JPH06152232A - パラボラアンテナ - Google Patents
パラボラアンテナInfo
- Publication number
- JPH06152232A JPH06152232A JP4296751A JP29675192A JPH06152232A JP H06152232 A JPH06152232 A JP H06152232A JP 4296751 A JP4296751 A JP 4296751A JP 29675192 A JP29675192 A JP 29675192A JP H06152232 A JPH06152232 A JP H06152232A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dish
- focus
- parabolic antenna
- radio wave
- curved part
- Prior art date
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- Pending
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- Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 パラボラアンテナの2つの焦点を利用し、C
/Nの良いCS放送とBS放送を受信する。 【構成】 上下対称の位置に支持アーム2を備えるとと
もに、該支持アーム2の先端付近にコンバータ部3、4
を備える電波の反射鏡であるディッシュ1でなる。
/Nの良いCS放送とBS放送を受信する。 【構成】 上下対称の位置に支持アーム2を備えるとと
もに、該支持アーム2の先端付近にコンバータ部3、4
を備える電波の反射鏡であるディッシュ1でなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CS(通信衛星)放送
およびBS(放送衛星)放送を1台のアンテナで受信す
るパラボラアンテナに関する。
およびBS(放送衛星)放送を1台のアンテナで受信す
るパラボラアンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】衛星放送では12GHz付近のSHF
(準ミリ波)帯の電波を使用し、赤道上空約35,80
0kmの静止軌道の所定の位置にある各衛星、例えば、
BS−3は東経110度であり、CSのSCC−Bは東
経162度に位置する。から放送を送信している。ま
た、衛星放送の中継器送信出力は、BSで120W、C
Sの場合約20Wという極小さい電力である。従って、
衛星放送を受信するには、皿(ディッシュ)型をしたパ
ラボラアンテナなど高利得のアンテナが必要であるとと
もに、該パラボラアンテナの向きを衛星毎に設定しなけ
ればならない問題があった。図3は、従来のCS/BS
共用アンテナを示す図である。(ハ)は側面図であり、
(ニ)は正面図である。30はパラボラアンテナの焦点
に設置されるCS放送受信用のコンバータ部である。3
1は前記CS放送受信用のコンバータ部30に接近して
設置されたBS放送受信用のコンバータ部である。この
アンテナは1台でCS放送およびBS放送が受信できる
機能を備えている。しかし、CS放送はC/N(搬送波
と雑音の比)が小さいので、CS放送受信用のコンバー
タ部30をパラボラアンテナの焦点に設置するため、B
S放送をC/Nの良い状態で受信することが困難であっ
た。尚、前記コンバータ部30、31先端付近に1次放
射器の開口が備えられている。
(準ミリ波)帯の電波を使用し、赤道上空約35,80
0kmの静止軌道の所定の位置にある各衛星、例えば、
BS−3は東経110度であり、CSのSCC−Bは東
経162度に位置する。から放送を送信している。ま
た、衛星放送の中継器送信出力は、BSで120W、C
Sの場合約20Wという極小さい電力である。従って、
衛星放送を受信するには、皿(ディッシュ)型をしたパ
ラボラアンテナなど高利得のアンテナが必要であるとと
もに、該パラボラアンテナの向きを衛星毎に設定しなけ
ればならない問題があった。図3は、従来のCS/BS
共用アンテナを示す図である。(ハ)は側面図であり、
(ニ)は正面図である。30はパラボラアンテナの焦点
に設置されるCS放送受信用のコンバータ部である。3
1は前記CS放送受信用のコンバータ部30に接近して
設置されたBS放送受信用のコンバータ部である。この
アンテナは1台でCS放送およびBS放送が受信できる
機能を備えている。しかし、CS放送はC/N(搬送波
と雑音の比)が小さいので、CS放送受信用のコンバー
タ部30をパラボラアンテナの焦点に設置するため、B
S放送をC/Nの良い状態で受信することが困難であっ
た。尚、前記コンバータ部30、31先端付近に1次放
射器の開口が備えられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記問題点
に鑑みなされたもので、オフセット形のパラボラアンテ
ナの長径方向の2個の焦点を使い、焦点毎にCS放送受
信用のコンバータ部とBS放送受信用のコンバータ部を
個別に設置することにより、CS放送およびBS放送と
もにC/Nの良い状態で受信することができるパラボラ
アンテナを提供することを目的とする。
に鑑みなされたもので、オフセット形のパラボラアンテ
ナの長径方向の2個の焦点を使い、焦点毎にCS放送受
信用のコンバータ部とBS放送受信用のコンバータ部を
個別に設置することにより、CS放送およびBS放送と
もにC/Nの良い状態で受信することができるパラボラ
