JPH06152381A - 入力回路 - Google Patents
入力回路Info
- Publication number
- JPH06152381A JPH06152381A JP4296956A JP29695692A JPH06152381A JP H06152381 A JPH06152381 A JP H06152381A JP 4296956 A JP4296956 A JP 4296956A JP 29695692 A JP29695692 A JP 29695692A JP H06152381 A JPH06152381 A JP H06152381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- channel mosfet
- level
- inverter
- cmos inverter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Logic Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 CMOSインバータを構成するpチャネルM
OSFETとnチャネルMOSFETとの間に、ゲート
−ドレイン間が短絡され飽和領域で動作する第2のpチ
ャネルMOSFETを直列に接続したものを初段インバ
ータとし、この初段インバータの次段に接続された後段
CMOSインバータで論理スレッショールドを設定する
ようにした。 【効果】 初段CMOSインバータでは入力信号に対し
てレベル変換せず電源電圧変動に追従してレベルシフト
した信号を形成し、それを後段CMOSインバータの入
力とするため、後段CMOSインバータの論理スレッシ
ョールドが電源変動によって変化しても入力信号自体が
すでに電源変動に伴ってレベルシフトされているので、
電源変動によるマージンの低下がなくなり、電源変動に
伴なう誤動作が少なくしかもスイッチングスピードが速
くかつ貫通電流も少ない入力回路が得られる。
OSFETとnチャネルMOSFETとの間に、ゲート
−ドレイン間が短絡され飽和領域で動作する第2のpチ
ャネルMOSFETを直列に接続したものを初段インバ
ータとし、この初段インバータの次段に接続された後段
CMOSインバータで論理スレッショールドを設定する
ようにした。 【効果】 初段CMOSインバータでは入力信号に対し
てレベル変換せず電源電圧変動に追従してレベルシフト
した信号を形成し、それを後段CMOSインバータの入
力とするため、後段CMOSインバータの論理スレッシ
ョールドが電源変動によって変化しても入力信号自体が
すでに電源変動に伴ってレベルシフトされているので、
電源変動によるマージンの低下がなくなり、電源変動に
伴なう誤動作が少なくしかもスイッチングスピードが速
くかつ貫通電流も少ない入力回路が得られる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体集積回路技術
さらにはCMOSトランジスタで構成される半導体集積
回路の入力回路に適用して有効な技術に関し、例えばE
CLレベルやTTLレベルのインタフェースを持つCM
OS集積回路に利用して有効な技術に関する。
さらにはCMOSトランジスタで構成される半導体集積
回路の入力回路に適用して有効な技術に関し、例えばE
CLレベルやTTLレベルのインタフェースを持つCM
OS集積回路に利用して有効な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】CMOS集積回路化されたメモリやマイ
クロコンピュータのような論理LSIにおける入力バッ
ファ回路としては、従来一般に、図3に示すようなCM
OSインバータINV1,INV2を2段接続したもの
が使用されている。この入力回路は初段インバータIN
V1でECLレベルやTTLレベルの外部入力信号Vin
を0V−5Vのような振幅の信号Vo1に変換し、次段イ
ンバータINV2で波形整形して内部回路に供給するも
のである。従来、前段のCMOSインバータINV1の
論理スレッショールドVLT1は、入力信号がTTLレベ
ルの場合には、ハイレベルVinH(2.4V)とロウレ
ベルVinL(0.8V)の中間の1.6Vのような値に
設定され、入力信号に対する電圧マージン(余裕度)がハ
イ側とロウ側で等しくなるように設計されていた。
クロコンピュータのような論理LSIにおける入力バッ
ファ回路としては、従来一般に、図3に示すようなCM
OSインバータINV1,INV2を2段接続したもの
が使用されている。この入力回路は初段インバータIN
V1でECLレベルやTTLレベルの外部入力信号Vin
を0V−5Vのような振幅の信号Vo1に変換し、次段イ
