JP2000091901A - 出力バッファ回路および双方向バッファ並びに半導体集積回路 - Google Patents

出力バッファ回路および双方向バッファ並びに半導体集積回路

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JP2000091901A
JP2000091901A JP10256406A JP25640698A JP2000091901A JP 2000091901 A JP2000091901 A JP 2000091901A JP 10256406 A JP10256406 A JP 10256406A JP 25640698 A JP25640698 A JP 25640698A JP 2000091901 A JP2000091901 A JP 2000091901A
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impedance
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Masatoshi Tsuge
政利 柘植
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源電圧が低電圧化されても、出力バッファ
のインピーダンスを伝送線のインピーダンスに安定して
整合させることが可能なインピーダンスマッチング技術
を提供する。 【解決手段】 プッシュ・プル型出力段のプッシュ側
に、並列形態のpチャネルMOSFET(Qp1)とn
チャネルMOSFET(Qn2)を設け、このうちnチ
ャネルMOSFETのゲート端子にはレベル変換手段
(30)で振幅を増大させた信号を供給するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路の
インピーダンス整合技術さらには伝送線のインピーダン
スと整合した出力インピーダンスを有する出力バッファ
回路およびそれを有する半導体集積回路に利用して有効
な技術に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体集積回路において、出力バッファ
のインピーダンスが伝送線のインピーダンスと整合しな
いと、信号の反射が生じることが知られている。伝送線
の特性インピーダンスをZo、出力バッファの出力イン
ピーダンスをZsとすると、伝送線の始端での信号のレ
ベルは、Vi+Vr=(Vi/Zo−Vr/Zo)/Z
s(ただしViは入力波のレベル、Vrは反射波のレベ
ル)で表せるので、伝送線の反射係数ρはρ=Vr/V
i=(Zs−Zo)/(Zs+Zo)となる。これよ
り、Zs=Zoの条件で信号の反射が生じなくなること
が分かる。伝送線の特性インピーダンスは通常固定であ
るため、出力バッファの出力インピーダンスを調整する
ことで信号の反射を抑えることができる。
【0003】図7(A),(B)に、従来のMOS集積
回路における一般的な出力バッファの最終出力段の回路
例を示す。このうち(A)の回路はpチャネルMOSF
ETQp1とnチャネルMOSFET Qn1を直列に
接続したCMOSインバータ型の出力段であり、(B)
の回路は2個のnチャネルMOSFET Qn1,Qn
2を直列に接続したプッシュ・プル型の出力段である。
【0004】なお、図7(B)の回路において、プッシ
ュ側のMOSFET Qn2としてnチャネルMOSF
ETを使用できるのは、高速伝送のために、出力バッフ
ァの最終出力段の電源電圧を内部回路の電源電圧よりも
小さくして出力の低振幅化を行なっているためである。
具体的には、例えばGTLインタフェースを採用したL
SIでは、内部回路の電源電圧が3.3Vの場合に出力
バッファの最終出力段の電源電圧を1.2Vのような値
にしている。このとき、プッシュ側のMOSFETのゲ
ート端子には0〜3.3Vの振幅の信号が印加されるた
め、出力のハイレベルを1.2Vまで充分に引き上げる
ことができる。
【0005】従来、上記のような出力バッファにおい
て、伝送線とのインピーダンスマッチングを行なえるよ
うにする技術として、例えば図7(A)のpチャネルM
OSFET Qp1あるいは(B)のnチャネルMOS
FET Qn2と並列にサイズの異なる複数個のMOS
FETをそれぞれ並列に接続しておいて、使用されるシ
ステムにおける伝送線のインピーダンスに応じて制御信
号線を切り換えて、最適なMOSFETを活性化させる
ようにしたものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、半導体集積回路
の低電源電圧化に伴い、高速伝送のため、出力バッファ