アンテナを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、電波の反射鏡であるディッシュおよび該ディッシュ
の開口円の中心を通過し該開口円に垂直に交わる平面上
の、前記ディッシュの中心を通過する直線に対し線対称
の位置付近に1次放射器の開口を備えてなる。
に、電波の反射鏡であるディッシュおよび該ディッシュ
の開口円の中心を通過し該開口円に垂直に交わる平面上
の、前記ディッシュの中心を通過する直線に対し線対称
の位置付近に1次放射器の開口を備えてなる。
【0005】
【作用】以上のように構成したので、ディッシュの中心
を通過する直線を水平に対し上下方向に設置し、例え
ば、CSの方向に仰角および方位角を合わせ、1方の1
次放射器の開口を焦点の位置に設置する。次に、ディッ
シュの上下を180度回転し、もう1方の1次放射器の
開口が他の焦点となるようにする。
を通過する直線を水平に対し上下方向に設置し、例え
ば、CSの方向に仰角および方位角を合わせ、1方の1
次放射器の開口を焦点の位置に設置する。次に、ディッ
シュの上下を180度回転し、もう1方の1次放射器の
開口が他の焦点となるようにする。
【0006】
【実施例】以下、本発明によるパラボラアンテナについ
て図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明によるパ
ラボラアンテナの側面図(イ)および正面図(ロ)であ
る。1は上下対称の位置に支持アーム2を備えるととも
に、該支持アーム2の先端付近にコンバータ部3、4を
備える電波の反射鏡であるディッシュである。本発明に
よるパラボラアンテナは、例えば、コンバータ部4をC
Sに向け仰角および方位角を合わせ、パラボラアンテナ
の1方の焦点に該コンバータ部4が重なるようにする。
また、ディッシュ1を180度回転5し、コンバータ部
の位置を入れ換え、コンバータ部3によりBSを受信す
る。
て図を用いて詳細に説明する。図1は、本発明によるパ
ラボラアンテナの側面図(イ)および正面図(ロ)であ
る。1は上下対称の位置に支持アーム2を備えるととも
に、該支持アーム2の先端付近にコンバータ部3、4を
備える電波の反射鏡であるディッシュである。本発明に
よるパラボラアンテナは、例えば、コンバータ部4をC
Sに向け仰角および方位角を合わせ、パラボラアンテナ
の1方の焦点に該コンバータ部4が重なるようにする。
また、ディッシュ1を180度回転5し、コンバータ部
の位置を入れ換え、コンバータ部3によりBSを受信す
る。
【0007】図2は、本発明によるパラボラアンテナの
2個の焦点を説明する図である。12は、例えば、CS
の電波の到来(仰角)方向を示し、ディッシュ1をその
仰角に合わせると、その時の反射電波は焦点B11に集
まる。また、ディッシュ1を上下180度回転5し、コ
ンバータ部の位置を入れ換える状態では、13は、例え
ば、BSの電波の到来(仰角)方向を示し、ディッシュ
1をその仰角に合わせると、その時の反射電波は焦点A
10に集まる。尚、本発明によるパラボラアンテナは2
個のパラボラアンテナから複合した形態をとり、15は
焦点B11に電波を反射する焦点B専用曲面部であり、
17は焦点A10に電波を反射する焦点A専用曲面部で
あり、16は焦点B11および焦点A10に電波を反射
する焦点Aおよび焦点B共用曲面部である。
2個の焦点を説明する図である。12は、例えば、CS
の電波の到来(仰角)方向を示し、ディッシュ1をその
仰角に合わせると、その時の反射電波は焦点B11に集
まる。また、ディッシュ1を上下180度回転5し、コ
ンバータ部の位置を入れ換える状態では、13は、例え
ば、BSの電波の到来(仰角)方向を示し、ディッシュ
1をその仰角に合わせると、その時の反射電波は焦点A
10に集まる。尚、本発明によるパラボラアンテナは2
個のパラボラアンテナから複合した形態をとり、15は
焦点B11に電波を反射する焦点B専用曲面部であり、
17は焦点A10に電波を反射する焦点A専用曲面部で
あり、16は焦点B11および焦点A10に電波を反射
する焦点Aおよび焦点B共用曲面部である。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はオフセッ
ト形のパラボラアンテナの長径方向の2個の焦点を使
い、焦点毎にCS放送受信用のコンバータ部とBS放送
受信用のコンバータ部を個別に設置することにより、C
S放送およびBS放送ともにC/Nの良い状態で受信す
ることができるパラボラアンテナを提供する。従って、
本発明によるパラボラアンテナを利用し、CS放送およ
びBS放送をC/Nの良い状態で受信出来る。
ト形のパラボラアンテナの長径方向の2個の焦点を使
い、焦点毎にCS放送受信用のコンバータ部とBS放送
受信用のコンバータ部を個別に設置することにより、C
S放送およびBS放送ともにC/Nの良い状態で受信す
ることができるパラボラアンテナを提供する。従って、
本発明によるパラボラアンテナを利用し、CS放送およ
びBS放送をC/Nの良い状態で受信出来る。
【図1】本発明によるパラボラアンテナの側面図(イ)
および正面図(ロ)である。
および正面図(ロ)である。
【図2】本発明によるパラボラアンテナの2個の焦点を
説明する図である。
説明する図である。
【図3】従来のCS/BS共用アンテナを示す図であ
る。
る。
1 ディッシュ 2 支持アーム 3 コンバータ部 4 コンバータ部 5 180度回転 10 焦点A 11 焦点B 12 CSの電波の到来(仰角)方向 13 BSの電波の到来(仰角)方向 15 焦点B専用曲面部 16 焦点Aおよび焦点B共用曲面部 17 焦点A専用曲面部 30 CS放送受信用のコンバータ部 31 BS放送受信用のコンバータ部