ンバータINV2で波形整形して内部回路に供給するも
のである。従来、前段のCMOSインバータINV1の
論理スレッショールドVLT1は、入力信号がTTLレベ
ルの場合には、ハイレベルVinH(2.4V)とロウレ
ベルVinL(0.8V)の中間の1.6Vのような値に
設定され、入力信号に対する電圧マージン(余裕度)がハ
イ側とロウ側で等しくなるように設計されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、CMO
Sインバータが2段接続されてなる従来の入力回路は、
スイッチングスピードが速く、しかもスイッチング時の
貫通電流が少ないという良好な特性を有するものの、L
SI内部で発生する電源変動によって論理スレッショー
ルドVLT1が変化するため、入力信号のハイレベルとロ
ウレベルの電圧マージンが変動してしまうという問題点
がある。
Sインバータが2段接続されてなる従来の入力回路は、
スイッチングスピードが速く、しかもスイッチング時の
貫通電流が少ないという良好な特性を有するものの、L
SI内部で発生する電源変動によって論理スレッショー
ルドVLT1が変化するため、入力信号のハイレベルとロ
ウレベルの電圧マージンが変動してしまうという問題点
がある。
【0004】つまり、電源電圧Vccが高くなるとCMO
SインバータINV1の論理スレッショールドVLT1が
高くなるため、入力信号のハイレベルVinHに対するマ
ージンM1が小さくなる。また、電源電圧Vccが低くな
るとCMOSインバータINV1の論理スレッショール
ドVLT1が低くなるため、入力信号のロウレベルVinLに
対するマージンM2が小さくなる。
SインバータINV1の論理スレッショールドVLT1が
高くなるため、入力信号のハイレベルVinHに対するマ
ージンM1が小さくなる。また、電源電圧Vccが低くな
るとCMOSインバータINV1の論理スレッショール
ドVLT1が低くなるため、入力信号のロウレベルVinLに
対するマージンM2が小さくなる。
【0005】一方、電源変動によって論理スレッショー
ルドが変化しないインバータ回路として、デプレッショ
ン型MOSFETを負荷とするいわゆるD−MOSイン
バータが知られている。ところが、D−MOSインバー
タはスイッチングスピードの点でCMOSインバータに
劣り、また貫通電流も多いという欠点がある。なお、入
力回路に関する発明としては、特願昭62−23434
9号がある。
ルドが変化しないインバータ回路として、デプレッショ
ン型MOSFETを負荷とするいわゆるD−MOSイン
バータが知られている。ところが、D−MOSインバー
タはスイッチングスピードの点でCMOSインバータに
劣り、また貫通電流も多いという欠点がある。なお、入
力回路に関する発明としては、特願昭62−23434
9号がある。
【0006】この発明の目的は、電源変動によるマージ
ンの低下が少なくしかもスイッチングスピードが速く貫
通電流も少ないCMOS入力回路を提供することにあ
る。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特
徴については、本明細書の記述および添附図面から明ら
かになるであろう。
ンの低下が少なくしかもスイッチングスピードが速く貫
通電流も少ないCMOS入力回路を提供することにあ
る。この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特
徴については、本明細書の記述および添附図面から明ら
かになるであろう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、CMOSインバータを構成する
pチャネルMOSFETとnチャネルMOSFETとの
間に、ゲート−ドレイン間が短絡され飽和領域で動作す
る第2のpチャネルMOSFETを直列に接続したもの
を初段インバータとし、この初段インバータの次段に接
続された後段CMOSインバータで論理スレッショール
ドを設定するようにしたものである。
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。すなわち、CMOSインバータを構成する
pチャネルMOSFETとnチャネルMOSFETとの
間に、ゲート−ドレイン間が短絡され飽和領域で動作す
る第2のpチャネルMOSFETを直列に接続したもの
を初段インバータとし、この初段インバータの次段に接
続された後段CMOSインバータで論理スレッショール
ドを設定するようにしたものである。
【0008】
【作用】上記した手段によれば、初段CMOSインバー
タでは入力信号に対してレベル変換しないつまり振幅を
大きくせず、電源電圧変動に追従してレベルシフトした