の最終出力段の電源電圧を内部回路の電源電圧よりも小
さくなるように設計したLSIにおいても、内部回路の
電源電圧が1.8Vのように値になる。しかるに、出力
バッファの最終出力段の電源電圧はノイズ対策のためこ
れ以上低振幅化は困難であり、むしろ従来の1.2Vよ
りも高い1.5Vのような電圧を使用するが望ましいと
考えられるようになって来ている。
【0007】しかるに、上記のような従来のインピーダ
ンスマッチング技術は、プッシュ側に着目した場合、イ
ンピーダンス整合用のMOSFETとしてpチャネルM
OSFETのみあるいはnチャネルMOSFETのみを
用いる方式であるため、例えばpチャネルMOSFET
のみを用いるCMOSインバータ型出力段の場合には、
前述のGTLインタフェースの例ではnチャネルMOS
FET(Qn1)のゲート・ソース間に1.8Vの電圧
が印加されるのに対しpチャネルMOSFET(Qp
1)のゲート・ソース間には1.2Vの電圧しか印加さ
れないので、pチャネルMOSFETはnチャネルMO
SFETに比べて飽和領域の特性が現れ易く、出力電圧
のレベルによってインピーダンスが大きく変動してしま
う。
【0008】一方、インピーダンス整合用のMOSFE
TとしてnチャネルMOSFETのみを用いるプッシュ
・プル型出力段の場合には、出力電圧が高くなるとプッ
シュ側のnチャネルMOSFET(Qn2)のゲート・
ソース間電圧が小さくなってカットオフ状態となり電流
が流れなくなるという問題点があることが明らかになっ
た。
【0009】この発明の目的は、電源電圧が低電圧化さ
れても、出力バッファの最終出力段のインピーダンスを
伝送線のインピーダンスに安定して整合させることが可
能なインピーダンスマッチング技術を提供することにあ
る。
【0010】この発明の前記ならびにそのほかの目的と
新規な特徴については、本明細書の記述および添附図面
から明らかになるであろう。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願において開示される
発明のうち代表的なものの概要を説明すれば、下記のと
おりである。
【0012】すなわち、プッシュ・プル型出力段のプッ
シュ側に、並列形態のpチャネルMOSFETとnチャ
ネルMOSFETを設け、このうちnチャネルMOSF
ETのゲート端子にはレベル変換手段で振幅を増大させ
た信号を供給するようにしたものである。
【0013】上記した手段によれば、プッシュ側に並列
形態のpチャネルMOSFETとnチャネルMOSFE
Tを設けているため、pチャネルMOSFETのインピ
ーダンス特性とnチャネルMOSFETのインピーダン
ス特性とが相殺し合って、出力電圧が変化しても安定し
た出力インピーダンスが得られるとともに、nチャネル
MOSFETのゲート端子側にはレベル変換手段を設け
ているため、振幅の大きな入力信号によってプッシュ側
nチャネルMOSFETが駆動されるのでカットオフ状
態になるのを回避することができる。
【0014】上記nチャネルMOSFETのゲート端子
に供給される振幅の大きな信号を形成するレベル変換手
段は、内部回路に設けることもできるが、出力バッファ
回路に設けるのが望ましい。これによって、内部回路か
ら出力バッファ回路までの配線数を減らせるとともに、
出力バッファ回路のみ変更したLSIを設計する場合に
設計変更が少なくてすむ。
【0015】また、上記プッシュ側のpチャネルMOS
FETまたはnチャネルMOSFETを複数個設けて並
列形態に接続し、制御信号によって選択的に入力信号で
駆動できるように構成する。これにより、伝送線の有す
るインピーダンスに合うように、出力バッファのインピ
ーダンスを調整することができ、その結果、伝送線端で
の信号の反射を有効に防止することができる。
【0016】上記並列形態の複数個のnチャネルMOS
FETは、素子サイズを2のn乗の比に設定するのが望
ましい。これによって、少ない素子数で広範囲のインピ
ーダンス調整が可能となる。
【0017】さらに、上記出力バッファ回路を同時双方
向バッファに使用することにより、どのような信号遷移
においても信号の伝播遅延時間をほぼ一定にすることが
でき、これによってシステムの動作速度を向上させるこ
とができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施例を図
面に基づいて説明する。図1は本発明に係る出力バッフ
ァ回路の一実施例を示す回路図である。なお、図1にお
いて、MOSFETを示す記号のゲート部に丸印が付記
されているものはpチャネル形MOSFETで、丸印が
付記されていないものはnチャネル形MOSFETであ
る。
