
6を再び起動状態とすると共に、第2の起動/停止信号
22によって回転処理部18を停止状態とする。
【0026】以上の動作を繰り返すことにより、1ペー
ジ分の画像データが90度回転されてページメモリ19
に格納される。そして、このページメモリ19に格納さ
れた画像データに基づいて記録部20で画像の記録を行
うことにより、受信画像を90度回転した画像が記録さ
れる。
【0027】なお、90度回転処理を行わない場合に
は、nラインバッファ17および回転処理部18、また
は回転処理部18のみを迂回してページバッファ19に
画像データを書き込めば良い。
【0028】このように本実施例では、受信原稿と同一
サイズで縦横の方向の違う記録紙がセットされている場
合に受信画像データを90度回転して記録紙に記録する
ことができると共に、画像メモリとしては1画面分のペ
ージメモリ19とnラインバッファ17だけで済むの
で、画像メモリの容量を少なくすることができる。ま
た、nラインバッファ17に必要量の画像データが格納
されるたびに、nビット×nビット単位で90度回転処
理を行うので、処理速度が速い。
【0029】なお、本実施例では、nラインバッファ1
7を一つだけ設け、伸長処理と回転処理を交互に行うよ
うにしているが、2つのnラインバッファを設けて、伸
長器16からの画像データを一方のnラインバッファに
書き込んでいる間に、他方のnラインバッファから画像
データを読み出して回転処理部18で回転処理するよう
にして、伸長器16と回転処理部18を停止させること
なく連続的に動作させて処理を行うようにしても良い。
これにより、処理速度がより速くなる。
【0030】また、本実施例では、受信ヘッダ等のフォ
ントデータをnラインバッファ17に展開することによ
って、フォントデータを受信画像と同一方向に記録する
ことができるようになっている。
【0031】図9はフォントデータの流れを示す説明図
である。なお、図中mはnラインバッファ17、フォン
ト展開バッファ32における1ラインのバイト(または
ワード)数を示している。この図に示すように、受信ヘ
ッダ等のフォントデータを受信画像と共に記録する場合
は、CPU34によるソフトウェア処理により、フォン
トデータ生成手段31より生成されたフォントデータ3
5をフォント展開バッファ32へ展開する。なお、文字
サイズ、文字間隔、文字装飾等の処理は、フォント展開
バッファ32への展開前に行うものとする。一方、制御
部23は、通常の処理モードからフォント展開モードへ
切り換えることにより、符号記憶部13からの読み出し
を中止する。CPU34は、制御部23に対して、転送
すべきフォントデータの格納されたフォント展開バッフ
ァ32のアドレスを設定し、DMA手段33によりフォ
ント展開バッファ32上のフォントデータをnラインバ
ッファ17へ転送する。この転送が終了したら通常の処
理に戻り、nラインバッファ17に展開されたフォント
データが回転処理部18にて順次回転処理され、ページ
メモリ19に書き込まれる。
【0032】次に、本実施例の構成について詳しく説明
する。
【0033】図2はアドレス制御部24の構成を示すブ
ロック図である。このアドレス制御部24は、9個のレ
ジスタ41〜49と、制御部23からの選択信号ASE
Lに応じてレジスタ41〜49の各出力のうちの一つを
選択して出力するマルチプレクサ(以下、MUXと記
す。)52と、制御部23からの選択信号BSELに応
じてレジスタ41〜49の各出力のうちの一つを選択し
て出力するMUX53と、MUX52、53の各出力を
それぞれA、Bとして入力し、所定の演算を行って演算
結果をCとして出力する算術論理演算器(以下、ALU
と記す。)54とを備えている。ALU54は、制御部
23からの信号FUNCTIONによって、以下の5つ
の機能のうちの一つを選択して実行するようになってい
る。6つの機能とは、「C=A+B」、「C=A−
B」、「C=A+1」、「C=A−1」、「C=A」で
ある。なお、ALU54の演算結果Cはアドレス58と
して出力される。また、ALU54は演算結果Cの他
に、後述する一致信号59を制御部23に出力する。
【0034】アドレス制御部24は、更に、制御部23
からのイニシャルデータINIとALU54の演算結果
Cとを入力し、制御部23からの選択信号SELに応じ
て一方を選択して、各レジスタ41〜49に出力するM
UX55と、制御部23からの選択信号CSELをデコ
ードして各レジスタ41〜51に対して選択信号57を
与えるデコーダ56とを備えている。
【0035】なお、各レジスタ41〜49に格納される
データの内容については、後で説明する。