信号を形成し、それを後段CMOSインバータの入力と
するため、後段CMOSインバータの論理スレッショー
ルドが電源変動によって変化しても入力信号自体がすで
に電源変動に伴ってレベルシフトされているので、電源
変動によるマージンの低下がなくなり、しかもスイッチ
ングスピードが速く貫通電流も少ない入力回路を提供す
るという上記目的が達成される。
タでは入力信号に対してレベル変換しないつまり振幅を
大きくせず、電源電圧変動に追従してレベルシフトした
信号を形成し、それを後段CMOSインバータの入力と
するため、後段CMOSインバータの論理スレッショー
ルドが電源変動によって変化しても入力信号自体がすで
に電源変動に伴ってレベルシフトされているので、電源
変動によるマージンの低下がなくなり、しかもスイッチ
ングスピードが速く貫通電流も少ない入力回路を提供す
るという上記目的が達成される。
【0009】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面に基づい
て説明する。図1に本発明に係る入力回路の一実施例を
示す。この実施例の入力回路は、初段CMOSインバー
タINV1と後段CMOSインバータINV2とから構
成される。このうち、後段CMOSインバータINV2
は通常のインバータと同様に、電源電圧Vcc−接地点G
ND間に直列に接続されたpチャネルMOSFET Q
4とnチャネルMOSFET Q5とから構成されてい
る。これに対し、初段CMOSインバータINV1は、
電源電圧Vcc−接地点GND間に直列に接続され、入力
信号Vinをゲート端子に受けるようにされたpチャネル
MOSFET Q1とnチャネルMOSFET Q3と
の間に、ゲート−ドレイン間が短絡され飽和領域で動作
する第2のpチャネルMOSFET Q2が直列に接続
されている。
て説明する。図1に本発明に係る入力回路の一実施例を
示す。この実施例の入力回路は、初段CMOSインバー
タINV1と後段CMOSインバータINV2とから構
成される。このうち、後段CMOSインバータINV2
は通常のインバータと同様に、電源電圧Vcc−接地点G
ND間に直列に接続されたpチャネルMOSFET Q
4とnチャネルMOSFET Q5とから構成されてい
る。これに対し、初段CMOSインバータINV1は、
電源電圧Vcc−接地点GND間に直列に接続され、入力
信号Vinをゲート端子に受けるようにされたpチャネル
MOSFET Q1とnチャネルMOSFET Q3と
の間に、ゲート−ドレイン間が短絡され飽和領域で動作
する第2のpチャネルMOSFET Q2が直列に接続
されている。
【0010】上記MOSFET Q1は、チャネルコン
ダクタンスがMOSFET Q2,Q3に比べて充分に
大きな値となるように素子定数(例えばゲート幅とゲー
ト長との比W/L)が設定される。これによって、MO
SFET Q1のスイッチング速度が速く、またMOS
FET Q1のオン抵抗が回路に流れる電流の変化に与
える影響が小さくされる。つまり、Q1のドレイン端子
側に接続されたpチャネルMOSFET Q2のソース
電圧が入力信号Vinの変化にかかわらずVccレベルに近
いレベルになるようにされている。
ダクタンスがMOSFET Q2,Q3に比べて充分に
大きな値となるように素子定数(例えばゲート幅とゲー
ト長との比W/L)が設定される。これによって、MO
SFET Q1のスイッチング速度が速く、またMOS
FET Q1のオン抵抗が回路に流れる電流の変化に与
える影響が小さくされる。つまり、Q1のドレイン端子
側に接続されたpチャネルMOSFET Q2のソース
電圧が入力信号Vinの変化にかかわらずVccレベルに近
いレベルになるようにされている。
【0011】一方、nチャネルMOSFET Q3は入
力信号Vinのレベル変化を電流の変化に変換する素子と
して機能する。MOSFET Q3に流れる電流IQ3
は、MOSFET Q3のチャネルコンダクタンスをβ
3、しきい値電圧をVth3とすると、 IQ3=β3(Vin−Vth3)2 で表わされる。また、pチャネルMOSFET Q2は
常に飽和領域で動作し、MOSFETQ3によって変換
された電流の変化を電圧の変化に変える素子として機能
する。
力信号Vinのレベル変化を電流の変化に変換する素子と
して機能する。MOSFET Q3に流れる電流IQ3
は、MOSFET Q3のチャネルコンダクタンスをβ
3、しきい値電圧をVth3とすると、 IQ3=β3(Vin−Vth3)2 で表わされる。また、pチャネルMOSFET Q2は
常に飽和領域で動作し、MOSFETQ3によって変換
された電流の変化を電圧の変化に変える素子として機能
する。
【0012】その結果、初段インバータINV1の出力