【0019】図1において、10は第1の基準電位点と
しての電源電圧VDD0と第2の基準電位点としての接地
電位との間に直列に接続されたpチャネルMOSFET
Qp1とnチャネルMOSFET Qn1とからなる
最終出力段で、この実施例ではプッシュ側MOSFET
Qp1と並列にnチャネルMOSFETからなる第2
のプッシュ側MOSFET Qn2が電源電圧VDD0
(例えば1.8V)と出力端子OUTとの間に接続され
ているとともに、内部回路用の電源電圧VDD1(例えば
1.8V)を2.5〜3.3Vに昇圧する昇圧回路20
と、内部回路から供給される例えば0〜VDD1の振幅の
入力信号Vinをレベルシフトして上記第2のプッシュ
側MOSFET Qn2のゲート端子に印加するレベル
変換手段としてのレベルシフト回路30が設けられてい
る。レベルシフト回路30は、例えばCMOSインバー
タなどによって構成することができる。
【0020】そして、上記レベルシフト回路30の電源
端子には上記昇圧回路20で昇圧された電圧Vupが供
給されている。これによって、上記第2のプッシュ側M
OSFET Qn2のゲート端子には、内部回路から供
給される例えば0〜VDD1の振幅の入力信号Vinを0
〜Vupにレベルシフトした信号が印加される。また、
上記第1のプッシュ側MOSFET Qp1のゲート端
子には内部回路からの入力信号Vinをインバータ40
で反転した信号が印加される。このインバータ40の電
源電圧は内部回路と同じ電源電圧VDD1または昇圧電圧
Vupを用いる。これによって、第1のプッシュ側MO
SFET Qp1のゲート端子には、0〜VDD1の振幅
または0〜Vupの振幅を有する信号が印加される。
【0021】上記のようにこの実施例の出力バッファ回
路においては、pチャネルMOSFETからなる第1の
プッシュ側MOSFET Qp1と並列にnチャネルM
OSFETからなる第2のプッシュ側MOSFET Q
n2が設けられているため、出力電圧によるインピーダ
ンスの変動が小さくなる。すなわち、nチャネルMOS
FETのインピーダンス特性は図3(a)に示すよう
に、出力電圧Voutが高くなるほどインピーダンスも
高くなる性質を有するのに対し、pチャネルMOSFE
Tのインピーダンス特性は図3(b)に示すように、出
力電圧Voutが高くなるほどインピーダンスは低くな
る性質を有するため、両方の特性が相殺されて図3
(c)に示すようにほぼ一定のインピーダンス特性を呈
するようになる。
【0022】しかも、この実施例では、nチャネルMO
SFETからなる第2のプッシュ側MOSFET Qn
2のゲート端子に、レベルシフト回路20でレベルシフ
トされた大きな振幅の信号が印加されるため、図3
(d)に示すようにインピーダンス特性がゲート電圧が
昇圧されていない場合の特性(図3(a))に比べて一定
に近づくためこれとpチャネルMOSFETのインピー
ダンス特性とが相殺し合うことにより、図3(e)に示
すごとくさらに出力インピーダンスが安定するととも
に、第2のプッシュ側MOSFET Qn2のゲート・
ソース間に充分に大きな電圧が印加されるためQn2が
出力電圧によってカットオフされるおそれもなくなる。
【0023】さらに、この実施例の出力バッファを、図
2に示すような同時双方向I/Oバッファの出力バッフ
ァDOBとして使用した場合には、伝送線Lを介して接
続された他のLSIの出力バッファDOBの出力状態と
の関係で、出力が立ち上がる際にロウレベル(0V)か
ら中間レベル(VDD0/2)に変化する場合と、中間レ
ベルからハイレベル(VDD0)に変化する場合とがある
が、この実施例の出力バッファは上述したように、出力
インピーダンスの変化が小さいため、いずれの変化の際
の伝播遅延時間をほぼ一定にすることができる。つま
り、信号のディレイ差が小さくなるという利点がある。
【0024】一般に、複数のLSIからなるシステムで
は、LSI間の信号の伝播遅延時間が一番長いものによ
って、システムの動作速度が規制されるため、上記のよ
うに遅延時間が一定になることによって、システムの動
作速度を向上させることができるようになる。なお、図
2において、DIBは出力バッファDOBと同一の外部
端子Pに接続された入力バッファである。
【0025】図4には、本発明に係る出力バッファ回路
の第2の実施例を示す。
【0026】この実施例は、図1に示されている回路の
うち破線Bで囲まれた部分を基本回路とし、この基本回
路を複数個(n個)並列に接続して、各基本回路B1,
B2……BnにはそれぞれNANDゲートG1,G2…
…Gnを介して入力信号Vinを供給するとともに、上
記NANDゲートG1,G2……Gnの他方の入力端子