Claims (4)
- 【請求項1】 電波の反射鏡であるディッシュおよび該
ディッシュの開口円の中心を通過し該開口円に垂直に交
わる平面上の、前記ディッシュの中心を通過する直線に
対し線対称の位置付近に一対の1次放射器の開口を備え
ることを特徴とするパラボラアンテナ。 - 【請求項2】 上記ディッシュが2種類の曲面を備える
とともに、前記2種類の曲面が共用領域で重なり該共用
領域の両側に専用領域を有する各曲面でなる請求項1記
載のパラボラアンテナ。 - 【請求項3】 上記ディッシュがオフセット形である請
求項1記載のパラボラアンテナ。 - 【請求項4】 上記1次放射器の開口を備える位置がデ
ィッシュの光学的焦点に相当する請求項1記載のパラボ
ラアンテナ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296751A JPH06152232A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | パラボラアンテナ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4296751A JPH06152232A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | パラボラアンテナ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06152232A true JPH06152232A (ja) | 1994-05-31 |
Family
ID=17837647
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4296751A Pending JPH06152232A (ja) | 1992-11-06 | 1992-11-06 | パラボラアンテナ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06152232A (ja) |
Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5773506A (en) * | 1980-10-27 | 1982-05-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Common antenna for multifrequency band |
JPS603210A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-09 | Nec Corp | 多周波帯域共用アンテナ |
JPS603211A (ja) * | 1983-06-20 | 1985-01-09 | Nec Corp | 多周波数帯域共用アンテナ |
JPS62213402A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-19 | Radio Res Lab | マルチビ−ムアンテナの結合方法 |
JPS63109603A (ja) * | 1986-10-27 | 1988-05-14 | Nec Corp | マルチビ−ムアンテナ |
JPH02113707A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
JPH02248102A (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-03 | Shinya Kawamoto | 2方向同時受信用パラボラアンテナ |
JPH04100301A (ja) * | 1990-08-18 | 1992-04-02 | Nec Corp | マルチビームアンテナ |
FR2677815A1 (fr) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | Chapu Claude | Reception de 3 satellites sur une parabole fixe. |
-
1992
- 1992-11-06 JP JP4296751A patent/JPH06152232A/ja active Pending
Patent Citations (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS5773506A (en) * | 1980-10-27 | 1982-05-08 | Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> | Common antenna for multifrequency band |
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JPH02113707A (ja) * | 1988-10-24 | 1990-04-25 | Mitsubishi Electric Corp | アンテナ装置 |
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FR2677815A1 (fr) * | 1991-06-14 | 1992-12-18 | Chapu Claude | Reception de 3 satellites sur une parabole fixe. |
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