電圧Vo1は、図2に示すように、入力信号Vinの変化に
追従して略比例的に変化するとともに、振幅0.8−
2.4VのTTLレベルの入力信号Vinが振幅2.0−
4.0Vのような信号Vo1に変換される。つまり、初段
インバータINV1はレベル変換よりもむしろレベルシ
フトの機能を有する。しかも、この初段インバータIN
V1は、MOSFETQ1のチャネルコンダクタンスが
充分に大きいため、電源電圧Vccが変動するとこれに応
じて出力電圧Vo1が変動する。
電圧Vo1は、図2に示すように、入力信号Vinの変化に
追従して略比例的に変化するとともに、振幅0.8−
2.4VのTTLレベルの入力信号Vinが振幅2.0−
4.0Vのような信号Vo1に変換される。つまり、初段
インバータINV1はレベル変換よりもむしろレベルシ
フトの機能を有する。しかも、この初段インバータIN
V1は、MOSFETQ1のチャネルコンダクタンスが
充分に大きいため、電源電圧Vccが変動するとこれに応
じて出力電圧Vo1が変動する。
【0013】一方、後段CMOSインバータINV2
は、その論理スレッショールドVLT2が、上記信号Vo1
の振幅2.0−4.0Vの中間の3.0Vのような値に
なるようにpチャネルMOSFET Q4とnチャネル
MOSFET Q5のコンダクタンスの比が設定されて
いる。従って、上記のような電源電圧依存性を有する出
力電圧Vo1が後段CMOSインバータINV2へ入力さ
れると、後段CMOSインバータINV2の論理スレッ
ショールドVLT2が電源変動に伴って変化しても、入力
信号(Vo1)自体が電源変動に伴ってレベルシフトされ
ているので、電源変動によるマージンの低下がなくな
る。そして、初段インバータINV1の出力電圧Vo1
は、CMOSインバータINV2によってVcc−0Vの
振幅の電圧Vo2に変換されて内部回路に供給される。
は、その論理スレッショールドVLT2が、上記信号Vo1
の振幅2.0−4.0Vの中間の3.0Vのような値に
なるようにpチャネルMOSFET Q4とnチャネル
MOSFET Q5のコンダクタンスの比が設定されて
いる。従って、上記のような電源電圧依存性を有する出
力電圧Vo1が後段CMOSインバータINV2へ入力さ
れると、後段CMOSインバータINV2の論理スレッ
ショールドVLT2が電源変動に伴って変化しても、入力
信号(Vo1)自体が電源変動に伴ってレベルシフトされ
ているので、電源変動によるマージンの低下がなくな
る。そして、初段インバータINV1の出力電圧Vo1
は、CMOSインバータINV2によってVcc−0Vの
振幅の電圧Vo2に変換されて内部回路に供給される。
【0014】以上説明したように上記実施例は、CMO
Sインバータを構成するpチャネルMOSFETとnチ
ャネルMOSFETとの間に、ゲート−ドレイン間が短
絡され飽和領域で動作する第2のpチャネルMOSFE
Tを直列に接続したものを初段インバータとし、後段の
CMOSインバータで論理スレッショールドを設定する
ようにしたので、初段CMOSインバータでは入力信号
に対してレベル変換しないつまり振幅を大きくせず、電
源電圧変動に追従してレベルシフトした信号を形成し、
それを次段CMOSインバータの入力とするため、次段
CMOSインバータの論理スレッショールドが電源変動
に伴って変化しても入力信号自体が電源変動に伴ってレ
ベルシフトされる。その結果、電源変動によるマージン
の低下がなくなり、電源変動に伴う誤動作が少なくしか
もスイッチングスピードが速くかつ貫通電流も少ない入
力回路が得られるという効果がある。
Sインバータを構成するpチャネルMOSFETとnチ
ャネルMOSFETとの間に、ゲート−ドレイン間が短
絡され飽和領域で動作する第2のpチャネルMOSFE
Tを直列に接続したものを初段インバータとし、後段の
CMOSインバータで論理スレッショールドを設定する
ようにしたので、初段CMOSインバータでは入力信号
に対してレベル変換しないつまり振幅を大きくせず、電
源電圧変動に追従してレベルシフトした信号を形成し、
それを次段CMOSインバータの入力とするため、次段
CMOSインバータの論理スレッショールドが電源変動
に伴って変化しても入力信号自体が電源変動に伴ってレ
ベルシフトされる。その結果、電源変動によるマージン
の低下がなくなり、電源変動に伴う誤動作が少なくしか
もスイッチングスピードが速くかつ貫通電流も少ない入
力回路が得られるという効果がある。
【0015】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば上記
実施例では、CMOSインバータを2段接続して入力回
路を構成しているが、CMOSインバータを3段以上接