に入力される制御信号C1,C2……Cnを、出力端子
OUTに接続される伝送線のインピーダンスに応じて設
定して回路全体として所望のインピーダンスとなるよう
に構成したものである。なお、図4には図示しないが、
この実施例の出力バッファ回路においても図1と同様
に、プルダウン側のnチャネルMOSFET Qn1
と、入力信号Vinを反転してプッシュ側のpチャネル
MOSFETQp1のゲート信号を形成するインバータ
40とが設けられる。
【0027】上記制御信号C1,C2……Cnは、LS
I内部にレジスタを設け、このレジスタに伝送線のイン
ピーダンスに応じて制御コードを設定して各NANDゲ
ートG1,G2……Gnに供給してもよいし、フューズ
のようなプログラム可能な素子を用いて設定するように
してもよい。あるいは、LSIの外部から制御信号C
1,C2……Cnを与えるようにしてもよい。さらに、
上記各基本回路DOB1,DOB2……DOBnは、そ
れぞれ回路を構成するMOSFETの素子サイズを異な
らしめるようにしてもよい。そして、その場合には各サ
イズにいわゆる2のn乗の重み付けを与えるようにする
のが望ましい。これによって、少ない素子数でより広範
囲のインピーダンス調整が可能となる。
【0028】図5には、本発明に係る出力バッファ回路
の第3の実施例を示す。
【0029】この実施例は、図1に示されている出力バ
ッファ回路を構成する第2のプッシュ側MOSFET
Qn2を複数個並列に設け、各MOSFETの前段にそ
れぞれ入力信号Vinを昇圧レベルVupまでレベルシ
フトするレベルシフト回路LSF1〜LSFnを設ける
とともに、昇圧回路20と各レベルシフト回路LSF1
〜LSFnとの間にそれぞれスイッチSW1〜SWnを
設けて、これらのスイッチSW1〜SWnを制御信号C
1〜Cnで制御することで、伝送線のインピーダンスに
合わせて出力バッファのインピーダンスを調整できるよ
うに構成したものである。
【0030】この実施例は、インピーダンスマッチング
が可能でしかも図4の実施例に比べて素子数を減らすこ
とができるという利点がある。なお、この実施例では、
各昇圧回路20と各レベルシフト回路LSF1〜LSF
nとの間にスイッチSW1〜SWnを設ける代わりに、
各レベルシフト回路に共通にしてこの共通のレベルシフ
ト回路とプッシュ側の第2のnチャネルMOSFET
Qn21〜Qn2nとの間にスイッチSW1〜SWnを設
けることも可能である。これによって、レベルシフト回
路の数が少なくなるので、さらに素子数を減らすことが
できる。
【0031】図6には、本発明に係る出力バッファ回路
の第4の実施例を示す。
【0032】この実施例は、図1に示されている出力バ
ッファ回路を構成するの第1のプッシュ側MOSFET
であるpチャネルMOSFET Qp2を複数個並列に
設け、各MOSFET Qp11〜Qp1nの前段にそれ
ぞれ制御信号C1〜Cnにより制御されるNANDゲー
トG1〜Gnを設け、選択的に入力信号Vinを供給可
能に構成することにより、伝送線のインピーダンスに合
わせて出力バッファのインピーダンスを調整できるよう
にしたものである。
【0033】この実施例は、図4や図5の実施例の出力
バッファ回路に比べてインピーダンスの安定性は若干劣
るものの、インピーダンスマッチングが可能でしかも比
較的少ない素子数で構成することができるという利点が
ある。
【0034】以上本発明者によってなされた発明を実施
例に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施例に
限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で
種々変更可能であることはいうまでもない。例えば、前
記実施例においては、昇圧回路をLSI内部に設けるよ
うにしているが、昇圧電圧VupはLSIに外部から与
えるように構成してもよい。
【0035】以上の説明では主として本発明者によって
なされた発明を、最も有効な応用例として双方向I/O
バッファにおける出力バッファ回路に適用した場合につ
いて説明したが、この発明は双方向バッファに限定され
るものでなく、入力バッファ回路と出力バッファ回路と
が別々の外部端子に接続されている半導体集積回路にお
ける出力バッファ回路として広く利用することができ
る。
【0036】
【発明の効果】本願において開示される発明のうち代表
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば下記
のとおりである。
【0037】すなわち、本発明に従うと、電源電圧が低
電圧化されても、出力バッファの最終出力段のインピー