【0036】次に、回転処理部18について説明する。
【0037】図3は回転処理部18が入出力するデータ
を示す説明図である。この図に示すように、回転処理部
18は、ラインバッファ17から入力データDIを入力
し、ページバッファ19へ出力データDOを出力する。
また、回転処理部18は、制御部23からクロックCL
K、リセット信号/RST、ライトクロックWRCLK
およびリードクロックRDCLKを入力し、制御部23
へ信号WR16ENDと信号RD16ENDとを出力す
るようになっている。なお、回転処理部18ではライト
クロックWRCLKおよびリードクロックRDCLKに
基づいて書き込みおよび読み出しが行われるので、これ
らライトクロックWRCLKおよびリードクロックRD
CLKが図1における第2の起動/停止信号22に対応
する。
【0038】図4は回転処理部18の構成を示すブロッ
ク図である。この図に示すように、回転処理部18は、
マトリックス状に配列された16×16個のフリップフ
ロップ(以下、FFと記す。)を有し、入力データDI
を入力し保持するFF部61と、このFF部61の各F
Fのうちの16個毎に設けられた16個のMUXからな
るMUX部62と、このMUX部62の各MUXの出力
を一方の入力とし、リードクロックRDCLKを他方の
入力とするアンドゲート63とを備えている。このアン
ドゲート63の出力が出力データDOとなる。
【0039】また、回転処理部18は、更に、クロック
CLKのタイミングでライトクロックWRCLKをカウ
ントするライトアドレスカウンタ64と、このライトア
ドレスカウンタ64が出力するライトアドレスをデコー
ドしてFF部61に対するクロックを出力するデコーダ
65と、このデコーダ65の出力とライトクロックWR
CLKとを入力してFF部61に対するクロック67を
出力するアンドゲート66と、クロックCLKのタイミ
ングでリードクロックRDCLKをカウントするリード
アドレスカウンタ68と、このリードアドレスカウンタ
68が出力するリードアドレスをデコードしてMUX部
62に対する選択信号70を出力するデコーダ69とを
備えている。
【0040】ライトアドレスカウンタ64とリードアド
レスカウンタ68は共に、リセット信号/RSTにより
“0”にクリアされ、ライトアドレスカウンタ64はラ
イトクロックWRCLKを16個カウントすると信号W
R16ENDを出力し、リードアドレスカウンタ68は
リードクロックRDCLKを16個カウントすると信号
RD16ENDを出力する。
【0041】図5は回転処理部18のFF部61とMU
X部62を示すブロック図である。なお、入力データD
Iは入力データDI0 〜DI15からなり、出力データD
Oは出力データDO0 〜DO15からなるものとする。こ
の図に示すように、FF部61は、それぞれ入力データ
DI0 〜DI15のうちの一つを入力する16個ずつのF
F700 〜7015、710 〜7115、…、850 〜85
15を有している。このうち、FF700 、710 、…、
850 はライトアドレスWRADが“0”のときにデー
タを入力し、同様に、FF701 〜851 、…、FF7
15〜8515も、それぞれライトアドレスWRADが
“1”、…“15”のときにデータを入力する。
【0042】また、MUX部62は16個のMUX62
0 〜6215を有し、MUX620 はFF700 〜850
のうちの一つの出力を選択して出力データDO0 として
出力する。MUX621 はFF701 〜851 のうちの
一つの出力を選択して出力データDO1 として出力す
る。以下同様にしてMUX622 〜6215も、それぞれ
対応する16個のFFのうちの一つの出力を選択して出
力データDO2 〜DO15として出力する。これらMUX
620 〜6215は、リードアドレスRDADが“0”の
ときにFF700 〜7015のデータを出力し、同様に、
リードアドレスRDADが“1”、…“15”のときに
FF710 〜7115、…、850 〜8515のデータを出
力する。
【0043】次に、図6を参照して、回転処理部18の
動作について説明する。図6(a)、(b)において1
6×16個の各マスはFF部61の各FFを示してい
る。また、図6(a)における縦軸はライトアドレスW
RADを示し、横軸は入力データDI0 〜DI15を示
し、図6(b)における縦軸はリードアドレスRDAD
を示し、横軸は出力データDO0 〜DO15を示してい
る。
【0044】図6(a)に示すように、FF部61に入
力データを書き込むときは、入力データDI0 〜DI15
は、“0”から順にインクリメントするライトアドレス