続して入力回路を構成するようにしても良い。以上の説
明では主として本発明者によってなされた発明をその背
景となった利用分野であるCMOS集積回路における入
力回路に適用したものについて説明したが、この発明は
それに限定されるものでなく、CMOS回路とバイポー
ラ・トランジスタ回路とからなるいわゆるBi−CMO
S回路の入力回路等にも利用することができる。
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば上記
実施例では、CMOSインバータを2段接続して入力回
路を構成しているが、CMOSインバータを3段以上接
続して入力回路を構成するようにしても良い。以上の説
明では主として本発明者によってなされた発明をその背
景となった利用分野であるCMOS集積回路における入
力回路に適用したものについて説明したが、この発明は
それに限定されるものでなく、CMOS回路とバイポー
ラ・トランジスタ回路とからなるいわゆるBi−CMO
S回路の入力回路等にも利用することができる。
【0016】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、電源変動によるマージンの
低下が少なくしかもスイッチングスピードが速く貫通電
流も少ないCMOS入力回路を実現することができる。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。すなわち、電源変動によるマージンの
低下が少なくしかもスイッチングスピードが速く貫通電
流も少ないCMOS入力回路を実現することができる。
【図1】本発明に係る入力回路の一実施例を示す回路図
である。
である。
【図2】本発明に係る入力回路の入出力信号の変化を示
す波形図である。
す波形図である。
【図3】従来のCMOS入力回路の一実施例を示す回路
図である。
図である。
【図4】従来のCMOS入力回路の入出力信号の変化を
示す波形図である。
示す波形図である。
INV1 初段インバータ INV2 後段インバータ Q1,Q2,Q4 pチャネルMOSFET Q3,Q5 nチャネルMOSFET Vin 外部入力信号 Vo1 初段インバータの出力電圧 Vo2 後段インバータの出力電圧 VLT1 初段インバータの論理スレッショールド VLT2 後段インバータの論理スレッショールド
Claims (1)
- 【請求項1】 第1と第2の電源電圧端子間に入力信号
をゲート端子に受ける第1のpチャネルMOSFETと
nチャネルMOSFETとが直列形態で接続されさらに
上記pチャネルMOSFETとnチャネルMOSFET
との間に、ゲート−ドレイン間が短絡され飽和領域で動
作する第2のpチャネルMOSFETが直列に接続され
てなる初段CMOSインバータと、この初段インバータ
の次段に接続された後段CMOSインバータとを備えて
いることを特徴とする入力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296956A JPH06152381A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296956A JPH06152381A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 入力回路 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152381A true JPH06152381A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17840366
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296956A Pending JPH06152381A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | 入力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152381A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004055987A1 (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-01 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | 半導体装置およびこれを用いた表示装置 |
KR100862452B1 (ko) * | 2006-07-10 | 2008-10-08 | 삼성전기주식회사 | 레벨 시프터 |