ダンスを伝送線のインピーダンスに安定して整合させる
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る出力バッファ回路の一実施例を示
す回路図である。
【図2】実施例の出力バッファ回路を用いた双方向バッ
ファを備えたLSI間の伝送線の接続を示す構成図であ
る。
【図3】従来の出力バッファ回路と実施例の出力バッフ
ァ回路のインピーダンス特性を示すもので、(a)はプ
ッシュ側のnチャネルMOSFETの出力電圧に対する
インピーダンス特性を示すグラフ、(b)はpチャネル
MOSFETの出力電圧に対するインピーダンス特性を
示すグラフ、(c)はnチャネルMOSFETとpチャ
ネルMOSFETを並列に接続したときの出力電圧に対
するインピーダンス特性を示すグラフ、(d)はプッシ
ュ側のnチャネルMOSFETのゲート電圧を昇圧した
時の出力電圧に対するインピーダンス特性を示すグラ
フ、(e)はゲート電圧を昇圧したnチャネルMOSF
ETとpチャネルMOSFETを並列に接続したときの
出力電圧に対するインピーダンス特性を示すグラフであ
る。
【図4】本発明に係る出力バッファ回路にインピーダン
スマッチング機能を設けた回路の一実施例を示す回路図
である。
【図5】本発明に係る出力バッファ回路とインピーダン
スマッチング機能を設けた回路の他の実施例を示す回路
図である。
【図6】本発明に係る出力バッファ回路とインピーダン
スマッチング機能を設けた回路のさらに他の実施例を示
す回路図である。
【図7】従来の出力バッファ回路の構成例を示す回路図
である。
【符号の説明】
10 最終出力段 20 昇圧回路 30 レベルシフト回路(レベル変換手段) DOB 出力バッファ DIB 入力バッファ L 伝送線

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の基準電位点と出力端子との間に接
    続された第1の導電型の第1MOSトランジスタと、上
    記出力端子と第2の基準電位点との間に接続された第2
    の導電型の第2MOSトランジスタと、上記第1MOS
    トランジスタと並列に上記第1の基準電位点と上記出力
    端子との間に接続された第2の導電型の第3MOSトラ
    ンジスタとを含み、該第3MOSトランジスタは第1M
    OSトランジスタおよび第2MOSトランジスタよりも
    振幅の大きな信号によって駆動されるように構成された
    出力段を備えてなることを特徴とする出力バッファ回
    路。
  2. 【請求項2】 上記第1MOSトランジスタと並列に、
    複数個の第2導電型の第3MOSトランジスタが接続さ
    れ、これらの第3MOSトランジスタは第1MOSトラ
    ンジスタおよび第2MOSトランジスタよりも振幅の大
    きな信号によって駆動されるように構成されていること
    を特徴とする請求項1に記載の出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 入力された信号のレベルをシフトして上
    記第3MOSトランジスタを駆動する振幅の大きな信号
    を形成するレベル変換手段を備えてなることを特徴とす
    る請求項1に記載の出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 上記複数個の第3MOSトランジスタ
    は、素子サイズが2のn乗の比に設定されていることを
    特徴とする請求項1、2または3に記載の出力バッファ
    回路。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3または4に記載の出力
    バッファ回路と、該出力バッファ回路の出力端子が接続
    された外部端子に入力端子が接続された入力バッファ回
    路とを備えていることを特徴とする双方向バッファ。
  6. 【請求項6】 請求項1、2、3または4に記載の出力
    バッファ回路もしくは請求項5に記載の双方向バッファ
    を有することを特徴とする半導体集積回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014099791A (ja) * 2012-11-15 2014-05-29 Renesas Electronics Corp 入力回路
CN113131920A (zh) * 2021-04-09 2021-07-16 成都芯源系统有限公司 快速低偏置电压的双向缓冲器

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