WRADに従って、このライトアドレスWRADに対応
する位置に書き込まれる。一方、図6(b)に示すよう
に、FF部61から出力データを読み出すときは、
“0”から順にインクリメントするリードアドレスRD
ADに従って、このリードアドレスRDADに対応する
位置から出力データDO0 〜DO15が読み出される。な
お、ライトアドレスWRAD、リードアドレスRDAD
は共に“15”から“0に戻る。図5に示す構成から分
かるように、出力データを読み出すときには、データを
書き込むときとは直交する方向に1列ずつデータを読み
出すため、図6(b)に示すように、入力データを90
度回転させたデータが出力されることになる。このよう
にして、回転処理部18では、16ビット×16ビット
のデータを1ブロックとして、ブロック単位で90度の
回転処理を行う。
【0045】次に図7を参照して、本実施例において1
ページ分の画像データを90度回転させるときの動作の
概要について説明する。
【0046】図7において(a)は原画像の画像領域を
示し、(b)は原画像を90度回転させた回転処理後の
画像の画像領域を示している。伸長器16によって伸長
処理が行われた原画像データは、X方向(主走査方向)
のワード数がSXWであるとする。この原画像データ
は、16ライン毎にnラインバッファバッファ17に格
納され、図中“1”〜“8”の数字で示す順番に従っ
て、16ビット×16ビットのブロック単位でnライン
バッファ17から読み出され、回転処理部18に送られ
る。この回転処理部18で回転処理された画像データ
は、原画像に対して画像領域を90度回転させた状態に
おける各ブロックの配置に従って、ページメモリ19に
格納される。このページメモリ19において、X方向の
ワード数がDXWで、Y方向のライン数がDYLである
とする。また、原画像データのラインバッファ17にお
ける先頭ラインの先頭ワードのアドレスをSADとす
る。また、回転処理後の画像データのページメリ19に
おける最終ラインの先頭ワードのアドレスをDADとす
る。
【0047】このように本実施例では、回転処理部18
で回転処理したブロックの画像データを、原画像に対し
て画像領域を90度回転させた状態における各ブロック
の配置に従ってページメモリ19に格納することによっ
て、1ページ分の画像データ全体を90度回転する。
【0048】ここで、図2の各レジスタ41〜49に格
納されるデータの内容について説明する。レジスタ41
には前述のアドレスSADの設定値SADRが格納され
る。レジスタ42には「DAD+DXW×(DYL−
1)」の設定値DADRが格納される。なお、この設定
値DADRのアドレスは、図7に示すように、ページメ
モリ19において最初に画像データを書き込むアドレス
である。レジスタ43には原画像データのX方向のワー
ド数SXWの設定値SXWRが格納される。レジスタ4
4には回転処理後の画像データのX方向のワード数DX
Wの設定値DXWRが格納される。レジスタ45には回
転処理後の画像データのY方向のライン数DYLの設定
値DYLRが格納される。なお、このDYLRは“1
6”の倍数でなければならない。レジスタ46〜49に
はそれぞれ内部処理で使用するデータSADP、DAD
P、DXWP、DYLPが格納される。
【0049】次に図8を参照して、本実施例において1
ページ分の画像データを90度回転させるときの動作を
詳しく説明する。
【0050】図8は90度回転処理の動作を示すフロー
チャートである。この動作では、まずステップ(以下、
Sと記す。)101で、DXWPをクリアする。次にS
102で、伸長器16により16ラインの伸長処理を行
い、DYLPをクリアし、DADRをDADPとし、D
ADRをインクリメントする。ここで、DADRをイン
クリメントするのは、図7に示すようにページメモリ1
9において例えばブロック“1”〜“4”の書き込みが
終了した後にブロック“5”に進むためである。なお、
伸長器16による16ラインの伸長処理が終わると、第
1の起動/停止信号21によって伸長器16を停止する
と共に第2の起動/停止信号22によって回転処理部1
8を起動する。
【0051】次にS103で、SADRをSADPと
し、SADRをインクリメントする。ここで、SADR
をインクリメントするのは、図7に示すようにラインバ
ッファ17において1ブロックの読み出しが終了した後
に次のブロックに進むためである。
【0052】次にS104で、ラインバッファ17にお
けるSADPのアドレスのメモリからデータを1ワード
読み出して、回転処理部18に書き込む。また、次のラ
インの読み出しのために、SADP+SXWRをSAD