CN110708056A (zh) * | 2019-10-11 | 2020-01-17 | 湖南国科微电子股份有限公司 | 一种输入缓冲电路和输入缓冲方法 |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4296956A patent/JPH06152381A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004055987A1 (ja) * | 2002-12-13 | 2004-07-01 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | 半導体装置およびこれを用いた表示装置 |
US7355445B2 (en) | 2002-12-13 | 2008-04-08 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Digital circuit with smaller amplitude of input signal voltage than amplitude of power source voltage of the digital circuit |
CN100380811C (zh) * | 2002-12-13 | 2008-04-09 | 株式会社半导体能源研究所 | 半导体器件和使用该半导体器件的显示器件 |
US7714616B2 (en) | 2002-12-13 | 2010-05-11 | Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. | Semiconductor device and display appliance using the semiconductor device |
KR100862452B1 (ko) * | 2006-07-10 | 2008-10-08 | 삼성전기주식회사 | 레벨 시프터 |
CN110708056A (zh) * | 2019-10-11 | 2020-01-17 | 湖南国科微电子股份有限公司 | 一种输入缓冲电路和输入缓冲方法 |
CN110708056B (zh) * | 2019-10-11 | 2023-01-17 | 湖南国科微电子股份有限公司 | 一种输入缓冲电路和输入缓冲方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2616142B2 (ja) | 出力回路 | |
KR930000970B1 (ko) | 반도체 집적회로의 출력회로 | |
KR20010049227A (ko) | 레벨조정회로 및 이를 포함하는 데이터 출력회로 | |
US5073727A (en) | Cmos inverter with noise reduction feedback means | |
JP2559032B2 (ja) | 差動増幅回路 | |
JPH10173511A (ja) | 電圧レベルシフチング回路 | |
US4703201A (en) | CMOS Schmitt trigger | |
JP3636848B2 (ja) | Cmosヒステリシス回路 | |
JPH06152381A (ja) | 入力回路 | |
JPH06152341A (ja) | バッファリング回路 | |
JPS6070822A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH06224730A (ja) | 出力バッファ回路 | |
JPH0677804A (ja) | 出力回路 | |
JPH05122049A (ja) | 出力バツフア回路 | |
JPH07105709B2 (ja) | 電圧変換回路 | |
JPH0529847A (ja) | 能動負荷回路及びそれを用いた差動増幅器 | |
JPH09214324A (ja) | Cmos論理回路 | |
JPH0779150A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH0677805A (ja) | 出力バッファ回路 | |
JPH06224732A (ja) | イネーブル端子付き出力バッファ回路 | |
JP2550942B2 (ja) | Cmos型論理集積回路 | |
JP2002246893A (ja) | レベルダウンコンバータ | |
JP2000091901A (ja) | 出力バッファ回路および双方向バッファ並びに半導体集積回路 | |
JP2932858B2 (ja) | レベル変換回路 | |
JPH10126244A (ja) | 入力抵抗を有する集積回路 |