Pとする。次にS105で、回転処理部18からの信号
WR16ENDがイネーブルか否かを判断する。信号W
R16ENDがイネーブルということは、回転処理部1
8に対する16回の書き込みが終了したということであ
る。信号WR16ENDがイネーブルではない場合
(“N”)はS104へ戻り、信号WR16ENDがイ
ネーブルの場合(“Y”)はS106へ進む。従って、
S104は16回繰り返されることになり、1ブロック
分のデータがnラインバッファ17から回転処理部18
へ書き込まれることになる。
【0053】次にS106では、回転処理部18からデ
ータを1ワード読み出して、ページメモリ19における
DADPのアドレスに書き込む。また、次のデータの書
き込みのために、DADP−DXWRをDADPとし、
DYLPをインクリメントする。次にS107で回転処
理部18からの信号RD16ENDがイネーブルか否か
を判断する。信号RD16ENDがイネーブルというこ
とは、回転処理部18の16回の読み出しが終了したと
いうことである。信号RD16ENDがイネーブルでは
ない場合(“N”)はS106へ戻り、信号RD16E
NDがイネーブルの場合(“Y”)はS108へ進む。
従って、S106は16回繰り返されることになり、1
ブロック分のデータが回転処理部18からページメモリ
19へ書き込まれることになる。
【0054】次にS108では、DYLRとDYLPが
等しいか否かを判断する。DYLRとDYLPが等しい
ということは、回転処理後の画像データにおけるY方向
のライン数分、すなわち図7の例ではブロック“1”〜
“4”等の4ブロック分の処理が終了したということで
ある。この場合(“Y”)はS109へ進む。DYLR
とDYLPが等しくない場合(“N”)はS103へ戻
り、次のブロックについて回転処理部18に対する書き
込みと読み出しを行う。
【0055】次にS109ではDXWPをインクリメン
トし、S110で、DXWRとDXWPが等しいか否か
を判断する。DXWRとDXWPが等しいということ
は、ページメモリ19に対して1ページ分の画像データ
の書き込みが終了したということである。この場合
(“Y”)は1ページ分の回転処理を終了する。DXW
RとDXWPが等しくない場合(“N”)はS102へ
戻り、処理を続行する。S110からS102へ戻る
際、第1の起動/停止信号21によって伸長器16を起
動すると共に第2の起動/停止信号22によって回転処
理部18を停止する。
【0056】なお、DXWPのクリアや、SADR、D
ADR、SXWR、DXWR、DYLRの設定は次によ
うにして行う。すなわち、図2のアドレス制御部24に
おいて、制御部23からの選択信号SELによってMU
X55においてイニシャルデータINI側を選択し、制
御部23からの選択信号CSELによって設定値を書き
込むレジスタを指定し、制御部23からイニシャルデー
タINIとして送られてきた各設定値を対応するレジス
タに書き込む。
【0057】また、S102、S103、S104、S
106、S109における演算処理は、図2のアドレス
制御部24において、選択信号SELによってMUX5
5においてALU54側を選択し、選択信号ASEL、
BSELによってALU54の入力A、Bとなるレジス
タの出力を選択し、選択信号CSELによって書き込む
レジスタを選択し、FUNCTIONによってALU5
4において該当する機能を選択することによって実現さ
れる。また、S108、S110における判断では、A
LU54において2つの入力を比較させ、一致する場合
に一致信号59を出力させ、この一致信号59に基づい
て制御部23にて判断する。
【0058】次に、受信ヘッダ等のフォントデータを受
信画像と共に記録する場合の動作について説明する。
【0059】図10はフォントデータを記録する場合の
動作を示すフローチャート、図11はこの場合の処理の
流れを示す説明図である。
【0060】これらの図に示すように、フォントデータ
を記録する場合は、まずS111で、CPU34のソフ
トウェア処理により、フォント展開バッファ32へフォ
ントデータ35を展開する。なお、前述のように、文字
サイズ、文字間隔、文字装飾等の処理は、フォント展開
バッファ32への展開前に行うものとする。次にS11
2で、CPU34が文字展開位置を制御部23にインプ
ットする。次にS123で、制御部23は、文字展開位
置をカウントするカウンタとのマッチングによって文字
展開位置を判断し、文字展開位置になったら、通常の処
理モードからフォント展開モードへ切り換えることによ
り符号記憶部13からの読み出しを中止して伸長処理お
よび90度回転処理を停止し、CPU34へ文字展開要
求を出す。次にS114で、CPU34は制御部23か
ら文字展開可能の信号を受けて、DMA手段33により
フォント展開バッファ32からnラインバッファ17へ
のフォントデータの転送を開始する。次にS115で、
nラインバッファ17へのフォントデータの展開が終了
したら、CPU34は制御部23へデータ展開終了の信
号を出す。次にS116で、データ展開終了の信号を受
けた制御部23が90度回転処理を再開して、フォント
データ記録の動作を終了する。その後、nラインバッフ
ァ17に展開されたフォントデータは回転処理部18に
て順次回転処理され、ページメモリ19に書き込まれ
る。
【0061】以上説明したように本実施例によれば、フ
ォントデータをnラインバッファ17に展開するように
したので、受信画像と同方向に受信ヘッダ等のフォント
データを記録することができる。
【0062】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。本実施例は、第1実施例においてフォントデータを
フォント展開バッファ32からnラインバッファ17に
DMA転送する代わりに、nラインバッファ17に書か
れているデータとフォント展開バッファ32のデータと
の論理和をとり、nラインバッファ17に展開するよう
にしたものである。この処理は、ソフトウェアで処理す
る場合にはnラインバッファ17のデータ1バイト(ま
たは1ワード)とフォント展開バッファ32のデータ1
バイト(または1ワード)とをレジスタにロードし、ア
キュムレータにて論理和処理を行い、その結果をnライ
ンバッファ17に書き込むようにする。そして、nライ
ンバッファ17、フォント展開バッファ32それぞれの
アドレスのカウントをアップし、ページエンドまで同様
の処理を繰り返す。
【0063】また、ハードウェアで実現する場合には、
メモリにオアライト可能なメモリを使用するか、ハード
ウェアで上記ソフトウェア処理と同じ動作を行う回路を
構成する必要がある。
【0064】図10は本実施例においてフォントデータ
を記録する場合の動作を示すフローチャート、図11は
この場合の処理の流れを示す説明図である。
【0065】この動作におけるS121〜S123は第
1実施例におけるS111〜S113と同様である。次
のS124では、CPU34は制御部23から文字展開
可能の信号を受けて、DMA手段33により、フォント
展開バッファ32のデータとnラインバッファ17のデ
ータの論理和をとり、その結果のデータをnラインバッ
ファ17に格納する。続くS125およびS126は第
1実施例におけるS115およびS116と同様であ
る。
【0066】本実施例によれば、受信画像のページ長に
対して記録画像のページ長を変えることなく、また受信
画像データをカットすることなく、受信ヘッダ等の文字
イメージを受信画像と共に記録することができる。
【0067】その他の構成、作用および効果は、第1実
施例と同様である。
【0068】次に、本発明の第3実施例について説明す
る。本実施例は、第2実施例においてnラインバッファ
17のデータとフォント展開バッファ32のデータとの
論理和をとってnラインバッファ17に展開する代わり
に、nラインバッファ17のデータとフォント展開バッ
ファ32のデータとの排他的論理和をとってnラインバ
ッファ17に展開するようにしたものである。
【0069】図12は本実施例においてフォントデータ
を記録する場合の動作を示すフローチャート、図13は
この場合の処理の流れを示す説明図である。
【0070】この動作におけるS131〜S133は第
1実施例におけるS111〜S113と同様である。次
のS134では、CPU34は制御部23から文字展開
可能の信号を受けて、DMA手段33により、フォント
展開バッファ32のデータとnラインバッファ17のデ
ータの排他的論理和をとり、その結果のデータをnライ
ンバッファ17に格納する。続くS135およびS13
6は第1実施例におけるS115およびS116と同様
である。
【0071】第2実施例では、フォントデータの下地と
なる部分の受信画像データ(論理和処理前にnラインバ
ッファ17に書き込まれていたデータ)が黒の場合に
は、フォントデータが見えなくなってしまう。これに対
し本実施例によれば、フォントデータの下地となる部分
の受信画像データが黒の場合にはフォントデータが白で
記録され、受信画像データが白の場合にはフォントデー
タが黒で記録されるので、フォントデータが見えなくな
ってしまうことがない。
【0072】その他の構成、作用および効果は、第1実
施例および第2実施例と同様である。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
によれば、受信画像データを回転処理するのに2画面分
のページメモリを必要としないので、少ない容量の画像
メモリで、短い処理時間で、回転処理を行うことができ
ると共に、受信画像データと共に記録するキャラクタデ
ータを、回転処理前の受信画像データを格納するライン
メモリ上に展開するようにしたので、受信画像と同方向
に受信ヘッダ等のキャラクタデータを記録することがで
きるという効果がある。
【0074】また、請求項2記載の発明によれば、受信
画像データとキャラクタデータとの論理和データをライ
ンメモリ上に展開するようにしたので、上記効果に加
え、受信画像データの一部をカットすることなく、また
画像サイズを変更することなく、受信画像と共に受信ヘ
ッダ等のキャラクタデータを記録することができるとい
う効果がある。
【0075】また、請求項3記載の発明によれば、受信
画像データとキャラクタデータとの排他的論理和データ
をラインメモリ上に展開するようにしたので、上記請求
項2記載の発明の効果に加え、受信画像と重なってキャ
ラクタデータが見えなくなることを防止することができ
るという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施例のファクシミリ装置の概
略の構成を示すブロック図である。
【図2】 図1のアドレス制御部の構成を示すブロック
図である。
【図3】 図1の回転処理部が入出力するデータを示す
説明図である。
【図4】 図1の回転処理部の構成を示すブロック図で
ある。
【図5】 図4の回転処理部のFF部とMUX部を示す
ブロック図である。
【図6】 図4の回転処理部の動作を示す説明図であ
る。
【図7】 第1実施例において1ページ分の画像データ
を90度回転させるときの動作を示す説明図である。
【図8】 第1実施例において1ページ分の画像データ
を90度回転させるときの動作を示すフローチャートで
ある。
【図9】 第1実施例においてフォントデータをnライ
ンバッファに展開する際のフォントデータの流れを示す
説明図である。
【図10】 第1実施例においてフォントデータを記録
する場合の動作を示すフローチャートである。
【図11】 第1実施例においてフォントデータを記録
する場合の処理の流れを示す説明図である。
【図12】 本実施例の第2実施例においてフォントデ
ータを記録する場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】 第2実施例においてフォントデータを記録
する場合の処理の流れを示す説明図である。
【図14】 本実施例の第3実施例においてフォントデ
ータを記録する場合の動作を示すフローチャートであ
る。
【図15】 第3実施例においてフォントデータを記録
する場合の処理の流れを示す説明図である。
【符号の説明】
17…nラインバッファ、18…回転処理部、19…ペ
ージメモリ、23…制御部、24…アドレス制御部、3
1…フォントデータ生成手段、32…フォント展開バッ
ファ、33…DMA手段、34…CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小原 丈典 埼玉県岩槻市府内3丁目7番1号 富士ゼ ロックス株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像データを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された画像データを伸長する
    伸長手段と、 この伸長手段による伸長後の所定量の画像データに対し
    て回転処理を行う回転処理手段と、 前記伸長手段による伸長後の画像データを前記回転処理
    に必要なライン数分記憶するラインメモリと、 受信画像データと共に記録するキャラクタデータを前記
    ラインメモリ上に展開するキャラクタデータ展開手段
    と、 前記回転処理手段による回転処理後の画像データを1ペ
    ージ分記憶するページメモリと、 前記伸長手段による伸長後の画像データが前記回転処理
    に必要なライン数分だけ前記ラインメモリに記憶された
    後に、このラインメモリに記憶された画像データを読み
    出して前記回転処理手段へ送り回転処理を行わせる回転
    処理制御手段と、 前記ページメモリに対して、1ページの画像領域を回転
    させた状態に対応する所定の位置に前記回転処理後の画
    像データを格納するための書き込みアドレスを供給する
    アドレス制御手段と、 前記ページメモリに格納された画像データに基づいて画
    像の記録を行う記録手段とを具備することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 画像データを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された画像データを伸長する
    伸長手段と、 この伸長手段による伸長後の所定量の画像データに対し
    て回転処理を行う回転処理手段と、 前記伸長手段による伸長後の画像データを前記回転処理
    に必要なライン数分記憶するラインメモリと、 受信画像データと共に記録するキャラクタデータと前記
    ラインメモリに記憶された画像データとの論理和データ
    を前記ラインメモリ上に展開するキャラクタデータ展開
    手段前記回転処理手段による回転処理後の画像データを
    1ページ分記憶するページメモリと、 前記伸長手段による伸長後の画像データが前記回転処理
    に必要なライン数分だけ前記ラインメモリに記憶された
    後に、このラインメモリに記憶された画像データを読み
    出して前記回転処理手段へ送り回転処理を行わせる回転
    処理制御手段と、 前記ページメモリに対して、1ページの画像領域を回転
    させた状態に対応する所定の位置に前記回転処理後の画
    像データを格納するための書き込みアドレスを供給する
    アドレス制御手段と、 前記ページメモリに格納された画像データに基づいて画
    像の記録を行う記録手段とを具備することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 画像データを受信する受信手段と、 この受信手段によって受信された画像データを伸長する
    伸長手段と、 この伸長手段による伸長後の所定量の画像データに対し
    て回転処理を行う回転処理手段と、 前記伸長手段による伸長後の画像データを前記回転処理
    に必要なライン数分記憶するラインメモリと、 受信画像データと共に記録するキャラクタデータと前記
    ラインメモリに記憶された画像データとの排他的論理和
    データを前記ラインメモリ上に展開するキャラクタデー
    タ展開手段前記回転処理手段による回転処理後の画像デ
    ータを1ページ分記憶するページメモリと、 前記伸長手段による伸長後の画像データが前記回転処理
    に必要なライン数分だけ前記ラインメモリに記憶された
    後に、このラインメモリに記憶された画像データを読み
    出して前記回転処理手段へ送り回転処理を行わせる回転
    処理制御手段と、 前記ページメモリに対して、1ページの画像領域を回転
    させた状態に対応する所定の位置に前記回転処理後の画
    像データを格納するための書き込みアドレスを供給する
    アドレス制御手段と、 前記ページメモリに格納された画像データに基づいて画
    像の記録を行う記録手段とを具備することを特徴とする
    ファクシミリ装置。
JP4302228A 1992-11-12 1992-11-12 ファクシミリ装置 Pending JPH06152926A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6369915B1 (en) * 1995-02-22 2002-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for rotating an input image
JP2008079048A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Sharp Corp 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6369915B1 (en) * 1995-02-22 2002-04-09 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus for rotating an input image
JP2008079048A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Sharp Corp 画像形成装置
JP4607838B2 (ja) * 2006-09-21 2011-01-05 シャープ株式会社 画像形成装置

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